Cisco Media Experience Engine 3500 ユーザ ガイド
Cisco MXE 3500 の概要
Cisco MXE 3500 の概要
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/12/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco MXE 3500 の概要

システムへの初回アクセス

の動作原理

の機能

の基本理念

プラットフォーム

システム コンポーネント

Enterprise Control System(ECS)

Configuration and Monitoring(CAM)サービス

Local Control System(LCS)

ワーカー

の設定:ジョブ、タスク、ビデオ パイプライン

符号化およびコード変換のプロセス

データおよびビデオ パイプライン

ジョブの実行

ライセンス付き機能

このガイドの内容

ユーザ インターフェイスの概要

情報パネル

メニュー バー

ツールボックス

プロファイル ブラウザ

メイン ウィンドウ

関連資料

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

システムへの初回アクセス

ログイン プロンプトで、[User Name] に admin 、[Password] に admin と入力します。

図 1-1 Cisco MXE 3500 ログイン プロンプト

 

Cisco MXE 3500 の動作原理

ここでは、次の内容について説明します。

「Cisco MXE 3500 の機能」

「Cisco MXE 3500 の基本理念」

「Cisco MXE 3500 プラットフォーム」

「Cisco MXE 3500 システム コンポーネント」

「Cisco MXE 3500 の設定:ジョブ、タスク、ビデオ パイプライン」

Cisco MXE 3500 の機能

Cisco MXE 3500 は、アナログおよびデジタル メディアを変換して次の処理を可能にします。

放送、Web、または携帯ワイヤレス機器での再生用に、あらゆる形式のコンテンツを配信

異種コンポーネント間のコンテンツ ワークフロー

多様なサードパーティ コーデックを、明確に定義されたワークフローに統合します。

さまざまな形式への符号化の自動化

Cisco MXE 3500 の基本理念

Cisco MXE 3500 は、符号化およびコード変換の処理を自動化します。

Cisco MXE 3500 の特徴は次のとおりです。

スケーラブル

適応性

耐障害性

効率性

信頼性

Cisco MXE 3500 は、変化する業界の状況に合わせて効率的かつ効果的に進化できます。

Cisco MXE 3500 プラットフォーム

Cisco MXE 3500 は、大容量のデジタル ビデオの符号化を処理します。

入力ビデオ形式 > 出力ビデオ形式

Cisco MXE 3500 プラットフォームは完全な XML ベースであり、自由にカスタマイズできる柔軟性を備えています。次の機能を利用できます。

XML ペイロードが含まれた HTTP Post を介した Digital Asset Management/Media Asset Management(DAM/MAM; デジタル アセット マネジメント/メディア アセット マネジメント)メディアの統合

Cisco MXE 3500 システム コンポーネント

この項では、Cisco MXE 3500 の基本コンポーネントの概要を示し、次のトピックについて説明します。

「Enterprise Control System(ECS)」

「Configuration and Monitoring(CAM)サービス」

「Local Control System(LCS)」

「ワーカー」

Enterprise Control System(ECS)

ECS は、Cisco MXE 3500 の後方であらゆるインテリジェンス機能を駆動する制御システムです。

ECS は、ロギング、ジョブまたはタスクのスケジュール設定、トラッキング、およびモニタリング時に、SQL データベースと通信します。

ECS は Cisco MXE 3500 全体を制御します。

ECS は次の処理を実行します。

ライセンスの確認

データベースへの接続

「Local Control System(LCS)」へのジョブの送信

ジョブのモニタリング

ジョブのスケジュール設定

冗長性および耐障害性の提供

ECS は、Windows サービスとして動作するように設定されます。

Configuration and Monitoring(CAM)サービス

CAM は、ECS と連携して動作します。CAM は、ポート 3051 で Cisco MXE 3500 User Interface(UI; ユーザ インターフェイス)および Web サービス API からの着信要求(新規ジョブの送信、ステータス要求、要求に関する設定など)をリッスンします。CAM は設定およびモニタリング(ステータス)要求を処理し、ジョブまたはライセンス関連の要求を処理のために ECS に転送します。

Local Control System(LCS)

LCS は、ファイル管理や通知などのタスクを実行するすべてのエンコーダおよびその他のワーカーを駆動するアプリケーションです。

LCS の「親」が 「Enterprise Control System(ECS)」 です。

LCS はシステムの「働きアリ」です。つまり、ECS がなければインテリジェントに機能しません。

LCS は、Windows サービスとして動作するように設定できます。

ワーカー

Cisco MXE 3500 ワーカーのタイプは次のとおりです。

プリプロセッサ :システムへの入口

エンコーダ :QuickTime、H.264、MPEG など

ディストリビューション ワーカー :FTP およびコピー ワーカー

Fileman ワーカー :ファイル システムのクリーンアップを実行

通知 ワーカー :HTTP Post または E メール

Cisco MXE 3500 の設定:ジョブ、タスク、ビデオ パイプライン

ここでは、次の内容について説明します。

「符号化およびコード変換のプロセス」

「データおよびビデオ パイプライン」

「ジョブの実行」

符号化およびコード変換のプロセス

Cisco MXE 3500 の入力 > Cisco MXE 3500 の出力

復号化、符号化、コード変換の概要

1. ベースバンド ビデオがキャプチャされてデジタル化されるか、ファイルベースのビデオが非圧縮 AVI ファイルに複合化されます。

2. 非圧縮 AVI ファイルは、ディスク(デフォルトの動作)またはメモリ(即時モード)に書き込まれます。

3. 各エンコーダがその AVI ファイルをソースとして読み取り、適切な形式で出力します。

「データおよびビデオ パイプライン」も参照してください。

データおよびビデオ パイプライン

図 1-2 にデータ/ビデオ パイプラインを図示します。

図 1-2 ビデオ パイプライン

 

ジョブの実行

ここでは、次の内容について説明します。

「ジョブ送信の概要」

「入力形式(ファイルベースの入力)」

「出力形式」

ジョブ送信の概要

Cisco MXE 3500 ジョブの送信チャネルは次のとおりです。

Cisco MXE 3500 ユーザ インターフェイス(UI)

Folder Attendant(最も一般的)

およびも参照してください。

入力形式(ファイルベースの入力)

ファイルベースの入力

MPEG1、MPEG-2、MPEG4、MXF、IMX、WAV、Avid OMF、DV、QuickTime、AVI、WMV

ライブ

[Time] トリガー

[IP] トリガー

[Now]

[Duration]

[DTMF]

出力形式

ケーブル VOD

MPEG-2 トランスポート ストリーム、AC3 オーディオ、CableLab 準拠

モバイル

3GP、MPEG4、H264、H263、AAC、AMR、Vidiator™(一部)、PacketVideo™、Apple

Web

Real、Windows Media、Flash 7、Flash 8、QuickTime、MP3、MP4

MPEG-2

MP@ML、MP@HL、4:2:2@HL、AC3 オーディオ、プログラムおよびトランスポート ストリーム、DVD 準拠

その他

MXF、IPV

ライセンス付き機能

このガイドでは、使用可能なすべての Cisco MXE 3500 機能について説明しています。そのうちの一部では、追加の機能ライセンスが必要です。追加ライセンスが必要な機能を表 1-1 に示します。

 

表 1-1 Cisco MXE 3500 のライセンス付き機能

機能
説明
詳細情報

Resource Manager

複数の Cisco MXE 3500 デバイスが、一連のユーザ アカウント、ジョブ プロファイル、ライセンス付き機能、およびユーザ インターフェイスを持つ 1 つのグループとして動作できます。

ユーザ アカウント、ユーザ ロール、プロファイル スペース、ユーザ メタデータなどのユーザ管理機能を有効にします。

『Deployment and Administration Guide for Cisco MXE 3500』

「ユーザ管理」

「ロール管理」

「プロファイル スペース」

「ユーザ メタデータ」

IP キャプチャ(ライブ ストリーミング)

Cisco MXE 3500 では、ライブの Enterprise TV および IPTV フィードを取り込み、さまざまなエンドポイントでコンテンツを再表示できます。

『Deployment and Administration Guide for Cisco MXE 3500』

「IP Capture(ライブ ストリーミング)」

「Web キャスト」

Speech to Text

Cisco MXE 3500 では、ビデオの音声をテキストに変換できます。

『Deployment and Administration Guide for Cisco MXE 3500』

「Speech-to-Text エンコーダ」

グラフィック オーバーレイ

Cisco MXE 3500 では、音声から変換したテキストをテキスト キャプションとしてビデオに埋め込むことができます。

(注) グラフィック オーバーレイを使用するには、Speech to Text 機能のライセンスも必要です。

『Deployment and Administration Guide for Cisco MXE 3500』

「Speech-to-Text エンコーダ」

このガイドの内容

Cisco MXE 3500 Web ユーザ インターフェイス(UI) は、Cisco MXE 3500 のお客様がジョブの処理で最も頻繁に使用するツールです。このガイドには、XML 送信だけを介して実行される機能に言及している箇所があります。このガイドでは、Cisco MXE 3500 の概要を示し、次の項目について説明します。

「管理タスク」

「ジョブ プロファイル」の作成

モニタリングおよび「ジョブのモニタリングと管理」

「レポート」

Cisco MXE 3500 の展開については、『 Deployment Guide for Cisco MXE 3500 』を参照してください。

ユーザ インターフェイスの概要

図 1-3 に示す Web ユーザ インターフェイス(UI)は、Cisco MXE 3500 の主要 UI です。


) 推奨される最小画面解像度は 1280 × 1024 です。


[Clear Status] ボタンを押すと、ページからカスタム メッセージ(正常終了やエラーに関するメッセージなど)が消去されます。フィールドまたはジョブの検証メッセージ(フィールドの欠落に関するメッセージなど)は消去されません。

UI のコンポーネントについては、次のトピックに図と説明を示します。

「情報パネル」

「メニュー バー」

「ツールボックス」

「プロファイル ブラウザ」

「メイン ウィンドウ」


Cisco MXE 3500 では、テープの送信はサポートされません。


図 1-3 ユーザ インターフェイスのコンポーネント

 

情報パネル

この領域には、次の情報が表示されます。

[Server]:Cisco MXE 3500 と通信しているサーバのホスト名が表示されます。

[User]:Cisco MXE 3500 に現在ログインしているユーザの名前が表示されます。

[Logout]:Cisco MXE 3500 からログアウトする、または別のユーザとしてログインするには、このリンクを選択します。

[Change Password]:パスワードを変更するには、このリンクをクリックします。[Change Password] ダイアログが表示されます(図 1-4)。

図 1-4 [Change Password] ポップアップ

 

メニュー バー

メニュー バーには次のオプションがあります。

[File]:[Create a New Profile]、[Open a Profile]、[Change Password]、または [Log Out]。

[View]:「ツールボックス」で使用できるのと同じオプションが表示されます。ユーザ インターフェイス コンポーネント([Navigation] カラム、[Toolbox]、[Profile Browser])を表示/非表示にするには、[Customize] を選択します。

[Tools]:

[Reset License Cache]:UI アプリケーション内のライセンス情報をリセットします。このオプションは、通常は ECS で Cisco MXE 3500 ライセンスが変更または更新された場合に、管理者によって実行されます。[Reset License Cache] 操作を選択すると、Cisco MXE 3500 UI アプリケーションが最新のライセンス情報で更新されます。

[Help]:ソフトウェア バージョン番号の表示、Cisco MXE 3500 テクニカル サポートへの問い合わせ、またはヘルプ ファイルの読み取りを実行します。

ツールボックス

ツールボックスは、次の任意のセクションをすばやく表示できるナビゲーション ツールです。

[Submission]:ファイルまたはライブ ジョブの送信に使用します。


) Cisco MXE 3500 では、テープ ジョブの送信はサポートされません。


[Profile Management]:コンポーネント プロファイル(プリプロセッサ、エンコーダ、ディストリビューション)およびジョブ プロファイルの作成と管理に使用します。

[Administration]:ホスト、システム、ユーザ、およびロールの権限とカスタム メタデータの管理に使用します。

[Monitoring]:ジョブ ステータス、時限ジョブ ステータス、システム ステータス、およびノードのヘルス ステータスのモニタに使用します。

[Reports]:カスタム ステータス レポートの作成に使用します。

[Folder Attendant]:ウォッチ フォルダの設定と、取り込まれたジョブの自動追跡に使用します。


) [Toolbox] でアクセスできるすべての機能は、[View] メニューからもアクセスできます。


プロファイル ブラウザ

図 1-5 に示すプロファイル ブラウザは、次のように動作します。

結果を入力するには、[Search]([Filter Text] の隣)をクリックし、次に [Create New Profile] をクリックします。ユーザが適切なプロファイル編集権限を所持していない場合、このオプションは表示されません。

現在のページが [Job Submission] で、[Browse Type] が Job Profile の場合、結果に表示されたプロファイル名をダブルクリックすると、[Job Submission Job Profile] リスト ボックスでそのジョブ プロファイルが選択されます。

現在のページが [Folder Attendant] で、[Browse Type] が Job Profile の場合、[Results] リストのプロファイルをダブルクリックすると、[Watches Job Profile] ドロップダウンでそのジョブ プロファイルが選択されます。

現在のページが[New Profile] または [Open Profile] で、[Browse Type] が Job Profile の場合、プロファイル名をダブルクリックするとそのジョブ プロファイルが開き、編集することができます。

現在のページが [Job Profile] 編集ページの場合、[Results] リストのプロファイル(ジョブ プロファイル以外のプロファイル タイプ)をダブルクリックすると、[Job Profile] 編集ページでそのプロファイルが選択され、現在開いているジョブ プロファイルに含めることができます。

上記の条件のいずれにも当てはまらない場合、結果に表示されたタスク プロファイル名(ジョブ プロファイル以外のタスク プロファイル)をダブルクリックすると、選択したプロファイルがプロファイル編集コンテンツ ページで開き、編集することができます。この動作は、ユーザが適切なプロファイル編集権限を所持している場合に限りアクティブになります。

図 1-5 プロファイル ブラウザ

 

プロファイル ブラウザが表示されない場合は、現在の表示に応じて次のいずれかを実行します。

メイン メニューから、[View] > [Customize] > [Toggle Navigation Column] を選択します。

メイン メニューから、[View] > [Customize] > [Profile Browser] を選択します。

メイン ウィンドウ

メイン ウィンドウには、[Toolbox] または [View] メニューで選択されたページが表示されます。

関連資料

利用可能なマニュアルの詳細なリストについては、次の URL で『 Guide to Documentation for Cisco MXE 3500 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps9892/products_documentation_roadmaps_list.html

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

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