Cisco Finesse 管理ガイド Release 10.5(1)
使用する前に
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この章では、Cisco Finesse の構成、管理、維持のために使用するインターフェイスと、そのアクセス方法について説明します。

ユーザ アカウント

Cisco Finesse のインストール中に、次のユーザ アカウントの資格情報が定義されます。

  • 管理者ユーザ アカウント: CLI および Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理にアクセスするには、このアカウントを使用します。

  • アプリケーション ユーザ アカウント: Cisco Finesse の管理コンソールにアクセスするには、このアカウントを使用します。

管理ツール

Cisco Finesse Administration Console

Cisco Finesse 管理コンソールは、Cisco Finesse のシステム設定を指定するために使用する Web ベースのインターフェイスです。 管理コンソールからはタブをクリックしてさまざまな管理機能にアクセスできます。 タブ名と各タブで実行できるタスクは次のとおりです。

  • [設定(Settings)]: CTI サーバ、管理サーバおよびデータ サーバ、およびクラスタ設定を指定します。

  • [コール変数レイアウト(Call Variables Layout)]: エージェント デスクトップのコール制御ガジェットで表示されるコール変数と ECC 変数を管理します。

  • [デスクトップのレイアウト(Desktop Layout)]: エージェントおよびスーパーバイザ用のデフォルトのデスクトップ レイアウトを変更します。

  • [電話帳(Phone Books)]: 電話帳または電話帳の連絡先を追加、編集、または削除します。

  • [理由(Reasons)]: 受信不可理由コード、サインアウト理由コード、またはラップアップ理由を追加、編集、および削除します。

  • [チーム リソース(Team Resources)]: 特定のチームにデスクトップのレイアウト、電話帳、理由コード、およびラップアップ理由を割り当てます。

  • [ワークフロー(Workflows)]: ワークフローとワークフロー アクションを作成および管理します。


(注)  


Finesse 管理タスクはプライマリ Finesse サーバでのみ実行できます。


Cisco Finesse Administration Console へのサインイン


(注)  


Cisco Finesse 管理コンソールは Internet Explorer と Firefox の両方をサポートします。


管理コンソールは HTTP とセキュア HTTP (HTTPS)の両方をサポートします。 管理コンソールが HTTP と HTTPS のどちらを使用するかは、HTTPS リダイレクトが有効かどうかによって決まります(デフォルトでは、HTTPS リダイレクトが有効です)。 この手順の URL では、HTTP を使用します。

手順
    ステップ 1   ブラウザで http://FQDN, hostname, or IP address of Finesse server//cfadmin にアクセスします。ここで、FQDN, hostname, or IP address of Finesse server/ は、完全修飾ドメイン名(FQDN)、ホスト名またはプライマリ Finesse サーバの IP アドレスです。
    (注)     

    Finesse に付属の自己署名証明書で、デフォルトで証明書のコモン ネームとなるサーバのホスト名を使用していることを確認します。 アドレスの不一致エラーを回避するため、URL のホスト名は証明書のコモン ネームと一致している必要があります。

    ステップ 2   HTTPS を使用して管理コンソールに最初にアクセスする際、Finesse に付属の自己署名証明書を信頼するように促されます。 次の表で、サポートされている各ブラウザの手順を説明します。
    (注)     

    HTTP を使用して管理コンソールにアクセスしている場合、この手順は不要です。

    HTTPS を使用しているが、CA 証明書をインストール済みである場合は、この手順をスキップできます。 CA 証明書のインストールに関する詳細情報については、『Cisco Finesse Installation and Upgrade Guide(Cisco Finesse インストールとアップグレード ガイド)』を参照してください。

    オプション 説明(Description)

    Internet Explorer を使用する場合

    1. Web サイトのセキュリティ証明書に問題があることを示すページが表示されます。 [この Web サイトの閲覧を続行(推奨されません)(Continue to this website(not recommended))] をクリックします。 これにより、管理コンソールのサインイン ページが開きます。 証明書エラーはブラウザのアドレス バーに表示されます。

    2. [証明書エラー(Certificate Error)] をクリックし、[証明書を表示(View Certificates)] をクリックすると、[証明書(Certificate)] ダイアログボックスが開きます。

    3. [証明書(Certificate)] ダイアログボックスで、[証明書をインストール(Install Certificate)] をクリックします。 これにより、証明書のインポート ウィザードが開きます。

    4. [Next] をクリックします。

    5. [証明書をすべて次のストアに配置する(Place all certificates in the following store)] を選択し、[参照(Browse)] をクリックします。

    6. [信頼できるルート証明機関(Trusted Root Certification Authorities)] を選択し、[OK] をクリックします。

    7. [Next] をクリックします。

    8. [終了(Finish)] をクリックします。

    9. 証明書をインストールするかどうかを尋ねる [セキュリティ警告(Security Warning)] ダイアログボックスが表示されたら、[はい(Yes)] をクリックします。

      インポートが正常に実行されたことを示す [証明書をインポート(Certificate Import)] ダイアログボックスが表示されます。

    10. [OK] をクリックします。

    Firefox を使用している場合

    1. この接続が信頼できない状態であることを示すページが表示されます。

    2. [リスクを理解します(I Understand the Risks)] をクリックし、[例外を追加(Add Exception)] をクリックします

    3. [セキュリティ例外を追加(Add Security Exception)] ダイアログボックスで、[この例外を恒久的に保存(Permanently store this exception)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

    4. [セキュリティ例外を承認(Confirm Security Exception)] をクリックします。

    ステップ 3   [サインイン(Sign-In)] ページの [ID] フィールドに、インストール中に定義されたアプリケーション ユーザ ID を入力します。
    ステップ 4   [パスワード(Password)] に、インストール中に定義されたアプリケーション ユーザ パスワードを入力します。
    ステップ 5   [サインイン(Sign In)] をクリックします。

    正常にサインインすると、定義された管理ガジェットおよびサイン アウト リンクを使用してインターフェイスを起動します。



    (注)  


    非アクティブになってから 30 分後に、Finesse 管理コンソールから自動的にサインアウトするため、再度サインインする必要があります。


    CLI

    CLI には、オペレーティング システムと Cisco Finesse に適用されるコマンドのセットがあります。 これらのコマンドでは、基本的なメンテナンスと障害復旧が可能になり、システム管理の一部を実行できます。

    サーバ コンソールまたは Secure Shell(SSH)によって、モニタおよびキーボードを使用してプライマリ Finesse サーバの CLI にアクセスできます。 管理者ユーザ アカウントの資格情報を使用して CLI にアクセスします。

    Cisco Unified Communications Operating System Administration

    Cisco Unified Communications Operating System Administration は、多くの一般的なシステム管理機能を実行するために使用する Web ベースのインターフェイスです。 Cisco Unified Communications Operating System Administration のメニューは次のとおりです。

    • [表示(Show)]: クラスタ ノード、ハードウェア ステータス、ネットワーク構成、インストールされているソフトウェア、システム ステータス、および IP 設定に関する情報を表示します。

    • [設定(Settings)]: IP 設定、ネットワーク タイム プロトコル(NTP)設定、SMTP 設定、時間およびバージョンを表示および変更します。

      重要:

      シスコ のガイダンスなしで、IP 設定を変更しないでください。

      インストール後に Finesse サーバの IP アドレスを変更することはできません。

    • [セキュリティ(Security)]: 証明書を管理し、IPsec ポリシーを設定および管理します。

    • [ソフトウェアの更新(Software Upgrades)]: アップグレードを実行するか、以前のバージョンに戻します。

    • [サービス(Services)]: Ping およびリモート サポート機能を使用します。

    Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理へのサインイン

    手順
      ステップ 1   ブラウザで、http://host or IP address/cmplatform にアクセスします。ここで、host or IP address は、サーバのホスト名または IP アドレスです。
      ステップ 2   管理者ユーザ アカウントのユーザ名とパスワードでサインインします。
      (注)     

      サインインすると、[ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リストから他の Unified Communications Solutions ツールにアクセスできます。


      ローカリゼーション

      Cisco Finesse では、Finesse が Unified Contact Center Enterprise(Unified CCE)で導入される場合に、Finesse エージェント デスクトップのローカリゼーションがサポートされます。 エージェントおよびスーパーバイザ用に必要な言語をインストールするには、Cisco Option Package(COP; シスコオプションパッケージ)ファイルのインストールを使用します。

      Finesse は米国英語でインストールされます。 エージェントおよびスーパーバイザ用に別の言語が必要ではない場合、COP ファイルをインストールする必要はありません。


      (注)  


      インストール後に言語パックをアンインストールすることはできません。


      表 1 デスクトップ ユーザ インターフェイスでサポートされる言語

      言語

      ロケールファイル

      デンマーク語

      da_DK

      Dutch

      nl_NL

      英語

      en_US

      フィンランド語

      fi_FI

      フランス語

      fr_FR

      ドイツ語

      de_DE

      イタリア語

      it_IT

      Norwegian

      nb_NO

      ポルトガル語

      pt_BR

      スペイン語

      es_ES

      スウェーデン語

      sv_SE

      日本語

      ja_JP

      中国語(簡体字)

      zh_CN

      中国語(繁体字)

      zh_TW

      Korean

      ko_KR

      ポーランド語

      pl_PL

      ロシア語

      ru_RU

      Turkish

      tr_TR

      COP ファイルをインストールしたら、エージェントとスーパーバイザはデスクトップの言語を次のように設定できます。

      • サインイン ページで [言語選択(Language Selector)] ドロップダウン リストから言語を選択します。

      • ブラウザの言語を変更します。

      • エージェント デスクトップ URL の一部としてロケールを入力します(たとえば、フランス語を使用するエージェントは、次のように URL を入力できます。http://hostname of Finesse server/desktop?locale=fr_FR)

      デスクトップで次の項目がローカライズされます。

      • フィールド名、ボタン、ドロップダウン リストのラベル

      • プロンプト

      • メッセージ

      • ツールのヒント

      • ページ タイトル

      • ガジェットのタブ名(Finesse ガジェットのみ)

      Finesse 管理コンソールを使用して定義された設定データ(受信不可やサインアウトの理由コード ラベル、ラップアップ理由のラベル、電話帳エントリなど)は、デスクトップ用に選択されたロケールによって異なることはありません。 たとえば、中国語のラベルで受信不可理由コードを定義した場合、このラベルはエージェントがサインイン時に選択した言語に関係なく、デスクトップで中国語で表示されます。


      (注)  


      言語 COP ファイルをインストールしない(デスクトップに英語のみを使用する)場合でも、理由コード、ラップアップ理由および電話帳エントリなどの Finesse データに Unicode 文字を使用できます。 たとえば、中国語を使用して理由コードを定義した場合、英語のみのデスクトップに中国語で表示されます。


      コール変数と ECC 変数は Unicode に対応しており、デスクトップのロケールに依存しません。 ただし、Unified CCE Script Editor ではこれらの Unicode 文字が正しく表示されない可能性があります。Unified CCE スクリプトで問題が発生する可能性があるためです(特に、Unified CCE がネイティブ言語(中国語、日本語、ロシア語など)の Windows オペレーティング システムにインストールされている場合)。

      エージェントの姓と名は、Unified CCE データベースで定義されているとおりにデスクトップに表示されます。 名前に日本語、中国語、韓国語の文字が含まれる場合、デスクトップで正しく表示されます。 ただし、これらの言語のエージェントの姓と名でサポートされる文字数は、最大 10 文字です。 名前が 10 文字を超えた場合、10 文字以降の文字は切り捨てられます。

      Finesse では、次のコンポーネントのローカリゼーションはサポートされていません。

      • Finesse 管理コンソール

      • Finesse ガジェットのコンテナに導入されているサードパーティ ガジェットのタブ ラベル


        (注)  


        Finesse レイアウト XML ファイル内のサードパーティ ガジェットのタブ ラベルを定義できます。 これらのラベルはハードコードされ、デスクトップ上で選択したロケールに依存しません。 タブに定義できるラベルはそれぞれ 1 つだけです。 異なる言語を使用してタブに複数のラベルを定義することはできません。


      • Latin-1 以外の文字で構成されるエージェントのユーザ名およびチーム名


      (注)  


      ロケール ベースの検索および並べ替えが期待どおりに機能しない可能性があります。