Cisco AS5350XM / AS5400XM ユニバーサル ゲートウェイ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
CLI を使用して行う設定作業の続き
CLI を使用して行う設定作業の続き
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

CLI を使用して行う設定作業の続き

WAN サポートのための同期シリアル インターフェイスの設定

設定手順

設定の確認

T1 チャネル グループの設定

設定手順

設定の確認

チャネライズド T1 PRI グループ上の ISDN NFAS の設定

設定手順

チャネルまたはインターフェイスのサービス停止

設定の確認

E1 R2 シグナリングの設定

設定手順

R2 シグナリングの国別コード

設定の確認

アラームの設定

設定手順

設定の確認

変更したコンフィギュレーションの保存

設定手順

次の作業

CLI を使用して行う設定作業の続き

この章の内容は、Cisco AS5350XM および Cisco AS5400XM ユニバーサル ゲートウェイ向けのものです。この章では、 「CLI を使用して行う基本設定」 に続いて行う作業について説明します。Cisco AS5350XM または Cisco AS5400XM ユニバーサル ゲートウェイを動作させたあとで、シリアル インターフェイスのサポート、T1 チャネル グループ、シグナリングなど、その他の機能を設定します。

次の各項に進んでください。

「WAN サポートのための同期シリアル インターフェイスの設定」

「T1 チャネル グループの設定」

「チャネライズド T1 PRI グループ上の ISDN NFAS の設定」

「E1 R2 シグナリングの設定」

「アラームの設定」

「変更したコンフィギュレーションの保存」

「次の作業」


ヒント Cisco IOS ソフトウェアの使用経験がある場合は、この章の最後にある、「次の作業」に記載された設定関連の資料が参考になります。


WAN サポートのための同期シリアル インターフェイスの設定

CSU(チャネル サービス ユニット)または DSU(データ サービス ユニット)を通して WAN に接続するには、マザーボードに同期シリアル インターフェイスを設定します。

ここでは、シリアル インターフェイスをイネーブルにし、IP ルーティングを設定し、DCE(データ通信装置)または DTE(データ端末装置)インターフェイス上に外部クロック タイミングを設定する手順について説明します。ポートに DTE アダプタ ケーブルを接続するだけで、そのポートを DTE インターフェイスとして使用できます。DTE モード ケーブルが検出されると、自動的に外部タイミング信号が使用されます。ポートを DCE モードで使用するには、DCE インターフェイス ケーブルを接続し、 clock rate コンフィギュレーション コマンドを使用してクロック速度を設定する必要があります。また、ループバック テストを実行する場合にもクロック レートを設定する必要があります。

設定手順

 

コマンド
説明

ステップ 1

AS5350> enable
Password: password
AS5350#

イネーブル モード(別名、イネーブル EXEC モード)を開始し、パスワードを入力します。イネーブル モードが開始されると、プロンプトが AS5350# または AS5400# に変わります。

ステップ 2

AS5350# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
AS5350(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。グローバル コンフィギュレーション モードが開始されると、プロンプトが AS5350(config)# または AS5400(config)# に変わります。

ステップ 3

AS5350(config)# interface serial 0/0

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、最初に設定するインターフェイスを指定します。

ステップ 4

AS5350(config-int)# ip address
172.22.4.67 255.255.255.0

IP ルーティングをイネーブルにする場合は、インターフェイスに IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。

ステップ 5

AS5350(config-int)# clock rate 2015232

DCE インターフェイスを設定する場合は、外部クロック シグナルだけを設定します。設定できるクロック レートは、1200、2400、4800、9600、14400、19200、28800、38400、56000、64000、128000、および 2015232 です。

ステップ 6

AS5350(config-int)# no shutdown

シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 7

AS5350(config-controller)# Ctrl-Z
AS5350#

イネーブル モードに戻ります。

設定の確認

インターフェイスが正しく設定されているかどうかを確認するには、次のコマンドを使用します。

show interfaces serial port コマンドを使用して新しいシリアル インターフェイスの 1 つを指定し、最初の出力行にインターフェイスが正しいスロット番号で表示されるかどうかを確認します。さらに、インターフェイスおよび回線プロトコルのステートが正しいかどうかを確認します。ステートは up または down です。

AS5350# show interfaces serial 0/0
Serial0/0 is up, line protocol is up
Hardware is 4T
Internet address is 172.0.0.1/8
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec,
reliablility 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation HDLC, crc 16, loopback not set, keepalive set (10 sec)
Last input 00:00:08, output 00:00:04, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Queueing strategy:fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
392 packets input, 33312 bytes, 0 no buffer
Received 392 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
358 packets output, 25157 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 1 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions DCD=up DSR=up DTR=up RTS=up CTS=up
 

show configuration コマンドを使用して、システム コンフィギュレーション ファイル全体を表示します。システムおよび各インターフェイスが正しく設定されているかどうかを確認します。


ヒント 問題がある場合は、ネットワーク インターフェイスが正しく接続され、終端しているかどうかを確認してください。



) 疑問がある場合、またはサポートが必要な場合には、「マニュアルの入手方法」を参照してください。


T1 チャネル グループの設定

バックアップ リンクまたはシリアル バックホール接続用に、T1 ごとに最大 24 のチャネル グループを設定できます。

まず、各チャネル グループに属すタイム スロットを定義する必要があります。チャネル グループには 0 ~ 23、タイム スロットには 1 ~ 24 の番号が付けられます。チャネル グループを定義すると、シリアル インターフェイスが作成されます。複数のチャネル グループを定義した場合は、同じ数のシリアル インターフェイスが作成されます。これらのインターフェイスは個別に設定可能です。


) 各チャネライズド T1 コントローラのチャネル グループ番号は、任意に割り当てることができます。


設定手順

チャネル グループ、タイム スロット、および(必要に応じて)回線速度を定義するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで次のコマンドを入力します。

AS5350(config-controller)# channel-group number timeslots range [speed {48 | 56 | 64}]
 

米国では、チャネル グループの速度は 56 または 64 kbps です。64 kbps を使用する場合は、ESF フレーミング タイプおよびライン コード B8ZS の使用を推奨します。ローカル サービス プロバイダーと共同作業を行うことで、1 ~ 24 のタイム スロットのあるチャネル グループを作成できます。これらのタイム スロットはどのような順序でもよく、連続でも不連続でもかまいません。

T1 チャネル グループを定義したあと、各チャネル グループをシリアル インターフェイスとして設定できます(各チャネル グループを仮想シリアル インターフェイスとみなすことができます)。作成されたシリアル インターフェイス上では、サブインターフェイス コンフィギュレーションもサポートされます。

T1 チャネル グループに対応するシリアル インターフェイスを定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを入力し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

AS5350(config)# interface serial slot/port:channel-group
 

設定の確認

次の例は、チャネル グループおよび ISDN PRI(1 次群速度インターフェイス)グループ用に設定された T1 コントローラを示しています。 pri-group コマンドおよび channel-group コマンドのタイム スロットは、重複させることはできません。有効なタイム スロット設定を確認してください。

AS5350# show running-config
 
Building configuration...
 
Current configuration:
!
! Last configuration change at 15:49:30 UTC Mon Apr 3 2000 by admin
! NVRAM config last updated at 01:35:05 UTC Fri Mar 17 2000 by admin
!
version 12.0
service timestamps debug datetime msec localtime show-timezone
service timestamps log datetime msec localtime show-timezone
service password-encryption
!
(テキスト出力は省略)
!
 
controller t1 1/0
channel-group 0 timeslot 1-6
channel-group 1 timeslot 7
channel-group 2 timeslot 8
channel-group 3 timeslot 9-11
pri-group timeslot 12-24

チャネライズド T1 PRI グループ上の ISDN NFAS の設定

ISDN Non-Facility Associated Signaling(NFAS)を使用して、1 本の D チャネルで複数の PRI インターフェイスを制御できます。プライマリ NFAS D チャネルで障害が発生したときに使用するバックアップ用 D チャネルも設定できます。

ISDN 用に設定された T1 コントローラに NFAS を設定する場合は、ISDN pri-group コマンドの拡張バージョンを使用して、次の項目を指定します。

D チャネル(タイム スロット 24)で制御する PRI タイム スロットの範囲

タイム スロット 24 で実行する機能(プライマリ D チャネル、バックアップ、または none)。none は B チャネルとしての使用を意味します。

この D チャネルが制御するインターフェイスのグループ ID 番号


) Cisco AS5350XM または Cisco AS5400XM ユニバーサル ゲートウェイは Primary-4ESS、
Primary-DMS 100、または Primary-NI スイッチ( ISDN サービス プロバイダーの PRI スイッチ タイプを参照)に接続する必要があります。また、チャネライズド T1 コントローラを使用する必要もあり、その結果 ISDN PRI 対応になります。


設定手順

ISDN NFAS を設定するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで次の作業を行います。

 

コマンド
目的
AS5350(config-controller)# pri-group timeslots 1-24 nfas_d primary nfas_interface number nfas_group number

いずれかのチャネライズド T1 コントローラ上で、NFAS プライマリ D チャネルを設定します。

AS5350(config-controller)# pri-group timeslots 1-24 nfas_d backup nfas_interface number nfas_group number

別のチャネライズド T1 コントローラ上で、プライマリ D チャネルに障害が発生したときに使用する、NFAS バックアップ D チャネルを設定します。

AS5350(config-controller)# pri-group timeslots 1-24 nfas_d none nfas_interface number nfas_group number

(任意)その他のチャネライズド T1 コントローラ上で、必要に応じて、24 B チャネル インターフェイスを設定します。

チャネルまたはインターフェイスのサービス停止

特定のチャネルまたは PRI インターフェイス全体をサービス停止にしたり、別のステートにしてからスイッチへ引き渡すことができます。

インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のいずれかの作業を行います。

 

コマンド
目的
AS5350(config-controller)# isdn service dsl number b_channel number state state-value

個々の B チャネルをサービス停止にするか、または別のステートに設定します。

AS5350(config-controller)# isdn service dsl number b_channel 0 state state-value

PRI インターフェイス全体を特定のステートに設定します。

サポートされているステート値は、次のとおりです。

0 ― サービス実行

1 ― メンテナンス

2 ― サービス停止

設定の確認

NFAS グループをモニタするには、 show isdn nfas group number コマンドを使用します。

AS5350# show isdn nfas group 0
ISDN NFAS GROUP 0x0 ENTRIES:
 
The primary D is Serial0:23.
The backup D is Serial1:23.
 
There are 2 total nfas members.
There are 24 total available B channels.
The primary D-channel is DSL 0 in state IN SERVICE.
The backup D-channel is DSL 1 in state STANDBY.
The current active layer 2 DSL is 0.

E1 R2 シグナリングの設定

R2 シグナリングは、チャネライズド E1 ネットワークに共通の国際シグナリング規格です。チャネライズド E1 インターフェイスの設定により、旧アナログ電話網で使用されている各種 R2 シグナリングをサポートできます。


) シスコが実装した R2 シグナリングでは、Dialed Number Identification Support(DNIS)がデフォルトでイネーブルに設定されています。Automatic Number Identification(ANI)オプションをイネーブルにしても、引き続き DNIS 情報が収集されます。ANI オプションを設定しただけでは、DNIS の収集はディセーブルになりません。DNIS は着信側の番号、ANI は発信側の番号です。たとえば、ゲートウェイ A がゲートウェイ B を呼び出すように設定する場合は、ゲートウェイ B に DNIS 番号、ゲートウェイ A に ANI 番号を割り当てます。ANI は発信側 ID と同様である点にも注意してください。


設定手順

E1 R2 シグナリングを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードから始めて、次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

AS5350> enable
Password: password
AS5350#

イネーブル モード(別名、イネーブル EXEC モード)を開始し、パスワードを入力します。イネーブル モードが開始されると、プロンプトが AS5350# または AS5400# に変わります。

ステップ 2

AS5350# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
AS5350(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。グローバル コンフィギュレーション モードが開始されると、プロンプトが AS5350(config)# または AS5400(config)# に変わります。

ステップ 3

AS5350(config)# controller e1 0/0
AS5350(config-controller)#

コントローラ コンフィギュレーション モードを開始し、E1 コントローラ ポートを設定します。

E1 フィーチャ カードのスロット、ポート番号、およびチャネルを指定します。E1 フィーチャ カードでは、ポート番号の範囲は 0 ~ 1 です。

ステップ 4

AS5350(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1-30 type r2-analog r2-compelled ani

各 E1 回線に属すタイムスロットを R2 シグナリング用に設定します。R2 シグナリングを R2 ITU Q411、トーン シグナリングを R2 Compelled Register Signaling に設定し、ANIオプションをアドレス情報プロビジョニング済みに設定します。

R2 回線シグナリング オプションは、 r2-analog r2-digital 、および r2- pulse です。

トーン シグナリング オプションは、dtmf(デフォルト)、r2-compelled、r2-non-compelled、および
r2-semi-compelled です。

上記の任意のオプションに ani(ANI アドレス情報プロビジョニング済み)を設定できます。

ステップ 5

AS5350(config-controller-cas)# cas-custom 1

カスタマイズするチャネル番号を入力します。

ステップ 6

AS5350(config-ctrl-cas)# country country use-default

指定した国のデフォルト設定を使用します。


) (国別のデフォルト値が ITU デフォルト値と同じである場合)国別パラメータを表示するには、write term を入力します。


すべての国でデフォルト設定は ITU です。

サポートされる国の一覧は、「R2 シグナリングの国別コード」を参照してください。

ステップ 7

AS5350(config-ctrl-cas)# answer-signal group-b 6
 
[or]
AS5350(config-ctrl-cas)# default answer-signal group-b 6
[or]
AS5350(config-ctrl-cas)# no answer-signal group-b 6
 
 
controller E1 0
clock source line primary
ds0-group 0 timeslots 1-15,17-31 type r2-analog
r2-compelled
cas-custom 0
country singapore use-defaults
category 2 <--- default category for singapore
answer-signal group-b 6 <--- default bxfree
for singapore
 
AS5350(config-ctrl-cas)# exit
AS5350(config)#

cas custom コマンドの応答信号を group-b 6 に設定します。

CAS カスタム コマンドには、 caller-digits category country unused-abcd invert-abcd metering ka kd dnis-digits answer-signal 、および nc-congestion があります。

answer-signal group-b をデフォルトの ITU 値に設定します。

answer-signal group-b 6 をデフォルト値に戻します。


) 設定しないパラメータは、ゲートウェイにより自動的に ITU デフォルト値に設定されます。


国別パラメータをデフォルト値で設定すると、この例のような write term 出力が表示されます。

CAS カスタム モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 8

AS5350(config)# spe country {country | e1-default}

SPE 国別コードを設定するか、または E1 デフォルト(A-law)を使用します。


) spe country コマンドを実行するには、ゲートウェイがアイドル ステート(アクティブなコールがない)でなければなりません。



) Cisco AS5350XM および
Cisco AS5400XM ユニバーサル ゲートウェイでは、個々の音声ポートではなく、システム全体に DS-0 コンパンディング法則の選択を設定します。


ステップ 9

AS5350(config)# voice-port slot/controller-number:DS0 group-number
 
AS5350(config-voiceport)#

設定するポートの音声ポート モードを入力します。

ステップ 10

AS5350(config-voiceport)# cptone contry-code

2 桁の国別コードを入力し、地域別の呼び出し音を設定します。

ステップ 11

AS5350(config-voiceport)# Ctrl-Z
 
AS5350#

イネーブル モードに戻ります。

R2 シグナリングの国別コード

表4-1 に、R2 シグナリングでサポートされる国別コードを示します。

.

表4-1 R2 シグナリングの国別コード

argentina

greece

paraguay

australia

guatemala

peru

bolivia

hongkong-china

philippines

brazil

india

saudiarabia

bulgaria

indonesia

singapore

china

israel

southafrica-panaftel

colombia

itu

telmex

costarica

korea

telnor

croatia

laos

thailand

easteurope

malaysia

uraguay

equador-itu

malta

venezuela

ecuador-lme

newzealand

vietnam

設定の確認

R2 シグナリングの設定を確認するには、 show controller e1 コマンドを入力してすべてのコントローラのステータスを表示するか、または show controller e1 # コマンドを入力して特定のコントローラのステータスを表示します。コントローラが起動し(次の例の 2 行め)、アラームが報告されず(4 行め)、エラーが報告されていないこと(9 ~ 10 行め)を確認してください。

AS5350# show controller e1 0/0
E1 0/0 is up.
Applique type is Channelized E1 - balanced
No alarms detected.
Version info of Slot 0: HW: 2, Firmware: 4, PLD Rev: 2
 
Manufacture Cookie is not programmed.
 
Framing is CRC4, Line Code is HDB3, Clock Source is Line Primary.
Data in current interval (785 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
Total Data (last 13 15 minute intervals):
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations,
0 Slip Secs, 12 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins,
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 12 Unavail Secs
 

接続が正常に確立できない場合、次の現象がないかどうかを確認してください。

配線の緩み、スプライス、コネクタ、ショート、ブリッジ タップ、およびアースの不備

逆方向の送受信

フレーミング タイプの不一致(CRC-4 と非 CRC-4 など)

送信および受信ペアの分離(クロストーク)

回線カードまたはリピータの障害

回線のノイズ障害(電源およびクロストークなど)

回線にエラーが発生し、回線が頻繁に切断される場合は、次の事項を確認してください。

回線コードの不一致(HDB3 と AMI)

受信レベル

クロック設定の不備によるフレーム スリップ

E1 コントローラがアクティブになると、次のメッセージが表示されます。

%CONTROLLER-3-UPDOWN: Controller E1 0, changed state to up
 

アラームの設定

現時点でファシリティ アラームのモニタ対象となっている障害イベントは、次のとおりです。

インターフェイスのダウン

T1、E1、または T3 コントローラのダウン

モデム基板障害

Redundant Power Supply(RPS; 冗長電源装置)の障害

熱障害

ファンの障害

Cisco IOS ソフトウェアは、設定に従って障害イベントを検出するため、毎秒ポーリングを行い、障害イベントを検出するとアラームをオンにします。デフォルトでは、ファシリティ アラームはオフに設定されています。障害条件をモニタするには、facility-alarm コマンドを設定する必要があります。

アラーム コマンドをディセーブルにする場合は、コマンドの先頭に no を入力します。

AS5350# no facility-alarm detect rps

設定手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

AS5350> enable
Password: password
AS5350#

イネーブル モードを開始し、パスワードを入力します。イネーブル モードが開始されると、プロンプトが AS5350# または AS5400# に変わります。

ステップ 2

AS5350# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
AS5350(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。グローバル コンフィギュレーション モードが開始されると、プロンプトが AS5350(config)# または AS5400(config)# に変わります。

ステップ 3

AS5350(config)# facility-alarm detect interface [ interface type ] [ slot / port ]

インターフェイスのダウン時にファシリティ アラームをオンにします。インターフェイス タイプを入力し、スロットおよびポートを指定します。

ステップ 4

AS5350(config)# facility-alarm detect controller [ t1 | e1 | t3 ] [ slot / port ]

コントローラの動作が停止した場合、アラームをオンにします。スロット値の範囲は 1 ~ 7 です。T1 および E1 の場合、ポート値の範囲は 0 ~ 7 です。T3 の場合、ポート値は常に 0 です。

ステップ 5

AS5350(config)# facility-alarm detect modem-board [ slot ]

特定のスロットのモデム ボードに障害が発生したときに、アラームをオンにします。

ステップ 6

AS5350(config)# facility-alarm detect rps

RPS 障害イベントを検出した場合に、アラームをオンにします。次の障害が 1 つでも発生すると、アラームがオンになります。

入力電圧の障害

出力電圧の障害

過電圧状態

複数の障害

ステップ 7

AS5350(config)# facility-alarm detect temperature

過熱イベントを検出した場合に、アラームをオンにします。

ステップ 8

AS5350(config)# facility-alarm detect fan

ファン障害イベントを検出した場合に、アラームをオンにします。

ステップ 9

AS5350(config-if)# Ctrl-Z
AS5350#

イネーブル モードに戻ります。

設定の確認

アラーム ステータスを表示するには、 show facility-alarm コマンドを入力します。

AS5350# show facility-alarm
 
Device State
------ -----
 
gigabitethernet 0/0 UP
Modem Card 4 UP
 
Facility Alarm is ON
 

問題がある場合

ケーブルの接続が緩んでいたり、切断されていないかどうかを確認します。

アラーム ポートの端子ブロックの接続に、No. 12 または 14 AWG の銅線が使用されているかどうかを確認します。

アラームが正常に動作しているかどうかを確認します。

変更したコンフィギュレーションの保存

ゲートウェイのコンフィギュレーションが失われないように、NVRAM(不揮発性 RAM)に保存します。

設定手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

AS5350> enable
Password: password
AS5350#

イネーブル モード(別名、イネーブル EXEC モード)を開始し、パスワードを入力します。イネーブル モードが開始されると、プロンプトが AS5350# または AS5400# に変わります。

ステップ 2

AS5350# copy running-config startup-config

変更したコンフィギュレーションは、リセット、電源のオフ/オン、停電によって失われることがないように、NVRAM に保存します。

ステップ 3

AS5350(config-if)# Ctrl-Z
AS5350#

イネーブル モードに戻ります。

次の作業

次の作業に進んでください。

第 5 章「ユニバーサル ポート カードおよびダイヤル専用フィーチャ カードの管理およびトラブルシューティング」 を参照して、ゲートウェイ上のユニバーサル ポート カード接続およびダイヤル専用フィーチャ カード接続について、設定、管理、トラブルシューティングを行います。

第 6 章「音声フィーチャ カードの管理およびトラブルシューティング」 を参照して、ゲートウェイ上の VFC 接続について、設定、管理、トラブルシューティングを行います。

付録 C「総合的なコンフィギュレーション例」


ヒント 次の資料は、Documentation DVD およびインターネット上のシスコのホームページから入手できます。また、印刷資料も発注できます。


基本設定に関するその他の情報は、お使いのソフトウェアに付属の『 Cisco IOS Dial Technologies Configuration Guide 』および『 Cisco IOS Dial Technologies Command Reference 』を参照してください。さらに高度な設定については、使用している Cisco IOS ソフトウェア リリースに応じた Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド、フィーチャ モジュール、およびコマンド リファレンスを参照してください。

トラブルシューティング情報については、『 System Error Messages 』および『 Debug Command Reference 』を参照してください。