Cisco Unified Contact Center Express Operations Guide, Release 10.5(1)(Cisco Unified Contact Center Express 操作ガイド リリース 10.5(1))
サービサビリティ
サービサビリティ

目次

サービサビリティ

Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)の Web ベースのトラブルシューティング ツールである Cisco Unified CCX Serviceability は、次の機能を提供します。

  • ローカルおよびリモートの syslog のアラームを設定する。

  • Unified CCX コンポーネントのトレース設定を行う。 これらの設定を有効にすると、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を使用してトレース情報を収集および表示できます。

  • 異なる Unified CCX コンポーネントのログ プロファイルを設定および管理する。

  • ネットワーク サービスを管理および制御する。

  • レプリケーション ステータス、同期データを表示し、データストア コントロール センターを使用してクラスタ内の Unified CCX サーバのレプリケーションをリセットする。

  • さまざまなプラットフォーム サービスのパラメータを設定する。

  • さまざまな Unified CCX サービスの Java バーチャル マシン(JVM)パラメータを設定し、スレッドとメモリのトレースを収集する。

Cisco Unified CCX Serviceability へのアクセス

CCX Administration のインターフェイスの初期設定時に設定されたエンド ユーザ クレデンシャルか、インストール時に設定されたアプリケーション ユーザ クレデンシャルのいずれかを使用して、Cisco Unified CCX Serviceability にログインします。

Cisco Unified CCX Serviceability にアクセスするには、URL 形式 ttps://<server name or IP address>/uccxservice/ を使用して [Cisco Unified CCX Serviceability] ページにログインします。

アラーム

Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の SysLog ビューアを使用して、アラーム情報を表示できます。 アラーム情報の表示方法の詳細については、「Real-Time Monitoring Tool」の項を参照してください。

アラーム設定

異なる Unified CCX コンポーネントに対するアラーム サーバの設定を表示し、設定するには、Unified CCX Serviceability のアラーム設定の Web ページを使用します。


(注)  


システムのアラーム メッセージの詳細情報を入手するには、Cisco Unified Serviceability[アラーム定義(Alarm Definition)] ページを使用します。


アラーム設定

アラーム設定を変更するには、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ページを使用します。

ハイ アベイラビリティ展開の場合は、2 番目のノードにアラーム設定の変更が自動的に伝播されます。 2 番目のノードに接続できない場合は、更新がリモート ノードで失敗したことを示すアラート メッセージが表示されます。

次の表に、このページで使用可能なオプションを定義します。
表 1 アラーム設定

設定

説明(Description)

ローカル Syslog のアラームのイネーブル化(Enable Alarm for Local Syslogs)

syslog メッセージとしてローカルに保存されるアラームを有効にします。 これは、RTMT ツールの Syslog ビューア内のアプリケーション ログに表示できます。

Syslog ビューアでのログの表示については、"Real-Time Monitoring Tool" に関するトピックを参照してください。

リモート Syslog のアラームのイネーブル化(Enable Alarm for Remote Syslogs)

設定された Syslog サーバに送信されるアラーム メッセージを有効にします。

[サーバ名(Server Name)] フィールド:システムがアラーム メッセージを送信する Syslog サーバの IP/ ホスト名を指定します。

Alarm Event Level

アラーム イベント レベルのメッセージの範囲は、重大度 0(最も重度)から重大度 7(最も軽度)です。 次の説明を参照してください。 重大度を選択すると、その重大度以上のすべてのメッセージが送信されます。

たとえば、ERROR_ALARM(重大度 3)を選択すると、重大度が 3、2、1、および 0 のすべてのメッセージが送信されます。 デフォルトは INFORMATIONAL_ALARM(重大度 6)で、重大度レベルが 6 から 0 までのすべての重大度レベルのメッセージが送信されます。

ドロップダウン リスト ボックスから次のアラーム イベント レベル オプションのいずれかを選択できます。
緊急(Emergency)
Contact Center 全体をダウンさせる原因となるシステム障害です。 たとえば、"CCX エンジンがクラッシュまたは突然ダウンしました(CCX engine crashed or went down abruptly)"などがこれにあたります。
アラート(Alert)
システムの複数のコンポーネントの障害。 たとえば、"テレフォニーおよび RMCM サブシステムは CTI プロバイダーの障害のためサービスが停止しています(Telephony and RMCM subsystem out of service due to CTI provider failure)"などがこれにあたります。
クリティカル(Critical)
システムの主要コンポーネントの障害。 たとえば、"Web チャット サブシステムがサービスを停止しています(Web chat subsystem out of service)"などがこれにあたります。
エラー(Error)
機能または特定のシナリオが予想どおりに機能していません。 たとえば、"ダイアログ グループの作成に失敗しました(Create dialog group failed)"などがこれにあたります。
警告
間もなく一部の制限値またはしきい値に違反します。 たとえば、"履歴レポートの内部キューがほぼ満杯です(Historical reporting internal queue near capacity)"などがこれにあたります。
通知(Notice)
主な操作の通知がトリガーされます。 たとえば、"管理者によってエンジンのシャットダウンが開始されました(Engine Shutdown initiated by Administrator)"などがこれにあたります。
Informational
システム内のさまざまな軽微なイベントの発生に関する情報です。 たとえば、"バックアップ操作が完了しました(Backup Operation completed)"などがこれにあたります。
デバッグ(Debug)
問題のデバッグに役立つ詳細なトレースです。 たとえば、一部の CCX イベントの詳細情報などがこれにあたります。

トレース

トレース ファイルは、Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)コンポーネントからのアクティビティを記録するログ ファイルです。 トレース ファイルを使用して、問題のトラブルシューティングに役立つ、システムに関する具体的な詳細情報を入手できます。

Unified CCX システムでは、システムで実行されているすべてのスレッドに関する情報も生成されます。 この情報は、スレッド ダンプ ファイルに保存され、トラブルシューティングの際に役立ちます。

コンポーネント トレース ファイル

コンポーネント トレース ファイルには、各コンポーネントに関する情報が含まれます。 次の Unified CCX コンポーネントにトレース ファイルを作成できます。

  • Cisco Unified CCX Administration

  • Cisco Unified CCX クラスタ ビュー デーモン

  • Cisco Unified CCX Editor

  • Cisco Unified CCX Engine

  • Cisco Unified CM テレフォニー クライアント

  • Cisco Unified CCX Desktop Services

  • Cisco Unified CCX Recording and Monitoring Services

  • Cisco Unified Intelligence Center Services

さまざまなサービスのトレース ファイルに含める情報を設定した後で、Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool のトレースおよびログのセントラル オプションを使用して、それらの情報を収集および表示できます。 詳細については、「Real-Time Monitoring Tool」の項を参照してください。

トレース パラメータの設定

トレース ファイルの情報を更新し、ロギングをアクティブ化または非アクティブ化するには、次の手順に従います。

手順
    ステップ 1   [Cisco Unified CCX Serviceability] メニューから [トレース(Trace)] > [設定(Configuration)] を選択します。
    ステップ 2   [サービスの選択(Select Service)] ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定するサービスまたはコンポーネントを選択します。 次に、[移動(Go)] をクリックします。

    表示されるさまざまな Unified CCX サブファシリティまたはサービスのデバッグ レベルは、選択したサービスによって異なる場合があります。

    ステップ 3   表示されたチェックボックスを使用して選択したサービスの 1 つ以上のライブラリまたはサブファシリティのデバッグ レベルを更新し、[保存(Save)] をクリックします。
    ステップ 4   トレース ファイルの数とサイズを制限するには、次の 2 つのフィールドを使用してトレース出力設定を指定できます。 これらの 2 つのフィールドの説明とデフォルト値については、次の表を参照してください。

    フィールド

    説明(Description)

    最大 Maximum No. of Files

    システムが保持するトレース ファイルの最大数。

    指定したサービスのトレース ファイルの総数を指定します。 Cisco Unified CCX Serviceability では、ファイルを識別するために、Cisco001MADM14.log のようにファイル名にシーケンス番号が自動的に追加されます。 シーケンス中の最後のファイルが一杯になると、最初のファイルのトレース データが上書きされます。 デフォルト値は、サービスによって異なります。

    最大ファイル サイズ

    このフィールドは、選択したサービスによってトレース ファイルの最大サイズをキロバイト単位またはメガバイト単位で指定します。 デフォルト値は、サービスによって異なります。

    注意       

    デバッグのロギングのみをアクティブにし、デバッグ セッションが完了したら、ロギングを必ず非アクティブ化してください。

    (注)     

    パブリッシャ ノードの Cisco Unified Intelligence Center サービスがダウンしている場合は、トレース設定を保存できません。


    トレース レベル オプション

    Unified CCX エンジンなどのコンポーネントに関するすべての情報を記録するトレース ファイルは大きくなり、読み取りが難しくなることがあります。 トレース ファイルを管理しやすくするために、Cisco Unified CCX システムでは、情報を記録するサブファシリティを指定できます。

    コンポーネントごとに、1 つ以上のデバッグ トレース レベルを選択できます。 このページの選択でトレース ファイルにシステムが送信するデバッグ メッセージの詳細レベルを指定します。 たとえば、[デバッグ(Debugging)] を選択すると、システムは基本的なエラー メッセージのみを送信しますが、[XDebugging5] を選択した場合は、システムはエラー、警告、情報、デバッグ、詳細メッセージなどの詳細情報をトレース ファイルに送信します。

    トレース ファイルの場所

    Unified CCX サーバは、Unified CCX コンポーネントをインストールしたディレクトリの Log ディレクトリにトレース ファイルを保存します。 Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を使用してトレース情報を収集し、表示できます。

    トレース ファイルの情報

    トレース ファイルには、標準 Syslog フォーマットの情報が含まれます。 ファイルには、記録されたイベントごとに次の情報の一部またはすべてが含まれます。

    • 行番号

    • イベントの発生日時

    • ファシリティおよびサブファシリティ(コンポーネント)名

    • 重要度レベル(Severity level)

    • メッセージ名

    • 説明

    • パラメータと値

    ログ プロファイル管理

    ログ プロファイルには、次に示す各種 Unified CCX サービスの複数のトレース設定が集約され、保存されています。

    • Cisco Unified CCX Engine(トレースの名称は MIVR)

    • Cisco Unified CCX Engine(トレースの名称は MADM)

    • Cisco Unified CCX Cluster View Daemon(トレースの名称は MCVD)

    [Unified CCX Serviceability] メニューから [トレース(Trace)] > [プロファイル(Profile)] を選択し、[ログ プロファイル管理(Log Profiles Management)] ページにアクセスします。 このページを使用して、次の操作を行うことができます。
    • プロファイルの作成

    • 別のプロファイルとしての保存

    • プロファイルの有効化

    • プロファイルの削除

    • 現在のトレース設定の保存

    • プロファイルのアップロード

    • プロファイルの更新

    Unified CCX のログ プロファイルは、次の 2 種類のいずれかです。

    1. システム ログ プロファイル:これらのログ プロファイルは、Unified CCX とともにプリインストールされています。これらのプロファイルは変更できません。 次のシステム ログ プロファイルは、Unified CCX の出荷時の設定です。
      • デフォルト(Default)

      • 発信

      • AppAdmin

      • メディア

      • HRDM(履歴レポート データ・マネージャ)

      • StuckSession

      • データベース

      • CallStuckInQueue

      • EDBS(エンタープライズ データベース サブシステム)

      • サービサビリティ

      • RealTimeDataProblems

    2. カスタム ログ プロファイル:システム プロファイルによって生成されたトレース設定が特定のシナリオに十分でない場合は、カスタム ログ プロファイルを作成してトラブルシューティングを改善することができます。 これらのカスタム ログのプロファイルは、必要に応じて作成し、有効にできます。


    (注)  


    • Unified CCX のハイ アベイラビリティ展開では、すべてのログ プロファイル操作がクラスタの両方のノードに反映されます。

    • 選択したプロファイルがシステムで最後に有効化されたプロファイルの場合、そのプロファイルは削除できません。


    サービスアビリティのツール

    ネットワーク サービス(Network Services)

    ネットワーク サービスには、システムが機能するために必要であり、デフォルトでアクティブ化するサービスが含まれています。

    アプリケーションのインストール後、ネットワーク サービスが自動的に起動します。 [コントロール センター - ネットワーク サービス(Control Center—Network Services)] Web ページに表示されるサービスのリストは、Unified CCX のライセンス パッケージによって異なります。 Unified CCX Premium ライセンスがある場合、Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)Serviceability が次のカテゴリにネットワーク サービスを分類します。

    • システム サービス

    • 管理サービス

    • DB サービス

    • デスクトップ サービス

    • Finesse サービス


    (注)  


    • Unified CCX Engine サービスの情報は、無効なライセンスがアップロードされたときに [UCCX Serviceability] ページから削除されます。

    • システム サービスおよび管理サービスの情報のみが、[Unified CCX ノード サービス(Unified CCX Node Services)] セクションに表示されます。


    ネットワーク サービスの管理

    Cisco Unified CCX Serviceability のコントロール センターでは、次の作業を行うことができます。
    • Unified CCX サービスの起動、停止、および再起動

    • Unified CCX サービスのステータスの表示および更新

    サービス上で操作を実行するには、[Unified CCX Serviceability] メニューから [ツール(Tools)] > [コントロール センター - ネットワーク サービス(Control Center - Network Services)] を選択します。


    ヒント


    問題をトラブルシューティングするには、Cisco Unified CCX Serviceability と Cisco Unified Serviceability の両方でサービスを管理する必要がある場合があります。 Cisco Unified Serviceability サービスについては、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide(Cisco Unified Serviceability 管理ガイド)』で説明されています。



    (注)  


    Cisco Unified CCX Serviceability サービスは Unified CCX Serviceability の Web インターフェイスから起動または停止できません。CLI を使用する必要があります。 CLI を使用して起動および停止できるサービスのリストと、それらのタスクの実行方法については、「コマンド ライン インターフェイス リファレンス」の項を参照してください。


    データストアの管理

    データストアは、履歴、エージェント、リポジトリ、設定データを Unified CCX クラスタのすべてのサーバについて管理し、監視できるコンポーネントです。

    データストア コントロール センターを使用して、次の機能を実行します。
    • クラスタ内のデータストアの概要とそれらの関係を取得する。

    • データストアの読み取り/書き込みアクセスを管理する。

    • レプリケーションの状態を監視および制御する(エージェント、履歴、およびリポジトリ データストアにのみ使用可能)。


    (注)  


    ハイ アベイラビリティとリモート サーバのサポートは、複数サーバの展開でのみ使用可能です。


    Unified CCX クラスタでは、システム全体にわたるデータ レプリケーションにパブリッシャおよびサブスクライバ データベース モデルを使用します。 通常は、データベース マスターはデータのソースとして機能し、他のノードはデータのターゲットとして機能します。 つまり、データベース マスターはパブリッシャであり、他のノードはサブスクライバです。


    (注)  


    [ツール(Tools)] > [データストア コントロール センター(Datastore Control Center)] > [データストア(Datastores)] ページで、クラスタにインストールされた最初のノードがパブリッシャとして(P マークのアイコンで)マークされます。 Unified CCX では、"パブリッシャ"という用語はクラスタ内の最初のノードを示すために使用されており、ノードがデータのソースであることは示していません。 通常、データベースのマスター ノードがソースとして機能し、他のノードが宛先として機能します。


    データストアの同期

    2 つのノード間で不一致がある場合、次の手順を使用して各データストアのデータを同期します。

    手順
    [ツール(Tools)] > [データベース コントロール センター(Datastore Control Center)] > [データストア(Datastores)] を選択し、[データの同期(Synchronize Data)] をクリックします。
    (注)     

    データストアを同期しても、設定データストア内の不一致は更新されません。


    ノード間のレプリケーションの管理

    [データストア コントロール センター(Datastore Control Center)][レプリケーション サーバ(Replication Server)] メニュー オプションでは、レプリケーション ステータスを表示し、クラスタ内のすべてのサーバのデータ ストアの 2 つのノード間のレプリケーションをリセットできます。 このメニューはハイ アベイラビリティ展開でのみ使用できます。

    デフォルトでは、2 ノード間のレプリケーションは、長時間にわたるネットワークの停止により相互に同期できない場合に削除されます。 この時間は、一方のノードから別のノードとの間で送信される要求の量やサーバの負荷によって異なります。 ネットワークの停止によってレプリケーションが停止した場合、アラートが管理者に送信されるため、管理者は修正措置を取ることができます。

    レプリケーションが削除された場合、管理者は [Cisco Unified CCX Serviceability] メニューから [ツール(Tools)] > [データストア コントロール センター(Datastore Control Center)] > [レプリケーション サーバ(Replication Servers)] サブメニューに移動して、[レプリケーションのリセット(Reset Replication)] をクリックできます。 これにより、ノード間でレプリケーションが確立され、データ同期(修復)プロセスが開始されます。 [詳細の確認(Check Details)] アイコンをクリックして、修復のステータスを監視します。

    ネットワークの停止によってレプリケーション設定が削除されなかった場合は、ネットワークが機能可能になった後で、データベース間でデータが自動的に同期されます。 数秒の停止の場合は通常、管理者は対応する必要はありません。システムが自動的に同期を行うことができます。


    (注)  


    ノード間のレプリケーションが削除された場合でも、データは Unified CCX エンジンにアクセス可能なデータベースに書き込むことができます。


    サブスクライバ ノードが機能しておらず、パブリッシャから設定更新を行う必要がある場合は、[CDS および HDS の無効化(Disable CDS and HDS)] アイコンまたはボタンを使用してサブスクライバの Config Data Store(CDS)と履歴データ ストア(HDS)を無効にします。 サブスクライバ ノードが機能するようになったら、同じ切り替えボタンを使用してサブスクライバの CDS と HITACHI を有効にできます。

    注意    


    CDS が再度有効になると、サブスクライバ ノードのアプリケーション管理と履歴データの設定が上書きされます。


    ネットワーク停止中のレプリケーション

    デフォルトでは、2 ノード間のレプリケーションは、長時間にわたるネットワークの停止により相互に同期できない場合に削除されます。 この時間は、一方のノードから別のノードとの間で送信される要求の量やサーバの負荷によって異なります。 ネットワークの停止によってレプリケーションが停止した場合、アラートが管理者に送信されるため、管理者は修正措置を取ることができます。

    レプリケーションが削除された場合、管理者は [Cisco Unified CCX Serviceability] メニューから [ツール(Tools)] > [データストア コントロール センター(Datastore Control Center)] > [レプリケーション サーバ(Replication Servers)] サブメニューに移動して、[レプリケーションのリセット(Reset Replication)] をクリックできます。 これにより、ノード間でレプリケーションが確立され、データ同期(修復)プロセスが開始されます。 [詳細の確認(Check Details)] アイコンをクリックして、修復のステータスを監視します。

    ネットワークの停止によってレプリケーション設定が削除されなかった場合は、ネットワークが機能可能になった後で、データベース間でデータが自動的に同期されます。 数秒の停止の場合は通常、管理者は対応する必要はありません。システムが自動的に同期を行うことができます。


    (注)  


    ノード間のレプリケーションが削除された場合でも、データは Unified CCX エンジンにアクセス可能なデータベースに書き込むことができます。


    更新パラメータ

    Unified CCX サーバのさまざまなサービスを表示し、更新するには、[サービス パラメータ(Service Parameters)] ページを使用します。 パラメータを設定する前に、次の前提条件が満たされていることを確認します。
    • サーバが設定されている。
    • サービスがサーバで使用できる。

    注意    


    サービス パラメータに加える変更の内容によっては、システムに障害が発生する場合があります。 変更しようとしている機能を完全に理解している場合と、Cisco Technical Assistance Center(TAC)から変更の指定があった場合を除いて、サービス パラメータに変更を加えないようにしてください。


    次のサービスは Unified CCX でサポートされています。
    • Cisco AMC サービス

    • Cisco DRF Local

    • Cisco DRF Master

    • Cisco Log Partition Monitoring Tool

    • Cisco RIS Data Collector

    • Cisco Serviceability Reporter

    • Cisco Trace Collection サービス

    詳細については、次の URL で入手可能な『Cisco Unified Serviceability Administration Guide(Cisco Unified Serviceability 管理ガイド)』を参照してください。

    http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html

    Unified CCX サーバのパフォーマンス モニタリングの設定

    Unified CCX サーバのパフォーマンスを監視するには、[パフォーマンスの設定とロギング(Performance Configuration and Logging)] ページを使用して Java バーチャル マシン(JVM)のパラメータを設定し、スレッドとメモリのトレースをダンプします。

    特定のサーバの特定のサービス用に JVM パラメータを設定するには、次の手順を使用します。

    手順
      ステップ 1   [ツール(Tools)] > [パフォーマンスの設定とロギング(Performance Configuration and Logging)] を選択し、JVM オプションを設定するサーバとサービスを選択します。
      ステップ 2   [スレッド トレースのダンプ(Dump Thread Trace)] をクリックして、選択したサーバの選択したサービスのスレッド トレースをダンプします。 Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を使用して、そのファシリティのログ フォルダから対応する jvm.log を収集できます。
      ステップ 3   [メモリ トレースのダンプ(Dump Memory Trace)] をクリックして、メモリ トレースをダンプします。 これにより、次の 2 種類のログがそのファシリティのログ フォルダに作成されます。
      1. メモリ:<facility name>-<time stamp>.hprof(ヒープ ダンプの場合)
      2. histo-<facility name> <time stamp>.log (ヒストグラムの場合)
      ステップ 4   JVM オプションを変更する場合は、このページの [有効にする(Enable)] または [無効にする(Disable)] オプション ボタンをクリックします。

      [JVM オプションの更新(Update JVM Options)] をクリックし、選択したノードの選択したサービスの新しい設定を更新します。


      簡易ネットワーク管理プロトコル

      簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)は、ネットワーク デバイス間で管理情報を交換するための業界標準インターフェイスです。 SNMP では、Unified CCX システムを監視および管理することができます。 また、Cisco Unified CCX システムで生成された重大度の高いメッセージやエラーを自動的に通知する SNMP トラップも設定できます。

      Cisco Unified Serviceability の Web インターフェイスを使用して SNMP を設定できます。

      SNMP 管理情報ベース(MIB)

      管理情報ベース(MIB)は、階層的に編成された情報のコレクションです。 MIB は、オブジェクト ID で参照される管理対象オブジェクトで構成されます。 管理対象オブジェクトは、1 つまたは複数のオブジェクト インスタンスで構成され、基本的に変数です。 MIB は、ステータスの監視、プロビジョニング、および通知を提供します。

      表 2 SNMP MIB

      MIB

      エージェント サービス

      CISCO-VOICE-APPS-MIB

      Cisco Unified CCX 音声サブエージェント

      CISCO-CDP-MIB

      Cisco CDP Agent

      CISCO-SYSLOG-MIB

      Cisco Syslog Agent

      SYSAPPL-MIB

      System Application Agent

      MIB-II

      MIB2 Agent

      HOST-RESOURCES-MIB

      Host Resources Agent


      (注)  


      • Unified CCX の以前のリリースとは異なり、Unified CCX 9.0(1) 以降のバージョンの SysAppl MIB の実装では、Unified CCX でアクティブ化されているサービスとアクティブ化されていないサービスを区別しません。 Unified CCX にインストールされているすべてのサービスが表示されます。

      • Unified CCX 9.0(1) 以降のバージョンでは、SysAppl MIB は、Unified CCX サブシステム情報とステータス情報が表示されません。 サブシステムとステータス情報は、Cisco Unified CCX Serviceability の Web インターフェイスを介して表示できます。

      • また、syslog メッセージは CISCO-SYSLOG-MIB を使用して SNMP トラップとして送信できます。 詳細については CISCO-SYSLOG-MIB に関する項を参照してください。 Unified CCX の重要な機能の障害に関連付けることができます。


      次の項で、CISCO-VOICE-APPS-MIB について説明します。 他の CCX がサポートする MIB の詳細については、次の URL で入手可能な『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide(Cisco Unified Serviceability 管理ガイド)』の「Cisco Unified CM SNMP」の章を参照してください。

      http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html

      CISCO-VOICE-APPS-MIB

      CISCO-VOICE-APPS-MIB は Unified CCX サーバでプロビジョニングされているインストール済みのワークフロー アプリケーションに関連する情報を表示します。 また、Unified CCX でサポートされている SNMP トラップに関する情報も表示します。 CISCO-VOICE-APPS-MIB は、Unified CCX Serviceability の Web インターフェイスを介して管理できます。

      Unified CCX 音声サブエージェント

      Cisco Unified CCX の音声サブエージェント サービスは、CISCO-VOICE-APPS-MIB を実装します。 Cisco Unified CCX 音声サブエージェント サービスは Cisco Unified CCX SNMP Java アダプタを使用して SNMP マスター エージェントと通信します。 Unified CCX 音声サブエージェントが正しく動作するには、Cisco Unified CCX SNMP Java アダプタ サービスが稼働している必要があります。

      CISCO-VOICE-APPS-MIB の詳細については、次の URL を参照してください。ftp:/​/​ftp.cisco.com/​pub/​mibs/​v2/​CISCO-VOICE-APPS-MIB.my


      (注)  


      • Unified CCX では、CISCO-VOICE-APPS-MIB を介して Unified CCX ワークフロー情報を公開しますが、ワークフロー テーブル(cvaWorkflowInstallTable オブジェクト)でのウォーク時にアプリケーション行ごとに 1 つのトリガーのみが返されます。 ワークフロー アプリケーションに関連付けられたトリガーが複数ある場合、これらのトリガーは別のエントリ(行)として表示されます。


      SNMP トラップ

      Unified CCX の機能ブロックであるサブシステムは syslog または SNMP トラップにルーティングされたアラームを送信します。 SNMP トラップは、Unified CCX サブシステム/モジュールまたはプロセスが開始または停止され、モジュールに実行時障害が発生したときに生成されます。 これらを主要なコンポーネントごとに追跡して、Unified CCX システムの健全性を追跡できます。

      次のトラップは CISCO-VOICE-APPS-MIB の一部としてサポートされています。

      トラップ名

      説明(Description)

      cvaModuleStart

      cvaModuleStart 通知は、アプリケーション モジュールまたはサブシステムが正常に起動し、稼働中の状態に移行したことを示します。

      cvaModuleStop

      cvaModuleStop 通知は、アプリケーション モジュールまたはサブシステムが停止したことを示します。 障害の原因がわかっている場合は、トラップ メッセージの一部として指定されます。

      cvaModuleRunTimeFailure

      cvaModuleRunTimeFailure 通知は、実行時に障害が発生したことを示します。 障害の原因がわかっている場合は、トラップ メッセージの一部として指定されます。

      cvaProcessStart

      cvaProcessStart 通知は、プロセスが開始されたばかりであることを示します。

      cvaProcessStop

      cvaProcessStop 通知は、プロセスが停止されたばかりであることを示します。

      ModuleStart トラップおよび ModuleStop トラップは、Cisco Unified CCX Engine、Cisco Unified CCX Cluster View Daemon、Cisco Unified CCX Administration などの主要な Unified CCX サービスやそれらのモジュール/サブシステムがそれぞれ起動および停止されたときに生成されます。

      ProcessStart トラップおよび ProcessStop トラップは、Cisco Unified CCX Engine、Cisco Unified CCX Cluster View Daemon、Cisco Unified CCX Administration などの主要な Unified CCX サービスが起動および停止されたときに生成されます。

      通知先を設定するには、Cisco Unified Serviceability[SNMP 通知先の設定(SNMP Notification Destination Configuration)] ページを使用します。


      (注)  


      SNMP トラップは、Unified CCX サービスまたはそれらのサブシステムがアウトオブサービスになるか、インサービス場合は生成されません。 これらのイベントは、リモート syslog メッセージとして送信され、任意のサードパーティ Syslog ビューアを使用して表示できます。 CCX サービスとそれらのサブシステムおよびモジュールは、[ツール - コントロール センター ネットワーク サービス(Tools - Control Center Network Services)] の下にある [Cisco Unified CCX Serviceability] から参照できます。



      (注)  


      • Unified CCX は、SNMP トラップ V3 の通知をサポートしていません。

      • CISCO-VOICE-APPS-MIB は INFORM 通知をサポートしていません。


      対応するトラップ フラグが有効な場合、すべての通知のトラップが即座に送信されます。 通知先を設定する前に、必要な SNMP サービスがアクティブ化され、動作していることを確認します。 また、コミュニティ ストリング/ユーザに対する特権が正しく設定されていることを確認します。

      SNMP の詳細情報

      SNMP バージョン 1、バージョン 2C、バージョン 3、SNMP システム グループの設定、SNMP informs および SNMP trap のパラメータなどの SNMP に関連する詳細情報については、次の URL で入手可能な『Cisco Unified Serviceability Administration Guide(Cisco Unified Serviceability 管理ガイド)』を参照してください。

      http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html