Cisco RF Gateway 10 ソフトウェア機能および コンフィギュレーション ガイド
Cisco RFGW-10 の QAM インターフェイス 機能の設定
Cisco RFGW-10 の QAM インターフェイス機能の設定
発行日;2012/05/10 | 英語版ドキュメント(2012/02/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco RFGW-10 の QAM インターフェイス機能の設定

インターフェイスの管理上のシャットダウンと再起動

ダウンストリーム ケーブル インターフェイスの設定

ダウンストリーム QAM のアクティブ化

ダウンストリーム QAM の検証

ダウンストリーム周波数の設定

ダウンストリーム周波数の検証

ダウンストリーム インターリーブ深度の設定

インターリーブ深度の検証

ダウンストリーム インターリーバ レベルの設定

ダウンストリーム インターリーバ レベルの検証

ダウンストリーム変調速度の設定

ダウンストリーム変調速度の検証

ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットの設定

ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットの検証

ダウンストリーム RF 電力出力レベルの設定

ダウンストリーム RF 電力の検証

ダウンストリーム RF シャットダウンの設定

ダウンストリーム スタッキングの設定

ダウンストリーム スタッキングの検証

ダウンストリーム TSID の設定

ダウンストリーム TSID の検証

Cisco RFGW-10 の QAM インターフェイス機能の設定

Cisco RFGW-10 の QAM インターフェイスはケーブル TV RF インターフェイスとして機能し、ダウンストリーム信号とアップストリーム信号をサポートします。ダウンストリームは、外部アップコンバータでの使用に適している Intermediate-Frequency(IF; 中間周波数)信号として出力されます。ケーブル設備と、計画およびインストールされた加入者ベース、サービス提供、外部ネットワーク接続の組み合わせによって、使用すべき Cisco RFGW-10 ケーブル インターフェイス、ネットワーク アップリンク ラインカード、および他のコンポーネントの組み合わせが決まります。QAM インターフェイスでは次のことが可能です。

1 つのシャーシに最大 10 個の Cisco QAM ラインカードを取り付けることができます。

QAM インターフェイス ラインカードはダウンストリーム ポートをサポートします。

Cisco IOS ソフトウェアの Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用すると、Hybrid Fiber-Coaxial(HFC; 光ファイバ/同軸ハイブリッド)ケーブル ネットワークで適切に動作するようにシスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードを設定できます。ここでは、シスコ製ケーブル インターフェイスを設定する次のタスクについて説明します。

目的

「インターフェイスの管理上のシャットダウンと再起動」

インターフェイスのシャットダウンと再起動に関する手順を示します。

「ダウンストリーム ケーブル インターフェイスの設定」

必要なアップストリーム設定タスクを実行する手順を示します。

 

Cisco RF Gateway 10 New Features List http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/rf_gateway/feature/list/rfgw10_featlist.html )には、Cisco RFGW-10 に適用可能な複数の追加インターフェイスおよびルータの設定が含まれます。

インターフェイスの管理上のシャットダウンと再起動

インターフェイスはシャットダウンすることによりディセーブルにできます。インターフェイスをシャットダウンすると、指定されたインターフェイスのすべての機能がディセーブルになり、インターフェイスはすべてのモニタリング コマンドの出力で使用不可と示されます。インターフェイスをシャットダウンする理由としては、電気的なインターフェイス タイプやオフラインのポートのモードを変更する場合などが挙げられます。この情報は、すべてのダイナミック ルーティング プロトコルを介して他のネットワーク サーバに通信されます。たとえば、シリアル アダプタ ケーブルを取り替えて、インターフェイスを再起動し、新しいインターフェイスのポートを再設定する(必要な場合)ためにソフトウェア コマンドを使用します。このインターフェイスはどのルーティング アップデートにも含まれません。シリアル インターフェイスの場合は、インターフェイスをシャットダウンすると、Dedicated Token Ring(DTR; 専用トークン リング)信号がドロップされます。トークン リング インターフェイスの場合は、インターフェイスをシャットダウンすると、インターフェイスがリングから除外されます。Fiber Distributed Data Interface(FDDI; ファイバ分散データ インターフェイス)の場合は、インターフェイスをシャットダウンすると、光バイパス スイッチ(存在する場合)がバイパス モードになります。

インターフェイスをシャットダウンし、再起動するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

no shutdown

ディセーブルになっているインターフェイスをイネーブルにします。

 

インターフェイスがディセーブルであるかどうかを確認するには、特権 EXEC モードで show interfaces コマンドを使用します。シャットダウンされたインターフェイスは、 show interfaces コマンド出力で管理上のダウンとして示されます。

システムの起動時または再起動時に、Fast Serial Interface Processor(FSIP; ファスト シリアル インターフェイス プロセッサ)はインターフェイスをポーリングし、各ポートの電気的なインターフェイス タイプを(接続されたポート アダプタ ケーブルのタイプに基づいて)調べます。ただし、オンラインのアダプタ ケーブルを変更したときにインターフェイスを再びポーリングするとは限りません。

システムが新しいインターフェイス タイプを確実に認識するように、 shutdown コマンドを使用してインターフェイスをシャットダウンし、ケーブルの変更後にインターフェイスをイネーブルにします。詳細については、使用しているハードウェアの資料を参照してください。

次に、ポート 3 にあるスロット 1 のイーサネット インターフェイスを無効にする例を示します。

interface GigabitEthernet 1/3
shutdown
 

次に、インターフェイスを再起動する例を示します。

interface GigabitEthernet 1/3
no shutdown
 

ダウンストリーム ケーブル インターフェイスの設定

シスコ製ケーブル インターフェイスを設定する最初の手順は、ダウンストリーム ケーブル インターフェイスを設定することです。ダウンストリーム ケーブル インターフェイスを設定するには、次の手順を実行します。

タスク
説明

「ダウンストリーム QAM のアクティブ化」

HFC ネットワークを介したデジタル データ伝送のために QAM インターフェイス カードのダウンストリーム ポートをアクティブにして検証する手順を示します。

「ダウンストリーム周波数の設定」

Cisco QAM インターフェイス ラインカードのダウンストリーム ポートの周波数をアクティブにして検証する手順を示します。

「ダウンストリーム インターリーブ深度の設定」

QAM インターフェイスのダウンストリーム インターリーブ深度をアクティブにする手順を示します。

「ダウンストリーム インターリーバ レベルの設定」

QAM インターフェイスのダウンストリーム インターリーブ レベルをアクティブにする手順を示します。

「ダウンストリーム変調速度の設定」

ダウンストリーム変調を設定および検証し、データがダウンストリームで加入者ベースの CM に移動する速度をシンボル/秒単位で定義する手順を示します。

「ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットの設定」

ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマット(DOCSIS 仕様および使用しているローカル ケーブル設備の動作との互換性が必要)を設定および検証する手順を示します。

「ダウンストリーム RF 電力出力レベルの設定」

QAM インターフェイスに設定されたダウンストリーム RF 電力レベルをアクティブにして検証する手順を示します。

「ダウンストリーム RF シャットダウンの設定」

QAM インターフェイスでダウンストリーム RF シャットダウンをアクティブにする手順を示します。

「ダウンストリーム スタッキングの設定」

QAM インターフェイスに設定されたダウンストリーム スタッキング レベルをアクティブにして検証する手順を示します。

「ダウンストリーム TSID の設定」

QAM インターフェイスに設定されたダウンストリーム TSID 値をアクティブにして検証する手順を示します。


) Cisco RFGW-10 を設定する場合、ほとんどのアプリケーションでは、これらの設定手順で使用されるコマンドのデフォルト値を使用できます。システムのデフォルト値を使用したくない場合を除き、個々のパラメータを指定する必要はありません。


他の設定オプションについては、『 Cisco RF Gateway 10 Command Reference Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/rf_gateway/command/reference/RFGW-10_Book.html )を参照してください。

ダウンストリーム QAM のアクティブ化

HFC ネットワークを介したデジタル データ伝送のために Cisco RFGW-10 QAM インターフェイス カードのダウンストリーム ポートをアクティブにするには、次の表の手順を実行します。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

Router> enable

Password: password

Router#

イネーブル(特権 EXEC)モードを開始します。

パスワードを入力します。

プロンプトにポンド記号( # )が表示されている場合は、特権 EXEC モードが開始されています。

ステップ 2

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 (config)# プロンプトが表示されている場合は、グローバル コンフィギュレーション モードが開始されています。

このコマンドは config t または conf t に短縮できます。

ステップ 3

Router(config)# interface qam 3/1
Router(config-if)#

QAM インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

この例では、インターフェイスは Cisco RFGW-10 のスロット 3 に取り付けられた QAM インターフェイス カードのダウンストリーム ポート 0 です。

ステップ 4

Router(config-if)# cable downstream rf-shutdown


Router(config-if)# no cable downstream rfshutdown

デフォルト値です。Cisco RFGW-10 の統合アップコンバータから RF 出力をディセーブルにします。

Cisco RFGW-10 の統合アップコンバータから RF 出力をイネーブルにするには、 no cable downstream rf-shutdown コマンドを使用します。

ステップ 5

Router(config-subif)# no cable downstream rf-shutdown

統合アップコンバータで RF 出力をイネーブルにします。

ステップ 6

Router(config-if)# no shutdown

ダウンストリーム ポートを「admin up」状態にします。

ステップ 7

Router(config-if)# end
Router#

%SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console

特権 EXEC モードに戻ります。


このメッセージは正常であり、エラーを意味するものではありません。

ダウンストリーム QAM の検証

ダウンストリーム キャリアがアクティブ(アップ)であるかどうかを検証および確認するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次に、ダウンストリーム QAM インターフェイスの出力例を示します。

Router#show controllers qam 3/1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

検証で問題が発生した場合は、これらの手順を実行してください。


ステップ 1 ケーブル接続が緩くないか、または外れていないかを確認します。

ステップ 2 QAM インターフェイス ラインカードがシャーシ スロットにしっかりと挿入されていることを確認します。

ステップ 3 非脱落型ネジがしっかりと締まっていることを確認します。

ステップ 4 正しいスロットとポート番号を入力したことを確認します。

ステップ 5 cable downstream rf-shutdown コマンドを使用して、ダウンストリーム キャリアがアクティブであることを確認します。


 

ダウンストリーム周波数の設定

ダウンストリーム ポートのダウンストリーム無線周波数キャリア(チャネル)のデジタル キャリア周波数を反映するようケーブル インターフェイス ラインカードのダウンストリーム中央周波数を設定するには、 cable downstream frequency コマンドを使用します。

次に、Cisco RFGW-10 でダウンストリーム中央周波数表示値を設定する例を示します。

Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable downstream frequency 520000000
 

ダウンストリーム周波数の検証

QAM でダウンストリーム周波数を検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 520000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

ダウンストリーム インターリーブ深度の設定

Cisco QAM インターフェイス ラインカードでダウンストリーム ポートのインターリーブ深度を設定します。インターリーブ深度が大きいと、HFC ネットワークでノイズのバーストから保護されるレベルも大きくなります。ただし、ダウンストリーム遅延が増加します。


) 有効な値は 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、および 14 です。


ダウンストリーム インターリーブ深度をミリ秒単位で設定するには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

Router# configure terminal
Router(config)#interface qam 3/1.1
Router(config-subif)#cable downstream interleave-depth 8
 

QAM チャネル レベル(サブインターフェイス)でこのコマンドを実行すると、そのサブインターフェイスのインターリーブ レベルが変わります。ただし、QAM ポート レベル(インターフェイス)でコマンドを実行すると、その QAM ポートですべての QAM チャネルのインターリーブ レベルが変わります。

インターリーブ深度の検証

ダウンストリーム インターリーブ深度の設定を検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。

Router#show controllers qam 3/1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4

ダウンストリーム インターリーバ レベルの設定

ダウンストリーム インターリーバ レベルを設定するには、QAM サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで cable downstream interleaver-level コマンドを使用します。

インターリーバ レベルは、変更可能な Fast EtherChannel(FEC)I/J 値を示します。レベル 1 は変更不可能な FEC I/J 値を示します。I/J 値は 128/1 に設定されます。レベル 2 の場合は、さまざまな FEC I/J 値を設定できます。

次に、QAM サブインターフェイス 3 で 2 に設定されたインターリーバ レベル値の例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)#interface qam 3/1.1
Router(config-subif)#cable downstream interleaver-level 2
 

ダウンストリーム インターリーバ レベルの検証

QAM でダウンストリーム インターリーバ レベルを検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

ダウンストリーム変調速度の設定

ダウンストリーム変調速度を設定するには、データがダウンストリームで加入者ベースの CM に移動する速度(単位はシンボル/秒)を定義します。シンボルは変調の基本的な単位です。Quadrature Phase Shift Key(QPSK; 4 位相偏移変調)は 1 つのシンボルごとに 2 ビットをエンコードし、QAM-16 は 1 つのシンボルごとに 4 ビットをエンコードし、QAM-64 は 1 つのシンボルごとに 6 ビットをエンコードし、QAM-256 は 1 つのシンボルごとに 8 ビットをエンコードします。


) QAM-256 のダウンストリーム変調速度を設定するには、加入者の QAM インターフェイス で QAM-64 よりも約 6 dB 高い Signal-to-Noise Ratio(SNR; 信号対雑音比)が必要です。QAM-256 ではネットワークが限界に近いかまったく信頼できない場合は、代わりに QAM-64 形式を使用してください。また、データの重要度も考慮してください。



) QAM チャネル レベルで cable downstream annexcable downstream modulationcable downstream stackingcable downstream frequencycable downstream rf-power などのポート レベル コマンドを実行すると、そのポートのすべての QAM チャネルが変更されます。


ダウンストリーム変調速度を設定するには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。標準的な DOCSIS 変調速度(およびシスコのデフォルト値)は QAM-64 です。

Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-if)# cable downstream modulation 64

ダウンストリーム変調速度の検証

ダウンストリーム変調速度の設定を検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1.1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットの設定

ケーブル インターフェイス ラインカード上のダウンストリーム ポートの Moving Picture Experts Group(MPEG)フレーミング フォーマットを Annex A(欧州)、Annex B(北米)、または Annex C(日本)に設定するには、QAM インターフェイスおよびサブインターフェイス コンフィギュレーション モードで cable downstream annex コマンドを使用します。

MPEG フレーミング フォーマットは、DOCSIS の仕様( http://www.cablemodem.com/specifications で参照可能)および使用しているローカル ケーブル設備の動作と互換性がある必要があります。

Cisco RFGW-10 は、Annex A、Annex B、および Annex C の動作をサポートします。

Annex B フレーミング フォーマットは、シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードを設定するときに自動的に設定されます。ケーブル インターフェイス ラインカードのダウンストリーム ポートと、ネットワークで接続された CM は同じ MPEG フレーミング フォーマットに設定し、適切に DOCSIS 動作をサポートする必要があります。

次のコマンドを実行すると、QAM タイプが Annex B 動作に設定されます。このコマンドにより、ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットが設定されます。

Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1
Router(config-if)# cable downstream annex B

ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットの検証

ダウンストリーム MPEG フレーミング フォーマットの設定を検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1.1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

ダウンストリーム RF 電力出力レベルの設定

Cisco RFGW-10 で RF 電力出力レベルを設定するには、QAM インターフェイスで cable downstream rf-power コマンドを使用します。

Cisco RFGW-10 のスタッキング レベルは次のとおりです。

1:1 スタッキング:30 ~ 61 dBmV(デフォルト値は 44 dBmV)

2:1 スタッキング:30 ~ 57 dBmV(デフォルト値は 47 dBmV)

4:1 スタッキング:30 ~ 53 dBmV(デフォルト値は 40 dBmV)

DOCSIS 標準での許容電力レベルの公式な範囲はスタッキング レベルによって異なります。DOCSIS レベルは次のとおりです。

1:1 スタッキング:52 ~ 60 dBmV

2:1 スタッキング:48 ~ 56 dBmV

4:1 スタッキング:44 ~ 52 dBmV

次に、50 dBmV の RF 出力電力レベルが設定された Cisco RFGW-10 の統合アップコンバータの例を示します。

Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable downstream rf-power 50
 

ダウンストリーム RF 電力の検証

QAM でダウンストリーム RF 電力を検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1.1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

ダウンストリーム RF シャットダウンの設定

Cisco RFGW-10 の統合アップコンバータから RF 出力をディセーブルにするには、QAM インターフェイスおよびサブインターフェイス コンフィギュレーション モードで cable downstream rf-shutdown コマンドを使用します。統合アップコンバータで RF 出力をイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

次に、Cisco RFGW-10 で統合アップコンバータをイネーブルにする例を示します。

Router(config)#configure terminal
Router(config-if)#interface qam 3/1.1
Router(config-subif)#cable downstream rf-shutdown

ダウンストリーム スタッキングの設定

周波数スタッキングを設定するには、QAM インターフェイスで cable downstream stacking コマンドを使用します。

RF ポートのスタッキング レベルを設定し、適切な QAM チャネルをイネーブルにできます。

QAM チャネル 1 は、スタッキング レベル 1 に指定された RF ポートでイネーブルになります。

QAM チャネル 1 および 2 は、スタッキング レベル 2 に指定された RF ポートでイネーブルになります。

QAM チャネル 1、2、および 4 は、スタッキング レベル 4 に指定された RF ポートでイネーブルになります。

次に、4 の周波数スタッキングに対する QAM インターフェイスでダウンストリーム チャネルを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1
Router(config-if)# cable downstream stacking 4

ダウンストリーム スタッキングの検証

QAM に設定されたダウンストリーム スタッキング レベルを検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1.1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4
 

ダウンストリーム TSID の設定

QAM サブインターフェイスで Transport Stream Identifier(TSID)値を設定するには、QAM サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで cable downstream tsid コマンドを使用します。

このコマンドを実行すると、ヘッドエンド機能に複数の Cisco Cable Modem Termination System(CMTS; ケーブル モデム ターミネーション システム)が存在する場合に、各ダウンストリーム QAM チャネルに一意の ID が割り当てられます。この ID は、ケーブル ヘッドエンドの QAM チャネルを一意に定義します。

その QAM チャネルで確立されたセッションが存在しない場合は、TSID 値が新しい値で上書きされます。ただし、指定された QAM チャネルとのセッションが存在する場合は、新しく設定された TSID 値が拒否されます。


) TSID 値は一意であり、重複する TSID 値は許可されません。


次に、QAM サブインターフェイスのダウンストリーム チャネルを 44 の TSID 値で設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface qam 3/1.1
Router(config-subif)# cable downstream tsid 44
 

ダウンストリーム TSID の検証

QAM でダウンストリーム TSID 値を検証するには、設定したダウンストリーム ポートに対して show controllers qam コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router#show controllers qam 3/1.1 downstream
Load for five secs: 12%/0%; one minute: 14%; five minutes: 15%
Time source is NTP, 01:08:51.635 PST Wed Nov 5 2008
 
Qam3/1.1 Downstream is up
Annex B, Stacking set to 4
Frequency: 297000000 Hz, Power: 45.0 dBmV
Modulation: 256QAM, TSID: 0, QAM IDB_State: UP
Bandwidth Reserved for Video: 0 bps
Bandwidth Used: 1614968 bps
Bandwidth Total: 38810000 bps
Transport Mode: QAM_MODE_MPT Qam Owner: LOCAL
Interleave Level: 2, FEC I: 32 FEC J: 4