Cisco Packaged Contact Center Enterprise インストレーション/アップグレード ガイド、リリース 10.0(1)
ネットワーク設計の考慮事項
ネットワーク設計の考慮事項

ネットワーク設計の考慮事項

この章では、UCS C シリーズ サーバに Packaged CCE を導入するために必要なネットワーク設定を実行するためのガイドラインを示します。 また、耐障害性と冗長性の情報が含まれます。

Packaged CCE サーバのネットワーク要件

図は、vSphere vSwitch 設計の UCS C シリーズ サーバおよびネットワーク実装のすべての Packaged CCE の展開で推奨される設計を示します。

この設計では、ネットワークへの代替および冗長ハードウェア パスを介したアクティブ/スタンバイ構成の仮想マシンのネットワーク インターフェイス コントローラ(vmnic)の VMware NIC チーミング(ロード バランシングなし)の使用を求めます。

ネットワーク側の実装はこの図に正確に一致させる必要はありませんが、冗長性を考慮し、表示およびプライベート ネットワーク通信の両方に影響する単一点障害を回避する必要があります。


(注)  


お客様にはまた、各自の判断でデータセンターの同一または別個のスイッチ インフラストラクチャ上の管理 vSwitch に VMware NIC チーミングを設定するオプションがあります。


要件:

  • イーサネット インターフェイスは、ギガビット速度で、ギガビット イーサネット スイッチに接続されている必要があります。 10/100 イーサネットはサポートされません。
  • 表示およびプライベート ネットワークで、単一点障害が存在しないようにします。
  • ネットワーク スイッチのインフラストラクチャは、Cisco Stacking テクノロジーを使用して、UCS C シリーズのサーバが単一の仮想スイッチに接続されている場所にすべてのスイッチを結合することはできません。
  • ネットワーク スイッチは、VMware への接続で適切に設定されている必要があります。 フェールオーバー/フォール バック シナリオの Spanning Tree Protocol(STP)遅延を防ぐための適切なスイッチの設定の詳細については、『VMware Knowledge Base』を参照してください。

ネットワーク設定および QoS

ネットワークが QoS をサポートしている必要があります。 詳細については、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​products/​sw/​custcosw/​ps1844/​products_​implementation_​design_​guides_​list.htmlの『Cisco Unified Contact Center Enterprise Design Guide』の「Bandwidth Provisioning and QoS considerations」を参照してください。

アクセス スイッチの設定

次は、UCS C シリーズ サーバに接続するためのデータセンター アクセス スイッチのアップリンク ポートの設定例です。 Virtual Switch Tagging(VST; 仮想スイッチ タギング)を使用して、ネットワーク スイッチと vSphere vSwitch 間で対応する正しい設定を適切に設定していることを確認します。

ネットワーク スイッチおよび ESXi ホスト アダプタの両方に、ギガビット接続の自動ネゴシエーションを使用します。

ネットワーク設定が正しく実行されている必要があります。 アップリンク ポートを不適切に設定すると、システムのパフォーマンス、操作、および障害処理に直接、悪影響を及ぼします。

例 1

パブリック ネットワークの UCS C シリーズのホストのアクティブまたはスタンバイ NIC に接続するスイッチ ポートでこの設定を使用します。

(注)  


この例の vlan 10 は、Packaged CCE パブリック VLAN を対象にしています。 任意の VLAN を使用できます。


interface GigabitEthernet1/0/1
 description Connects to PCCE UCS Host on the Public Network 
 switchport trunk encapsulation dot1q
 switchport trunk allowed vlan 10
 switchport mode trunk
 switchport nonegotiate
 spanning-tree portfast trunk

vSwitch と仮想 NIC の設定

次の図は、冗長アクティブ/スタンバイの vSwitch NIC チーミング設計を使用した C シリーズ サーバの vSwitch と vmnic アダプタの設定について説明します。 設定は、A 側サーバと B 側サーバで同じです。

仮想マシンの ESXi ホスト ネットワークの設定

VM のネットワークを設定するには、サーバのイーサネット ポートに接続された仮想スイッチを作成してから、この仮想スイッチに仮想マシンのネットワーク アダプタを関連付けます。 A 側と B 側のサーバ上にパブリックとプライベート ネットワークに対する vSwitch を作成するには、上記の図を例として参照し、次の手順を実行します。

手順
    ステップ 1   次のように vSwitch を追加します。
    1. VMware Infrastructure Client を使用して、ESXi ホストにログインします。
    2. ESXi ホストを選択します。
    3. [設定(Configuration)] タブをクリックします。
    4. [ハードウェア(Hardware)] で、[ネットワーク(Networking)] をクリックします。
    5. [ネットワーキングの追加...(Add Networking...)] をクリックします。
    6. [接続タイプ(Connection Type)] > [仮想マシン(Virtual Machine)] を選択します。 次に、[次へ(Next)] をクリックします。
    7. [vSphere 標準スイッチの作成(Create a vSphere standard switch)] を選択し、関連付けられた VM nic を選択します。 vSwitch に関連付けている物理 VM NIC が認識できるように、このセクションの図を参照してください。
    8. [ポート グループのプロパティ(Port Group Properties)] の下で、ネットワーク レベルの VM X を入力します。X は、ネットワークを示します。 たとえば、上記の図に示すように、UCCE のパブリックまたは UCCE のプライベート ネットワークです。
    9. [次へ(Next)] をクリックします。 次に、[完了(Finish)] をクリックします。
    ステップ 2   次のように、ネットワーク接続に VM ネットワーク アダプタを関連付けます。
    1. [仮想マシン設定の編集(Edit virtual machine settings)] をクリックします。
    2. ネットワーク アダプタを選択します。
    3. ネットワーク接続/ネットワーク ラベルから仮想スイッチを選択します(「UCCE パブリック」または「UCCE プライベート」である必要があります)。

      スイッチポートが VLAN を使用している場合、[VLAN ID] フィールドに VLAN ID を入力します。

    4. [OK] をクリックします。

    リンク速度の考慮事項

    ネットワーク リンクの速度/デュプレックスの設定は、信頼できるネットワーク運用に必要です。

    VMware では、ホストおよびスイッチに固定の「1000/Full」を設定できますが、両端で「Auto/Auto」を使用します。 ホストに手動で「1000/Full」を設定するには、ホストの設定手順が必要ですが、ここでは詳しく記述されておらず、また VMware で提供されていません。


    (注)  


    VMware ナレッジ ベースの記事『Configuring the speed and duplex of an ESXi/​ESX host network adapter』を参照してください。