Cisco Unified Customer Voice Portal Release 9.0(1) インストレーション アップグレード ガイド
Unified CVP 9.0(1) への移行
Unified CVP 9.0(1) への移行
発行日;2012/11/29   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Unified CVP 9.0(1) への移行

Unified CVP 9.0(1) には、Windows 2008 R2 Server が必要です。 Unified CVP 9.0(1) よりも前のバージョンは、Unified CVP 9.0(1) へのアップグレードをサポートしない Windows 2003 Server で実行されます。

Unified CVP では、この製品コンポーネントの Unified CVP 8.0(1) および Unified CVP 8.5(1) から Unified CVP 9.0(1) への移行がサポートされています。 Unified CVP 9.0(1) に移行するには、Windows 2008 Server のライセンスを取得する必要があります。

移行を計画する際に、CVP 製品コンポーネントの移行を検討するだけでは不十分です。 オペレーティング システム、Unified Contact Center Enterprise、Unified CM、IOS などの Cisco ソフトウェア、およびサードパーティ製ソフトウェアのソリューション全体に関わる依存関係が存在します。 また、すべての Unified CVP コンポーネントに新しいライセンスを適用する必要もあります。 ライセンスの取得および適用の詳細については、ライセンスの項を参照してください。 移行したコンポーネントにライセンスを適用しない場合、ソフトウェアは評価モードで実行されます。

この章は次のトピックで構成されています。

ハードウェアおよびソフトウェアの変更点

既存の CVP 展開を Unified CVP Release 9.0(1) に移行するために、実行しなければならない処理を評価するとき、次のことを考慮します。

  • 現在の Unified CVP コール制御サーバと Window ベースの VXML Server のすべては、Windows 2008 R2 Server で実行する必要があります。
  • Reporting Server は、オプションのコンポーネントです。 展開にレポート機能が必要な場合、そのための追加のマシンを展開する必要があります。
  • Standalone Distributed Diagnostics and Service Network(SDDSN)は必要なくなりました。 SDDSN サーバを保有している場合、これらのサーバを停止すること、または別の目的で使用することを検討してください。
  • CVP Operations Server は必須コンポーネントです。 展開オプションについては、『Cisco Unified Customer Voice Portal (CVP) Release Solution Reference Network Design (SRND)』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​custcosw/​ps1006/​products_​implementation_​design_​guides_​list.html)を参照してください。 これには、スタンドアロン展開も含まれます。 SDDSN サーバが該当する仕様を満たしている場合、このサーバを CVP Operations Server として再利用できます。
  • ゲートキーパーは、SIP 実装では必要ありません。 SIP に移すまたは SIP を使用する場合、ゲートキーパーを解放できます。また、場合によっては、入力ゲートウェイまたは VXML ゲートウェイ(あるいはその両方)として使用するように変換できます。 H.323 から SIP への移行の詳細については、H.323 から SIP への包括展開モデルまたはコール ディレクタ展開モデルの移行を参照してください。
  • SIP メッセージ ルーティング用の SIP プロキシ サーバおよび DNS サーバは、SIP 実装のオプション コンポーネントです。 これらのコンポーネントを使用する場合、それらのコンポーネントをネットワークに追加する必要があります。 SIP プロキシ サーバおよび DNS サーバは、他の CVP 製品コンポーネントと共存できません。
  • 専用タイプ 2 およびタイプ 8 の CVP コール制御サーバは必要なくなりました。
  • 古いゲートウェイ ハードウェアまたはゲートキーパーのハードウェアを使用する場合、このリリースで必要な IOS のバージョンは、そのハードウェアをサポートしません。そのため、新しいハードウェアを購入する必要があります。 詳細については、『Hardware and Software System Specification for Cisco Unified Customer Voice Portal Software Release』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​custcosw/​ps1006/​prod_​technical_​reference_​list.html)を参照してください。

CVP ソリューション コンポーネントのアップグレード

以下の Unified CVP ソリューション コンポーネントは CVP 展開に密接に関係しているため、個々に独自のアップグレード手順が存在します。

IOS ゲートウェイ

Cisco ゲートウェイは、CVP ソリューション アップグレード互換性マトリクスで指定されている IOS リリースにアップグレードする必要があります。 新しいバージョンの IOS には、以前のバージョンからの多くの構文上の変更点(特に、コール アプリケーションの分野)があります。 CVP ソリューション アップグレード互換性マトリクスは、『Hardware and Software System Specification for Cisco Unified Customer Voice Portal Software Release』Hardware and Software System Specification for Cisco Unified Customer Voice Portal Software Release)で見つけることができます。

新しいバージョンの IOS を起動すると、実行コンフィギュレーションが新しい構文に自動的に変換されます。


(注)  


処理前に古い設定をバックアップすることは非常に重要です。アップグレードした設定を取り消す方法はありません。

Ops Console Server でファイルを見つけて、それらのファイルをゲートウェイのフラッシュ メモリにコピーする必要があります。 error.wav メディア ファイルは、%CVP_HOME%\OpsConsoleServer\GWDownloads にあります(たとえば、C:\Cisco\CVP\OpsConsoleServer\GWDownloads)。 これらのすべての変更点の詳細については、『Configuration and Administration Guide for Cisco Unified Customer Voice Portal』を参照してください。

Application Control Engine

展開に Cisco コンテンツ サービス スイッチ(CSS)デバイスが含まれる場合、以前のリリースの Unified CVP 8.0(1) または Unified CVP 8.5(1) から Unified CVP 9.0(1) に移行する前に、CSS から Application Control Engine(ACE)に移行する必要があります。 CSS から ACE への移行には、CSS2ACE コンバータ ツールを使用します。 詳細については、http:/​/​wwwin.cisco.com/​dss/​adbu/​dcas/​adoptions/​cssmigration/​ を参照してください。

ACE のこのアプリケーションでは、エンジンは、主に特定のタイプのサービスの初期セッション要求に送るために使用されます。 ACE のバージョン情報は、『Hardware and Software System Specification for Cisco Unified Customer Voice Portal Software Release』で確認できます。 CVP 9.0(1) の ACE の指示に従ってください。

Unified CVP ソフトウェアの移行

以下のタスクでは、以前のリリースから移行(Unified CVP 8.0(1) および Unified CVP 8.5(1) から Unified CVP 9.0(1) への移行)する手順について説明します。

Unified CVP ディスクのバックアップ

この移行には、ロールバック機能がありません。 この移行の前にディスク全体をバックアップすることを推奨します。 どの時点でも、ダウングレードが必要な場合に、このバックアップが役立ちます。

Operations Console の設定をバックアップする方法の詳細については、『Operations Console Online Help for Cisco Unified Customer Voice Portal』の「Exporting an Operations Console Configuration」を参照してください。 Reporting Server データベースのバックアップの詳細については、『Reporting Guide for Cisco Unified Customer Voice Portal』の「Database Backup」を参照してください。

Cisco Security Agent のアンインストール

CSA は、Unified CVP Release 9.0(1) 以降のリリースではサポートされません。 CSA が存在する場合、Unified CVP をアップグレードする前に、CSA をアンインストールする必要があります。 Unified CVP Release 9.0(1) 以降を実行するサーバに CSA をインストールすることはできません。

Cisco Unified CVP OAMP の移行

Cisco Unified CVP OAMP を移行するには、次の手順を実行します。

  • CVP OAMP 設定のバックアップ
  • CVP OAMP 設定の保存
  • CVP OAMP 設定の復元

CVP OAMP 設定のバックアップ

Unified CVP 9.0(1) への移行後、既存の CVP OAMP 設定を保持する場合は、CVP OAMP 設定をバックアップする必要があります。 CVP OAMP では、既存のすべての設定をファイルにエクスポートできます(ライセンスやアプリケーション スクリプトなどアップロードしたファイルを除く)。 重要なこととして、CVP OAMP は sip.properties ファイルをエクスポートできないことに注意してください。 既存の展開への完全な移行を達成するには、CVP OAMP の既存の設定をエクスポートすることに加え、sip.properties ファイルを手動でコピーする必要があります。

設定をエクスポートするには、次の手順を実行します。

手順
    ステップ 1   CVP OAMP Ops Console を起動します。
    ステップ 2   OAMP Ops Console で、[System] をクリックしてから、[Export System Configuration] をクリックします。

    [Export System Configuration] 画面が表示されます。

    ステップ 3   [Export] をクリックします。

    [Opening CVP-OpsConsole-Backup.zip] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 4   [Save File] を選択し、[OK] をクリックします。

    CVP OAMP 設定の保存

    ネットワーク ストレージ メディア(または USB ドライブや光学 CD などのポータブル ストレージ メディア)に保存された設定を含むファイルをコピーします。 ライセンス ファイルや sip.properties ファイルのようなカスタム ファイルは、後で検索できるように共有ストレージ メディアに保存されます。

    保存された設定やカスタム ファイルがネットワーク ストレージ メディアに格納される場合、共有ストレージ メディアは、Unified CVP 9.0(1) をインストールするように計画している Windows 2008 R2 Server からアクセスできる必要があります。

    CVP OAMP 設定の復元

    CVP OAMP Server を Windows 2008 R2 Server にアップグレードします。 Unified CVP 9.0(1) ソフトウェア メディア CD から CVP OAMP をインストールします。 古いバージョンの OAMP からエクスポートされた CVP OAMP 設定は、最新バージョンに自動的にアップグレードされます。

    Windows 2008 R2 Server の CVP OAMP 設定を復元するには、次の手順を実行します。

    手順
      ステップ 1   Cisco Resource Manager Windows サービスを停止します。
      • [Start] > [All Programs] > [Administrative Tools] > [Services] を選択します。[Services] ウィンドウが表示されます 。
      • サービス名のリストで、[Cisco Resource Manager] を選択し、[Stop] をクリックします。
      ステップ 2   保存した OAMP 設定をインポートします。
      • OAMP Ops Console で、[System] > [Import System Configuration] を選択します。 [Import System Configuration] ウィンドウが表示されます。
      • [Browse] をクリックし、以前の Unified CVP OAMP の保存した OAMP 設定が含まれるネットワーク ストレージ メディアでファイル名を選択します。
      • [Import] をクリックします。 保存された OAMP 設定がインポートされます。
      • ネットワーク ストレージ メディアから対応する CVP ディレクトリにカスタム ファイル、ライセンス ファイル、および sip.properties ファイルを手動でコピーし、復元操作を完了します。
      • Unified CVP の以前のバージョンからユーザ関連情報を含むバックアップを復元しなかった場合、ステップ 4 に進みます。
      ステップ 3   OAMP Ops Console では、[Database Administration] > [Manage Reporting Users] を選択します。 古いバージョンの Unified CVP で作成された既存の Reporting ユーザを削除します。 既存のユーザが機能しないため、新規ユーザを作成します。

      ステップ 4   以前のバージョンの CVP OAMP からインポートした既存のユーザと同じパスワードを設定するには、次の手順を実行します。
      • [Server Manager] > [Configuration] > [Local Users and Groups] > [Users] を選択します。
      • 既存のユーザ名を右クリックし、[Set Password] を選択します。 [Set Password] 画面で [Proceed] をクリックします。
      • 古いパスワードを入力し、確認用にもう一度パスワードを入力します。
      • [OK] をクリックします。
      ステップ 5   OAMP サービス(Cisco CVP OPS Console Server および Cisco CVP Resource Manager)を再起動します。
      • [Start] > [All Programs] > [Administrative Tools] > [Services] を選択します。 [Services] ウィンドウが表示されます。
      • [Cisco CVP Ops Console Server] を選択します。
      • [Restart] をクリックします。 [Services] で CVP Ops Console Server サービスが開始します。
      • [Cisco CVP Resource Manager] を選択します。
      • [Restart] をクリックします。 [Services] ウィンドウで CVP Resource Manager サービスが開始します。

      次の作業

      この復元操作の後、CVP OAMP ログイン証明書を含む保存された CVP OAMP 設定からインポートされた新しいデータによって、すべての既存の CVP OAMP データが上書きされます。 この復元操作の後、以前のバージョンの CVP OAMP の OAMP ログイン証明書を使用して、CVP OAMP Ops Console にログインする必要があります。

      CVP Ops Console を使用したセキュアな通信

      Ops Console とその他の CVP コンポーネントの間のセキュアな通信用の [Enable Secured Communication with the Ops Console] オプションを選択します。 Ops Console とその他の CVP コンポーネントの間のセキュリティ証明書の設定については、『Configuration and Administration Guide for Cisco CVP 9.0(1)』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​custcosw/​ps1006/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html)の第 5 章「Configuring and Modifying CVP Security」を参照してください。

      Unified CVP コール サーバの移行


      (注)  


      Cisco Unified CVP コール サーバをリリース 9.0(1) に移行するときには、すべての Unified CVP コンポーネントに新しいライセンスを適用する必要もあります。 ライセンスの取得および適用の詳細については、Unified CVP ライセンシングを参照してください。 移行したコンポーネントにライセンスを適用しない場合、ソフトウェアは評価モードで実行されます。
      移行を開始する前に、以前の CVP インストール済み環境に戻す必要が生じた場合に備え、冗長性を確保するために既存の CVP インストール済み環境を別のコンピュータに手動でバックアップすることを推奨します。

      (注)  


      シスコでは、コール サーバのコンフィギュレーション ファイルの手動での変更はサポートされていません。 コンフィギュレーション ファイルを手動で変更する場合、Unified CVP 9.0(1) への移行中に、変更された情報がバックアップされません。


      Cisco Unified CVP コール サーバを移行するには、次の手順を実行します。

      手順
        ステップ 1   Windows Server 2008 R2 をインストールし、Unified CVP 9.0(1) のインストールを計画している新しい Windows Server 2008 R2 に以前の CVP 8.x Windows Server 2003 の IP アドレスとホスト名を割り当てます。
        ステップ 2   Unified CVP 9.0(1) インストーラを Windows Server 2008 R2 で実行します。 CVP Server コンポーネントをインストールします。
        ステップ 3   Operations Console にログインし、[Device Management] > [Unified CVP Call Server] にナビゲートします。
        ステップ 4   選択された IP アドレスとホスト名で Unified CVP コール サーバを選択します。 [Edit] をクリックします。
        ステップ 5   [Save and Deploy] をクリックし、設定を Unified CVP コール サーバに展開します。
        ステップ 6   [System] > [SIP Server Groups] を選択します。 [SIP Server Groups] 画面で、以前の OAMP 設定のインポート手順で設定したデータが入力されていることを確認します。 [Save and Deploy] をクリックして、処理が正常に完了したことを確認します。
        ステップ 7   [System] > [Dialed Number Pattern] を選択します。 [Dialed Number Pattern] 画面で、以前の OAMP 設定のインポート手順で設定したデータが入力されていることを確認します。 [Deploy] をクリックし、処理が正常に完了したことを確認します。
        ステップ 8   [Device Management] > [Media Server] を選択します。 [Default Media Server] ドロップダウン リストから、適切なメディア サーバを選択します。 [Set] をクリックし、[Deploy] をクリックします。
        ステップ 9   マシンにインストールされたメディア サーバから、[Internet Information Services] > [Sites] を選択します。 新規グループをリストに追加して、[Add] をクリックし、[everyone] を選択します。 グループ Everyone にフル コントロールを付与するには、[full control] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 10   FTP サイトで [Restart] をクリックして、FTP サーバを再起動します。

        Cisco Unified VXML Server の移行

        はじめる前に

        Cisco Unified CVP VXML Server をリリース 9.0(1) に移行するときは、Unified Call Studio もリリース 9.0(1) に移行する必要があります。 VXML Server および Call Studio のバージョンは、Call Studio アプリケーションを VXML Server と連携させるために、同じである必要があります。 また、すべての Unified CVP コンポーネントに新しいライセンスを適用する必要もあります。 ライセンスの取得および適用の詳細については、ライセンスを参照してください。 移行したコンポーネントにライセンスを適用しない場合、ソフトウェアは評価モードで実行されます。

        手順
          ステップ 1   テスト サーバおよび実稼働サーバで、以下の場所にあるすべてのサードパーティ ライブラリ(.class または .jar files)をバックアップします(ここで、APP_NAME は各展開済み音声アプリケーションの名前です)。
          • %CVP_HOME% は、デフォルトで C:\Cisco\CVP です
          • %CVP_HOME%\VXMLServer\common\classes
          • %CVP_HOME%\VXMLServer\common\lib
          • %CVP_HOME%\VXMLServer\applications\APP_NAME\java\application\classes
          • %CVP_HOME%\VXMLServer\applications\APP_NAME\java\application\lib
          • %CVP_HOME%\VXMLServer\applications\APP_NAME\java\util また、%CATALINA_HOME%/webapps/CVP/audio に展開されたすべてのカスタム オーディオ ファイルもバックアップします。
          ステップ 2   Unified CVP Server が VXML Server と同じ IP アドレスを使用するため、VXML Server をシャットダウンします。
          ステップ 3   Unified CVP Server コンポーネントをターゲット マシンの Unified CVP 9.0(1) インストーラからインストールします。
          ステップ 4   Operations Console にログインし、[Device Management] > [Unified CVP VXML Server] にナビゲートします。
          ステップ 5   選択された IP アドレスとホスト名で Unified CVP コール サーバを選択します。
          ステップ 6   [Edit] をクリックし、編集する VXML Server 設定を選択します。
          ステップ 7   [Save and Deploy] をクリックし、設定を新しい VXML Server に展開します。
          ステップ 8   セキュアな接続が Ops Console と VXML Server の間で以前に使用されていた場合、VXML Server と Ops Console の間の SSL 証明書を設定します。
          ステップ 9   Ops Console を使用して、ライセンス ファイルを新しい VXML Server にアップロードします。
          ステップ 10   バックアップしたオーディオ ファイルをフォルダ %CATALINA_HOME%/webapps\CVP\audio に復元します。
          ステップ 11   VXMLServer サービス Cisco CVP VXML Server を再起動します。

          次の作業


          (注)  


          上記の手順を実行することに加え、Operations Console を使用する VXML Server の設定方法の詳細について、『Configuration and Administration Guide for Cisco Unified Customer Voice Portal』の「Configuring a VXML server」の項を参照してください。


          Cisco Unified Call Studio の移行

          Unified Call Studio は、Microsoft の開発者用ワークステーション ソフトウェア(特に Windows XP、Windows Vista、および Windows 7)でサポートされますが、Windows 2008 R2 Server ソフトウェアではサポートされません。 Call Studio 8.0(1) および 8.5(1) を Call Studio 9.0(1) に移行できます。 CATALINA_HOME\webapps\CVP\audio に展開されたオーディオ ファイルは、削除されます(CATALINA_HOME は、Tomcat インストール ディレクトリです)。 移行する前にオーディオ ファイルをバックアップすることを推奨します。


          (注)  


          リリース 9.0(1) の Unified Call Studio の新しいライセンスを取得する必要があります。以前のリリースのライセンスは、最新バージョンでは有効ではありません。 ライセンスを Call Studio に適用する方法については、Call Studio ライセンスの適用を参照してください。


          Cisco Unified Call Studio を移行するには、次の手順を実行します。

          手順
            ステップ 1   バージョン制御システムにまだ保存していない場合、開発マシンで Call Studio を使用し、すべてのプロジェクトをオフライン メディアにエクスポートします。 [Navigator] ビューの任意のプロジェクトを右クリックして、[Export] を選択し、[Export] ウィザードを完了することによって、プロジェクトをエクスポートできます。
            (注)     

            [Export] ウィザードによって提供されるリストでチェックを入れることによって、複数のプロジェクトを同時にエクスポートできます。

            ステップ 2   プロンプトが表示されたら、Call Studio インストーラを実行し、ライセンスをインストールします。
            ステップ 3   Unified Call Studio で、以前にエクスポートした Call Studio をインポートします。 プロジェクトのインポート中に、[Existing Cisco Unified CVP Project into Workspace] オプションを選択します。 必要に応じて、このインポート プロセスによって、プロジェクトが CVP 9.0 フォーマットに自動的にアップグレードされます。
            (注)     

            アプリケーションを(ファイル システムからインポートするのではなく)ソース リポジトリからチェック アウトする場合、変換プロセスを開始するには、それらのアプリケーションは Call Studio プロジェクトとして再インポートする必要があります。 また、インポート後の最初のチェックインでは、各プロジェクトのすべてのファイルは変更済みと見なされ、リポジトリで更新する必要があります。

            ステップ 4   Java 5 を使用して、1.4 よりも前の Java バージョンでコンパイルされたカスタム コンポーネントを再コンパイルします。 Java 1.4 でコンパイルされたカスタム コンポーネントは、再コンパイルせずに Java 5 で実行されます。 Java 5 は、Unified CVP 9.0(1) の必須のランタイム バージョンです。 ただし、ユーザの責任において、下位互換性に影響することのある Java 5 の変更点のリストを確認し、必要なアップデートを行う必要があります。 http:/​/​java.sun.com/​j2se/​1.5.0/​compatibility.html で互換性に関するページを見つけることができます。
            ステップ 5   すべてのプロジェクト(直前のステップで新たに再コンパイルされたコンポーネントを含める必要があります)を適切なターゲット Cisco Unified CVP 9.0 VXML Server に展開します。 複数のターゲット CVP VXML Server に 1 回のステップでプロジェクトを一括転送する Ops Console を使用します。

            CVP Reporting Server の移行

            既存の CVP Reporting Server の移行では、大量のデータを移行する必要がある場合、時間がかかる可能性があります。 フルの Reporting Server データベース(25 GB のサイズ)を移行する時間が、合計約 5 時間になることがあります。

            CVP Reporting データベースの移行

            Unified CVP 8.x Reporting データベースを Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースに移行し、提供されるさまざまな機能にアクセスできます。 Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースは、Windows 2008 R2 Server でのみサポートされます。 Unified CVP 8.x Reporting データベースは Windows 2003 によってサポートされるため、Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースへの直接の更新はできません。 移行時に以前のコール データを保持するには、管理者は既存のデータベースをアンロードし、そのデータベースを Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースにロードします。

            Unified CVP 8.x Reporting データベースを Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースに移行するには、以下のタスクを実行する必要があります。

            Unified CVP Reporting Server の準備

            手順
              ステップ 1   CVP 9.0(1) Reporting Server を Windows 2008 R2 Server にインストールします。

              CVP Reporting データベースが正常に起動し、実行していることを確認します。

              (注)      Informix IDS - CVP サービスがインストールされ、実行されていることを Windows Service Manager で確認します。
              ステップ 2   コマンド プロンプトから dbaccess を実行し、[database] を選択します。
              ステップ 3   各データベースが選択されていることを確認するため、矢印キーを使用して、以下を選択し、Return キーを押します。
              • callback
              • ciscoadmin
              • cvp_data

              Unified CVP 8.x Reporting データベースからのデータのアンロード

              次の手順を実行して、Unified CVP 8.x Reporting データベースをアンロードします。
              手順
                ステップ 1   ユーザ Informix として Cisco Unified CVP 8.x にログオンします。
                ステップ 2   Cisco CVP コール サーバ サービスを Windows Service Manager から停止します。
                (注)     

                アンロードする前に、アンロード スクリプトがハードディスク領域を確認します。

                ステップ 3   CVP 9.0(1) インストーラ DVD を CD ドライブに挿入します。 OR は、CVP ISO ファイルを抽出します。
                ステップ 4   [CVP] > [Migration] にナビゲートします。
                ステップ 5   コマンド プロンプトから、ディレクトリを Migration フォルダに変更します。
                (注)     

                Migration フォルダをローカル ディスクにコピーして、アンロード スクリプトを直接実行することもできます。

                ステップ 6   migrate_unload.bat ファイルを見つけます。
                ステップ 7   次のコマンドを実行して Reporting データベースをアンロードします。migrate_unload.bat –p <path where db can be exported>

                例:migrate_unload.bat –p c:\cvpdata

                スクリプトの実行が完了した後、データベースは指定したパスの cvpdb.tar ファイルにエクスポートされます。 この例では、cvpdb.tar は、c:\cvpdata にエクスポートされます。

                ステップ 8   エクスポートされた cvpdb.tar を CVP 9.0(1) データベースの Reporting Server にコピーします。

                Unified CVP 9.0(1) データベースへのデータのロード

                レガシー コール データを使用して Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースをロードするには、次の手順を実行します。
                手順
                  ステップ 1   CVP 9.0(1) インストーラ DVD を CD ドライブに挿入します。 OR は、CVP ISO ファイルを抽出します。
                  ステップ 2   [CVP] > [migration] にナビゲートします。
                  ステップ 3   コマンド プロンプトから、ディレクトリを Migration フォルダに変更します。
                  (注)      Migration フォルダをローカル ディスクにコピーして、ロード スクリプトを直接実行することもできます。
                  ステップ 4   ローカル ディスクで Unified CVP 8.x データベース バックアップ ファイル(cvpdb.tar)を見つけ、9.0(1) データベースにロードします。
                  (注)      これは、Unified CVP 8.x データベースからデータをアンロードしたときに、作成したバックアップ ファイルです。
                  ステップ 5   次のコマンドを実行し、CVP データベースをロードします。migrate_load.bat -p <absolute path to tar ball>

                  例:migrate_load.bat-p c:\cvpdata\cvpdb.tar

                  (注)      バックアップ cvpdb.tar ファイルが c:\cvpdata にある場合、スクリプト ロードは migrate_load.bat -p c: \cvpdata\cvpdb.tar として実行する必要があります。

                  このスクリプトによって、3 つの CVP Reporting データベースすべてがレガシー コール データで Unified CVP 9.0(1) Reporting データベースにロードされます。


                  Operations Console(OAMP)での Reporting Server 設定

                  移行が完了した後、ユーザは OAMP で Reporting Server を設定または再設定する必要があります。 移行プロセス中に、ユーザが目的のマシンに対して同じ IP アドレスを保持することを決定した場合、ユーザは以前の OAMP 設定をインポートし、Reporting Server を再展開する必要があります。 一方、サーバの IP アドレスが変更される場合、ユーザは OAMP でサーバの以前のインスタンスを削除して、新規 Reporting Server を追加し、同じものを展開する必要があります。

                  データ移行のおおまかなタイムライン

                  Unified CVP を使用して、データベースでのコール詳細をキャプチャできます。 データベースを所有している場合、格納されるデータのサイズを OAMP ページから確認できます。 次の手順に従います。
                  1. [Device Management] に移動します。
                  2. [Unified CVP Reporting Server] の下で、リストから目的のデータベースを選択します。
                  3. [Database Administration] > [Database Details] を選択します。

                    (注)  


                    Reporting データベースは、小(10 GB)、中(50 GB)、大(90 GB)として分類されます。 以下の表には、CVP 8.5(1) の CVP 9.0(1) への移行にかかる時間が示されています。

                  データベース サイズ(GB)

                  データをアンロードする時間

                  データをロードする時間

                  合計時間

                  10 40 分 50 分 90 分
                  50 3 時間 3.5 時間 6.5 時間
                  90 3.5 時間 5.5 時間以上 10 時間以上

                  (注)  


                  移行スクリプトを実行する前に、システムに十分なディスク領域があることを確認してください。


                  以前に展開された Unified CVP 音声アプリケーションの移行

                  Unified CVP 9.0(1) でそのまま(つまり、Call Studio から再展開せずに)実行したい以前に展開された Unified CVP 音声アプリケーションがある場合、そのように実行できます。 VXML Server 9.0(1) では、展開された Unified CVP 音声アプリケーションを直接実行できます。 すべての機能は維持され、必要な手動の手順はありません。 ただし、このリリースの新しい機能(Web サービス統合、サブダイアログの起動、ローカル ホットリンクなど)を活用するために、Call Studio にプロジェクトをインポートすることもできます。

                  その他の Unified CVP ソフトウェアのリリース 9.0(1) への移行

                  Unified CVP 9.0(1) は、VXML ゲートウェイの新しいスクリプトを使用します。 Unified CVP 包括コール フロー モデルでは、VXML ゲートウェイの VXML、.wav スクリプト、および .tcl スクリプトが CVP コール サーバのバージョンと一致している必要があります。 CVP 9.0(1) インストーラは自動的に新規ファイルをゲートウェイにコピーしないため、Unified CVP Operations Console を使用して適切なスクリプトを VXML ゲートウェイに転送する必要があります。 ゲートウェイにスクリプトを転送する方法については、Operations Console のオンライン ヘルプを参照してください。 包括コール フロー モデルの詳細については、『Configuration and Administration Guide for Cisco Unified Customer Voice Portal』を参照してください。

                  非 CVP ソフトウェアのアップグレード

                  以下の Cisco ソフトウェアおよびサードパーティ製ソフトウェアにアップグレードする必要がある場合、この時点で、これらのアップグレードを実行します。

                  • ASR/TTS Server ソフトウェア
                  • Gateway IOS
                  • ACE 『Hardware and System Software Specification for Cisco Unified Customer Voice Portal (Unified CVP) Release』を参照して、必要なアップグレードを判別してください。

                  (注)  


                  インストール プロセス中に、アプリケーション サーバとして Tomcat を選択する場合、Tomcat Application Server Release 5.5.31 がインストールされます。そのため、このコンポーネントを別個にアップグレードする必要はありません。

                  Unified CVP コンポーネントがアップグレードされているメンテナンス期間中に必要な非 CVP コンポーネントをアップグレードします。 Unified CVP コンポーネントは、特定の順序でアップグレードする必要があります。 「マルチフェーズ アップグレード」に、コンポーネントのアップグレード順序に関する追加情報が記載されています。


                  関連情報