Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド、リリース 10.0(1)
電話機のエクスポート
電話機のエクスポート

電話機のエクスポート

この章では、エクスポート ユーティリティを使用して複数の Cisco Unified Communications Manager サーバ上のレコードを 1 台の Cisco Unified Communications Manager サーバにマージする方法について説明します。

電話機レコードのエクスポート

Cisco Unified Communications Manager サーバから別の Cisco Unified Communications Manager サーバにレコードを移動するには、電話機レコード エクスポート オプションを使用します。 エクスポートするのは、移動の対象となるレコードだけにしてください。 次のものをエクスポートできます。
  • 電話機レコード

  • ユーザ レコード

  • ユーザ デバイス プロファイル レコード

オプションで、テキスト エディタにより CSV ファイルを編集できます。 レコード形式は、そのファイル形式に指定された形式に従っている必要があります。 たとえば、電話機レコードは電話機のファイル形式に従っている必要があります。


注意    


CSV ファイルを編集するときは、十分に注意してください。 誤った形式でレコードを挿入すると、電話機が動作しない場合があります。


電話機レコードをエクスポートする場合、次の 2 つのファイル形式オプションから選択できます。

  • [固有の詳細(Specific Details)]:同様の設定の電話機の場合

  • [すべての詳細(All Details)]:パーティションやコーリング サーチ スペースが複数あるなど、回線設定の異なる電話機の場合

エクスポートされたレコードを挿入する準備ができたら、レコードの挿入順序が重要な意味を持ちます。 既存のユーザに対してデバイスが適切に関連付けられるように、ユーザ レコードを最初に挿入する必要があります。

  1. CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager サーバにアップロードします。

  2. ユーザ レコードを挿入します。

  3. 電話機レコードを挿入します。

  4. ユーザ デバイス プロファイル レコードを挿入します。

  5. ログ ファイルでエラーをチェックします。

エクスポートされる電話機レコードのフィールド

Default Phone ファイル形式でエクスポートされるフィールド

Default Phone ファイル形式でのエクスポートのオプションは、類似の設定を持つ電話機の電話機ファイル形式をエクスポートする場合に役立ちます。 Default Phone レコードは、定義済みのクエリーを使用してエクスポートされます。

次の表に、Default Phone ファイル形式を選択した場合にエクスポートされるフィールドを示します。

表 1 Default Phone ファイル形式でエクスポートされるフィールド

フィールドの種類

エクスポートされるフィールド

デバイス フィールド

[MACアドレス(MAC Address)]、[説明(Description)]、[ロケーション(Location)]

回線フィールド

[電話番号(Directory Number)]、[表示(Display)]、[回線のテキストラベル(Line Text Label)]、[話中転送(外部)(Forward Busy External)]、[話中転送(内部)(Forward Busy Internal)]、[無応答時転送(内部)(Forward No Answer Internal)]、[無応答時転送(外部)(Forward No Answer External)]、[カバレッジなし時転送(内部)(Forward No Coverage Internal)]、[カバレッジなし時転送(外部)(Forward No Coverage External)]、[コールピックアップグループ(Call Pickup Group)]

All Phone Details ファイル形式でエクスポートされるフィールド

All Phone Details オプションを使用して電話機レコードをエクスポートする場合は、特定モデルの電話機の電話機レコードをエクスポートすることになります。すべてのデバイス フィールド情報、各種の回線属性、および電話機に関連付けられているサービスがエクスポートされます。またはすべての電話機モデルを 1 つのファイルにエクスポートすることができます。 すべての電話機のタイプを 1 つのファイルにエクスポートするには、[デバイスタイプの選択(Select the Device Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [すべての電話タイプ(All Phone Types)] を選択します。 クエリーを使用してレコード数を制限することはできません。

次の表に、All Phone Details ファイル形式を選択した場合にエクスポートされるフィールドを示します。


(注)  


All Phone Details ファイル形式を使用してエクスポートする場合は、MAC アドレスではなくデバイス名が保存されます。


表 2 All Phone Details ファイル形式でエクスポートされるフィールド

フィールドの種類

エクスポートされるフィールド

デバイス フィールド

[デバイス名(Device Name)]、[説明(Description)]、[オーナーのユーザID(Owner User ID)]、[デバイスプール(Device Pool)]、[CSS]、[AAR CSS]、[メディアリソースグループリスト(Media Resource Group List)]、[ユーザ保留音源(User Hold Audio Source)]、[ネットワーク保留音源(Network Hold Audio Source)]、[ロケーション(Location)]、[ユーザロケール(User Locale)]、[ネットワークロケール(Network Locale)]、[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)]、[拡張モジュールタイプI(Expansion Module type I)]、[拡張モジュールタイプII(Expansion Module type II)]、[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)]、[電話ロード名(Phone Load Name)]、[モジュール1ロード名(Module 1 Load Name)]、[モジュール2ロード名(Module 2 Load Name)]、[ログインユーザID(Login User ID)]、[ビルトインブリッジ(Built in Bridge)]、[MLPP通知(MLPP Indication)]、[MLPPプリエンプション(MLPP Preemption)]、[MLPPドメイン(MLPP Domain)]、[ビデオコールをオーディオとして再試行(Retry Video Call as Audio)]、[プライバシ(Privacy)]、[セキュリティモード(Security Mode)]、[プレゼンテーションインジケータを無視(Ignore Presentation Indicators)]、[単一パケットキャプチャモード(Signal Packet Capture mode)]、[パケットキャプチャ時間(Packet Capture Duration)]、[証明書の操作(Certificate Operation)]、[認証モード(Authentication Mode)]、[認証文字列(Authentication String)]、[キーサイズ(ビット)(Key Size (bits))]、[操作の完了期限(Operation Completes By)]

モデル固有のデバイス フィールド

[情報(Information)]、[ディレクトリ(Directory)]、[メッセージ(Messages)]、[サービス(Services)]、[認証サーバ(Authentication Server)]、[プロキシサーバ(Proxy Server)]、[アイドル(Idle)]、[アイドルタイマー(Idle Timer)]、[エクステンションモビリティの有効化(Enable Extension Mobility)]、[ログアウトプロファイル(Logout Profile)]、[ログインユーザID(Login User ID)]、[ログイン時刻(Login Time)]、[ログアウト時刻(Logout Time)]、[プロダクト固有のXML(Product Specific XML)]

回線フィールド

[電話番号(Directory Number)]、[パーティション(Partition)]、[ボイスメールプロファイル(Voice Mail Profile)]、[回線CSS(Line CSS)]、[AARグループ(AAR Group)]、[回線ユーザ保留音源(Line User Hold Audio Source)]、[回線ネットワーク保留音源(Line Network Hold Audio Source)]、[自動応答(Auto Answer)]、[不在時ボイスメール転送(Forward All to Voice Mail)]、[不在転送の接続先(Forward All Destination)]、[不在転送CSS(Forward All CSS)]、[話中ボイスメール転送(外部)(Forward Busy External to Voice Mail)]、[話中転送の接続先(外部)(Forward Busy External Destination)]、[話中転送CSS(外部)(Forward Busy External CSS)]、[無応答時ボイスメール転送(外部)(Forward No Answer External to Voice Mail)]、[無応答時転送の接続先(外部)(Forward No Answer External Destination)]、[無応答時転送CSS(外部)(Forward No Answer External CSS)]、[障害時ボイスメール転送(Forward On Failure to Voice Mail)]、[障害時転送の接続先(Forward On Failure Destination)]、[障害時転送CSS(Forward On Failure CSS)]、[コールピックアップグループ(Call pickup group)]、[話中ボイスメール転送(内部)(Forward Busy Internal to Voice Mail)]、[話中転送の接続先(内部)(Forward Busy Internal Destination)]、[話中転送CSS(内部)(Forward Busy Internal CSS)]、[無応答時ボイスメール転送(内部)(Forward No Answer Internal to Voice Mail)]、[無応答時転送の接続先(内部)(Forward No Answer Internal Destination)]、[無応答時転送CSS(内部)(Forward No Answer Internal CSS)]、[カバレッジなし時ボイスメール転送(外部)(Forward No Call Coverage External to Voice Mail)]、[カバレッジなし時転送の接続先(外部)(Forward No Call Coverage External Destination)]、[カバレッジなし時転送CSS(外部)(Forward No Call Coverage External CSS)]、[カバレッジなし時ボイスメール転送(内部)(Forward No Call Coverage Internal to Voice Mail)]、[カバレッジなし時転送の接続先(内部)(Forward No Call Coverage Internal Destination)]、[カバレッジなし時転送CSS(内部)(Forward No Call Coverage Internal CSS)]、[表示(Display)]、[外線電話番号マスク(External Phone Number Mask)]、[メッセージ受信ランプポリシー(Message Waiting Lamp Policy)]、[呼出音設定(アイドルのとき)(Ring Setting When Idle)]、[回線のテキストラベル(Line Text Label)]、[呼出音設定(アクティブのとき)(Ring Setting When Active)]、[無応答時の呼び出し時間(No Answer Ring Duration)]、[MLPP転送接続先(MLPP Target Destination)]、[MLPPコーリングサーチスペース(MLPP Calling Search Space)]、[MLPP無応答時の呼び出し時間(MLPP No Answer Ring Duration)]、[最大コール数(Max Num Calls)]、[ビジートリガー(Busy Trigger)]、[コール情報表示マスク(Call Info Display Mask)]、[呼び出し表示(Alerting Name)]

ユーザ フィールド

[ユーザID(User ID)]

スピード ダイヤル

[スピードダイヤル番号(Speed Dial Number)]、[スピードダイヤルラベル(Speed Dial Label)]

サービス

[サービス名(Service Name)]、[登録済みサービス名(Subscribed Service Name)]、[パラメータ名(Parameter Name)]、[パラメータ値(Parameter Value)]

電話機レコードのエクスポート

Cisco Unified Communications Manager データベースから電話機レコードをエクスポートできます。 電話機レコードをエクスポートしたら、[一括管理(Bulk Administration)] メニューの [ファイルのアップロード/ダウンロード(Upload/Download Files)] オプションを使用して、エクスポートしたファイルを検索およびダウンロードすることができます。

手順
    ステップ 1   次のいずれかのオプションを選択します。
    • [一括管理(Bulk Administration)] > [電話(Phones)] > [電話のエクスポート(Export Phones)] > [固有の詳細(Specific Details)] の順に選択します。 [電話エクスポートクエリー(Export Phones Query)] ウィンドウが表示されます。
    • [一括管理(Bulk Administration)] > [電話(Phones)] > [電話のエクスポート(Export Phones)] > [すべての詳細(All Details)] の順に選択します。 [電話のエクスポート(Export Phones Configuration)] ウィンドウが表示されます。
    ステップ 2   [すべての詳細(All Details)] オプションを選択した場合は、[デバイスタイプ(Device Type)] ドロップダウン リスト ボックスでデバイスの種類または特定のモデルを選択します。 ステップ 4に進みます。 この形式でエクスポートされるフィールドの一覧は、表 1 を参照してください。
    ステップ 3   [固有の詳細(Specific Details)] では、エクスポートする電話機セットを選択することによりエクスポート ファイルをカスタマイズできますが、電話機の詳細は設定できません。
    1. 最初の [検索対象:電話、検索条件:(Find Phone where)] ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。
      • [デバイス名(Device Name)]
      • [説明(Description)]
      • [電話番号(Directory Number)]
      • [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]
      • [デバイスプール(Device Pool)]
      • [コールピックアップグループ(Call Pickup Group)]
      • [LSCステータス(LSC Status)]
      • [認証文字列(Authentication String)]
      • [セキュリティプロファイル(Security Profile)]
    2. 2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。
      • [が次の文字列で始まる(begins with)]
      • [が次の文字列を含む(contains)]
      • [が次の文字列と等しい(is exactly)]
      • [が次の文字列で終わる(ends with)]
      • [が空である(is empty)]
      • [が空ではない(is not empty)]
    3. 検索フィールドまたはリスト ボックスで、検索する値(たとえば、デバイス名)を選択するか、入力します。
    4. 複数のフィルタを追加するには、[絞り込み(Search Within Results)] チェックボックスをオンにして [AND] または [OR] を選択します。クエリーをさらに定義するには、3.a3.c を繰り返します。
    5. [検索(Find)] をクリックします。 検索結果が表示されます。
    6. [次へ(Next)] をクリックします。 [電話のエクスポート(Export Phones Configuration)] ウィンドウが表示されます。
    7. [ファイル形式(File Format)] ドロップダウン リスト ボックスで電話機のファイル形式を選択します。
    ステップ 4   [ファイル名(File Name)] テキスト ボックスにエクスポート ファイル名を入力します。
    ステップ 5   [ジョブ情報(Job Information)] 領域に、ジョブの説明を入力します。
    ステップ 6   エクスポートの方法を選択します。 次のいずれかを実行します。
    1. 電話機レコードをすぐにエクスポートする場合は、[今すぐ実行(Run Immediately)] をクリックします。
    2. 後でエクスポートする場合は、[後で実行(Run Later)] をクリックします。
    ステップ 7   [送信(Submit)] をクリックして、電話機レコードをエクスポートするジョブを作成します。 このジョブのスケジュールやアクティブ化を行うには、[一括管理(Bulk Administration)] メイン メニューの [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] オプションを使用します。

    複数のユーザを持つ電話機のエクスポートまたはインポート

    エクスポート ファイル名には、タイムスタンプのサフィックスが付加されます。 電話機をエクスポートするジョブが反復的にスケジュールされている場合、情報は同じファイル名でエクスポートされますが、タイムスタンプが異なります。

    複数ユーザを持つ電話機が含まれたエクスポート ファイルをインポートすると、すべてのユーザが同じレコードにエクスポートされます。