Cisco BTS 10200 Softswitch CORBA アダプタ インターフェイス仕様 プログラマ ガイド
プロキシ
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発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 523KB) | フィードバック

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プロキシ

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プロキシ ソフトウェアは、CORBA Software Development Kit(SDK; ソフトウェア開発キット)パッケージの拡張機能です。この拡張機能によって、いくつかの新機能をクライアント アプリケーションに簡単に統合できます。また、プロキシ ソフトウェアは、改訂された新しい SSL、または Cisco BTS 10200 ソフトスイッチへのセキュア CORBA インターフェイスでのみ動作するように設計されています。

使用可能になる機能を次に示します。

冗長な管理インターフェイスを、単一の Cisco BTS 10200 ソフトスイッチの Element Management System(EMS; 要素管理システム)ノード上に抽象化する。各 EMS は、プロビジョニング用の 2 つの物理ネットワーク インターフェイス カード(NIC)を備えています。CORBA/SSL パッケージは、オブジェクト インスタンスを個別に各インターフェイスにバインドすることによって、これらの両方のインターフェイスを利用します。プロキシは、これらのインターフェイスをそれぞれプローブして、どちらのインターフェイスが機能しているか、あるいは両方とも機能しているかどうかを調べます。要求された Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ オブジェクトを返した最初のインターフェイスがプライマリ インターフェイスとして宣言され、トランザクションにはこのインターフェイスだけが使用されます。CORBA プロトコル IIOP/SSLIOP は、単一インターフェイス上での一貫した対話を必要とするため、これらのインターフェイス上の所定の接続で「ロード シェアリング」を行うことはできません。

クライアント アプリケーションから見た EMS の冗長性を抽象化する。クライアント アプリケーションの多くは、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチのデュプレックス性を完全には考慮していません。結果として、EMS で手動のスイッチオーバーやフェールオーバーが必要になった場合、これらのアプリケーションは何らかの複雑な再初期化を実行する必要があります。これは時間のかかる処理であり、エラーも発生しやすくなります。プロキシを使用すると、インターフェイスから返されるオブジェクトに問題がある場合、プロキシへの新しいアクセスがあったときに適切な(新しいアクティブな)EMS オブジェクトが返されるような抽象化が可能になります。Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ Release 4.5.1 の CORBA は、フェールオーバーが発生した場合、自身のオブジェクトを NameService からアンバインドし、現在のログイン セッションを終了します。結果として、プロキシは NameService を継続的にプローブして、アクティブな EMS ノードとスタンバイ EMS ノードに対する変更がないかどうかを確認し、フェールオーバーを感知します。アプリケーション クライアントは、これを CORBA からの
PERMISSION_DENIED エラーまたは関連する CORBA COMM エラーを使用して検出します。BTS 10200 のこのリリースは Notification Service を含んでいないため、非同期通知は実行されません。

複数の Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ インスタンス、つまり「複合体」を抽象化する機能。それぞれの複合体は、どの Cisco BTS 10200 ソフトスイッチが参照されているかを特定するための、CLLI コード、sensor-id、元の CORBA site-id などの一意の識別子を持っている必要があります。この ID は、プロキシ ロジックの内部で、特定の Cisco BTS 10200 ソフトスイッチのオブジェクトと接続情報を発見するための一意のキーまたはロケータとして使用されます。これにより、複数の Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ(現時点では数百まで)へのアクセスを単一のプロキシ インスタンスで管理できます。この抽象化によって、同じネットワークで他のプロキシ インスタンスを使用できなくなることはありません。他のプロキシ インスタンスが、同じ一連の Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ複合体と対話することもできます。相互排他性に関する要件は、プロキシにはありません。

EMS 上の両方の管理インターフェイスを完全に利用して、冗長性を実現します。バーチャル IP が導入されていない場合、NameService および CORBA アプリケーションは各 EMS 上の両方の管理インターフェイスを利用します。