展開およびアドミニストレーション ガイド for Cisco Media Experience Engine 3500 Release 3.0
Cisco MXE 3500 のリカバリ
Cisco MXE 3500 のリカバリ
発行日;2012/02/07 | 英語版ドキュメント(2010/12/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco MXE 3500 のリカバリ

リカバリの準備

の復旧

Quiet Boot 設定の無効化およびハード ドライブの RAID-0 としての設定

アプライアンスを復旧する ソフトウェアのインストール

設定の復元

スタンドアロン設定または の設定

の設定

Cisco MXE 3500 のリカバリ


注意 このリカバリ プロセスでは、Cisco MXE 3500 をリセットし、お客様にお届けしたときと同じ状態と設定に戻します。変更内容および Cisco MXE 3500 にコピーされたコンテンツはすべて削除されます。他のトラブルシューティングのオプションがすべて失敗した場合のみ、リカバリ プロセスを実行してください。

この項では、次のトピックを扱います。

「リカバリの準備」

「Cisco MXE 3500 の復旧」

「設定の復元」

リカバリの準備

システムを復旧する前に、デバイス上のジョブ プロファイル、ライセンス ファイル、およびコンテンツをバックアップすることが重要です。リカバリの準備を行うには、 表 7-1 の作業を実行します。


注意 保管するすべてのファイルを Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーする必要があります。すべてのファイルは復元プロセス中に削除されます。

 

表 7-1 リカバリの準備作業

バックアップの対象
作業内容

ジョブ プロファイル

個人用プロファイル ディレクトリにあるプロファイル ディレクトリおよびすべてのプロファイルを、Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

プロファイル ディレクトリは、C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥profiles にあります。

ライセンス ファイル

mxe.lic ファイルを Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

ライセンス ファイルは、C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥license¥mxe.lic にあります。

ソース コンテンツ

すべてのウォーターマーク ファイルとビデオ ファイルを、Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

Cisco MXE 3500 では、ソース コンテンツ ファイルの場所は既定で C:¥media ディレクトリに設定されています。

出力コンテンツ

すべてのウォーターマーク ファイルとビデオ ファイルを、Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

Cisco MXE 3500 では、エンコードされたファイルの場所は C:¥output ディレクトリに設定されています。

E メール サーバの設定

(ツールボックスから [Administration] > [System] をクリックして)System Administration ページを開き、次の設定を書き留めます。

E メール サーバの設定

SMTP サーバの設定

フォルダ アテンダントの設定

faConfig.xml ファイルを Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

faConfig.xml ファイルは、C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥Folder Attendant¥bin にあります。

(注) Cisco MXE 3500 デバイスにあるすべてのウォッチ ディレクトリは、リカバリ プロセスの途中で削除されます。

サービス

次の Cisco MXE 3500 の各サービスを開き、システムを実行中の各ユーザ アカウントを確認します。デフォルトの MXE-Service から変更されたアカウントがあった場合は、そのユーザ アカウントの名前を書き留めます。

IIS Admin Service

Mxe CAM

Mxe ECS

Mxe Encoder

Mxe Folder Attendant

Mxe Log Service

Temp ディレクトリ

C:¥temp ディレクトリ内のファイルはすべて破棄されることがあります。Temp ディレクトリ内のすべてのファイルが削除されるのは、よくあるメンテナンスの手順です。

音声文字変換ファイル

すべてのカスタム音声文字変換スピーカ プロファイル フォルダを、Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

スピーカ プロファイルは、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Nuance¥Dragon SDK Server Edition10¥Users¥ にあります。

グラフィック オーバーレイ ファイル

テキスト合成用のすべてのカスタム グラフィック オーバーレイ ファイル(SWF ファイル)およびコンテンツ XML スクリプトを、Cisco MXE 3500 以外の場所にコピーします。

これらのファイルは、C:¥media¥SpeechToTextFiles にあります。

Cisco MXE 3500 の復旧

この項では、次のトピックを扱います。

「Quiet Boot 設定の無効化およびハード ドライブの RAID-0 としての設定」

「アプライアンスを復旧する Cisco MXE 3500 ソフトウェアのインストール」

Quiet Boot 設定の無効化およびハード ドライブの RAID-0 としての設定

次の手順に従って、BIOS で Quiet Boot を無効にし、ハード ドライブを RAID-0 として設定します。

手順


ステップ 1 Cisco MXE 3500 の電源をオンにします。

ステップ 2 F2 を押して BIOS セットアップに切り替えます。オプションが有効な間に F2 を押せなかった場合は、Cisco MXE 3500 をリブートします。

ステップ 3 [Main] タブで、Quiet Boot 設定が [Disabled] になっているかどうかを確認します。

Quiet Boot 設定が [Disabled] の場合は、ステップ 5 に進み BIOS セットアップを終了します。

Quiet Boot 設定が [Enabled] の場合は、ステップ 4 に進み設定を無効にします。

ステップ 4 次のように Quiet Boot 設定を無効にします。

a. Enter キーを押して、[Quite Boot] メニューを表示します。

b. 矢印キーを使用して [Disabled] を選択し、Enter を押します。

c. F10 を押します。

d. [Save and Reset] メニューが表示されたら、矢印キーを使用して [Yes] を選択します。

e. Enter キーを押します。Cisco MXE 3500 がリブートされます。

f. ステップ 6 に進みます。

ステップ 5 次のように BIOS セットアップを終了します。

a. Esc キーを押します。

b. [Exit Without Saving] メニューが表示されたら、矢印キーを使用して [Yes] を選択します。

c. Enter を押します。

d. Cisco MXE 3500 をリブートします。

e. ステップ 6 に進みます。

ステップ 6 次のようにハード ドライブを RAID-0 として設定します。

a. 最初のブート メッセージのプロンプトが表示されたら、Ctrl+C を押して LSI Corp Config Utility に切り替えます。

b. [Adapter List] ウィンドウが表示されたら、Enter を押します。

c. 矢印キーを使用して [RAID Properties] に移動し、Enter を押します。

d. [Manage Array] オプションに移動し、Enter を押します。

e. [Delete Array] に移動し、Enter を押します。

f. Y を押します。システムによりアレイが削除され、自動的に [Adaptor Properties] ウィンドウに移動します。

g. 矢印キーを使用して [RAID Properties] に移動し、Enter を押します。

h. 矢印キーを使用して [Create IS Volume] に移動し、Enter を押します。[Create New Array] ウィンドウが表示されます。

i. [Raid Disk] 列の [No] に移動し、スペース キーを押して [Slot 0] 行の値を [Yes] に変更します。

j. 下矢印キーとスペース キーを押して、[Slot 1] 行の値を [Yes] に変更します。

k. C を押してアレイを作成します。

l. [Save changes then exit this menu] に移動し、Enter を押します。システムが処理を完了すると、[Adaptor Properties] ウィンドウが自動的に表示されます。

m. 終了のプロンプトが表示されるまで Esc を押し、[Exit the Configuration Utility and Reboot] に移動して、Enter を押します。システムがリブートされ、ハードディスクの RAID0 設定が完了します。

ステップ 7 「アプライアンスを復旧する Cisco MXE 3500 ソフトウェアのインストール」に進みます。


 

アプライアンスを復旧する Cisco MXE 3500 ソフトウェアのインストール

次の手順に従って、Cisco MXE 3500 ソフトウェアをインストールし、アプライアンスを再イメージします。

作業を開始する前に

「Quiet Boot 設定の無効化およびハード ドライブの RAID-0 としての設定」の作業を実行します。

Cisco MXE 3500 の電源がオフになっていることを確認します。

手順


ステップ 1 DVD ドライブに起動ディスク DVD を挿入します。

ステップ 2 Cisco MXE 3500 の電源をオンにします。DVD からアプライアンスが起動されます。

ステップ 3 プロンプトが表示されたら、[Restore] をクリックします。

ステップ 4 DVD を取り出します。

ステップ 5 [Exit] ボタンを押して、インストールを続行します。

Cisco MXE 3500 が自動的に 2 回起動され、Windows セットアップが実行されます。

ステップ 6 「dosapp.fon file missing」(dosapp.fon ファイルが見つかりません)というメッセージが表示されたら、[Cancel] を押します。インストールが続行され、Welcome to Windows(Windows へようこそ)ログオン プロンプトが表示されます。

ステップ 7 UserID に Administrator と入力し、パスワードには Enter キーを押します。

ステップ 8 「設定の復元」に進みます。


 

設定の復元

この項では、次のトピックを扱います。

「スタンドアロン設定または Resource Manager の設定」

「Resource Node の設定」

スタンドアロン設定または Resource Manager の設定

スタンドアロン Cisco MXE 3500 または Resource Manager の設定を復元するには、 表 7-2 の作業を実行します。これらの手順を実行すると、Cisco MXE 3500 を使用する準備が完了します。

 

表 7-2 Cisco MXE 3500 スタンドアロン設定または Resource Manager 設定の復元に必要な作業

復元の対象
作業内容

ジョブ プロファイル

バックアップしたプロファイルを、C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥profiles にコピーします。

Cisco MXE 3500 に付属するデフォルトのジョブ プロファイルを使用して、最初にテスト ジョブをいくつか実行することもできます。準備の手順でバックアップしたプロファイルをコピーすると、デフォルトのプロファイルが変更されることがあります。

ライセンス ファイル

バックアップした mxe.lic ライセンス ファイルを、C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥license ディレクトリにコピーします。

(注) Cisco MXE 3500 を実行するには、ライセンス ファイルが必要です。

ソース コンテンツ

バックアップしたソース コンテンツを C:¥Media ディレクトリにコピーします。

サーバの設定

1. 次の資格情報を使用して、http://localhost/mxeUI で UI にログインします。

ログイン ユーザ名: admin

パスワード: admin

2. (ツールボックスから [Administration] > [System] をクリックして)System Administration ページを開き、「リカバリの準備」で書き留めた SMTP サーバの情報を入力します。

3. Resource Manager 展開がある場合は、Resource Manager デバイスを設定します。「管理ツールを使った Resource Manager デバイスの設定」も参照してください。

フォルダ アテンダントの設定

1. バックアップしたフォルダ アテンダントの設定ファイル faConfig.xml を、C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥Folder Attendant¥bin ディレクトリにコピーします。

2. ディレクトリがオンラインで表示されない場合は、Cisco MXE 3500 のフォルダ アテンダント サービスを実行中のユーザ アカウントに、ウォッチ ディレクトリの読み書き権限が設定されているかどうかを確認します。

(注) システム上のエンコード プロファイルおよびウォッチ ディレクトリをすべて復元するまで、フォルダ アテンダントが正しく機能しない場合があります。

3. ライセンス ファイルとフォルダ アテンダントの設定ファイルを復元したら、Cisco MXE 3500 をリブートします。

サービス

Cisco MXE 3500 サービスのいずれかがデフォルト(MXE-Service)以外のアカウントで実行中の場合は、サービスのログオン アカウントを準備の手順で書き留めたサービス アカウントに変更します。

「リカバリの準備」も参照してください。

音声文字変換ファイル

すべてのカスタム音声文字変換スピーカ プロファイル フォルダを、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Nuance¥Dragon SDK Server Edition10¥Users¥ ディレクトリにコピーします。

グラフィック オーバーレイ ファイル

すべてのカスタム グラフィック オーバーレイ ファイル(SWF ファイル)およびテキスト合成用のコンテンツ XML スクリプトを、C:¥media¥SpeechToTextFiles ディレクトリにコピーします。

Resource Node の設定

Resource Node を復元するには、 表 7-3 の作業を実行します。

 

表 7-3 Resource Node の復元に必要な作業

復元の対象
作業内容

Resource Node で元の TCP/IP ホスト名を使用する

Resource Manager では、Resource Node がホスト名および UNC パスにより認識され、その情報は Resource Manager に格納されます。元のホスト名を設定し、復元された Resource Node の IP アドレスのみを変更する場合は、Resource Manager の設定を修正する必要はありません。

Resource Manager 展開で Resource Node を復元するには、次の手順を実行します。

1. Resource Node には、出荷時にデフォルトの TCP/IP ホスト名が設定されています。TCP/IP ホスト名を、このデバイスに割り当てて Resource Manager でホストとして設定した元の名前に戻します。

2. Resource Node は、出荷時に DHCP が有効の状態に設定されています。スタティック IP アドレスを使用する場合は、DHCP を無効にし、このデバイスに IP アドレスを割り当てます。

Resource Node で新しい TCIP/IP ホスト名を使用する

Resource Manager 展開で Resource Node を復元するには、次の手順を実行します。

1. Resource Node には、出荷時に同じ TCP/IP ホスト名が設定されています。TCP/IP ホスト名をこのデバイスに一意の名前に変更します。

2. Resource Node は、出荷時に DHCP が有効の状態に設定されています。スタティック IP アドレスを使用する場合は、DHCP を無効にし、このデバイスに IP アドレスを割り当てます。

3. この Resource Node の元のホスト名を削除します。「ユーザ設定」も参照してください。

4. この Resource Node のホスト設定を行います。「Resource Manager 展開のホスト設定の設定」も参照してください。