トラブルシューティング
トラブルシューティング

トラブルシューティング

クラスタ認証のトラブルシューティング

コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、サブスクライバ ノードのクラスタ認証問題をトラブルシューティングできます。

手順
    ステップ 1   show network eth0 [detail] を入力して、ネットワーク設定を確認します。
    ステップ 2   show network cluster を入力して、ネットワークのクラスタ情報を確認します。
    • 誤ったパブリッシャ情報が出力に表示されている場合は、サブスクライバ ノードで set network cluster publisher [hostname/IP address] CLI コマンドを入力して情報を修正します。

    • パブリッシャ ノードで、誤ったサブスクライバ情報が show network cluster CLI コマンドに表示される場合、Cisco Unified CM の管理にログインして、[システム(System)] > [サーバ(Server)] を選択し、出力を検査します。

    • サブスクライバ ノードで、show network cluster の出力に誤ったパブリッシャ情報が表示されている場合は、 set network cluster publisher [hostname | IP_address] CLI コマンドを使用して、パブリッシャのホスト名または IP アドレスを変更します。


    データベース レプリケーションのトラブルシューティング

    コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、クラスタのノードにおけるデータベース レプリケーションをトラブルシューティングできます。
    • データベース レプリケーションがクラスタ内で適切な状態にあることを確認します。
    • ノードのデータベース レプリケーションを修復して再確立します。
    • データベース レプリケーションをリセットします。

    これらのコマンドまたは CLI の使用方法の詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。

    データベース レプリケーションの確認

    コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、クラスタ内のすべてのノードでデータベース レプリケーションのステータスを確認します。 Replication Setup (RTMT) & Details に 2 の値が表示されていることを確認します。 この値が 2 以外になっている場合は、データベースのレプリケーションに何らかの問題があるので、ノードのレプリケーションをリセットする必要があります。 出力例については、データベース レプリケーションの例に関連したトピックを参照してください。

    手順
      ステップ 1   クラスタ内のすべてのノードでデータベース レプリケーションを検査するには、最初のノードで utils dbreplication runtimestate と入力します。

      IM and Presence Service では、導入に複数のノードがある場合、データベース パブリッシャ ノードでこのコマンドを入力します。

      ヒント   

      レプリケーションがクラスタ内のノードに設定されていない場合は、CLI を使用してノードのデータベース レプリケーションをリセットできます。 詳細については、CLI を使用したデータベース レプリケーションのリセットに関するトピックを参照してください。



      例:
      admin: utils dbreplication runtimestate
      
      DDB and Replication Services: ALL RUNNING
      
      DB CLI Status: No other dbreplication CLI is running...
      
      Cluster Replication State: BROADCAST SYNC Completed on 1 servers at: 2013-09-26-15-18
           Last Sync Result: SYNC COMPLETED 257 tables sync'ed out of 257
           Sync Errors: NO ERRORS
      
      DB Version: ccm9_0_1_10000_9000
      Number of replicated tables: 257
      Repltimeout set to: 300s
      
      Cluster Detailed View from PUB (2 Servers):
      
                               PING        REPLICATION REPL. DBver& REPL. REPLICATION SETUP
      SERVER-NAME IP ADDRESS   (msec) RPC? STATUS      QUEUE TABLES LOOP? (RTMT) & details
      ----------- ------------ ------ ---- ----------- ----- ------ ----- -----------------
      server1     100.10.10.17 0.052  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) PUB Setup Completed
      server2     100.10.10.14 0.166  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) Setup Completed
      ステップ 2   出力を確認します。

      出力では、各ノードの REPLICATION STATUS が Connected、および REPLICATION SETUP 値が (2) Setup Complete として表示される必要があります。 これはクラスタ内のレプリケーション ネットワークが正しく動作していることを意味します。 出力結果が異なる場合は、データベース レプリケーションのトラブルシューティングと修復に進みます。


      データベース レプリケーションの CLI 出力例

      次のリストは、クラスタの最初のノードで utils dbreplication runtimestate コマンド ライン インターフェイス(CLI)コマンドを実行した場合に Replicate_State として可能な値を示しています。

      IM and Presence Service では、導入に複数のノードがある場合、データベース パブリッシャ ノードでこのコマンドを入力します。

      • 0:レプリケーションが開始しない。 これは、サブスクライバが存在していないか、またはサブスクライバをインストールした後に Database Layer Monitor サービスが実行されていないことが原因です。

      • 1:レプリケーションは作成されていますが、そのカウントが正しくありません。

      • 2:レプリケーションは良好です。

      • 3:クラスタ内のレプリケーションは不良です。

      • 4:レプリケーションのセットアップに成功しませんでした。


      (注)  


      [レプリケーションのセットアップ(RTMT)と詳細(Replication Setup (RTMT) & Details)] に値 2 が示されていることが重要です。 この値が 2 以外になっている場合は、データベースのレプリケーションに何らかの問題があるので、レプリケーションをリセットする必要があります。 データベース レプリケーションの問題の解決方法については、データベース レプリケーションのトラブルシューティングに関するトピックを参照してください。


      Cisco Unified Communications Manager ノードの CLI 出力例

      この例では、Replication Setup (RTMT) & Details に 2 の値が表示されています。 レプリケーションは良好です。

      admin: utils dbreplication runtimestate
      Server Time: Mon Jun 1 12:00:00 EDT 2013
      
      Cluster Replication State: BROADCAST SYNC Completed on 1 servers at: 2013-06-01-12-00
         Last Sync Result: SYNC COMPLETED on 672 tables out of 672
         Sync Status: NO ERRORS
         Use CLI to see detail: 'file view activelog cm/trace/dbl/2013_06_01_12_00_00_dbl_repl_output_Broadcast.log'
      
      DB Version: ccm10_0_1_10000_1
      Repltimeout set to: 300s
      PROCESS option set to: 1
      
      Cluster Detailed View from uc10-pub (2 Servers):
      
                              PING       Replication  REPLICATION SETUP
      SERVER-NAME IP ADDRESS (msec) RPC? Group ID     (RTMT) & Details
      ----------- ---------- ------ ---- ----------- -------------------
      uc10-pub    192.0.2.95 0.040  Yes  		(g_2) 				(2) Setup Completed
      uc10-sub1   192.0.2.96 0.282  Yes  		(g_3) 				(2) Setup Completed
      
      IM and Presence Service ノードの CLI 出力例

      この例では、Replication Setup (RTMT) & Details に 2 の値が表示されています。 レプリケーションは良好です。

      admin: utils dbreplication runtimestate
      Server Time: Mon Jun 1 12:00:00 EDT 2013
      
      DB and Replication Services: ALL RUNNING
      
      Cluster Replication State: Replication status command started at: 2012-02-26-09-40
         Replication status command COMPLETED 269 tables checked out of 269
         No Errors or Mismatches found.
         Use 'file view activelog cm/trace/dbl/sdi/ReplicationStatus.2012_02_26_09_40_34.out' to see the details
      
      DB Version: ccm8_6_3_10000_23
      Number of replicated tables: 269
      
      Cluster Detailed View from PUB (2 Servers):
      
                              PING       REPLICATION   REPL. DBver&  REPL.  REPLICATION SETUP
      SERVER-NAME IP ADDRESS (msec) RPC? STATUS        QUEUE TABLES  LOOP? (RTMT) & details
      ----------- ------------ ------ ---- ----------- ----- ------- -----  -----------------
      gwydla020218 10.53.46.130 0.038 Yes Connected    0     match   Yes   (2) PUB Setup Completed
      gwydla020220 10.53.46.133 0.248 Yes Connected    128   match   Yes   (2) Setup Completed

      データベース レプリケーションの修復

      コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、データベース レプリケーションを修復します。

      手順
        ステップ 1   最初のノードで utils dbreplication repair all と入力し、データベース レプリケーションの修復を試みます。

        IM and Presence Service では、導入に複数のノードがある場合、データベース パブリッシャ ノードからデータベース レプリケーションのステータスを修復します。

        データベースのサイズによっては、データベース レプリケーションの修復に数分を要することがあります。 次の手順に進み、データベース レプリケーションの修復の進行状況を監視します。



        例:
        admin:utils dbreplication repair all
        -------------------- utils dbreplication repair --------------------
        
        Replication Repair is now running in the background.
        Use command 'utils dbreplication runtimestate' to check its progress
        
        Output will be in file cm/trace/dbl/sdi/ReplicationRepair.2013_05_11_12_33_57.out
        
        Please use "file view activelog cm/trace/dbl/sdi/ReplicationRepair.2013_05_11_12_33_57.out " command to see the output
        ステップ 2   最初のノードで utils dbreplication runtimestate を入力して、レプリケーション修復の進行状況を確認します。

        IM and Presence Service では、導入に複数のノードがある場合、データベース パブリッシャ ノードでこのコマンドを入力します。

        レプリケーション出力例の太字にされたテキストは、レプリケーション修復の最終ステータスを示しています。



        例:
        admin:utils dbreplication runtimestate
        
        DB and Replication Services: ALL RUNNING
        
        Cluster Replication State: Replication repair command started at: 2013-05-11-12-33
             Replication repair command COMPLETED 269 tables processed out of 269
             No Errors or Mismatches found.
        
             Use 'file view activelog cm/trace/dbl/sdi/ReplicationRepair.2013_05_11_12_33_57.out' to see the details
        
        DB Version: ccm8_6_4_98000_192
        Number of replicated tables: 269
        
        Cluster Detailed View from PUB (2 Servers):
        
                                 PING        REPLICATION REPL. DBver& REPL. REPLICATION SETUP
        SERVER-NAME IP ADDRESS   (msec) RPC? STATUS      QUEUE TABLES LOOP? (RTMT) & details
        ----------- ------------ ------ ---- ----------- ----- ------ ----- -----------------
        server1     100.10.10.17 0.052  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) PUB Setup Completed
        server2     100.10.10.14 0.166  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) Setup Completed
        1. レプリケーションの修復がエラーや不一致なしで最後まで実行された場合、ノード名の変更を確認する手順をもう一度実行し、新しいノード名が正常に複製されたことを検証します。
        2. エラーまたは不一致が見つかった場合は、ノード間の一時的な不一致が存在する可能性があります。 データベース レプリケーションを修復する手順をもう一度実行します。
        (注)     

        レプリケーションの修復を数回試行した後も、不一致またはエラーがレポートされる場合は、シスコのサポート担当者に連絡して問題を解決してください。

        ステップ 3   最初のノードで utils dbreplication reset all と入力し、データベース レプリケーションの再確立を試みます。

        IM and Presence Service では、導入に複数のノードがある場合、データベース パブリッシャ ノードでこのコマンドを入力します。

        データベースのサイズによっては、データベース レプリケーションが完全に再確立するのに数分を要することがあります。 次の手順に進み、データベース レプリケーションの再確立の進行状況を監視します。



        例:
        admin:utils dbreplication reset all
        This command will try to start Replication reset and will return in 1-2 minutes.
        Background repair of replication will continue after that for 1 hour.
        Please watch RTMT replication state. It should go from 0 to 2. When all subs
        have an RTMT Replicate State of 2, replication is complete.
        If Sub replication state becomes 4 or 1, there is an error in replication setup.
        Monitor the RTMT counters on all subs to determine when replication is complete.
        Error details if found will be listed below
        OK [10.53.56.14]
        ステップ 4   最初のノードで utils dbreplication runtimestate を入力して、データベース レプリケーションを再確立する試行の進行状況を監視します。

        IM and Presence Service では、導入に複数のノードがある場合、データベース パブリッシャ ノードでこのコマンドを入力します。

        すべてのノードで REPLICATION STATUS が Connected であり、REPLICATION SETUP 値が (2) Setup Complete であれば、レプリケーションは再確立されたと見なされます。



        例:
        admin: utils dbreplication runtimestate
        
        DDB and Replication Services: ALL RUNNING
        
        DB CLI Status: No other dbreplication CLI is running...
        
        Cluster Replication State: BROADCAST SYNC Completed on 1 servers at: 2013-09-26-15-18
             Last Sync Result: SYNC COMPLETED 257 tables sync'ed out of 257
             Sync Errors: NO ERRORS
        
        DB Version: ccm9_0_1_10000_9000
        Number of replicated tables: 257
        Repltimeout set to: 300s
        
        Cluster Detailed View from newserver100 (2 Servers):
                                    PING       REPLICATION REPL. DBver& REPL. REPLICATION SETUP
        SERVER-NAME IP ADDRESS     (msec) RPC? STATUS      QUEUE TABLES LOOP? (RTMT) & details
        ----------- -------------- ------ ---- ----------- ----- ------ ----- -----------------
        server1     100.10.10.201  0.038  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) PUB Setup Completed
        server2     100.10.10.202  0.248  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) Setup Completed
        server3     100.10.10.203  0.248  Yes  Connected   0     match  Yes   (2) Setup Completed
        server4     100.10.10.204  0.248  Yes  Connected   0
        1. レプリケーションが再確立された場合、ノード名の変更を確認する手順をもう一度実行し、新しいノード名が正常に複製されたことを検証します。
        2. レプリケーションが回復しない場合は、シスコのサポート担当者に連絡してこの問題を解決してください。
        注意       

        データベース レプリケーションが切断されている場合は、これより先に進まないでください。


        データベース レプリケーションのリセット

        レプリケーションがクラスタのノードに設定されていない場合は、データベース レプリケーションをリセットします。 コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用してデータベース レプリケーションをリセットできます。

        はじめる前に

        クラスタにあるすべての ノードでデータベース レプリケーションのステータスを確認します。 Replication Setup (RTMT) & Details に 2 の値が表示されていることを確認します。 この値が 2 以外になっている場合は、データベースのレプリケーションに何らかの問題があるので、ノードのレプリケーションをリセットする必要があります。

        手順
          ステップ 1   クラスタ内のノードでレプリケーションをリセットします。 次のいずれかを実行します。
          1. Unified Communications Manager の場合は、utils db replication reset all と入力します。

            いずれかの Cisco Unified Communications Manager ノードでこの CLI コマンドを実行する前に、まずリセットされているすべてのサブスクライバ ノードで、次にパブリッシャ サーバで utils dbreplication stop コマンドを実行します。 詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。

          2. IM and Presence Service の場合は、データベース パブリッシャ ノードで utils db replication reset all と入力し、クラスタ内のすべての IM and Presence Service ノードをリセットします。
          ヒント   

          all の代わりに、特定のホスト名を入力して、そのノードだけのデータベース レプリケーションをリセットすることができます。 詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。

          ステップ 2   データベース レプリケーションのステータスを調べるには、utils dbreplication runtimestate と入力します。 IM and Presence Service の場合は、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードで CLI コマンドを実行します。

          ネットワークをトラブルシューティング

          コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、ノードのネットワークの問題をトラブルシューティングできます。

          手順
            ステップ 1   show network eth0 [detail] を入力して、ネットワーク設定を確認します。
            ステップ 2   フィールドのいずれかが欠落している場合は、ネットワーク インターフェイスをリセットします。
            1. set network status eth0 down を入力します。
            2. set network status eth0 up を入力します。
            ステップ 3   IP アドレス、マスク、およびゲートウェイを確認します。 これらの値がネットワーク全体で一意であることを確認します。

            ネットワーク タイム プロトコル(NTP)のトラブルシューティング

            サブスクライバ ノードにおける NTP のトラブルシューティング

            コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、サブスクライバ ノードの Network Time Protocol (NTP)の問題をトラブルシューティングできます。

            手順
              ステップ 1   show network eth0 [detail] を入力して、ネットワーク設定を確認します。
              ステップ 2   utils ntp status を入力して、NTP の状態を確認します。
              ステップ 3   utils ntp restart を入力して、NTP を再起動します。
              ステップ 4   show network cluster を入力して、ネットワークのクラスタを確認します。

              誤ったパブリッシャ情報が出力に表示される場合は、set network cluster publisher [hostname/IP_address] CLI コマンドを使用して、パブリッシャをリセットします。


              パブリッシャ ノードにおける NTP のトラブルシューティング

              コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、パブリッシャ ノードのネットワーク タイム プロトコル(NTP)の問題をトラブルシューティングできます。

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1show network eth0 [detail] を入力して、ネットワーク設定を確認します。    
                ステップ 2utils ntp status を入力して、NTP の状態を確認します。    
                ステップ 3utils ntp restart を入力して、NTP を再起動します。    
                ステップ 4utils ntp server list を入力して、NTP サーバを確認します。  

                NTP サーバを追加または削除するには、utils ntp server [add/delete] CLI コマンドを使用します。