Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 10.0(1)
プレゼンス冗長グループの設定
プレゼンス冗長グループの設定

プレゼンス冗長グループの設定

この章では、クラスタ内の IM and Presence サービス ノードのプレゼンス冗長グループの設定について説明します。

プレゼンス冗長グループの設定の概要

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[システム(System)] > [プレゼンス冗長グループ(Presence Redundancy Groups)] メニュー パスを使用して、同じクラスタの 2 つの IM and Presence サービスノードから構成されるプレゼンス冗長グループを作成します。

プレゼンス冗長グループのハイ アベイラビリティを有効にする方法、または手動フェールオーバー、フォールバック、およびリカバリの開始方法については、Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。

プレゼンス冗長グループと高可用性

プレゼンス冗長グループは、同じクラスタの 2 つ以上の IM and Presence サービス ノードから構成され、IM and Presence サービスのクライアントとアプリケーションに冗長化とリカバリを提供します。 Cisco Unified CMの管理ページを使用して、ノードをプレゼンス冗長グループに割り当て、高可用性を有効化します。
  • フェールオーバー:プレゼンス冗長グループ内の IM and Presence サービス ノード上で 1 つ以上の重要なサービスに障害が発生した場合、またはグループ内のノードに障害が発生した場合、プレゼンス冗長グループ内で行われます。 クライアントは自動的に、そのグループ内の別の IM and Presence サービス ノードに接続します。

  • フォールバック:以下のいずれかの状況で、フォールバック コマンドがコマンドライン インターフェイス(CLI)または Cisco Unified Communications Manager から発行されると行われます。

    • 障害の発生した IM and Presence サービス ノードがサービスを再開し、すべての重要なサービスが実行している場合。 サービスが再開されると、グループ内のフェールオーバーしていたクライアントは回復したノードに再接続されます。

    • 致命的なサービスの不具合のために、アクティブ化されていたバックアップ IM and Presence サービス ノードで障害が発生し、ピア ノードがフェールオーバー状態で、自動回復フォールバックをサポートしている場合。

たとえば、ローカルの IM and Presence サービス ノードのサービスまたはハードウェアで障害が発生した場合、Cisco Jabber クライアントは、プレゼンス冗長グループを使用してバックアップ用 IM and Presence サービス ノードにフェールオーバーします。 障害が発生したノードがオンラインに戻ると、クライアントは自動的にローカルの IM and Presence サービス ノードに再接続します。 障害の発生したノードがオンラインに戻ったときに、自動フォールバック オプションを設定していない場合は、手動のフォールバック操作を行う必要があります。

プレゼンス冗長グループで、IM and Presence サービス ノードのノード フェールオーバー、フォールバック、およびリカバリを手動で開始できます。 自動フォールバック オプションを設定していない場合は、手動のフォールバック操作を行う必要があります。

プレゼンス冗長グループとハイ アベイラビリティの考慮事項

プレゼンス冗長グループの相互運用と制限

Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用してプレゼンス冗長グループの設定を行う場合の考慮点は、次のとおりです。

  • 各プレゼンス冗長グループには、少なくとも 1 つの IM and Presence サービス ノードが割り当てられている必要があり、それぞれが最大 2 つの IM and Presence サービス ノードをサポートできます。

  • IM and Presence サービス ノードは、1 つのプレゼンス冗長グループにのみ割り当て可能です。

  • プレゼンス冗長グループの両方のノードが、同一バージョンの IM and Presence サービス ソフトウェアを実行する必要があります。

  • プレゼンス冗長グループの両方のノードが同一クラスタ上にあり、同じ IM and Presence サービス データベース パブリッシャ ノードを持つ必要があります。

  • IM and Presence ノードを、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ ノードと同じ場所に設置する必要はありません。

  • WAN 配置の場合、各 IM and Presence クラスタに対して最低 10 メガビット/秒の専用帯域幅と、80 ミリ秒以下のラウンドトリップ遅延が必要です。 この推奨帯域幅よりも小さい帯域幅では、パフォーマンスに悪い影響を及ぼす可能性があります。

  • Cisco Jabber クライアントは、IM and Presence サービス ノードに対してローカルまたはリモートに設定できます。

プレゼンス冗長グループの設定値

以下の表では、プレゼンス冗長グループの設定値について説明します。

表 1 プレゼンス冗長グループの設定値

フィールド

説明

   

[ステータス(Status)]

プレゼンス冗長グループに対する保存、削除、フェールオーバー、フォールバック、および回復操作の成功および失敗メッセージが表示されます。

[プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)]

[名前(Name)]

プレゼンス冗長グループの名前を、ダッシュ(-)およびアンダースコア(_)を含む最大 128 字の英数字で入力します。

[説明(Description)]

(オプション)プレゼンス冗長グループの説明を、記号を含む最大 128 字の英数字で入力しますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、スラッシュ(\)、山カッコ(<>)は使用できません。

[プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)]

[プレゼンスサーバ(Presence Server)]*

このフィールドは、プレゼンス冗長グループのメンバーである選択された IM and Presence サービス ノードの FQDN、ホスト名、または IP アドレスを表示します。 プレゼンス冗長グループを作成するには、少なくとも 1 つのノードを選択する必要があります。 この最初の [プレゼンスサーバ(Presence Server)] フィールドは、入力する必要がある必須フィールドです。

使用可能なノードのドロップダウン リストを展開するには、矢印をクリックし、上下の矢印を使用してリスト内を移動します。 使用可能でまだプレゼンス冗長グループに含まれていない IM and Presence サービス ノードのみがリストに表示されます。 リストに表示する前に、IM and Presence サービス サーバをインストールする必要もあります。

(注)     

IM and Presence サービス データベース パブリッシャ ノードは、DefaultCUPSubcluster グループに自動的に割り当てられます。

[プレゼンス サーバ(Presence Server)]

このフィールドは、プレゼンス冗長グループのメンバーである選択された IM and Presence サービス ノードのホスト名または IP アドレスを表示します。 1 つのプレゼンス冗長グループに最大 2 つの IM and Presence サービス ノードを設定できます。

使用可能なノードのドロップダウン リストを展開するには、矢印をクリックし、上下の矢印を使用してリスト内を移動します。 使用可能でまだプレゼンス冗長グループに含まれていない IM and Presence サービス ノードのみがリストに表示されます。 リストに表示する前に、IM and Presence サービス サーバをインストールする必要もあります。

(注)     

IM and Presence サービス データベース パブリッシャ ノードは、DefaultCUPSubcluster グループに自動的に割り当てられます。

[ハイアベイラビリティ(High Availability)]

[ハイアベイラビリティを有効にする(Enable High Availability)]

このチェックボックスは、オンになっている場合、このプレゼンス冗長グループのハイ アベイラビリティが有効であることを示します。 このグループのハイ アベイラビリティを無効にするには、このチェックボックスをオフにします。

[モニタ対象サーバ(Monitored Server)]

このプレゼンス冗長グループのメンバー ノードのホスト名または IP アドレスを一覧表示します。

[割り当て済みユーザ(Assigned Users)]

この IM and Presence サービス ノードに割り当てられているユーザの数を表示します。

[アクティブ ユーザ(Active Users)]

特定のハイ アベイラビリティ状態で IM and Presence サービス ノードをホームにするユーザの数が表示されます。 この数は、冗長グループでハイ アベイラビリティ イベントが発生した場合にのみ変わります。 「正常」状態では、アクティブ ユーザは割り当てられているユーザの数と等しくなります。

[サーバの状態(Server State)]

IM and Presence サービス サーバの現在の状態です。 プレゼンス冗長グループ ノードの状態の詳細については、ノード状態の定義、原因、推奨処置に関するトピックを参照してください。

[理由(Reason)]

IM and Presence サービス サーバの現在の状態の理由です。 プレゼンス冗長グループ ノードの状態の詳細については、ノード状態の定義、原因、推奨処置に関するトピックを参照してください。

[サーバアクション(ServerAction)]

サーバが「正常」状態である場合、[フェールオーバー(Failover)] ボタンが表示されます。

サーバが「アイドル」または「フェールオーバー完了」状態である場合、[フォールバック(Fallback)] ボタンが表示されます。

[回復(Recover)]

両方のサーバが失敗状態である場合、[回復(Recover)] ボタンが使用可能になります。

[保存(Save)]

現在の設定を含むプレゼンス冗長グループを保存する場合にクリックします。

[削除(Delete)]

プレゼンス冗長グループが削除する場合にクリックします。

[新規追加(Add New)]

新しいプレゼンス冗長グループを作成する場合にクリックします。

プレゼンス冗長グループの設定

Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、IM and Presence サービス ノードをプレゼンス冗長グループに割り当てます。 IM and Presence サービス ノードは、1 つのプレゼンス冗長グループにのみ割り当て可能です。 ハイ アベイラビリティを実現するには、同じクラスタからの 2 つのノードをプレゼンス冗長グループに割り当て、そのグループのハイ アベイラビリテを有効にする必要があります。

はじめる前に
  • ハイ アベイラビリティを実現するには、同じクラスタ上に少なくとも 2 つの IM and Presence サービス ノードを設定する必要があります。

  • 両方のノードをプレゼンス冗長グループに割り当てる前に、重要なサービスがそれらのノード上で実行されていることを確認します。 [サーバ(Server)] ウィンドウから、IM and Presence サービスのサーバ ステータスを確認できます。 1 つ以上の重要なサービスが実行されておらず、かつプレゼンス冗長グループの [ハイアベイラビリティを有効にする(Enable High Availability)] チェック ボックスがオンになっていた場合、ノードが直ちにフェールオーバーされます。 1 つ以上の重要なサービスがいずれかのノードで実行されておらず、かつ他のノード上ですべての重要なサービスが実行されている場合、ハイ アベイラビリティを有効にしたプレゼンス冗長グループを設定するとすぐに、クラスタが失敗状態になります。

  • ワイドエリア ネットワーク(WAN)を使用した配置の場合、各 IM and Presence クラスタに対して最低 10 メガビット/秒の専用帯域幅と、80 ミリ秒以下のラウンドトリップ遅延が必要です。 この推奨帯域幅よりも小さい帯域幅では、パフォーマンスに悪い影響を及ぼす可能性があります。

手順
    ステップ 1   [システム(System)] > [プレゼンス冗長グループ(Presence Redundancy Groups)] を選択します。

    [プレゼンス冗長グループの検索/一覧表示(Find and List Presence Redundancy Groups)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 2   [新規追加(Add New)] をクリックします。

    [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 3   [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] パネルで、次の操作を実行します。
    1. [名前(Name)] フィールドに、プレゼンス冗長グループの一意の名前を入力します。 アンダースコア(_)とダッシュ(-)を含む最大 128 字の英数字を入力できます。
    2. 任意: [説明(Description)] フィールドに、グループの説明を入力します。 記号を含む最大 128 字の英数字を入力できますが、、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、スラッシュ(\)、山カッコ(<>)は使用できません。
    3. [プレゼンスサーバ(Presence Server)] フィールドで、2 つの異なる IM and Presence サービス ノードを選択してグループに割り当てます。

      [プレゼンスサーバ(Presence Server)] フィールドには、インストール済みで未割り当てのサーバのみが表示されます。

    (注)     

    (オプション)[ハイ アベイラビリティの有効化(Enable High Availability)] チェック ボックスをオンにして、プレゼンス冗長グループのハイ アベイラビリティを有効にすることができます。 詳細については、ハイ アベイラビリティの有効化に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 4   [保存(Save)] をクリックします。

    ハイ アベイラビリティの有効/無効化

    2 つの IM and Presence Service ノードが割り当てられているプレゼンス冗長グループに対してハイ アベイラビリティを有効化するには、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用してください。 ハイ アベイラビリティ キャパシティ内でプレゼンス冗長グループを操作するには、ハイ アベイラビリティを手動で有効化する必要があります。


    注意    


    プレゼンス冗長グループに対してハイ アベイラビリティを無効化すると、その IM and Presence Service ノード上のユーザに対するフェールオーバー保護がなくなります。


    はじめる前に
    • プレゼンス冗長グループに対してハイ アベイラビリティを有効化できるのは、IM and Presence Service クラスタ内でレプリケーションが設定され、すべての重要なサービスが実行中の場合のみです。

    • プレゼンス冗長グループ内の最低 1 つのノード上で重要なサービスが実行中であることを確認してから、プレゼンス冗長グループでハイ アベイラビリティを有効化してください。 いずれかのノードで重要なサービスが実行されていないと、ハイ アベイラビリティを有効化したときにプレゼンス冗長グループが「失敗(Failed)」状態になります。 1 つのノード上のみで重要なサービスがダウンしていると、ハイ アベイラビリティを有効化したときに、そのノードがもう一方のノードにフェールオーバーします。 特定の実装に対する重要なサービスの詳細については、Cisco.com にある『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

    • プレゼンス冗長グループでハイ アベイラビリティを無効化することで、プレゼンス冗長グループ内の 2 つのノードを独立したノードとして動作させることができます。 いずれかのノードがフェールオーバーの状態([フェールオーバー(Failed Over)] や [失敗(Failed)])であるときにプレゼンス冗長グループでハイ アベイラビリティを無効にすると、失敗したノード上のユーザはバックアップ ノードに誘導されます。 IM and Presence ではそのユーザをプライマリ ノードに戻さないため、ユーザはバックアップ ノードに留まります。

    注意    


    IM and Presence Service クラスタでのレプリケーションのセットアップおよび、すべての重要なサービスが実行されていることの確認に失敗すると、プレゼンス冗長グループに対してハイ アベイラビリティを有効化した直後にフェールオーバーが発生する可能性があります。


    手順
      ステップ 1   [システム(System)] > [プレゼンス冗長グループ(Presence Redundancy Groups)] を選択します。

      [プレゼンス冗長グループの検索/一覧表示(Find and List Presence Redundancy Groups)] ウィンドウが表示されます。

      ステップ 2   プレゼンス冗長グループの検索パラメータを選択して、[検索(Find)] をクリックします。

      一致したレコードが表示されます。

      ステップ 3   [プレゼンス冗長グループの検索/一覧表示(Find and List Presence Redundancy Groups)] ウィンドウに一覧表示されたプレゼンス冗長グループを選択します。

      [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウが表示されます。

      ステップ 4   次のいずれかの操作を実行します。
      1. ハイ アベイラビリティを有効にするには、[ハイアベイラビリティを有効にする(Enable High Availability)] チェックボックスをオンにします。
      2. ハイ アベイラビリティを無効にするには、[ハイアベイラビリティを有効にする] チェックボックスをオフにします。
      ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。

      プレゼンス冗長グループの削除

      Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、既存のプレゼンス冗長グループをクラスタから削除します。

      次の制限に注意してください。
      • ユーザがサーバに割り当てられている場合は、そのサーバをプレゼンス冗長グループから削除できません。

      • プレゼンス冗長グループに割り当てられているサーバがある場合は、そのプレゼンス冗長グループを削除できません。

      手順
        ステップ 1   [システム(System)] > [プレゼンス冗長グループ(Presence Redundancy Groups)] を選択します。

        [プレゼンス冗長グループの検索/一覧表示(Find and List Presence Redundancy Groups)] ウィンドウが表示されます。

        ステップ 2   プレゼンス冗長グループの検索パラメータを選択してから、[検索(Find)] をクリックします。

        一致するレコードが表示されます。

        ステップ 3   次のいずれかの削除手順を選択します。
        1. 検索結果に一覧表示されているプレゼンス冗長グループの横にあるチェックボックスをオンにしてから、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
        2. 検索結果に一覧表示されているプレゼンス冗長グループを選択します。 [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウが表示されます。

          [削除(Delete)] をクリックします。

        3. [OK] をクリックして、このプレゼンス冗長グループを削除するか、[キャンセル(Cancel)] をクリックして、プレゼンス冗長グループを削除せずに続行します。

        プレゼンス冗長グループのノードのステータスの表示

        Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、プレゼンス冗長グループのメンバーになっている IM and Presence サービス ノードのステータスを表示します。

        手順
          ステップ 1   [システム(System)] > [プレゼンス冗長グループ(Presence Redundancy Groups)] を選択します。

          [プレゼンス冗長グループの検索/一覧表示(Find and List Presence Redundancy Groups)] ウィンドウが表示されます。

          ステップ 2   プレゼンス冗長グループの検索パラメータを選択してから、[検索(Find)] をクリックします。

          一致するレコードが表示されます。

          ステップ 3   検索結果に一覧表示されているプレゼンス冗長グループを選択します。

          [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウが表示されます。 そのグループ内で 2 台のサーバが設定され、ハイ アベイラビリティが有効になっている場合、[ハイ アベイラビリティ(High Availability)] パネルにそのグループ内のノードのステータスが表示されます。


          ノード状態の定義

          次の表に、プレゼンス冗長グループの IM and Presence サービス ノードのさまざまな状態を示します。

          表 2 プレゼンス冗長グループのノード状態の定義

          状態

          説明

          初期化中 

          Cisco Server Recovery Manager サービスが開始した際の一時的な初期(遷移)状態です。

          アイドル

          フェールオーバーが発生してサービスが停止すると、IM and Presence サービスはアイドル状態になります。 アイドル状態の場合、IM and Presence サービス ノードは機能やインスタント メッセージ サービスを何も提供しません。 アイドル状態では、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、このノードに対し、手動でフォールバックを開始できます。

          通常

          安定した状態です。 IM and Presenceサービスは通常どおり稼動しています。 この状態では、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、このノードに対し、手動でフェールオーバーを開始できます。

          バックアップ モードで実行中

          安定した状態です。 IM and Presence サービス ノードは、ピア ノードのバックアップとして機能中です。 ユーザは、この(バックアップ)ノードに移動しました。

          テイクオーバー中

          遷移状態です。 IM and Presence サービス ノードは、ピア ノードのテイクオーバー中です。

          フェールオーバー中

          遷移状態です。 IM and Presence サービス ノードは、ピア ノードによってテイクオーバーされています。

          フェールオーバー完了

          安定した状態です。 IM and Presence サービス ノードはフェールオーバーしましたが、重要なサービスはダウンしていません。 この状態では、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、このノードに対し、手動でフォールバックを開始できます。

          重要サービスを実行せずにフェールオーバー完了

          安定した状態です。 IM and Presence サービス ノードの重要なサービスの一部が停止または失敗しました。

          フォールバック中

          遷移状態です。 システムは、バックアップ モードで実行中のノードから、この IM and Presence サービス ノードにフォールバック中です。

          テイクバック中

          遷移状態です。 失敗した IM and Presence サービス ノードが、そのピアからテイクバックされています。

          失敗モードで実行中

          遷移状態またはバックアップ モードで実行中の状態で、エラーが発生しました。

          不明

          ノード状態は不明です。

          原因として、IM and Presence サービス ノードでハイ アベイラビリティが正しく有効にされなかったことが考えられます。 プレゼンス冗長グループの両方のノードで、Server Recovery Manager サービスを再起動します。

          ノードの状態、原因、および推奨処置

          Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用してグループを選択する場合、[プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウでプレゼンス冗長グループのステータスノードを表示できます。

          次の表に、プレゼンス冗長グループの両方の IM and Presence サービス ノードのハイ アベイラビリティ状態を示し、各状態の理由、原因、推奨処置について説明します。

          表 3 ノードのハイ アベイラビリティ状態、原因、および推奨処置

          ノード 1

          ノード 2

          状態

          理由

          状態

          理由

          原因/推奨処置

          通常

          通常

          通常

          通常

          プレゼンス冗長グループの両方のノードで、ハイ アベイラビリティが実行中です。

          プレゼンス冗長グループは通常どおり稼動しており、フェールオーバー モードではありません。 両方のノードで重要なサービスが実行中です。

          フェールオーバー中

          管理者の要求による

          テイクオーバー中

          管理者の要求による

          管理者がノード 1 からノード 2 への手動フェールオーバーを開始しました。 手動フェールオーバーの処理中です。

          アイドル

          管理者の要求による

          バックアップ モードで実行中

          管理者の要求による

          管理者が開始したノード 1 からノード 2 への手動フェールオーバーが完了しました。

          テイクバック中

          管理者の要求による

          フォールバック中

          管理者の要求による

          管理者がノード 2 からノード 1 への手動フォールバックを開始しました。 手動フォールバックの処理中です。

          アイドル

          初期化

          バックアップ モードで実行中

          管理者の要求による

          ノード 1 が「アイドル」状態のとき、管理者がノード 1 上で SRM サービスを再起動しました。

          アイドル

          初期化

          バックアップ モードで実行中

          初期化

          プレゼンス冗長グループの手動フェールオーバー モードのとき、管理者がプレゼンス冗長グループの両方のノードを再起動したか、両方のノードの SRM サービスを再起動しました。

          アイドル

          管理者の要求による

          バックアップ モードで実行中

          初期化

          ノード 2 がバックアップ モードで実行しているとき、ノード 1 のハートビートのタイムアウト前に、管理者がノード 2 の SRM サービスを再起動しました。

          フェールオーバー中

          管理者の要求による

          テイクオーバー中

          初期化

          ノード 2 のテイクオーバー中、ノード 1 のハートビートのタイムアウト前に、管理者がノード 2 の SRM サービスを再起動しました。

          テイクバック中

          初期化

          フォールバック中

          管理者の要求による

          ノード 1 のテイクバック中、ノード 2 のハートビートのタイムアウト前に、管理者がノード 1 の SRM サービスを再起動しました。 テイクバック プロセスの完了後、両方のノードは「通常」状態になります。

          テイクバック中 自動フォールバック フォールバック中 自動フォールバック ノード 2 からノード 1 への自動フォールバックが開始され、現在処理中です。

          フェールオーバー完了

          初期化または重要なサービスのダウン

          バックアップ モードで実行中

          重要なサービスのダウン

          次のいずれかの条件が発生すると、ノード 1 は「フェールオーバー完了」状態に遷移します。

          • ノード 1 のリブートにより、重要なサービスの状態が元に戻る。

          • ノード 1 が「重要サービスを実行せずにフェールオーバー完了」状態のとき、管理者がノード 1 で重要なサービスを開始する。

            ノード 1 が「フェールオーバー完了」状態に遷移する際、プレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態へ復元するために、管理者がノード 1 を手動フォールバックできる状態にある。

          重要サービスを実行せずにフェールオーバー完了

          重要なサービスのダウン

          バックアップ モードで実行中

          重要なサービスのダウン

          ノード 1 で重要なサービスがダウンしました。 IM and Presence サービスが、ノード 2 への自動フェールオーバーを実行します。

          推奨処置:

          1. ノード 1 でダウンしている重要なサービスを確認し、手動でそのサービスの開始を試みます。

          2. ノード 1 の重要なサービスが開始しない場合は、ノード 1 をリブートします。

          3. リブート後にすべての重要なサービスが開始されて実行されたら、手動フォールバックを実行してプレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          重要サービスを実行せずにフェールオーバー完了

          データベース障害

          バックアップ モードで実行中

          データベース障害

          ノード 1 のデータベース サービスがダウンしました。 IM and Presence サービスが、ノード 2 への自動フェールオーバーを実行します。

          推奨処置:

          1. ノード 1 をリブートします。

          2. リブート後にすべての重要なサービスが開始されて実行されたら、手動フォールバックを実行してプレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          失敗モードで実行中

          重要なサービスの開始に失敗

          失敗モードで実行中

          重要なサービスの開始に失敗

          他のノードからプレゼンス冗長グループのノードへのテイクバック中は、重要なサービスを開始できません。

          推奨処置。 テイクバック中のノードで、次の操作を実行します。

          1. ノードでダウンしている重要なサービスを確認します。 これらのサービスを手動で開始するには、[プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウで [リカバリ(Recovery)] を選択します。

          2. 重要なサービスが開始されない場合は、ノードをリブートします。

          3. リブート後にすべての重要なサービスが開始されて実行されたら、手動フォールバックを実行してプレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          失敗モードで実行中

          重要なサービスのダウン

          失敗モードで実行中

          重要なサービスのダウン

          バックアップ ノードで重要なサービスがダウンしました。 両方のノードが失敗状態に入ります。

          推奨処置:

          1. バックアップ ノードでダウンしている重要なサービスを確認します。 これらのサービスを手動で開始するには、[プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウで [リカバリ(Recovery)] を選択します。

          2. 重要なサービスが開始されない場合は、ノードをリブートします。

          ネットワーク接続が喪失しているか、SRM サービスが実行されていないために、ノード 1 がダウンしました。

          バックアップ モードで実行中

          ピア ダウン

          ノード 2 がノード 1 からのハードビートを失いました。 IM and Presence サービスが、ノード 2 への自動フェールオーバーを実行します。

          推奨処置。 ノード 1 が起動したら、次の操作を実行します。

          1. プレゼンス冗長グループのノード間のネットワーク接続を確認して修復します。 ノード間のネットワーク接続を再確立すると、ノードは失敗状態になる場合があります。 [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウで [リカバリ(Recovery)] を選択して、ノードを「通常」状態に復元します。

          2. SRM サービスを開始して手動フォールバックを実行し、プレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          3. (ノードがダウンしている場合)ノード 1 を修復して電源を入れます。

          4. ノードが起動してすべての重要なサービスが実行されたら、手動フォールバックを実行してプレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          (電源切断、ハードウェア障害、シャットダウン、リブートなどにより)ノード 1 がダウンしました。

          バックアップ モードで実行中

          ピア リブート

          ノード 1 で次のような条件が発生したため、IM and Presence サービスがノード 2 への自動フェールオーバーを実行しました。
          • ハードウェア障害

          • 電源切断

          • 再起動

          • シャットダウン

          推奨処置:

          1. ノード 1 を修復して電源を入れます。

          2. ノードが起動してすべての重要なサービスが実行されたら、手動フォールバックを実行してプレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          重要サービスを実行せずにフェールオーバー完了、またはフェールオーバー完了

          初期化

          バックアップ モード

          初期化中のピア ダウン

          起動中、ノード 2 はノード 1 を参照しません。

          推奨処置:

          ノード 1 が起動してすべての重要なサービスが実行されたら、手動フォールバックを実行してプレゼンス冗長グループのノードを「通常」状態に復元します。

          失敗モードで実行中

          Cisco Server Recovery Manager がユーザのテイクオーバーに失敗

          失敗モードで実行中

          Cisco Server Recovery Manager がユーザのテイクオーバーに失敗

          テイクオーバー プロセス中にユーザを移動することはできません。

          推奨処置:

          データベース エラーの可能性があります。 [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウから、[リカバリ(Recovery)] を選択してください。 問題が解決しない場合は、ノードをリブートします。

          失敗モードで実行中

          Cisco Server Recovery Manager がユーザのテイクバックに失敗

          失敗モードで実行中

          Cisco Server Recovery Manager がユーザのテイクバックに失敗

          フォールバック プロセス中にユーザを移動することはできません。

          推奨処置:

          データベース エラーの可能性があります。 [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウから、[リカバリ(Recovery)] を選択してください。 問題が解決しない場合は、ノードをリブートします。

          失敗モードで実行中

          不明

          失敗モードで実行中

          不明

          他のノードが失敗状態であるか、内部システム エラーの発生中に、ノードの SRM が再起動しました。

          推奨処置:

          [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ウィンドウから、[リカバリ(Recovery)] を選択してください。 問題が解決しない場合は、ノードをリブートします。

          バックアップのアクティブ化

          データベースの自動リカバリに失敗

          フェールオーバーがサービスに影響

          データベースの自動リカバリに失敗

          バックアップ ノードでデータベースがダウンしました。 ピア ノードはフェールオーバー モードであり、プレゼンス冗長グループのすべてのユーザをテイクオーバーできます。 自動リカバリ操作が自動的に開始され、すべてのユーザはプライマリ ノードに移動します。

          バックアップのアクティブ化

          データベースの自動リカバリに失敗

          フェールオーバーがサービスに影響

          重要サービスのダウンの自動リカバリ

          バックアップ ノードで重要なサービスがダウンしました。 ピア ノードはフェールオーバー モードであり、プレゼンス冗長グループのすべてのユーザをテイクオーバーできます。 自動リカバリ操作が自動的に開始され、すべてのユーザはピア ノードに移動します。

          不明

          不明

          ノード状態は不明です。

          原因として、IM and Presence サービス ノードでハイ アベイラビリティが正しく有効にされなかったことが考えられます。

          推奨処置:

          プレゼンス冗長グループの両方のノードで、Server Recovery Manager サービスを再起動します。