Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイ シャーシ インストレーション ガイド
メモリ コンポーネントの交換
メモリ コンポーネントの交換
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

メモリ コンポーネントの交換

シャーシ カバーの取り外し

必要な工具

安全に関する推奨事項

シャーシ カバーの取り外し手順

コンパクト フラッシュの交換

DIMM の交換

必要な工具および機器

DIMM の交換手順

シャーシ カバーの取り付け

必要な工具および機器

シャーシ カバーの取り付け手順

メモリ コンポーネントの交換

この付録では、Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイの Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)であるメモリ コンポーネントを交換する手順について説明します。この付録の内容は、次のとおりです。

「シャーシ カバーの取り外し」

「コンパクト フラッシュの交換」

「DIMM の交換」

「シャーシ カバーの取り付け」

シャーシ カバーの取り外し

ここでは、シャーシ カバーを取り外してシャーシを開ける手順について説明します。

必要な工具

必要な工具は、次のとおりです。

中型のプラス ドライバ

小型または中型のマイナス ドライバ

安全に関する推奨事項

作業を安全に行うため、次の点に注意してください。


警告 電話網の電圧に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 シャーシを取り扱うとき、または電源装置の近くで作業をするときは、AC 装置の場合は電源コードを外し、DC 装置の場合は回路ブレーカーで電源を切断してから、作業を開始してください。


ユニバーサル ゲートウェイの NVRAM は、内蔵リチウム バッテリを使用してデータを保持しています。この部品はユーザ側で交換したり修理したりすることはできませんが、安全のため次の警告に従ってください。


警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。


シャーシ カバーの取り外し手順

ブート ROM ソフトウェア、SDRAM DIMM モジュールなど、ユニバーサル ゲートウェイの内部コンポーネントにアクセスするには、そのシャーシを開ける必要があります(ブート ROM を交換するときは、シャーシ内のフィーチャ カードをすべて取り外すことも必要です)。

シャーシ カバーを取り外すには、次の手順に従います。


ステップ 1 ユニバーサル ゲートウェイの電源スイッチをオフにし、設置場所の電源を切断します。

ステップ 2 ユニバーサル ゲートウェイの背面パネルから、インターフェイス ケーブルをすべて取り外します。

ステップ 3 前面パネルが手前になるようにゲートウェイを置きます。

ステップ 4 シャーシ カバーの 5 つのネジを取り外します(図A-1を参照)。

図A-1 シャーシ カバーのネジの取り外し

 

ステップ 5 マイナス ドライバを使用して、ゆっくりとカバーを開きます。シャーシ カバーを持ち上げ(図A-2を参照)、シャーシ背面のタブから引き出します。

図A-2 シャーシ カバーの取り外し

 


 

コンパクト フラッシュの交換

コンパクト フラッシュを交換する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源をオフにし、設置場所の電源を切断します。

DC 電源ユニットの場合は、次の警告に注意してください。


警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。



警告 アース コードまたは電源コードをシャーシに接続またはシャーシから切り離す前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。



警告 電話網の電圧に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。


ステップ 2 DFC からすべてのインターフェイス ケーブルを取り外します。

ステップ 3 静電気防止用リスト ストラップを着用します。

ステップ 4 シャーシ カバーを取り外します(手順はシャーシ カバーの取り外しを参照)。

ステップ 5 システム ボード上のコンパクト フラッシュの位置を確認します(図A-3 を参照)。

図A-3 メモリの位置

 

1

バックプレーン コネクタ

2

システム ボード DFC コネクタ

3

AUX

4

CON

5

GE1

6

GE0

7

BITS ポート

8

アラーム ポート

9

2T シリアル インターフェイス

10

コンパクト フラッシュ

11

DIMM スロット

12

32 ビット PCI インターフェイス

ステップ 6 古いコンパクト フラッシュを指でゆっくり引き出し、非導電性のシートの上に置きます。ソケットの損傷を防ぐため、無理な力を加えないように注意してください

ステップ 7 ソケットに新しいコンパクト フラッシュを差し込みます。下部のピンを曲げたり破損したりしないように注意してください。もしピンが曲がってしまった場合は、必要に応じてラジオ ペンチを使用してピンを伸ばします。

ステップ 8 シャーシ カバーを交換します(手順はシャーシ カバーの取り付けを参照)。

ステップ 9 ユニバーサル ゲートウェイの電源を入れます。メモリ関連のエラー メッセージが表示された場合は、新しいコンパクト フラッシュをいったん取り外し、ソケットにしっかり差し込むように注意しながら、再度取り付けます。


 

DIMM の交換

ここでは、Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイの DIMM の交換手順を説明します。ユニバーサル ゲートウェイには、DIMM が 1 つあります(図A-4を参照)。デフォルトの工場出荷時の設定は、512 MB Double Data Rate(DDR1)SDRAM DIMM です。

次のような場合に、DIMM の拡張が必要になります。

より多くのメモリを必要とする新しい Cisco IOS フィーチャ セットまたはリリースにアップグレードした場合。

非常に大きいルーティング テーブル、または多数のプロトコルを使用している場合(ユニバーサル ゲートウェイが、大規模な外部ネットワークと内部ネットワーク間の接続装置として設定されている場合など)。

必要な工具および機器

必要な工具および機器は、次のとおりです。

静電気防止用リスト ストラップ

適切な DIMM

DIMM の交換手順

DIMM を交換する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ユニバーサル ゲートウェイの電源を切り、設置場所の電源を切断します。

DC 電源ユニットの場合は、次の警告に注意してください。


警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。



警告 アース コードまたは電源コードをシャーシに接続またはシャーシから切り離す前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。



警告 電話網の電圧に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。


ステップ 2 ユニバーサル ゲートウェイの背面パネルから、インターフェイス ケーブルをすべて取り外します。

ステップ 3 静電気防止用リスト ストラップを着用します。

ステップ 4 シャーシ カバーを取り外します(手順はシャーシ カバーの取り外しを参照)。

ステップ 5 図A-3を参照し、交換する DIMM の位置を確認します。

ステップ 6 ソケットのラッチを引っ張って DIMM から外し、ソケットから DIMM を引き出します(図A-4 を参照)。ラッチは DIMM としっかりとかみ合っているので、ソケットを損傷しないように注意してください。


注意 DIMM の損傷を防ぐため、DIMM の中央部分を押さないようにしてください。DIMM は慎重に取り扱ってください。

図A-4 DIMM の取り外しおよび交換

 

ステップ 7 新しいDIMMの極性ノッチがDIMMソケットの右端になるように位置を合わせます。

ステップ 8 新しい DIMM の金属製フィンガが並んだ端をスライドさせながら、DIMM ソケットに差し込みます(図A-5を参照)。

図A-5 ソケットへの新しい DIMM の挿入

 

ステップ 9 両端のラッチがかかったことを確認します。ソケットの損傷を防ぐため、無理な力を加えないように注意してください

ステップ 10 ゲートウェイのシャーシ カバーを元に戻します(シャーシ カバーの取り付けを参照)。

ステップ 11 ユニバーサル ゲートウェイの電源を入れます。メモリ関連のエラー メッセージが表示された場合は、DIMM をいったん取り外し、ソケットにしっかり差し込むように注意しながら、再度取り付けます。


 

シャーシ カバーの取り付け

ここでは、シャーシ カバーを元どおり取り付ける手順について説明します。

必要な工具および機器

中型のプラス ドライバ

ネジ× 5

シャーシ カバーの取り付け手順

シャーシ カバーを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 前面パネルが手前になるようにシャーシ底面を置きます。(図A-6 を参照)。

図A-6 シャーシ カバーの取り付け

 

ステップ 2 シャーシ カバーをシャーシの上にかぶせ、シャーシ背面パネルの上部にあるシャーシ タブに、カバーの各タブを合わせます。

ステップ 3 次の点に注意しながら、カバーの前方を下げてシャーシを閉じます。

シャーシ カバーのタブがシャーシ背面パネルの縁の下に入り、はみ出さないようにします。

シャーシ タブがシャーシ カバーの下に入り、はみ出さないようにします。

シャーシ カバーの両側の側面タブがシャーシの側面パネルの内側に入り、はみ出さないようにします。

シャーシ カバーを正しく取り付けると、タブはまったく見えなくなります。(図A-7 を参照)。

図A-7 Cisco AS5350XM シャーシ

 

ステップ 4 シャーシ カバーを 5 つのネジで固定します。

ステップ 5 シャーシをラック、デスクトップ、またはテーブルに元どおりに設置します。

ステップ 6 インターフェイス ケーブルをすべて元どおりに取り付けます。

ステップ 7 電源装置に AC 電源コードを元どおりに取り付けます。

ステップ 8 ユニバーサル ゲートウェイの電源を入れます。

内蔵電源装置のファンが作動します。