Unified CVP の移行
Unified CVP の移行

Unified CVP の移行

最近のリリースの Unified CVP にプラットフォームの変更がある場合は、既存のリリースから最近のリリースへの移行が必要です。 たとえば、Unified CVP 8.5(1) から Unified CVP 10.0(1) への移動も移行と見なされます。これは、最近のリリースのオペレーティング システム、プラットフォーム、またはアーキテクチャの変更が含まれるためです。

移行には新しいハードウェアまたはソフトウェアへの移動と、あるデータベースからの別のデータベースへの移動が含まれることがあります。 データベースの移行には、旧データベースの出力として使用され、新しいデータベースに保存できる共通形式へのデータ変換が必要です。

移行前のタスク

はじめる前に
  • 冗長性を持たせるため、Unified CVP インストール ファイルとデータを別のコンピュータにバックアップします。


    注意    


    移行開始後は、Unified CVP の以前のバージョンにロールバックできません。 移行プロセスを開始する前に、インストール ファイルとデータをバックアップすることを推奨します。
  • Cisco Security Agent をアンインストールします。

  • (任意)Reporting サーバを展開する場合は、追加のサーバを展開します。

  • (任意)Standalone Distributed Diagnostics and Service Network(SDDSN)は必要なくなりました。 SDDSN サーバがある場合は、これらのサーバの使用を停止するか、別の目的に使用します。

  • Operations Console を展開します。 Operations Console の展開については、http:/​/​www.cisco.com/​en/​us/​products/​sw/​custcosw/​ps1006/​products_​implementation_​design_​guides_​list.htmlの『Cisco Unified Customer Voice Portal Design Guide(Cisco Unified Customer Voice Portal 設計ガイド)』を参照してください。

  • (任意)SIP の実装では、ゲートキーパーは必要ありません。 ゲートキーパーは使用を停止するか、場合によっては、実装に SIP を使用するときの入力ゲートウェイまたは VXML ゲートウェイ(あるいは、その両方)として転用します。

  • (任意)SIP メッセージ ルーティング用の SIP プロキシ サーバおよび DNS サーバは、SIP 実装のオプション コンポーネントです。 これらを使用する場合は、ネットワークにコンポーネントを追加します。

    (注)  


    SIP プロキシ サーバおよび DNS サーバは、他の Unified CVP 製品コンポーネントと共存できません。
  • Cisco IOS のバージョンが必要なハードウェアをサポートしていることを確認します。


    (注)  


    古いゲートウェイまたはゲートキーパー ハードウェアを使用している場合は、このリリースに必要な Cisco IOS のバージョンが必要なハードウェアをサポートしなくなる可能性があります。 その場合は、新しいハードウェアを購入する必要があります。

Operations Console の移行

Operations Console を移行するには、CVP Operations Console の設定をバックアップし、復元します。 プラットフォームでの変更が必要かどうかを確認するには、アップグレード パスを参照してください。

Operations Console 設定のバックアップ


(注)  


CVP の Operations Console は、sip.properties ファイルをエクスポートできません。 sip.properties ファイルをエクスポートするには、sip.properties を CVP Operations Console 設定とともに手動でコピーします。
手順
    ステップ 1   Operations Console にログインします。
    ステップ 2   [Operations Console] ページで、[System] > [Export System Configuration] > [Export] をクリックします。
    ステップ 3   CVP-OpsConsole-Backup.zip ファイルを保存します。

    次の作業

    • エクスポートした設定およびカスタム ファイルをネットワーク ストレージ メディアまたは USB や CD などのポータブル ストレージ メディアに保存します。

    • Windows Server 2008 R2 から共有ストレージ メディア にアクセスできることを確認します。

    Operations Console の設定の復元

    はじめる前に
    • Windows Server 2008 R2 で Operations Console の新しいリリースをインストールします。

    • Operations Console の設定を旧バージョンからエクスポートし、新しいバージョンに移行します。

    手順
      ステップ 1   Cisco Resource Manager Windows サービスを停止します。
      1. [Start] > [All Programs] > [Administrative Tools] > [Services] をクリックします。
      2. サービス名のリストで、[Cisco Resource Manager] を選択し、[Stop] をクリックします。
      ステップ 2   保存した Operations Console の設定をインポートします。
      1. Operations Console で、[System] > [Import System Configuration] をクリックします。
      2. [Browse] をクリックし、以前のバージョンの Operations Console 設定ファイルを保存した場所からファイル名を選択します。
      3. [Import] をクリックします。
      4. Operations Console の設定を保存した場所からカスタム ファイル、ライセンス ファイル、および sip.properties ファイルをそれぞれが対応する Unified CVP ディレクトリにコピーし、復元操作を完了します。
        (注)     

        Unified CVP の以前のバージョンからユーザ関連情報を含むバックアップを復元しなかった場合、ステップ 5 に進みます。

      ステップ 3   [Operations Console] ページで [Device management] > [Reporting Server] > [Database Administration] をクリックします。
      ステップ 4   Unified CVP の以前のバージョンで作成したレポート ユーザを削除します。
      (注)     

      既存のユーザと同じ新しいユーザを作成しても動作しません。

      ステップ 5   以前のバージョンの CVP Operations Console からインポートした既存のユーザと同じパスワードを設定します。
      1. [Server Manager] > [Configuration] > [Local Users and Groups] > [Users] をクリックします。
      2. 既存のユーザ名を右クリックし、[Set Password] をクリックします。
      3. [Set Password] 画面で、[Proceed] をクリックします。
      4. 古いパスワードを入力し、新しいパスワードを確認します。
      5. [OK] をクリックします。
      ステップ 6   Cisco Unified CVP Operations Console と Cisco CVP Resource Manager を再起動します。
      1. [Start] > [All Programs] > [Administrative Tools] > [Services] をクリックします。
      2. [Cisco CVP Operations Console Server] を選択します。
      3. [Restart] をクリックします。

        [Services] ウィンドウで CVP Operations Console Server サービスが開始します。

      4. [Cisco CVP Resource Manager] を選択します。
      5. [Restart] をクリックします。

        [Services] ウィンドウで CVP Resource Manager サービスが開始します。


      CVP Operations Console のログイン クレデンシャルなどのすべての既存の CVP Operations Console データは、保存した CVP Operations Console 設定からインポートした新しいデータで上書きされます。

      次の作業

      以前のバージョンの Operations Console ログイン クレデンシャルを使用して Operations Console にログインします。

      Operations Console を使用したセキュアな通信

      手順
      Operations Console と CVP コンポーネント間でセキュアな通信を行うには、[Operations Console] ページで、[Enable Secured Communication with the Operations Console] をクリックします。

      Operations Console と CVP コンポーネント間のセキュリティ証明書の交換を設定する場合は、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​custcosw/​ps1006/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.htmll にある『Configuration Guide for Unified Cisco Voice Portal(Cisco Unified Voice Portal 設定ガイド)』を参照してください。


      コール サーバの移行

      はじめる前に
      • 冗長性を持たせるため、既存の Unified CVP インストールを別のコンピュータにバックアップします。

      • Windows Server 2008 R2 をインストールします。

      • Windows Server 2003 から Windows Server 2008 R2 へ移行する場合は、以前の Unified CVP の IP アドレスとホスト名を新しいリリースに割り当てます。

      • 最新の Unified CVP Server コンポーネントをインストールします。

      • Windows Server 2003 が Windows Server 2008 R2 と同じネットワークにないことを確認します。

      手順
        ステップ 1   Operations Console にログインし、[Device Management] > [Unified CVP Call Server] を選択します。
        ステップ 2   選択された IP アドレスとホスト名で Unified CVP コール サーバを選択します。
        ステップ 3   [Edit] をクリックします。
        ステップ 4   [Save and Deploy] をクリックし、設定を Unified CVP コール サーバに展開します。
        ステップ 5   [System] > [SIP Server Groups] をクリックします。

        [SIP Server Groups] 画面で、以前の OAMP 設定のインポート手順で設定したデータが入力されていることを確認します。

        ステップ 6   [Save and Deploy] をクリックして、処理が正常に完了したことを確認します。
        ステップ 7   [System] > [Dialed Number Pattern] を選択します。

        [Dialed Number Pattern] 画面で、以前の OAMP 設定のインポート手順で設定したデータが入力されていることを確認します。

        ステップ 8   [Deploy] をクリックします。
        ステップ 9   [Device Management] > [Media Server] を選択します。
        ステップ 10   [Default Media Server] ドロップダウン リストから、適切なメディア サーバを選択します。
        ステップ 11   [Set] をクリックします。
        ステップ 12   [Deploy] をクリックします。
        ステップ 13   コンピュータにインストールされているメディア サーバから、[Internet Information Services] > [Sites] を選択します。
        • 新しいグループをリストに追加して、[Add] をクリックし、[Everyone] を選択します。
        • グループ Everyone にフル コントロールを付与するには、[Full Control] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 14   FTP サイトで [Restart] をクリックして、FTP サーバを再起動します。

        VXML Server の移行

        はじめる前に
        • Unified Call Studio が VXML Server と連動できるように、VXML Server と Unified Call Studio が同じバージョンであることを確認します。

        • すべての Unified CVP コンポーネントにライセンスがあることを確認します。

          (注)  


          移行したコンポーネントにライセンスを適用しない場合、ソフトウェアは評価モードで実行されます。


        • %CATALINA_HOME%/webapps/CVP/audio からカスタム オーディオ ファイルをバックアップします。

        • サードパーティのライブラリ(.class ファイルや .jar ファイルなど)を次の場所でバックアップします。

          %CVP_HOME%\VXMLServer\common\classes
          %CVP_HOME%\VXMLServer\common\lib
          %CVP_HOME%\VXMLServer\applications\APP_NAME\java\application\classes
          %CVP_HOME%\VXMLServer\applications\APP_NAME\java\application\lib
          %CVP_HOME%\VXMLServer\applications\APP_NAME\java\util

          ここで、APP_NAME は、展開された音声アプリケーションの名前を表します。


          (注)  


          デフォルトでは、%CVP_HOME% は C:\Cisco\CVP です。


        • CVP Server をインストールします。 CVP Server のインストールを参照してください。

        手順
          ステップ 1   Operations Console にログインし、[Device Management] > [Unified CVP VXML Server] を選択します。
          ステップ 2   選択した IP アドレスとホスト名の Unified CVP VXML Server を選択します。
          ステップ 3   [Edit] をクリックし、編集する VXML Server 設定を選択します。
          ステップ 4   [Save and Deploy] をクリックし、設定を新しい VXML Server に展開します。
          ステップ 5   (任意)Operations Console と VXML Server 間にセキュアな接続が必要な場合は、SSL 証明書を設定します。
          ステップ 6   Operations Console を使用して、新しい VXML Server にライセンス ファイルをアップロードします。
          ステップ 7   %CATALINA_HOME%\webapps\CVP\audio フォルダにオーディオ ファイルを復元します。
          ステップ 8   Cisco CVP VXML Server および VXMLServer サービスを再起動します。

          次の作業

          Operations Console を使用して VXML Server を設定する場合は、『Configuration Guide for Unified Customer Voice Portal(Unified Customer Voice Portal 設定ガイド)』を参照してください。

          Unified Call Studio の移行

          はじめる前に
          • すべてのオーディオ ファイルをバックアップします。

            (注)  


            %CATALINA_HOME%\webapps\CVP\audio に展開されたオーディオ ファイルは削除されます。 %CATALINA_HOME% は Tomcat のインストール ディレクトリを示します。


          • Call Studio のインストーラを実行します。

          • すべての Unified CVP コンポーネントにライセンスがあることを確認します。

            (注)  


            移行したコンポーネントにライセンスを適用しない場合は、ソフトウェアは評価モードで実行されます。


          • [Navigator] ビューで、プロジェクトで右クリックし、[Export] をクリックします。

            (注)  


            バージョン管理システムに保存されていない場合は、オフライン メディアへ Unified Call Studio プロジェクトをエクスポートします。 エクスポート ウィザードが表示するリストから該当するチェックボックスをオフにして、複数のプロジェクトを同時にエクスポートできます。


          手順
            ステップ 1   プロジェクトをインポートするには、[Existing Cisco Unified CVP Project into Workspace] オプションを選択します。

            インポート プロセスによって、必要に応じてプロジェクトが新しいリリースの形式にアップグレードされます。

            (注)      システムからインポートするのではなく、アプリケーションをソース リポジトリからチェックアウトした場合でも、Call Studio にアプリケーションをインポートして変換プロセスを開始できます。 また、インポート後の最初のチェックインでは、各プロジェクトのすべてのファイルは変更済みと見なされているため、リポジトリで更新する必要があります。
            ステップ 2   Java 5 を使用して、1.5 よりも前の Java バージョンでコンパイルされたカスタム コンポーネントを再コンパイルします。

            Java 1.5 でコンパイルされたカスタム コンポーネントは、再コンパイルせずに Java 5 で実行されます。 Java 5 は Unified CVP 9.0(1) または 10.0(1) の必須のランタイム バージョンです。 ただし、下位互換性に影響を与える可能性がある Java 5 の変更点リストを見直して、必要な更新を行う必要があります。 http:/​/​java.sun.com/​j2se/​1.5.0/​compatibility.html で互換性に関するページを参照できます。

            ステップ 3   適切な Cisco Unified CVP VXML Server に、前の手順で新しく再コンパイルされたコンポーネントを含むすべてのプロジェクトを展開します。

            複数の Unified CVP Server に 1 回のステップでプロジェクトを一括転送する Operations Console を使用します。


            Reporting Server の移行

            はじめる前に

            Unified CVP の既存のデータベースをアンロードして、移行時にコール データを保持します。

            手順
              ステップ 1   Reporting Server の準備
              ステップ 2   レポート データベースからのデータのアンロード
              ステップ 3   Reporting サーバ データベースへのデータのロード
              ステップ 4   Operations Console へのレポーティング サーバの設定

              Reporting Server の準備

              手順
                ステップ 1   Windows Server 2008 R2 に Reporting Server をインストールします。
                (注)     

                CVP Reporting データベースがアクティブになっていることを確認します。

                Windows Service Manager の Informix IDS - CVP サービスを起動します。

                ステップ 2   コマンド プロンプトから dbaccess を実行し、データベースを選択します。
                ステップ 3   次のデータベースを選択し、[Return] キーを押します。
                • callback

                • ciscoadmin

                • cvp_data


                レポート データベースからのデータのアンロード

                手順
                  ステップ 1   Unified CVP にユーザ Informix としてログインします。
                  ステップ 2   Cisco CVP コール サーバ サービスを Windows Service Manager から停止します。
                  (注)     

                  アンロード スクリプトは、アンロードの前にハードディスク容量を確認します。

                  ステップ 3   Unified CVP インストール ファイルにアクセスします。
                  ステップ 4   コマンド プロンプトから、ディレクトリを migration フォルダに変更します。
                  (注)     

                  migration フォルダをローカル ディスクにコピーして、アンロード スクリプトを直接実行することもできます。

                  ステップ 5   migrate_unload.bat ファイルを見つけます。
                  ステップ 6   次のコマンドを実行して Reporting データベースをアンロードします。migrate_unload.bat –p <path where db can be exported>

                  例:

                  migrate_unload.bat –p c:\cvpdata

                  スクリプトの実行後、データベースは指定したパスの cvpdb.tar ファイルにエクスポートされます。 ここで cvpdb.tar ファイルが c:\cvpdata にエクスポートされます。

                  ステップ 7   Unified CVP データベースの Reporting Server にエクスポートされた cvpdb.tar ファイルをコピーします。

                  Reporting サーバ データベースへのデータのロード

                  手順
                    ステップ 1   Unified CVP インストール ファイルにアクセスします。
                    ステップ 2   [CVP] > [Migration] に移動します。
                    ステップ 3   コマンド プロンプトから、ディレクトリを migration フォルダに変更します。
                    ヒント   

                    migration フォルダをローカル ディスクにコピーして、ロード スクリプトを直接実行することもできます。

                    ステップ 4   ローカル ディスクで Unified CVP データベースのバックアップ ファイル(cvpdb.tar)を検索し、Unified CVP データベースにロードします。
                    (注)     

                    これは、Unified CM データベースからデータをアンロードしたときに作成したバックアップ ファイルです。

                    ステップ 5   次のコマンドを実行し、Unified CVP データベースをロードします。migrate_load.bat -p <absolute path to tar ball>

                    例:migrate_load.bat-p c:\cvpdata\cvpdb.tar

                    (注)     

                    バックアップ cvpdb.tar ファイルが c:\cvpdata にある場合、migrate_load.bat -p c: \cvpdata\cvpdb.tar としてスクリプト ロードを実行する必要があります。

                    このスクリプトは、レガシー コール データとともに 3 つすべての Unified CVP Reporting データベースを Unified CVP Reporting データベースにロードします。


                    Operations Console へのレポーティング サーバの設定

                    手順
                      ステップ 1   Operations Console 設定をインポートし、レポーティング サーバを再展開して、Unified CVP と同じ IP アドレスを保持します。
                      ステップ 2   サーバの以前のインスタンスを削除します。
                      ステップ 3   Operations Console に新しいレポーティング サーバを追加してから、サーバを展開します。

                      サーバの IP アドレスが変更されます。


                      Unified CVP の再展開

                      Operations Console から既存の Unified CVP コンポーネントを再展開できます。

                      Operations Console の再展開

                      手順
                      Operations Console の移行を参照してください。

                      CVP Server の再展開

                      手順
                      コール サーバの移行およびVXML Server の移行を参照してください。

                      Reporting サーバの再展開

                      手順
                        ステップ 1   Reporting サーバを再インストールします。
                        ステップ 2   Operations Console で Reporting サーバを保存し、展開します。
                        ステップ 3   Reporting サーバ のライセンスを更新します。
                        ステップ 4   Reporting サーバ を再起動します。
                        ステップ 5   必要に応じて、サービス コールバックのシステム レベル設定を再展開します。
                        ステップ 6   必要に応じて、SNMP 設定を再展開します。

                        Call Studio の再展開

                        手順
                        Unified Call Studio の移行を参照してください。