Cisco ATA 186/Cisco ATA 188 アナログ電話アダプタ アドミニストレータ ガイド (SCCP)
SCCP コール フロー
SCCP コール フロー
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

SCCP コール フロー

サポートされている SCCP メッセージ セット

正常なコールでのコール フロー シナリオ

Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA から Cisco CallManager、Cisco CallManager から Cisco ATA

SCCP コール フロー

この付録では、Cisco ATA での基本的なコール フローについて説明します。

「サポートされている SCCP メッセージ セット」

「正常なコールでのコール フロー シナリオ」


) Cisco ATA という用語は、このマニュアルを通じて Cisco ATA 186 と Cisco ATA 188 の両方を示します。Cisco ATA 186 と Cisco ATA 188 に違いがある場合は、特に明記します。


サポートされている SCCP メッセージ セット

SCCP メッセージ セットには、次の 3 つのセクションがあります。

登録および管理のメッセージ

StationRegister

StationReset

StationMediaPort

StationSpeedDialState

StationRegisterAck

StationRegister

StationIpPort

StationMediaPortList

StationForwardStatReq

StationSpeedDialStatReq

StationLineStatReq

StationConfigStatReq

StationTimeDateReq

StationButtonTemplateReq

StationVersionReq

StationCapabilitiesRes

StationServerReq

StationAlarm

Call Control Messages

StationKeyPadButton

StationEnblocCall

StationStimulus

StationOffHook

StationOffHookwithCallingPartyNumber

StationOnHook

StationHookFlash

StationStartTone

StationStopTone

StationSetRinger

StationSetLamp

StationSetHkFDetect

StationSetSpeakerMode

StationSetMicroMode

StationCallInfo

StationDisplayText

StationClearDisplay

StationEnunciatorCommand

メディア制御メッセージ

StationStartMediaTransmission

StationStopMediaTransmission

StationStartSessionTransmission

StationStopSessionTransmission

StationMulticastMediaReception

StationMulticastMediaReceptionAck

StationStopMulticastMediaReception

StationStartMulticastTransmission

StationStopMulticastTransmission

StationOpenReceiveChannel

StationOpenReceiveChannelAck

StationCloseReceiveChannel

正常なコールでのコール フロー シナリオ

この項では、次のシナリオでのコール フローについて説明します。

「Cisco ATA から Cisco CallManager」

「Cisco ATA から Cisco CallManager、Cisco CallManager から Cisco ATA」

それぞれのコール フローについて、コールの図解、動作の解説表、およびログ ファイルのサンプルがあります。

Cisco ATA から Cisco CallManager

図D-1 では、Cisco ATA の Cisco CallManager への登録について説明します。

図D-1 Cisco ATA から Cisco CallManager

 

 

表D-1 1 番目のコール フローの動作説明

ステップ
動作
説明

ステップ 1

StationRegister:Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA は、自分の存在を通知するメッセージを Cisco CallManager に送信します。

ステップ 2

StationReset:Cisco CallManager から Cisco ATA

Cisco CallManager は、プロセスをリセットするよう Cisco ATA に指示します。

ステップ 3

StationIpPort:Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA は、RTP ストリームの UDP ポートを Cisco CallManager に提供します。

ステップ 4

StationRegisterAck:Cisco CallManager から Cisco ATA

Cisco CallManager は、Cisco ATA の登録を承認します。

ステップ 5

StationCapabilitiesReq:Cisco CallManager から Cisco ATA

Cisco CallManager は、Cisco ATA の現在の機能を要求します。

ステップ 6

StationVersionReq:Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA は、ソフトウェアのバージョン番号を要求します。

ステップ 7

StationCapabilitiesRes:Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA は、Cisco CallManager からのStation
Capabilities Request メッセージに応答します。この機能は Cisco CallManager にキャッシュされ、H.323 準拠の端末との端末機能のネゴシエーションに使用されます。

ステップ 8

StationVersionRes:Cisco CallManager から Cisco ATA

Cisco CallManager は、現在のソフトウェア バージョン番号を Cisco ATA に通知します。

ステップ 9

StationButtonTemplateReq:Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA は、その特定の Cisco ATA に対応したボタン テンプレートの定義を要求します。

ステップ 10

StationButtonTemplateRes:Cisco CallManager から Cisco ATA

Cisco CallManager は、Cisco CallManager に含まれるボタン テンプレートの情報を更新します。

ステップ 11

StationTimeDateReq:Cisco ATA から Cisco CallManager

Cisco ATA は、内部での使用およびテキスト文字列の表示のために、現在の日付と時刻を要求します。

ステップ 12

StationDefineTimeDate:Cisco CallManager から
Cisco ATA

Cisco CallManager は、日付と時刻の情報を Cisco ATA に提供します。

Cisco ATA から Cisco CallManager、Cisco CallManager から Cisco ATA

図D-2 では、Cisco CallManager を経由した Cisco ATA 1 と Cisco ATA 2 のコール フローについて説明します。コール フローは次のようになります。

図D-2 Cisco ATA から Cisco CallManager、Cisco CallManager から Cisco ATA

 

 

表D-2 2 番目のコール フローの動作説明

ステップ
Station Call Info
説明

ステップ 1

Station OffHook:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、Cisco CallManager に Cisco ATA 1 がオフフック状態でないことを通知し、同時に発信者番号の情報を Cisco CallManager に提供します。

ステップ 2

Station Set Lamp(定常):Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco ATA は、一方のポートがオフフックの状態になっていることを検出するとランプを点灯し、両方のポートがオンフックの状態になったときにランプを消灯します。

ステップ 3

Station Start Tone(内部ダイヤル トーン):Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、指定したトーンを再生するよう Cisco ATA 1 に指示します。Cisco ATA がトーンを再生中であっても、指示されたトーンが優先します。定義が継続している場合、Cisco ATA は StationStopTone メッセージを受け取るまでトーンを再生します。トーンの定義に継続時間の値が含まれている場合、Cisco ATA はその時間が終了した時点でトーンの再生を停止します。ベルコア規格 SR-TSV-002275 を参照してください。

ステップ 4

Station Keypad Button:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、キーパッドの数字が押されたときに Cisco CallManager に通知します。

ステップ 5

Station Stop Tone:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、現在のトーンの再生を停止するよう Cisco ATA 1 に指示します。

ステップ 6

Station Keypad Button:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、キーパッドの数字が押されたときに Cisco CallManager に通知します。

ステップ 7

Station Keypad Button:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、キーパッドの数字が押されたときに Cisco CallManager に通知します。

ステップ 8

Station Keypad Button:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、キーパッドの数字が押されたときに Cisco CallManager に通知します。

ステップ 9

Station Call Info:Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、着信者と発信者の ID 情報を Cisco ATA 2 に通知します。

ステップ 10

Station Set Lamp(点滅):Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco ATA は、一方のポートがオフフックの状態になっていることを検出すると機能ボタンをオンにし、両方のポートがオンフックの状態になったときに機能ボタンをオフにします。

ステップ 11

Station Set Ringer(内部呼び出し):Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、内部の可聴呼び出しモードを設定するよう Cisco ATA 2 に指示します。呼び出しモードは、ベルコア規格 SR-TSV-002275 に基づいています。

ステップ 12

Station Call Info:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、着信者と発信者の ID 情報を Cisco ATA 1 に通知します。

ステップ 13

Station Start Tone(アラート):Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、アラート トーンを再生するよう Cisco ATA 1 に指示します。Cisco ATA 1 がトーンを再生中であっても、指示されたトーンが優先します。定義が継続している場合、Cisco ATA は StationStopTone メッセージを受け取るまでトーンを再生します。トーンの定義に継続時間の値が含まれている場合、Cisco ATA はその時間が終了した時点でトーンの再生を停止します。ベルコア規格
SR-TSV-002275 を参照してください。

ステップ 14

Station OffHook:Cisco ATA 2 から Cisco CallManager

Cisco ATA 2 は、Cisco CallManager に Cisco ATA 2 がオフフック状態でないことを通知し、同時に発信者番号の情報を Cisco CallManager に提供します。

ステップ 15

Station Set Ringer(オフ):Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、特定の可聴呼び出しモードを設定するよう Cisco ATA 2 に指示します。呼び出しモードは、ベルコア規格 SR-TSV-002275 に基づいています。

ステップ 16

Station Stop Tone:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、現在のトーンの再生を停止するよう Cisco ATA 1 に指示します。

ステップ 17

Station Set Lamp(定常):Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco ATA は、一方のポートがオフフックの状態になっていることを検出すると機能ボタンをオンにし、両方のポートがオンフックの状態になったときに機能ボタンをオフにします。

ステップ 18

Station Open Receive Channel:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、ユニキャスト RTP ストリームの受信を開始することを Cisco ATA 1 に許可します。

ステップ 19

Station Open Receive Channel:Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、ユニキャスト RTP ストリームの受信を開始することを Cisco ATA 2 に許可します。

ステップ 20

Station Call Info:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、着信者と発信者の ID 情報を Cisco ATA 1 に通知します。

ステップ 21

Station Open Receive Channel Ack:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、次の情報を Cisco CallManager に提供します。

開放動作のステータス

リモート エンドに伝送するための受信ポートのアドレスと番号

ステップ 22

Station Start Media Transmission:Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、マルチキャスト アドレスの送信元になるよう Cisco ATA 2 に指示します。

ステップ 23

Station Open Receive Channel Ack:Cisco ATA 2 から Cisco CallManager

Cisco ATA 2 は、次の情報を Cisco CallManager に提供します。

開放動作のステータス

リモート エンドに伝送するための受信ポートのアドレスと番号

ステップ 24

Station Start Media Transmission:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、マルチキャスト アドレスの送信元になるよう Cisco ATA 1 に指示します。

ステップ 25

Station On Hook:Cisco ATA 2 から Cisco CallManager

Cisco ATA 2 は、Cisco CallManager に Cisco ATA 2 がオンフック状態であることを通知します。

ステップ 26

Station Close Receive Channel:Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco CallManager は、Cisco ATA 1 と Cisco ATA 2 の間の RDT ストリームの受信を終了します。

ステップ 27

Station Set Lamp(オフ):Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco ATA は、一方のポートがオフフックの状態になっていることを検出すると機能ボタンをオンにし、両方のポートがオンフックの状態になったときに機能ボタンをオフにします。

ステップ 28

Station Stop Media Transmission:Cisco CallManager から Cisco ATA 1、Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、マルチキャスト会議で Cisco ATA 1 が RTP ストリームの送信元になるのを止めさせます。

ステップ 29

Station Close Receive Channel:Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、Cisco ATA 1 と Cisco ATA 2 の間の RDT ストリームの受信を終了します。

ステップ 30

Station Set Lamp(オフ):Cisco CallManager から Cisco ATA 1

Cisco ATA は、一方のポートがオフフックの状態になっていることを検出すると機能ボタンをオンにし、両方のポートがオンフックの状態になったときに機能ボタンをオフにします。

ステップ 31

Station Stop Media Transmission:Cisco CallManager から Cisco ATA 2

Cisco CallManager は、Cisco ATA 1 と Cisco ATA 2 の間の RDT ストリームの受信を終了します。

ステップ 32

Station On Hook:Cisco ATA 1 から Cisco CallManager

Cisco ATA 1 は、Cisco CallManager に Cisco ATA 1 がオンフック状態であることを通知します。