Cisco VG350 Voice Gateway ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
音声ポートの設定
音声ポートの設定
発行日;2013/10/23 | 英語版ドキュメント(2012/12/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

音声ポートの設定

前提条件

音声ポートの設定

loop-length

ren

ring dc-offset

cm-current-enhance

vmwi

IOS 一括設定

group

次の作業

音声ポートの設定

この章では、Cisco VG350 Voice Gateway および関連サービス モジュール用に作成および変更されたコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して音声ポートを設定する方法について説明します。

この章では、次の主要なトピックを示します。

「前提条件」

「音声ポートの設定」

「IOS 一括設定」

「次の作業」

前提条件

音声ポートを設定する Cisco VG350 を設定可能にするには、まず稼働する IP ネットワークを構築する必要があります。

音声ポートの設定

この項では、次の CLI の変更および修正点について説明します。設定例については、「Cisco VG350 の設定例」を参照してください。

「loop-length」

「ren」

「ring dc-offset」

「cm-current-enhance」

「vmwi」

loop-length

loop-length CLI は、アナログ FXS 音声ポートを設定するために作成されます。これは次の形式になります。

voice-port x/y/z

[ no ] loop-length [ long | short ]

loop-length CLI には次の特性があります:

デフォルトはショート ループ長です。この CLI はマザーボード スロットのアナログ FXS には適用されません。

この CLI は SM-D-48FXS-E の 48 個すべての FXS 音声ポートおよび SM-D-72FXS の最初の 4 つ(0 ~ 3)の FXS 音声ポートにのみ適用されます。

有効にする音声ポートにループ長を設定した後に、shutdown および no shutdown がその音声ポートに必要です。

ロング ループ(OPX Lite)FXS で 2 REN までサポートされるため、FXS 音声ポートにループ長がロングで設定され、既存の REN 設定が 2 より大きい場合、その REN 設定は自動で 2 に変更され、「The existing ren configuration is changed to 2」というメッセージがコンソールに表示されます。

ループ長がショートで FXS 音声ポートが設定されている場合で、その音声ポートに ring dc-offset が設定されている場合、ring dc-offset 設定が削除されます。メッセージ「The existing ring dc-offset configuration is removed」がコンソールに表示されます。

ren

FXS 音声ポート での既存の REN CLI ではループ長がロングで設定された FXS 音声ポートに対して値 1 ~ 2 を取ります。

ショート ループ長アナログ FXS 音声ポートの場合、REN CLI は値 1 ~ 5 を取ります。

ring dc-offset

既存の ring dc-offset CLI はロング ループ長 FXS 音声ポートで設定できます。

cm-current-enhance

既存の cm-current-enhance CLI はロング ループ長 FXS 音声ポートで設定できます。

vmwi

既存の vmwi [fsk | dc-voltage] は FXS 音声ポートで設定できます。

IOS 一括設定

音声ポートおよび音声ダイヤル ピアに対する任意で選択可能な一括選択機能は面倒な設定を避けるために提供されています。

group

group オプションは、ダイヤル ピアを一括で設定するために dial-peer CLI に追加します。これは次の形式になります。

dial-peer group <tag> pots
dial-peer group <tag> pots all stcapp
 

上の 2 番目の CLI は、後に続く 3 つの CLI に拡張することで stcapp ポートとしてすべてのアナログ音声ポートにダイヤル ピアを作成します:

dial-peer group <tag> pots
service stcapp
port all

) グループ CLI はおもに stcapp で制御されるアナログ ポートであるためダイヤル ピアのサブ コマンドの一部のみがサポートされます。


次は、現在サポートされているサブ コマンドです。

1. port

2. description

3. service

4. shutdown

5. preference

port

port サブ コマンドは、特定の group CLI に対してどのポートを設定するのかを指定します。

これは次の形式になります。

port <voice port#> [ans | called | dest] <E164 address> [desc <description>]
port <voice port#> [desc <description>]
port <voice port#>
port <start voice port#>-<end port#> [ans | called | dest] <E164 address> <interval> [desc <description>]
port <start voice port#>-<end port#> [ans | called | dest] <E164 address> [desc <description>]
port <start voice port#>-<end port#> [desc <description>]
port <start voice port#>-<end port#>
port all [ans | called | dest] <E164 address> <interval> [desc <description>]
port all [ans | called | dest] <E164 address> [desc <description>]
port all [desc <description>]
port all

 

voice port# は、 slot#/subunit#/port# または slot#/port# で構成されます。

ans answer-address の略語で、 dial-peer voice <tag> pots の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

called incoming called-number の略語で、 dial-peer voice <tag> pots の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

dest は destination-pattern の略語で、 dial-peer voice <tag> pots の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

desc は description の略語で、 dial-peer voice <tag> pots の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

<interval> は各隣接ポートとの E164 番号の間隔値を意味します。デフォルトはゼロで、指定できる値は 1 ~ 100 の範囲内です。

複数ポート CLI は使用可能で、厳密にポートを指定して 1 つずつ削除するかまたは no port all を使用してすべてのポートを一度に削除できます。

オーバーレイ ポート CLI は許可されません。その結果 port all を設定する場合、他の port CLI は使用できません。

description

「description」サブ コマンドは「dial-peer voice <tag> pots」CLI の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

preference

「preference」サブ コマンドは「dial-peer voice <tag> pots」CLI の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

service

「service」サブ コマンドは「dial-peer voice <tag> pots」CLI の下ではサブ コマンドとして同じ意味になります。

shutdown

「shutdown」サブ コマンドは、パラメータである all または音声ポート番号を指定する必要があること以外は「dial-peer voice <tag> pots」CLI の下でサブ コマンドとして同じ意味になります。

shut [all | <voice port#]

 

詳細情報および設定例については、「dial-peer コマンドでのグループ設定」を参照してください。

次の作業

VoIP の設定手順および debug コマンドの詳細については、次を参照してください。『 Cisco IOS Voice Configuration Library