Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 10.0(1)
UC サービスの設定
UC サービスの設定

UC サービスの設定

この章では、Unified Communications(UC)サービスの設定に関する情報を提供します。

UC サービスの設定の概要

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を使用して、ボイスメール、会議、CTI、IM and Presence などのユニファイド コミュニケーション(UC)サービスを設定します。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [UCサービス(UC Service)] ウィンドウを使用すると、UC サービスに関する情報を追加、検索、表示、および保守することができます。 UC サービスは、エンド ユーザに関連付けられたサービス プロファイルに分類できます。 エンド ユーザにサービス プロファイルを割り当てると、エンド ユーザのクライアントで、このプロファイルをダウンロードして、設定済みの UC サービスとシームレスに統合できるようになります。

以下の UC サービスを設定できます。

  • ボイスメール

  • メールストア

  • 会議

  • ディレクトリ

  • IM and Presence

  • CTI

UC サービスの設定に関するヒント

  • UC サービス用のポート値は、サーバ上で使用可能なポートと同じにする必要があります。 他のサービスと競合している場合のみ、ポート番号を変更してください。

  • Cisco Unity と Cisco Unity Connection 用のボイスメール転送プロトコルとして HTTPS を使用することを推奨します。

ボイスメール サービスの追加

手順
    ステップ 1   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を選択します。
    ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
    ステップ 3   [UCサービスタイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [ボイスメール(Voicemail)] を選択します。
    ステップ 4   以下のフィールドにボイスメール設定値を入力します。
    表 1 ボイスメール設定値

    フィールド

    説明

    [製品のタイプ(Product Type)]

    製品タイプを選択します。 使用可能なオプションは [Unity] と [Unity Connection] です。

    デフォルト設定:[Unity]

    [名前(Name)]

    ボイスメール サービスの名前を入力します。 わかりやすく識別しやすい名前にすることを推奨します。

    最大文字数:50(ASCII のみ)

    [説明(Description)]

    (オプション)ボイスメール サービスを区別しやすくするための説明を入力します。 説明は必要に応じて変更できます。

    最大文字数:100

    [ホスト名/IPアドレス(Hostname/IP Address)]

    ボイスメール サービスのアドレスを、次のいずれかの形式で入力します。

    • ホスト名
    • IP アドレス
    • 完全修飾ドメイン名(FQDN)

    このフィールドは、関連付けられているボイスメール サービスのホスト名、IP アドレス、または FQDN と完全に一致する必要があります。 ボイスメール サービスのホスト名または IP アドレスが変更された場合は、それに応じてこのフィールドの値を変更してください。

    [ポート(Port)]

    ボイスメール サービスと接続するポートを入力します。

    デフォルトのポート:443

    このフィールドの値は、ボイスメール サービスに使用可能なポートと一致する必要があります。 他のサービスと競合している場合のみ、ポート番号を変更してください。

    [プロトコル(Protocol)]

    ボイスメール メッセージを安全にルーティングするためのプロトコルを選択します。

    使用可能なオプション:[HTTP]、[HTTPS]

    デフォルト設定:[HTTPS]
    ヒント    Cisco Unity サーバと Cisco Unity Connection サーバ用のボイスメール転送プロトコルとして [HTTPS] を使用することをお勧めします。 ネットワーク設定で [HTTPS] がサポートされない場合にのみ [HTTP] に変更してください。
    ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

    「追加に成功(Add Successful)」メッセージが表示され、ボイスメール サービスが Unified CM データベースに作成されます。


    次の作業

    メールストア サービスの追加

    メールストア サービスの追加

    Cisco Jabber クライアントでは、ビジュアル ボイスメール機能にメールストア サービスを利用します。

    手順
      ステップ 1   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を選択します。
      ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
      ステップ 3   [UCサービスタイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [メールストア(Mailstore)] を選択します。
      ステップ 4   以下のフィールドにメールストア設定値を入力します。
      表 2 メールストア設定値

      フィールド

      説明

      [UCサービスタイプ(UC Service Type)]

      メールストアとして UC サービス タイプを設定します。

      [製品のタイプ(Product Type)]

      Exchange として製品のタイプを設定します。

      [名前(Name)]

      メールストア サービスの名前を入力します。 わかりやすく識別しやすい名前にすることを推奨します。

      最大文字数:50(ASCII のみ)

      [説明(Description)]

      (オプション)メールストア サービスを区別しやすくするための説明を入力します。 説明は必要に応じて変更できます。

      [ホスト名/IPアドレス(Hostname/IP Address)]

      メールストア サービスのアドレスを、次のいずれかの形式で入力します。

      • ホスト名
      • IP アドレス
      • FQDN

      このフィールドは、関連付けられているメールストア サービスのホスト名、IP アドレス、または FQDN と完全に一致する必要があります。 メールストア サービスのアドレスが変更された場合は、それに応じてこのフィールドの値を変更してください。

      (注)      Cisco Unity では、Microsoft Exchange サーバでのメッセージ保存用にサブスクライバ メールボックスが作成されます。
      (注)      通常、Cisco Unity Connection はメールストア サービスを提供し、同じサーバ上でメールストア サービスをホストします。

      [ポート(Port)]

      サービス用に設定するポート番号を指定します。

      デフォルト ポート:143

      使用できる値:1 ~ 65535

      (注)     

      Cisco Unity Connection を使用したセキュア ボイスメッセージングの場合は、ポート 7993 を使用してください。

      (注)     

      この値は、メールストア サービスで使用可能なポートと同じにする必要があります。 他のサービスと競合している場合のみ、ポート番号を変更してください。

      [プロトコル(Protocol)]

      Cisco Jabber クライアントがこのサービスに接続するときに使用するプロトコルを選択します。

      使用できるオプション:[TCP]、[SSL]、[TLS]、[UDP]

      デフォルト設定:[TCP]。これは、最もよく使用されるネットワーク設定です。 配置、Unified CM の設定、およびセキュリティ上のニーズに合わせて、この設定を変更します。

      (注)      Cisco Unity Connection を使用したセキュア ボイスメッセージングの場合は、TLS を使用してください。
      ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

      「追加に成功(Add Successful)」メッセージが表示され、メールストア サービスが Unified CM データベースに作成されます。


      次の作業

      他の UC サービスを追加します。

      サービス プロファイルを追加します。

      サービス プロファイル内の UC サービスをエンド ユーザに関連付けます。

      会議サービスの追加

      手順
        ステップ 1   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を選択します。
        ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
        ステップ 3   [UCサービスタイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [会議(Conferencing)] を選択します。
        ステップ 4   以下のフィールドに会議設定値を入力します。

        フィールド

        説明

        [UCサービスタイプ(UC Service Type)]

        UC サービス タイプとして会議を指定します。

        [製品のタイプ(Product Type)]

        ネットワーク設定に適用される製品タイプを選択します。

        使用可能なオプション:[MeetingPlace Classic]、[MeetingPlace Express]、[WebEx]

        [名前(Name)]

        会議サービスの名前を入力します。 わかりやすく識別しやすい名前にすることを推奨します。

        最大文字数:50(ASCII のみ)

        [説明(Description)]

        (オプション)ディレクトリ サービスを区別しやすくするための説明を入力します。 説明は必要に応じて変更できます。

        [ホスト名/IPアドレス(Hostname/IP Address)]

        会議サービスのアドレスを、次のいずれかの形式で入力します。

        • ホスト名
        • IP アドレス
        • FQDN

        このフィールドは、関連付けられたディレクトリ サービスのホスト名、IP アドレス、または FQDN と完全に一致している必要があります。 ディレクトリ サービスのアドレスが変更された場合は、それに応じてこのフィールドの値を変更してください。

        使用できる文字:英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~9)、ピリオド(.)、バックスラッシュ(\)、ダッシュ(-)、アンダースコア(_)

        [ポート(Port)]

        ユーザが Web 会議にログインするときに会議サービスに接続できるように、会議サービスのポートを入力します。

        デフォルト ポート:80

        使用できる値:1 ~ 65535

        (注)     

        HTTP 通信にはポート 80 を、HTTPS 通信にはポート 443 を使用します。

        (注)     

        この値は、会議サービスに使用可能なポートと一致する必要があります。 他のサービスと競合している場合のみ、ポート番号を変更してください。

        [プロトコル(Protocol)]

        Web 会議通信をルートするプロトコルを選択します。

        使用可能なオプション:[HTTP]、[HTTPS]

        デフォルト設定:[HTTP]。 ネットワークの設定、IM and Presence の設定、およびセキュリティ上のニーズに合わせて、次のようにこの設定を変更します。

        [HTTP]

        サーバ、Cisco Jabber、およびブラウザとの間でデータを転送するための標準の方法としてハイパーテキスト転送プロトコルを選択します。 このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace または Cisco Unified MeetingPlace Express サーバで SSL が有効になっていない場合に選択します。

        [HTTPS]

        サーバ、Cisco Jabber、およびブラウザとの間でデータを安全に転送するための方法として Hypertext Transfer Protocol over SSL を選択します。 このオプションは、Unified MeetingPlace サーバまたは Unified MeetingPlace Express サーバで SSL が有効になっている場合に選択します。

        ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

        「追加に成功(Add Successful)」メッセージが表示され、Unified CM データベースに会議サービスが作成されます。


        次の作業

        他の UC サービスを追加します。

        サービス プロファイルを追加します。

        サービス プロファイル内の UC サービスをエンド ユーザに関連付けます。

        ディレクトリ サービスの追加

        手順
          ステップ 1   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を選択します。
          ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
          ステップ 3   [UCサービスタイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [ディレクトリ(Directory)] を選択します。
          ステップ 4   以下のフィールドにディレクトリ設定値を入力します。

          フィールド

          説明

          [UCサービスタイプ(UC Service Type)]

          UC サービス タイプとしてディレクトリを指定します。

          [製品のタイプ(Product Type)]

          サポートされているディレクトリ製品タイプをこのリストから選択します。これはネットワーク設定に適用されます。

          使用できるオプション:[ディレクトリ(Directory)]、[拡張ディレクトリ(Enhanced Directory)]

          デフォルト設定:[ディレクトリ(Directory)]

          [名前(Name)]

          ディレクトリ サービスの名前を入力します。 わかりやすく識別しやすい名前にすることを推奨します。

          最大文字数:50(ASCII のみ)

          使用できる値:引用符(")、山カッコ(<>)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、およびパーセント記号(%)以外のすべての文字

          [説明(Description)]

          (オプション)ディレクトリ サービスを区別しやすくするための説明を入力します。 説明は必要に応じて変更できます。

          使用できる値:引用符(")、山カッコ(<>)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、およびパーセント記号(%)以外のすべての文字

          [ホスト名/IPアドレス(Hostname/IP Address)]

          ディレクトリ サービスのアドレスを、次のいずれかの形式で入力します。

          • ホスト名
          • IP アドレス
          • FQDN

          このフィールドは、関連付けられているディレクトリ サービスのホスト名、IP アドレス、または FQDN と完全に一致する必要があります。 ディレクトリ サービスのアドレスが変更された場合は、それに応じてこのフィールドの値を変更してください。

          使用できる値:英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~9)、ピリオド(.)、バックスラッシュ(\)、ダッシュ(-)、アンダースコア(_)

          [ポート(Port)]

          ディレクトリ サービスのポートを入力します。

          デフォルト ポート:389

          使用できる値:1 ~ 65535

          (注)     

          この値は、ディレクトリ サービスに使用可能なポートと一致する必要があります。 他のサービスと競合している場合のみ、ポート番号を変更してください。

          [プロトコル(Protocol)]

          ディレクトリ サービスと Cisco Jabber クライアント間の通信をルーティングするためのプロトコルを選択します。

          使用できるオプション:[TCP]、[UDP]、[TLS]

          デフォルト設定:[TCP]。 これは、最もよく使用されるネットワーク設定です。 ネットワーク設定、Unified CM の設定、およびセキュリティ上のニーズに合わせて、この設定を変更します。

          ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

          「追加に成功(Add Successful)」メッセージが表示され、ディレクトリ サービスが Unified CM データベースに作成されます。


          次の作業

          他の UC サービスを追加します。

          サービス プロファイルを追加します。

          サービス プロファイル内の UC サービスをエンド ユーザに関連付けます。

          IM and Presence サービスの追加

          手順
            ステップ 1   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を選択します。
            ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
            ステップ 3   [UCサービスタイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [IM and Presence] を選択します。
            ステップ 4   以下のフィールドに IM and Presence の設定値を入力します。
            表 3 IM and Presence の設定値

            フィールド

            説明

            [UCサービスタイプ(UC Service Type)]

            UC サービス タイプとして IM and Presence を指定します。

            [製品のタイプ(Product Type)]

            サポートされている IM and Presence 製品タイプをこのリストから選択します。これはネットワーク設定に適用されます。

            使用できるオプション:[Unified CM (IM and Presence)]、[WebEx (IM and Presence)]

            デフォルト設定:[Unified CM (IM and Presence)]

            [名前(Name)]

            IM and Presence サービスの名前を入力します。 わかりやすく識別しやすい名前にすることを推奨します。

            最大文字数:50(ASCII のみ)

            [説明(Description)]

            (オプション)IM and Presence サービスを区別しやすくするための説明を入力します。 説明は必要に応じて変更できます。

            [ホスト名/IPアドレス(Hostname/IP Address)]

            IM and Presence サービスのアドレスを、次のいずれかの形式で入力します。

            • ホスト名
            • IP アドレス
            • DNS SRV

            使用できる値:英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~9)、ピリオド(.)、バックスラッシュ(\)、ダッシュ(-)、アンダースコア(_)

            (注)     

            このフィールドの値は、関連付けられている IM and Presence サービスのホスト名、IP アドレス、または DNS SRV と完全に一致する必要があります。 IM and Presence サービスのアドレスが変更された場合は、それに応じてこのフィールドの値を変更してください。

            ヒント   

            ユーザに適した IM and Presence サービスをクライアントが見つけやすい DNS SRV を推奨します。

            ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

            「追加に成功(Add Successful)」メッセージが表示され、IM and Presence サービスが Unified CM データベースに作成されます。


            次の作業

            他の UC サービスを追加します。

            サービス プロファイルを追加します。

            サービス プロファイル内の UC サービスをエンド ユーザに関連付けます。

            CTI サービスの追加

            ソフト クライアントでは、デスク電話の制御に CTI サービスを使用します。

            手順
              ステップ 1   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UCサービス(UC Service)] を選択します。
              ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
              ステップ 3   [UCサービスタイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [CTI] を選択します。
              ステップ 4   以下のフィールドにコンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)設定値を入力します。

              フィールド

              説明

              [UCサービスタイプ(UC Service Type)]

              UC サービス タイプとして CTI を指定します。

              [製品のタイプ(Product Type)]

              製品タイプとして CTI を指定します。

              [名前(Name)]

              CTI サービスの名前を入力します。 わかりやすく識別しやすい名前にすることを推奨します。

              最大文字数:50(ASCII のみ)

              [説明(Description)]

              (オプション)複数の CTI サービスを設定した場合に、それぞれのサービスを区別しやすくする説明を入力します。 説明は必要に応じて変更できます。

              [ホスト名/IPアドレス(Hostname/IP Address)]

              CTI サービスのアドレスを、次のいずれかの形式で入力します。

              • ホスト名
              • IP アドレス
              • FQDN

              このフィールドは、関連付けられている CTI サービスのホスト名、IP アドレス、または FQDN と完全に一致する必要があります。 CTI サービスのアドレスが変更された場合は、それに応じてこのフィールドの値を変更してください。

              [ポート(Port)]

              CTI サービスのポートを入力します。

              デフォルトのポート:2748

              使用できるポート:1 ~ 65535

              (注)     

              この値は、CTI サービスに使用可能なポートと一致する必要があります。 他のサービスと競合している場合のみ、ポート番号を変更してください。

              [プロトコル(Protocol)]

              デフォルト プロトコルとして TCP を指定します。

              ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

              「追加に成功(Add Successful)」メッセージが表示され、CTI サービスが Unified CM データベースに作成されます。


              次の作業

              他の UC サービスを追加します。

              サービス プロファイルを追加します。

              サービス プロファイル内の UC サービスをエンド ユーザに関連付けます。