Cisco BTS 10200 Softswitch コマンドライン インタフェース リファレンス ガイド: オペレーション/メンテナンス コマンド
簡易ネットワーク管理プロトコル
簡易ネットワーク管理プロトコル
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目次

簡易ネットワーク管理プロトコル

Simple Network Management Protocol Community

Simple Network Management Protocol Trap Destination

簡易ネットワーク管理プロトコル

June 29, 2007 OL-12434-01-J

この章では、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチにおける、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)関連のテーブルおよびコマンドについて説明します。


) この章では、トークン名の前にアスタリスクがある場合、トークンが必須であることを意味します。トークンにアスタリスクがない場合は省略可能です。


Simple Network Management Protocol Community

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェントは、snmpconfig コマンドで SNMP Community(snmpcommunity)テーブルを使用して、次のことを行います。

悪用、不正アクセス、または不正アクセス試行が行われた場合、SNMP ブロッキング コマンドを使用して、特定の IP アドレス(またはホスト名)を手動でブロックする。また、エージェントは、特定のソースによる試行失敗と思われるものを複数検出した場合、そのソース IP アドレスまたはホスト名を自動的にブロックします。手動または自動でブロックされたホストをブロック解除するには、ブロックされたエントリをこのテーブルから手動で削除する必要があります。

MIB to System(MIB2SYS)設定コマンドを使用して、RFC 1213 に準拠するように設定値を設定する。

SNMP 設定コマンドを使用して、SNMP エージェントと Sun Solaris SNMP サブエージェントをカップリングまたはデカップリングする。

SNMP エージェントのコミュニティ ストリングを格納する。コミュニティ ストリングは、snmpconfig コマンドで変更できます。コミュニティ ストリングは、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチの SNMP エージェント アクセスで使用されるパスワードのような変数です。

インストール当初、このテーブルでは READCOMMUNITY と WRITECOMMUNITY の両方のトークンで値 PUBLIC がプロビジョニングされています。サービス プロバイダーは、どちらの値も削除して、独自の値を指定できます。アップグレード中は、このテーブル内のどの値も保持されます。READCOMMUNITY と WRITECOMMUNITY は、大文字小文字が区別されません。PUBLIC 値は、大文字小文字が区別されます。

テーブル名:SNMPCOMMUNITY

テーブルの包含領域:OAMP

コマンド タイプ

show、add、change、および delete

ブロック コマンドの例:

show snmpconfig type=MANUALBLOCKED
show snmpconfig type=AUTOBLOCKED
add snmpconfig type=MANUALBLOCKED; value=hostnameABC
add snmpconfig type=MANUALBLOCKED; value=192.168.1.192
delete snmpconfig type=MANUALBLOCKED; value=hostnameABC
delete snmpconfig type=AUTOBLOCKED; value=hostnameABC

MIB2SYS コマンドの例:

show snmpconfig type=MIB2SYS; value=sys_name;
add snmpconfig type=MIB2SYS; value=sys_name;
change snmpconfig type=MIB2SYS; value=sys_location; value1=Cisco Systems
delete snmpconfig type=MIB2SYS; value=sys_name;

設定コマンドの例:

show snmpconfig type=SETTING;
add snmpconfig type=SETTING; value=COUPLE_SUN_AGENT;
delete snmpconfig type=SETTING;

格納コマンドの例:

show snmpconfig type=readcommunity
show snmpconfig type=writecommunity
add snmpconfig type=readcommunity; Value=whateverreadvalue
add snmpconfig type=writecommunity; Value=whateverwritevalue
delete snmpconfig type=readcommunity; Value=whateverreadvalue
delete snmpconfig type=writecommunity; Value=whateverwritevalue

 
使用上のガイドライン

主キー トークン:type、value

追加のルール:なし

削除のルール:なし

 
シンタックスの説明

* TYPE

主キー。show、add、change、および delete コマンドには必須です。ブロックのタイプ。

VARCHAR(64):1 ~ 64 の ASCII 文字。許可される値は次のとおりです。

AUTOBLOCKED:SNMP エージェントが、システムにアクセスしようとしている疑わしいソースと思われるものを検出します。

MANUALBLOCKED:ソースが SNMP を使用してシステムにアクセスするのを、オペレータが手動でブロックします。

MIB2SYS:MIB2 定義。

SETTING:add コマンドでの SETTING は、エージェントをカップリングします。delete コマンドでの SETTING は、エージェントをデカップリングします。

READCOMMUNITY:エージェントのデータを読み取るための変数。

WRITECOMMUNITY:エージェントのデータを設定するための変数。

* VALUE

add、change、および delete コマンドには必須です。show、add、change および delete コマンドに有効です。主キー。ブロックされるソースの IP アドレスまたはホスト名。

VARCHAR(64):1 ~ 64 の ASCII 文字。

コミュニティ ストリングの実際の値。type が READCOMMUNITY または WRITECOMMUNITY の場合に限り有効です。

SYS_NAME:システム名。type が MIB2SYS の場合に限り有効です。

SYS_CONTACT:システム接点。type が MIB2SYS の場合に限り有効です。

SYS_LOCATION:システム ロケーション。type が MIB2SYS の場合に限り有効です。

COUPLE_SUN_AGENT:Cisco BTS 10200 ソフトスイッチの SNMP エージェントと Sun SNMP エージェントをカップリングします。type が SETTING の場合に限り有効です。この値には下線(_)を使用します。ハイフン(-)は使用しません。

KEY1

show、add、change および delete コマンドに有効です。CLI noun 特権レベルに似た特権レベルを指定するために使用します。これは、SNMP MIB の「status」コマンド ブランチにアクセスするとき、たとえば、メディア ゲートウェイや Call Agent などのステータスにアクセスするときに必要です。詳細については、 「セキュリティ」 の章の Command Levelの項を参照してください。

VARCHAR(14):1 ~ 14 の ASCII 文字。許可される値は COMMAND-LEVEL です。

VALUE1

show、add、change および delete コマンドに有効です。type トークンおよび value トークンをさらに定義するために使用します。サービス プロバイダーによって定義されます。

VARCHAR(64):1 ~ 64 の ASCII 文字。

Simple Network Management Protocol Trap Destination

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェントは、SNMP Trap Destination(snmptrapdest)テーブルを使用して、このテーブルに示されている NMS(Network Management System; ネットワーク管理システム)にトラップを送信します。このテーブルは、SNMP エージェントに、SNMP トラップを送信する先の NMS の固定的なリストを提供します。トラップを再送信するときに、ここに有効な宛先アドレスがプロビジョニングされている必要があります。

テーブル名:SNMPTRAPDEST

テーブルの包含領域:EMS

コマンド タイプ

show、add、change、および delete

show snmptrapdest;
add snmptrapdest; trapdestaddress=190.10.100.199; trapdestport=162;
change snmptrapdest trapdestindex=1; trapdestport=16222;
delete snmptrapdest trapdestindex=1;

 
使用上のガイドライン

主キー トークン:trapdestindex

追加のルール:なし

変更のルール:なし

削除のルール:なし

 
シンタックスの説明

*TRAPDESTADDRESS

NMS マシンの IP アドレスまたはホスト名。

VARCHAR(15):7 ~ 15 の ASCII 文字。n.n.n.n ~ nnn.nnn.nnn.nnn の範囲の形式。

*TRAPDESTPORT

NMS マシンが着信トラップをリッスンするポート番号。

INTEGER:1 ~ 65535。

TRAPDESTINDEX

主キー。change および delete コマンドには必須です。テーブルのインデックス。

INTEGER:1 ~ 4294967296。

TRAPDESTCOMMUNITY(使用されない)

NMS に送信されるトラップに関連付けられるコミュニティ名。

VARCHAR(64):1 ~ 64 の ASCII 文字。

TRAPDESTOWNER
(使用されない)

この NMS のオーナー。

VARCHAR(64):1 ~ 64 の ASCII 文字。

TRAPDESTSTATUS
(使用されない)

このエントリのステータス。

INTEGER:1 ~ 6。

FILTERTYPES

このアドレスに対するフィルタを通過する(このアドレスへの送信を許可される)サブシステム イベントを指定します。FILTERLEVELS と併せて使用して、SNMP エージェント側からのトラップに細かいフィルタを提供します。

VARCHAR(12):1 ~ 12 の ASCII 文字。許可される値は次のとおりです。

BILLING

CALLP

CONFIG

DATABASE

MAINTENANCE

OSS

SECURITY

SIGNALING

STATISTICS

SYSTEM

AUDIT

FILTERLEVELS

このアドレスに対するフィルタを通過する(このアドレスへの送信を許可される)イベント レベルを指定します。FILTERTYPES と併せて使用して、SNMP エージェント側からのトラップに細かいフィルタを提供します。

VARCHAR(8):1 ~ 8 の ASCII 文字。許可される値は次のとおりです。

DEBUG

INFO

WARNING

MINOR

MAJOR

CRITICAL