Cisco IP Communicator アドミニストレーション ガイド Cisco CallManager版
機能とサービスの設定
機能とサービスの設定
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

機能とサービスの設定

Cisco IP Communicator で利用できる電話機能

社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定

Cisco IP Communicator でのディレクトリ検索

Cisco CallManager をディレクトリ サーバに統合

Quick Search の設定

Quick Search の動作方法について

Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法

Quick Search を手動で設定する方法

Quick Search のユーザ認証情報の指定

Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用

Personal Directory の設定

電話ボタン テンプレートの変更

ソフトキー テンプレートの設定

サービスのセットアップ

Cisco CallManager へのユーザの追加

ローカル設定アクセスの無効化

機能とサービスの設定

Cisco IP Communicator のデバイスを Cisco CallManager に追加すると、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションを使用して、電話機能の設定、電話テンプレートの変更、ユーザの割り当て、Cisco IP Communicator のサービスを設定できます。Cisco IP Communicator の製品に固有の設定を行うこともできます。

Cisco IP Communicator Administration Tool を実行した後、Directory Wizard を使用して Quick Search 機能と Dialing Rules 機能を設定すると、Cisco CallManager サーバ上のディレクトリと連動させることができます。


ヒント 通常は、Cisco CallManager Administration でオプションを設定してから Cisco IP Communicator を展開することをお勧めします。ユーザにとっては、初回の起動時から一貫して、機能が正しく設定された状態が確保できるからです。


この章では、次のトピックについて取り上げます。

「Cisco IP Communicator で利用できる電話機能」

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「電話ボタン テンプレートの変更」

「ソフトキー テンプレートの設定」

「サービスのセットアップ」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」

「ローカル設定アクセスの無効化」

Cisco IP Communicator で利用できる電話機能

Cisco IP Communicator のデバイスを Cisco CallManager に追加すると、それらのデバイスに機能を追加できます。 表 5-1 に、サポート対象の電話機能のリストを示します。これらの機能の多くは、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションを使用して設定できます。設定の参照先の列に、設定手順と関連情報が記載された Cisco CallManager のドキュメントを示します。


) • Cisco IP Communicator が Cisco CallManager Administration の Phone Type ドロップダウン リストに表示されない場合は、次の URL にアクセスして、ご使用の Cisco CallManager のバージョンに対応した最新のサポート パッチをインストールします。http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml

Cisco CallManager に関するドキュメントは、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションの Help メニュー、または次の Web サイトでご利用いただけます。
http:www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/index.htm


 

 

表 5-1 Cisco CallManager Administration を使用した電話機能の設定

機能
説明
設定の参照先

Auto answer
(自動応答)

着信コールを受信すると、スピーカフォン モードまたはヘッドセット モードに関連付けられているオーディオ デバイスが自動的にオフフックになります。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

Auto line select
(自動回線選択)

この機能を有効にした場合、Cisco IP Communicator はすべての回線上の着信コールをターゲットとします。この機能を無効にした場合、現在使用されている回線上の着信コールだけをターゲットとします(デフォルトでは無効になっています)。

Cisco CallManager Administration の Phone Configuration ページの Product-Specific Configuration パネルで、有効/無効を設定します。

Barge(割り込み)

共有回線上で、ユーザが進行中のコールに参加できます。

Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

Call park
(コール パーク)

コールを保留にして、
Cisco CallManager システムに接続している任意のユーザがそのコールを受信できます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

Call pickup コール ピックアップ)

グループ内で着信したコールをピックアップします。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

Call waiting(コール ウェイティング)

最初に受けたコールの接続を解除せずに、同一回線上で 2 番目に着信したコールを受けることができます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

Caller ID(発信者 ID)

発信者の電話番号と名前を表示します。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Conference(会議)

Ad Hoc 会議を開始した後、他の通話者を 1 人ずつ会議に参加させます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

Consecutive ring
(連続呼出音)

Cisco IP Communicator で他の回線に別のアクティブ コールがあるときに使用する呼出音を指定します。

Directory Number Configuration ページの呼出音設定の調節方法(アイドル時/アクティブ時)については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

ユーザは、User Options Web ページから Change the Ring Settings for your phone をクリックして、呼出音の設定値を調節できます。

Forward(自動転送)

すべてのコールを指定された電話番号に転送します。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Group call pickup
(グループ コール ピックアップ)

ユーザが所属しているグループ内、または所属していないグループ内に着信したコールをピックアップできます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

Hold(保留)

アクティブなコールを保留にします。

この機能は、保留音を使用する場合を除いて、設定する必要はありません。詳細については、この表内の「保留音」を参照してください。

Meet-Me conference(Meet-Me 会議)

他の発信者が電話会議に参加できます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Message waiting
(メッセージ ウェイティング)

1 つまたは複数のボイス メッセージが待機中であることを示します。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

保留音

発信者が保留中の間、音楽を再生します。

Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

Quality Reporting Tool(QRT)

ユーザが QRT ソフトキーを使用して問題があるコールに関する情報を提出できます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Speed-dial(短縮ダイヤル)

あらかじめ指定されている番号にダイヤルします。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Voice messaging system(ボイス メッセージ システム)

コールに応答がない場合、発信者がメッセージを残せます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

関連項目

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「電話ボタン テンプレートの変更」

「サービスのセットアップ」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」

社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「Cisco IP Communicator でのディレクトリ検索」

「Cisco CallManager をディレクトリ サーバに統合」

「Quick Search の設定」

「Personal Directory の設定」

Cisco IP Communicator でのディレクトリ検索

表 5-2 に、Cisco IP Communicator でサポートされているディレクトリ検索機能の概要を示します。

 

表 5-2 Cisco IP Communicator でサポートされているディレクトリ検索機能

検索機能
起動方法
設定作業

ディレクトリ ボタンによる社内ディレクトリ検索

Cisco IP Communicator インターフェイスの Directories ボタンをクリックするか、ショートカット キー(Ctrl + D)を入力した後、電話スクリーン メニューからディレクトリを選択します。

必要に応じて、Cisco CallManager をディレクトリ サーバに統合します。それ以上の設定は必要ありません。

「Cisco CallManager をディレクトリ サーバに統合」を参照してください。

Quick Search 機能による社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの検索

Cisco IP Communicator インターフェイス上で右クリックして Quick Search を選択するか、ショートカット キー(Alt + K)を入力します。

この機能は Cisco IP Communicator 固有の機能です。

Cisco IP Communicator Directory Wizard を使用して、Quick Search 機能(Dialing Rules 機能も同様)を設定します。

ユーザは、User Options Web ページから Personal Address Book サービスに登録することによって、個人ディレクトリを作成できます。

「Quick Search の設定」および 「Personal Directory の設定」を参照してください。

サービス ボタンによる個人ディレクトリの検索

Cisco IP Communicator インターフェイスの Services ボタンをクリックするか、ショートカット キー(Ctrl + V)を入力した後、電話スクリーン メニューから Personal Address Book サービスを選択します。

ユーザは、User Options Web ページから Personal Address Book サービスに登録することによって、個人ディレクトリを作成できます。

「Personal Directory の設定」を参照してください。

関連項目

「Quick Search の動作方法について」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」

Cisco CallManager をディレクトリ サーバに統合

Cisco IP Communicator インターフェイス上の Directories ボタンを使用して社内ディレクトリを検索できるようにするには、Cisco CallManager をディレクトリ サーバに統合します(必要に応じて行ってください)。ネットワーク内の他の電話機をサポートするために、すでにこの作業が完了済みの場合もあります。

詳細については、『 Installing and Configuring the Cisco Customer Directory Configuration Plugin 』を参照してください。このドキュメントでは、
Cisco CallManager を Microsoft Active Directory および Netscape Directory Server に統合する手順について説明しています。

関連項目

「Cisco IP Communicator でのディレクトリ検索」

「Quick Search の設定」

「Personal Directory の設定」

Quick Search の設定

Cisco IP Communicator に固有の機能である Quick Search を設定するには、Directory Wizard を使用します(Directory Wizard をインストールするには、Cisco IP Communicator Administration Tool を実行します。詳細については、「Cisco IP Communicator Administration Tool の実行」を参照してください)。

詳細については、次のトピックを参照してください。

「Quick Search の動作方法について」

「Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法」

「Quick Search を手動で設定する方法」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」


ヒント ユーザは Quick Search 機能にアクセスする前に、Cisco IP Communicator を再起動する必要があります。


Quick Search の動作方法について

Quick Search を設定して、Cisco CallManager サーバ上の個人ディレクトリまたは社内ディレクトリにアクセスする場合は、Directory Wizard を使用します。Directory Wizard は、XML 設定ファイル(LdapDirectories.xml)を作成します。この設定ファイルは、Cisco IP Communicator にどの LDAP ディレクトリを検索するか通知します。

Cisco IP Communicator は起動時にこのファイルをダウンロードし、指定された LDAP ディレクトリのリストを保存します。ユーザが Quick Search 機能を起動すると、Cisco IP Communicator は指定された LDAP ディレクトリを検索します。1 つまたは複数の一致するエントリが見つかると、その時点のディレクトリで検索を停止します (このため、2 つのディレクトリを指定しても、検索文字列が最初のディレクトリで一致した場合、2 番目のディレクトリは一致するエントリの有無にかかわらず検索されません)。

Quick Search の設定は、Cisco IP Communicator Directory Wizard を使用して、Cisco CallManager クラスタ内のすべてのデバイスに適用できます。または、カスタム Quick Search XML ファイルを手動で作成して、特定のデバイスに適用します。


ヒント Cisco CallManager Administration の User Configuration ページの「Telephone Number」フィールドにユーザの電話番号が表示されることを確認します。
Quick Search 機能では、この電話番号が検索結果に表示されます。


関連項目

「Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法」

「Quick Search を手動で設定する方法」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」

「Personal Directory の設定」

Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法


) この手順は、Cisco CallManager サーバ上にある個人ディレクトリまたは社内ディレクトリにアクセスするために Quick Search を設定する場合にだけ使用します。それ以外の場合は、「Quick Search を手動で設定する方法」の手順を実行します。


Cisco CallManager クラスタにあるすべての Cisco IP Communicator デバイスに対して Quick Search を設定するには、次の手順を実行します。

始める前に

まず、Cisco IP Communicator Administration Tool を実行して、Directory Wizard をインストールする必要があります。このツールは Cisco CallManager パブリッシャ上で実行することを推奨します(詳細については、「Cisco IP Communicator Administration Tool の実行」を参照してください)。

手順


ステップ 1 プログラム グループまたは Cisco IP Communicator Administration Tool から Cisco IP Communicator Directory Wizard(directorywizard.exe)を起動します。

ステップ 2 要求されたとおりに情報を入力します(詳細については、次に示すヒントを参照してください)。

ステップ 3 TFTP サービスを再起動します。

Directory Wizard は、入力された情報に基づいてディレクトリ設定ファイルまたは Dialing Rules 設定ファイル(あるいはその両方)を作成し、Cisco CallManager がアクセスできるように、これらのファイルをサーバ上の適切な場所に保存します。


 

Directory Wizard の使用上のヒント

Directory Wizard は、ユーザ認証についての決定をうながします。ユーザ認証について決定するには、「Quick Search のユーザ認証情報の指定」を参照してください。

Directory Wizard を使用すれば、Dialing Rules 機能を Quick Search と同時に設定することも、別の機会に設定することもできます。「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」を参照してください。

Directory Wizard の自動検出機能は、Directory Wizard を Cisco CallManager パブリッシャ上にインストールし、実行した場合にだけ動作します (Directory Wizard のインストールの詳細については、「Cisco IP Communicator Administration Tool の実行」を参照してください)。

「LDAP Server Information File」フィールド(Cisco CallManager Administration の Phone Configuration ページ内)をブランクのままにしておくと、Cisco IP Communicator のエンド ユーザは自動的に、Directory Wizard によって生成された設定を使用することになります(設定ファイルが正しい場所に展開されている場合)。

通常、Cisco CallManager パブリッシャは、電話機ロードがインストールされる TFTP サーバを兼ねています。Cisco CallManager パブリッシャが TFTP サーバでない場合は、LdapDirectories.xml および LdapDialingRules.xml を TFTP サーバにコピーします(Cisco CallManager パブリッシャ上で Directory Wizard を実行した後に実施すること)。

Directory Wizard の終了後、新しく設定する場合でもアップデートの場合でも TFTP サーバを再起動する必要があります。

Directory Wizard は入力された既存の情報は使用せずに、常に新しいファイルを作成します。このため、以前設定した内容に再度アクセスする場合は、バックアップを取っておきます。

関連項目

「Quick Search を手動で設定する方法」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」

Quick Search を手動で設定する方法

次のどちらかの場合に該当するときは、Quick Search 設定ファイルを手動で作成する必要があります。

特別な Quick Search 設定パラメータを(すべてのデバイスではなく)特定の Cisco IP Communicator デバイスに適用する場合。

Quick Search を使用して Cisco CallManager サーバ外の個人ディレクトリまたは社内ディレクトリにアクセスする場合。

始める前に

Cisco IP Communicator Administration Tool をまだ実行していない場合は実行します。このツールは、LDAP ディレクトリ ReadMe ファイル
(LdapDirectories.README.TXT)をインストールします。

手順


ステップ 1 Cisco IP Communicator のプログラム グループから ReadMe ファイル(LdapDirectories.README.TXT)を開きます。

ステップ 2 このサンプル ファイルの指示に従って、カスタム LdapDirectories.xml ファイルを作成します。

ステップ 3 作成したファイルを <TFTPpath> に関連した場所に保存します。

ステップ 4 Cisco CallManager Administration の Phone Configuration ページで次のように選択してファイル名とパスを指定します。

Device > Phone > Phone Configuration > LDAP Server Information File フィールド

ステップ 5 TFTP サービスを再起動します。


 

関連項目

「Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」

Quick Search のユーザ認証情報の指定

Cisco CallManager は、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリを使用して認証情報と許可情報を保存します。認証では、ユーザのシステムへのアクセス権を確立し、ユーザが使用を許可されている電話リソース(特定の内線番号など)を識別します。

Quick Search を設定するには、ユーザ認証方法を決める必要があります (これは、Quick Search を手動で設定する場合も Directory Wizard を使用して設定する場合も同じです)。

次のオプションがあります。

Specify a global user ID and password:推奨される方法です。ユーザが Cisco IP Communicator インターフェイスで資格情報を指定しない場合でも、Quick Search で社内ディレクトリを検索できます。

Do not specify a user ID or password:この方法を選択すると、ユーザは Cisco IP Communicator インターフェイスからユーザ ID とパスワードを入力するよう求められます( 右クリック メニュー > Preferences > Directories )。ユーザ認証の資格情報が、Quick Search 設定ファイル、または Directories タブのどちらにも指定されていない場合、この機能は正しく動作しません。


) • いずれかのユーザの Cisco CallManager ユーザ ID(Cisco CallManager Administration の User Configuration ページで指定)がディレクトリ ユーザ ID と一致しない場合は、グローバルな資格情報を使用しないでください。これは、Cisco CallManager で Microsoft Active Directory または Netscape を使用している場合に起こることがあります。

グローバルな資格情報は社内ディレクトリの検索だけに適用され、個人ディレクトリの検索には適用されません。Personal Address Book に対して Quick Search を使用する場合、ユーザは Preferences > Directories を選択してユーザ ID とパスワードを入力し、さらに Preferences > User を選択してユーザ ID を入力する必要があります。詳細については、「Personal Directory の設定」を参照してください。


 

関連項目

「Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法」

「Quick Search を手動で設定する方法」

「Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用」

Quick Search ダイヤリングへの Dialing Rules の適用

Cisco IP Communicator の Dialing Rules 機能は、Cisco CallManager に保存されている設定済みのダイヤリング規則を Quick Search の電話番号に適用します。

Cisco IP Communicator の Dialing Rules 機能を使用するには、すでに Cisco CallManager クラスタにダイヤリング規則が設定されていることを確認する必要があります。Cisco CallManager でダイヤリング規則を設定するには、コールを行うすべての方法に適用されるルート パターンを設定するか、Cisco IP Communicator などのアプリケーションを使用して行うコールに適用されるアプリケーション ダイヤリング規則を設定します(ルート プラン オプションの詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』および『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください)。

ルート パターンではなくアプリケーション ダイヤリング規則を使用している場合は、Cisco CallManager に保存されているダイヤリング規則を検出する場所を Cisco IP Communicator に通知する設定ファイルを準備する必要があります。Dialing Rules ファイルを設定するには、Cisco IP Communicator Directory Wizard を起動し、関連する手順を実行します(このウィザードは、Dialing Rules だけでなく、Quick Search 機能の設定にも役立ちます)。「Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法」を参照してください。


ヒント ユーザは、Quick Search ダイヤリングにダイヤリング規則を適用する前に、Cisco IP Communicator を再起動する必要があります。


関連項目

Cisco IP Communicator Administration Tool の実行(P.2-17)

「Directory Wizard を使用して Quick Search を設定する方法」

「Quick Search を手動で設定する方法」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

Personal Directory の設定

Personal Directory では、Cisco CallManager Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリに保存されている個人用アドレス帳が利用できます。また、Cisco IP Phone synchronizer および 2 つの Cisco IP Phone サービス(Personal Address Book(PAB)サービスと Personal Fast Dial サービス)も利用できます。Cisco IP Phone Address Book Synchronizer を使用すると、ユーザは Microsoft Outlook のアドレス帳エントリと Outlook Express のアドレス帳エントリを Cisco CallManager のディレクトリと同期させることができます。ユーザは、Cisco IP Communicator から PAB サービスを使用して検索し、ダイヤルすることができます。


) • ユーザが PAB サービスなどのサービスに登録するには、事前にシステム管理者がサービスへのアクセスを設定しておく必要があります。このサービスへのアクセスが設定済みの場合もあります。詳細については、必要に応じて Cisco CallManager のドキュメントを参照してください。

エンド ユーザは、PAB の「Work」フィールドに入力された電話番号だけが Quick Search の結果に表示されることに注意する必要があります。自宅の電話番号や携帯電話の番号は表示されません。


 

ユーザが Quick Search を設定して Personal Address Book にアクセスする方法

Quick Search は、正しく設定されている場合、最初にユーザの Personal Address Book(PAB)を検索し、次に社内ディレクトリを検索します。Quick Search は、一致するエントリを検出した最初のディレクトリで、検索を停止します。

Quick Search がユーザの PAB にアクセスできるようにするには、次の条件を満たしている必要があります。

Quick Search が個人ディレクトリと連動するように設定している。

ユーザが Cisco CallManager User Options Web ページから Personal Address Book サービスに登録している。

ユーザのディレクトリ ユーザ名とパスワードが Preferences ダイアログボックスの Directories タブに表示される( 右クリック > Preferences > Directories )。ユーザは検索先ディレクトリのディレクトリ アカウントに資格情報を入力する必要があります。複数のディレクトリを検索する場合は、すべてのディレクトリに対して同一の資格情報を使用する必要があります。

ユーザの Cisco CallManager ユーザ名が Preferences ダイアログボックスの User タブに表示される( 右クリック > Preferences > User )。個人ディレクトリが Cisco CallManager ディレクトリ内で展開される場所は、このフィールドで決定されます。

ユーザによる Personal Address Book の設定方法

Personal Directory を設定するには、ユーザは User Options Web ページにアクセスする必要があります。User Options Web ページには、Cisco IP Communicator インターフェイスからアクセスします( 右クリック メニュー > User Options... )。アクセスは、ユーザが最初に入力する Cisco CallManager の資格情報によって異なります( 右クリック > Preferences > User )。

Microsoft Outlook と同期させる場合は、システム管理者から Cisco IP Phone Address Book Synchronizer ユーティリティを入手し、インストールする必要もあります。このソフトウェアを入手するには、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションから Application > Install Plugins を選択し、 Cisco IP Phone Address Book Synchronizer をクリックします。詳細については、
Cisco CallManager のドキュメントを参照してください。

関連項目

パスワード情報の提供(P.4-13)

「Quick Search の設定」

「Quick Search のユーザ認証情報の指定」

「Personal Directory の設定」

「サービスへの登録方法と機能の設定方法」

電話ボタン テンプレートの変更

電話ボタン テンプレートを使用すると、回線/短縮ダイヤル ボタンに機能を割り当てることができます。

テンプレートを変更してから、デバイスをネットワークに登録するのが適切です。テンプレートを変更してからデバイスを登録すると、登録時に Cisco CallManager から、カスタマイズされたテンプレート オプションにアクセスできます。

テンプレートを変更するには、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションから、 Device > Device Settings > Phone Button Template を選択します。デバイスにテンプレートを割り当てるには、Cisco CallManager Administration Phone Configuration ページの Phone Button Template フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

デフォルトの Cisco IP Communicator テンプレートでは、回線用にボタン 1 と 2 を使用し、短縮ダイヤル用にボタン 3 ~ 8 を割り当てます。その他の電話機能、たとえば、コール パーク、コール転送、リダイヤル、保留、復帰、ボイス メッセージ システム、会議などを利用するには、Cisco IP Communicator インターフェイスのソフトキーを使用します。

関連項目

「Cisco IP Communicator で利用できる電話機能」

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「ソフトキー テンプレートの設定」

「サービスのセットアップ」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」

ソフトキー テンプレートの設定

Cisco CallManager を使用すると、Cisco IP Communicator がサポートしているアプリケーションに関連付けられたソフトキーを管理できます。Cisco CallManager では、標準と非標準の 2 つのタイプのソフトキー テンプレートをサポートしています。ソフトキーを使用するアプリケーションには、1 つまたは複数の標準のソフトキー テンプレートを関連付けることができます。標準のソフトキー テンプレートは変更することができません(非標準のテンプレートのみ変更します)。

ソフトキー テンプレートを設定するには、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションから、 Device > Device Settings > Softkey Template を選択します。デバイスにソフトキー テンプレートを割り当てるには、Cisco CallManager Administration Phone Configuration ページの Softkey Template フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

関連項目

「Cisco IP Communicator で利用できる電話機能」

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「電話ボタン テンプレートの変更」

「サービスのセットアップ」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」

サービスのセットアップ

ユーザは、Cisco IP Communicator の Services ボタンをクリックして XML アプリケーションにアクセスすると、Cisco IP Communicator の電話スクリーンに、テキストとグラフィックの対話型コンテンツを表示させることができます。たとえば、地元の映画の上映時刻、株価情報、天気予報などのサービスが利用できます。

ユーザがほとんどのサービスにアクセスするためには、次の条件を満たしている必要があります。

システム管理者は Cisco CallManager Administration Web アプリケーションから利用可能なサービスを設定している。

ユーザが Cisco CallManager User Options Web ページからサービスに登録している。これらの Web ページには、一部の機能と設定値の確定だけでなく、サービスの追加と削除を行うためのインターフェイスも用意されています。User Options ページにアクセスするには、ユーザは Cisco IP Communicator の上で右クリックし、 Cisco User Options.... を選択します。

これらのサービスをセットアップする場合は、事前にセットアップするサイトの URL を入手し、ユーザが社内の IP テレフォニー ネットワークからこれらのサイトにアクセスできることを確認します。

これらのサービスをセットアップするには、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションから、 Feature > Cisco IP Phone Services を選択します。詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

これらのサービスを設定した後、ユーザが User Options Web ページにアクセスできることを確認します。ユーザはこの Web ページから設定済みのサービスを選択し、登録することができます。システム管理者がエンド ユーザに提供する必要のある情報の概要については、「サービスへの登録方法と機能の設定方法」を参照してください。

関連項目

「Cisco IP Communicator で利用できる電話機能」

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「ソフトキー テンプレートの設定」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」

「ローカル設定アクセスの無効化」

Cisco CallManager へのユーザの追加

Cisco CallManager Administration にユーザを追加すると、システム管理者はユーザに関する情報を表示し、管理することができます。また、各ユーザは次の操作を実行できるようになります。

Cisco IP Communicator から、社内ディレクトリやその他のカスタマイズされたディレクトリにアクセスする。

個人ディレクトリを作成する(Personal Address Book サービス)。

短縮ダイヤル番号とコール転送番号を設定する。

Cisco IP Communicator からアクセスできるサービスに登録する。

Cisco CallManager にユーザを追加するには、次のどちらかの方法を使用します。

ユーザを個別に追加するには、Cisco CallManager Administration Web アプリケーションから、 User >Add a New User を選択します。

ユーザの追加に関する詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。ユーザの情報に関する詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

ユーザを一括して追加するには、Bulk Administration Tool を使用します。この方法では、すべてのユーザに対して同じデフォルト パスワードを設定することもできます。

詳細については、『 Bulk Administration Tool ユーザ ガイド 』を参照してください。

関連項目

「Cisco IP Communicator で利用できる電話機能」

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「電話ボタン テンプレートの変更」

「ソフトキー テンプレートの設定」

「ローカル設定アクセスの無効化」

ローカル設定アクセスの無効化

デバイスのネットワーク設定へのローカル アクセスを無効にすることができます。ローカル アクセスを無効にすると、影響を受ける設定が Cisco IP Communicator インターフェイス上でグレー表示されます。

設定を無効にするには、Cisco CallManager Phone Configuration ページの Settings Access ドロップダウン メニューから Disabled を選択します。設定を無効にすると、次の設定へのアクセスが無効になります。

設定ボタンからアクセスするすべての設定

Cisco IP Communicator の右クリック メニューの設定

Preferences > Network タブ > TFTP Servers パネル内のすべての設定

Preferences > Audio タブ > Network... > Audio Port Range パネル内のすべての設定

クライアント PC (たとえば、代替 TFTP サーバ)からアクセスできる、すでに指定済みの設定をユーザが変更するのを防ぐ場合は、設定アクセスを無効にします。この場合、ユーザがアプリケーションを起動した後ではなく、システム管理者が Cisco IP Communicator デバイスのレコードを提供した時点で、アクセスを無効にする必要があります。この時点でアクセスを無効にしないと、ユーザがそれらの設定を変更した場合、システム管理者はリモートで変更を行うことができなくなり、クライアント デスクトップからローカル設定の上書き作業が必要となります。


) ローカルとリモートの両方からアクセスできる設定の場合、ローカル設定(クライアント PC 上で行う)は、常にリモート設定(Cisco CallManager Administration から行う)に優先することに注意してください。


関連項目

「インストール後の設定作業の概要」

「Cisco IP Communicator で利用できる電話機能」

「社内ディレクトリおよび個人ディレクトリの設定」

「ソフトキー テンプレートの設定」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」