Cisco MediaSense ユーザ ガイド リリース 10.5(1)
MediaSense の用語
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MediaSense の用語

再生

セッションを検索し、内蔵された検索と再生アプリケーションを使用し、または MediaSense API を使用することによって、各セッションのオーディオ データやビデオ データを再生できます。 API の使用に関する詳細については、『Cisco MediaSense Developer Guide』を参照してください。このマニュアルは、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps11389/​products_​programming_​reference_​guides_​list.html から入手できます。

Real Time Streaming Protocol(RTSP)を使用し、またはレコーディングを .mp4 または .wav ファイルとしてダウンロードすることによって、MediaSense レコーディングを再生できます。

  • 再生:内蔵された検索と再生アプリケーションを使用するか、RTSP、.mp4、または .wav 形式をサポートする任意のプレーヤー(VLC:VideoLAN クライアントなど)で MediaSense レコーディングを再生できます。 VLC を使用して分岐されたメディア レコーディングを聞く場合、一度に 1 つのトラックのみを聞くことができ、同時に両方を聞くことはできません。

  • ダウンロード:両方のオーディオ チャネルを聞き、同時にビデオを表示したい場合は、convertSession API を使用して MediaSense レコーディングを .mp4 または .wav 形式にエクスポートします。 この API は、変換されたファイルにアクセスできる URL を返します。 その後、標準 HTTP アクセス方法を使用して、そのファイルをダウンロードできます。 ダウンロードされた .mp4 または .wav ファイルを使用して、両方のオーディオ チャネルを聞き、同時にビデオを表示できます。

    .mp4 または .wav 形式への変換によって、ファイルが移植可能になり、任意の場所にコピーできるようになります。

  • クライアント アプリケーションは、セッション クエリー API で downloadUrl パラメータを使用することにより、MediaSense メディア サービスと直接通信できます。 各 API には、AUDIO トラックにのみ downloadUrl が用意されています。 MediaSense ビデオ トラックを RAW 形式でダウンロードすることはできません。 ダウンロードされたレコーディングは、RAW 形式でのみ使用可能です。

    この URL は、sessionState が CLOSED_NORMAL の場合にのみセッション クエリー応答に、または eventAction が ENDED の場合にのみ sessionEvent に条件付きで存在します。 他の状態(ACTIVE、DELETED、または CLOSED_ERROR)の他のセッションでは、downloadUrl は使用できません。 詳細については、『Cisco MediaSense Developer Guide』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps11389/​products_​programming_​reference_​guides_​list.html)の「Playing Back Recordings」セクションを参照してください。

ブログの記録

MediaSense では、サポートされる Cisco IP Phone を使用してブログの記録(オーディオおよびビデオ)を作成することができます。 記録を作成後、サードパーティ製アプリケーションを使用して公開できます。

ブログの記録は、次のいずれかの方法で開始できます。

  • ユーザが MediaSense サーバにダイヤルする。

  • API 要求に応じて、MediaSense サーバがユーザの電話を呼び出す。


    (注)  


    Unified Border Element 展開は、直接発信録音をサポートしていません。

Media Forking

MediaSense がサポートするすべての Cisco IP Phone には、着信および発信メディア ストリームを分岐できるビルトイン ブリッジ(BIB)が装備されています。 MediaSense は、この機能を利用して分岐された着信および発信メディアを録音します。 メディア分岐の詳細については、Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。このマニュアルは、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html [英語] から入手できます。

コール フォーキングは電話機からではなく Unified Border Element アプリケーション内で実行されるため、Unified Border Element には BIB がありません。

セッションおよび録音セッション

MediaSense では、セッションは 1 人以上の参加者が関与する録音されたモノローグ、会話、または会議です。 MediaSense セッションは Unified Communications Manager録音セッションと同じです。 録音セッションに関する詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。このマニュアルは、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html から入手できます。

セッションの参加者は、MediaSense セッションに参加するためにデバイスを使用します。

デバイスは、エンドポイントまたはパーソナル コンピュータなどの物理エンティティであり、記録可能な任意をアイテムを指します。 デバイスは、各デバイスの電話番号または内線番号である deviceRef によって識別されます。 device Id は各デバイスの一意な識別子であり、デバイスの名前に直接対応します(MAC アドレスまたは Universal Device Identifier [UDI] と同じです)。

セッションは、ライブ(アクティブ)または記録済み(完了済み)を使用できます。 ライブ セッションは、モニタと記録を同時に行うことができます。 記録されたセッションは、いつでも再生できます。

用語集

アクティブ サーバ

アクティブ サーバは、API サービス、コンフィギュレーション サービス、コール制御サービス、メディア サービス、データベース サービス、および SM エージェントの 1 つのインスタンスを持つプライマリ サーバまたはセカンダリ サーバです。 MediaSense クラスタには、1 つまたは 2 つのアクティブ サーバが含まれている必要があります。 レプリケーションは、両方のアクティブ サーバで使用できます。 ハイ アベイラビリティを確保するために、1 つのアクティブ サーバがダウンした場合、他のアクティブ サーバが両方のサーバのすべての負荷を処理することができます。

API サービス

アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)サービスは機能サービスです。 各 MediaSense クラスタは、API サービスの 2 つのインスタンスのみ持つことができます。 1 つのインスタンスがプライマリ サーバに含まれ、他のインスタンスがセカンダリ サーバに含まれます。 各 API サービスには、対応するコンフィギュレーション サービスが含まれている必要があります。 MediaSense クラスタに 2 つ以上のサーバがある場合、追加のサーバには API サービスまたはコンフィギュレーション サービスは含まれません。 API サービスの各インスタンスは、メタ データベースの 1 つのインスタンスに対応します。

コール制御

MediaSense は、セッション開始プロトコル(SIP)を使用して、新しいコール、転送されたコール、および保留にされたコールを制御します。

コール制御サービス

コール制御サービスは、ネットワーク層、メディア サービス、および API サービスと通信して、MediaSense の主要な録音機能を提供します。 クラスタ内の各サーバに、コール制御サービスの 1 つのインスタンスが存在します。

クラスタ

MediaSense サーバは、1 つのクラスタに配置されます。 1 つのクラスタには、1 ~ 5 つのサーバを含めることができます。 各クラスタは、基本的なメディア録音、データベース ストレージ、およびスケーラブルな録音容量を提供できます。

コンフィギュレーション データベース
コンフィギュレーション データベースは、通常「config」データベースと呼ばれます。 ログ レベルおよびトレース マスク情報を保存します。 コンフィギュレーション データベースの各インスタンスは、コンフィギュレーション サービスの 1 つのインスタンスに直接対応します。 コンフィギュレーション データベースは直接エンド ユーザに直接公開されませんが、MediaSense Serviceability Web ポータルでサービス アクティブ化などの機能を間接的に設定できます。
コンフィギュレーション サービス

コンフィギュレーション サービスは機能サービスです。 各インスタンスは、コンフィギュレーション データベースの 1 つのインスタンスに対応します。 各 MediaSense クラスタは、コンフィギュレーション サービスの 2 つのインスタンスのみ持つことができます。 1 つのインスタンスはプライマリ サーバに存在し、他のインスタンスはセカンダリ サーバに存在します。 MediaSense はピアツーピア データベース モデルを使用するため、1 つのコンフィギュレーション サービスが動作しない場合、データは引き続き他のコンフィギュレーション サービスに書き込むことができます。

プライマリ サーバおよびセカンダリ サーバの各コンフィギュレーション サービスには、API サービスの対応するインスタンスが含まれている必要があります。 MediaSense クラスタに 2 つ以上のサーバがある場合、追加のサーバにはコンフィギュレーション サービスまたは API サービスは含まれません。

データベース

MediaSense には、コンフィギュレーション データベースとメタ データベースの 2 つのデータベースがあります。 一般用語である「データベース」は、これらの両方を指すために使用されます。

データベース サービス

データベース サービスは、コンフィギュレーション データベースとメタ データベースを制御します。 各 MediaSense クラスタは、データベース サービスの 2 つのインスタンスのみ持つことができます。 1 つのインスタンスはプライマリ サーバに存在し、他のインスタンスはセカンダリ サーバに存在します。

デバイス

デバイスは、録音を行うために使用できるエンドポイントまたはパーソナル コンピュータなどの物理エンティティです。 各デバイスは、一意の deviceRef または Device Ref によって識別されます。

デバイス参照

デバイス参照は、API サービスで deviceRef、管理サービスで Device Ref と呼び出ます。 各デバイスの電話番号、IP アドレス、または URI/URL を参照します。 1 人または複数の参加者を複数のデバイス参照に関連付けることができます。

診断

MediaSense 診断はネットワーク サービスです。 このサービスは、デバッグおよびトラブルシューティングのために、すべての MediaSense サーバに存在します。

拡張サーバ

MediaSense 配置には、最大 3 つの拡張サーバを含めることができます。 各拡張サーバには、コール制御サービスの 1 つのインスタンスおよびメディア サービスの 1 インスタンスがあります。 拡張サーバには、API サービスまたはデータベース サービスのインスタンスはありません。

機能サービス
機能サービスを使用して、MediaSense クラスタ内のすべてのサーバを設定し、モニタすることができます。
High Availability(高可用性)

ハイ アベイラビリティとは、1 つのサーバに障害が発生した場合、他のサーバが MediaSense クラスタ内の両方のサーバのすべての負荷を処理できることを意味します。 データが両方のサーバ間でロード バランスされ、データ レプリケーションが両方のサーバで使用できます。

ライブ(アクティブ)セッション

ライブ セッションは進行中のコールであり、同時にモニタし、録音することができます。 このセッションを終了すると、いつでも再生可能な録音セッションになります。

メディア サービス

メディア サービスは機能サービスです。 このサービスは、ローカル ディスク上のストレージのメディア ストリームを終了します。 MediaSense クラスタ内のすべてのサーバに、メディア サービスの 1 つのインスタンスが存在します。

メディア ストリーム

メディア ストリームとは、ライブまたは録音セッションのオーディオ チャネルまたはビデオ チャネルを通じて送信されるパケットを指します。 これはライブ セッションのみを指します。 これは録音されたセッションを指しません。 録音されたメディア ストリームはトラックと呼びます。

メタ データベース

メタ データベースは、各録音に関連付けられたコール履歴とメタデータ情報を保存します。 API サービスの各インスタンスは、メタ データベースの 1 つのインスタンスに対応します。

ネットワーク サービス

ネットワーク サービスは、システム全体の機能を設定およびモニタすることができます。 MediaSense をインストールし、サーバをリブートすると、クラスタ内のすべてのサーバにおいてネットワーク サービスがデフォルトでイネーブルにされます。

参加者

参加者は、セッションに関連する人またはエンドポイントを指します。 参加者は、セッションを実行するためにデバイスを使用します。 参加者は、電話番号、IP アドレス、または URL である一意のデバイス参照によって識別されます。 同じセッション時に、各プログラムは、そのトラックのメディアを生成する 1 人の参加者にのみ関連付けられます。 異なるセッション時に、各トラックは、1 人または複数の参加者が存在する可能性があります。

Perfmon エージェント

このネットワーク サービスは、パフォーマンス モニタリング インフラストラクチャを制御します。 別個のユーザ インターフェイスは存在せず、MediaSense Serviceability Administration 内でシームレスに動作します。

プライマリ データベース

配置での最初のメイン サーバのコンフィギュレーション サービスは、プライマリ データベースと呼ばれます。 配置での 2 番目のメイン サーバのコンフィギュレーション サービスは、セカンダリ データベースと呼ばれます。

MediaSense クラスタでは、設定要求はプライマリ データベースとセカンダリ データベースに送信されます。 プライマリ データベースが動作している場合、データはプライマリ データベースに書き込まれ、セカンダリ データベースに複製されます。 プライマリ データベースが動作していない場合、データは書き込まれず、データの整合性が確保されます。 プライマリ データベースがかなりの期間動作しない場合、データを書き込むことができるように、セカンダリ データベースを新しいプライマリ データベースに手動で切り替えることができます。 元のプライマリ データベースが再び動作を開始したときは、新しいセカンダリ データベースになります。

プライマリ サーバ

プライマリ サーバは、クラスタ内の最初のサーバです。 MediaSense をインストールし、プライマリ サーバをリブートした後で、すべての MediaSense 機能サービスはデフォルトでイネーブルになります。

パブリッシャ

MediaSense クラスタでは、プライマリ サーバとセカンダリ サーバはパブリッシャ(ピアツーピア)です。

録音された(完了した)セッション

録音されたセッションが完了し、いつでも再生できます。

録音タイプ

MediaSense には、2 つのタイプの録音があります。

  • 分岐されたメディアの録音は IP 電話から発信されます。 これらの録音には 2 つのオーディオ チャネルがあります。

  • ダイレクト コールの録音は、MediaSense から任意の電話機に行われます。 これらの録音には、1 つのオーディオ チャネルと 1 つのオプションのビデオ チャネルがあります (このマニュアルでは、通常ブログ録音と呼びます)。

セカンダリ データベース

クラスタ内のセカンダリ サーバのコンフィギュレーション データベースは、セカンダリ データベースと呼びます。

セカンダリ サーバ

各クラスタには、1 つのセカンダリ サーバのみを含めることができます。 管理サービスにアクセスして、すべての機能サービスをイネーブルにすると、このサーバをセカンダリ サーバとして割り当てることができます。 ハイ アベイラビリティを確保するには、プライマリ サーバとペアにします。

セッション

セッションは、録音されたモノローグ コール、会話コール、または電話会議です。 セッションは sessionID(またはセッション ID)によって識別され、1 つ以上のトラックが含まれます。

MediaSense セッションは、Unified Communications Manager の録音セッションと同じ意味を持ちます。 録音セッションの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。このマニュアルは、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​maintenance_​guides_​list.html から入手できます。
Session ID

セッションの一意の識別子。

SM エージェント

ストレージ管理エージェント(SM エージェント)は、クラスタ内の各サーバのストレージ全体をモニタし、ディスク使用率に基づくしきい値イベントを生成します。 クラスタ内のすべてのサーバで使用できます。

システム サービス

このネットワーク サービスは、サービスの動作を制御します。 別のユーザ インターフェイスは存在せず、MediaSense 管理サービスおよび MediaSense Serviceability Administration 内でシームレスに動作します。

タグ

システム定義のタグは、Web 2.0 API を使用して個々のセッションに関連付ける短い、任意のテキスト文字列です。 MediaSense は、各セッションで使用するタグを格納します。 MediaSense は、セッション(一時停止や再開など)中に発生した特定の処理をマーキングしたり、メディアの非アクティブ状態(SIP シグナリングによって報告される)が変更されたときにマーキングするためにタグを使用します。 ほとんどのタグはセッションにのみ関連付けられるのに対して、メディアの非アクティビティ状態の変更タグは、セッションとセッションの特定のトラックに関連付けられます。

Track

トラックは、各メディア ストリームを識別し、参加者、持続期間、開始日、およびトラック番号などの追加データによってそれを定量化します。 各トラックは、1 つのオーディオ ストリームまたは 1 つのビデオ ストリームに固有です。 各トラックは、複数のデバイス参照に関連付けることができます。 各セッションには、1 つ以上のトラックが含まれます。

Track ID

トラックの一意の識別子。