Cisco BTS 10200 Softswitch プロビジョニング ガイド Release 5.0
Centrex、MLHG、およびボイスメール のプロビジョニング
Centrex、MLHG、およびボイスメールのプロビジョニング
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Centrex、MLHG、およびボイスメールのプロビジョニング

Centrex グループのプロビジョニング

メディア ゲートウェイ プロファイルの追加

メディア ゲートウェイの追加

終端の追加

カスタム ダイヤル プラン プロファイルの追加

カスタム ダイヤル プランの追加

ディジット マップの追加

加入者プロファイルの追加

アクセス ポイント(POP)の変更

メイン加入者の追加

Centrex グループの追加

メイン加入者の変更

サービスの追加

加入者サービス プロファイルの追加

加入者の追加

加入者の内線の追加

加入者サービス プロファイルの追加

コール パーク加入者グループの追加

メディア ゲートウェイの制御

加入者終端の装備

加入者終端の制御

マルチライン ハント グループ(MLHG)のプロビジョニング

MLHG のプロビジョニング

優先ハント リストのプロビジョニング

ボイスメールのプロビジョニング

ソフトスイッチ トランク グループ プロファイルの追加

トランク グループの追加

ボイスメール加入者の追加

自動応答加入者の追加

Centrex、MLHG、およびボイスメールのプロビジョニング

Revised: May 30, 2007

この章では、Centrex グループおよび Multiline Hunt Group(MLHG; マルチライン ハント グループ)をプロビジョニングする方法と、加入者を追加する方法について説明します。また、ボイスメールと自動応答機能をプロビジョニングする方法についても説明します。この章には、次の項があります。

「Centrex グループのプロビジョニング」

「マルチライン ハント グループ(MLHG)のプロビジョニング」

「ボイスメールのプロビジョニング」

Cisco BTS 10200 ソフトスイッチのテーブル、トークン、値の範囲のすべての詳細については、『 Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Interface Reference Guide 』を参照してください。

Centrex グループのプロビジョニング

表8-1 に、Centrex グループをプロビジョニングし、それに加入者を追加するために必要な手順の例を示します。また、コマンドと必須トークンの例も一覧します。手順の詳細については、各手順をクリックしてください。

 

表8-1 Centrex のプロビジョニング手順

説明
CLI コマンド

ステップ 1

「メディア ゲートウェイ プロファイルの追加」

add mgw-profile id=IAD2421; vendor=cisco;

ステップ 2

「メディア ゲートウェイの追加」

add mgw id=c2421.192; call-agent-id=CA101; mgw-profile-id=IAD2421; type=rgw;

ステップ 3

「終端の追加」

add termination prefix=aaln/S1/; port-start=1; port-end=16; type=line; mgw-id=c2421.192;

ステップ 4

「カスタム ダイヤル プラン プロファイルの追加」

add custom-dial-plan-profile id=Cisco_Plan;

ステップ 5

「カスタム ダイヤル プランの追加」

add custom-dial-plan id=cdp1; digit-string=7; nod=pots-access; cat-string=11111111;

ステップ 6

「ディジット マップの追加」

add digit-map id=ctxg1; digit-pattern=0|3xx|9|*xx;

ステップ 7

「加入者プロファイルの追加」

add subscriber-profile id=ctxgspf; digit-map-id=ctxg1; dial-plan-id=dp1; pop-id=1;

ステップ 8

「アクセス ポイント(POP)の変更」

change pop id=1; cnam_option=local

ステップ 9

「メイン加入者の追加」

add subscriber id=sub1; category=CTXG; name=main-sub; dn1=123-456-7890; sub-profile-id=ctxgspf;

ステップ 10

「Centrex グループの追加」

add centrex-grp id=cisco-ctxg; cdp-id=cdp1; call-agent-id=CA101;main-sub-id=sub1;

ステップ 11

「メイン加入者の変更」

change subscriber id=sub1; ctxg-id=cisco-ctxg;

ステップ 12

「サービスの追加」

add service id=3; fname1=CDP; fname2=CFU;

ステップ 13

「加入者サービス プロファイルの追加」

add subscriber-service-profile sub-id=sub1; service-id=3;

ステップ 14

「加入者の追加」

add subscriber id=sub2; category=ctxg-individual; name=Richardson2; dn1=469-255-1231; term-id=aaln/S1/4; mgw-id=c2421.192; sub-profile-id=ctxgspf; ctxg-id=cisco-ctxg;


) 加入者ごとに一意の term-id が必要です。


ステップ 15

「加入者の内線の追加」

add ext2subscriber ctxg-id=cisco-ctxg; ext=332; sub-id=sub2;

ステップ 16

「加入者サービス プロファイルの追加」

add subscriber-service-profile sub-id=sub2;service-id=3;

ステップ 17

「コール パーク加入者グループの追加」

add cpsg id=cisco; tcprk=100; ctxg-id=cisco-ctxg;

ステップ 18

「メディア ゲートウェイの制御」

control mgw id=c2421.192; target-state=INS; mode=forced;

ステップ 19

「加入者終端の装備」

equip subscriber-termination id=c2421.192;

ステップ 20

「加入者終端の制御」

control subscriber-termination id=c2421.192;

メディア ゲートウェイ プロファイルの追加

Media Gateway(MGW; メディア ゲートウェイ)プロファイルは、ベンダーが 1 つ以上のメディア ゲートウェイをプロビジョニングするためのテンプレートを提供します。このテンプレートは、Call Agent と各タイプのメディア ゲートウェイとの間の通信に必要な仕様と設定を指定します。

トークンの中には、Call Agent がメディア ゲートウェイにサポートされる機能をクエリーした後に、上書きできる値を持つものがあります。最初にプロビジョニングした値とは異なる値がメディア ゲートウェイによって返された場合、最初にプロビジョニングした値は戻り値に自動的に置き換わります。

 

コマンド
目的
add mgw-profile id=IAD2421; vendor=cisco;

メディア ゲートウェイ プロファイルを追加します。

メディア ゲートウェイの追加

Media Gateway(mgw)テーブルは、Call Agent が管理する各メディア ゲートウェイに関する情報を保持します。メディア ゲートウェイは、ドメイン名、IP アドレス、または TSAP アドレスを使用して一意に指定できます。

Media Gateway テーブルには、RGW と TGW という 2 つの関連付けられたコマンドがあります。RGW コマンドは、ゲートウェイをレジデンシャル ゲートウェイとしてのみプロビジョニングし、type トークンを自動的に RGW に設定します。TGW コマンドは、ゲートウェイをトランキング ゲートウェイとしてのみプロビジョニングし、type トークンを自動的に TGW に設定します。どちらのコマンドも Media Gateway テーブルをプロビジョニングしますが、サービス プロバイダーはこれらのコマンドを使用し、ユーザのロールに基づいて特定の個々のユーザにセキュリティを提供できます。

 

コマンド
目的
add mgw id=c2421.192; call-agent-id=CA101; mgw-profile-id=IAD2421; type=rgw;

メディア ゲートウェイを追加します。

 


) また、この例では、RGW コマンドを使用してメディア ゲートウェイをプロビジョニングすることもできます。RGW コマンドおよび TGW コマンドの詳細については、『Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Interface Reference Guide』を参照してください。


終端の追加

Termination(termination)テーブルは、Call Agent が管理する各終端/エンドポイントに関する情報を保持します。終端構造は、アナログ ポート、DS0 ポート、ISDN 回線を一様に使用します。ISDN PRI 別に終端をグループ化したり、単一の加入者に対してマルチライン ハント グループ(MLHG)を指定したりできます。終端のイベントと信号はパッケージにグループ化されます。イベントと信号のグループであるパッケージは、特定タイプのエンドポイントによってサポートされます。たとえば、あるパッケージはアナログ アクセス回線に対応したイベントと信号の特定のグループをサポートし、別のパッケージは音声回線に対応したイベントと信号の別のグループをサポートします。1 つの特定のエンドポイント タイプに 1 つ以上のパッケージを対応付けることができます。パッケージ タイプは、使用されるゲートウェイによって決まります。

このテーブルでは、データベースの command-to-field に一致しないコマンドを使用できます。プロビジョニング時に prefix トークンが使用された場合、終端 ID は、プレフィックスと port-start 値を連結し、ポート番号の値が port-end に達するまで終端ポート番号を増分して生成されます。prefix、port-start、および port-end は、テーブルに個々のフィールドとしては存在していません。

次のように入力します。

prefix:1 ~ 32 文字の ASCII 文字

port-start:0000 ~ 9999(1 ~ 4 文字の数字)(デフォルト = 1)

port-end:0000 ~ 9999(1 ~ 4 文字の数字)(デフォルト = 24)

 

コマンド
目的
add termination prefix=aaln/S1/; port-start=1; port-end=16; type=line; mgw-id=c2421.192;

終端を追加します。

カスタム ダイヤル プラン プロファイルの追加

Custom Dial Plan Profile(custom-dial-plan-profile)テーブルは、Centrex グループに割り当てられるカスタム ダイヤル プラン ID(CDP ID)を定義します。

 

コマンド
目的
add custom-dial-plan-profile id=Cisco_Plan;

カスタム ダイヤル プラン プロファイルを追加します。

カスタム ダイヤル プランの追加

Custom Dial Plan(custom-dial-plan)テーブルは、ダイヤルされたディジットを、Centrex コールの特定の宛先に変換します。Custom Dial Plan(CDP; カスタム ダイヤル プラン)の結果が POTS アクセス コードである場合、コール処理は POTS Dial Plan テーブルを使用して、POTS アクセス コードの後にダイヤルされたディジットを変換します。

 

コマンド
目的
add custom-dial-plan id=cdp1;digit-string=7;nod=pots-access;
cat-string=11111111;

カスタム ダイヤル プランを追加します。

ディジット マップの追加

Digit Map(digit-map)テーブルは、Media Gateway(MGW; メディア ゲートウェイ)にダイヤルされたディジットの収集およびレポート方法を指示します。Call Agent は、加入者に固有のディジット マップ ID が割り当てられていない限り、通常のディジット収集にはデフォルトのディジット マップ ID を使用します。POTS 加入者は、パブリック ダイヤル プランを使用します。Centrex 加入者は、カスタマイズされたダイヤル プランを使用します。

 

コマンド
目的
add digit-map id=ctxg1; digit-pattern=0|3xx|9|*xx;

ディジット マップを追加します。

加入者プロファイルの追加

Subscriber Profile(subscriber-profile)テーブルは、加入者のグループで共有されるプロパティをグループ化します。たとえば、複数の加入者から構成される Centrex グループは、1 つの加入者プロファイルを共有できます。Call Agent は複数の Point of Presence(POP; アクセス ポイント)から構成されており、POP は加入者プロファイルのトークンの 1 つであるため、POP 固有の加入者プロファイルを作成する必要があります。

 

コマンド
目的
add subscriber-profile id=ctxgspf; digit-map-id=ctxg1; dial-plan-id=dp1; pop-id=1;

加入者プロファイルを追加します。

アクセス ポイント(POP)の変更

Centrex グループのメンバーが Calling Name Delivery(CNAM; 発信者名の配信)機能に加入し、名前の配信が必要である場合は、Point of Presence(POP)テーブルに cnam-option トークンを指定する必要があります。cnam-option 値は次のように使用します。

cnam-option=local:存在する場合は、発信側の Subscriber テーブルから名前を表示します。

cnam-option=local-or-lidb:発信側の名前が Subscriber テーブルに存在しない場合、たとえば、Subscriber テーブル レコードを持たない外部発信者からのコールの場合に、外部 Line Information Database(LIDB; 回線情報データベース)CNAM クエリーを実行する場合は、このオプションを設定します。

Centrex グループ以外のコールに対して外部 LIDB CNAM クエリーを許可する場合は、centrex-group internal-cnd-only=n および POP cnam_option=local-or-lidb を設定します。

 

コマンド
目的
change pop id=1; cnam_option=local

存在する場合は、発信側の Subscriber テーブルから名前を表示します。

メイン加入者の追加

Subscriber(subscriber)テーブルは、Call Agent 内の加入者または加入者グループの特性を定義します。Directory Number(DN; 電話番号)によって指定されるすべての終端番号は、加入者として設定する必要があります。プライマリ Call Agent で発信可能な終端はすべて、加入者(レジデンシャル、PBX、ビジネス、または Centrex)として設定する必要があります。MLHG や Centrex などの顧客に対する終端もすべて同様に定義する必要があります。

Subscriber テーブルで send-bdn-as-cpn トークンが Y に設定されている場合、加入者は CPN として課金 DN を送信できます。ハント グループ内のすべての終端は、MLHG のメイン加入者として同じ DN を送信します。

 

コマンド
目的
add subscriber id=sub1; category=CTXG; name=main-sub; dn1=123-456-7890; sub-profile-id=ctxgspf;

加入者を追加します。

Centrex グループの追加

Call Agent と POTS/Centrex/Tandem(PTC)機能サーバはどちらも、Centrex Group(centrex-grp)テーブルを共有します。Centrex グループは、通常、ビジネス グループに割り当てられます。Centrex グループ内の加入者は、インターコム(内線)ダイヤリングによって互いに到達可能です。Centrex グループは、クラス 5 スイッチによる PBX のエミュレーションです。Centrex Group テーブルは、Centrex グループとそれらに関連付けられた Call Agent を定義します。PTC 機能サーバは、Centrex グループ機能を提供します。メイン加入者 ID に割り当てられたプロパティは、Centrex グループ全体に適用可能です。

Centrex グループ以外のコールに対して、外部回線情報データベース(LIDB)発信者名の配信(CNAM)クエリーを許可する場合は、internal-cnd-only=n および POP cnam-option=local-or-lidb を設定します。「アクセス ポイント(POP)の変更」 を参照してください。

 

コマンド
目的
add centrex-grp id=cisco-ctxg; cdp-id=cdp1; call-agent-id=CA101; main-sub-id=sub1;

Centrex グループを追加します。

メイン加入者の変更

Centrex グループを作成したら、それに加入者を追加する必要があります。

 

コマンド
目的
change subscriber id=sub1; ctxg-id=cisco-ctxg;

Centrex グループに加入者を追加します。

サービスの追加

Service(service)テーブルは、サービスと機能を定義します。サービスは、1 つ以上の機能の集合です。サービス内の各機能は、1 つ以上のトリガーを持つことができます。サービスは、トリガーが発効されると呼び出されます。サービスは、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ内で動的に作成できます。サービス プロバイダーが、サービスとそれに関連付けられた機能を定義します。最大 10 の一般に使用される機能を 1 つのサービスにグループ化できます。また、加入者あたり最大 50 のサービスをプロビジョニングできます。その後、加入者は個々の機能ではなく、サービス ID を使用してプロビジョニングされます。

 

コマンド
目的
add service id=3; fname1=CDP; fname2=CFU;

サービスを追加します。

加入者サービス プロファイルの追加

Subscriber Service Profile(subscriber-service-profile)テーブルは、サービスを加入者にリンクします。

 

コマンド
目的
add subscriber-service-profile sub-id=sub1; service-id=3;

加入者サービス プロファイルを追加します。

加入者の追加

Subscriber(subscriber)テーブルは、Call Agent 内の加入者または加入者グループの特性を定義します。DN によって指定されるすべての終端番号は、加入者として設定する必要があります。プライマリ Call Agent で発信可能な終端はすべて、加入者(レジデンシャル、PBX、ビジネス、または Centrex)として設定する必要があります。MLHG や Centrex などの顧客に対する終端もすべて同様に定義する必要があります。

表8-2 に、カテゴリごとに必要なトークンを示します。

 

コマンド
目的
add subscriber id=sub2; category=ctxg-individual; name=Richardson2; dn1=469-255-1231; term-id=aaln/S1/4; mgw-id=c2421.192; sub-profile-id=ctxgspf; ctxg-id=cisco-ctxg;

加入者を追加します。


) 加入者ごとに一意の term-id が必要です。


 

表8-2 各カテゴリの必要なトークン

トークン
必要なトークン

Category

INDIVIDUAL

TERM-ID、MGW-ID

MLHG

MLHG-ID

MLHG-INDIVIDUAL

TERM-ID、MGW-ID、MLHG-ID

MLHG-PREF-INDIV

TERM-ID、MGW-ID、MLHG-ID、MLHG-PREF-LIST-ID

CTXG-MLHG

MLHG-ID、CTXG-ID

CTXG

CTXG-ID

CTXG-INDIVIDUAL

TERM-ID、MGW-ID、CTXG-ID

CTXG-TG

CTXG-ID、TGN-ID

PBX

TGN-ID

加入者の内線の追加

Centrex 加入者が作成され、内線が加入者 ID にマッピングされると、Ext2subscriber(ext2subscriber)テーブルが登録されます。

 

コマンド
目的
add ext2subscriber ctxg-id=cisco-ctxg; ext=332; sub-id=sub2;

加入者に内線を追加します。

加入者サービス プロファイルの追加

Subscriber Service Profile(subscriber-service-profile)テーブルは、サービスを加入者にリンクします。

 

コマンド
目的
add subscriber-service-profile sub-id=sub2;service-id=3;

加入者サービス プロファイルを追加します。

コール パーク加入者グループの追加

Call Park Subscriber Group(CPSG)テーブルは、Centrex 固有のコール パーク加入者グループ識別情報とコール パーク タイムアウト タイマーを定義します。コール パークは、Call on Hold(コール保留)に似ていますが、回線ボタンを押すのではなく、コールをダイヤルすることでコールを取得します。

 

コマンド
目的
add cpsg id=cisco; tcprk=100; ctxg-id=cisco-ctxg;

コール パーク加入者グループを追加します。

メディア ゲートウェイの制御

control コマンドは、メディア ゲートウェイ、加入者終端、トランク、およびトランク グループの管理状態(OOS、INS)を設定します。

 

コマンド
目的
control mgw id=c2421.192; target-state=INS; mode=forced;

MGW をイン サービスにします。

 

status コマンドは、メディア ゲートウェイ、加入者終端、トランク、およびトランク グループの状態を表示します。

メディア ゲートウェイがイン サービスであることを確認するには、次の CLI コマンドを入力します。

status mgw id=<mgw id>;
 

表示例:

Reply : Success:
 
MGW ID -> c2421.192
RESULT -> ADM configure result in success
REASON -> ADM executed successful
ADMIN STATE -> ADMIN_INS
OPER STATE -> Media gateway in working status

加入者終端の装備

equip コマンドを使用して、加入者トランク終端をイン サービスにすることができます。 表8-3 に、トランク終端の状態とその定義を示します。

 

コマンド
目的
equip subscriber-termination id=c2421.192;

加入者トランク終端をイン サービスに切り替え可能にします。

 

 

表8-3 加入者トランク終端の状態

状態
定義

ADMIN-INS

In-Service(イン サービス)

ADMIN-OOS

Out of Service(アウト オブ サービス)

ADMIN-MAINT

メンテナンス モード

加入者終端の制御

control コマンドは、メディア ゲートウェイ、加入者終端、トランク、およびトランク グループの管理状態(OOS、INS)を設定します。

 

コマンド
目的
control subscriber-termination id=c2421.192;

加入者終端をイン サービスにします。

 

加入者終端がイン サービスであることを確認するには、次の CLI コマンドを入力します。

status subscriber-termination id=<subscriber-termination id>;
 

マルチライン ハント グループ(MLHG)のプロビジョニング

ここでは、MLHG と HLHG の優先ハント リストをプロビジョニングする方法について説明します。

MLHG のプロビジョニング

表8-4 に、マルチライン ハント グループをプロビジョニングし、それに加入者を追加するために必要な手順の例を示します。さらに、CLI コマンドと必須トークンの例を一覧しています。


ヒント MLHG 機能の詳細と、特定のプロビジョニング可能なパラメータに関する詳しいガイドラインについては、『Cisco BTS 10200 Softswitch Network and Subscriber Feature Descriptions』の「 MLHG feature」の項を参照してください。

MLHG、MLHG Terminal、および MLHG Preference List テーブルのプロビジョニング可能なすべての値のリストについては、『Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Interface Reference Guide』の「Multiline Hunt Group」の章を参照してください。


 

表8-4 マルチライン ハント グループのプロビジョニング手順

説明
CLI コマンド

ステップ 1

前提条件

ネットワークで次のエンティティをプロビジョニングするための適切なコマンドを入力します。

pop

mgw-profile

dial-plan-profile

dial-plan

subscriber-profile

ステップ 2

メディア ゲートウェイを追加します。

add mgw id=c2421.192; call-agent-id=CA146; mgw-profile-id=IAD2421; type=rgw;

ステップ 3

MLHG の端末用に使用する終端のセットを追加します。

add termination prefix=aaln/S1/; port-start=1; port-end=16; type=line; mgw-id=c2421.192;

ステップ 4

MLHG のメイン加入者を追加します。category = mlhg を設定すると、現在の加入者が MLHG のメイン加入者として識別されます。

add subscriber id=sub1; sub-profile-id=mlhgprof; name=mlhg1-main; dn1=212-555-7777; term-type=none; category=mlhg;


) この時点では、mlhg-id を割り当てることはできません。これは、この手順の後のステップで実行します。


ステップ 5

MLHG を追加し、メイン加入者を割り当てます。

add mlhg id=mlhg1; call-agent-id=CA146; main-sub-id=sub1;

ステップ 6

メイン加入者レコードを MLHG にリンクします。

change subscriber id=sub1; mlhg-id=mlhg1;

ステップ 7

端末(物理回線)を MLHG に追加します。

注意事項:

カテゴリは、mlhg-individual または mlhg-pref-indiv としてプロビジョニングできます。
システムは、これらの設定値を同等に扱います。

個々の DN を介して到達可能な終端は、加入者として設定する必要があります。また、物理回線に接続された終端には、一意の term-id を定義する必要があります。

終端がコールを発信する場合、その終端は加入者として設定する必要があります。


) 特定のプロビジョニング可能なパラメータの詳しいガイドラインについては、『Cisco BTS 10200 Softswitch Network and Subscriber Feature Descriptions』の「MLHG feature」の項を参照してください。


add subscriber id=sub2; category=mlhg-individual; grp=y; name=Richardson2; dn1=972-555-1232; term-id=aaln/S1/4; mgw-id=c2421.192; sub-profile-id=mlhgprof; mlhg-id=mlhg1;

ステップ 8

MLHG 端末を追加します。

add mlhg-terminal mlhg-id=mlhg1; terminal=17; term-id=aaln/S1/4; mgw-id=c2421.192;

add mlhg-terminal mlhg-id=mlhg1; terminal=102; term-id=aaln/S1/5; mgw-id=c2421.192;

ステップ 9

MGW をイン サービスにします。

control mgw id=c2421.192; target-state=INS; mode=forced;

ステップ 10

加入者終端を装備します。

equip subscriber-termination id=*@c2421.192;

ステップ 11

加入者終端をイン サービスにします。

control subscriber-termination id=*@c2421.192; target-state=INS; mode=forced;

優先ハント リストのプロビジョニング

表8-5 に、優先ハント リストをプロビジョニングし、それに加入者を追加するために必要な手順の例を示します。さらに、CLI コマンドと必須トークンの例を一覧しています。

 

表8-5 優先ハント リストのプロビジョニング手順

説明
CLI コマンド

ステップ 1

前提条件

表8-4 に示すように、MLHG をプロビジョニングするための適切なコマンドを入力します。

ステップ 2

MLHG 優先ハント リストを追加します。

add mlhg-pref-list id=prefhuntlist33; mlhg-id=mlhg1;

ステップ 3

加入者を優先ハント リストに割り当てます。

change subscriber id=sub2; mlhg-pref-list-id=prefhuntlist33;

ステップ 4

優先ハント リストの各端末に、相対的な端末の位置を割り当てます。

change mlhg-pref-list id=prefhuntlist33; mlhg-id=mlhg1; rel-terminal1=102; rel-terminal2=17;

ボイスメールのプロビジョニング

表8-6 に、ボイスメールと自動応答機能をサポートするように、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチをプロビジョニングするために必要な手順の例を示します。さらに、CLI コマンドと必須トークンの例を一覧しています。手順の詳細については、各手順をクリックしてください。

 

表8-6 ボイスメールのプロビジョニング手順

説明
CLI コマンド

ステップ 1

「ソフトスイッチ トランク グループ プロファイルの追加」

add softsw-tg-profile id=10; protocol-type=SIP;

ステップ 2

「トランク グループの追加」

add trunk-grp id=21; softsw-tsap-addr=ipunity.ipclab.cisco.com;5060; call-agent-id=CA146; tg-type=softsw; tg-profile-id=10; dial-plan-id=cdp1;

ステップ 3

「ボイスメール加入者の追加」

add subscriber id=VM; category=PBX; dn1=972-789-3000; tgn-id=21; sub-profile-id=sp1; term-type=TG;

ステップ 4

「自動応答加入者の追加」

add subscriber id=AA; category=PBX; dn1=972-789-4000; tgn-id=22; sub-profile-id=sp1; term-type=tg;

ソフトスイッチ トランク グループ プロファイルの追加

Softswitch Trunk Group Profile(softsw-tg-profile)テーブルは、ID、プロトコル、インジケータ、エコー抑制などの、ソフトスイッチ トランクに固有の情報をすべて保持します。softsw-tg-profile レコードは、複数のソフトスイッチ トランク グループによって共有することができます。事前に、このテーブルで ID を作成してから、Softswitch Trunk Group に追加する必要があります。

 

コマンド
目的
add softsw-tg-profile id=10; protocol-type=SIP;

ソフトスイッチ トランク グループ プロファイルを追加します。

トランク グループの追加

Trunk Group(trunk-grp)テーブルは、トランク グループと、関連付けられたメディア ゲートウェイへのマッピングを指定します。

 

コマンド
目的
add trunk-grp id=21; softsw-tsap-addr=ipunity.ipclab.cisco.com;5060; call-agent-id=CA146; tg-type=softsw; tg-profile-id=10; dial-plan-id=cdp1;

トランク グループを追加します。

ボイスメール加入者の追加

Subscriber(subscriber)テーブルは、Call Agent 内の加入者または加入者グループの特性を定義します。DN によって指定されるすべての終端番号は、加入者として設定する必要があります。プライマリ Call Agent で発信可能な終端はすべて、加入者(レジデンシャル、PBX、ビジネス、および Centrex)として設定する必要があります。MLHG や Centrex などの顧客に対する終端もすべて同様に定義する必要があります。

 

コマンド
目的
add subscriber id=VM; category=PBX; dn1=972-789-3000; tgn-id=21; sub-profile-id=sp1; term-type=TG;

ボイスメール加入者を追加します。

自動応答加入者の追加

自動応答機能を使用すると、オペレータが直接介在せず自動的にコールに応答することで、着信コールのフローを円滑に処理できます。

 

コマンド
目的
add subscriber id=AA; category=PBX; dn1=972-789-4000; tgn-id=22; sub-profile-id=sp1; term-type=tg;

自動応答機能を追加します。