Cisco RF Gateway 10 ソフトウェア機能および コンフィギュレーション ガイド
RFGW10 - ビデオ
RFGW10 - ビデオ
発行日;2012/05/10 | 英語版ドキュメント(2011/12/08 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

RFGW10 - ビデオ

機能情報の確認

内容

ビデオの前提条件

ビデオの制約事項

ビデオに関する情報

QAM チャネル

QAM ブロック

QAM ドメイン

ビデオ ルート

ビデオ入力

ビデオ データ フォーマット

ユニキャストおよびマルチキャスト

SPTS および MPTS

CBR および VBR

ビット レート範囲

ビデオ セッション マッピング

テーブルベース マッピング

事前定義マッピング

ユーザ定義マッピング

セッションベース シグナリング

ビデオ セッション タイプ

再マップ対象セッション

パススルー セッション

データ パイピング セッション

ビデオ処理

IP/UDP パケット化解除

ジッター解除およびクロック回復

PSI 処理

入力 PID フィルタリング

PID の再マッピング

セッション クローニング

PCR 再スタンピング

出力多重化

ビデオ セッション状態

ビデオ アプリケーション

ビデオ オン デマンド

放送デジタル ビデオ

スイッチド デジタル ビデオ

ビデオ SSO

ビデオの設定方法

RF パラメータの設定

グローバル ビデオ パラメータの設定

ビデオ ルートの設定

制約事項

ビデオ マルチキャスト ルーティングの設定

マルチキャスト セッション ラベルの設定

GQI の設定

外部サーバを使用するビデオ セッション用のサーバ グループの設定

ビデオ セッションの設定

事前定義 UDP マップ ビデオ セッションの設定

ローカル ユニキャスト ビデオ セッションの設定

ローカル マルチキャスト ビデオ セッションの設定

セッション クローニングの設定

ビデオ ユニキャスト セッションのグループの設定

ビデオの設定の表示

QAM 情報の表示

ビデオ セッション情報の表示

ビデオ ルーティング情報の表示

ケーブル ビデオ統計情報の表示

マルチキャスト ラベル情報の表示

ケーブル ビデオ マルチキャスト アップリンクの表示

ビデオ サーバ グループ情報の表示

ビデオの設定例

24-qam-map の設定:例

ローカル ユニキャスト セッションの設定:例

ローカル マルチキャスト セッションの設定:例

リモート セッションの設定:例

その他の参考資料

関連資料

標準

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

ビデオの機能情報

用語集

RFGW10 - ビデオ

Cisco RF ゲートウェイ 10(RFGW-10)は、ビデオ サービスと DOCSIS ダウンストリーム サービスの両方をサポートする Universal Edge Quadrature Amplitude Modulation(UEQAM; ユニバーサル エッジ直交振幅変調)です。Cisco RFGW-10 UEQAM は、コントロール プレーンおよびデータ プレーンで Moving Picture Experts Group 2(MPEG-2)をサポートします。Cat4k Supervisor がコントロール プレーンをサポートし、ラインカードのハードウェアおよびソフトウェアがデータ プレーンをサポートします。

RF ラインカードは、ユニバーサル QAM として機能し、DOCSIS ダウンストリーム サービスとビデオ サービスの両方を提供します。また、4 対 1 のスタッキングで 12 個の RF ポートを備え、1 ラインカード当たり合計 48 個の QAM チャネルを提供します。各ラインカードの前面パネルには、2 つのギガビット イーサネット ポートが搭載されています。これらのポートは同じボード上に収納されていますが、論理的には、ラインカードの他の部分と接続しません。代わりに、シャーシのミッドプレーンを介して直接スーパーバイザ フォワーディング エンジンに接続します。これらのポートを介して、同じシャーシ内の任意のラインカードにビデオ トラフィックを転送できます。また、スーパーバイザ カードの前面パネルには、4 つのギガビット イーサネット ポートと 2 つの 10 ギガビット イーサネット ポートが搭載されています。

スーパーバイザ カードとラインカードのこれらのポートを含む、前面パネルのすべてのポートは、スーパーバイザ カード上のフォワーディング エンジン ASIC に接続されます。フォワーディング エンジンは、ルールに基づいてパケット スイッチングを実行します。また、ミッドプレーン上の 2 つのギガビット イーサネット ポートを介して、ラインカードにビデオ トラフィックを転送します。これにより、ラインカード当たり最大 2 Gbps の入力トラフィックが実現します。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、このモジュールに記載されている機能の中に、一部サポートされていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。本モジュールに記載されている機能についての情報と、各機能がサポートされているリリースの一覧については、「ビデオの機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポートと、Cisco IOS、Catalyst OS、および Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートについては、Cisco Feature Navigator を使用してください。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは不要です。

ビデオの前提条件

すべての入力ビデオ ストリームは、MPEG-2 システムの仕様(ISO/IEC 13818-1)に指定されているトランスポート ストリーム要件を満たしている必要があります。

ビデオの制約事項

QAM ブロック当たり最大 1 GBps の入力トラフィックが許可されます。Annex A の場合は、フル トラフィックの 19 QAM チャネルに相当します。

QAM チャネル当たり最大 30 個のビデオ セッションが許可されます。

ビデオ チャネルと DEPI QAM チャネルを 1 つの QAM ポートに共存させることはできません。

再マップ対象セッションの場合は、Program Map Table(PMT; プログラム マップ テーブル)の PID を含め、プログラム当たり最大 16 個の PID がサポートされます。

ビデオ IP パケットには、平均で 4 つ以上の MPEG トランスポート パケットを含める必要があります。

ビデオに関する情報

ビデオ信号は、IP ネットワークから Hybrid Fiber-Coaxial(HFC; 光ファイバ/同軸ハイブリッド)への一方向に流れる MPEG-2 Transport Stream(TS; トランスポート ストリーム)としてエンコードされます。IP ネットワーク上では、TS が IP カプセル化され、ユニキャストまたはマルチキャストとして Cisco RFGW-10 UEQAM に配信されます。Cisco RFGW-10 UEQAM は、IP レイヤを終端して、TS を抽出し、その TS と他の TS を多重化して、その多重信号を出力 RF 信号に QAM 変調およびアップコンバートします。

次に、重要なビデオの概念をいくつか紹介します。

QAM チャネル

QAM チャネルには、1 つまたは複数のビデオ セッションが含まれます。ユニキャスト セッションとマルチキャスト セッションの両方が含まれる場合もあります。ただし、QAM チャネル内のすべてのユニキャスト ビデオ セッションを同じ設定タイプにする必要があります。したがって、ビデオ QAM チャネルには次のいずれかのセッションが含まれる可能性があります。

事前定義の UDP マップを使用したローカル ユニキャスト セッション

ユーザ定義の UDP マップを使用したローカル ユニキャスト セッション

リモート ユニキャスト セッション

QAM チャネルは、qam slot/port.channel という構文で指定されます。

たとえば、qam 3/1.2 は、スロット 3 に収納されたラインカードの 1 つめの QAM ポートに含まれる 2 つめの QAM チャネルを指します。

QAM ブロック

DS-48 ラインカードは、論理的に 2 つの QAM ブロックに分かれています。1 つめの QAM ブロックには QAM ポート 1 ~ 6、および 2 つめのブロックには QAM ポート 7 ~ 12 が配置されています。それぞれの QAM ブロックに 6 つのポート、つまり、24 個の QAM チャネルが割り当てられています。シャーシには最大 10 枚のラインカードを搭載できるので、Cisco RFGW-10 UEQAM に最大 20 個の QAM ブロックを設けることができます。1 つの QAM ブロックの総入力容量は 1 Gbps です。

QAM ブロックは qam slot/{1-6 | 7-12} という表記で指定されます。

たとえば、スロット 3 に収納された DS-48 ラインカードの 2 つの QAM ブロックは、qam 3/1-6 と qam 3/7-12 となります。

QAM ドメイン

QAM ドメインは、ユニキャスト セッション用の同じ IP アドレスを共有する QAM ブロックを論理的にグループ分けしたものです。1 つの Cisco RFGW-10 UEQAM で最大 20 個の QAM ドメインを作成できます。1 つの QAM ドメインには、任意の数の QAM ブロックを含めることができます。ただし、1 つの QAM ブロックが複数の QAM ドメインに属することはできません。

QAM ドメインは、ローカル IP アドレスとリモート IP アドレスを使用して設定されます。QAM ドメイン内のすべてのローカル ユニキャスト セッションでは、ローカル IP アドレスが宛先 IP として使用されます。QAM ドメイン内のすべてのリモート ユニキャスト セッションでは、リモート IP アドレスが宛先 IP として使用されます。ローカル IP アドレスとリモート IP アドレスは同じにすることも、別々にすることもできます。ただし、両方のアドレスが同じである QAM ドメインでは、QAM ブロックをローカルとリモートの両方に指定することはできません。

1 つの IP アドレスを複数の QAM ドメインには設定できません。

ビデオ ルート

QAM ドメイン内では、ビデオ ルートを使用して、基礎をなす QAM ブロックにユニキャスト トラフィックを宛先指定します。ビデオ ルートは、QAM ブロックにマップする UDP ポートの隣接範囲を指定します。ローカル ルートの場合は、ローカル IP アドレスから UDP ポートが取得されます。リモート ルートの場合は、リモート IP アドレスから UDP ポートが取得されます。事前定義の UDP マップ用に特別な形式のローカル ビデオ ルートもあり、UDP ポートはそのマップによって暗黙的に定義されます。

1 つの QAM ドメイン内の 2 つのビデオ ルートで IP アドレスと UDP 範囲を重複させることはできません。

図 1 に、QAM ドメイン、QAM ブロック、およびビデオ ルートの関係を示します。

図 1 QAM ドメイン、QAM ブロック、およびビデオ ルートの関係

 

Cisco RFGW-10 UEQAM では、次の機能がサポートされています。

「ビデオ入力」

「ビデオ セッション マッピング」

「ビデオ セッション タイプ」

「ビデオ処理」

「ビデオ セッション状態」

「ビデオ アプリケーション」

ビデオ データ フォーマット

ビデオ データは、UDP/IP 経由で IP カプセル化された MPEG-2 TS です。

Cisco RFGW-10 UEQAM への入力 TS はすべて、MPEG-2 システム仕様(ISO/IEC 13818-1)に準拠している必要があります。

TS には、1 つ以上のプログラム(TV チャネル)が含まれています。プログラムには、ビデオ、オーディオ、データ、ECM などの複数の要素が含まれています。それらの各要素が、Elementary Stream(ES; エレメンタリ ストリーム)内にエンコードされ、13 ビットの PID によって識別されます。ES は、188 バイトの Transport Packet(TP; トランスポート パケット)にパケット化されます。すべての ES の TP がトランスポート ストリームに多重化されます。TP には、4 バイトのヘッダー、オプションの適応フィールド、およびペイロードが含まれます。TP ヘッダー内の PID フィールドは、TP がどの ES で構成されているかを示します。

IP パケットごとに最大 7 つの TP を保持できます。

ユニキャストおよびマルチキャスト

ユニキャスト トラフィックの場合は、入力セッションが、宛先 IP アドレスと宛先 UDP ポートによって識別されます。

Cisco RFGW-10 UEQAM は、Any Source Multicast(ASM)と Source Specific Multicast(SSM)の両方をサポートします。ASM の場合は、入力セッションがグループ IP アドレスによって識別されます。SSM の場合は、入力セッションがソース IP アドレスとグループ IP アドレスのペアによって識別されます。いずれの場合も UDP ポートは無視されます。

ASM と SSM の両方を共存させることはできますが、グループ IP アドレスで重複しないようにする必要があります。そのため、1 つのグループ IP アドレスに対して使用できるのは、1 つの ASM セッションか、1 つまたは複数の SSM セッションのいずれかになります。

冗長マルチキャスト ソースがサポートされます。1 つのビデオ セッションに対して、SSM マルチキャスト アドレスのペアを 3 つまで指定できます。ただし、出力 QAM に転送されるのは、1 つのソースからのマルチキャスト トラフィックのみになります。現在アクティブなソースに障害が発生した場合は、自動的に別のソースが選択されます。

SPTS および MPTS

Single Program Transport Stream(SPTS; シングル プログラム トランスポート ストリーム)には 1 つのプログラムだけが含まれており、Multiple Program Transport Stream(MPTS; マルチプログラム トランスポート ストリーム)には複数のプログラムが含まれています。SPTS は、各プログラムが個別に配信される Video on Demand(VoD; ビデオ オン デマンド)または Switched Digital Video(SDV; スイッチド デジタル ビデオ)で使用されます。MPTS は、事前にバンドルされたプログラムのセットがまとめて配信される Broadcast Digital Video(BDV; 放送デジタル ビデオ)で使用されます。MPTS には、プログラム間の統計多重により、全体的に一定の低ビット レートで良好なビデオ品質を実現できるというメリットがあります。

CBR および VBR

プログラムまたはトランスポート ストリームは、Constant Bit Rate(CBR; 固定ビット レート)または Variable Bit Rate(VBR; 可変ビット レート)でエンコードできます。統計多重を利用するには、MPTS 内のプログラムを VBR でエンコードしますが、通常は MPTS 全体を CBR でエンコードします。

MPEG-2 では、エンコーダが定期的にクロックのサンプルをトランスポート ストリームに挿入します。これらのサンプルは、Program Clock Reference(PCR; プログラム クロック リファレンス)と呼ばれています。トランスポート ストリームのビット レートは、同じプログラムの隣接する 2 つの PCR を使用して計算されます。CBR の場合は、PCR の各ペアが同じビット レートを示します。VBR の場合はビット レートが変動する可能性がありますが、隣接する PCR のペアごとに計算された固定レートでストリームを配信することを前提とした、区分的固定ビット レート モデルが使用されます。MPEG セッションを QAM に転送する場合は、元の配信モデルを維持する必要があります。そうしないと、デコーダでバッファ オーバーフローまたはアンダーフローが発生する可能性があります。

MPEG-2 では、PCR を伴わないトランスポート ストリーム(PMT 内の PCR PID が 0x1FFFF)も許可されます。これは、ビット レート不明ストリームと呼ばれています。


) Cisco IOS Release 12.2(44)SQ では、MPTS に対して CBR だけがサポートされます。この制約事項は、Cisco IOS Release 12.2(50)SQ 以降のリリースで解消されています。


ビット レート範囲

ラインカードは、次のように、さまざまなビット レートのストリームをサポートします。

ビット レート範囲が 62.5 kbps ~ 15 Mbps の Standard Definition(SD; 標準画質)ビデオ プログラム

ビット レート範囲が 6 ~ 20 Mbps の High Definition(HD; 高解像度)ビデオ プログラム

ビットレート範囲が 128 ~ 384 kbps の音楽プログラム

ラインカードは、QAM チャネル当たり最大 30 セッションをサポートします。指定されていない場合は、デフォルトで、各ビデオ セッションが SD プログラムと見なされます。音楽プログラムは本質的に低ビット レートであるため、ラインカードに送信される前に、MPTS ストリームに事前にバンドルされるものと想定されます。

ビデオ セッション マッピング

ビデオ セッション マッピングは、Cisco RFGW-10 UEQAM の入力セッションと出力セッション間のマッピングです。入力セッションは、ユニキャスト セッションの場合は宛先 IP アドレスと UDP ポートによって識別され、マルチキャスト セッションの場合はグループ IP アドレスとソース IP アドレスのペアによって識別されます。出力セッションは、QAM ID とプログラム番号によって識別されます。

次のビデオ セッション マッピングがサポートされます。

テーブルベース マッピング:この静的マッピングは CLI を使用して設定されます。この方法を使用したビデオ セッションのセットアップをローカル セッションと言います。

セッションベース シグナリング:このマッピングは、コントロール プロトコルを使用した外部サーバによって動的に伝送されます。この方法を使用したビデオ セッションのセットアップをリモート セッションと言います。

テーブルベース マッピング

Cisco RFGW-10 UEQAM では、2 種類のテーブルベース マッピングがサポートされています。

事前定義マッピング

事前定義マッピングは、通常、VoD アプリケーションで使用されます。この方法では、UDP ポートと、出力 QAM およびプログラム番号の固定された事前定義マッピングが使用されます。このマッピングは、ユニキャスト セッションにのみ使用されます。

現在サポートされているのは、24-QAM マップのみです。図 2 に、16 ビットの宛先 UDP ポートで、QAM チャネル番号と出力プログラム番号に使用されているビットを示します。

図 2 24-QAM ポート マップ

 

たとえば、UDP ポート 49670(11.000010.0000011.0)は、QAM 2(000010)とプログラム 3(0000011)にマップされます。


) 24-QAM マップでは 49152 ~ 55295 の範囲の UDP ポートが予約されていますが、実際に使用される範囲はさらに狭まります。



) 事前定義マッピングでサポートされるのは、再マップ対象セッションのみです。


ユーザ定義マッピング

ユーザ定義マッピングは、通常、VoD やデジタル ビデオ放送などのアプリケーションで使用されます。マッピングは CLI を使用して指定できます。このマッピングは、ユニキャスト セッションとマルチセッションの両方に使用できます。

セッションベース シグナリング

セッションベース シグナリングは、VoD、Broadcast Digital Video(BDV; 放送デジタル ビデオ)、および SDV アプリケーションで使用されます。Generic QAM Interface(GQI)ベースのビデオ コントロール プレーンは、Digital Network Control System(DNCS)と Universal Session/Resource Manager(USRM)を使用した GQI シグナリング プロトコル経由のビデオ セッション管理を実現します。このマッピングは、ユニキャスト セッションとマルチセッションの両方に使用されます。

GQI は次の機能をサポートします。

セッションの管理:セッションの作成、削除、および照合

SDV シェル セッションの管理:シェル セッションの作成、削除、バインド、およびバインド解除

パケットの管理:パケットの挿入、キャンセル、および照合

エッジ デバイス メンテナンス:リセット制御

ビデオ セッション タイプ

ここでは、ビデオ セッション タイプについて説明します。

「再マップ対象セッション」

「パススルー セッション」

「データ パイピング セッション」

再マップ対象セッション

Cisco RFGW-10 UEQAM は、QAM における複数の SPTS から 1 つの MPTS への多重化をサポートします。多重化されたセッションについては、出力での PID コリジョンを避けるため、ラインカード ソフトウェアによって PID が自動的に再マップされます。出力 PSI は、Transport Stream ID(TSID; トランスポート ストリーム ID)、出力プログラム番号、および再マップされた PID 値が含まれるように生成されます。出力 TP スケジューリングについては、複数のプログラムが同一の出力スロットを獲得しようとする際のクラッシュが解決されます。未使用の出力スロットは、NULL パケット(PID 0x1FFF)で埋められます。

ラインカードには、48 個の QAM チャネルがあります。ラインカードは、QAM チャネルごとに最大 30 個の入力セッションの多重化をサポートします。オーバーサブスクリプションによって、ランダムな TP ドロップが発生します。

Program Association Table(PAT; プログラム アソシエーション テーブル)、PMT、および CA 記述子によって参照される PID のみが、再マップ対象セッションの出力に追加されます。ゴースト PID(参照されていない PID)はドロップされます。

パススルー セッション

パススルー セッションは、EQAM デバイスに入る前に事前にバンドルされた複数のプログラムが含まれる MPTS です。PAT が探索され、正しい TSID で再生成されます。PMT とその他のプログラム データは変更されません。PID の再マッピングは実行されません。入力 NULL パケットはドロップされます。オーバーサブスクリプションによって、ランダムな TP ドロップが発生します。すべてのゴースト PID が出力内に保存されます。


) Cisco IOS Release 12.2(50)SQ1 より、パススルー ビデオ セッション用に次の機能が追加されました。

パススルー ビデオ セッションと、任意のタイプの他セッションとの多重化

入力 PID フィルタリング

CBR クロック回復モード


 

データ パイピング セッション

データ パイピング セッションは通常、出力 QAM チャネルに注入される、既知の PID を含むストリームです。これらのセッションには、PSI や PCR は含まれません。データ パイピング セッションでは、PSI 処理とジッター解除は行われません。

次に、データ パイピング セッションの使用例を示します。

Entitlement Control Message(ECM)/Entitlement Management Message(EMM)ストリーム

Program and System Information Protocol(PSIP)

BDV System Information(SI; システム情報)ストリーム

Scientific Atlanta(SA)Broadcast File System(BFS)ストリーム

緊急アラート メッセージ(SCTE-18)

IP/UDP パケット化解除

IP および UDP ヘッダーからの情報を使用して、IP パケットのセッションが識別されます。ペイロード内で検出されたすべての MPEG TP が処理されます。

ジッター解除およびクロック回復

Cisco RFGW-10 UEQAM は、入力 IP ネットワークによって導入されたパケット化とネットワーク ジッターを除去します。ジッター解除のサイズは、20 ~ 200 ms の範囲で設定できます。

Cisco RFGW-10 UEQAM は、クロック回復 PPL を実装し、ローカル クロックとビデオ サーバのクロックを同期します。この同期によって、入力レートと出力レートが確実に一致し、Cisco RFGW-10 UEQAM とビデオ サーバ間の長期ドリフトが防止または軽減されます。

ジッター解除とクロック回復は、再マップ対象セッションとパススルー セッションの両方に適用されます。

ジッター解除とクロック回復を用いる方法では、デフォルトですべてのビデオ セッションが Variable Bit Rate(VBR; 可変ビット レート)であると見なされます。この方法は、Constant Bit Rate(CBR; 固定ビット レート)であるセッションにも機能します。ただし、MPTS 入力ストリームに不正な PCR を使用したプログラムが含まれている場合には、CBR 情報の提供が不正な PCR の分離に役立ちます。不正な PCR を分離することによって、同じ入力セッション内の良好な PCR の破壊を防止します。CBR ジッター解除およびクロック回復モードが、不正な PID の分離をサポートするために Cisco IOS Release 12.2(50)SQ1 で追加されました。


) パススルー ビデオ セッションのみ、CBR として指定できます。これによって、不正な PID と有効な PID を区別しやすくなります。



) ビット レートが不明なセッションの場合、ジッター解除とクロック回復は実行されません。この場合は、出力トラフィックのバーストが発生しやすくなります。


PSI 処理

MPEG-2 には、デコーダによるプログラムの特定、スクランブル解除、およびデコードを可能にするテーブルで構成された Program Specific Information(PSI; プログラム固有情報)が定義されています。次に、認識されている、およびサポートされている PSI テーブルを示します。

Program Association Table(PAT; プログラム アソシエーション テーブル):各プログラム番号とその PMT PID を関連付けます。PID は常に 0 です。16 ビットの Transport Stream ID(TSID; トランスポート ストリーム ID)も伝送します。

Program Map Table(PMT; プログラム マップ テーブル):プログラムに関連付けられたすべてのエレメンタリ ストリームに関する PID とその他の情報を指定します。

Conditional Access(CA; コンディショナル アクセス)記述子:PMT 内に表示され、コンディショナル アクセス システムに関連した情報の伝送に使用されます。Cisco RFGW-10 UEQAM には、プログラム ES の一部として CA PID が含まれています。

Cisco RFGW-10 UEQAM では、プログラムと ES 情報を取得するために、入力 PAT と PMT が探索されます。この情報は、show コマンドを使用して取得します。再マップ対象セッションでは、この情報が PID の再マッピングに使用されます。

再マップ対象セッションに対しては、Cisco RFGW-10 UEQAM によって出力 PAT が再生成されます。この PAT には、設定された TSID と、QAM チャネル内の全ビデオ セッションからのプログラムが保持されます。また、設定されたプログラム番号と再マップされた出力 PID 値を示す出力 PMT も再生成されます。

パススルー セッションに対しては、Cisco RFGW-10 UEQAM によって、設定された TSID を含む出力 PAT が再生成されます。パススルー セッションからの残りの PAT とすべての PMT は出力に保持されます。

データ パイピング セッションは、PSI を含まない前提であるため、PSI 処理が行われません。


) Cisco RFGW-10 UEQAM は、バージョン番号と CRC 値を検査することによって、PAT と PMT の変更を検出します。変更が検出されると、PSI が再探索されます。


入力 PID フィルタリング

入力 PID フィルタリング機能を使用すると、パススルー ビデオ セッションに対してドロップする PID のリストを指定できます。

PID フィルタリングによって、BDV デジタル放送フィードの SI テーブルが置き換えられます。着信フィードは、BDV SI テーブルを含む MPTS です。これらの SI テーブルが、ローカルで生成された SI テーブルに置き換えられます。PID フィルタリング機能を使用すると、着信フィードから SI テーブルをドロップできます。そうすれば、QAM チャネルに多重化されるデータ パイピング セッションから、ローカル SI テーブルを再挿入できます。

パススルー セッションごとに最大 32 個の PID をフィルタできます。


) • PID フィルタリングは、パススルー セッションに対してのみサポートされます。

セッションが複数の QAM チャネルにクローンされる場合は、同じフィルタがクローン先の出力に適用されます。

フィルタされた PID に対して PSI の更新は実行されません。


 

PID の再マッピング

再マップ対象セッションの場合は、入力 PID が識別され、対応する出力 PID 値に再マップされます。パススルー セッションとデータ パイピング セッションでは、PID の再マッピングは適用されません。

セッション クローニング

セッション クローニングとは、入力セッションを複数の出力 QAM チャネルに転送する機能を指します。マルチキャスト セッション以外はクローンできません。出力 QAM チャネルは、同じまたは別々の Cisco RFGW-DS48 ラインカード上に配置できます。

クローニングは、ユーザ定義マッピングを使用したセッションと、セッションベース シグナリングで使用できます。また、再マップ対象セッション、パススルー セッション、およびデータ パイピング セッションに適用できます。再マップ対象セッションについては、出力コピーごとに異なる出力プログラム番号を割り当てることができます。


) ユニキャスト セッションはクローンできません。ユニキャスト セッションは、1 つの出力 QAM チャネルだけにマップできます。


PCR 再スタンピング

出力 MPTS が MPEG-2 システム仕様の PCR 要件に準拠するよう、すべての入力 PCR の値は必要に応じて変更されます。

PCR 再スタンピングは、再マップ対象セッションとパススルー セッションの両方に適用されます。データ パイピング セッションには PCR が含まれていないことが前提であるため、PCR 再スタンピングは適用されません。

出力多重化

Cisco RFGW-10 UEQAM は、QAM チャネルごとに最大 30 セッションを 1 つの出力 MPTS に多重化します。最大 8 個のパススルー セッションを 1 つの QAM チャネルに多重化できます。


) パススルー ビデオ セッションの多重化は、Cisco IOS Release 12.2(50)SQ1 からサポートされています。パススルー セッションは、他の再マップ対象セッション、パススルー セッション、またはデータ パイピング セッションと一緒に同じ QAM チャネルに多重化できます。


MPTS セッションは、PAT PID を除く PID 空間とプログラム番号空間において、すでに QAM チャネルに存在する他のセッションとのコリジョンがないものと見なされます。Cisco RFGW-10 は、新しいパススルー セッションの PAT と PMT 内で見つかったすべての PID に対してコリジョン チェックを実行します。これには、参照されていない(ゴースト)PID は含まれません。また、プログラム番号コリジョン チェックも実行します。出力 QAM チャネルに PID またはプログラム番号が存在する場合は、新しいパススルー セッションがブロックされます。このチェックは、セッション内で新しい PAT または PMT が見つかるたびに実行されます。

Cisco RFGW-10 は、再マップ対象セッション用の出力 PID を選択するときに、すでに QAM チャネルに存在する PID を避けます。したがって、QAM チャネルでは、再マップ対象セッションよりも前にパススルーセッションを作成することを推奨します。

ビデオ セッション状態

ビデオ セッションは、そのトラフィック状態に応じて、INIT、ACTIVE、BLOCKED、IDLE、OFF のいずれかの状態になります。

初めて設定されたセッションは INIT 状態になります。しばらくこの状態が維持されます。INIT タイマーが切れる前にトラフィックが開始された場合は ACTIVE 状態に遷移し、それ以外の場合は IDLE 状態に遷移します。

トラフィックが開始されると、トラフィックが流れているかぎり、セッションは ACTIVE 状態のままになります。IDLE タイマーよりも長い時間トラフィックが停止された場合は、IDLE 状態に遷移します。IDLE 状態でも、セッションの PAT と PMT は出力されます。この状態でトラフィックが再開されると、セッションは再び ACTIVE 状態に遷移し、それまでの PSI と再マッピング情報はいずれも変更されません。

IDLE 状態で OFF タイマーが切れる前にトラフィックが開始または再開されなかった場合、セッションは OFF 状態に遷移します。トラフィックが再開されると、新しいセッションとして処理されます。

図 3 に、トラフィック状態遷移を示します。

図 3 トラフィック状態遷移図

 

次のいずれかの状況になると、ビデオ セッションが BLOCKED 状態になります。

再マップ対象セッション内のプログラムの数が 1 を超えた。

再マップ対象セッション内の PID の数(PMT PID を含む)が 16 を超えた。

パススルー セッション内のプログラムの数が 64 を超えた。

入力 PMT テーブルの解析で問題が発生した。

BLOCKED ビデオ セッションの出力は、出力 QAM チャネルに挿入されません。上記の状況が解消されれば、ビデオ セッションのブロックが解除されます。

ビデオ アプリケーション

Cisco RFGW-10 UEQAM は、次のビデオ アプリケーションをサポートします。

「ビデオ オン デマンド」

「放送デジタル ビデオ」

「スイッチド デジタル ビデオ」

ビデオ オン デマンド

Video on Demand(VoD; ビデオ オン デマンド)セッションはユニキャスト CBR SPTS です。すべてのセッション マッピング テクニックを使用できます。セッション タイプは再マップ対象セッションになります。VoD は、MPEG ビット ストリームの早送り、巻き戻し、および一時停止と同様の機能を提供するトリック モードをサポートします。

放送デジタル ビデオ

Broadcast Digital Video(BDV; 放送デジタル ビデオ)セッションはマルチキャスト MPTS です。通常は、 ユーザ定義マッピングまたは セッションベース シグナリングが使用されます。放送の特性上、このセッションは通常、複数の QAM チャネルにクローンされます。BDV セッションは、パススルー セッションになります。

スイッチド デジタル ビデオ

Switched Digital Video(SDV; スイッチド デジタル ビデオ)セッションは、通常、マルチキャスト SPTS です。SDV セッションには、 セッションベース シグナリングが必要です。放送の特性上、このセッションは通常、複数の QAM チャネルにクローンされます。

ビデオ SSO

Cisco RFGW-10 上のビデオ セッションは、手動で、または Generic QAM Interface(GQI)を使用してリモートで作成されるユニキャストまたはマルチキャスト セッションです。実行時、ビデオ セッション状態情報は、アクティブ スーパーバイザ カードからスタンバイ スーパーバイザ カードにチェックポインティングされます。

ユニキャスト ビデオ セッションでは、スーパーバイザ カードのスイッチオーバー時に約 1 秒の停止時間でトラフィックが転送され続けます。

マルチキャスト ビデオ セッションでは、スーパーバイザ カードのスイッチオーバー時の停止時間はそれよりも長くなる可能性があります。SDV セッションの数が少ない場合(たとえば 1,000)、停止時間は一般に 4 秒未満になります。SDV セッションの数が多い場合(たとえば 10,000)、停止時間はおよそ 10 秒になります。これは、Cisco IOS Release 12.2(50)SQ1 において、ビデオ セッション状態はスタンバイ スーパーバイザ カードに同期されますが、土台となるマルチキャスト機能が SSO 対応でないために起こります。今後のリリースでは、マルチキャスト ビデオ セッションの SSO パフォーマンスが改善される予定です。

ビデオの設定方法

ビデオ設定の CLI は、QAM チャネル、QAM ドメイン、QAM ブロック、およびポリシー ルートに基づきます。ビデオ QAM チャネルはローカルまたはリモートで設定されます。

ローカル設定は、CLI を使用して設定された QAM チャネルを指します。リモート設定は、GQI などのビデオ コントロール プロトコルを使用して設定された QAM チャネルを指します。

ここでは、Cisco RFGW-10 上でのビデオの設定方法について説明します。

「RF パラメータの設定」

「グローバル ビデオ パラメータの設定」

「ビデオ ルートの設定」

「ビデオ マルチキャスト ルーティングの設定」

「マルチキャスト セッション ラベルの設定」

「GQI の設定」

「ビデオ セッションの設定」

RF パラメータの設定

ここでは、QAM チャネル レベルでの RF パラメータの設定方法について説明します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface qam slot/port.channel

4. [no] cable downstream tsid id

5. [no] cable mode {depi | video} {local | remote} [24-qam-map]

6. [no] cable video psi-interval ms

7. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface qam slot/port.channel

 

Router(config)# interface qam 3/1.1

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを開始します。

RF パラメータは、QAM チャネル レベルで設定されます。QAM チャネルは、qam slot/port.channel として宛先指定されます。値の範囲は次のとおりです。

slot = 3 ~ 12

port = 1 ~ 12

channel = 1 ~ 4

4 つのすべてのチャネルを使用できますが、スタッキングによっては一部のチャネルが設定できない場合があります。チャネルは、1 対 1 スタッキングの場合は 1、1 対 2 スタッキングの場合は 1 ~ 2、1 対 4 スタッキングの場合は 1 ~ 4 です。

ステップ 4

[no] cable downstream tsid id

 

Router(config-subif)# cable downstream tsid 44

ケーブル ヘッドエンド内の QAM チャネルを一意に識別する TSID を指定します。

(注) GQI の場合、この TSID は DNCS に定義された TSID になります。

(注) 重複する TSID は使用できません。

ステップ 5

[no] cable mode {depi | video} {local | remote} [24-qam-map]

 

Router(config-subif)# cable mode video local 24-qam-map

QAM チャネルの QAM モードを設定します。

QAM チャネルは、ビデオ トラフィックと DEPI トラフィックのいずれかを処理します。QAM ポート内のすべての QAM チャネルをビデオ モードと DEPI モードのいずれかにする必要があります。ただし、ローカルまたはリモート QAM チャネルを同じ QAM ポート内に共存させることができます。

(注) 事前定義マッピングを使用した QAM チャネルについては、24-qam-map オプションを使用します。24-qam-map オプションは、cable mode video local を指定する場合のみ使用できます。

ステップ 6

[no] cable video psi-interval ms

 

Router(config-subif)# cable video psi-interval 40

QAM の PSI インターバルを指定します。

PSI インターバルによって、PAT と PMT が出力 QAM チャネルに挿入される頻度が決定します。このコマンドの no 形式を使用すると、PSI 値がデフォルトの 100 msec にリセットされます。

(注) DEPI QAM に対しては、PSI インターバルを設定できません。

ステップ 7

exit

 

Router(config)# exit

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを終了します。

次に、QAM チャネルに RF パラメータを設定する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable downstream tsid 44
Router(config-subif)# cable mode video local
Router(config-subif)# cable video psi-interval 40
Router(config-subif)# exit

グローバル ビデオ パラメータの設定

ここでは、ビデオ データ プレーンのタイムアウト値を微調整する方法について説明します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. [no] cable video timeout {init-session ms | idle-session ms | off-session sec}

4. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

[no] cable video timeout {init-session ms | idle-session ms | off-session sec}

 

Router(config)# cable video timeout idle-session 2000

QAM インターフェイスに対してビデオ セッション タイムアウト インターバルを設定します。

ビデオ セッションが作成されると、INIT 状態になります。INIT タイマーで指定された期間内にセッションでトラフィックが検出されなかった場合、セッションは IDLE 状態に遷移します。セッションに対してバックアップ ソースが提供されている場合は、この状態遷移によってソースのスイッチオーバーがトリガーされます。IDLE 状態のセッションにより、出力 PSI が挿入されます。

INIT タイマーの有効範囲は 100 ~ 60000 msec です。デフォルトの INIT タイマー値は 1000 msec です。cable video timeout コマンドの no 形式を使用すると、INIT タイマーがデフォルト値にリセットされます。

(注) 変更された、または新しい INIT タイマー値は、それ以降のビデオ セッションにのみ適用されます。

IDLE タイマーよりも長い時間、アクティブ ビデオ セッションのトラフィックが停止すると、セッションは IDLE 状態に遷移します。セッションに対してバックアップ ソースが提供されている場合は、この状態遷移によってソースのスイッチオーバーがトリガーされます。IDLE 状態のセッションにより、出力 PSI が挿入されます。

IDLE タイマーの有効範囲は 100 ~ 2000 msec です。デフォルトの IDLE タイマー値は 250 msec です。cable video timeout コマンドの no 形式を使用すると、IDLE タイマーがデフォルト値にリセットされます。

(注) 変更された、または新しい IDLE タイマー値は、以降のビデオ セッションにのみ適用されます。

OFF タイマーよりも長い時間、ビデオ セッションのトラフィックが停止すると、セッションは OFF 状態に遷移します。これまでのすべての入力 PSI 情報が削除され、出力 PSI は挿入されません。

OFF タイマーの有効範囲は 1 ~ 4294967295 秒です。デフォルト値は 60 秒です。cable video timeout コマンドの no 形式を使用すると、OFF タイマーがデフォルト値にリセットされます。

(注) 変更された、または新しい OFF タイマー値は、それ以降のビデオ セッションにのみ適用されます。

(注) セッションは、OFF 状態に遷移する前に必ず IDLE 状態に遷移します。

ステップ 4

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

次に、IDLE セッション タイマーと OFF セッション タイマーを設定する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# cable video timeout idle-session 2000
Router(config)# cable video timeout off-session 2
Router(config)# exit

ビデオ ルートの設定

ここでは、トラフィックをラインカードにリダイレクトするためのポリシー ルートの作成方法について説明します。ビデオ ルートは、UDP 宛先ポートのセットを対応する QAM ブロックにマップします。実際のビデオ セッション マッピングは、QAM チャネル レベルのビデオ セッション コマンドで指定されます。

制約事項

QAM ドメインのローカル セッションとリモート セッションには、同じ IP アドレスを設定することも、別個の IP アドレスを設定することもできます。

また、QAM ドメインには、複数のビデオ ルートを設定できます。

2 つの QAM ドメインが同じ IP アドレスを共有することはできません。

QAM ブロックは、1 つの QAM ドメインだけに属することができます。

複数の QAM ブロックが 1 つの QAM ドメインに属することはできます。

同じ QAM ドメイン内のビデオ ルートで IP アドレスと UDP 範囲を重複させることはできません。

設定済みの QAM ドメイン、IP アドレス、またはビデオ ルートを削除すると、次のような影響があります。

QAM ドメインを削除すると、その IP アドレス、ビデオ ルート、およびセッションが削除されます。

IP アドレスを削除すると、その IP アドレスに関連付けられたすべてのビデオ ルートとセッションが削除されます。

ビデオ ルートを削除すると、そのビデオ ルートを使用して設定されたすべてのセッションが削除されます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. cable qam-domain qam-domain

4. [no] ip IP-address [local | remote]

5. [no] video route {local | remote} {udp startport endport | table 24-qam-map} qam slot /{1-6 / 7-12}

6. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

cable qam-domain qam-domain

 

Router(config)# cable qam-domain 5

QAM ドメイン コンフィギュレーション モードを開始します。QAM ドメインには、1 ~ 20 の番号が付けられています。

ステップ 4

[no] ip IP-address [local | remote]

 

Router(qam-domain)# ip 1.1.1.1 local

ローカル セッションとリモート セッションの IP アドレスを設定します。local または remote キーワードを指定しない場合は、入力した IP アドレスがローカル セッションとリモート セッションの両方に使用されます。

IP-address は、ビデオ セッションの宛先 IP アドレスを指定します。

local は、ローカルで設定されたビデオ サービスを指定します。

remote は、リモートで設定されたビデオ セッションを指定します。

(注) QAM ドメイン内で使用する IP アドレスを Cisco RFGW-10 インターフェイスに設定します。これは、実際の物理インターフェイスにすることも、ループバック インターフェイスにすることもできます。

ステップ 5

[no] video route {local | remote} {udp startport endport | table 24-qam-map} qam slot /{1-6 / 7-12}

 

Router(qam-domain)# video route local table 24-qam-map qam 3/1-6

ラインカード上のビデオ ルートを設定します。

ビデオ ルートには、3 つのタイプがあります。QAM ドメインには、これらのルートのあらゆる組み合わせを設定できます。

ユーザ定義 UDP マップを使用したローカル ビデオ ルート:このビデオ ルートは、ローカル IP アドレス空間からの宛先 UDP ポートの範囲を、次のコマンドで指定された QAM ブロックにマップします。

Router(qam-domain)# video route local udp startport endport qam slot /{1-6 / 7-12}
 

事前定義 UDP マップを使用したローカル ビデオ ルート:このビデオ ルートは、指定された事前定義テーブルで定義された UDP ポート マップが、次のコマンドで指定された QAM ブロックに使用されるように指定します。

Router(qam-domain)# video route local table 24-qam-map qam slot /{1-6 / 7-12}
(注) このリリースでは、24-qam-map 事前定義 UDP マップのみサポートしています。UDP の範囲は 49152 ~ 55295 です。

リモート ビデオ ルート:このビデオ ルートは、リモート IP アドレス空間からの宛先 UDP ポートの範囲を、次のコマンドで指定された QAM ブロックにマップします。

Router(qam-domain)# video route remote udp startport endport qam slot /{1-6 / 7-12}
 

外部サーバの Digital Network Control System(DNCS)または Universal Session/Resource Manager(USRM)が、実際のビデオ セッションを作成または削除します。

(注) 24-qam-map オプションは、リモート ビデオ ルートには使用できません。

ステップ 6

exit

 

Router(qam-domain)# exit

QAM ドメイン コンフィギュレーション モードを終了します。

次に、QAM ドメインを設定する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# cable qam-domain 1
Router(qam-domain)# ip 1.1.1.1 local
Router(qam-domain)# video route local udp 10000 15000 qam 3/1-6
Router(qam-domain)# video route local udp 20000 25000 qam 4/1-6
Router(qam-domain)# video route local udp 30000 35000 qam 4/1-6
Router(qam-domain)# exit
Router(config)# cable qam-domain 2
Router(qam-domain)# ip 1.1.1.2
Router(qam-domain)# video route local udp 20000 25000 qam 4/7-12
Router(qam-domain)# video route local table 24-qam-map qam 4/7-12
Router(qam-domain)# video route remote udp 60000 65000 qam 5/1-6
Router(qam-domain)# exit
Router(config)# cable qam-domain 3
Router(qam-domain)# ip 1.1.1.3 local
Router(qam-domain)# ip 1.1.1.4 remote
Router(qam-domain)# video route local udp 10000 20000 qam 6/1-6
Router(qam-domain)# video route remote udp 10000 20000 qam 6/1-6
Router(qam-domain)# exit
Router(config)# exit

ビデオ マルチキャスト ルーティングの設定

ここでは、ビデオ マルチキャスト ルーティングの設定方法について説明します。

アップリンクは、次のいずれかの方法で設定できます。

汎用 PIM アップリンク

これは推奨される設定方法です。アップリンクは、ソースへの到達可能性に基づいて、Protocol Independent Multicast(PIM)対応レイヤ 3 インターフェイスから選択されます。ビデオ固有の設定は必要ありません。

負荷分散型アップリンク

アップリンクは、最も使用されていない設定済みのアップリンクと、セッションの割り当て済みビット レートに基づいて選択されます。アドミッション制御がサポートされており、アップリンクは、設定された最大帯域幅まで使用されます。プライマリ アップリンクが故障した場合は、バックアップ アップリンクへの自動セッション フェールオーバーが発生します。アップリンクは PIM 対応である必要があります。

例:

cable video multicast uplink GigabitEthernet 1/1 backup GigabitEtherenet 2/1
cable video multicast uplink GigabitEthernet 1/2 backup GigabitEthernet 2/2 bandwidth 7000000
 

) PIM は、ビデオ マルチキャスト アップリンクとして設定する前に、インターフェイス上でイネーブルにする必要があります。


静的事前定義アップリンク

この方法は、アップリンク ルータまたはデバイスが PIM に対応していないテストベッドにのみ有効です。その他の展開には推奨されません。この方法では、セッションごとにアップリンクが設定されます。

例:

cable video labels
asm ASM1 group 233.0.0.1 bitrate 5000000 GigabitEtherenet 3/13
ssm SSM1 source 1.1.1.1 group 232.0.0.1 bitrate 15000000 GigabitEthernet 3/14

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. [no] ip multicast-routing

4. [no] cable video multicast uplink {GigabitEthernet | TenGigabitEthernet slot/port} [backup GigabitEthernet | TenGigabitEthernet slot/port] [bandwidth kbps]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip multicast-routing

 

Router(config)# ip multicast-routing

Cisco RFGW-10 UEQAM 上でマルチキャスト ルーティングをイネーブルにします。

ステップ 4

cable video multicast uplink {GigabitEthernet | TenGigabitEthernet slot/port} [backup GigabitEthernet | TenGigabitEthernet slot/port] [bandwidth kbps]

 

Router (config)# cable video multicast uplink GigabitEthernet 1/3 backup GigabitEthernet 2/3 bandwidth 20

マルチキャスト トラフィック用にギガビット イーサネット ポートまたは 10 ギガビット イーサネット ポートを設定します。バックアップ インターフェイスが指定されている場合は、プライマリ インターフェイスに障害が発生したときに、バックアップ インターフェイスに引き継がれます。

GigabitEthernet は、ギガビット イーサネット インターフェイスを示します。有効なスロット範囲は 1 ~ 12 です。

TenGigabitEthernet は、10 ギガビット イーサネット インターフェイスを示します。有効なスロットは 1 と 2 です。

slot/port は、インターフェイス スロットとポートを指定します。

backup は、バックアップ インターフェイスを指定します。

bandwidth は、動的マルチキャスト ビデオ セッション用の最大帯域幅を指定します。

kbps は、帯域幅を kbps 単位で指定します。有効な範囲は 1 ~ 1000000 です。

次に、帯域幅が 500 Mbps のギガビット イーサネット インターフェイス 1/3 とバックアップ インターフェイス 2/3 に対してビデオ マルチキャストを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# ip multicast-routing
Router(config)# interface GigabitEthernet 1/3
Router(config-if)# ip pim sparse-dense-mode
Router(config-if)# interface GigabitEthernet 2/3
Router(config-if)# ip pim sparse-dense-mode
Router(config-if)# exit
Router(config)# cable video multicast uplink GigabitEthernet 1/3 backup GigabitEtherenet 2/3 bandwidth 500000

マルチキャスト セッション ラベルの設定

ここでは、マルチキャスト セッション ラベルの設定方法について説明します。

Cisco RFGW-10 UEQAM は、Any Source Multicast(ASM)セッションと Source Specific Multicast(SSM)セッションの両方をサポートします。ASM セッションは、宛先 IP アドレスによって識別され、SSM セッションはソース IP アドレスとグループ IP アドレスのペアによって識別されます。SSM マルチキャスト セッションでは、最大 3 つのマルチキャスト アドレスのペアを指定できます。マルチキャスト セッションでは、UDP ポートは無視されます。作成できるラベルの数に制限はありませんが、一度にアクティブにできるのはそのうちの 2048 個だけです。

マルチキャスト セッションに追加のソースを指定するには、同じラベルを再利用します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. cable video labels

4. [no] asm label [ filter pid { all | pid-list} | group group-ip [ cbr | GigabitEthernet | TenGigabitEthernet interface | [ bitrate bps ] | [ jitter ms ]

5. [no] ssm label [ filter pid { all | pid-list | source src-ip group group-ip [ cbr | GigabitEthernet | TenGigabitEthernet interface | [ bitrate bps ] | [ jitter ms ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

cable video labels

 

Router(config)# cable video labels

ビデオ ラベル モードを開始します。

ステップ 4

[no] asm label [filter pid {all | pid-list} | group group-ip [cbr | GigabitEthernet | TenGigabitEthernet interface | [bitrate bps] [jitter ms]

 
Router(cfg-video-lbl)# asm asm1 group 233.1.1.1
Router(cfg-video-lbl)# asm asm1 filter pid 34 , 21, 40 - 45

 

ASM マルチキャストセッションを設定します。

label は、セッションの名前を指定します。

filter pid は、パススルー ビデオ セッションに PID のフィルタリングが設定されていることを示します。

pid-list は、フィルタリング中にドロップされる PID または PID の範囲を指定します。有効な範囲は 1 ~ 8190 です。

all は、フィルタされたすべての PID を削除します。

group は、マルチキャスト グループを示します。

group-ip は、宛先 IP アドレスを指定します。

cbr は、セッションを固定ビット レートと想定することを指定します。

GigabitEthernet は、ギガビット イーサネット インターフェイスを示します。有効なスロット範囲は 1 ~ 12 で、有効なポート範囲は 3 ~ 6、13、および 14 です。

TenGigabitEthernet は、10 ギガビット イーサネット インターフェイスを示します。有効なスロットとポートは 1 と 2 です。

interface は、インターフェイス スロットとポートを指定します。

bitrate は、ビデオ セッションに割り当てるビット レートを設定します。

bps は、ビット レート値を指定します。有効な範囲は 1 ~ 52000000 bps です。デフォルトは 3.75 Mbps です。

jitter は、ネットワーク上で許容されるジッター量を指定します。

ms は、ジッター値を指定します。有効な範囲は 10 ~ 200 ms です。デフォルトは 200 ms です。

ステップ 5

[no] ssm label [filter pid {all | pid-list} |source src-ip group group-ip [cbr | GigabitEthernet | TenGigabitEthernet interface [bitrate bps] [jitter ms]

 
Router (cfg-video-lbl)# ssm ssm1 source 2.2.22.2 group 232.1.1.1 bitrate 3750000
Router(cfg-video-lbl)# ssm ssm1 filter pid 10 , 15 , 20 - 30 , 35 - 38

 

SSM マルチキャストセッションを設定します。

label は、セッションの名前を指定します。

filter pid は、パススルー セッションに PID のフィルタリングが設定されていることを示します。

pid-list は、フィルタリング中にドロップされる PID または PID の範囲を指定します。有効な範囲は 1 ~ 8190 です。

all は、フィルタされたすべての PID を削除します。

source は、ソースを示します。

src-ip は、ソースの IP アドレスを指定します。

group は、マルチキャスト グループを示します。

group-ip は、宛先 IP アドレスを指定します。

cbr は、セッションを固定ビット レートと想定することを指定します。

GigabitEthernet は、ギガビット イーサネット インターフェイスを示します。有効なスロット範囲は 1 ~ 12 で、有効なポート範囲は 3 ~ 6、13、および 14 です。

TenGigabitEthernet は、10 ギガビット イーサネット インターフェイスを示します。有効なスロットとポートは 1 と 2 です。

interface は、インターフェイス スロットとポートを指定します。

bitrate は、ビデオ セッションに割り当てるビット レートを設定します。

bps は、ビット レート値を指定します。有効な範囲は 1 ~ 52000000 bps です。

jitter は、グループ セッションのジッターを設定します。

ms は、ジッター値を指定します。有効な範囲は 10 ~ 200 ms です。

(注) SSM グループ アドレスは、設定された SSM グループ範囲内に収める必要があります。SSM グループ範囲を設定するには、次のコマンドのいずれかを使用します。

ip pim ssm default(デフォルトの 232/8 グループ範囲を使用)

ip pim ssm acl-number

ip pim ssm acl-name

次に、Cisco RFGW-10 で ASM ラベルを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# cable video labels
Router(cfg-video-lbl)#asm asm1 group 233.1.1.1 bitrate 3750000
 

次に、PID フィルタリングを使用して ASM を設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# cable video labels
Router(cfg-video-lbl)#asm asm1 group 233.1.1.1 bitrate 3750000
Router(cfg-video-lbl)# asm asm1 filter pid 34 , 21 , 40 - 45
Router(cfg-video-lbl)# exit
 

次に、Cisco RFGW-10 で SSM ラベルを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)#cable video labels
Router(cfg-video-lbl)#ssm ssm1 source 1.1.1.1 group 232.1.1.1 bitrate 3750000
 

次に、PID フィルタリングを使用して SSM を設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# cable video labels
Router(cfg-video-lbl)# ssm ssm1 source 1.1.1.1 group 232.1.1.1 bitrate 3750000
Router(cfg-video-lbl)# ssm ssm1 filter pid 10 , 15 , 20 - 30 , 35 - 38
Router(cfg-video-lbl)# exit
 

GQI の設定

ここでは、GQI の設定方法について説明します。

外部サーバを使用するビデオ セッション用のサーバ グループの設定

ここでは、外部サーバを使用するビデオ セッション用のサーバ グループの設定方法について説明します。

サーバ グループは、Data Network Control Station(DNCS)などの外部サーバを使用する場合のビデオ セッションの設定に必要です。サーバ グループにより、使用するプロトコルのプロパティ、タイムアウトと再接続の時間間隔、サーバの IP アドレス、およびサーバと Cisco RFGW-10 間の通信用管理 IP アドレスが指定されます。任意の数のサーバ グループを作成できますが、同時にアクティブにできるのは各タイプとも 1 つだけです。

コンフィギュレーション モードには、次の 2 つがあります。ネイティブ モードでは、Cisco RFGW-10 が 1 つのデバイスとして扱われ、GQIv2 をサポートする必要があります。エミュレーション モードでは、各 QAM ブロックが 24-qam デバイスとして扱われます。MAC アドレスは、ネットワーク上で一意である必要があります。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip default-gateway

4. ip rpc portmapper

5. [no] cable video servers server-groupname

6. [no] protocol {gqi | sdv} [emulation 24-qam]

7. [no] server IP-address

8. [no] mgmt-ip-address IP-address mac-address MAC-address

9. [no] reset interval seconds

10. [no] keepalive retry seconds

11. [no] active

12. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip default-gateway

 

Router(config)# ip default-gateway ip-address

 

デフォルト ゲートウェイを設定に追加します。

ステップ 4

ip rpc portmapper

 

Router(config)# ip rpc portmapper

Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)接続を確立します。

RPC の使用により、DNCS(クライアント)から Cisco RFGW-10 EQAM(サーバ)上で実行するプログラムを呼び出すことができます。

ステップ 5

[no] cable video servers server-groupname

 

Router(config)# cable video servers servergroup1

外部コントロール サーバを設定するため、ケーブル ビデオ サーバ モードを開始します。

server-groupname は、ビデオ サーバ グループの名前を指定します。

ステップ 6

[no] protocol {gqi | sdv} [emulation 24-qam]

 

Router(config-video-servers)# protocol gqi emulation 24-qam

グループ内のサーバでサポートされているプロトコルを設定します。

gqi は、DNCS サーバで使用されているプロトコルを指定します。

sdv は、スイッチド デジタル ビデオ サーバで使用されているプロトコルを指定します。

emulation 24-qam は、GQI および SDV プロトコルの QAM エミュレーション モードを指定します。

ステップ 7

[no] server IP-address

 

Router(config-video-servers)# server 10.10.10.1

外部サーバの IP アドレスを指定します。

(注) これは、GQI プロトコルにのみ適用されます。

ステップ 8

[no] mgmt-ip-address IP-address mac-address MAC-address

 

Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.1.1 mac-address 0017.94fe.aa40

管理ポートの IP アドレスと外部サーバの MAC アドレスを指定します。MAC アドレスは、 show module コマンドを実行することによって取得できます。

(注) GQI または SDV が QAM エミュレーション モードに設定されている場合は、QAM の範囲を指定する必要があります。

ステップ 9

[no] reset interval seconds

 

Router(config-video-servers)# reset interval 1

リセットのインターバルを指定します。有効な範囲は 1 ~ 300 です。

ステップ 10

[no] keepalive retry seconds

 

Router(config-video-servers)# keepalive retry 0

キープアライブ再試行値を指定します。有効な範囲は 0 ~ 10 です。

ステップ 11

[no] active

 

Router(config-video-servers)# active

ビデオ サーバ グループをアクティブにします。アクティブにできるのは 1 つのビデオ サーバ グループだけです。

ステップ 12

exit

 

Router(config-video-servers)# exit

ケーブル ビデオ サーバ モードを終了します。

次に、DNCS 用のサーバ グループを作成する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# ip rpc portmapper
Router(config)# cable video servers DNCS
Router(config-video-servers)# protocol gqi emulation 24-qam
Router(config-video-servers)# server 2.2.2.2
Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.10.1 mac-address 0017.94fe.aa41 qam 3/1-6
Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.10.2 mac-address 0017.94fe.aa42 qam 3/7-12
Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.10.3 mac-address 0017.94fe.aa43 qam 4/1-6
Router(config-video-servers)# reset interval 1
Router(config-video-servers)# keepalive retry 0
Router(config-video-servers)# active
Router(config-video-servers)# exit
 

次に、SDV 用のサーバ グループを作成する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# ip rpc portmapper
Router(config)# cable video servers sdv
Router(config-video-servers)# protocol sdv emulation 24-qam
Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.10.1 mac-address 0017.94fe.aa41 qam 3/1-6
Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.10.2 mac-address 0017.94fe.aa42 qam 3/7-12
Router(config-video-servers)# mgmt-ip-address 10.10.10.3 mac-address 0017.94fe.aa43 qam 4/1-6
Router(config-video-servers)# reset interval 1
Router(config-video-servers)# keepalive retry 0
Router(config-video-servers)# active
Router(config-video-servers)# exit

ビデオ セッションの設定

ビデオ セッションは、video session コマンドを使用して QAM チャネルに追加できます。このコマンドは、QAM チャネルの設定レベルで実行する必要があります。

セッションを作成する場合は、次の 2 つのオプション パラメータがあります。

bitrate:セッションに予約された帯域幅の容量を示します。デフォルト値は、3.75 Mbps です。

jitter:ネットワーク上で許容されるジッター量を示します。デフォルトは 200 ms です。

ローカル ユニキャスト セッションの場合は、これらのオプション パラメータが QAM チャネルの設定レベルのビデオ セッション CLI で設定され、ローカル マルチキャスト セッションの場合は、ビデオ ラベル CLI で設定されます。


) 事前定義 UDP マップ セッションの場合は、デフォルト パラメータを使用する必要があります。


次の手順は、ビデオ セッションの設定に使用できます。

「ローカル ユニキャスト ビデオ セッションの設定」

「ローカル マルチキャスト ビデオ セッションの設定」

「セッション クローニングの設定」

「ビデオ ユニキャスト セッションのグループの設定」


) 1 つの QAM チャネルに最大 30 個のビデオ セッションを設定できます。


事前定義 UDP マップ ビデオ セッションの設定

ここでは、事前定義 UDP マップを使用した QAM チャネル上のビデオ セッションの設定方法について説明します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface qam slot/port.channel

4. [no] cable mode video local 24-qam-map

5. [no] cable video table 24-qam-map

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface qam slot/port.channel

 

Router(config)# interface qam 3/1.1

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを開始します。

slot は、ラインカード上の QAM または QAM-red スロットを指定します。QAM 上でラインカードの冗長性が設定されている場合は、インターフェイスが QAM-red になります。有効な範囲は 3 ~ 12 です。

port は、スロット上のポートを指定します。有効な範囲は 1 ~ 12 です。

channel は、ポート上のチャネルを指定します。有効な範囲は 1 ~ 4 です。実行時に QAM サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

[no] cable mode video local 24-qam-map

 

Router(config-subif)# cable mode video local 24-qam-map

事前定義の 24-qam-map を使用して、QAM チャネルをローカル ビデオとして設定します。

ステップ 5

[no] cable video table 24-qam-map

 

Router(config-subif)# cable video table 24-qam-map

事前定義 UDP マップを使用して、QAM チャネルにビデオ セッションを設定します。

24-qam-map は、事前定義ポート マップを指定します。これは、ローカル セッションにのみ適用できます。

次に、QAM インターフェイス チャネルに 30 個(QAM チャネル当たりの入力セッション数)の再マップ対象セッションを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable mode video local 24-qam-map
Router(config-subif)# cable video table 24-qam-map

ローカル ユニキャスト ビデオ セッションの設定

ここでは、ローカル ユニキャスト ビデオ セッションの設定方法について説明します。

ユニキャスト ビデオ セッションは、その宛先 IP アドレスと UDP ポートによって一意に識別されます。QAM ドメイン(QAM チャネルが存在する)のローカル IP アドレスによって宛先 IP が決定します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface qam slot/port.channel

4. [no] cable mode video local

5. [no] cable video udp port {data | filter pid { all | pid-list} | passthru [ cbr ] | program prog-num} [bitrate bps] [jitter ms]

6. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface qam slot/port.channel

 

Router(config)# interface qam 3/1.1

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

[no] cable mode video local

 

Router(config-subif)# cable mode video local

ローカル ビデオ モードで QAM チャネルを設定します。

video は、QAM チャネルのビデオ モードを指定します。

local は、QAM チャネルが手動で設定されていることを指定します。

ステップ 5

[no] cable video udp port {data | filter pid {all | pid-list} | passthru [cbr]| program prog-num} [bitrate bps] [jitter ms]

 
Router(config-subif)# cable video udp 1000 program 2 bitrate 3750000
Router(config-subif)# cable video udp 1100 passthru 3500000
Router(config-subif)# cable video udp 1100 filter pid 23 , 34 , 40 - 50
Router(config-subif)# cable video udp 1200 data
Router(config-subif)# exit

 

QAM インターフェイスに対してユニキャスト ビデオ セッションを設定します。

port は、宛先 UDP ポートを指定します。

data は、データ パイピング セッションを QAM インターフェイスに追加します。

filter は、ビデオ フィルタを QAM インターフェイスに追加し、パススルー ビデオ セッションに対して PID フィルタリングが実行されるようにします。

pid は、パススルー ビデオ セッションに対する PID フィルタリングを設定します。

all は、フィルタされたすべての PID を削除します。

pid-list は、フィルタリング中にドロップされる PID または PID の範囲を指定します。有効な範囲は 1 ~ 8190 です。

passthru は、パススルー セッションを QAM インターフェイスに追加します。

cbr は、セッションを固定ビット レートと想定することを指定します。

program は、VoD セッションを QAM インターフェイスに追加します。

prog-num は、プログラム番号を指定します。

bitrate は、セッションに割り当てる帯域幅を指定します。

bps は、ビット レート値を指定します。有効な範囲は 1 ~ 52000000 bps です。デフォルト値は、3.75 Mbps です。

jitter は、ネットワーク上で許容されるジッター量を指定します。

ms は、ジッター値を指定します。有効な範囲は 10 ~ 200 ms です。デフォルト値は 200 ms です。

(注) データ パイピング セッションには、ジッターを指定できません。

ステップ 6

exit

 

Router(config-subif)# exit

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを終了します。

次に、VoD セッションを設定する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable mode video local
Router(config-subif)# cable video udp 49253 program 2 bitrate 4000000
Router(config-subif)# exit
 

次に、ユニキャスト セッションに対して PID フィルタリングを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface qam-red 3/1.1
Router(config-subif)# cable video udp 10000 passthru bitrate 35000000
Router(config-subif)# cable video udp 10000 filter pid 23 , 34 , 40 - 50
Router(config-subif)# exit
 

ローカル マルチキャスト ビデオ セッションの設定

ここでは、QAM チャネル レベルでのローカル マルチキャスト ビデオ セッションの設定方法について説明します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface qam slot/port.channel

4. [no] cable video multicast label {data | passthru | program prog-num}

5. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface qam slot/port.channel

 

Router(config)# interface qam 3/1.1

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

[no] cable video multicast label {data | passthru | program prog-num}

 

Router(config-subif)# cable video multicast asm1 data

QAM インターフェイスに対して ASM または SSM ビデオ セッションを設定します。

label は、ASM または SSM 用に作成されたマルチキャスト セッション ラベルの定義を指定します。

data は、データパイピング セッションを QAM インターフェイスに追加します。

passthru は、パススルー セッションを QAM インターフェイスに追加します。

program は、VoD セッションを QAM インターフェイスに追加します。

prog-num は、プログラム番号を指定します。

ステップ 5

exit

 

Router(config-subif)# exit

サブインターフェイス QAM コンフィギュレーション モードを終了します。

次に、QAM インターフェイスに対して ASM ビデオ セッションを設定する例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable video multicast asm1 program 5
Router(config-subif)# exit

セッション クローニングの設定

ここでは、セッション クローニングの設定方法について説明します。マルチキャスト ビデオ セッションは複数の QAM チャネルにクローンできます。これらの QAM チャネルは、同じまたは別々の Cisco RFGW-DS48 ラインカード上に配置できます。ユニキャスト ビデオ セッションはクローンできません。

QAM ブロック内のクローニングの場合は、トラフィックの 1 つのコピーだけが QAM ブロックに転送されます。複数の QAM ブロックにまたがるクローニング(マルチキャストのみ)の場合は、入力トラフィックの 1 つのコピーが対象となる各 QAM ブロックに転送されます。スーパーバイザ カード上のフォワーディング エンジンによって、入力パケットが複製されます。

クローンされた再マップ対象セッションのコピーごとに、同じまたは別々の出力プログラム番号を割り当てることができます。


) 同じ QAM チャネル内でのクローニングは許可されません。



) 同じ入力属性でクローンされたすべてのセッションに、同じ処理タイプを割り当てる必要があります。


マルチキャスト セッションをクローンするには、クローンしたコピーごとに 1 つのビデオ セッション コマンドを使用して、同じマルチキャスト ラベルを参照します。次に、マルチキャスト セッション クローニングの例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable video multicast ssm1 program 10
Router(config-subif)# exit
Router(config)# interface qam 3/1.2
Router(config-subif)# cable video multicast ssm1 program 12
Router(config-subif)# exit
Router(config)# interface qam 3/12.1
Router(config-subif)# cable video multicast ssm1 program 11
Router(config-subif)# exit
Router(config)# interface qam 7/4.1
Router(config-subif)# cable video multicast ssm1 program 10
Router(config-subif)# exit

ビデオ ユニキャスト セッションのグループの設定

QAM チャネル内のビデオ ユニキャスト セッションのグループを設定するには、次のコマンドを使用します。

Router(config-subif)# [no] cable video group total-sessions udp First-DST-UDP [increment UDP-increment] program first-prog-num [increment prog-increment] [bitrate bps] [jitter ms]
 

上記のコマンドで increment 値が指定されなかった場合は、デフォルト値の 1 が使用されます。

例:

Router(config-subif)# cable video group 10 udp 45000 increment 2 program 10 increment 2
 

上記のコマンドは、現在の QAM チャネル内に 10 個のビデオ セッションを作成するものであり、10 個のセッション コマンドと等価です。

cable video udp 45000 program 10
cable video udp 45002 program 12
cable video udp 45004 program 14
...
cable video udp 45018 program 28
 

一定範囲の QAM チャネルにわたるビデオ ユニキャスト セッションのグループを設定するには、次のコマンドを使用します。

Router(config)# [no] cable video group total-sessions udp first-DST-UDP [increment UDP-increment] [repeat] program first-prog-num [increment prog-increment] [repeat] [bitrate bps] [jitter ms] qam slot/port.channel-slot/port.channel
 

udp の後の任意の repeat キーワードは、すべての QAM チャネルに対して UDP 範囲を繰り返す必要があるかどうかを示すために使用されます(クローン対象セッションの設定)。program の後の任意の repeat キーワードは、すべての QAM チャネルに対してプログラム番号を繰り返す必要があるかどうかを示すために使用されます。

QAM 範囲が高から低の順に指定されている場合は、セッションが低から高の QAM チャネルの順に作成されます。increment キーワードのいずれも指定されなかった場合は、デフォルト 1 と見なされます。

例:

Router(config)# cable video group 10 udp 45000 increment 2 repeat program 10 increment 2 repeat qam 3/1.1-3/6.4
 

上記のコマンドは、スロット 3 に収納された DS-48 ラインカードの 1 つめの QAM ブロックに含まれるすべての QAM チャネルで 10 個の再マップ セッションをクローンします。

show controllers qam

QAM チャネルの RF 設定を表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show controllers [qam | qam-red] slot/port.channel downstream
 

例:

Router# show controllers Qam 3/1 downstream
 
RF Port3/1 is enabled
Annex B, Stacking set to 4
Total RF Power: 50.0 dBmV
Center Frequency: 510000000Hz, Modulation: 256QAM
Symbol Rate: 5360537sps, Clock Rate Ratio M/N: 78/149
 
Router# show controllers Qam 3/1.1 downstream
 
Qam 3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 501000000 Hz, Power: 44.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 1000, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 7500000 bps
Bandwidth Used: 7727613 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_VIDEO Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
SNMP LINK TRAP: Disabled
Bandwidth Reserved for Video Shell Sessions: 0 bps
Bandwidth Used by Video Shell Sessions: 0 bps

show interfaces qam port

QAM ポート上のパケット/バイト カウントを表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show interfaces qam slot/port
 

例:

Router# show interfaces qam 3/1
 
Qam3/1 is up, line protocol is up
Hardware is RFGW-48DS Line Card - QAM Port
MTU 1464 bytes, BW 155240 Kbit, DLY 0 usec,
reliability 0/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation QAM, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 4d01h
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts (0 IP multicasts)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

show interfaces qam channel

QAM チャネルのプロトコル情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show interfaces qam slot/port.channel
 

例:

Router# show interfaces qam 3/1.1
 
Qam3/1.1 is up, line protocol is up
Hardware is RFGW-48DS Line Card - QAM Port
MTU 1464 bytes, BW 38810 Kbit, DLY 0 usec,
reliability 0/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation QAM
0 packets input, 0 bytes
0 packets output, 0 bytes
 

) show interfaces qam | qam-red slot/port.[channel] [cable] [psi | pat | pmt | carousel] コマンドは、出力が大きくなる可能性があるので、慎重に使用してください。


show interfaces qam channel psi

QAM チャネルのすべての PSI 情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show interfaces qam slot/port.channel cable psi
 

この出力には、相互に関連付けられたエレメンタリ ストリームと PIDS など、QAM に関する PAT テーブル情報と QAM 上の各セッションに関する PMT 情報が表示されます。

show interfaces qam channel pat

QAM チャネルの PAT 情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show interfaces qam slot/port.channel cable pat
 

この出力には、QAM に関する PAT 情報が表示されます。PAT は、QAM チャネル上の出力ストリームに含まれるプログラムのリストを示すテーブルです。この情報は、show cable video session session-id session-id # [out pat] コマンドの出力でも確認できます。

show interfaces qam channel pmt

QAM チャネルの PMT 情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show interfaces qam slot/port.channel cable pmt
 

この出力には、QAM 上の出力プログラム ストリームに関する PMT 情報が表示されます。この情報は、show cable video session session-id session-id # [out pmt] コマンドを使用してセッションごとに表示することもできます。

show interfaces qam channel carousel

QAM チャネルのカルーセル情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show interfaces qam slot/port.channel cable carousel

 

この出力には、各パケット ストリームの ID とパケットが表示されます。

show cable video packets

コントロール プレーンによって出力 RF ストリームに挿入された各パケット ストリームの ID とパケットを表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show cable video packets {qam | qam-red slot/port.channel [id pkt] | all}
Router# show cable video packets all
 

例:

Router# show cable video packets qam 3/1.1
 
Packet Times Actual Insert Num Pkts
Stream ID Interface Version Repeat Repeated Rate (bps) Inserted State
---------------------------------------------------------------------------------
1 Qam3/1.1 1 Continous 14460 1000 1 ON
Router# show cable video packets ?
Qam QAM interface
all show the summary of packet insertion info in chassis
 
Router# show cable video packets all
 
Packet Times Actual Insert Num Pkts
Stream ID Interface Version Repeat Repeated Rate (bps) Inserted State
---------------------------------------------------------------------------------
1 Qam3/1.1 1 Continous 14467 1000 1 ON
 

ビデオ セッション情報の表示

ビデオ セッション情報の出力には、次の 5 つのレベルがあります。

シャーシ レベル情報(キーワード:all)

QAM レベル情報(キーワード:qam)

QAM ドメイン レベル情報(キーワード:qam-domain)

ラインカード レベル情報(キーワード:slot)

セッション レベル情報(キーワード:id)

出力の詳細は、次の 2 つのレベルから選択できます(ID 以外)。

ショート ビデオ状態情報(キーワード:brief)

要約ビデオ状態およびパケット情報(キーワード:summary)

ビデオ セッションのサマリー情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

show cable video session {all | id session ID [in | out] [psi | stats] | slot slot | qam-domain qam-domain | qam slot/port.channel} [summary | brief filter]

ビデオ セッションのサマリー情報

Router# show cable video session all summary
Router# show cable video session qam slot/port.channel summary
Router# show cable video session qam-domain qam-domain summary
Router# show cable video session slot slot summary
 

例:

Router# show cable video session slot 3 summary
 
Video Session Summary for Slot 3:
 
Active : 240 Init : 0 Idle : 0
Off : 240 Blocked : 0 PSI-Ready : 240
UDP : 480 ASM : 0 SSM : 0
Remap : 480 Data : 0 Passthru : 0
Shell : 0 Bound : 0
Total Sessions: 480
Total Measured Bitrate : 927267329 bps
 

ビデオ セッションの概要情報

brief コマンドを使用する場合は、14 種類のフィルタから選択できます。フィルタの種類は次のとおりです。

active、asm、blocked、bound、data、idle、init、off、passthru、psi、remap、shell、ssm、udp

コマンドの構文は次のとおりです。

Router# show cable video session all brief filter
Router# show cable video session qam slot/port.channel brief filter
Router# show cable video session qam-domain qam-domain brief filter
Router# show cable video session slot slot brief filter
 

例:

Router# show cable video session all brief
 
Session QAM Stream Sess UDP Out Input Input Output PSI Ctrl
ID Port Type Type Port Pgm Bitrate State State Rdy State
---------- ------- ------ ---- ----- ----- -------- ------ ------ --- -----
242 3/1.1 Remap UDP 49152 1 3866142 ACTIVE ON YES -
243 3/1.1 Remap UDP 49153 2 3866142 ACTIVE ON YES -
244 3/1.1 Remap UDP 49154 3 3866142 ACTIVE ON YES -
245 3/1.1 Remap UDP 49155 4 3866142 ACTIVE ON YES -
246 3/1.1 Remap UDP 49156 5 3866142 ACTIVE ON YES -
247 3/1.1 Remap UDP 49157 6 3866142 ACTIVE ON YES -
248 3/1.1 Remap UDP 49158 7 3866142 ACTIVE ON YES -
249 3/1.1 Remap UDP 49159 8 3866142 ACTIVE ON YES -
250 3/1.1 Remap UDP 49160 9 3866142 ACTIVE ON YES -
251 3/1.1 Remap UDP 49161 10 3866142 ACTIVE ON YES -
252 3/1.2 Remap UDP 49162 1 3866142 ACTIVE ON YES -
253 3/1.2 Remap UDP 49163 2 3866142 ACTIVE ON YES -
254 3/1.2 Remap UDP 49164 3 3866142 ACTIVE ON YES -
255 3/1.2 Remap UDP 49165 4 3866143 ACTIVE ON YES -
256 3/1.2 Remap UDP 49166 5 3866145 ACTIVE ON YES -
257 3/1.2 Remap UDP 49167 6 3866147 ACTIVE ON YES -
258 3/1.2 Remap UDP 49168 7 3866160 ACTIVE ON YES -
259 3/1.2 Remap UDP 49169 8 3866193 ACTIVE ON YES -
260 3/1.2 Remap UDP 49170 9 3866227 ACTIVE ON YES -
261 3/1.2 Remap UDP 49171 10 3866385 ACTIVE ON YES -
 

セッション ID の下の ID は、Cisco RFGW-10 UEQAM によって入力セッションの出力ストリームに割り当てられた内部 ID を表します。

ビデオ セッションの詳細情報

ビデオ コントロール プレーンとデータ プレーンに保存された特定のセッションに関する情報をユーザがドリルダウンし、表示できるようにするには、次のコマンドを使用します。

Router# show cable video session id N
Router# show cable video session id N in {psi | stats}
Router# show cable video session id N out {psi | stats}
 

例:

Router# show cable video session id 242
 
INPUT Session ID : 242
Created On : 08:20:44 AM
Uptime [SUP] : 08:20:44 AM
Data State : ACTIVE, PSI,
Config Bitrate : 3750000 bps
Jitter : 200 ms
Stream Type : SPTS
Stream Rate : CBR
PID Remap : ENABLED
Source IP : 0.0.0.0
Source UDP : 0
Destination IP : 192.168.0.10
Destination UDP : 49152
Idle Timeout : 250 msecs
Init Timeout : 1000 msecs
Off Timeout : 60 seconds
 
Ver 0, TSID 1, len 16, section 0/0
Prog 1: pmt 500
 
Ver 0, program 1, pcr pid 481, len 43
Type 3, PID 482, len 6 (desc 10, len 4)
Type 129, PID 483, len 6 (desc 10, len 4)
Type 2, PID 481, len 0
 
Elapsed time [LC]: 0 days 02 hours 23 min 53 secs
IP Packets: In: 3123889, Drop: 0
TP Packets: In: 21867223, PCR: 595977, Non-PCR: 19653635, PSI: 170186, NULL: 1447425, Unreferenced: 0
Sync-Loss: 0, Dis-continous: 106, CC Errors: 0, PCR Jump: 0, Idle: 1
Measured Bitrate 3863759 (0 min 3947086 max) bps, stay 122 ms, jitter 11 ms
PCR Bitrate 3881992 (3863001 min 0 max) bps, stay 122 ms, jitter 11 ms
Idle Count: 1, Total Idle Time: 120286 sec
 
Output Session: 242:
SPTS PGM Number: 1
Data State : PSI,
Control State : NONE
QAM : 3/1.1
QAM-domain : 1
 
Ver 0, program 1, pcr pid 51, len 43
Type 3, PID 49, len 6 (desc 10, len 4)
Type 129, PID 50, len 6 (desc 10, len 4)
Type 2, PID 51, len 0
Elapsed time [LC]: 0 days 02 hours 23 min 54 secs
TP Packets: PCR: 595977, Non-PCR: 19653625, PSI: 170186, New PAT: 1, New PMT: 1
Drop: 0, Info-Err: 0, Inv-Rate: 0, Output Adjust: 0
Overruns: 0, Overdue Drop 0, Under-Flow: 0, Over-Flow: 0
 

ビデオ ルーティング情報の表示

表示されるルートは、主に次の 2 つのカテゴリに分けられます。

マルチキャスト

ユニキャスト

ビデオ ルーティング情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

show cable video route unicast {all | slot slot | qam-domain qam-domain}

show cable video route multicast {all | slot slot}

マルチキャスト ルートの表示

マルチキャスト ルートは、シャーシ レベルとスロット レベルのいずれかで表示できます。構文は次のとおりです。

Router# show cable video route multicast all
Router# show cable video route multicast slot slot#
 

例:

シャーシ レベル:

Router# show cable video route multicast all
 
Source Group rx-interface tx-qamblock Sessions
-------------------------------------------------------------------------------
100.1.1.100 232.1.1.1 GigabitEthernet1/4 3/1-6 1
100.1.1.100 232.1.1.2 GigabitEthernet1/4 3/1-6 1
100.1.1.100 232.1.1.3 GigabitEthernet1/4 3/1-6 2
100.1.1.100 232.1.1.3 GigabitEthernet1/4 3/7-12 1
100.1.22.100 232.1.1.4 GigabitEthernet1/4 5/1-6 1
100.1.22.100 232.1.1.5 GigabitEthernet1/4 5/1-6 1
100.1.22.100 232.1.1.6 GigabitEthernet1/4 6/1-6 2
100.1.22.100 232.1.1.7 GigabitEthernet1/4 8/7-12 1

 

特定のスロット レベル:

Router# show cable video route multicast slot 5
 
Source Group rx-interface tx-qamblock Sessions
-------------------------------------------------------------------------------
100.1.22.100 232.1.1.4 GigabitEthernet1/4 5/1-6 1
100.1.22.100 232.1.1.5 GigabitEthernet1/4 5/1-6 1

ユニキャスト ルートの表示

ユニキャスト ルートを表示するには、次のコマンドを使用できます。

Router# show cable video route unicast all
Router# show cable video route unicast slot slot#
Router# show cable video route unicast qam-domain domain#
 

show cable video route unicast all コマンドは、Cisco RFGW-10 UEQAM シャーシ上に設定されたすべてのユニキャスト ビデオ ルートを表示します。

例:

Router# show cable video route unicast all
 
QAM-Domain IP Addr UDP Port Range QAM Block Route Type
---------------------------------------------------------------------------
1 192.168.10.10 1-2 3/1-6 LOCAL (UDP)
 

show cable video route unicast slot slot# コマンドは、特定のスロットに対して設定されたルートを表示します。

例:

Router# show cable video route unicast slot 3
 
QAM-Domain IP Addr UDP Port Range QAM Block Route Type
---------------------------------------------------------------------------
1 192.168.10.10 1-2 3/1-6 LOCAL (UDP)
 

show cable video route unicast qam-domain domain# コマンドは、指定された QAM ドメイン内で設定されたルートを表示します。

例:

Router# show cable video route unicast qam-domain 1
 
QAM-Domain IP Addr UDP Port Range QAM Block Route Type
---------------------------------------------------------------------------
1 192.168.10.10 1-2 3/1-6 LOCAL (UDP)
 

ケーブル ビデオ統計情報の表示

show cable video statistics packet コマンドは、シャーシ レベルと指定されたスロットのどちらかにおけるユニキャスト パケット カウントとマルチキャスト パケット カウントの両方を表示します。コマンド構文は次のとおりです。

Router# show cable video statistics packet all {brief | detail}
Router# show cable video statistics packet slot slot {brief | detail}
 

例:

Router# show cable video statistics packet all brief
 
Qam Multicast Multicast Unicast Mcast DS Unicast DS
Range Groups Sessions Sessions Packets Packets
---------------------------------------------------------------------
qam 3/1-6 3 1 0 400 0
qam 3/7-12 0 0 0 401 0
 
Router# show cable video statistics packet all detail
 
Slot: 3
QAM Range: qam 3/1-6
Multicast Groups: 3
Multicast Sessions: 1
Unicast Sessions: 0
DS BYTES: 178186
MCAST DS PACKETS: 400 UCAST DS PACKETS: 0
 
CRC ALIGN ERROR: 0 DROPPED BAD PKTS: 0
COLLISIONS: 0 SYMBOL ERROR: 510
UNDERSIZE PKTS: 0 OVERSIZE PKTS: 0
FRAGMENTS PKTS: 0 JABBERS: 0
 
SINGLE COL: 0 MULTI COL: 0
LATE COL: 0 ACCESSIVE COL: 0
 
DEFERRED COL: 0 FALSE CARRIER: 0
CARRIER SENSE: 0 SEQUENCE ERROR: 510
 
 
QAM Range: qam 3/7-12
Multicast Groups: 0
Multicast Sessions: 0
Unicast Sessions: 0
DS BYTES: 178186
MCAST DS PACKETS: 401 UCAST DS PACKETS: 0
 
CRC ALIGN ERROR: 0 DROPPED BAD PKTS: 0
COLLISIONS: 0 SYMBOL ERROR: 1530
UNDERSIZE PKTS: 16 OVERSIZE PKTS: 0
FRAGMENTS PKTS: 0 JABBERS: 0
 
SINGLE COL: 0 MULTI COL: 0
LATE COL: 0 ACCESSIVE COL: 0
 
DEFERRED COL: 0 FALSE CARRIER: 0
CARRIER SENSE: 0 SEQUENCE ERROR: 1530

マルチキャスト ラベル情報の表示

show cable video label コマンドは、システム内でアクティブなビデオ ラベルを表示します。

Router#show cable video label
 
Multicast Label ID: 2
Label Name: ssm0
Label Type: SSM
Label Sources: [3]
SRC ADDR DST ADDR BITRATE JITTER
--------------- --------------- --------- --------
111.17.1.101 232.2.1.0 25000000 200
 
SRC ADDR DST ADDR BITRATE JITTER
--------------- --------------- --------- --------
111.17.1.102 232.2.1.0 25000000 200
 
SRC ADDR DST ADDR BITRATE JITTER
--------------- --------------- --------- --------
111.17.1.103 232.2.1.0 25000000 200
Filtered PIDs: [25]
00000101 00000102 00000103 00000104 00000105 00000106 00000107 00000108
00000109 00000110 00000111 00000112 00000113 00000114 00000115 00000116
00000117 00000118 00000119 00000120 00000200 00000201 00000202 00000203
00000800
 
MAP: 1
 
Current Active Src: 0
Label Output Streams: [1]
QAM Program ID
--------- ----------
3/7.1 -1

ケーブル ビデオ マルチキャスト アップリンクの表示

show cable video multicast uplink コマンドは、マルチキャスト アップリンク インターフェイスを表示します。アップリンク インターフェイスはプライマリまたはセカンダリとして設定できます。このテーブルには、バックアップ インターフェイスも表示されます。

Router# show cable video multicast uplink
 

例:

Router# show cable video multicast uplink
 
Uplink Interface Status Allocated Maximum Allocated Backup Interface Backup
Streams Bandwidth Bandwidth Activated
-----------------------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet1/5 DOWN 3 512 0
GigabitEthernet1/6 DOWN 0 512 0
 

特定のアップリンク インターフェイスのマルチキャスト情報のみを表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show cable video multicast uplink [GigabitEthernet | TenGigabitEthernet interface/port]
 

例:

Router# show cable video multicast uplink gigabitEthernet 1/5
 
Uplink Interface: GigabitEthernet1/5
Backup Interface: (None)
Max Bandwidth: 512 Kbps
Bandwidth Reserved: 0 Kbps
Active Groups: 3
 
Group Source Destination Joined
QAM Sessions
--------------------------------------------------------------------
0.0.0.0 Any qam 3/1-6 1
232.2.1.1 165.0.0.10 qam 3/1-6 2
224.1.1.1 1.1.1.1 qam 3/1-6 1
Router#

ビデオ サーバ グループ情報の表示

show cable video server-group コマンドは、ビデオ サーバ グループ情報を表示します。

Router# show cable video server-group {all | mapping | name group_name}
 

例:

Router# show cable video server-group all
 
Server-Group : gqi1
State : ACTIVE
Protocol : GQI
Timeout Period : 5 seconds
Number of Retry : 3
Server[0] : 172.22.23.161
Management IP : 172.22.22.181 Port : 844 Mac Id : 0017.94fe.a9c0
Reset Pending
Server State Indication Requests
---------------------------------------------------------------------
172.22.23.161 Connected In-progress 0
Server-Group : GQI
State : NON-ACTIVE
Protocol : GQI Emulation
Emulation Type : 24-qam
Timeout Period : 5 seconds
Number of Retry : 3
Server[0] : 56.1.1.11
Management IP : 56.1.1.101 Port : 0 Mac Id : 001a.a2ff.0d03
QAM Interfaces : 5/1.1-5/6.4
 

例:

GQI と Cisco RFGW-10 セッション ID のマッピングを表示するには、mapping キーワードを使用します。

Router# show cable video server-group mapping
 
SCM Id GQI Id Type
---------------------------------------------------------
858121 00 00 00 00 00 00 00 00 B0 50 SDV
858124 00 00 00 00 00 00 00 00 B0 51 SDV
858125 00 00 00 00 00 00 00 00 B0 52 VOD

ビデオの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「24-qam-map の設定:例」

「ローカル ユニキャスト セッションの設定:例」

「ローカル マルチキャスト セッションの設定:例」

「リモート セッションの設定:例」

24-qam-map の設定:例

次に、有効な 24-qam-map の設定を示します。

configure terminal
 
interface GigabitEthernet 1/3
no switchport
ip address 192.168.1.3 255.255.255.0
 
interface loopback 0
ip address 192.168.10.10 255.255.255.0
 
cable qam-domain 1
ip 192.168.10.10
video route local table 24-qam-map qam 3/1-6
 
interface Qam 3/1.1
cable downstream annex B
cable downstream modulation 256
cable downstream frequency 501000000
cable downstream rf-power 43.5
cable downstream tsid 1000
no cable downstream rf-shutdown
cable mode video local 24-qam-map
cable video table 24-qam-map
 

ローカル ユニキャスト セッションの設定:例

次に、有効なローカル ユニキャスト セッションの設定を示します。

configure terminal
 
interface GigabitEthernet1/3
no switchport
ip address 192.168.1.3 255.255.255.0
 
interface loopback 0
ip address 192.168.20.10 255.255.255.0
 
cable qam-domain 2
ip 192.168.20.10
video route local udp 49152 65535 qam 3/7-12
 
interface Qam 3/7.1
cable downstream annex B
cable downstream modulation 256
cable downstream frequency 507000000
cable downstream rf-power 43.5
cable downstream tsid 1001
no cable downstream rf-shutdown
cable mode video local
cable video udp 49152 program 2 bitrate 5000000
cable video udp 50000 program 10 bitrate 15000000
 

ローカル マルチキャスト セッションの設定:例

次に、有効なローカル マルチキャスト セッションの設定を示します。

configure terminal
ip multicast routing
ip pim ssm default
 
interface TenGigabitEthernet 1/1
no switchport
ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
ip pim sparse-dense-mode
 
cable video multicast uplink TenGigabitEthernet 1/1 bandwidth 2000000
 
cable video labels
ssm SSM1 source 1.1.1.1 group 232.1.1.1 bitrate 25000000
asm SSM1 source 1.1.1.2 group 232.1.1.1 bitrate 25000000
 
interface Qam 3/7.2
cable downstream annex B
cable downstream modulation 256
cable downstream frequency 513000000
cable downstream rf-power 43.5
cable downstream tsid 1002
no cable downstream rf-shutdown
cable mode video local
cable video multicast SSM1 passthru
 

リモート セッションの設定:例

次に、有効なリモート セッションの設定を示します。

configure terminal
ip rpc portmapper
 
interface GigabitEthernet1/4
no switchport
ip address 192.168.1.4 255.255.255.0
interface loopback 0
ip address 192.168.30.10 255.255.255.0 secondary
cable qam-domain 3
ip 192.168.30.10
video route remote udp 49152 65535 qam 3/1-6
 
cable video servers DNCS
protocol gqi emulation 24-qam
server 2.2.2.2
mgmt-ip-address 1.1.1.1 mac-address 0017.94fe.aa40 qam 3/1-6
active
cable video servers SDV
protocol sdv emulation 24-qam
mgmt-ip-address 1.1.1.1 mac-address 0017.94fe.aa40 qam 3/1-6
active
 
interface Qam 3/2.1
cable downstream annex B
cable downstream modulation 256
cable downstream frequency 521000000
cable downstream rf-power 43.5
cable downstream tsid 1003
no cable downstream rf-shutdown
cable mode video remote

その他の参考資料

ここでは、ビデオ機能に関連する参考資料を示します。

関連資料

関連項目
ドキュメント名

Cisco RFGW-10 コマンド

『Cisco RF Gateway 10 Command Reference』

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/rf_gateway/command/reference/RFGW-10_Book.html

Cisco IOS Release 12.2SQ の新しいソフトウェア機能

『Cisco RF Gateway 10 Software Feature and Configuration Guide』

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/rf_gateway/feature/guide/rfgw_scg.html

標準

標準
タイトル

ISO/IEC 13818-1:2000

『Information technology, Generic coding of moving pictures and associated audio information: Systems』

MIB

MIB
MIB のリンク

SCTE-HMS-MPEG-MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

SCTE-HMS-QAM-MIB

RFC

RFC
タイトル

RFC-1057

『Remote Procedure Call Protocol Specification: Version 2』1988 年 6 月発行

RFC-2326

『Real-time streaming Protocol』1988 年 4 月発行

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

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・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
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- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

ビデオの機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、一部のコマンドを使用できない場合があります。特定のコマンドのリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS、Catalyst OS、および Cisco IOS XE ソフトウェア イメージを調べることができます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは不要です。


表 1 は、特定の Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの特定の機能がサポートされた Cisco IOS ソフトウェア リリースだけを示しています。特に明記しない限り、その Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの以降のリリースでも、その機能がサポートされています。


 

表 1 ビデオの機能情報

機能名
リリース
機能情報

Video

12.2(44)SQ

Cisco IOS Release 12.2(44)SQ では、この機能が Cisco RF ゲートウェイ 10 上で導入されました。

次のコマンドが導入または変更されました。

interface qam slot/port.channel

[no] cable video udp dst-udp program prog-num [bitrate bps] [jitter ms]

[no] cable video udp dst-udp passthru [bitrate bps] [jitter ms]

[no] cable video udp dst-udp data [bitrate bps]

[no] cable video multicast label program prog-num

[no] cable video multicast label passthru

[no] cable video multicast label data

[no] cable video group total-sessions udp First-DST-UDP [increment UDP-increment] program first-prog-num [increment prog-increment] [bitrate bps] [jitter ms]

[no] cable video group total-sessions udp first-DST-UDP [increment UDP-increment] [repeat] program first-prog-num [increment prog-increment] [repeat] [bitrate bps] [jitter ms] qam slot/port.channel-slot/port.channel

Generic QAM Interface(GQI)

12.2(50)SQ

Cisco IOS Release 12.2(50)SQ では、この機能が Cisco RF ゲートウェイ 10 上で導入されました。

この機能に関する情報は、次の項にあります。

「セッションベース シグナリング」

「GQI の設定」

「外部サーバを使用するビデオ セッション用のサーバ グループの設定」

「ビデオ サーバ グループ情報の表示」

次のコマンドが導入または変更されました。

cable video servers server-groupname

[no] reset interval seconds

[no] keepalive retry seconds

show cable video server-group {all | mapping | name group_name}

ビデオ SSO

パススルー ビデオ セッションに対する PID のフィルタリング

パススルー ビデオ セッションに対する CBR の指定

パススルー ビデオ セッションに対する MPTS 多重化

12.2(50)SQ1

Cisco IOS Release 12.2(50)SQ では、この機能が Cisco RF ゲートウェイ 10 上で導入または変更されました。

この機能に関する情報は、次の項にあります。

ビデオ SSO

ビデオ入力

ビデオ セッション タイプ

マルチキャスト セッション ラベルの設定

ビデオの設定の表示

次のコマンドが導入または変更されました。

cable video udp

asm

ssm

show cable video labels

用語集

ASM:Any Source Multicast

BDV:Broadcast Digital Video(放送デジタル ビデオ)

CBR:Constant Bit Rate(固定ビット レート)

DNCS:Digital Network Control System

ERM:Edge Resource Manager

ES:Elementary Stream(エレメンタリ ストリーム)

GQI:Generic QAM Interface

HFC:Hybrid Fiber-Coaxial(光ファイバ/同軸ハイブリッド)

MPEG:Moving Picture Experts Group

MPTS:Multiple Program Transport Stream(マルチプログラム トランスポート ストリーム)

NGOD:Next Generation On-Demand video network

PCR:Program Clock Reference(プログラム クロック リファレンス)

PIM:Protocol Independent Multicast

PMT:Program Map Table(プログラム マップ テーブル)

PSIP:Program and System Information Protocol

RFGW:Radio Frequency Gateway(無線周波数ゲートウェイ)

RTSP:Real-Time Streaming Protocol(リアルタイム ストリーミング プロトコル)

SDV:Switched Digital Video(スイッチド デジタル ビデオ)

SDV-BI:SDV Binding Interface

SPTS:Single Program Transport Stream(シングル プログラム トランスポート ストリーム)

SRM:Session Resource Manager

SSM:Source Specific Multicast

STB:Set Top Box(セット トップ ボックス)

UEQAM:Universal Edge Quadrature Amplitude Modulation(ユニバーサル エッジ直交振幅変調)

USRM:Universal Session/Resource Manager。SDV マネージャ機能とその他の DNCS 機能を提供します。

VBR:Variable Bit Rate(可変ビット レート)

VDOC:Video over DOCSIS

VoD:Video on Demand(ビデオ オン デマンド)

このマニュアルで使用している IP アドレスは、実際のアドレスを示すものではありません。マニュアル内の例、コマンド出力、および図は、説明のみを目的として使用されています。説明の中に実際のアドレスが使用されていたとしても、それは意図的なものではなく、偶然の一致によるものです。

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