Cisco BTS 10200 Softswitch プロビジョニング ガイド Release 5.0
SS7 のプロビジョニング
SS7 のプロビジョニング
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

SS7 のプロビジョニング

SS7 のプロビジョニング

シグナリング ゲートウェイの追加

シグナリング ゲートウェイ グループの追加

シグナリング ゲートウェイ プロセスの追加

発信ポイント コード(OPC)の追加

宛先ポイント コード(DPC)の追加

SCTP アソシエーション プロファイルの追加

SCTP アソシエーションの追加

ユーザ パート バリアントの追加

ルーティング キーの追加

コール制御ルートの追加

メディア ゲートウェイ プロファイルの追加

メディア ゲートウェイの追加

終端の追加

SS7 ANSI トランク グループ プロファイルの追加

SS7 トランク グループの追加

トランクの追加

ルートの追加

ルート ガイドの追加

宛先の追加

ダイヤル プランの追加

アクセス ポイント(POP)の変更

SCCP ネットワークの追加

サブシステム グループの追加

サブシステムの追加

ルーティング キーの追加

SCCP ルートの追加

サービス ロジック ホスト ルート(SLHR)プロファイルの追加

サービス ロジック ホスト ルート(SLHR)の追加

Call Agent の設定の追加

SCTP アソシエーションの制御

サブシステムの制御

サブシステム グループの制御

BTS-PGW インターフェイスの ISUP 透過性

Cisco BTS 10200 ソフトスイッチの設定

Cisco PGW 2200 の設定

SS7 のプロビジョニング

Revised May 30, 2007

この章では、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチを SS7 PSTN ネットワークと通信するようにプロビジョニングする方法について説明します。この章には、次の項があります。

「SS7 のプロビジョニング」

「BTS-PGW インターフェイスの ISUP 透過性」

SS7 のプロビジョニング

表12-1 に、必要な手順の例を示します。また、CLI コマンドと必須トークンの例も一覧しています。手順の詳細については、各手順をクリックしてください。

Cisco BTS 10200 ソフトスイッチのテーブル、トークン、値の範囲のすべての詳細については、『Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Interface Reference Guide』を参照してください。

 

表12-1 SS7 のプロビジョニング

説明
CLI コマンド

ステップ 1

「シグナリング ゲートウェイの追加」

add sg id=sg1;
add sg id=sg2;

ステップ 2

「シグナリング ゲートウェイ グループの追加」

add sg-grp id=sg-grp1; sg1-id=sg1; sg2-id=sg2;

ステップ 3

「シグナリング ゲートウェイ プロセスの追加」

add sgp id=sgp1; sg-id=sg1;
add sgp id=sgp2; sg-id-sg2;

ステップ 4

「発信ポイント コード(OPC)の追加」

add opc id=opc1; point-code=1-1-1;

ステップ 5

「宛先ポイント コード(DPC)の追加」

add dpc id=dpc1; point-code=1-1-2;
add dpc id-stp1; point-code=1-1-3;

ステップ 6

「SCTP アソシエーション プロファイルの追加」

add sctp-assoc-profile id=sctp-prof1;

ステップ 7

「SCTP アソシエーションの追加」

add sctp-assoc id=sgp1-sctp; sgp-id=sgp1; sctp-assoc-profile-id=sctp-prof1; platform-id=CA146; remote-port=2905; remote-tsap-addr=10.0.1.30; remote-tsap-addr2=10.128.1.230;

ステップ 8

「ユーザ パート バリアントの追加」

add user-part-variant id=ANSISS7_GR317;

ステップ 9

「ルーティング キーの追加」

add routing-key id=rk1; opc-id=opc1; sg-grp-id=sg-grp1; si=ISUP; rc=1; platform-id=CA146;

ステップ 10

「コール制御ルートの追加」

add call-ctrl-route id=dpc1-route; dpc-id=dpc1; routing-key-id=rk1; si=ISUP; user-part-variant-id=ANSISS7_GR317;


) call-ctrl-route は、特定のシグナリング ゲートウェイに関連付ける必要があります。


ステップ 11

「メディア ゲートウェイ プロファイルの追加」

add mgw-profile id=3660; vendor=Cisco; description=Cisco 3660;

ステップ 12

「メディア ゲートウェイの追加」

add mgw id=c3660-1; call-agent-id=CA146; tsap-addr=c3660-1.lab.cisco.com; mgw-profile-id=3660; type=tgw;

ステップ 13

「終端の追加」

add termination prefix=S1/DS1-0/; port-start=1; port-end=24; mgw-id=c3660-1; type=trunk;

ステップ 14

「SS7 ANSI トランク グループ プロファイルの追加」

add ss7-ansi-tg-profile id=ss7-prof1;

ステップ 15

「SS7 トランク グループの追加」

add trunk-grp id=1; call-agent-id=CA146; tg-type=SS7; num_of_trunks=24; tg-profile=ss7-prof1; call-ctrl-route-id=dpc1-route;

ステップ 16

「トランクの追加」

add trunk cic-start=1; cic-end=24; tgn-id=1; mgw-id=c3660-1; termination-prefix=S1/DS1-0/; termination-port-start=1; termination-port-end=24;

ステップ 17

「ルートの追加」

add route id=ss7rt; tgn1-id=1;

ステップ 18

「ルート ガイドの追加」

add route-guide id=ss7rg; policy-type=ROUTE; policy-id=ss7rt;

ステップ 19

「宛先の追加」

add destination dest-id=ss7dest; call-type=toll; route-type=route; route-guide-id=ss7rg;

ステップ 20

「ダイヤル プランの追加」

add dial-plan id-dp1; digit-string=813565; noa-national; dest-id=ss7dest;

ステップ 21

「アクセス ポイント(POP)の変更」

change pop id=1; opc-id=opc;

ステップ 22

「SCCP ネットワークの追加」

add sccp-nw id=1; net-ind=NATIONAL; sub-svc=NATIONAL; hop-count=3;

ステップ 23

「サブシステム グループの追加」

add subsystem-grp id=SSN_LNP; platform-id=FSAIN205; tcap-version=ANS-92;

ステップ 24

「サブシステムの追加」

add subsystem id=SSN_LNP; opc-id=opc; local-ssn=247; remote-ssn=247; sccp-nw-id=1; sccp-version=ANS92; tcap-version=ANS92; application-version=AIN01;

ステップ 25

「ルーティング キーの追加」

add routing-key id=rk_lnp; opc-id=opc1; ssn-id=SSN_LNP; sg-grp-id=sg-grp1; si=SCCP; rc=2; platform-id=FSAIN205;

ステップ 26

「SCCP ルートの追加」

add sccp-route subsystem-grp-id=SSN_LNP; opc-id=opc1; dpc-id=stp1; rk-id=rk_lnp;

ステップ 27

「サービス ロジック ホスト ルート(SLHR)プロファイルの追加」

add slhr-profile id=slhr_lnp;

ステップ 28

「サービス ロジック ホスト ルート(SLHR)の追加」

add slhr id=slhr_lnp; opc-id=opc; dpc-id=stp1; subsystem-grp-id=SSN_LNP; gtt-req=Y; tt=11; gtt-addr-type=CDPN;

ステップ 29

「Call Agent の設定の追加」

add ca-config type=DEFAULT-LNP-SLHR-ID; datatype=string; value=slhr_lnp;

ステップ 30

「SCTP アソシエーションの制御」

control sctp-assoc id=sgp1-sctp; target-state=INS; mode=FORCED;

ステップ 31

「サブシステムの制御」

control subsystem id=SSN_LNP; target-state=UIS; mode=FORCED;

ステップ 32

「サブシステム グループの制御」

control subsystem-grp id=SSN_LNP; target-state=UIS; mode=FORCED;

シグナリング ゲートウェイの追加

Signaling Gateway(sg)テーブルは、Call Agent によって管理されているすべてのシグナリング ゲートウェイを指定します。

 

コマンド
目的
add sg id=sg1;
add sg id=sg2;

シグナリング ゲートウェイを追加します。

シグナリング ゲートウェイ グループの追加

Signaling Gateway Group(sg-grp)テーブルは、2 つのシグナリング ゲートウェイを関連付けます。

 

コマンド
目的
add sg-grp id=sg-grp1; sg1-id=sg1; sg2-id=sg2;

シグナリング ゲートウェイ グループを追加します。

シグナリング ゲートウェイ プロセスの追加

Signaling Gateway Process(sgp)テーブルは、各シグナリング ゲートウェイに関連付けられたすべてのシグナリング ゲートウェイ プロセスを指定します。

 

コマンド
目的
add sgp id=sgp1; sg-id=sg1;
add sgp id=sgp2; sg-id-sg2;

シグナリング ゲートウェイ プロセスを追加します。

発信ポイント コード(OPC)の追加

Origination Point Code(opc)テーブルは、すべてのシステム発信ポイント コードに関する情報を格納します。

 

コマンド
目的
add opc id=opc1; point-code=1-1-1;

OPC を追加します。

宛先ポイント コード(DPC)の追加

Destination Point Code(dpc)テーブルは、システム内のすべての宛先ポイント コードに関する情報を格納します。

 

コマンド
目的
add dpc id=dpc1; point-code=1-1-2;
add dpc id-stp1; point-code=1-1-3;

DPC を追加します。

SCTP アソシエーション プロファイルの追加

Stream Control Transmission Protocol(SCTP)Association Profile(sct-assoc-profile)テーブルは、各 SCTP アソシエーションを定義し、SCTP アソシエーションが参照可能な設定パラメータを格納します。

 

コマンド
目的
add sctp-assoc-profile id=sctp-prof1;

SCTP アソシエーション プロファイルを追加します。

SCTP アソシエーションの追加

SCTP Association(sctp-assoc)テーブルは、ローカル Signaling Gateway Platform(SGP; シグナリング ゲートウェイ プラットフォーム)とリモート SGP の間のアソシエーションを指定します。2 つのインデックス ツリーが必要です。Call Agent 用と機能サーバ用に 1 つずつ SCTP アソシエーションを追加する必要があります。

 

コマンド
目的
add sctp-assoc id=sgp1-sctp; sgp-id=sgp1; sctp-assoc-profile-id=sctp-prof1; platform-id=CA146; remote-port=2905; remote-tsap-addr=10.0.1.30; remote-tsap-addr2=10.128.1.230;

SCTP アソシエーションを追加します。

ユーザ パート バリアントの追加

User Part Variant(user-part-variant)テーブルには、すべてのサポートされる SS7 ユーザ パート バリアントとそれらに関連付けられたプロトコル ファミリが含まれます。プロセスは 2 つの部分から構成されています。User Part Variant Base(user-part-variant-base)テーブルが、すべてのサポートされるバリアントとオプション パラメータの値を定義します。バリアントが追加されると、User Part Variant Base テーブルからオプション パラメータの値が登録されます。

 

コマンド
目的
add user-part-variant id=ANSISS7_GR317;

ユーザ パート バリアントを追加します。

ルーティング キーの追加

ルーティング キーは、アプリケーション サーバを識別する一意のルーティング データです。Routing Key(routing-key)テーブルは、すべての MTP3-User Adaptation Layer(M3UA)ルーティング キーおよび SCCP-User Adaptation Layer(SUA)ルーティング キーに関する情報を保持します。

 

コマンド
目的
add routing-key id=rk1; opc-id=opc1; sg-grp-id=sg-grp1; si=ISUP; rc=1; platform-id=CA146;

ルーティング キーを追加します。

コール制御ルートの追加

Call Control Route(call-ctrl-route)テーブルは、OPC、DPC、および Signaling Gateway(SG; シグナリング ゲートウェイ)グループ間で定義されたコール制御ルートを指定します。

 

コマンド
目的
add call-ctrl-route id=dpc1-route; dpc-id=dpc1; routing-key-id=rk1; si=ISUP; user-part-variant-id=ANSISS7_GR317;

コール制御ルートを追加します。

メディア ゲートウェイ プロファイルの追加

Media Gateway(MGW; メディア ゲートウェイ)プロファイルは、ベンダーが 1 つ以上のメディア ゲートウェイをプロビジョニングするためのテンプレートを提供します。このテンプレートは、Call Agent と各タイプのメディア ゲートウェイとの間の通信に必要な仕様と設定を指定します。

トークンの中には、Call Agent がメディア ゲートウェイにサポートされる機能をクエリーした後に、上書きできる値を持つものがあります。最初にプロビジョニングした値とは異なる値がメディア ゲートウェイによって返された場合、最初にプロビジョニングした値は戻り値に自動的に置き換わります。

 

コマンド
目的
add mgw-profile id=3660; vendor=Cisco; description=Cisco 3660;

メディア ゲートウェイ プロファイルを追加します。


ヒント ネットワーク帯域幅や信頼性に問題が生じた場合、または CA からのコマンドに対して MGW の応答が遅い場合に応答時間を改善するために、必要に応じて、mgw-profile テーブルの
mgcp-max1-retries トークンと mgcp-max2-retries トークンを調整できます。これらのパラメータとその他のパラメータが監査エンドポイントおよびキープアライブ プロセスに及ぼす影響の詳細については、『Cisco BTS 10200 Softswitch Troubleshooting Guide』の該当する付録(「Release 5.0 Keepalive」)を参照してください。


メディア ゲートウェイの追加

Media Gateway(mgw)テーブルは、Call Agent が管理する各メディア ゲートウェイに関する情報を保持します。メディア ゲートウェイは、ドメイン名、IP アドレス、または TSAP アドレスを使用して一意に指定できます。

Media Gateway テーブルには、RGW と TGW という 2 つの関連付けられたコマンドがあります。RGW コマンドは、ゲートウェイをレジデンシャル ゲートウェイとしてのみプロビジョニングし、type トークンを自動的に RGW に設定します。TGW コマンドは、ゲートウェイをトランキング ゲートウェイとしてのみプロビジョニングし、type トークンを自動的に TGW に設定します。どちらのコマンドも Media Gateway テーブルをプロビジョニングしますが、サービス プロバイダーはこれらのコマンドを使用し、ユーザのロールに基づいて特定の個々のユーザにセキュリティを提供できます。

 

コマンド
目的
add mgw id=c3660-1; call-agent-id=CA146; tsap-addr=c3660-1.lab.cisco.com; mgw-profile-id=3660; type=tgw;

メディア ゲートウェイを追加します。


) また、この例では、TGW コマンドを使用してメディア ゲートウェイをプロビジョニングすることもできます。RGW コマンドおよび TGW コマンドの詳細については、『Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Interface Reference Guide』を参照してください。


終端の追加

Termination(termination)テーブルは、Call Agent が管理する各終端/エンドポイントに関する情報を保持します。終端構造は、アナログ ポート、DS0 ポート、ISDN 回線を一様に使用します。ISDN PRI 別に終端をグループ化したり、単一の加入者に対して Multiline Hunt Group(MLHG; マルチライン ハント グループ)を指定したりできます。終端のイベントと信号はパッケージにグループ化されます。イベントと信号のグループであるパッケージは、特定タイプのエンドポイントによってサポートされます。たとえば、あるパッケージはアナログ アクセス回線に対応したイベントと信号の特定のグループをサポートし、別のパッケージは音声回線に対応したイベントと信号の別のグループをサポートします。1 つの特定のエンドポイント タイプに 1 つ以上のパッケージを対応付けることができます。パッケージ タイプは、使用されるゲートウェイによって決まります。

このテーブルでは、データベースの command-to-field に一致しないコマンドを使用できます。プロビジョニング時に prefix トークンが使用された場合、終端 ID は、プレフィックスと port-start 値を連結し、ポート番号の値が port-end に達するまで終端ポート番号を増分して生成されます。prefix、port-start、および port-end は、テーブルに個々のフィールドとしては存在していません。

次のように入力します。

prefix:1 ~ 32 文字の ASCII 文字

port-start:0000 ~ 9999(1 ~ 4 文字の数字)(デフォルト = 1)

port-end:0000 ~ 9999(1 ~ 4 文字の数字)(デフォルト = 24)

 

コマンド
目的
add termination prefix=S1/DS1-0/; port-start=1; port-end=24; mgw-id=c3660-1; type=trunk;

終端を追加します。

SS7 ANSI トランク グループ プロファイルの追加

Signaling System 7 ANSI Trunk Group Profile(ss7-ansi-tg-profile)テーブルは、Continuity Test(COT; 連続性試験)などの、SS7 トランク グループに関する共通の情報を保持します。このテーブルは、複数の SS7 トランク グループによって共有できます。使用されている ISUP バリアントに応じて、ANSI、Q.760、または Q.767 のいずれかのトランク グループ プロファイルを追加できます。

 

コマンド
目的
add ss7-ansi-tg-profile id=ss7-prof1;

SS7 ANSI トランク グループ プロファイルを追加します。

SS7 トランク グループの追加

Trunk Group(trunk-grp)テーブルは、トランク グループと、関連付けられたメディア ゲートウェイへのマッピングを指定します。

 

コマンド
目的
add trunk-grp id=1; call-agent-id=CA146; tg-type=SS7; num_of_trunks=24; tg-profile=ss7-prof1; call-ctrl-route-id=dpc1-route;

SS7 トランク グループを追加します。


) 各トランク グループ タイプについて特定のトークンが必須か、またはオプションであるかを確認するには、『Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Inferface Reference Guide』の第 2 章に記載されている Trunk Group テーブルを参照してください。


トランクの追加

Trunk(trunk)テーブルは、トランク グループと、関連付けられたメディア ゲートウェイへのマッピングを指定します。また、Circuit Identification Code(CIC; 回線識別コード)の範囲と終端も指定します。

 

コマンド
目的
add trunk cic-start=1; cic-end=24; tgn-id=1; mgw-id=c3660-1; termination-prefix=S1/DS1-0/; termination-port-start=1; termination-port-end=24;

トランクを追加します。


トランク上でサービス影響テストが進行中の場合、トランクはブロックされず、そのトランクへの着信コール試行はすべて失敗します。トランク上の遠端のスイッチが次のトランクを選択するためにトランク選択アルゴリズムを使用していない場合、着信コールの試行はすべて失敗します。


ルートの追加

Route(route)テーブルには、コールをルーティングするための最大 10 のトランク グループのリストが含まれています。すべてのトランク グループがビジー状態または使用できない場合、コール処理は alt-route-id(指定されている場合)を使用してコールをルーティングします。Element Management System(EMS; 要素管理システム)は、Trunk Group テーブルに基づいて、Call Agent ID フィールドをプロビジョニングします。

 

コマンド
目的
add route id=ss7rt; tgn1-id=1;

ルートを追加します。

ルート ガイドの追加

Route Guide(route-guide)テーブルは、policy-type に基づいてルーティング情報を保持します。

 

コマンド
目的
add route-guide id=ss7rg; policy-type=ROUTE; policy-id=ss7rt;

ルート ガイドを追加します。

宛先の追加

Destination(destination)テーブルは、ダイヤルされたディジットのコール タイプとルーティング情報を定義します。Dial Plan テーブル内の複数のディジット文字列は、同じ宛先 ID を使用できます。

 

コマンド
目的
add destination dest-id=ss7dest; call-type=toll; route-type=route; route-guide-id=ss7rg;

宛先を追加します。

ダイヤル プランの追加

ダイヤル プランは、ダイヤルされたディジットに基づいて、コールを分析、スクリーニング、およびルーティングします。Dial Plan(dial-plan)テーブルは、特定タイプのコールのダイヤル プラン情報を保持します。このテーブルは、有効なダイヤル パターンを定義し、コール ルーティングを決定します。共通の dial-plan-profile-id を共有するレコードはすべて、同じダイヤル プランとみなされます。

 

コマンド
目的
add dial-plan id-dp1; digit-string=813565; noa-national; dest-id=ss7dest;

ダイヤル プランを追加します。

アクセス ポイント(POP)の変更

Cisco BTS 10200 ソフトスイッチの Call Agent は、複数の地理的領域や Metropolitan Statistical Area(MSA; メトロポリタン統計エリア)に同時にサービスを提供できます。地理的領域はそれぞれ、1 つの Point of Presence(POP; アクセス ポイント)とみなされます。各 POP には、固有のダイヤリングおよびルーティング特性があります。Point of Presence(pop)テーブルには、デフォルトのダイヤリングおよびルーティング特性が含まれます。各発信エンティティ(加入者またはトランク グループ)は、1 つの POP に割り当てられます。また、POP は、コールを POP 内で最も近い通知サーバにルーティングしたり、POP 内で最も近い interLATA 通信事業者の場所へルーティングしたりするために、ポリシー ルーティングも実行します。

 

コマンド
目的
change pop id=1; opc-id=opc;

POP を追加します。

SCCP ネットワークの追加

SCCP Network(sccp-nw)テーブルには、SS7 ネットワークに関連付けられた属性が含まれます。各ネットワークに 1 つのポイント コードが関連付けられます。1 対 1 マッピングが存在しますが、複数のポイント オードをサポートする場合もあります。2 つの idx ツリーが必要です。

 

コマンド
目的
add sccp-nw id=1; net-ind=NATIONAL; sub-svc=NATIONAL; hop-count=3;

SCCP ネットワークを追加します。

サブシステム グループの追加

Subsystem Group(subsystem-grp)テーブルは、複数の Origination Point Code(OPC; 発信ポイント コード)をサポートするために、グローバル(Cisco BTS 10200 ソフトスイッチ)レベルですべての有効な SSN-ID を定義します。Subsystem テーブルにエントリを追加するには、事前にこのテーブルでサブシステム グループ id を作成しておく必要があります。

 

コマンド
目的
add subsystem-grp id=SSN_LNP; platform-id=FSAIN205;tcap-version=ANS-92;

サブシステム グループを追加します。

サブシステムの追加

Subsystem(subsystem)テーブルには、SCCP を使用するすべてのサブシステムに関する情報が含まれます。Cisco BTS 10200 ソフトスイッチは最大 30 の OPC をサポートするため、結合した OPC-ID および SSN-ID をプライマリ キーとして使用して、サブシステム情報を判別できます。

 

コマンド
目的
add subsystem id=SSN_LNP; opc-id=opc; local-ssn=247; remote-ssn=247; sccp-nw-id=1; sccp-version=ANS92; application-version=AIN01;

サブシステムを追加します。

ルーティング キーの追加

Routing Key(routing-key)テーブルは、すべての M3UA/SUA ルーティング キーに関する情報を保持します。

 

コマンド
目的
add routing-key id=rk_lnp; opc-id=opc1; ssn-id=SSN_LNP; sg-grp-id=sg-grp1; si=SCCP; rc=2; platform-id=FSAIN205;

ルーティング キーを追加します。

SCCP ルートの追加

Signaling Connection Control Part Route(sccp-route)テーブルには、SS7 ネットワークに関連付けられた属性が含まれます。SCCP Route テーブルは、シグナリング ゲートウェイへのルートの冗長性を管理します。ISUP のバックアップ ポイント コードもここで指定できます。

 

コマンド
目的
add sccp-route subsystem-grp-id=SSN_LNP; opc-id=opc1; dpc-id=stp1; rk-id=rk_lnp;

SCCP ルートを追加します。

サービス ロジック ホスト ルート(SLHR)プロファイルの追加

Service Logic Host Route Profile(slhr-profile)テーブルは、SLHR を指定します。SLHR テーブルにエントリを追加するには、事前にこのテーブルで slhr-profile id を作成しておく必要があります。

 

コマンド
目的
add slhr-profile id=slhr_lnp;

サービス ロジック ホスト ルート プロファイルを追加します。

サービス ロジック ホスト ルート(SLHR)の追加

Service Logic Host Route(slhr)テーブルには、Trigger Detection Point(TDP; トリガー検出ポイント)要求メッセージを Service Control Point(SCP; サービス コントロール ポイント)にルーティングするために必要な情報が含まれます。

 

コマンド
目的
add slhr id=slhr_lnp; opc-id=opc; dpc-id=stp1; subsystem-grp-id=SSN_LNP; gtt-req=Y; tt=11; gtt-addr-type=CDPN;

サービス ロジック ホスト ルートを追加します。

Call Agent の設定の追加

Call Agent Configuration(ca-config)テーブルは、各 Call Agent のデフォルト値を定義します。デフォルトは、インストール時に事前に登録されます。change コマンドと show コマンドに限り有効です。設定可能なパラメータの詳細なリストについては、『Cisco BTS 10200 Softswitch Command Line Interface Guide』、付録 A「Call Agent and Feature Server Configurable Parameters」を参照してください。

 

コマンド
目的
add ca-config type=DEFAULT-LNP-SLHR-ID; datatype=string; value=slhr_lnp;

Call Agent の設定を追加します。

SCTP アソシエーションの制御

control コマンドは、SCTP アソシエーションの管理状態(OOS、INS)を設定します。

 

コマンド
目的
control sctp-assoc id=sgp1-sctp; target-state=INS; mode=FORCED;

SCTP アソシエーションをイン サービスにします。

SCTP アソシエーションがイン サービスであることを確認するには、次のコマンドを入力します。

status sctp-assoc id=sgp1-sctp;

サブシステムの制御

control コマンドは、サブシステムの管理状態を設定します。

 

コマンド
目的
control subsystem id=SSN_LNP; target-state=UIS; mode=FORCED;

サブシステムをイン サービスにします。

サブシステムがイン サービスであることを確認するには、次のコマンドを入力します。

status subsystem id=SSN_LNP;

サブシステム グループの制御

subsystem-grp テーブルには、それに関連付けられたステータスがあります。サブシステム グループをイン サービスまたはアウト オブ サービスにすることができます。サブシステム グループをアウト オブ サービスにすると、サブシステム グループ内のすべてのサブシステムをアウト オブ サービスにした場合と同じ結果になります。サブシステム グループをイン サービスにすると、グループ内のすべてのサブシステムがイン サービスになります。次の CLI コマンドは、すべてのサブシステム/OPC の組み合せをアウト オブ サービスにします。

 

コマンド
目的
control subsystem-grp id=SSN_LNP; target-state=UIS; mode=FORCED;

サブシステムをイン サービスにします。

BTS-PGW インターフェイスの ISUP 透過性

ISUP 透過性は、Generic Transparency Descriptor(GTD)メッセージと情報エレメントを IP ネットワーク経由で Cisco BTS 10200 ソフトスイッチから Cisco PSTN Gateway(PGW) 2200 へ転送する機能を提供します。PGW は、GTD メッセージを ISUP メッセージにマッピングし、それらをパッケージし直して、PSTN/SS7 ネットワークの外部へ送信します。

BTS-PGW インターフェイス上の ISUP 透過性機能は、PSTN 相互接続側でのマッピング、および PGW または BTS のどちらかで必要な機能呼び出しを迅速化するために、正規化パラメータを渡します。また、PSTN と相互接続するために、BTS と Cisco PGW 2200 が連携して動作できるように、SIP-T トランク メッセージへの GTD の添付をサポートします。

Cisco BTS 10200 ソフトスイッチの設定

次に、Cisco BTS 10200 ソフトスイッチで ISUP 透過性をプロビジョニングするために必要な手順の例を示します。また、CLI コマンドと必須トークンの例も一覧します。


ステップ 1 SIP-GTD コールをサポートするように、接続パラメータを設定します。

ADD SOFTSW-TG-PROFILE ID=SIPGTD_PROFILE; PROTOCOL_TYPE=SIP_T; SIPT_ISUP_VER=GTD; GTD_PARMS=ALL;
 

ステップ 2 ダイヤル プランを追加します。

ADD DIAL_PLAN ID=CDP1; DIGIT_STRING=703001; DEST_ID=local_sub; SPLIT_NPA=NONE; DEL_DIGITS=0; MIN_DIGITS=10; MAX_DIGITS=10; NOA=NATIONAL;
 

ステップ 3 SIP-GTD トランク グループを追加します。


) SOFTSW-TSAP-ADDR は、Cisco PGW でプロビジョニングされた IP アドレスおよびポートに一致している必要があります。


ADD TRUNK-GRP ID=1000; CALL-AGENT-ID=CA146; TG-TYPE=SOFTSW; SOFTSW_TSAP_ADDR=10.0.5.125:5060; TG-PROFILE-ID=SIPGTD_PROFILE; STATUS=INS; DIRECTION=BOTH; SEL_POLICY=ASC; GLARE=SLAVE; ALT_ROUTE_ON_CONG=N; SIGNAL_PORTED_NUMBER=N; POP_ID=69; DIAL-PLAN-ID=cdp1; DEL_DIGITS=0; OPER_STATUS=NF; TRAFFIC_TYPE=LOCAL; ANI_BASED_ROUTING=N; MGCP_PKA_TYPE=NA; ANI_SCREENING=N; SEND_RDN_AS_CPN=N;
 


 

Cisco PGW 2200 の設定

次のスクリプト例では、SIP-GTD トランクを Cisco PGW 2200 に追加しています。

prov-sta::srcver="active",dstver="neurolink_sip",confirm
 
;
; Set DNS parameters for MGC
;
prov-add:DNSPARAM: CacheSize="500", DnsServer1="10.102.6.247",DnsServer2="171.16.2.133", KeepAlive="30",Policy="HIERARCHY",QueryTimeout="1000",TTL="3600"
 
 
;
; SIPPATH and SIPLNK(s) used for all SIP traffic on PGW
;
prov-add:SIPPATH:NAME="sip-path",DESC="SIP path",MDO="IETF_SIP",ORIGLABEL="", TERMLABEL=""
prov-add:SIPLNK:NAME="sip-link1", DESC="SIP link 1", SVC="sip-path",IPADDR="IP_Addr1", PORT=5060,PRI=1
 
;
; Define GTD Parameters
;
prov-add:gtdparam:name="t1",GTDPARAMSTRING="ALL"
 
;
; Incoming SIP Trunk Group
;
prov-add:trnkgrp:name="9000",svc="sip-path",type="SIP_IN"
prov-ed:trnkgrpprop:name="9000",CustGrpID="1111"
 
; Set MGCP domain
prov-add:trnkgrpprop:name="9000",MGCdomain="10.0.1.247"
 
; Turn on REL100 feature to enable acknowledgements to provisional respones
prov-add:trnkgrpprop:name="9000",SupportReliable100="TRUE"
 
; Set MIME Body Support to GTD (2)
prov-add:trnkgrpprop:name="9000",SipMimeBodySupport="2"
 
; Select compact GTD message format
prov-add:trnkgrpprop:name="9000",GtdCapTypeProp="t1"
 
;
; Outgoing SIP Trunk Group
;
prov-add:trnkgrp:name="506",svc="sip-path",type="IP_SIP"
prov-ed:trnkgrpprop:name="506",CustGrpID="1111"
 
; Set MGCP domain
prov-add:trnkgrpprop:name="506",MGCdomain="10.0.1.247"
 
; Turn on REL100 feature to enable acknowledgements to provisional respones
prov-add:trnkgrpprop:name="506",SupportReliable100="TRUE"
 
; Set MIME Body Support to GTD (2)
prov-add:trnkgrpprop:name="506",SipMimeBodySupport="2"
 
; Select the GTD Parameters to use
prov-add:trnkgrpprop:name="506",GtdCapTypeProp="t1"
 
; Select compact GTD message format
prov-add:trnkgrpprop:name="506",GtdMsgFmt="c"
 
;
; SIP Routing Trunk Group, Routing Trunk, and Routing List to BTS
;
; Set URL to IP address of BTS CA used for SIP
; Set SIPPROXYPORT to default SIP port number (5060)
prov-add:siprttrnkgrp: name="506",url="10.0.6.138",srvrr=0,sipproxyport=5060, version="2.0", cutthrough=1, extsupport=1
 
prov-add:rttrnk:weightedTG="OFF",name="rt506", trnkgrpnum=506
prov-add:rtlist:name="rtlist506", rtname="rt506", distrib="OFF"
 
;
; Dial Plan
;
numan-add:resultset:custgrpid="1111",name="rslt506"
numan-add:resulttable:custgrpid="1111",name="506",resulttype="ROUTE", dw1="rtlist506", setname="rslt506"
numan-add:bdigtree:CustGrpID="1111",callside="originating",digitstring="506", setname="rslt506"
 
prov-cpy
prov-stp