Cisco Finesse インストレーション/アップグレード ガイド Release 10.0(1)
アップグレード
アップグレード

アップグレード

サポートされているアップグレード パス

次の表に、Finesse 10.0(1) でサポートされるアップグレード パスを示します。

現在のバージョン

アップグレード パス

Release 8.5(3)

Release 8.5(3) から Release 10.0(1) への直接アップグレードはサポートされていません。 Release 9.0(1)、Release 9.1(1) 、Release 10.0(1) の順でアップグレードする必要があります。

Release 9.0(1)

Release 9.0(1) から Release 10.0(1) への直接アップグレードはサポートされていません。 Release 9.1(1) にアップグレードしてから、Release 10.0(1) にアップグレードします。

Release 9.1(1)

Release 10.0(1) にアップグレードします。

Release 9.1(1)ES1

Release 10.0(1) にアップグレードします。

Release 9.1(1)ES2

Release 10.0(1) にアップグレードします。

Release 9.1(1)ES3

Release 10.0(1) にアップグレードします。

Release 9.1(1)ES4

Release 10.0(1) にアップグレードします。

Release 9.1(1)ES5

Release 10.0(1) にアップグレードします。


(注)  


Cisco Finesse ISO がブート可能です。 たとえば、セカンダリ サーバを再構築する必要がある場合は、最新のリリースにプライマリ サーバをアップグレードし、セカンダリ サーバから Finesse ISO と新規インストールを実行できます。


アップグレードの実行

最初にプライマリ Finesse ノードでアップグレードしてから、セカンダリ Finesse ノードをアップグレードしてください。 プライマリおよびセカンダリ Finesse ノードは、両方ともアップグレード前と同じバージョンを実行する必要はありません。

はじめる前に
  • プライマリ Finesse サーバで DRS バックアップを実行します。 DRS アプリケーションにアクセスするには、ブラウザで https://Finesse サーバの IP アドレス:8443/drf を指定します。 詳細については、DRS アプリケーションに付属のオンライン ヘルプを参照してください。
    重要:

    アップグレードを実行する前に DRS バックアップを実行する必要があります。 アップグレードで問題が発生し、以前のバージョンにロールバックする必要がある場合、DRS バックアップでシステムを復元する必要があります。 DRS バックアップを使用してシステムを復元しないと、第 2 Finesse ノードへの複製が中断され修復できなくなります。

  • Cisco Finesse ISO ファイルを、Finesse システムからアクセスできる FTP または SFTP サーバに配置するか、ISO ファイルを DVD に焼き付けます。
  • 現在のレイアウト設定を保存します。 プライマリ Finesse ノード(http://プライマリ Finesse サーバの IP アドレスまたはホスト名/cfadmin)の Administration Console にサインインします。 [Desktop Settings] タブの [Manage Desktop Layout] ガジェットのレイアウト XML ファイルをコピーして、テキスト ファイルとしてローカル システムに保存します。

    (注)  


    現在デフォルト レイアウトを実行している場合、新しいレイアウトに自動的にレイアウトがアップグレードされます。 以前のバージョンからのレイアウトを使用する場合、アップグレードが完了した後、[Manage Desktop Layout] ガジェットにコピーをアップロードできます。


手順
    ステップ 1   Finesse システムへの SSH およびプラットフォームの管理アカウントでログインします。
    ステップ 2   CLI から、utils system upgrade initiate コマンドを実行します。
    ステップ 3   utils system upgrade initiate コマンドの指示に従ってください。

    リモート ソース(FTP または SFTP サーバ)からインストールする場合は、リモート ファイル システムの場所および資格情報を指定します。

    ローカル CD/DVD ドライブからインストールする場合は、次のようにしてドライブが Finesse 仮想マシン(VM)に接続されていることを確認します。

    1. VM を右クリックして、[Edit Settings] を選択します。
    2. [Hardware] タブをクリックします。
    3. 左ペインで、[CD/DVD Drive] を選択します。
    4. 右側のペインで、[Device Status] で、[Connected] および [Connect at power on] チェック ボックスをオンにします。
    5. [Device Type] で、[Datastore ISO File] を選択します。
    6. [Browse] をクリックして Finesse ISO ファイルを参照します。
    7. [OK] をクリックします。
    ステップ 4   自動切り替えバージョンでは、アップグレードが成功した旨が表示された場合、yes と入力してアップグレードして切り替えバージョンにするか、no と入力して切り替えバージョンなしでのみアップグレードします。
    (注)     

    アップグレードは切り替えバージョンが実行されるまでアクティブではありません。

    ステップ 5   ローカル CD/DVD ドライブからインストールする場合、アップグレードで BIOS 画面になったら、[Boot] タブで、CD-ROM ドライブを最上位まで移動し、設定を保存して終了します。
    ステップ 6   アップグレードが完了したら、CD/DVD ドライブを取り外します。
    1. VM を右クリックして、[Edit Settings] を選択します。
    2. [Hardware] タブをクリックします。
    3. [CD/DVD Drive 1] を選択します。
    4. [Connected] および [Connect at power on] チェック ボックスをオフにします。
    5. [OK] をクリックします。
    ステップ 7   前述のセカンダリ Finesse サーバの手順を実行します。
    ステップ 8   アップグレードが成功したことを確認するために Finesse Agent Desktop にサインインします(http://Finesse サーバの IP アドレスまたはホスト名)。
    (注)     

    Finesse の再起動後、約 20 分待ってからデスクトップにサインインを試みます。 Finesse サービスが起動状態に達するまでに数分かかる場合があります。


    次の作業

    システム アップグレードの後、すべてのエージェントとスーパーバイザでブラウザのキャッシュを削除したことを確認します。

    Finesse 管理コンソールにサインインし、[Desktop Layout] タブをクリックします。 デフォルトのデスクトップのレイアウトを使用している場合、Manage Desktop Layout ガジェットで、[Restore Default Layout] をクリックします。

    カスタム デスクトップ レイアウトを使用する場合:

    • XML で次の行を探します。
      <gadget>/desktop/gadgets/TeamPerformance.xml</gadget>
      
      
    • これを次に変更し、[Save] をクリックします。
      <gadget>/desktop/gadgets/TeamPerformance.jsp</gadget>
      
      

    VM ネットワーク アダプタのタイプの更新

    Finesse Release 10.0(1) へのアップグレードが完了したら、VM ネットワーク アダプタ のタイプを [Flexible] から [E1000] に変更します。 [E1000] に VM ネットワーク アダプタ タイプを変更すると、VM ホストで LRO を無効にする必要性がなくなります。 このネットワーク アダプタのタイプでは、Finesse を LRO を有効または無効にして実行できます。


    (注)  


    vSphere Client は VM のネットワーク アダプタのタイプの変更をサポートしていません。 このタスクを実行するには VMware vSphere PowerCLI を使用する必要があります。


    手順
      ステップ 1   PowerCLI をダウンロード、インストール、設定します。 詳細については、http:/​/​www.vmware.com/​go/​powercli を参照してください。
      ステップ 2   管理者として Finesse VM コンソールにサインインします。
      ステップ 3   Finesse CLI コマンド utils system shutdown を実行して Finesse サーバをシャット ダウンします。
      ステップ 4   ESXi ホストまたはその VCenter に vSphere Client にサインインし、Finesse プライマリ サーバ VM を右クリックして、[Power] > [Power Off] を選択します。
      ステップ 5   PowerCLI コマンド ウィンドウを開きます。
      ステップ 6   CLI コマンドレット Connect VIServer VI のサーバ名または IP アドレスを使用して vCenter に接続します。

      例:

      Connect-VIServer myvc.cisco.com

      ステップ 7   Finesse VM を管理する権限を持つユーザのユーザ名とパスワードでサインインします。
      ステップ 8   PowerCLI] ウィンドウで、Get-Vm -Name "<Finesse server name>" | Get-NetworkAdapter | Set-NetworkAdapter -type E1000 -Confirm:$false コマンドを実行します。

      例:

      Get-Vm -Name "Finesse Primary Server" | Get-NetworkAdapter | Set-NetworkAdapter -type E1000 -Confirm:$false

      ステップ 9   VSphere Client で、ネットワーク アダプタのタイプが [E1000] に変更されていることを確認します。
      1. VM を右クリックして、[Edit Settings] を選択します。
      2. [Hardware] タブで、[Network Adapter 1] をクリックします。
      3. [Adapter Type] セクションに [Current adapter: E1000] と表示されていることを確認します。
      ステップ 10   Finesse VM の電源を入れます。
      ステップ 11   ステップ 2 からステップ 10 をセカンダリ Finesse サーバで繰り返して行ってください。

      ロールバックの実行

      アップグレードで問題が発生した場合は、以前のバージョンにロールバックできます。

      手順
        ステップ 1   プライマリ ノードのバージョンの切り替えを実行します。
        1. CLI にアクセスし、utils system switch-version コマンドを入力します。
        2. 確認するには、yes と入力します。

          システムは、元のバージョンへの切り替えを試み、切り替えが成功すると再起動します。

        ステップ 2   セカンダリ ノードのバージョンの切り替えを実行します。
        ステップ 3   DRS 復元を実行します。
        (注)     

        バージョンの切り替えを実行した後で複製をリセットしないでください。 DRS 復元を実行する必要があります。 DRS 復元を実行する前に複製を修復すると、DRS の復元が正常に終了しません。