Cisco RF Gateway 10 ソフトウェア機能および コンフィギュレーション ガイド
Cisco RF Gateway 10 の概要
Cisco RF ゲートウェイ 10 の概要
発行日;2012/05/10 | 英語版ドキュメント(2011/12/08 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco RF ゲートウェイ 10 の概要

Cisco RFGW-10 用の Cisco IOS リリースおよびイメージ

動作概要

Cisco IOS ソフトウェアの場所

Cisco IOS ソフトウェア リリースの確認

新しいソフトウェア リリースへのアップグレード

Cisco 12.2SQ リリース トレインおよびイメージ

Cisco RFGW-10 シャーシの概要

Cisco RFGW-10 スロットの付番方法

Cisco RFGW-10 でサポートされるハードウェア機能

Cisco RFGW DS48 ユニバーサル EQAM ラインカード

Cisco RF ゲートウェイ 10 スーパーバイザ エンジン V-10GE

RF スイッチ カード

タイミング通信制御(TCC)カード

RFGW-10 DC PEM

RFGW-10 ファン アセンブリ

サポートされる Cisco RFGW-10 のソフトウェア機能

Cisco RFGW-10 機能および Cisco IOS リリース

コンフィギュレーション ツール

コマンドライン インターフェイス

ハイ アベイラビリティ

1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

ビデオおよび DEPI の 1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

1 対 1 スーパーバイザ カード冗長性

1 対 1 タイミングおよびコントロール カード冗長性

スーパーバイザ ステートフル スイッチオーバー

プラットフォーム

バンドル イメージ アップグレード

アラームとイベントの管理

ユニバーサル エッジ直交振幅変調

M-CMTS アプリケーション

DTI オフセット

M-CMTS DOCSIS MPEG トランスポート手動モード

M-CMTS DEPI コントロール プレーン

RFGW-10 ビデオ

テーブル ベースのビデオ

Generic QAM Interface(GQI)を使用したビデオ コントロール プレーン

管理機能

管理情報ベース(MIB)

GUI モニタリング

Cisco RF ゲートウェイ 10 の概要

ここでは、Cisco RFGW-10、サポートされるサービス オファリング、ソフトウェア、および関連ハードウェアの機能について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

目的

「Cisco RFGW-10 用の Cisco IOS リリースおよびイメージ」

サポートされる Cisco IOS リリース トレイン、関連機能、および最近サポートされた各トレインの最新の Cisco IOS イメージについて説明します。

「Cisco RFGW-10 シャーシの概要」

アーキテクチャなどのシャーシの概要を示します。

「Cisco RFGW-10 でサポートされるハードウェア機能」

Cisco RFGW-10、およびサポートされるハードウェアの機能と相互運用性について説明します。

「サポートされる Cisco RFGW-10 のソフトウェア機能」

Cisco RFGW-10 で使用できる機能および設定ユーティリティについて説明します。

このマニュアルの残りの章で、基本的なソフトウェアの設定およびトラブルシューティングの手順について説明します。

Cisco RFGW-10 用の Cisco IOS リリースおよびイメージ

Cisco RFGW-10 は次の Cisco IOS 方式およびリリース トレインをサポートします。

動作概要

Cisco IOS ソフトウェアの場所

Cisco IOS ソフトウェア リリースの確認

新しいソフトウェア リリースへのアップグレード

Cisco 12.2SQ リリース トレインおよびイメージ

動作概要

Cisco RFGW-10 は、標準および高精細度のデジタル放送テレビ、Switched Digital Video(SDV; スイッチド デジタル ビデオ)、Video on Demand(VoD; ビデオ オン デマンド)、および DOCSIS と Modular CMTS サービスの同時サポートを提供する、キャリア クラス Universal Edge Quadrature Amplitude Modulation(U-EQAM; ユニバーサル エッジ直交振幅変調)プラットフォームです。優れたパフォーマンス、容量、電力消費、管理の容易性、およびスケーラビリティを含むオープン スタンダードに基づくシャーシ ベースの製品です。Cisco RFGW-10 のすべてのコンポーネントは、2 重のスーパーバイザおよびイーサネット スイッチング ラインカード、N+1 枚のユニバーサル エッジ QAM ラインカード、2 重のタイミングおよびコントロール ラインカード、十分なロード バランシングおよびロード シェアリング電源装置および統合型 RF スイッチング モジュールなど、ハイ アベイラビリティを実現できるよう設計されています。

Cisco RFGW-10 は、世界中のケーブル TV 事業者を対象とし、キャリア クラスのハイ アベイラビリティ ソリューションを提供したり、ケーブル EQAM 機能上のビデオとデータを 1 つの共通プラットフォームにまとめたりしたいと考えている事業者向けに最適化されています。統合型ユニバーサル EQAM により、EQAM リソース利用の効果、費用効果、ラック スペースの最適化、管理コストおよび管理複雑性の低減、すべてのサービスに対するハイ アベイラビリティなどのビジネス利益が得られます。Cisco RFGW-10 は、シスコのケーブル エコシステムの一部であり、Cisco Digital Broadband Delivery System(DBDS)ビデオ ソリューション、および Cisco uBR10012 DOCSIS 3.0 と Modular CMTS ソリューションの一部として、十分に統合されテストされています。

Cisco IOS ソフトウェアの場所

Cisco RFGW-10 は、プライマリ スーパーバイザ モジュールおよびセカンダリ スーパーバイザ モジュール内の 2 つの PCMCIA スロットに挿入されたコンパクト フラッシュ メモリ ディスクに保存された Cisco IOS ソフトウェアを実行します。

また、スーパーバイザ モジュールには、オンボード フラッシュ メモリ内にシステム コンフィギュレーションが保存されています。システム初期化後、フラッシュ メモリから読み取られたコンフィギュレーション情報は、動作メモリにバッファされ、コンフィギュレーションが保存されるとフラッシュ メモリ デバイスに書き込まれます。

ソフトウェア イメージは、外部 TFTP サーバに保存することもできます。

Cisco IOS ソフトウェア リリースの確認

Cisco RFGW-10 上で実行する Cisco IOS ソフトウェアのバージョンを確認するには、ルータにログインして、特権 EXEC モードで show version コマンドを入力します。次に例を示します。

Router#show version
 
Cisco IOS Software, Catalyst 4500 L3 Switch Software (rfgw-ENTSERVICESK9-M), Version 12.2(44)SQ, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport
Copyright (c) 1986-2008 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 05-Dec-08 17:16 by prod_rel_team
Image text-base: 0x10000000, data-base: 0x11E04000
 
ROM: 12.2(31r)SGA1
Lemmy Revision 45, Force Revision 31, Tie Revision 32
 
Schnapps uptime is 2 minutes
Uptime for this control processor is 1 minute
System returned to ROM by RPR Switchover at 12:41:02 UTC Mon Dec 8 2008
System image file is ''tftp://223.255.254.254/tftpboot/pb/uBR/rfgw-entservicesk9-mz.122-44.SQ''
 
This product contains cryptographic features and is subject to United
States and local country laws governing import, export, transfer and
use. Delivery of Cisco cryptographic products does not imply
third-party authority to import, export, distribute or use encryption.
Importers, exporters, distributors and users are responsible for
compliance with U.S. and local country laws. By using this product you
agree to comply with applicable laws and regulations. If you are unable
to comply with U.S. and local laws, return this product immediately.
 
A summary of U.S. laws governing Cisco cryptographic products may be found at:
http://www.cisco.com/wwl/export/crypto/tool/stqrg.html
 
If you require further assistance please contact us by sending email to
export@cisco.com.
 
cisco Cable-RFGW (MPC8540) processor (revision 11) with 524288K bytes of memory.
Processor board ID NWG1134014E
MPC8540 CPU at 800Mhz, Supervisor V-10GE
Last reset from Reload
2 Virtual Ethernet interfaces
10 Gigabit Ethernet interfaces
4 Ten Gigabit Ethernet interfaces
511K bytes of non-volatile configuration memory.
 
Configuration register is 0x2102
 

新しいソフトウェア リリースへのアップグレード

アップグレードは、交換する機能セットより機能性の高い Cisco IOS® 機能セットを注文することです。アップグレードはアップデートではありません。アップデートは、より新しいバージョンの機能セットのインストールを伴います。例外:サポートされなくなった機能セットがある場合は、次に、より新しいリリースで一番近い機能セットがアップデートと見なされます。


) 新しいソフトウェア リリースへのアップグレードには時間がかかる場合があります。Cisco RFGW-10 へアップグレードする場合は、show cable heartbeat コマンドを実行して、すべてのラインカードがアップ状態かどうかを確認してください。


新しいソフトウェア リリースへのアップグレードに関する一般的な情報については、Cisco.com 上の『 Cisco IOS Upgrade Ordering Instructions 』を参照してください。

Cisco 12.2SQ リリース トレインおよびイメージ

Cisco RF ゲートウェイ 10 は、12.2(44)SQ および 12.2(50)SQ リリース トレインによってサポートされます。Cisco IOS Release 12.2(44)SQ は、RFGW-10 の最初の実装リリースです。これは、Cisco Catalyst 4500 プラットフォーム用の Cisco IOS Release 12.2(44)SG1 を基にしています。RFGW-10 および Catalyst 4500 は、スーパーバイザ カード上で共通の Cisco IOS ソフトウェアを使用しています。このため、Cisco IOS Release 12.2(44)SQ には、リリース 12.2(44)SG1 と同等の IOS 機能があります。RFGW-10 の機能は、Cisco IOS Release 12.2(44)SQ でのみサポートされます。

Cisco IOS Release 12.2(50)SQ は、Cisco Catalyst 4500 プラットフォーム用の Cisco IOS Release 12.2(50)SG4 を基にしています。このため、Cisco IOS Release 12.2(50)SQ には、Cisco IOS Release 12.2(50)SG4 と同等の IOS 機能があります。Cisco IOS Release 12.2(50)SQ は、前述の Cisco RFGW-10 固有の機能を提供します。

Cisco RFGW-10 シャーシの概要

Cisco RFGW-10 は、Cisco® Catalyst® 4500 シリーズ スイッチから活用した中央集中型のスイッチング アーキテクチャです。Cisco RFGW-10 は、13 Rack-Unit(13RU; 13 ラックユニット)キャリア クラスの、モジュラ シャーシであり、エアーフローおよびシステム レベルの冗長性を考慮して設計されています。すべてのシャーシ コンポーネントは、ホットスワップ可能で冗長性があります。このシャーシは、RF ラインカード用の「Cable-once(wire-once)」配線、および統合型デュアルゾーン RF スイッチ マトリクスをサポートしています。スーパーバイザ エンジンは、ノンブロッキングで、堅固なレイヤ 2 からレイヤ 4 へのスイッチングを、さらにワイヤ速度 10-ギガビット イーサネット アップリンク、136 Gbps の容量、および 102 mbps のパケット スループットと共に提供します。

ユニバーサル EQAM ダウンストリーム カードは、DOCSIS(1.0/2.0/3.0)、EURODOCIS、および J-DOCSIS の仕様、ならびに高精細度のデジタル放送テレビ、Switched Digital Video(SDV; スイッチド デジタル ビデオ)、Video on Demand(VoD; ビデオ オン デマンド)ビデオ配信をサポートします。

Cisco IOS ネットワーキング ソフトウェアに基づき、Cisco RFGW-10 は、高度なスイッチング機能およびルーティング機能をサポートします。プラットフォームは、十分なアップグレード性をサポートし、ソフトウェア強化および業界標準が進化を続けても、投資保護を確保します。


) このマニュアルは、Cisco RFGW-10 ソフトウェアおよび関連ハードウェアを中心に扱います。Cisco RF ゲートウェイ10 のシャーシおよびコンポーネントの詳細については、『Cisco RF Gateway-10 Hardware Installation Guide and Cisco RF Gateway-10 Quick Start Guide』を参照して下さい。


 

Cisco RFGW-10 シャーシは、前面および背面からアクセスできるように設計されています。シャーシの前面は次のように設計されています。

13RU キャリア クラス シャーシ

19 インチ ラックマウント収容可能

4536 W の容量

前面から背面へのエアーフロー設計

統合型 RF switching

Cable-once 同軸ケーブル接続

LCD 前面パネル ディスプレイ

240 Gbps のシステム パフォーマンス

システムレベルの冗長性

冗長システム アーキテクチャ

すべての主要な FRU の冗長性(スーパーバイザ、ラインカード、電源装置)

デュアルゾーン統合型 RF データ パス スイッチ

500 ms ラインカード フェールオーバー

十分なソフトウェアおよびハードウェアのハイ アベイラビリティ サポート

外部 GE / 10GE の冗長性

DOCSIS Timing Interface(DTI)の冗長性

単一電源でのシステム稼動

主要システム コンポーネント

スーパーバイザ カード スロット× 2(1 対 1 冗長性)

TCC/DTI カード スロット× 2(1 対 1 冗長性)

ユニバーサル ラインカード スロット× 10(1 対 N 冗長性)

RF スイッチ カード スロット× 12(デュアルゾーン冗長性)

DC PEM スロット× 2(1 対 1 冗長性)

ファン トレイ モジュール× 1

Cisco RFGW-10 スロットの付番方法

Cisco RFGW-10 には、10 個のユニバーサル QAM ラインカード スロットおよび 2 個の CAT4K スーパーバイザ カード スロットの、合計 12 個の前面シャーシ スロットがあります。前面シャーシ ラインカード スロットには、1 ~ 12 の番号が付けられています。シャーシの背面には、タイミングおよびユーティリティ カード、12 枚の RF スイッチ カード、および電源モジュールがあります。

図 1 Cisco RFGW-10 スロットの付番方法

 

 

1

スーパーバイザ エンジン スロット 1 ~ 2

2

RF スイッチ スロット 1 ~ 12

3

ユニバーサル QAM ラインカード スロット 3 ~ 12

4

TCC カード スロット 13 および 14

Cisco RFGW-10 でサポートされるハードウェア機能

次のハードウェア機能が Cisco RFGW-10 でサポートされています。

Cisco RFGW DS48 ユニバーサル EQAM ラインカード

Cisco RF ゲートウェイ 10 スーパーバイザ エンジン V-10GE

RF スイッチ カード

タイミング通信制御(TCC)カード

RFGW-10 DC PEM

RFGW-10 ファン アセンブリ

サポートされる Cisco RFGW-10 のソフトウェア機能

Cisco RFGW DS48 ユニバーサル EQAM ラインカード

Cisco RFGW-10 DS48 ラインカードは、VoD、SDV、およびブロードキャスト ビデオ アプリケーション用の Downstream External PHY Interface DOCSIS MPEG Transport(DEPI D-MPT; DOCSIS MPEG トランスポート)、ダウンストリーム データ トラフィック、および MPEG ビデオ トラフィックをサポートするよう設計された、12 ポート、48 チャネルのユニバーサル EQAM カードです。DS48 カードは、従来の QAM ソリューションと同様に、カードがカプセル化されたデータを受信し、そのパケットをパケット化解除および再フォーマットし、出力 QAM チャネルにマップし、QAM 変調および周波数のアップコンバージョンを実行します。DS48 ラインカードは、上位レベルからイーサネットを介し、カプセル化されたビデオおよび DOCSIS データを受信し、アナログ QAM データを加入者デバイス(STB および DOCSIS モデム)に出力します。

DOCSIS エンジンとして、DS48 ラインカードは DEPI D-MPT モード(今後のソフトウェア リリースでは、PSP モードをサポートする可能性があります)をサポートします。DEPI は、L2TPv3 プロトコルを基にしており、データ プレーンおよびコントロール プレーンを含みます。DEPI データ プレーン トラフィックは、ラインカードで終了されます。Cisco RFGW-10 スーパーバイザ カードは、DEPI コントロールを終了し、シャーシの IPC インフラストラクチャを介してシステム内の各ラインカードにコントロールを送ります。DOCSIS タイミング情報(10.24 MHz 同期 DTI クロック)は、システム TCC カードからラインカードによって受信されます。

ビデオ エンジンとして、DS48 はスーパーバイザ エンジンから転送されたビデオ データ パス トラフィックを終了します(ビデオ コントロール プレーン トラフィックは、システム スーパーバイザによって終了され、処理されます)。DS48 処理パスは、のために次の作業を実行します。

ビデオ パケットの分類

QAM 間処理

ビットレート スケジューリング

プログラムの多重化およびスケジューリング

PID 再マップ

PCR 再スタンプ

CC 再スタンプ

DS48 ラインカードには、12 個の物理 RF ポートがあり、ポートごとに最大 4 つまで QAM をサポートしています。QAM 出力数は、ポートごとに設定できます(個々のポートが 1 つ、2 つ、または 4 つの QAM と、QAM グループ内の個々の QAM のミューティングもサポートできることを意味します)。スタック型 QAM モードでは、QAM は、24 MHz または 32 MHz の周波数帯上で連続してスタックされます。ラインカードは、88 MHz から 870 MHz までのダウンストリーム チャネル周波数域をサポートします。

表 1 に DOCSIS および EuroDOCSIS ダウンストリーム レートを示します。

 

表 1 DOCSIS および EuroDOCSIS ダウンストリーム データ レート

ダウンストリームチャネル幅、MHz
変調方式、bit/symbol
ボー レート、MSym/sec
Raw ビット レート、Mb/sec
スループット(ビット レート:オーバーヘッド)、Mb/sec

6

64 QAM(6)

256 QAM(8)

5.056

5.360

30.34

42.88

27

38

8

64 QAM(6)

256 QAM(8)

6.952

6.952

41.71

55.62

37

48

前面パネルには、2 つのギガビット イーサネット ポートと、すべてのビデオ出力ストリームを扱う単一の DVB-ASI インターフェイスがあります。前面パネルのコネクタは、銅線およびファイバの両方の SFP モジュールをサポートします。前面パネルのギガビット イーサネット ポートについて、ラインカードは直接処理しません。これらのポートは、ラインカードから独立しており、スーパーバイザ カード スイッチ ファブリックに直接ルーティングします。ラインカードが故障して、冗長カードへのフェールオーバーが発生した場合、これらのポートはサービスを中断しません。

DS48 ラインカードの重要な機能は、冗長性およびハイ アベイラビリティのサポートです。このラインカードは、広範な障害や異常を検知して対処し、専用のスタンバイ カードへ 1 秒未満のフェールオーバーで対応するよう設計されています。Cisco RFGW-10 プラットフォームでは、DS48 ラインカードは 1 対 N 冗長性(最大で 1 対 9 まで)で構成でき、結果として十分に保護された、大容量、かつ高密度の EQAM ソリューションを実現します。

サポートされる SFP モジュール

SFP-GE-S:1000BASE-SX 短波長、DOM あり(MMF の 550 m)

SFP-GE-L:1000BASE-LX/LH 短波長、DOM あり(SMF で 10 km)

SFP-GE-T:1000BASE-T SFP(NEBS 3 ESD)(Cat5 UTP で 100 m)

Cisco RF ゲートウェイ 10 スーパーバイザ エンジン V-10GE

Cisco RFGW-10 スーパーバイザ エンジン V-10GE は、すべてのネットワーク インターフェイスに対してデータ パスおよびデータ コントロールを提供し、アップリンク接続に対して 10 ギガビットのインターフェイスを提供します。The Cisco RFGW-10 スーパーバイザの設計は、Cisco Catalyst 4500 シリーズ スイッチ スーパーバイザ ファミリの影響を受けています。

スーパーバイザ エンジン V-10GE は、非常にパフォーマンスの高いイーサネット スイッチング機能セットを備えています。高度なトラフィック管理機能を次に示します。

Quality of Service(QoS)

Virtual LAN(VLAN; 仮想 LAN)

IP Differentiated Service Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)などの複数トラフィック キューイング手法

フル機能のトラフィック分類、マーキング、およびポリシング

Cisco RFGW-10 スーパーバイザ エンジン V-10GE は、DOCSIS およびビデオのトラフィックを管理します。データとビデオのトラフィック管理は、データ プレーン処理とコントロール プレーン処理に分割できます。データ プレーンは、複数サービスの集約および EQAM リソースへの転送を管理します(例えば、イーサネット スイッチング、ルーティング、集約、フィルタリングなど)。ビデオおよび DOCSIS に対するコントロール インターフェイスとの相互作用は、コントロール プレーンによって管理されます(例えば、ビデオ セッションの組立および分解、VoIP コールの作成、高速データ サービスの管理、ゲートウェイ内のパケット配信と環境要因の管理など)。スーパーバイザ エンジン内の集約管理ユーティリティを使用して、ケーブル TV 事業者はゲートウェイ全体の総合的な稼動状況に関する詳細情報を単一のラインカードから抽出できます。

スーパーバイザ エンジンは、DEPI モード(DOCSIS 経由)のデータまたはビデオ データ(MPEG/UDP/IP)を受信し、DEPI セッション内容(IP/L2TP)か、カプセル化されたビデオ セッション情報(IP/UDP)のどちらかに基づき RF ラインカードに転送します。すべてのデータ パス トラフィックは、ラインカードで終了されます。スーパーバイザ エンジンは、データ トラフィックを受信して、分類し、ラインカードへ転送します。

DOCSIS(DEPI モード)、ビデオ、および High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)機能のコントロール トラフィックは、スーパーバイザ エンジンで終了されます。

次のコンポーネントは、Cisco RFGW-10 スーパーバイザ エンジン V-10GE の LED、コネクタ、およびスイッチを示します。

コンソール ポート

管理ポート(10/100/1000)

リセット ボタン

コンパクト フラッシュ

4 つのイーサネット アップリンク インターフェイス

2 つの 10GE インターフェイス

サポートされる SFP モジュール

SFP-GE-S:1000BASE-SX 短波長、DOM あり(MMF の 550 m)

SFP-GE-L:1000BASE-LX/LH 長波長、DOM あり(SMF で 10 km)

SFP-GE-T:1000BASE-T SFP(NEBS 3 ESD)(Cat5 UTP で 100 m)

X2-10GB-SR:10GBASE-SR X2 モジュール(MMF で 26 m)

X2-10GB-LR:10GBASE-LR X2 モジュール(SMF で 10K m)

RF スイッチ カード

RF スイッチ(RFGW-10-RFSW1)カードは、最大で 1.2 GHz までの双方向の DOCSIS トラフィックに対し、ラインカード(スロット)レベルと RF ポート レベルの両方で RF データ パスの冗長性を提供します。また RF スイッチ カードは、Cisco RFGW-10 の同軸ケーブル終端点です。

機能的に RF スイッチ カードは、RF データ パス レベルで異常を起こしたラインカードを(ポートごとに)物理的に切り離します。このカードは、同時に発生する 2 件の RF ラインカード障害をサポートできます。2 つの 1 対 N 冗長性グループをサポートできるよう設計されています。

Cisco RFGW-10 は、シャーシごとに 12 枚の RF スイッチ カードから構成され、120 個の RF ポートを提供します。


) 正しく使用するために、シャーシには、12 枚の RF スイッチ カードすべてを必ず装備してください。


各 RF スイッチ カードは、カードごとに 10 MCX 同軸ケーブル接続をサポートする単一の Cisco UCH2 コネクタ ヘッダーをサポートします。RF スイッチ カードは、RF ラインカード スロットから離れて取り付けられ、ケーブル設備配線に支障なく、RF ラインカードの挿入または抜去が可能になります。

RF スイッチ カードは、シャーシ レベルのハイ アベイラビリティ機能の中心となるハードウェア コンポーネントです。このカードは、システム レベルの CLI 機能を介して、設定および制御できます。RF スイッチ カードは、シャーシ CLI を介してフィールド アップグレードできる、ハードウェアおよびファームウェアベースのモジュール(オペレーティング ソフトウェアなし)です。

RF スイッチ カードの前面プレートには、電源と機能について非常に高レベルのステータスを示す単一の LED があります。この LED ではラインカードのフェールオーバーは表示されません。

タイミング通信制御(TCC)カード

Cisco RFGW-10 は、2 つの Timing, Communication, and Control(TCC; タイミング通信制御)スロットをサポートします。TCC カードは、DTI クライアント インターフェイスです。TCC カードは、全体的なシステム クロックの生成と配信、DOCSIS タイムスタンプ同期化、および Front Panel Display(FPD; 前面パネル ディスプレイ)と RF スイッチ カードのシステム制御を管理するセカンダリ プロセッサとして機能します。

TCC カードの最も重要な機能は、システム クロッキング(特に DOCSIS Timing Interface(DTI))の配信です。これにより、DTI サーバの冗長性を確保する、2 重 DTI 外部入力がサポートされます。DTI 入力情報に基づき、TCC カードは DOCSIS 10.24 MHz クロックおよびタイムスタンプ情報を生成して、シャーシ内のすべてのラインカードに配信します。すべてのクロックおよび DOCSIS 情報は冗長性があります。外部 DTI クロックがない場合は、TCC カードは内部 DOCSIS DTI クロックおよびタイムスタンプの基準を提供します。

2 枚の TCC カードがインストールされている場合、これらのカードはアクティブとバックアップ(冗長)として設定されます。1 番めのスロットの TCC カードがシステム起動時に作動している場合、このカードは自動的にアクティブ カードになり、2 番めのスロットの TCC カードがバックアップ カードになります(通常は、スロット 13 がプライマリ TCC カードとして、スロット 14 がセカンダリ TCC カードとして起動しますが、必須ではありません)。

システム全体のハイ アベイラビリティの観点から、TCC カードは集中型の制御機構から独立して動作します。冗長 TCC カードは、アクティブ カードが故障した場合に、アクティブ カードの役割をデータ喪失することなく冗長バックアップ カードに譲渡できるように、お互いのプライオリティ情報をモニタします。


) DS48 ラインカードが作動するために、シャーシ内に使用可能な TCC カードが必要です。両方の TCC が取り外されている場合、DS48 カードはリセットして起動しません。


TCC カードの機能の概要を次に示します。

10.24 MHz クロック基準および 32 ビット タイムスタンプ基準を生成して、すべてのケーブル インターフェイス ラインカードに配信します

システム コンフィギュレーションとステータス情報の表示に使用される LCD モジュールを駆動します

RF スイッチ カードのプロキシ制御機構(スーパーバイザ カード経由)

ステータス インジケータおよびアラーム インジケータとなる前面パネル LED

冗長 DTI サーバ ソースをサポートする 2 つの RJ-45 ポートを提供します

RFGW-10 DC PEM

Cisco RFGW-10 システムは、冗長 DC Power Entry Module(PEM; 電源入力モジュール)により、電力が供給されます。個々の PEM は、総出力 4536 W を供給可能です。冗長モジュールは、電流共有および Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)(ホット スワッピング)をサポートする、1 対 1 冗長性構成として動作します。

各 PEM は、-40 VDC と -72 VDC の間の入力電圧で動作する、2 本の 60A 入力回線を備えています。正しい構成と操作には、両方の DC 入力が正しく配線される必要があります。PEM は、接地接続も備えています。


) 接地接続は、電源回復を意味するものではありません。


DC PEM には次の機能があります。

閉じたフレーム、NEBS 準拠のモジュール設計

前面から背面のエアーフロー(排気がシャーシの背面から排出されます)

電源入力範囲:-48 ~ -60 VDC

4536W 電力容量

OIR(ホットスワップ)および電流共有をサポート

1 対 1 冗長性をサポート(システムは単一の PEM で実行できます)

ステータスと設定のための CLI サポート

リモート シャットダウン機能

前面パネル LED のステータス インジケータとアラーム インジケータ

RFGW-10 ファン アセンブリ

Cisco RFGW-10 システムは、モジュラ ファン アセンブリを使用して、システムから熱を放散し、シャーシ システム コンポーネントの温度を制御します(独自の内部ファンがある DC PEM は除外します)。ファン アセンブリは、シャーシの前面下部から周囲空気を取り込み、シャーシの背面上部から排気するマルチファン設計です。ファン アセンブリは、個々のファン制御と障害モニタリング、排気をモニタする複数サーミスタ、およびシステムと環境条件に基づく広範なスピード制御パラメータを提供します。吸気モニタリングは、各 RF ラインカード上のセンサーからシステム ソフトウェアを介しファン トレイへ通信されます。

ファン トレイ モジュールには次の機能があります。

OIR サポート

個々のファンの障害モニタリング

個々のファン RPM を制御するバックアップ温度モニタリング

操作時間(CLI ベース)に基づく使用カウンタ

アラーム ステータス表示用の前面パネル LED

制御と電源回路障害アラーム

システム温度に基づく搭載マルチレベル ファン スピード制御

サポートされる Cisco RFGW-10 のソフトウェア機能

ここでは、サポートされているすべての Cisco IOS リリース トレインの Cisco RFGW-10 ソフトウェア機能について説明し、各機能の詳細な設定情報を紹介します。次の機能が Cisco RFGW-10 でサポートされています。

M-CMTS DOCSIS MPEG トランスポート手動モード

ハイ アベイラビリティ

プラットフォーム

ユニバーサル エッジ直交振幅変調

M-CMTS アプリケーション

RFGW-10 ビデオ

管理機能

Cisco RFGW-10 機能および Cisco IOS リリース

表 2 に、ソフトウェア関連機能および Cisco RFGW-10 をサポートする関連 Cisco IOS リリースの概要を示します。Cisco IOS 機能は、その機能が導入された最初のリリースを示します。特に明記しない限り、同じまたは関連の Cisco IOS リリース トレインの以降のリリースでも、その機能がサポートされています。

表 2 Cisco IOS リリース別の Cisco RFGW-10 機能

機能
サポートする Cisco IOS リリース

コマンドライン インターフェイス

12.2(44)SQ

1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

12.2(44)SQ

1 対 1 スーパーバイザ カード冗長性

12.2(44)SQ

1 対 1 タイミングおよびコントロール カード冗長性

12.2(44)SQ

スーパーバイザ ステートフル スイッチオーバー

12.2(50)SQ

バンドル イメージ アップグレード

12.2(44)SQ

アラームとイベントの管理

12.2(44)SQ

ユニバーサル エッジ直交振幅変調

12.2(44)SQ

M-CMTS DOCSIS MPEG トランスポート手動モード

12.2(44)SQ

DTI オフセット

12.2(44)SQ

M-CMTS DEPI コントロール プレーン

12.2(50)SQ

ビデオおよび DEPI の 1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

12.2(50)SQ

スーパーバイザの冗長性がある DEPI(SSO)

12.2(50)SQ1

DEPI パス冗長性

12.2(50)SQ2

DEPI EQAM 統計情報

12.2(50)SQ2

Generic QAM Interface(GQI)を使用したビデオ コントロール プレーン

12.2(50)SQ

ビデオおよび DEPI の 1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

12.2(50)SQ

スーパーバイザの冗長性があるビデオ(SSO)

12.2(50)SQ1

管理情報ベース(MIB)

12.2(44)SQ

GUI モニタリング

12.2(50)SQ

Cisco RF ゲートウェイ10コンフィギュレーション ツール

Cisco RFGW-10 は、次のコンフィギュレーション ツールを提供します。これにより、コンフィギュレーション方法を柔軟に選択できます。

「コマンドライン インターフェイス」

コマンドライン インターフェイス

コマンドライン インターフェイスを使用して、Cisco RFGW-10 を手動で設定できます。

詳細については、『 Cisco RF Gateway 10 Command Reference Guide 』を参照してください。

ハイ アベイラビリティ

複数の強力な HA 機能が、Cisco RF GW-10 でサポートされています。

「1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性」

「1 対 1 スーパーバイザ カード冗長性」

「1 対 1 タイミングおよびコントロール カード冗長性」

1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

Cisco RFGW-10 は、2 種類のラインカード冗長性をサポートしています。QAM ラインカードは、1 対 1 および 1 対 N(ここで N は、1 枚のスタンバイ ラインカードにより保護されるアクティブ RF ラインカードのグループです)両方の冗長性方式により保護されています。Cisco RFGW-10 とともに内部の Cisco RF スイッチは、ケーブル TV 事業者がハイ システム アベイラビリティ、最小限のサービス中断、および簡単な操作を実現できる完全に冗長なシステムを提供します。

詳細については、『 1:1 and 1:N DS-48 Line Card Redundancy 』を参照してください。

ビデオおよび DEPI の 1 対 1 および 1 対 N の DS48 ラインカード冗長性

Cisco IOS Release 12.2(44)SQ で導入された Line Card REDundancy(LCRED; ラインカード冗長性)機能は、DEPI 手動モードで DEPI D-MPT トラフィックをサポートします。Cisco IOS Release 12.2(50)SQ1 では、ラインカード冗長性は DEPI プロトコル モードの DEPI コントロール プレーンで、ビデオおよび DEPI D-MPT をサポートします。ラインカードの故障、OIR、または強制的ラインカード スイッチオーバーが発生した場合、スタンバイ ラインカードがアクティブになり、ビデオまたは DEPI トラフィックを処理し続けます。

詳細については、『 1:1 and 1:N DS-48 Line Card Redundancy 』を参照してください。

1 対 1 スーパーバイザ カード冗長性

Stateful Switchover(SSO; ステートフル スイッチオーバー)機能により、Cisco RFGW-10 は冗長構成で 2 つの Supervisor(SUP; スーパーバイザ)モジュールを使用できます。プライマリ スーパーバイザ モジュールが故障するかインアクティブになった場合、システムは自動的にスイッチオーバーを実行します。スイッチオーバーでは、セカンダリ スーパーバイザ モジュールが引き継ぎ、スーパーバイザの操作の全責任を担います。

詳細については、『 1:1 Supervisor Card Redundancy 』を参照してください。

1 対 1 タイミングおよびコントロール カード冗長性

Timing and Control Card(TCC; タイミングおよびコントロール カード)は、各 TCC に故障に備えて待機している(ホット スタンバイ モード)専用のバックアップ カードがある、1 対 1 冗長構成で動作します。

詳細については、『 1:1 Timing and Control Card Redundancy 』を参照してください。

スーパーバイザ ステートフル スイッチオーバー

Supervisor Stateful Switchover(SSO; スーパーバイザ ステートフル スイッチオーバー)モードでは、スタンバイ スーパーバイザ カードは完全に初期化され、構成されています。これにより、アクティブ スーパーバイザ カードが故障した場合、または手動スイッチオーバーが実行された場合、SSO はスイッチオーバー時間を短縮できます。スタートアップ コンフィギュレーションと実行コンフィギュレーションの両方は、アクティブ スーパーバイザ カードからスタンバイ スーパーバイザ カードへ継続的に同期が取られ、ラインカードが、スーパーバイザ スイッチオーバー中にリセットされることはありません。このインターフェイスは、スイッチオーバー中はアクティブのままです。従って、ネイバー ルータは物理的リンク フラップを検知しません(リンクはダウンおよびバックアップになりません)。

SSO 機能は、DEPI 手動モードおよび DEPI プロトコル モードの両方を Cisco IOS Release12.2(50)SQ でサポートします。ビデオについては、Cisco IOS Release12.2(50)SQ1 で使用可能です。

詳細については、『 1:1 Supervisor Card Redundancy 』を参照してください。

プラットフォーム

次のプラットフォーム機能が Cisco RFGW-10 でサポートされています。

「バンドル イメージ アップグレード」

「アラームとイベントの管理」

「ユニバーサル エッジ直交振幅変調」

バンドル イメージ アップグレード

Cisco RFGW-10 のシャーシは、さまざまな種類のラインカードで構成されており、各ラインカードには、将来アップデートされる可能性のある複数のデバイスがあります(ラインカードのソフトウェアを含む)。これらのデバイスすべてを物理的にアップグレードする代わりに、新しいイメージでプログラミングすることによってデバイスをアップデートする方が、より効率的で、簡単です。バンドル イメージ アップグレード機能はこれを可能にします。

詳細については、『 Bundled Image Upgrade 』を参照してください。

アラームとイベントの管理

アラームおよびイベント管理機能は、そのシステムですでに発生した事象と現在発生している事象の明確なイメージを提供します。

詳細については、『 Alarm and Event Management 』を参照してください。

ユニバーサル エッジ直交振幅変調

Cisco RFGW-10 は、DOCSIS アプリケーションとビデオ アプリケーションの両方をサポートするユニバーサル Edge Quadrature Amplitude Modulation(EQAM; エッジ直交振幅変調)として動作します。

詳細については、『 Universal Edge Quadrature Amplitude Modulation 』を参照してください。

M-CMTS アプリケーション

次のプラットフォーム機能が Cisco RFGW-10 でサポートされています。

DTI オフセット

M-CMTS DOCSIS MPEG トランスポート手動モード

M-CMTS DEPI コントロール プレーン

DTI オフセット

DOCSIS Timing Interface(DTI; DOCSIS タイミング インターフェイス)オフセット機能は、DOCSIS タイミング オフセット調整を可能にします。

詳細については、『 DTI Offset 』を参照してください。

M-CMTS DOCSIS MPEG トランスポート手動モード

Cisco RFGW-10 の M-CMTS D-MPT 手動モード機能は、M-CMTS コアからの D-MPT トラフィックを処理します。M-CMTS コアと EQAM 間のインターフェイスは、Downstream External PHY Interface(DEPI)によって定義されます。DEPI は、DOCSIS フレーム用のデータ パス、およびセッションのセットアップ、メンテナンス、解体用の制御パスの両方を含む L2TP ベースの IP トンネルです。この機能は、セッションのセットアップのために手動コンフィギュレーションが可能な DOCSIS MPEG Transport(D-MPT; DOCSIS MPEG トランスポート)モードを使用する DEPI データ パスをサポートします。

D-MPT は、L2TP ペイロード内に整数個の MPEG 転送パケットを配置します。1 つの QAM チャネルに存在できるのは、1 つの D-MPT フローだけです。EQAM は、DEPI ペイロード内の D-MPT パケットを抽出し、出力 QAM に転送します。

D-MPT 機能は、ダウンストリーム チャネル ボンディングを介してボンディングされた DOCSIS をサポートします。チャネル ボンディングは、より広い集約帯域幅の論理ダウンストリーム チャネルを提供するために、複数の QAM チャネルを 1 つのボンディング グループにグループ化する技術です。ボンディングされたトラフィックは D-MPT でカプセル化できます。

M-CMTS コアからの D-MPT トラフィックは、同期メッセージ(DOCSIS タイムスタンプ)を含みます。EQAM は、D-MPT ペイロード内のすべての SYNC メッセージを検出して、SYNC 修正を実行します。

詳細については、『 M-CMTS D-MPT Manual Mode Guide 』を参照してください。

M-CMTS DEPI コントロール プレーン

Downstream External PHY Interface(DEPI)コントロール プレーンは、Layer Two Tunneling Protocol-Version 3(L2TPv3; レイヤ 2 トンネリング プロトコル バージョン 3)シグナリングに基づいています。DEPI は、Modular Cable Modem Termination Systems(M-CMTS; モジュラ ケーブル モデム ターミネーション システム)コアと Edge Quadrature Amplitude Modulation(EQAM; エッジ直交振幅変調)間の IP トンネル上の通信プロトコルです。これは、M-CMTS システム内の MAC(M-CMTS コア)と PHY(EQAM)間の IP トンネルです。この IP トンネルには Data-Over-Cable Service Interface Specifications(DOCSIS; データオーバーケーブル サービス インターフェイス仕様)フレーム用のデータ パスと、データ セッションのセットアップ、メンテナンス、解体用の制御パスの両方が含まれます。

DEPI Latency Measurement(DLM; DEPI 遅延測定)パケットは、M-CMTS コアと EQAM 間のネットワーク遅延を測定するために使用される特殊なデータ パケットです。

詳細については、『 M-CMTS DEPI Control Plane 』を参照してください。

RFGW-10 ビデオ

次のビデオ機能が Cisco RFGW-10 でサポートされています。

テーブル ベースのビデオ

Generic QAM Interface(GQI)を使用したビデオ コントロール プレーン

テーブル ベースのビデオ

Cisco RFGW-10 のユニバーサル QAM はビデオ サービスをサポートします。Moving Picture Experts Group 2(MPEG-2)ビデオには、コントロール プレーンとデータ プレーンの両方が含まれます。コントロール プレーンは、Catalyst 4k スーパーバイザ ソフトウェアによりサポートされ、データ プレーンは、ラインカードのハードウェアとソフトウェアによりサポートされます。次のビデオ サービスがサポートされています。

Video on Demand(VoD; ビデオ オン デマンド)

Digital Video Broadcast(DVB; デジタル ビデオ ブロードキャスト)

Switched Digital Video(SDV; スイッチド デジタル ビデオ)

詳細については、『 Video 』を参照してください。

Generic QAM Interface(GQI)を使用したビデオ コントロール プレーン

Generic QAM Interface(GQI)ベースのビデオ コントロール プレーンは、Digital Network Control System(DNCS)と Universal Session/Resource Manager(USRM)を使用した GQI シグナリング プロトコル経由のビデオ セッション管理を実現します。

GQI は次の機能をサポートします。

セッションの管理:セッションの作成、削除、および照合

SDV シェル セッションの管理:シェル セッションの作成、削除、バインド、およびバインド解除

パケットの管理:パケットの挿入、キャンセル、および照合

エッジ デバイス メンテナンス:リセット制御

詳細については、『 Video 』を参照してください。

管理機能

Cisco RFGW-10 は、CMTS ヘッドエンドのコンフィギュレーション、管理、および DOCSIS サポートをより強力かつ効率的にする次の機能を提供します。

「管理情報ベース(MIB)」

「GUI モニタリング」

管理情報ベース(MIB)

Cisco IOS Release 12.2SQ における MIB 強化は、Cisco RFGW-10 を Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)によって管理できるように強化された管理機能を提供します。これらの強化された管理機能によって、次のことができます。

SNMP の set 要求と get 要求を使用して、Cisco CMTS ユニバーサル ブロードバンド ルータ内の情報にアクセスします。

インベントリ管理と同様の機能を実行するのに必要な時間とシステム リソースを削減します。

ルータ上の障害とパフォーマンスをモニタするための標準ベースの技術(SNMP)。

SNMP の複数バージョン(SNMPv1、SNMPv2c、および SNMPv3)のサポート。

障害、アラーム、およびサービスに影響を及ぼすおそれのある状態の通知。

その他の情報については、Cisco.com 上の次のマニュアルを参照してください。

Cisco RF Gateway 10 MIB Specifications Guide

GUI モニタリング

GUI モニタリングは、Cisco RF ゲートウェイ 10(RFGW-10)Universal Edge Quadrature Amplitude Modulation(UEQAM; ユニバーサル エッジ直交振幅変調)のモニタリングをイネーブルにする Web ベースのツールです。

この Web ブラウザ ツールには、IP でシャーシに接続できる Web ブラウザを使用してアクセスできます。GUI モニタリング ツールには、次のモニタリング ページが含まれます。

[Summary]

[Inventory]

[Alarms]

[Environment]

[Redundancy]

[QAM]

[Video]

[Performance]

[DTI]

詳細については、『 GUI Monitoring 』を参照してください。