Cisco BTS 10200 Softswitch オペレーション/メンテナンス ガイド Release 5.0
BTS の運用
BTS の運用
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 887KB) | フィードバック

目次

BTS の運用

加入者の管理

コールの表示

status コマンドおよび control コマンドの使用

show コマンドおよび change コマンドの使用

トランザクションの表示および削除

コマンドのスケジュール

BTS の運用

この 章では、BTS の運用方法について説明します。ここでは、次のことを前提としています。

接続コンポーネントが正しく設置されている

接続コンポーネントが正常に起動している

ユーザは、BTS を運用した経験のあるシステム管理者である

加入者の管理

 

表4-1 加入者の管理

作業
サンプル コマンド

追加した加入者のアクティブ化

control subscriber-termination id=<subscriber id>; target-state=INS; mode=FORCED;

加入者の非アクティブ化

加入者の OOS を強制的に実行します。

control subscriber-termination target-state=oos; mode=forced; id=<subscriber id>;

加入者の MTA OOS を強制的に実行します。

control mgw id=<mgw-id>; target-state=oos; mode=forced;

VoIP サービスへの加入者の関連付けを解除します。

delete subscriber-service-profile sub-id=<subscriber id>; service-id=1;

BTS データベースから加入者を削除します。

delete subscriber id=<subscriber-id>;
 

加入者の MTA から VoIP サービスを削除します。

delete termination prefix=aaln/; port-start=1; port-end=2; mgw_id=<mgw-id>;
 

BTS から加入者の MTA を削除します。

delete mgw id=<mgw-id>;

転入番号に対する LNP クエリーのバイパス

転入番号をアクティブにしてから BTS をアップデートすることで、BTS 上の MTA からのその番号へのコールが、その番号に関連付けられた MTA に直接ルーティングされるようにします。

change dn2subscriber office-code-index=
<office-code-index of ported TN’s NPA-NXX>;
dn=<XXXX of the ported TN>; lnp-trigger=N;

転出番号に対する LNP クエリーの実施

この番号へのコールが LNP クエリーを実行するように、BTS をアップデートします。

change dn2subscriber office-code-index=
<office-code-index of ported TN’s NPA-NXX>;
dn=<XXXX of the ported TN>; lnp-trigger=y;

DN への転出ステータスの割り当て


) CLEC が移転を確認するのを待ってから、BTS の DN ステータスを変更してください。最初は、DN へのコールが、LMP を使用して転出する加入者の MTA にルーティングしなければならない場合があります。


change dn2subscriber office-code-index=
<office-code-index of porting TN’s NPA-NXX>;
dn=<XXXX of the porting TN>; status=ported-out; sub-id=null;

移転加入者へのサービスの停止

1. サービスを停止する日付と時刻を指定します。

2. サービス停止通知を NPAC SMS に送信します。

3. NPAC SMS が、これをすべてのサービス プロバイダーにブロードキャストします。

4. NPAC SMS が、移転された番号をデータベースから削除します。

5. すべてのサービス プロバイダーが、その番号を LNP データベースから削除します。

6. その番号へのコールは、番号が移転されていないかのようにルーティングされます。

加入者の Voice Mail Indicator(VMI; ボイスメール インジケータ)ステータスの表示

status subscriber ID=278-222-1917

) MGCP 終端の場合のみ。


加入者の Voice Mail Waiting Indicator(VMWI; ボイスメール ウェイティング インジケータ)のリセット

control subscriber ID=278-222-1917; mwi=on

または

control subscriber ID=278-222-1917; mwi=off

加入者の呼び出しトーンとコール ウェイティング トーンの変更

CHANGE DN2SUBSCRIBER DN=4692553010; RING_TYPE=4; CWT_TYPE=4;

加入者のセカンダリ DN の削除

加入者のセカンダリ DN を 1 つ削除するには、次のコマンドを使用します。

DELETE DN2SUBSCRIBER FDN=4692553010;
 

加入者のセカンダリ DN をすべて削除するには、次のコマンドを使用します。

DELETE DN2SUBSCRIBER SUB_ID=SUBSCRIBER_1; VIRTUAL_DN=Y;

コールの表示

A が B にコールを発信し、そのコールが C に転送された場合(CFU/CFB/CFNA/CFC)、表示は次のようになります。

A にクエリーを実行すると、A が C に接続されていることが示され、C の情報が提供されます。

C にクエリーを実行すると、C が A に接続されていることが示され、A の情報が提供されます。

B にクエリーを実行すると、A が C にコールを行っていること、およびコールが B を経由して転送されたことが示されます。

コールが B を経由して転送された場合でも、B は別のコールを発信できます。B は、複数のコールを転送することもできます。

3 ウェイ コールおよびコール ウェイティング コールを表示する際は、出力に両方のコールが表示されることに注意してください。

 

表4-2 コールの表示

作業
サンプル コマンド

アクティブ コールの表示

query call-trace subscriberDN/ FQDN/NPA-NXX-****/aaln/*@*

加入者が *57 を押したときに開始されるコール トレースの要約の表示

report call-trace-summary

) レポートは画面上に表示され、HTML では生成されません。


status コマンドおよび control コマンドの使用

 

表4-3 status コマンドおよび control コマンドの使用

作業
サンプル コマンド

BTS システム ステータスの表示

status system;
 

コンポーネントの状態の表示

status element-manager id=EM01;

次の状態があります。

STARTUP:プラットフォームの起動中、2 つのサイドが通信し、どちらがアクティブになるかを決定します。

INIT-NORMAL:プライマリが Active になり、セカンダリが Standby になります。スイッチオーバーは許可されます。

INIT-FORCED:プライマリが強制的に Active または Standby になり、セカンダリが強制的に Standby または Active になります。スイッチオーバーは許可されません。

ACTIVE-NORMAL:プライマリが Active で、セカンダリが Standby です。スイッチオーバーは許可されます。

ACTIVE-FORCED:プライマリまたはセカンダリが強制的に Active になっています。スイッチオーバーは許可されません。

STANDBY-NORMAL:プライマリが Active になっており、セカンダリが Standby になっています。スイッチオーバーは許可されます。

STANDBY-FORCED:プライマリまたはセカンダリが強制的に Standby になっています。スイッチオーバーは許可されません。

TRANSITION-TO-ACTIVE-NORMAL:プライマリが Active になり、セカンダリが Standby になります。スイッチオーバーは許可されます。

TRANSITION-TO-ACTIVE-FORCED:プライマリが強制的に Active または Standby になっており、セカンダリが強制的に Standby または Active になっています。スイッチオーバーは許可されません。

TRANSITION-TO-STANDBY-NORMAL:プライマリが Standby になり、セカンダリが Standby になります。スイッチオーバーは許可されます。

TRANSITION-TO-STANDBY-FORCED:プライマリが強制的に Active または Standby になっており、セカンダリが強制的に Standby または Active になっています。スイッチオーバーは許可されません。


ヒント 詳細については、status application を使用してください。

コンポーネント ペアの状態の変更(EMS、BDMS、CA、および FS)

control call-agent id=CA146; target-state=FORCED-STANDBY-ACTIVE;
 

次の状態があります。

ACTIVE_STANDBY

STANDBY_ACTIVE

NORMAL:プライマリが Active で、セカンダリが Standby です。

FORCED-ACTIVE-STANDBY:プライマリが強制的に Active になっており、セカンダリが Standby になっています。

FORCED-STANDBY-ACTIVE:プライマリが強制的に Standby になっており、セカンダリが Active になっています。

コンポーネント アプリケーションの状態の表示

status application id=CA146;

コンポーネント アプリケーションの状態(インサービスまたは OOS)の変更

control application id=CA146; action=star ;node=prica06

注意 これは、BTS ホストのパフォーマンスに影響します。

メディア ゲートウェイのアクティブ化

MG が存在することを確認してから、次のように入力します。

control mgw id=<mgw-id>; target-state=ins; mode=forced;
 

入力内容は次のとおりです。

mgw id:加入者の MTA の音声ポート(音声ポートのハイフンなしの MAC アドレス)

target-state:すべてのアクティベーションに対して「インサービス」を示す場合は「ins」

mode:すべてのアクティベーションに対して「forced」

サブシステム グループ/OPC の状態(インサービスまたは OOS)の設定

control subsystem_grp id=CNAM; mode=forced; target_state=UOS;
 

このコマンドは、サブシステム グループ内の個々のサブシステムの状態も設定します。サブシステムと OPC の組み合せを個々に OOS にした場合、サブシステム グループ内の一部のサブシステムはアウト オブ サービスでありながら、サブシステム グループの状態はインサービスになることがあります。

サブシステム グループ/OPC ステータスの表示

status subsystem_grp id=CNAM

show コマンドおよび change コマンドの使用

 

表4-4 show コマンドおよび change コマンドの使用

作業
サンプル コマンド

加入者関連のバッチ データ(加入者、終端、加入者サービス プロファイル)の表示

show subscriber limit=1000; start_row=<next page value>;display=id,sub_service_profile; order=id;
 

入力内容は次のとおりです。

limit:表示する行の最大数に対応するページ サイズ。

start_row:最初に表示するページ。

display=id:id カラムを基準にデータをソートします。

order=id:データの順序付けまたはソートに使用するキーを指定します。

データベース使用状況の統計情報の表示

show db-usage table-name=dial_plan;
 

) テーブル名にはハイフンを使用せず、アンダースコアを使用してください。


データベース使用状況の統計情報の変更

change db-usage table-name=dial-plan; minor-threshold=70;major-threshold=80; critical-threshold=95;

トランザクションの表示および削除

トランザクション キューは、EMS データベースに対するアップデートと、CA および FS の共有メモリを追跡します。EMS、CA、または FS がエラー状態でない限り、エントリはトランザクション キューに数秒間保持されます。エラー状態の場合、後でアップデートできるように、エントリはトランザクション キューに保存されます。

 

表4-5 トランザクションの表示および削除

作業
サンプル コマンド

トランザクション キューのエントリの表示

show transaction-queue target=CA146

トランザクション キューのエントリの削除

delete transaction-queue target=CA146

注意 このコマンドを実行すると、データベースの整合性が失われます。使用する前に TAC にお問い合せください。

コマンドのスケジュール

コマンドをスケジュールして、特定の時刻に毎日、毎週、または毎月実行されるようにします。コマンドは、いつでも削除できます。繰り返し実行するようにコマンドがスケジュールされていて、そのコマンドが現在実行中の場合、通常の方法で実行が完了され、未実行のリストから削除されます。start-time コマンド トークンおよび recurrence コマンド トークンを使用して、任意の時間と頻度でコマンドをスケジュールします。

 

表4-6 コマンドのスケジュール

作業
サンプル コマンド

スケジュールしたコマンドの表示

show scheduled-command id=1234;

スケジュールしたコマンドの追加

add scheduled-command start-time=2001-10-01 12:22:22; noun=database; verb=audit;

スケジュールしたコマンドの変更

change scheduled-command id=1234; start-time=2001-10-02 20:00:00;

スケジュールしたコマンドの削除

delete scheduled-command id=1234;