Cisco ICM/IPCC Enterprise/Hosted Editions Webview インストレーション アドミニストレーション ガイド Release 7.0(0)
WebView データベース
WebView データベース
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

WebView データベース

WebView データベースについて

WebView データベースの場所

WebView データベースの導入モデル

標準の導入形態の WebView データベース

大規模カスタマー用の導入形態の WebView データベース

フェールオーバー WebView データベースの操作

2 番目の(フェールオーバー)WebView データベースの作成

別の WebView データベースへの WebView サーバのリダイレクト

WebView データベースのテーブル

WebViewVersion テーブル

印刷ジョブ テーブル

レポート テーブル

ユーザのお気に入りテーブル

WebView データベース

この章の内容は、次のとおりです。

「WebView データベースについて」

「WebView データベースの場所」

「WebView データベースの導入モデル」

「フェールオーバー WebView データベースの操作」

「別の WebView データベースへの WebView サーバのリダイレクト」

「WebView データベースのテーブル」

データベース管理の詳細については、 『ICM Administration Guide for Cisco ICM Enterprise Edition』 を参照してください。

WebView データベースについて

WebView データベースは、保存済みのレポート定義、お気に入り、およびスケジュールされたレポート ジョブを保存、更新、保守およびトラッキングするために使用されます。

レポート定義を保存すると、レポートの生成に使用するテンプレート名、レポート項目、スケーリング係数および日時の範囲が WebView データベースに保存されます。

WebView で保存済みレポートにアクセスして使用できるのは、それらのレポートが WebView データベースに保存されている場合だけです。

レポートをお気に入りとしてマークすると、そのユーザ設定はレポートとともに WebView データベース内に保存されます。

保存済みのレポート定義またはスケジュールされたレポートの更新や削除を行うと、その変更が WebView データベースに保存されます。

レポート ジョブをスケジュールした場合、そのレポート スケジュールはそのパラメータとともに WebView データベースに保存されます。

ジョブを 1 回実行するようにスケジュールしている場合は、そのジョブは実行後にデータベースから削除されます。

繰り返し実行するジョブをスケジュールしている場合、そのジョブは、WebView 内で削除されるまでデータベース内に残り、指定した日時毎に実行されます。

WebView データベースは、Microsoft SQL の 4 つのテーブルにこのデータを保存します。 これらのテーブルについては、 「WebView データベースのテーブル」 を参照してください。

WebView データベースは、ディストリビュータ アドミン ワークステーションにあり、セットアップでの設定に従って WebView サーバのグループで共有できます。 場所の詳細については、次のページを参照してください。

WebView データベースの場所

WebView データベースは、プライマリ ディストリビュータ アドミン ワークステーションに 置く必要があります

WebView データベースを作成するオプションは、ICM のセットアップを実行して、リアルタイム ディストリビュータ アドミン ワークステーションをインストールする際に[Real-time Distributor Properties]ダイアログ ボックスに表示されるチェックボックスで選択できます。

リリース 7.0(0) では、アドミン ワークステーションとは別のマシンに、1 台か複数の「スタンドアロン」WebView サーバをインストールできるようになりました。

何台の WebView サーバをセットアップするかに関係なく、通常は、すべて同じ WebView データベースをポイントするように設定します。 インストールされている各 WebView サーバで、その AW のマシン名を WebView データベースの場所として入力すれば、そのように設定できます。 「Cisco ICM/IPCC Enterprise WebView ソフトウェアのインストール」 ステップ 5 を参照してください。

このようにすれば、レポーティングを使用するすべてのユーザが、保存済みレポート、お気に入り、およびスケジュールされた印刷ジョブに関して、同じ情報にアクセスできます。

複数のディストリビュータ アドミン ワークステーションをセットアップした場合は、2 つ目の(フェールオーバー)WebView データベースを作成することもできます。 プライマリ WebView データベースが使用できなくなったら、フェールオーバー WebView データベースをポイントするように WebView サーバを設定できます。 「別の WebView データベースへの WebView サーバのリダイレクト」 を参照してください。

WebView データベースの導入モデル

コールセンターの規模と必要に応じて、次の導入モデルのいずれかを使用して WebView サーバを導入できます。

「標準の導入形態の WebView データベース」

「大規模カスタマー用の導入形態の WebView データベース」

標準の導入形態の WebView データベース

標準の「オールインワン」の導入形態では、WebView サーバ、WebView データベース、リアルタイム データベース、履歴データベースがディストリビュータ アドミン ワークステーション(AW)に共存しています。

ディストリビュータ AW の設定中に、WebView データベースの場所を問い合せるメッセージが表示されたら、WebView データベースがローカルマシンにあることを応答してください。

図 4-1 同じマシン上にある WebView サーバと WebView データベース

 

大規模カスタマー用の導入形態の WebView データベース

リリース 7.0(0) で新しく提供される大規模カスタマー用の導入形態では、ディストリビュータ アドミン ワークステーションと分離して WebView をインストールできるようになりました。

最初から複数の WebView サーバが必要な場合もあれば、最初は 1 台で始めて、会社の規模が大きくなるにつれて追加の WebView サーバをセットアップする場合もあります。

複数の WebView サーバがある場合は、各 WebView のインストール中に、[Node Properties]ダイアログ ボックスで WebView データベースのホスト名を問い合せるメッセージが表示された際に、WebView データベースがあるディストリビュータ AW のマシン名を入力します。

このようにすれば、レポーティングを使用するすべてのユーザが、同じお気に入り、共有レポート、およびスケジュールされたレポート定義に、どのサーバからでもアクセスできるようになります。


WebView サーバと WebView データベースは、同じリリースの WebView で稼働している必要があります。 そうでない場合は、WebView データベースのエラー メッセージが表示されます。 「ログイン時の WebView データベース メッセージ」を参照してください。


図 4-2 1 つの WebView データベースをポイントする複数の WebView サーバ

 

フェールオーバー WebView データベースの操作

ユーザが継続的にお気に入りと保存済みのレポート定義にアクセスできるようにするためには、WebView データベース一式をインストールして保守する必要があります。 プライマリ WebView データベースに障害が発生した場合は、ICM のセットアップを再度行わなくても、フェールオーバー データベースにリダイレクトできます。

フェールオーバー データベースへのリダイレクトは、ODBC DSN の変更によって実現されており、約 1 時間かかる場合があります。 その期間中、レポーティングを使用するユーザは引き続き WebView を利用できますが、切り替えが完了するまでは、お気に入り、共有レポート、およびスケジュールされたレポート定義にはアクセスできません。

フェールオーバーのシナリオで WebView データベースを使用できるように保守する場合は、定期的なバックアップ スケジュールを実施して、プライマリ WebView データベースと同じ最新のお気に入りと共有レポートがフェールオーバー側でも確実に保持されるようにしてください。

図 4-3 フェールオーバー WebView データベースへのリダイレクト

 

2 番目の(フェールオーバー)WebView データベースの作成


ステップ 1 2 番目の ICM AW をインストールします。 2 番目の AW がすでにインストールされている場合は、ICM のセットアップを実行し、その AW を選択して[Edit]をクリックします。

ステップ 2 [Real-time Distributor Properties]ダイアログボックスで[WebView Database]を選択します。

ステップ 3 [Next]をクリックしてセットアップを続行します。 インストールが完了して、終了を促すプロンプトが表示されたらセットアップを終了します。


) バックアップ データベースに最新のデータが確実に反映されるように、バックアップと復元の手順を計画して実施する必要があります。



 

別の WebView データベースへの WebView サーバのリダイレクト

このセクションでは、WebView データベースが他のサーバに移動された場合や、バックアップのフェールオーバー WebView データベースをポイントする必要がある場合など、WebView データベースの場所が変更された場合に、WebView サーバをリダイレクトする方法を説明します。

WebView サーバを 2 番目の WebView データベースにリダイレクトするには、最大で 1 時間かかる場合があります。 この間、レポーティングを使用するユーザは WebView を使用できますが、お気に入り、共有レポート、またはスケジュールされたレポート定義にはアクセスできません。

WebView サーバのリダイレクト処理中にスケジュールされていたレポートの実行は失敗します。

お気に入り、共有レポート、およびスケジュールされたレポートがバックアップ データベースに格納されている場合は、WebView サーバのリダイレクト完了後にそれらが利用可能になります。


) 新しい WebView データベースに対するアクセス権が Jaguar サーバのアカウントに設定されていることを確認するには、Active Directory のツールを使用してください。


フェールオーバー WebView データベースへのリダイレクト

WebView サーバに管理者としてログインして、次の手順に従います。


ステップ 1 [スタート]>[プログラム]>[管理ツール]>[データ ソース(ODBC)]の順にクリックします。

ステップ 2 [システム DSN]タブをクリックします。

ステップ 3 [wvdb ODBC DSN]( <instancename>WVDB_wv )を選択して、[構成]をクリックします。

ステップ 4 サーバ名を変更して[適用]をクリックします。

ステップ 5 新しい WebView データベースにアクセスできることを確認するために、WebView をテストします。


 

WebView データベースのテーブル

WebView データベースには、4 つのデータベース テーブルがあります。 次のセクションでは、次のデータベース テーブルの構造を説明します。

「WebViewVersion テーブル」

「印刷ジョブ テーブル」

「レポート テーブル」

「ユーザのお気に入りテーブル」

WebViewVersion テーブル

このテーブルは、WebView ソフトウェアが WebView データベースのバージョンをチェックするために使用します。 データベースの現在のスキーマとスキーマの履歴が記録されています。


) 複合プライマリ キー(WebViewVersion, LastUpdateDate)には、顧客がアップグレード スクリプトを実行または再実行するたびにイベント履歴が記録されます。


 

表4-1 WebViewVersion テーブル

フィールド名
データ型
NULL の許可
制約/インデックス データベース
テーブル ヘッダー
説明

WebViewVersion

Real

不可

プライマリ キー

WebView データベースのバージョン。

LastUpdateDate

DateTime

不可

プライマリ キー

データベースが最後に作成または更新された日時

印刷ジョブ テーブル

このテーブルには、スケジュールされた印刷ジョブ(印刷してファイルに保存するジョブ)につき 1 つのレコードが格納されています。 このテーブルは、レポート テーブルのレポート パラメータを参照しています。

 

表4-2 印刷ジョブ テーブル

フィールド名
説明
制約/インデックス データベース
テーブル ヘッダー
ICM/IPCC データベースのデータ型
NULL の許可

JobTrackID

印刷ジョブをトラッキングするための固有の ID

プライマリ キー

char(50)

不可

Frequency

印刷ジョブの実行回数

char(1)

不可

TokenValue

ジョブ ID の値から生成された乱数

char(260)

不可

JobTime

印刷ジョブを実行する時刻

char(260)

不可

Command

印刷ジョブをスケジュールするコマンドライン文字列

char(1000)

不可

ReportID

印刷するレポートを識別する固有の ID

int

不可

DayDates

レポートを印刷する曜日と日付

char(1000)

ClientJobID

印刷ジョブが作成される WebView クライアント コンピュータ上でのジョブの ID 番号

int

ClientHost

印刷ジョブの印刷元である WebView ホスト コンピュータの名前

char(260)

PrintCount

印刷ジョブの数

int

不可

ServerPrint

ジョブの印刷元であるサーバ

int

不可

Printer

印刷ジョブを実行するよう選択されているプリンタの名前

char(260)

FileLocation

印刷するファイルの場所

char(260)

SaveFileName

印刷ジョブのファイル名

char(260)

OwnerIDint

印刷ジョブの作成者

int

Instance

印刷ジョブを作成する ICM インスタンス

char(260)

不可

ClientIP

印刷ジョブを作成するコンピュータの IP アドレス。

char(16)

FileFormat

印刷するレポートの形式。
例: HTML、PDF、XLS

char(10)

PrinterPort

印刷ジョブ用に選択されたプリンタを接続するポート番号

char(10)

PrinterDriver

印刷ジョブを実行するよう選択されているプリンタのプリント ドライバ

char(260)

PrinterName

印刷ジョブを実行中のプリンタの名前

char(260)

PrintLocation

印刷ジョブ用に選択されているプリンタの場所

char(260)

PDF_Is_Portrait

レポートを PDF 形式で印刷する際の向きを指定する属性。

bit

PDF_PaperSize

レポートを PDF 形式で印刷する際の用紙サイズを指定する属性。

smallInt

FileNameAppendDate

新しいファイル名(ファイル名 + レポート作成日)を生成するか、デフォルト名を使用するかを指定する、レポートの保存時に必要となる属性

デフォルトは 0

bit

UserGuid

印刷ジョブをスケジュールしたユーザの固有の ID

varchar(64)

レポート テーブル

このテーブルには、保存済みレポートごとに 1 つのレコードが格納されています。 選択された項目やしきい値などのレポート パラメータが保持されています。 ユーザのお気に入りテーブルと印刷ジョブ テーブルは、このテーブルに保存されたレポートを参照しています。

 

表4-3 レポート テーブル

フィールド名
説明
制約/インデックス データベース
テーブル ヘッダー
ICM/IPCC データベースのデータ型
NULL の許可

ReportID

保存済みレポートの固有の ID

プライマリ キー

int
Identity (1, 1)

不可

Instance

レポート データを作成する ICM インスタンス

char(10)

不可

OwnerID

レポートを保存したユーザの固有の ID

int

CustomerID

レポート作成者が属している会社の固有の ID

int

Name

保存済みレポートの名前

char(260)

不可

説明

ユーザが入力するレポートの任意の説明

text

IsPublic

共有レポートと個人レポートのいずれであるか

bit

不可

IsRealTime

リアルタイム レポートと履歴レポートのいずれであるか

bit

不可

Category

レポート カテゴリ

char(260)

不可

データ型

テーブルまたはグラフ。

char(1)

不可

Template

レポートの作成元テンプレートの名前

char(260)

不可

ItemsSelected

レポート内で選択されたレポート対象の項目

text

不可

StartDateTime

レポート内で選択されている場合、レポート データの開始日時

datetime

EndDateTime

レポート内で選択されている場合、レポート データの終了日時

datetime

RelativeDateType

レポート内で選択されている場合、レポートの実行日を基準とした、レポート データの相対日時範囲(今日、来週など)

SmallInt

DrillDownTemplate

親レポート コンポーネントに割り当てられたレポート テンプレートの名前。 ドリルダウン レポートには、親レポート データのフィルタ処理されたバージョンが表示されます

char(260)

DrillDownCategory

ドリルダウン テンプレートのカテゴリ

char(260)

Thresholds

レポート内で設定されているしきい値またはしきい値のリスト

text

RefreshRate

リアルタイム レポートの更新間隔(秒単位)

int

Scale

レポートを表示する大きさを指定する属性(% 単位)

デフォルトは 100

smallInt

UserGuid

レポートを保存したユーザの固有の ID

varchar(64)

ユーザのお気に入りテーブル

このテーブルには、各ユーザが保存したお気に入りごとに 1 つのレコードが格納されています。

 

表4-4 ユーザのお気に入りテーブル

フィールド名
説明
制約/インデックス データベース
テーブル ヘッダー
ICM/IPCC データベースのデータ型
NULL の許可

UserGuid

レポートをお気に入りとして指定したユーザの固有の ID

プライマリ キー

varchar(64)

ReportID

保存済みレポートの固有の ID

プライマリ キー

int

不可