Cisco ATA 190 Analog Telephone Adapter (SIP 用)アドミニストレーション ガイド バー ジョン 1.0
ATA 190 の設定
ATA 190 の設定
発行日;2015/06/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ATA 190 の設定

ATA 190 で使用可能なテレフォニー機能

プロダクト固有の設定パラメータの設定

Cisco Unified Communications Manager へのユーザの追加

ATA 190 の設定

テレフォニー機能を設定してユーザを割り当てるには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用する必要があります。

この章では、これらの設定およびセットアップについて、手順の概要を示します。これらの手順の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。

ATA 190 で使用可能なテレフォニー機能

表 4-1 に、サポートされているテレフォニー機能をリストします。これらの機能の多くは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使って構成可能です。

 

表 4-1 ATA 190 のテレフォニー機能

機能
説明(Description)
設定の参照先

オーディオ メッセージ受信インジケータ

ハンドセット、ヘッドセット、またはスピーカーフォンから聞こえるスタッター音により、ユーザが回線で新しいボイス メッセージを 1 つ以上受信したことが示されます。

(注) スタッタ音は回線によって異なります。この音が聞こえるのは、使用中の回線でメッセージを受信した場合のみです。

詳細については、次の箇所を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Message Waiting Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager

C 割り込み

ユーザは、共有電話回線でプライベート コール以外のコールに参加できます。C 割り込みによってユーザがコールに追加され、会議に変換されるので、ユーザやその他の関係者は会議機能にアクセスできるようになります。

電話機は共有会議ブリッジの割り込みをサポートしています。

詳細については、次の箇所を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones

Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Barge and Privacy

コール転送

ユーザが着信コールを別の番号にリダイレクトできるようにします 。コール転送オプションには、すべてのコールの転送、話中転送、無応答時転送、およびカバレッジなし時転送があります。

詳細については、次の箇所を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Directory Number Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones

コール ピックアップ

ユーザは、自分のピックアップ グループに属する別の電話機で呼出音が鳴っている場合に、そのコールを自分の電話機にリダイレクトできます。

電話機のプライマリ回線に、音声による通知と画面表示による通知のいずれか一方または両方を設定できます。このアラートによって、ピックアップ グループ内でコールの呼び出しがあることが通知されます。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Call Pickup 」を参照してください。

コール待機

コールの最中に別の着信コールの呼出音が鳴っていることを通知し、ユーザが応答できるようにします。着信コールの情報を電話スクリーンに表示します。

詳細については、『 Cisco Unified Communications System Guide 』の「 Understanding Directory Numbers 」を参照してください。

発信者 ID

電話番号、名前、その他の説明テキストなど、発信者の識別情報を電話スクリーンに表示します。

詳細については、次の箇所を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Understanding Route Plans 」。

Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Call Display Restrictions

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Directory Number Configuration

会議

ユーザは、各参加者を個別に呼び出して、複数の通話相手と同時に話すことができます。会議機能には、会議、参加、C 割り込み、およびミートミーがあります。

標準(アドホック)会議では、開催者以外でも参加者を追加または削除できます。また、どの会議参加者でも同じ回線上の 2 つの標準会議を結合できます。

詳細については、次の箇所を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones

これらの機能を有効にするには、Advance Adhoc Conference サービス パラメータ(Cisco Unified Communications Manager の管理ページではデフォルトで無効になっています)を使用します。


) ユーザに対し、これらの機能がアクティブであるかどうかを必ず通知してください。


直接転送

2 つのコールを相互接続できます。接続完了後は、回線から離脱できます。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones 」を参照してください。

強制承認コード(FAC)

特定のユーザが発信できるコールのタイプを制御します。

(注) この機能を使用する場合は、一括ダイヤルを無効にする必要があります。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Client Matter Codes and Forced Authorization Codes 」を参照してください。

グループ コール ピックアップ

ユーザが、別のグループの電話番号で呼び出し音が鳴っているコールに応答することができます。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Call Pickup 」を参照してください。

保留/復帰

接続されたコールのアクティブ状態と保留状態を切り替えることができます。

(注) 共有回線通話者からのコールの再開はサポートされていません。

詳細については、次の箇所を参照してください。

設定は必要ありません。ただし、保留音を使用する場合には必要です。詳細については、この表の 保留音を参照してください。

ミートミー会議

ユーザが、ミートミー会議を開始し、参加ユーザは予定の時刻に、あらかじめ決められた番号にコールをかけます。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Meet-Me Number/Pattern Configuration 」を参照してください。

メッセージ受信

メッセージ受信オン インジケータおよびオフ インジケータ用の電話番号を定義します。直接接続型のボイス メッセージ システムでは、指定された電話番号を使用して、特定の Cisco Unified IP Phone のメッセージ受信インジケータを設定したりクリアしたりします。

詳細については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Message Waiting Configuration

『Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager

メッセージ受信インジケータ

ハンドセットのランプの 1 つで、ユーザに対する 1 つまたは複数の新着ボイス メッセージが届いていることを示します。

詳細については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Message Waiting Configuration

『Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager

保留音

発信者が保留状態になっている間、音楽を再生します。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Music On Hold 」を参照してください。

プライバシー

回線を共有しているユーザが、コールに自分を追加すること、および他のユーザのコールに関する情報を電話スクリーンに表示することを禁止します。

詳細については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones

Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Barge and Privacy

リダイヤル

ソフトキーを押すと、最後にダイヤルした電話番号にコールできるようにします。

設定は必要ありません。

共有回線

複数の電話機で同じ電話番号を共有したり、電話番号を同僚と共有したりできるようにします。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Understanding Directory Numbers 」を参照してください

短縮ダイヤル

ユーザは、事前に割り当てたインデックス コード(1 ~ 9)を電話機のキーパッドで入力することで、電話番号をすばやくダイヤルできます。

(注) スピード ダイヤル機能は、オンフックでもオフフックでも使用できます。

インデックス コードは、ユーザが、ユーザ オプション Web ページで割り当てます。

詳細については、次の箇所を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones

タイム ゾーンのアップデート

IP Phone を更新してタイム ゾーン変更を反映させます。

詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「 Date/Time Group Configuration 」を参照してください。

ボイス メッセージ システム

コールに応答がない場合に、発信者がメッセージを残せるようにします。

詳細については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Voice-Mail Port Configuration

Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager

プロダクト固有の設定パラメータの設定

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ATA 190 のプロダクト固有の設定パラメータを設定できます。 表 4-2 は、パラメータを設定するための設定ウィンドウと、それぞれのアクセス方法をリストしています。

 

表 4-2 設定情報

[設定(Configuration)] ウィンドウ
パス

[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウ

[システム(System)] > [エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)]

[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ

[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)]

[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ

[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] 部分

表 4-3 は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使って設定できる設定パラメータをリストしています。これらの設定パラメータは、 表 4-2 にリストされている 3 つの設定ウィンドウのいずれを使用しても設定可能です。

パラメータを設定するときは、更新する設定ごとに [共通設定の上書き(Override Common Settings)] チェックボックスを選択します。このボックスをチェックしないと、対応するパラメータ設定が有効になりません。


) いくつかの ATA 190 パラメータは、ポート 1 からのみ設定されます。これらのパラメータをポート 2 から設定しても、適用されません。[IVR パスワード(IVR Password)]、[電話機ロード名(Phone Load Name)]、[CDP] および [Web アクセス(Web Access)] パラメータは、ポート 1 からのみ設定してください。


 

表 4-3 ATA 190 の設定パラメータ

パラメータ
説明(Description)

自動割り込み

自動割り込みにより、アクティブ コールにユーザが追加されます。オフフック状態の電話機はそのユーザ(コール開始者)を共有回線コール(ターゲット)に自動的に追加し、現在通話中の全ユーザはトーンを受信します(設定されている場合)。割り込みでは、組み込み会議と共有会議ブリッジがサポートされます。

自動割り込み機能により、ユーザをオフフック状態にしてコールに追加することができます。自動割り込み機能では、組み込み会議と共有会議ブリッジがサポートされます。

コールシーケンス

Bellcore FSK

ETSI FSK

着信者接続極性

ユーザ正極性(呼び出し先が接続されている間)

ユーザ逆極性(呼び出し先が接続されている間)

着信者切断極性

ユーザ正極性(呼び出し先が切断されている間)

ユーザ逆極性(呼び出し先が切断されている間)

発信者接続極性

ユーザ正極性(発信者が接続されている間)

ユーザ逆極性(発信者が接続されている間)

発信者切断極性

ユーザ正極性(発信者が切断されている間)

ユーザ逆極性(発信者が切断されている間)

発信者 ID

BT FSK

Bellcore FSK

ETSI FSK

Cisco Discovery Protocol(CDP)

ATA 190 の CDP 機能を有効または無効にします。

ファクスエラー修正モードのオーバーライド

FAX エラー訂正モード オーバーライドを、次のいずれかの値に設定できます。

デフォルト(Default)

オン(On)

オフ(Off)

ファックス モード(Fax Mode)

Cisco ATA 190 では、次の 2 つの FAX モードをサポートしています。

FAX パススルー:音声ポート経由の FAX およびモデム トラフィックを可能にします。

T.38 FAX リレー:より堅牢なプロトコルを使用して、パケット ネットワーク経由で FAX 送信を行うことができます。

フックフラッシュ タイマー

(100 ~ 1500 ミリ秒)

フックフラッシュ タイマー

フックフラッシュ イベントを検証する時間

インピーダンス

ATA 190 は、米国で使用する 600 Ω をはじめ、複数のインピーダンス値を提供します。

入力オーディオレベル

ネットワークから電話機までのゲイン値

IVR パスワード

ATA190 IVR パスワード

最大 FAX レート

最大 FAX レートを指定します(2400 bps ~ 14400 b/s)

オフフック検証タイマー

(100 ~ 1000 ミリ秒)

オフフック検証タイマー

オフフック イベントを認可する時間を指定します。

オンフック遅延タイマー

(0 ~ 155 ミリ秒)

オンフック遅延タイマー

オンフック イベントを遅らせる時間を指定します。

オンフック検証タイマー

オンフック検証タイマー

オンフック イベントを認可する時間を指定します。

出力オーディオレベル

電話機からネットワークまでの間でのゲイン値

Web アクセス(Web Access)

ATA 190 での Web アクセスを有効または無効にします。

Cisco Unified Communications Manager へのユーザの追加

ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加すると、ユーザに関する情報を表示および管理できるようになります。またユーザは、次のタスクを実行できるようになります。

ATA 190 から社内ディレクトリや他のカスタマイズされたディレクトリにアクセスする。

パーソナル ディレクトリを作成する。

短縮ダイヤルとコール転送の番号をセットアップする。

ATA 190 からアクセス可能なサービスに登録する。

次のいずれかの方法を使用して、Cisco Unified Communications Manager にユーザを追加できます。

ユーザを個別に追加するには、Cisco Unified CM の管理で [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] の順に選択します。

ユーザの追加の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』を参照してください。