Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイ シャーシ インストレーション ガイド
電源装置の交換
電源装置の交換
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

電源装置の交換

概要

安全に関する推奨事項

必要な工具および機器

シャーシ カバーの取り外し

電源装置の取り外し

電源装置の取り付け

シャーシ カバーの取り付け

電源装置の交換

この付録では、Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイの電源装置を交換する手順について説明します。この付録の内容は、次のとおりです。

「安全に関する推奨事項」

「必要な工具および機器」

「シャーシ カバーの取り外し」

「電源装置の取り外し」

「電源装置の取り付け」

「シャーシ カバーの取り付け」

概要

電源システムは、単一入力 AC または DC 電源装置、または二重入力(冗長)AC または DC 電源装置で構成されます。電源システムについての詳細は、「電源装置」および「電源に関する考慮事項」を参照してください。

安全に関する推奨事項

作業を安全に行うため、次の点に注意してください。


警告 電話網の電圧に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 シャーシを取り扱うとき、または電源装置の近くで作業をするときは、AC 装置の場合は電源コードを外し、DC 装置の場合は回路ブレーカーで電源を切断してから、作業を開始してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。屋内配線には必ず、UL 指定または認定の 60 VDC、15 A 以下のヒューズまたは回路ブレーカーを使用してください。



注意 シャーシを開ける前に、身体の静電気を放電し、シャーシの電源がオフになっていることを確認してください。

必要な工具および機器

必要な工具および機器は、次のとおりです。

中型のプラス ドライバ

小型または中型のマイナス ドライバ

静電気防止用リスト ストラップ

タイ ラップ(任意)

静電気防止用バッグ(任意)

シャーシ カバーの取り外し

ユニバーサル ゲートウェイの内部コンポーネントにアクセスするには、そのシャーシを開ける必要があります。

シャーシ カバーを開ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ユニバーサル ゲートウェイの電源スイッチをオフにし、設置場所の電源を切断します。


) 電源スイッチは電源装置の一部となっています。


ステップ 2 DC 電源装置を使用している場合は、図B-1または図B-2を参照し、ステップ a ~ステップ d を実行してください。


警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。



警告 アース コードまたは電源コードをシャーシに接続またはシャーシから切り離す前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。


図B-1 DC 電源装置の接続--単一電源装置

 

図B-2 DC 電源装置の接続--冗長電源装置

 

a. DC コネクタにあるマイナス線、戻り線、およびアース コネクタの計 5 つの固定ネジを緩めます。

b. DC コネクタから +48 VDC 戻り線を取り外します。

c. DC マイナス コネクタから、-48 VDC 線を取り外します。

d. DC コネクタから保護アース線を取り外します。

ステップ 3 ユニバーサル ゲートウェイの背面パネルから、インターフェイス ケーブルをすべて取り外します。

ステップ 4 前面パネルが手前になるようにユニバーサル ゲートウェイを置きます。

ステップ 5 シャーシ カバーの 5 つのネジを取り外します(図B-3 を参照)。

図B-3 シャーシ カバーのネジの取り外し

 

ステップ 6 マイナス ドライバを使用して、ゆっくりとカバーを開きます。シャーシ カバーを持ち上げ(図B-4を参照)、シャーシ背面のタブから引き出します。

図B-4 シャーシ カバーの取り外し

 

ステップ 7 「電源装置の取り外し」に進みます。


 

電源装置の取り外し

ここでは、電源装置の取り外し手順について説明します。次の安全に関する警告を確認してから、電源装置を取り外してください。


警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。



警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムで作業を行う際には、事前に電源を切断し、電源コードを取り外しておいてください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。


電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 背面パネルが手前になるようにユニバーサル ゲートウェイを置きます。

ステップ 2 電源装置をシャーシに固定しているネジを取り外し、脇に置きます(図B-5または図B-6を参照)。


) 以下の図では AC 電源装置しか表示されていませんが、DC 電源装置にも同じ手順が当てはまります。


図B-5 単一 AC 電源装置のネジの取り外し

 

図B-6 冗長 AC 電源装置のネジの取り外し

 

ステップ 3 前面パネルが手前になるようにユニバーサル ゲートウェイの向きを変えます。

ステップ 4 シャーシからエア セパレータを持ち上げます(図B-7 を参照)。

図B-7 エア セパレータの取り外し

 


電源装置には 2 つの電源コネクタがあります。1 つはバックプレーンに接続し、もう 1 つはシステム ボードに接続します(図B-8 を参照)。


図B-8 電源装置コネクタ

 

ステップ 5 両方の電源コネクタの接続を外します。最初にバックプレーン コネクタを外し、次にシステム ボード コネクタを外します(図B-9 を参照)。


) システム ボード コネクタはシステム ボード上で、バックプレーン コネクタの左下にあります。


図B-9 バックプレーンからの電源コネクタの取り外し

 

ステップ 6 電源装置を前面パネルに向かってスライドさせ、電源装置をシャーシのフックから外します(図B-10 を参照)。次に、シャーシから電源装置を取り外します。

図B-10 シャーシから電源装置を持ち上げる

 


 

電源装置の取り付け

電源装置を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 図B-11に示すように、電源装置を置き、背面パネルに向かって押し込みます。電源装置の底面にあるスロットに、シャーシのフックがはめ込まれます。AC および DC 電源装置の両方に同じ手順が当てはまります。

図B-11 シャーシへの電源装置の取り付け

 

ステップ 2 2 つの電源コネクタをシステム ボードとバックプレーンに接続します(図B-8 を参照)。最初にバックプレーン コネクタを接続し、次にシステム ボード コネクタを接続します(図B-12 を参照)。


) システム ボード コネクタはシステム ボード上で、バックプレーン コネクタの左下にあります。


図B-12 バックプレーンと電源コードの接続

 

ステップ 3 エア セパレータを元どおりに取り付けます。すべてのコードがセパレータの右側に収まるように押さえながら、エア セパレータをシャーシに滑り込ませます(図B-13 を参照)。

図B-13 エア セパレータの取り付け

 

ステップ 4 電源装置のネジを元どおり取り付けます。

ステップ 5 次の「シャーシ カバーの取り付け」で説明する手順に従って、シャーシ カバーを元どおりに取り付けます。


 

シャーシ カバーの取り付け

シャーシ カバーを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 前面パネルが手前になるようにシャーシ底面を置きます。

ステップ 2 シャーシ カバーをシャーシの上にかぶせ、シャーシ背面パネルの上部にあるシャーシ タブに、カバーの各タブを合わせます(図B-14を参照)。

図B-14 シャーシ カバーの取り付け

 

ステップ 3 次の点に注意しながら、カバーの前方を下げてシャーシを閉じます。

シャーシ カバーのタブがシャーシ背面パネルの縁の下に入り、はみ出さないようにします。

シャーシ タブがシャーシ カバーの下に入り、はみ出さないようにします。

シャーシ カバーの両側の側面タブがシャーシの側面パネルの内側に入り、はみ出さないようにします。

シャーシ カバーを正しく取り付けると、タブはまったく見えなくなります。

ステップ 4 シャーシ カバーを 5 つのネジで固定します。

ステップ 5 元のものとは異なるタイプの電源装置(AC または DC)をユニバーサル ゲートウェイに取り付けている場合は、ビニール袋入りでマニュアルに付属してきた定格電力ラベルの 1 つを直接背面パネルの定格電力情報の上に貼ります。たとえば、元のシャーシに搭載していたのが AC 電源装置で、これを DC 電源装置に取り換えた場合は、シャーシの背面パネルに刻印された定格の上に DC 定格電力ラベルを貼ります。これにより、背面パネルに正しい定格電力情報が示されることになります(図B-15および図B-16を参照)。

図B-15 DC 電源装置の定格電力ラベル

 

INPUT -48/-60V == 3A 150VA

図B-16 AC 電源装置の定格電力ラベル

 

INPUT 100 - 240V~ 50/60Hz 2 - 1A

図B-17

ステップ 6 シャーシをラック、デスクトップ、またはテーブルに元どおりに設置します。

ステップ 7 インターフェイス ケーブルをすべて元どおりに取り付けます。

ステップ 8 AC 電源コードを元どおりに接続します。DC 電源装置を使用している場合は、図B-18または図B-19を参照し、それぞれの電源装置に対してステップ a ~ステップ e を実行してください。


警告 次の図に、DC 電源装置の端子ブロックを示します。この図に示すように、ワイヤの端に適切な処置を施すか、または端子を取り付けない状態で、DC 電源装置の配線を行ってください。配線は、アース線とアース線、プラス線とプラス線、マイナス線とマイナス線の順に行います。アース線は、必ず最初に接続し、最後に外します。


図B-18 DC 電源装置の接続--単一電源装置

 

a. 電源装置の背面に DC コネクタを接続します。


注意 端子ブロックのネジは、固く締めすぎないように注意してください。推奨するトルクは、4.5 インチ ポンド(0.50 ニュートン メーター)です。

図B-19 DC 電源装置の接続--冗長電源装置

 


) この製品は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しており、12 または 14 AWG 銅線による接続のみが認められています。該当するすべての規則に従って設置する必要があります。



) セントラル オフィスの設置では、6 AWG 銅線(グリーン)の一方の端を、信頼性の高いアースに接続することを推奨します。ワイヤのもう一方の端は、付属品の 2 穴端子に取り付けます。アクセサリ パックに含まれている 2 つのネジを使用して、この端子をシャーシの側面にある穴に固定します。



) 冗長電源装置を取り付けている場合、アースおよび入力コードのむき出しになった端に、適切なサイズのスペード端子を取り付ける必要があります。


b. 保護アース線(グリーン)をDCコネクタのアース コネクタに差し込み、ネジを締めます。ワイヤのむき出し部分が露出していないことを確認します。

c. +48 VDC 戻り線を、DCコネクタ(+)に差し込み、ネジを締めます。ワイヤのむき出し部分が露出していないことを確認します。

d. -48 VDC線を、DCコネクタ(-)に差し込み、ネジを締めます。ワイヤのむき出し部分が露出していないことを確認します。

e. 電源コードは、必ず DC 電源装置のストレイン レリーフ クランプにケーブル タイで固定します。


警告 DC 電源装置を接続したあとで、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルに貼ったテープをはがし、回路ブレーカーのハンドルを ON の位置に切り替えて通電状態にします。


ステップ 9 ユニバーサル ゲートウェイの電源を入れます。

内蔵電源装置のファンが作動します。