Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイ シャーシ インストレーション ガイド
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

LED

環境モニタ

環境ステータスの表示

ネットワーク インターフェイスのトラブルシューティング

ファン トレイの交換

ファン トレイの取り外し

ファン トレイの取り付け

サポートの利用方法

トラブルシューティング

この章では、Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイのトラブルシューティング テクニックについて説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「LED」

「環境モニタ」

「ネットワーク インターフェイスのトラブルシューティング」

「ファン トレイの交換」

「サポートの利用方法」

LED

LED は、Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイの現在の動作状態を示します。LED を観察し、障害条件の発生が見られる場合には、必要に応じてシステム管理者や代理店に連絡してください( テクニカル サポートを参照)。背面パネルの LED の図については図4-1を、LED の説明については 表4-1 を参照してください。

Cisco AS5350 ユニバーサル ゲートウェイの ダイヤル フィーチャ カードにおける LED とトラブルシューティングの詳細については、『Cisco AS5350XM and Cisco AS5400XM Universal Gateways Card Installation Guide』を参照してください。このマニュアルは、Cisco.com で利用できます( マニュアルの入手方法を参照)。

図4-1 背面パネルの LED

 

 

表4-1 シャーシのLED

機能
LED
状態
説明

アラーム

アラーム

点灯

アラーム エラーが検出されました。

ギガビット イーサネット

アクティビティ(ACT)

点滅

ギガビット イーサネット LAN 接続は、正常にデータを送受信しています。

消灯

ギガビット イーサネット LAN 接続は、データを送受信していません。

リンク(LNK)

点灯

ギガビット イーサネット ケーブルは正常に接続されています。

消灯

ギガビット イーサネット ポートは接続されていません。

コンソール/補助

アクティビティ(ACT)

点滅

コンソールまたは補助接続は、正常にデータを送受信しています。

消灯

コンソールまたは補助接続は、データを送受信していません。

リンク(LNK)

点灯

コンソールまたは補助ケーブルは正常に接続されています。

消灯

コンソールまたは補助ポートは接続されていません。

システム ボード ステータス(コンソール/補助ポートの右)

OK

点灯

システム ボードは正常に動作しています。

消灯

電源が入っていないか、システムが起動していません。

点滅

メモリ障害が発生しました。

シリアル ポート

T0、T1

点滅

シリアル ポートは、データを正常に送受信しています。

消灯

シリアル ポート接続は、データを送受信していません。

BITSポート

BITS

点灯

BITS ポートに有効な信号があります。

環境モニタ

Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイには温度センサーが組み込まれており、システム稼働中の異常温度条件を検出します。センサーが検出する 3 つの温度レベルは、次のとおりです。

システムの動作温度が 45°C(104°F)を超えると、システムは警告ステートになり、コンソールに警告メッセージが表示されます。システムの動作温度が 45°C(104°F)より低くなると、復旧を表す別のメッセージがコンソールに表示されます。このレベルの検出では、システム動作は停止されません。

システムの動作温度が上昇を続けて 45°C(104°F)を超え、60°(140°F)に達すると、システムはクリティカル ステートになります。Cisco IOS ソフトウェアは、通常どおりに最初の DFC をシャットダウンします。10 分経過しても動作温度が上昇を続けると、Cisco IOS ソフトウェアは 2 番めの DFC をシャットダウンします。


) DFCのスロット番号は、マザーボードから始まり、左から右の順に付けられています。スロット0は、マザーボード専用です。DFC スロット番号は、1 ~ 3 の連番です(図4-2を参照)。


図4-2 Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイのスロット番号

 

最後のDFCがシャットダウンされるまで、このプロセスが10分間隔で繰り返されます。コンソールには、シャットダウンされたDFCのスロット番号およびタイプが表示されます。

動作温度が 45°C(140°F)まで下がると、Cisco IOS ソフトウェアは最初の DFC に電源を投入し、そのあと 10 分間隔で各 DFC について同じプロセスを繰り返します。

システムの動作温度が 65°C を超えると、Cisco IOS ソフトウェアはすべての DFC をただちにシャットダウンします。

環境ステータスの表示

CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイの環境モニタ ステータスを確認できます。

環境モニタを確認するには、次のようにイネーブル EXEC モードで show environment コマンドを入力します。

Router# show environment
 

正常な動作時には、以下のようにコンソールに表示されます。スロット番号は、そのスロット内の DFC を表します。排気口(outlet)および吸気口(inlet)のセンサーは、シャーシ内を循環する気温を計測します。

Router# show environment
Temperature:
Temperature Reading:
Temperature at inlet is measured as 22C/71F.
Temperature at outlet is measured as 27C/80F.
Temperature State:
Temperature is in normal state.
Fans:
Fans temperature delta is measured as 5C.
All fans are running well.
Power Supply:
Redundant Power System is present.
 

システムが警告ステートになっている場合は、以下のようにコンソールに表示されます。

Router# show environment
Temperature:
Temperature Reading:
Temperature at inlet is measured as 52C/125F.
Temperature at outlet is measured as 64C/147F.
Temperature State:
Temperature is in warning state.
Fans:
Fans temperature delta is measured as 6C.
All fans are running well.
Power Supply:
Redundant Power System is present.
RPS Input Voltage status: normal
RPS Output Voltage status: normal
RPS Fan status: normal
RPS Thermal status: normal
RPS OverVoltage status: normal
Environmental monitor experienced the following events:
Temperature:sensor failed.
Fans:monitor dropped.
Temperature:warning.
Temperature:sensor recovered.
Fans:monitor recovered.
Fans:normal.
 

システムがクリティカル ステートになっている場合は、コンソールに次のように表示されます。

Router# show environment
Temperature:
Temperature Reading:
Temperature at inlet is measured as 62C/143F.
Temperature at outlet is measured as 74C/165F.
Temperature State:
Temperature is in critical state.
DFC Busyout/Power-down:
A DFC is powered down. Slot:1, Type:NP108 DFC
A DFC is busyout. Slot:2, Type:T1 8 PRI DFC
A DFC is busyout. Slot:3, Type:NP108 DFC
Fans:
Fans temperature delta is measured as 6C.
All fans are running well.
Power Supply:
Redundant Power System is present.
RPS Input Voltage status: normal
RPS Output Voltage status: normal
RPS Fan status: normal
RPS Thermal status: normal
RPS OverVoltage status: normal
Environmental monitor experienced the following events:
Temperature:sensor failed.
Fans:monitor dropped.
Temperature:warning.
Temperature:sensor recovered.
Fans:monitor recovered.
Fans:normal.
Temperature:critical.
 

システムがシャットダウン ステートに達した場合、コンソールに次のように表示されます。

Router# show environment
Temperature:
Temperature Reading:
Temperature at inlet is measured as 70C/158F.
Temperature at outlet is measured as 82C/179F.
Temperature State:
Temperature is in shutdown state.
DFC Busyout/Power-down:
A DFC is powered down. Slot:1, Type:NP108 DFC
A DFC is powered down. Slot:2, Type:T1 8 PRI DFC
A DFC is powered down. Slot:3, Type:NP108 DFC
Fans:
Fans temperature delta is measured as 6C.
All fans are running well.
Power Supply:
Redundant Power System is present.
RPS Input Voltage status: normal
RPS Output Voltage status: normal
RPS Fan status: normal
RPS Thermal status: normal
RPS OverVoltage status: normal
Environmental monitor experienced the following events:
Temperature:sensor failed.
Fans:monitor dropped.
Temperature:warning.
Temperature:sensor recovered.
Fans:monitor recovered.
Fans:normal.
Temperature:critical.
Temperature:shutdown.

ネットワーク インターフェイスのトラブルシューティング

Cisco AS5350XM ユニバーサル ゲートウェイのネットワーク接続に関する問題を特定する方法については、『 Internetwork Troubleshooting Guide 』を参照してください。このマニュアルは、Cisco.com で利用できます。マニュアルの入手方法に関する詳細は、「マニュアルの入手方法」を参照してください。

ファン トレイの交換


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムで作業を行う際には、事前に電源を切断し、電源コードを取り外しておいてください。



注意 ファン トレイを取り外す前に、「安全に関する推奨事項」に目を通してください。

ファン トレイの取り外し

ファン トレイを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシの電源スイッチを使用して、シャーシの電源を切ります。


注意 ファン トレイはホットスワップ対応ではありません。必ずシステムの電源を切ってから、ファン トレイを取り外してください。

ステップ 2 前面パネルが手前になるようにシャーシを置きます(図4-3 を参照)。ファン トレイは前面パネルに格納されています。

図4-3 Cisco AS5350XM 前面パネル

 

ステップ 3 ファン トレイをシャーシに固定している 4 つのネジを緩めます(図4-4 を参照)。

図4-4 ファン トレイのネジを緩める

 

ステップ 4 2 つの端ネジ付近にあるファン トレイの端をつかんで慎重に手前に引っ張ります(図4-5 を参照)。レセプタクルからファン トレイの電源コネクタを外します(図4-6 を参照)。

図4-5 ファン トレイの端を引っ張る

 

図4-6 レセプタクルからのファン トレイ電源コネクタの取り外し

 

ステップ 5 ファン トレイのもう一方の端にある金属タブをスロットから引き出します(図4-7 を参照)。

図4-7 スロットからの金属タブの引き出し

 


 

ファン トレイの取り付け

ファン トレイを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ファン トレイの端にある金属タブをスロットに差し込みます(図4-8 を参照)。左手でファン トレイの左側をシャーシに押さえて金属タブがスロットからずれないようにします。

図4-8 スロットへの金属タブの差し込み

 

ステップ 2 右手でシャーシの前面パネルに向かってファン トレイのもう一方の端を回転します。ファン トレイ電源コネクタがレセプタクルに収まるようにします(図4-9 を参照)。

図4-9 レセプタクルへのファン トレイ電源コネクタのはめ込み

 

ステップ 3 ファン トレイ電源コネクタを慎重にレセプタクルにはめ込み、ファン トレイが前面パネルに収まるようにします(図4-9 を参照)。

ステップ 4 ファン トレイをシャーシに固定している 4 つのネジを締めます(図4-10 を参照)。

図4-10 ファン トレイのネジを締める

 


 

サポートの利用方法

テクニカル サポート、オンサイト サービス、および交換または修理サービスについての詳細は、「テクニカル サポート」を参照してください。