Cisco MediaSense インストレーション アドミニストレーション ガイド Release 9.0(1)
CLI コマンド
CLI コマンド
発行日;2014/01/15   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

CLI コマンド

Command Line Interface(CLI)は、Cisco MediaSense に適用される一連のコマンドを提供します。 これらのコマンドは、基本的なメンテナンスと障害回復を可能にし、Cisco MediaSense 管理を補足するために基本的なシステム管理を有効にします。

CLI コマンドについて

Cisco MediaSense 管理がインストールの完了時のサインインでイネーブルになっており、Cisco MediaSense の管理、設定、および保守のプライマリ インターフェイスになります。 Cisco MediaSense 管理が何らかの理由でアクセスできない場合、この章で指定される CLI コマンドを使用して、特定のタスクを実行できます。

コマンド構文の説明では、次のようになります。

  • 太字は、基本的なコマンドに使用されます。
  • イタリック体は、構文に含まれる場合に、必須パラメータに使用されます。
  • [ブラケット] は、構文に含まれる場合に、オプションで使用されます。

Cisco MediaSense は、Unified CM でサポートされているすべてのプラットフォーム CLI コマンドをサポートします。 サポートされている CLI コマンドのリストについては、『Command Line Interface Reference Guides』を参照してください。このドキュメントは、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html から入手可能です。

CLI アクセス

次のように CLI にアクセスできます。

  • VM コンソールで直接、モニタとキーボードを使用。
  • SSH を使用。
手順
    ステップ 1   サインイン プロンプトまたは SSH クライアントで、Cisco MediaSense プラットフォームの管理者 ID を入力します(プライマリ サーバのインストール時に作成されます)。
    ステップ 2   プロンプトが表示されたら、Cisco MediaSense アプリケーションの管理者パスワードを入力します。

    次のプロンプトで、コマンドの入力を開始できます。


    『Command Line Interface Reference Guides』およびこの章に記載されている CLI コマンドに加えて、次のコマンドも入力できます。

    • help:サポートされているすべてのコマンドのリストを表示します。 たとえば、特定のコマンドのヘルプを表示するには、help utils service list を入力し、Enter キーを押します。
    • quit:CLI を閉じます。

    utils コマンド

    ここでは、このリリースのCisco MediaSense 固有の utils コマンドに関する詳細を提供します。

    utils media recording_sessions

    utils media recording_sessions file fileName コマンドは、このCisco MediaSense サーバによって処理される最後の 100 個の録音セッションの詳細リストを使用して HTML ファイルを生成します。 このコマンドを実行する前に、Cisco MediaSense コール制御サービスが実行されていることを確認します。 ファイルは platform/cli/ folder に保存され、file get activelog platform/cli/fileName コマンドを使用してダウンロードできます。

    コマンド:utils media recording_sessions file fileName

    詳細:

    • file は、ファイルに情報を出力する必須パラメータです。
    • fileName は、.html ファイルの名前を提議する必須パラメータです。
    • このコマンドを発行すると、次の応答を取得します。 Cisco MediaSense Call Control Service Recording sessions saved to platform/cli/<filename>.html You can now download it using: file get activelog platform/cli/<filename>.html 次にそのディレクトリからファイルを取得し、選択した場所に保存できます。

    例:

    • utils media recording_sessions file sessions.html Cisco MediaSense Call Control Service Recording sessions saved to platform/cli/sessions.html You can now download it using: file get activelog platform/cli/sessions.html

    utils service

    utils service operation service_name コマンドは、各 Cisco MediaSense サービスを起動、停止、再起動、または一覧表示します。

    コマンド:utils service operation service_name

    詳細:

    • operation は、このコマンドが実行する動作のタイプを指定します。 有効な動作には次のものがあります。
      • start
      • stop
      • restart
      • list
    • service_name は、指定した動作が必要となる Cisco MediaSense サービスの名前を指定します。 有効なサービスには次のものがあります。
      • Cisco MediaSense Administration
      • Cisco MediaSense Configuration Service
      • Cisco MediaSense Database Service
      • Cisco MediaSense Perfmon Agent
      • Cisco MediaSense System Service
      • Cisco MediaSense Diagnostics
      • Cisco MediaSense API Service
      • Cisco MediaSense Call Control Service
      • Cisco MediaSense Media Service
      • Cisco MediaSense Storage Management Agent

    次に、例を示します。

    • utils service list
    • utils service start Cisco MediaSense Configuration Service

    utils system maintenance

    コマンド utils system maintenance operation は、Cisco MediaSense のメンテナンス モードをイネーブルまたはディセーブルにするか、Cisco MediaSense メンテナンス モードのステータスを表示します。 メンテナンス モード時に、 Cisco MediaSense はレコーディング要求または API 要求を処理できません。

    メンテナンス モードに入ると、Cisco MediaSense がリブートします。 ストリーミング アクティビティが急に終了します。 アクティブなレコーディングが、CLOSED_ERROR 状態で終了します。 Cisco MediaSense は、メンテナンス モードがディセーブルのときに再度リブートし、通常モードに再び入ります。

    コマンド:utils system maintenance operation

    詳細:operation は、コマンドの動作を指定します。

    有効な動作には次のものがあります。

    • enable
    • disable
    • status

    次に、例を示します。

    • utils system maintenance enable
    • utils system maintenance disable
    • utils system maintenance status

    run コマンド

    ここでは、このリリースのCisco MediaSense 固有の run コマンドに関する詳細を提供します。

    run db_reset_replication

    このコマンドを使用して、Cisco MediaSense データベース全体のレプリケーションの手動のリセットを開始します。 リセット プロセスが完了すると、このコマンドはリセットのステータスとともにメッセージを返します。 複数ノードのクラスタ内でプライマリ サーバの障害が発生した場合、このコマンドを使用する必要がある場合があります。


    (注)  


    複数サーバの展開では、セカンダリ サーバでのみこのコマンドを実行できます。

    コマンド: run db_reset_replication

    詳細:このコマンドには、オプションはありません。

    例:

    run db_reset_replication

    run db_synchronization

    このコマンドを使用して、プライマリ サーバとセカンダリ サーバのデータベースを比較して、データベースが同期化していることを確認します。


    (注)  


    複数サーバの展開では、セカンダリ サーバでのみこのコマンドを実行できます。

    コマンド:run db_synchronization database_name

    詳細:

    • database_name は、このコマンドが実行する動作のタイプを指定します。 有効なデータベース名は、次のとおりです。
      • db_ora_config
      • db_ora_meta

    次に、例を示します。

    • run db_synchronization db_ora_config
    • run db_synchronization db_ora_meta

    set network コマンド

    ここでは、このリリースのCisco MediaSense 固有の set network コマンドに関する詳細を提供します。

    set network cluster server ip

    このコマンドは、特定のサーバの新しい IP アドレスを使用して、Cisco MediaSense クラスタ設定を更新します。 サーバ自体の IP アドレスは、実質的に変更しません。 プライマリ Cisco MediaSense サーバで、このコマンドを発行するようにしてください。 他のサーバでこのコマンドを発行すると、エラーが発生します。


    注意    


    このコマンドは、Cisco MediaSense サービスの同期化に影響する場合があります。 IP アドレスの変更手順の一環としてのみ、このコマンドを発行するようにしてください。 Cisco MediaSense サービスは、IP アドレスの変更手順が完了するまで機能しない可能性があります。

    (注)  


    このコマンドでは、コンフィギュレーション サービスがプライマリ サーバに到達可能で、サーバで実行されている必要があります。

    このコマンドを発行するには、3 つのオプションがあります。 各ケースで、必要に応じて CLI は成功またはエラーを報告します。

    • 引数なし:引数なしでこのコマンドを発行する場合、CLI はサーバのリストを表示します。 リストのインデックスから必要な数を入力して、変更するサーバを選択します。 (この時点で、q を入力して終了することもできます)。新しい IP アドレスを入力するように促されます。
    • 1 つの引数を使用:変更するサーバの現在の IP アドレスまたはホスト名を入力します。 CLI は、新しい IP アドレスを入力するように要求します。
    • 両方の引数を使用:変更するサーバの現在の IP アドレスまたはホスト名を入力してから、新しい ID を入力します。
    • コマンド特権レベル:1
    • アップグレード時の使用:可能

    コマンド:set network cluster server ip current_host new_ip

    詳細:

    • current_host は、変更するサーバの IP アドレスまたはホスト名です。
    • new_ip は、このサーバの新しい IP アドレスです。

    次に、例を示します。

    • set network cluster server ip
      1) mcs-vm92 (1.1.1.92)
      2) 1.1.1.93
      3) mcs-vm100 (1.1.1.100)
      Enter server to change (1-3, 'q' to quit): 3
      Enter new IP address for mcs-vm100 (1.1.1.100): 1.1.1.137
      Setting server ip mcs-vm100 (1.1.1.100) to 1.1.1.137
      Successful
    • set network cluster server ip mcs-vm100
      Enter new IP address for mcs-vm100 (1.1.1.100): 9.9.9.9
      Setting server ip mcs-vm100 (1.1.1.100) to 9.9.9.9
      Successful
    • set network cluster server ip 1.1.1.100 9.9.9.9
      Setting server ip mcs-vm100 (1.1.1.100) to 9.9.9.9
      Successful

    set network cluster primary ip

    このコマンドは、所定のサーバにプライマリ サーバの IP アドレスのマッピングを設定します。


    注意    


    このコマンドは、Cisco MediaSense サービスの同期化に影響する場合があります。 IP アドレスの変更手順の一環としてのみ、このコマンドを発行するようにしてください。 Cisco MediaSense サービスは、IP アドレスの変更手順が完了するまで機能しない可能性があります。
    • コマンド特権レベル:1
    • アップグレード時の使用:可能

    コマンド:set network cluster primary ip new_ip

    詳細:new_ip は、プライマリ サーバの新しい IP アドレスです。

    例:

    set network cluster primary ip 9.9.9.9
    Setting primary ip to 9.9.9.9
    Successful

    set network cluster secondary ip

    このコマンドは、所定のサーバにセカンダリ サーバの IP アドレスのマッピングを設定します。


    注意    


    このコマンドは、Cisco MediaSense サービスの同期化に影響する場合があります。 IP アドレスの変更手順の一環としてのみ、このコマンドを発行するようにしてください。 Cisco MediaSense サービスは、IP アドレスの変更手順が完了するまで機能しない可能性があります。
    • コマンド特権レベル:1
    • アップグレード時の使用:可能

    コマンド:set network cluster secondary ip new_ip

    詳細:new_ip は、セカンダリ サーバの新しい IP アドレスです。

    例:

    set network cluster secondary ip 9.9.9.9
    Setting secondary ip to 9.9.9.9
    Successful

    set network ip eth0

    イーサネット インターフェイス 0 の IP アドレスを設定します。 イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。

    このコマンドの実行を続けるかどうかが尋ねられます。


    注意    


    続行すると、システムが再起動されます。
    • コマンド特権レベル:1
    • アップグレード時の使用:不可

    注意    


    このコマンドは、Cisco MediaSense サービスの同期化に影響する場合があります。 IP アドレスの変更手順の一環としてのみ、このコマンドを発行するようにしてください。 Cisco MediaSense サービスは、IP アドレスの変更手順が完了するまで機能しない可能性があります。

    コマンド:set network ip eth0 server new ip address mask gw

    詳細:

    • eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
    • iserver new ip は、割り当てる新しい IP アドレスを指定します。
    • address mask は、割り当てる IP マスクを指定します。
    • gw は、ゲートウェイを指定します。

    例:

    set network ip eth0 10.194.118.137 255.255.255.0 10.194.118.1
    
    ***   W A R N I N G   ***
    You must first change the IP Address using the
    <set network cluster server> CLI command BEFORE
    changing it here or call recording will fail.
    This will cause the system to restart.
    =======================================================
    Note: To recognize the new IP address all nodes within
    the cluster will have to be manually rebooted.
    =======================================================
    Continue (y/n)? y
    

    show コマンド

    ここでは、このリリースのCisco MediaSense 固有の show コマンドに関する詳細を提供します。

    show db_synchronization status

    このコマンドは、run db_synchronization コマンドのステータスを監視します。 各データベース テーブルおよびそのテーブルに対応するステータスを 1 つの行に表示します。


    (注)  


    複数サーバの展開では、セカンダリ サーバでのみこのコマンドを実行できます。

    コマンド:show db_synchronization status database_name

    詳細:

    • database_name は、コマンドが実行する動作のタイプを指定します。 有効なデータベース名は、次のとおりです。
      • db_ora_config
      • db_ora_meta
    • 各データベース テーブルでは、出力は同期化チェックの開始/終了時刻、確認する行数、すでに処理されている行数、およびレプリケーション チェックのステータスを示します。 レプリケーション チェックのカラムは、次のようにレプリケーションのステータスを表示します。
      • D = 定義済み
      • R = 実行中
      • C = 完了済み
      • F = 完了済み、ただし一貫性がない
      • W = 保留が終了

    次に、例を示します。

    • show db_synchronization status db_ora_config
    • show db_synchronization status db_ora_meta

    show network cluster

    このコマンドは、Cisco MediaSense クラスタ内のすべてのサーバのネットワーク情報を表示します。 このコマンドは、各サーバのノード ID、IP アドレス、ホスト名、サーバのタイプ(プライマリ、セカンダリ、または拡張)、サーバ エイリアス(割り当てた場合)、および認証情報の詳細を提供します。


    (注)  


    すべての詳細を表示するために、このコマンドでは、コンフィギュレーション サービスがプライマリ サーバまたはセカンダリ サーバに到達可能で、サーバで実行されている必要があります。

    コマンド:show network cluster

    詳細:このコマンドには、オプションはありません。

    例:
    show network cluster
    1 10.10.10.92 mcs_vm92 Primary authenticated
    2 10.10.10.93 mcs_vm93.cisco.com mcs_vm93 Secondary authenticated using TCP since Tue Aug 30 14:05:34 2011
    3 10.10.10.100 mcs_vm100.cisco.com mcs_vm100 Expansion authenticated using TCP since Tue Aug 30 14:05:24 2011

    show tech call_control_service

    このコマンドは、システムで実行されている Cisco MediaSense コール制御サービスに関する情報を表示します。 このコマンドが正常に実行されるためには、Cisco MediaSense コール制御サービスが実行されている必要があります。

    コマンド: show tech call_control_service detailed

    詳細:

    • このコマンドを発行する場合、このサーバの Cisco MediaSense コール制御サービスの詳細が [CLI] ウィンドウに表示されます。
    • detail オプションは、ダウンロードする情報のタイプを指定します。 このオプションを指定しない場合、システムの起動時、システム情報、録音セッション情報、各アダプタの状態、各アダプタの設定情報、各アダプタの統計情報に関する内容についてのみ表示されます。 このオプションを指定すると、上記に指定されたシステム状態の詳細に加えて、すべてのスレッドの詳細が表示されます。

    次に、例を示します。

    • show tech call_control_service
    • show tech call_control_service detailed