Cisco Unified Communications Manager システム ガイド、リリース 10.0(1)
自動登録
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自動登録

この章では、新しいデバイスが Cisco Unified Communications ネットワークに接続されたときに、そのデバイスに自動的に電話番号を割り当てる自動登録について説明します。

自動登録の設定

Cisco Unified Communications Manager の自動登録を使用すると、新しい電話機をネットワークに接続したときに、それらの電話機に電話番号が自動的に割り当てられます。 自動登録を使用してネットワークに割り当てる電話機は、100 台未満にすることをお勧めします。

Cisco Unified Communications Manager では、無許可でネットワークへ接続することを防止する目的で、デフォルトでは自動登録が無効になっています。 自動登録を有効にするのは、コーリング サーチ スペースやパーティションなど、ダイヤル プランの概要が判明してからにしてください。


注意    


自動登録を有効にすると、「不正」な電話機が Cisco Unified Communications Manager に自動的に登録されてしまうというセキュリティ上の危険が生じます。 自動登録を有効にするのは、電話機を一括して追加する際の短時間に限定してください。



注意    


Cisco CTL クライアントで混合モードをクラスタ全体のセキュリティに設定すると、自動登録が自動的に無効になります。 自動登録を使用しながらセキュリティを設定する場合は、Cisco CTL クライアントを使用してクラスタ全体のセキュリティ モードを非セキュアに変更する必要があります。


自動登録の使用に関する一般的な手順とガイドラインは、次のとおりです。 自動登録の詳細については、自動登録の概要を参照してください。

手順
    ステップ 1   [エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウで、[Auto Registration Phone Protocol] を [SIP] または [SCCP] に設定します。 SCCP がデフォルトとして機能するので、SIP を実行する電話機を登録するときは、この設定を変更してください。
    ステップ 2   自動登録専用のコーリング サーチ スペースを設定します。 たとえば、自動登録コーリング サーチ スペースを使用して、自動登録された電話機を内部コールに限定できます。

    パーティションとコーリング サーチ スペース

    ステップ 3   デフォルト Cisco Unified Communications Manager グループと自動登録コーリング サーチ スペースを割り当てることにより、自動登録用のデフォルト デバイス プールを設定します。 デバイス タイプごとに別々のデフォルト デバイス プールを設定する場合は、[デバイスのデフォルト設定(Device Defaults Configuration)] ウィンドウを使用して、デバイスにデフォルトのデバイス プールを割り当てます。

    システムレベルの設定項目

    ステップ 4   新規のデバイスをインストールして自動登録する短時間の間だけ、自動登録を有効にします(システム全体の利用率が最小のときに実行することを推奨します)。 それ以外のときは自動登録をオフにして、無許可のデバイスが Cisco Unified Communications Manager に登録されないようにします。
    ステップ 5   自動登録するデバイスをインストールします。

    IP Phone とゲートウェイに付属のインストール ガイドを参照してください。

    ステップ 6   自動登録されたデバイスを再設定し、各デバイスをパーマネント デバイス プールに割り当てます。
    ステップ 7   [エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウの [Auto Registration Phone Protocol] に、必要に応じて [SIP] または [SCCP] のいずれかを設定します。 別のプロトコルでさらに電話機を登録する必要がある場合は、この手順を繰り返します。

    自動登録の概要

    Cisco Unified Communications Manager の自動登録を使用すると、新しい電話機をネットワークに接続したときに、それらの電話機に電話番号が自動的に割り当てられます。 自動登録を使用してネットワークに割り当てる電話機は、100 台未満にすることをお勧めします。

    Cisco Unified Communications Manager では、無許可でネットワークへ接続することを防止する目的で、デフォルトでは自動登録が無効になっています。 自動登録を有効にするのは、コーリング サーチ スペースやパーティションなど、ダイヤル プランの概要が判明してからにしてください。


    注意    


    自動登録を有効にすると、「不正」な電話機が Cisco Unified Communications Manager に自動的に登録されてしまうというセキュリティ上の危険が生じます。 自動登録を有効にするのは、電話機を一括して追加する際の短時間に限定してください。

    Cisco CTL クライアントで混合モードをクラスタ全体のセキュリティに設定すると、自動登録が自動的に無効になります。 自動登録を使用しながらセキュリティを設定する場合は、Cisco CTL クライアントを使用してクラスタ全体のセキュリティ モードを非セキュアに変更する必要があります。


    無許可の電話機がネットワークに接続することを防止するもう 1 つの方法では、911(緊急)と 0(オペレータ)コールだけを許可する Rogue デバイス プールの作成が必要となります。 このデバイス プールでは、電話機の登録が許可されますが、電話機は緊急コールとオペレータ コールしか行うことができません。 このデバイス プールにより、ネットワークに登録しようとして連続的にブートする電話機の無許可のアクセスが防止されます。

    自動登録を有効にする場合、新しい電話機をネットワークに接続したときに Cisco Unified Communications Manager が割り当てることができる電話番号の範囲を指定します。 新しい電話機がネットワークに接続されると、Cisco Unified Communications Manager は、指定範囲で次に使用できる電話番号を割り当てます。 電話機に自動登録で電話番号が割り当てられた後は、電話機を別の場所に移動してもその電話機の電話番号は変わりません。 自動登録電話番号をすべて使い切った場合は、以後 Cisco Unified Communications Manager に電話機を自動登録できなくなります。

    [自動登録Cisco Unified CMグループ(Auto-registration Cisco Unified Communications Manager Group)] チェックボックスがオンになっている Cisco Unified Communications Manager グループによって、電話機が自動登録に使用する Cisco Unified Communications Manager のリストが指定されます。 グループ内で少なくとも 1 つの Cisco Unified Communications Manager が選択されている必要があります。 また、選択されたリスト内の最初の Cisco Unified Communications Manager は、[Cisco Unified CMの設定(Cisco Unified Communications Manager Configuration)] ウィンドウで、[このCisco Unified CMでは自動登録は無効にする(Auto-registration Disabled on this Cisco Unified Communications Manager)] チェックボックスがオフになっている必要もあります。 この設定により、Cisco Unified Communications Manager が電話機からの自動登録要求を許可するようになります。

    新しい電話機は、[自動登録Cisco Unified CMグループ(Auto-registration Cisco Unified Communications Manager Group)] 設定値を使用可能に設定してある Cisco Unified Communications Manager グループ内のプライマリ Cisco Unified Communications Manager に自動登録されます。 そのプライマリ Cisco Unified Communications Manager は、自動登録されたそれぞれの電話機を、デバイス タイプに応じたデフォルトのデバイス プールに自動的に割り当てます。 自動登録された電話機は、その設定を更新して、別のデバイス プールや別の Cisco Unified Communications Manager に割り当てることができます。

    複数プロトコル サポートによる自動登録

    自動登録を行うと、未知の電話機がネットワークに参加することになります。 未知であるため、Cisco Unified Communications Manager には、それらの新しい電話機を SIP を実行する電話機と SCCP を実行する電話機のどちらとして登録すればよいのかがわかりません。そこで、システム管理者は Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、新しい電話機が自動登録に使用するデフォルト プロトコルを指定します。

    SIP と SCCP の両方をサポートするシスコ デバイス(Cisco Unified IP Phone 7905、7911、7912、7940、7941、7960、7961、7970、および 7971)は、Auto Registration Phone Protocol エンタープライズ パラメータで指定されたプロトコルで自動登録されます。 単一のプロトコルだけをサポートするシスコ デバイスは、Auto Registration Phone Protocol の設定に関係なく、そのプロトコルで自動登録されます。 たとえば、Cisco Unified IP Phone 7902 のみが SCCP をサポートしています。 Cisco Unified IP Phone 7902 は、自動登録を行う場合、Auto Registration Phone Protocol が [SIP] に設定されていても SCCP を使用します。


    (注)  


    自動登録を正しく機能させるためには、[デバイスのデフォルト設定(Device Defaults Configuration)] ウィンドウで SIP および SCCP に正しい電話機イメージ名が指定されている必要があります。


    プロトコルが混在する環境に電話機を展開するには、新しい混合電話機群を自動登録するときに追加手順を実行する必要があります。 最初の手順では、管理者は [エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウで Cisco Unified Communications Manager の Auto Registration Phone Protocol パラメータを [SCCP] に設定し、SCCP を実行するすべての電話機をインストールする必要があります。 2 番目の手順で、管理者は Auto Registration Phone Protocol パラメータを [SIP] に変更し、SIP を実行するすべての電話を自動登録する必要があります。