Cisco Desktop Collaboration Experience DX650 ユーザ ガイド、リリース 10.1(1)
アクセシビリティ
アクセシビリティ
発行日;2014/01/30   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

アクセシビリティ

アクセシビリティ機能

この章では、 Cisco DX650 に標準のアクセシビリティ機能に関する詳細が記載されています。 これらの製品は、視覚障がい者、聴覚障がい者、および身体障がい者のためのアクセシビリティ機能を備えています。 こうした機能の多くは標準搭載されているため、障がいを持つユーザは特別な設定を行うことなく使用できます。

シスコでは、組織のニーズに合った、アクセシビリティ機能搭載の製品および技術の設計や提供に取り組んでいます。 シスコおよびシスコによるアクセシビリティへの取り組みに関する詳細については、次の URL を参照してください。http:/​/​www.cisco.com/​go/​accessibility

DX650 の使いやすいアクセシビリティ機能は次のとおりです。

  1. 7 インチ 対角(153.6 水平 x 90.0 垂直)、 バックライト付き、WSVGA 容量性タッチスクリーン LCD (1024 x 600 ピクセルの有効解像度)
  2. 通話着信の高コントラスト ビジュアルおよびオーディオ アラート
  3. 保留、転送、会議、通話の終了、音量、ヘッドセット、スピーカーフォン、音声のミュート、および動画のミュートにアクセスするための大きなボタン
  4. キーパッドには標準的なキー レイアウトが採用されているため、ユーザは今までと同じまたは類似のキー ポジション(5 キーにある突起を含む)でキーパッドを使用できます。
  • 電話機の状態(ダイヤル トーン、呼出音、ミュートなど)を示す、オーディオ アラートおよびビジュアル アラート
  • 電話機に搭載された大きい液晶ディスプレイ(LCD)画面に表示されるビジュアル アラート
  • 低視力ユーザ向けの、高コントラストのバックライト付きカラー LCD 画面(オプション)
  • 補聴器への対応
  • 生体認証非対応のポインティング デバイス向けの、触覚認識ボタンおよびタッチスクリーン
  • Bluetooth 無線と、ヘッドセットおよびカメラ用の 2 つのフルサイズ USB 2.0 ポートの組み込み
  • 最大 1920 x 1200 の解像度の High-Definition Multimedia Interface(HDMI)を使用する外部モニタとの Dual Independent Display
  • Android Talkback および Explore by Touch との互換性
  • 操作をアシストするタッチ操作音
  • 調整可能な明るさ設定
  • 調整可能なフォントサイズ
  • Web コンテンツへのアクセスを容易にするために Google からのスクリプトのインストール

聴覚障がい者向けアクセシビリティ機能

Cisco Desktop Collaboration Experience DX650 では、聴覚障がい者向けアクセシビリティ機能をサポートしています。

アクセシビリティ機能 説明 設定要件
視覚的なメッセージ受信インジケータ(ハンドセット) このインジケータは、360 度すべての角度から確認することができ、オーディオ メッセージ受信インジケータ(AMWI)としても機能します。 ユーザは自分の Cisco Unified Communications セルフケア ポータルにログインし、メッセージ インジケータ設定にアクセスして、ハンドセットのボイス メッセージ ランプと電話機のオーディオ ボイス メッセージ インジケータを変更します。 ユーザは設定のオンとオフを切り替えます。 すべての電話機の標準機能です。ユーザおよびシステム管理者が設定を変更できます。
電話機能の状態のビジュアル通知 電話機能の状態のビジュアル通知について、次の操作を実行します。
  • [ミュート] ボタンおよび [スピーカー] ボタンのオン/オフを切り替えて、電話機の状態を表示します。
  • [ミュート] ボタンを使用してマイクロフォンのオン/オフを切り替えます。 マイクロフォンがミュートになっているときは、ボタンが点灯します。
  • スピーカーフォンのオン/オフを切り替えるには、[スピーカー] ボタンを使用します。 スピーカーフォンをオンにすると、ボタンが点灯します
すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
インライン アンプのサポート(ハンドセット) ハンドセットでは、サードパーティ製のインライン アンプをサポートしています。これらのアンプは、ハンドセットとコードに接続して、ハンドセットと電話機の間に配置します。 電話機では、次のサードパーティ製のインライン アンプをサポートしています。
  • Clarity 社の HA-40 Inline Amplifier for Corded Phone
  • Plantronics 社の EHA40 Inline Amplifier
すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
調整可能な呼出音、音の間隔、および音量 呼出音、音の間隔、および音量は次のように調整できます。
  • 電話機の [設定] > [音] > [メニュー] を使用します。
  • 電話機の呼出音の音量レベルの調節方法:ハンドセットを受け台に置いたまま、ヘッドセットおよびスピーカーフォンのボタンがオフの状態で音量ボタンを押すと音量が上がります。
すべての電話機の標準機能です。ユーザおよびシステム管理者が設定を変更できます。
Hearing Aid Compatible(HAC)ハンドセット ハンドセットでは、次のアクセシビリティ機能をサポートしています。
  • 補聴器への対応
  • 補聴器の磁気結合
  • アメリカ障がい者法(ADA)に基づいた、米国連邦通信委員会(FCC)の音量要件
  • 米国リハビリテーション法第 508 条の音量要件(業界標準のインライン ハンドセット アンプを使用することで達成可能)
すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
音響結合 TTY のサポート(ハンドセット) 電話機では、次の TTY および TDD 機能をサポートしています。
  • 業界大手メーカー製の音響接続型または直接接続型 TTY
  • 電話回線を介したリアルタイムのテキスト伝送
  • Hearing carry over(HCO)および Voice carry over(VCO)対応電話機
  • G.711 で動作する VoIP ネットワーク
すべての電話機の標準機能です。 TTY の設定ついては、システム管理者にお問い合わせください。

視覚障がい者向けアクセシビリティ機能

Cisco DX650 では、視覚障がい者向けアクセシビリティ機能をサポートしています。

アクセシビリティ機能 説明 設定要件
通話着信の高コントラスト ビジュアルおよびオーディオ アラート 電話機が着信通話を受信するとオーディオ アラートが鳴り、ハンドセットにビジュアル アラートが示されます。 通話着信の間はハンドセットのライト ストリップが点滅し、ボイス メッセージを受信すると点灯したままになります。 すべての電話機の標準機能です。 設定が必要です。
7 インチ 対角(153.6 水平 x 90.0 垂直)、 バックライト付き、WSVGA 容量性タッチスクリーン LCD (1024 x 600 ピクセルの有効解像度) 低視力のユーザ向けに、明るさ調整が可能です。 すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
保留、転送、会議、通話の終了、音量、ヘッドセット、スピーカーフォン、音声のミュート、および動画のミュートにアクセスするための大きなボタン これらの大きなボタンを使用して、電話機のアプリケーション、ボイス メッセージ、会社や個人の電話帳、および各コール機能に簡単にアクセスできます。 すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
電話機能の状態のオーディオ通知 次のように電話機の状態を示すことができます。
  • [ミュート] ボタンおよび [スピーカー] ボタンのオン/オフを切り替えて、電話機の状態を表示します。
  • [ミュート] ボタンを使用してマイクロフォンのオン/オフを切り替えます。 マイクロフォンがミュートになっているときは、ボタンが点灯します。
  • スピーカーフォンのオン/オフを切り替えるには、[スピーカー] ボタンを使用します。 スピーカーフォンをオンにすると、ボタンが点灯します
すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
オーディオ メッセージ受信インジケータ(AMWI) 電話機では、ボイス メッセージが電話機で待機中の場合に、回線に固有のスタッター ダイヤル トーンを送信することができます。 メッセージが待機している回線を使用しているときにのみ、このトーンが聞こえます。 ボイス メッセージが残された回線がオフ フックの状態になると、スタッター ダイヤル トーンが聞こえます。 オーディオ ボイスメッセージのインジケータの設定は、Cisco Unified Communications セルフケア ポータルにログインして、オーディオ メッセージのインジケータの設定のオン/オフを切り替えて変更できます。 すべての電話機の標準機能です。 設定が必要です。
標準的な 12 キー レイアウトと機能の分類 Cisco DX650 のキーパッドには標準的なキー レイアウトが採用されているため、ユーザは今までと同じまたは類似のキー ポジション(5 キーにある突起を含む)でキーパッドを使用できます。 すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。

フォント サイズの変更

手順
    ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
    ステップ 2   [設定] をタップします。
    ステップ 3   [ユーザー補助] をタップします。
    ステップ 4   [フォントサイズ] をタップします。
    ステップ 5   フォント サイズを選択します。

    画面の明るさの変更

    手順
      ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
      ステップ 2   [設定] をタップします。
      ステップ 3   [ディスプレイ] をタップします。
      ステップ 4   [明るさ] をタップします。
      ステップ 5   バーを左にスライドすると画面が暗くなり、右にスライドすると明るくなります。
      ステップ 6   [OK] をタップします。

      画面ロックの音の有効化

      手順
        ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
        ステップ 2   [設定] をタップします。
        ステップ 3   [音] をタップします。
        ステップ 4   [画面ロックの音] をオンにします。

        パスワードの読み上げの有効化

        手順
          ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
          ステップ 2   [設定] をタップします。
          ステップ 3   [ユーザー補助] をタップします。
          ステップ 4   [パスワードを読み上げる] をオンにします。

          TalkBack の有効化

          手順
            ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
            ステップ 2   [設定] をタップします。
            ステップ 3   [ユーザー補助] をタップします。
            ステップ 4   [TalkBack] をタップします。
            ステップ 5   [TalkBack] をオンに切り替えます。
            ステップ 6   [OK] をタップします。

            Explore by Touch

            TalkBack を有効にすると、Explore by Touch 機能を使用するためのオプションが表示されます。 Explore by Touch を使用すると、画面上で指をゆっくりドラッグして指が触れる各アイテムの説明を表示することができます。 指を速くスライドすると、そのスライドは操作とみなされます。 

            Explore by Touch を使用可能にするには、TalkBack をオンにする必要があります。 初めて TalkBack をオンにすると、Explore by Touch をオンにするようプロンプトが表示されます。


            (注)  


            TalkBack がオンの場合に Explore by Touch をオンにしないよう選択しても、後でオンにすることができます。 [設定] > [アクセシビリティ] > [TalkBack] > [設定] に移動し、Explore by Touch の横にあるチェックボックスをタップします。 これらの手順に従い、いつでも Explore by Touch をオフにできます。

            指で行う各アクションでは、音だけでなく音声フィードバックでも通知されます(有効な場合)。

            Explore by Touch の操作

            Explore by Touch を使用したデバイスのナビゲートでは、次の操作を実行できます。

            1 本の指をドラッグ

            画面を探索し、触れているアイテムのオーディオ フィードバックを聞きます。

            画面の任意の位置をダブルタップ

            最後に触れたアイテムを開いたり、アクティブにしたりします。

            2 本の指で上下にスワイプ

            リスト内をスクロールします。

            2 本の指で左右にスワイプ

            ページや画面を変更します。

            1 本の指で右(または下)にスワイプ

            次のアイテムに移動します。

            1 本の指で左(または上)にスワイプ

            前のアイテムに移動します。

            1 回の動作で下にスワイプしてから上にスワイプ

            テキスト ブロックを読み込んでいるときに次の読み込みレベルに遷移し、右にスワイプして次を読むか、左にスワイプして前を読みます。

            1 回の動作で上にスワイプしてから下にスワイプ

            テキスト ブロックを読み込んでいるときに前の読み込みレベルに遷移し、右にスワイプして次を読むか、左にスワイプして前を読みます。

            1 回の動作で右にスワイプしてから左にスワイプ

            次のページに移動します。

            1 回の動作で左にスワイプしてから右にスワイプ

            前のページに移動します。


            (注)  


            これらの操作は TalkBack に固有です。 その他のアクセシビリティ サービスでは、別のアクションに同じ操作を使用する場合があります。


            Explore by Touch のショートカット

            Explore by Touch には次の共通のボタンのショートカット操作があります。
            上にスワイプしてから右にスワイプ
            ローカル コンテキスト メニューを開く
            上にスワイプしてから左にスワイプ
            [ホーム] ボタン
            下にスワイプしてから右にスワイプ
            グローバル コンテキスト メニューを開く
            下にスワイプしてから左にスワイプ
            戻るボタン
            右にスワイプしてから下にスワイプ
            通知を開く
            左にスワイプしてから上にスワイプ
            新着ボタン

            Explore by Touch の有効化

            手順
              ステップ 1   [TalkBack] を有効にします。
              ステップ 2   [ユーザー補助] をタップします。
              ステップ 3   [タッチガイド] をタップします。
              ステップ 4   [タッチガイド] をオンに切り替えます。

              タッチ操作音の有効化

              手順
                ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
                ステップ 2   [設定] をタップします。
                ステップ 3   [音] をタップします。
                ステップ 4   [タッチ操作音] をオンにします。

                身体障がい者向けアクセシビリティ機能

                Cisco DX650 では、身体障がい者向けアクセシビリティ機能をサポートしています。

                アクセシビリティ機能 説明 設定要件
                保留、転送、会議、通話の終了、音量、ヘッドセット、スピーカーフォン、音声のミュート、および動画のミュートにアクセスするための大きなボタン これらの大きなボタンを使用して、電話機のアプリケーション、ボイス メッセージ、会社や個人の電話帳、および各コール機能に簡単にアクセスできます。 すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
                内蔵スピーカーフォン ユーザはスピーカーフォン ボタンのオンとオフを切り替えて、電話機の状態を表示できます。 スピーカーフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。 すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
                触覚認識によるボタンおよび機能(5 キーにある突起を含む) 電話機のキーパッドでは、各キーの位置を触って確認することができます。これにより、ユーザは 5 キー上の飛び出た部分で簡単に位置を特定しながら、従来の使い慣れたキー ポジションでキーパッドを使用できます。 新しいキーの位置を覚える必要はありません。 すべての電話機の標準機能です。設定は必要ありません。
                自動応答機能に対応した専用のヘッドセット ジャック 専用ヘッドセット ジャックを使用すると、スピーカーフォンまたはヘッドセットで自動応答機能サポートを利用できます。 通話着信は、1 回または 2 回の呼び出し後に自動的に接続されます。 すべての電話機の標準機能です。設定が必要です。

                押し続ける時間の変更

                手順
                  ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
                  ステップ 2   [設定] をタップします。
                  ステップ 3   [ユーザー補助] をタップします。
                  ステップ 4   [押し続ける時間] をタップします。
                  ステップ 5   押し続ける時間を短め、中、長めのいずれかに設定します。

                  ウェブ スクリプトの有効化

                  手順
                    ステップ 1   [アプリケーション] をタップします。
                    ステップ 2   [設定] をタップします。
                    ステップ 3   [ユーザー補助] をタップします。
                    ステップ 4   [ウェブスクリプトをインストール] をタップします。
                    ステップ 5   [許可] をタップします。