Cisco VT Advantage アドミニストレーション ガイド Version 1.0(2)
Cisco VT Advantage のトラブ ルシューティング
Cisco VT Advantage のトラブルシューティング
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco VT Advantage のトラブルシューティング

一般的なトラブルシューティング

一般的な問題と解決方法

ビデオの問題

音声の問題

その他の問題

Cisco CallManager Serviceability Troubleshooting Traces の使用方法

Cisco CallManager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の使用方法

Cisco CallManager CDR Analysis and Reporting (CAR)の使用方法

接続とビデオ信号品質の確認

でのトラブルシューティング ツールの使用方法

Diagnostics Tool

AutoUpdate Status ビューア

CAST ビューア

CDP ビューア

Trace Tool

Error Reporting Tool

Cisco VT Advantage のトラブルシューティング

この章では、Cisco VT Advantage のトラブルシューティングについて説明します。次のトピックを取り上げます。

一般的なトラブルシューティング

接続とビデオ信号品質の確認

Cisco VT Advantage でのトラブルシューティング ツールの使用方法

一般的なトラブルシューティング

この項では、Cisco VT Advantage で生じる可能性がある問題のトラブルシューティングについて説明します。次のトピックを取り上げます。

「一般的な問題と解決方法」

「Cisco CallManager Serviceability Troubleshooting Traces の使用方法」

「Cisco CallManager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の使用方法」

「Cisco CallManager CDR Analysis and Reporting (CAR)の使用方法」

一般的な問題と解決方法

この項では、Cisco VT Advantage で生じる可能性がある一般的な問題について説明し、解決方法のヒントを示します。ここでは、次のトピックについて取り上げます。

「ビデオの問題」

「音声の問題」

「その他の問題」

ビデオの問題

 

表 4-1 ビデオの問題

現象
解決方法

複数の参加者による会議でビデオが表示されない

Cisco CallManager で、Media Resource Group と Media Resource Group List に MCU が含まれていることを確認します。

音声コンファレンス ブリッジではなく、ビデオ コンファレンス ブリッジが割り当てられていることを確認します。

詳細については、次のガイドを参照してください。

『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』の「Media Resource Group List の設定」の項

『Cisco CallManager システム ガイド』の「メディア リソース」の項

音声とビデオのリップ同期の不良

次のような原因が考えられます。

QOS の問題。QOS がネットワーク全体で正しく設定されていることを確認します(QOS のデザイン ガイドを参照してください。URL: http://www.cisco.com/warp/public/779/largeent/it/ese/srnd.html で入手できます)。

PC での CPU 利用率が高い。ビデオ コール中は、いくつかのアプリケーションを閉じる必要が生じる場合があります。

ネットワークの輻輳。

リージョン

リージョンは、Cisco CallManager が制御するデバイスで使用される音声コーデックとビデオ帯域幅を、コールごとに定義します。ビデオ帯域幅は、None または 64 の倍数の速度(kbps)(128kbps、384kbps、768kbps など)に設定できます。

「Cisco VT Advantage 用の Cisco CallManager の設定」を参照してください。

ロケーション

ロケーションは、Cisco CallManager が許可する音声およびビデオ帯域幅の合計を、そのロケーションから発信されるコールに対してロケーションごとに定義します。ビデオ帯域幅は、None、Unlimited、または 64 の倍数の制限値(kbps)(128kbps、384kbps、768kbps など)に設定できます。

「Cisco VT Advantage 用の Cisco CallManager の設定」を参照してください。

ビデオ ウィンドウにビデオが表示されない

Cisco VT Advantage が実行されていることを確認します。システム トレイで Cisco VT Advantage アイコンを探します。

Cisco VT Advantage メイン ウィンドウを開きます。

電話とカメラの接続ステータスとビデオ信号品質を確認します(「接続とビデオ信号品質の確認」を参照してください)。

ビデオがミュートになっていないことを確認します。

Start Video Check を選択して、ビデオ チェックを実行します。正常であれば、Local Video ウィンドウと Remote Video ウィンドウが表示され、カメラに緑のランプが点灯します(上面のカメラ レンズの上)。終了後は、 Stop Video Check を選択します。

Cisco VT Camera の USB ケーブルが PC の USB ポートに正しく接続されていることを確認します。

PC が Cisco IP Phone の背面にある「10/100 PC」というラベルの付いたアクセス ポートに直接接続されていることを確認します。

Cisco IP Phone でビデオが有効になっているかどうかを確認します。Cisco IP Phone の LCD 画面で、ビデオ アイコンを探します。

ビデオに対してリージョンが正しく設定されていることを確認します(「Cisco VT Advantage 用の Cisco CallManager の設定」を参照してください)。

ロケーションに十分なビデオ帯域幅が割り当てられていることを確認します(「Cisco VT Advantage 用の Cisco CallManager の設定」を参照してください)。

ビデオ機能をサポートしていない Media Termination Point(MTP; メディア終端点)またはトランスコーダが、ビデオ コールに割り当てられていないことを確認します。

Cisco IP Phone の LCD 画面に「Video bandwidth unavailable」と表示される

ビデオ コールを行うための帯域幅が不十分です。「Cisco VT Advantage 用の Cisco CallManager の設定」と『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』の「ロケーションの設定」の項を参照してください。


) この状況では、Cisco IP Phone は音声だけのコールを行います。


フレーム レートが低い、信号品質バーが低い信号レートを示す

光量不足が原因になっている可能性があります。通常、Cisco VT Camera は自動露出に設定されます。光量が不十分な場合、フレームごとの露出時間を長くする必要があり、その結果フレーム レートが低下します。これをテストするには、次の手順に従います。

1. Cisco VT Advantage メイン ウィンドウを開き、 Start Video Test をクリックします。Local Video ウィンドウと Remote Video ウィンドウの両方が表示されます。

2. 次に、信号品質バーをマウスの右ボタンでダブルクリックします。Diagnostics ウィンドウが表示されます。

ウィンドウの左側の Video Signal セクションには、処理中のフレーム/秒(fps)の現在の数を示すフィールドがいくつかあります。この時点では、すべてのデータをカメラから受信しています。このため、受信する 1 秒あたりのフレーム数が 15 よりも少ない場合は、光量が原因となっている可能性が高くなります。

3. 光量を増やし、送受信される 1 秒あたりのフレーム数が変化するかどうかを確認します。

4. 終了後は、 Stop Video Test をクリックします。


) Cisco VT Advantage を終了して、再起動してみることもお勧めします。


カメラのフレーム レートと光量レベルの確認についての詳細は、「Diagnostics Tool」を参照してください。

PC のシステム トレイに次のアイコンが表示される

ビデオ接続に問題がある可能性があります。「接続とビデオ信号品質の確認」を参照してください。

フレーム レートが低くなっています(上記を参照)。

Local Video ウィンドウまたは Remote Video ウィンドウのイメージがぼやけているか、粒子が粗い

フォーカス リング(カメラのレンズの周りにある黒いリング)を調整して、焦点を合わせます。

音声の問題

 

表 4-2 音声の問題

現象
解決方法

音声が出ない

音声が Cisco IP Phone で消音になっていないことを確認します。

その他の問題

 

表 4-3 その他の問題

現象
解決方法

Cisco IP Phone の LCD 画面に アイコンが表示されない

Cisco VT Advantage が Cisco IP Phone に関連付けられていません。

Cisco IP Phone ファームウェアのバージョンを確認します。ビデオをサポートしたファームウェア バージョンになっている必要があります。

Cisco IP Phone モデルがサポートされていることを確認します(7940、7960、および 7970 シリーズがサポートされています)。

Cisco CallManager で、電話について次のパラメータが正しく設定されていることを確認します。

ビデオ機能が有効になっている。

PC ポートが有効になっている。

「Cisco VT Advantage 用の Cisco IP Phone の設定」を参照してください。

PC と Cisco IP Phone の間で ping を実行できることを確認します。

帯域幅の容量

LAN を通じて作業を行う場合、通常は帯域幅の設定を変更する必要がありません。モバイル機器を使用している従業員または在宅勤務社員がいる場合は、それぞれの帯域幅設定の制限を最大レートにする必要が生じることがあります。

Bandwidth Override ダイアログ(Cisco VT Advantage メイン ウィンドウ、 Settings > Advanced >Bandwidth Override )では、インターネット接続のアップリンク速度によって帯域幅を制限できます。インターネット サービス プロバイダーに問い合せるか、上級ユーザの場合は、DSL Reports インターネット サイト(http://www.dslreports.com/stest)を参照し、説明に従ってアップロード速度およびダウンロード速度を確認します。一般に、帯域幅はアップリンク速度に基づいて選択します。これは、通常 128 Kbps ~ 768 Kbps の範囲です。

アップリンク速度を確認したうえで、選択する帯域幅設定とチャネル容量の間に余裕をいくらか残す必要があります(ロケーションとリージョンの設定については、「Cisco VT Advantage 用の Cisco CallManager の設定」を参照してください)。


) 128 Kbps などの低いレートに制限されている場合、ビデオ会議に参加できないことがあります。


H.323 エンドポイントでのコールの切断

Cisco IP Phone が H.323 エンドポイントを保留にした場合、
Cisco CallManager は Empty Capabilities Set(ECS)と呼ばれる手順を使用します。この手順は、Null Capabilities Set または TCS=0 と呼ばれることもあります。H.323 エンドポイントが保留になった場合の応答を正しく機能させるためには、ECS のサポートが必要です。ECS がサポートされていない場合、H.323 エンドポイントは Cisco CallManager の ECS メッセージを認識しないため、そのエンドポイントが保留になったときにコールが切断されます。そのため、転送、会議、パークといった暗黙的な保留処理が行われる操作でも、コールが切断されます(たとえばコールを転送する場合、Cisco CallManager は、転送を完了する前に一度そのコールを保留にします)。

使用している H.323 エンドポイントが ECS をサポートしていることを確認します。


) 一部の ECS の実装では、転送、会議、またはパーク操作の後で、音声コールをビデオ コールにすることができません。


エンドポイントが ECS をサポートしていない場合:

Media Termination Point(MTP; メディア終端点)を追加して補足的なサポートを提供し、コールが切断されることなく、保留、転送、会議、およびパークを利用できるようにします。この場合、コールでビデオはサポートされません。

保留、転送、会議、およびパーク機能よりビデオを優先するには、MTP を要求するように H.323 を設定します。ただし、Media Resource Group List(MRGL)とデフォルトの MRGL に、MTP またはトランスコーダが含まれていないことを確認してください。この設定により、デバイスにコールするときに保留、転送、会議、およびパークは無効になり、Cisco CallManager は H.323 エンドポイントがこれらの機能をサポートしていないことを認識します。

PC の CPU 利用率が100 %

Cisco VT Advantage の CPU の最低要件は、1.0 GHz 以上の Pentium III または互換プロセッサです。1.4 GHz 以上の Pentium III または互換プロセッサを推奨します(「Cisco VT Advantage のハードウェア要件とソフトウェア要件」を参照してください)。

速度の遅い CPU では、次の点に注意してください。

Cisco VT Advantage で、フレーム シェーディング アルゴリズムを使用します。つまり、フレームを削除して、ビデオ コールの進行中に PC が動作を継続できるようにします。

ローカル ビデオ ウィンドウを最小化するか、切手サイズに縮小します。これによって、ローカル ビデオ ウィンドウでイメージを表示するときの CPU の負荷が低下するため、かなり動作が改善します。

リモート ビデオ ウィンドウのサイズは 320 x 240 のままにします(現在のリリースでは、ウィンドウのサイズを大きくした場合、CPU への負荷が増大します)。

ビデオ コール中に使用されていないアプリケーションを閉じて、PC の CPU リソースの一部を解放します。

7Mbps のビデオ ストリームを使用して、PC の CPU 利用率を低下させます。この帯域幅は、(ロケーション/リージョンベースの設定での)スイッチ型 LAN 環境内におけるコールだけを対象として適用を検討します。

AutoUpdate が動作しない

AutoUpdate オプションで Cisco VT Advantage を展開した場合、Cisco VT Advantage インストール プログラムは AutoUpdate サービスを作成します。このサービスはバックグラウンドで動作し、アップデートが利用可能なときにユーザに通知します。AutoUpdate サービスが PC に正しくインストールされていることを確認するには、次の手順に従います。

1. Windows のデスクトップで、My Computer アイコンを右クリックし、 Manage を選択します。

2. Computer Management ウィンドウで、Services and Applications ウィンドウの左にある + (プラス)記号をクリックし、ビューを展開します。次に Services をクリックします。

 

3. ウィンドウの右ペインで、AutoUpdate: Cisco Apps というサービスを探します。Status は Started に設定され、Startup Type は Automatic に設定されているはずです。

設定が異なる場合や、サービスが存在しない場合は、PC が AutoUpdate 用に正しく設定されていません。次の操作を行います。

Cisco VT Advantage ソフトウェアが展開ツール(「Cisco VT Advantage の展開ツールの使用方法」を参照)を使用して PC にインストールされたことを確認します。

必要に応じて、Cisco VT Advantage ソフトウェアを PC に再インストールします。

4. Computer Management ウィンドウで、Event Viewer ウィンドウの左にある + (プラス)記号をクリックし、ビューを展開します。 Application をクリックします。

アプリケーションのイベント ログが、ウィンドウの右ペインに表示されます。

5. Source 列のヘッダーをクリックします。

リストがアルファベット順に並べ替えられます。Cisco VT Advantage の AutoUpdate メッセージは AutoUpdate-CVTAInstaller と表示されるので、すぐに見つけることができます。

6. イベント ログの任意の行をダブルクリックして、メッセージの実際の詳細情報を表示します。これには次の情報が含まれます。

サービスの開始および停止

サーバからのマニフェスト ファイルのダウンロード

サーバからのアップデートのダウンロード

アプリケーションの通知

Cisco CallManager Serviceability Troubleshooting Traces の使用方法

Cisco CallManager で利用可能な Serviceability TroubleShooting Trace Setting の Web ページを使用できます。Cisco CallManager Administration アプリケーションで、 Application > Cisco CallManager Serviceability > Trace > TroubleShooting Trace Setting を選択して、Serviceability TroubleShooting Trace Setting ページにアクセスします。

Cisco CallManager Serviceability Traces の設定および使用の詳細については、次のガイドを参照してください。

Cisco CallManager Serviceability System Guide 』の「Trace」の項

『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』の「Troubleshooting Trace Setting の設定」の項

上記のガイドは、
URL: http://www.cisc.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm で入手できます。

Cisco CallManager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の使用方法

Cisco CallManager Real-Time Monitoring Tool を使用すると、リアルタイム情報(アクティブなビデオ コール、完了したビデオ コールなど)を監視できます。

このツールの設定および使用の詳細については、次のガイドを参照してください。

Cisco CallManager Serviceability System Guide 』の「Real-Time Monitoring Tool」の項

『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』の「Real-Time Monitoring の設定」の項

上記のガイドは、
URL: http://www.cisc.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm で入手できます。

Cisco CallManager CDR Analysis and Reporting (CAR)の使用方法

CAR を使用すると、コールの詳細レコードを表示し、ビデオ コンファレンス ブリッジ情報に関するレポートを生成できます。

このツールの設定および使用の詳細については、次のガイドを参照してください。

Cisco CallManager Serviceability System Guide 』の「CDR Analysis and Reporting」の項

『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』

上記のガイドは、
URL: http://www.cisc.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm で入手できます。

接続とビデオ信号品質の確認

Cisco VT Advantage メイン ウィンドウでは、PC と Cisco IP Phone、PC と Cisco VT Camera の接続のほか、ビデオ信号品質を確認できます。

 

項目
操作

接続インジケータを確認する

 

 

Cisco VT Advantage メイン ウィンドウを開きます。

接続が確立されている場合のメイン ウィンドウには、PC と電話、および PC とカメラの間に緑の接続線が表示されます。

Cisco IP Phone と Cisco VT Camera の一方または両方への接続が確立されていない場合は、接続線に赤い「X」が表示されます。

PC のイーサネット ケーブルが、Cisco IP Phone の背面にある「10/100PC」というラベルの付いたポートに直接接続されていることを確認します。

Cisco IP Phone でビデオが有効になっていることを確認します(「始める前に」を参照してください)。


) Cisco VT Advantage ソフトウェアが起動したら、コールを発信する前に、ソフトウェアがアクティブになり Cisco CallManger と通信を開始するまで約 1 分~ 1 分半待つ必要があります。


ビデオ信号品質インジケータを確認する

 

Cisco VT Advantage メイン ウィンドウを開きます。

メイン ウィンドウには、ローカル ビデオとリモート ビデオ用の 2 つのビデオ信号品質インジケータが表示されます(これらのビデオ信号インジケータは、携帯電話の信号強度インジケータと同じようなものと見なすことができます)。

バー全体が緑色の場合は、信号品質が最も高いことを示しています。バー全体が灰色の場合は、信号品質が最も低いことを示しています。ビデオ信号品質は、ネットワークの状態と PC の状態の両方の影響を受け、時間の経過によって変動します。インジケータの大部分が緑色で表示されている場合は、比較的高い品質のビデオが表示されます。インジケータの大部分が灰色で表示されている場合、ビデオの品質は低くなります。


) Cisco VT Camera が光量の十分な場所で使用されていることを確認してください。光量が少ないと、カメラのビデオ フレーム レートに影響を与えることがあります。


トラブルシューティングの詳細については、「Cisco VT Advantage でのトラブルシューティング ツールの使用方法」を参照してください。

Cisco VT Advantage でのトラブルシューティング ツールの使用方法

この項では、ビデオ コールの問題をトラブルシューティングするために役立つ、Cisco VT Advantage のツールについて説明します。次のようなツールがあります。

「Diagnostics Tool」

「AutoUpdate Status ビューア」

「CAST ビューア」

「CDP ビューア」

「Trace Tool」

「Error Reporting Tool」

Diagnostics Tool

Diagnostics Tool は、PC で実行中の Cisco VT Advantage ソフトウェアの現在の状態に関する技術的な詳細情報を提供するほか、Cisco VT Camera のフレーム レートおよび光量レベルに関する一部の情報を通知します。

Diagnotics Tool を使用するには、次の手順を実行します。

Cisco VT Advantage のメイン ウィンドウを開き、ビデオ信号品質バーをマウスの右ボタンでダブルクリックします。Diagnostics ダイアログが表示されます。

ユーザの信号品質バーが低いことが報告された場合は、Cisco VT Camera のフレーム レートと光量レベルを確認します。 Diagnostics ダイアログの中央付近で、Camera というラベルの付いた領域を確認します。 この領域には、次の 2 つのフィールドがあります。

Frame Rate:カメラによって報告された 1 秒あたりのフレーム数(fps)を示します。 値は、5、10、15、20、25、および 30 です。LED の色は 1 秒あたりのフレーム数に対応し、緑が 30 fps、黄色 が 5、10、15、20、または 25 fps、黒がブランクまたはオフを示します。

Light Level:カメラによって報告された光量を示します。 値は、off、normal、および low light です。 LED の色は光量レベルに対応し、黒が off、緑が normal、赤が low light を示します。

カメラの近くの光量を増やすと、フレーム レートが高くなり、光量レベルが normal になります。

シスコの Technical Assistance Center(TAC)に問い合せて Cisco VT Advantage の問題をトラブルシューティングする場合、TAC の担当者は Diagnostics ダイアログに表示される情報の提供を依頼することがあります。

AutoUpdate Status ビューア

AutoUpdate Status ビューアは、ユーザの PC の AutoUpdate に関する情報を提供し、自動アップデートのステータスを監視するために使用できます。

AutoUpdate Status ビューアを使用するには、次の手順を実行します。

Cisco VT Advantage のメイン ウィンドウを開き、ビデオ信号品質バーをマウスの右ボタンでダブルクリックします。Diagnostics ダイアログで、 Update Status をクリックします。AutoUpdate Status ビューアのダイアログが表示されます。

シスコの TAC に問い合せて Cisco VT Advantage の問題をトラブルシューティングする場合、TAC の担当者は AutoUpdate Status ビューアのダイアログに表示される情報の提供を依頼することがあります。

CAST ビューア

CAST ビューアは、ビデオ コールの問題を診断するために役立つ、現在のコールに関する技術的な情報を提供します。CAST ビューアはいつでも起動でき、コール中に送信された CAST メッセージのトレースを表示できます。後で分析するために、メッセージ バッファの内容をファイルに保存することもできます。

CAST ビューアを使用するには、次の手順を実行します。

Cisco VT Advantage のメイン ウィンドウを開き、ビデオ信号品質バーをマウスの右ボタンでダブルクリックします。Diagnostics ダイアログで、 CAST をクリックします。CAST ビューアのダイアログが表示されます。

シスコの TAC に問い合せて Cisco VT Advantage の問題をトラブルシューティングする場合、TAC の担当者は CAST ビューアのダイアログに表示される情報の提供を依頼することがあります。

CDP ビューア

CDP ビューアは、PC と Cisco IP Phone 間の接続の問題を診断するために役立つ、コールの現在の状態に関する技術的な詳細情報を提供します。CDP は、PC と Cisco IP Phone が互いに通信するために使用するプロトコルです。PC がすべての有線 Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)で CDP パケットを送信しているかどうか、また、これらの NIC に接続されている Cisco IP Phone から CDP パケットを受信しているかどうかを確認できます。受信または送信のいずれかに問題がある場合は、Cisco VT Advantage と Cisco IP Phone の通信に問題が発生している可能性があります。

CDP ビューアを使用するには、次の手順を実行します。

Cisco VT Advantage のメイン ウィンドウを開き、ビデオ信号品質バーをマウスの右ボタンでダブルクリックします。Diagnostics ダイアログで、 CDP をクリックします。CDP ビューアのダイアログが表示されます。

シスコの TAC に問い合せて Cisco VT Advantage の問題をトラブルシューティングする場合、TAC の担当者は CDP ビューアのダイアログに表示される情報の提供を依頼することがあります。

Trace Tool

Cisco VT Advantage の Trace Tool には、いくつかのトレース レポート オプションが用意されています。

Trace Tool を使用するには、次の手順を実行します。

Cisco VT Advantage のメイン ウィンドウを開き、 Tools > Trace を選択します。

Trace Control ウィンドウに次のオプションが表示されます。

 

オプション
説明

Reporting

デフォルトの設定はオンです。レポート機能のオン/オフは切り替えることができます。Error、Special、Entry - Exit、Detailed のいずれかを選択して、レポートする情報の種類とレベルを設定することもできます。

Logging

デフォルトの設定はオンです。ログ機能のオン/オフは切り替えることができます。Error、Special、Entry - Exit、Detailed のいずれかを選択して、ログに記録する情報の種類とレベルを設定することもできます。

シスコの TAC に問い合せて Cisco VT Advantage の問題をトラブルシューティングする場合、TAC の担当者は上記のオプションの調整と、Reporting オプションおよび Logging オプションから取得したトレース情報の提供を依頼することがあります。ログ ファイルは、...\Program Files\Cisco Systems\Cisco VT Advantage\Logs フォルダに保存されます。

Error Reporting Tool

Cisco VT Advantage の Error Reporting Tool は、発生した問題によって、異なる種類の情報をユーザの PC から自動的に収集します。この情報を使用して、問題のトラブルシューティングを行うことができます。

レポートを生成するには、 Start > Programs > Cisco VT Advantage > Cisco VT Advantage Error Reporting Tool を選択します。アプリケーション、インストール、およびビデオの問題をレポートするためのオプションを示すダイアログボックスが表示されます。適切なオプションを選択し、 Collect をクリックします。管理者または別のサポート担当者宛にレポートを電子メールで送ることができます。生成されたレポートは、ユーザの Windows デスクトップ上のフォルダに保存されます。

Cisco VT Advantage の使用中に問題が生じるたびに、ユーザにエラー レポートを生成してもらってください。シスコの TAC に問い合せて Cisco VT Advantage の問題をトラブルシューティングする場合、TAC の担当者は 1 つまたは複数のレポートの提供を依頼することがあります。