展開およびアドミニストレーション ガイド for Cisco Media Experience Engine 3500 Release 3.0
スタンドアロン設定での Cisco MXE 3500 の 展開
スタンドアロン設定での Cisco MXE 3500 の展開
発行日;2012/02/07 | 英語版ドキュメント(2010/12/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

スタンドアロン設定での Cisco MXE 3500 の展開

のスタンドアロン展開の概要

スタンドアロン展開に関するガイドライン

の展開手順の特定

の Web ユーザ インターフェイスへのアクセス

へのライセンスのインストール

MAC アドレスの入手

新規、アップグレード、または機能ライセンスの入手

新規、アップグレード、または機能ライセンスのインストール

入力および出力メディア ディレクトリの設定

システム管理 E メール通知の有効化

ホスト設定の設定

サービス アカウントの確認およびデバイス タイプの特定

フォルダ アテンダント ディレクトリおよびウォッチの作成

ディレクトリの作成

ウォッチの作成

ツールへのアクセス

管理ツールを使った の設定

ホストの設定

システム設定

[Input] セクション

[Output] セクション

[General Settings] セクション

[Status Settings] セクション

[Data Purging] セクション

[Audio Capture] セクション

ユーザ設定

ユーザ メタデータ設定

IP キャプチャ(ライブ ストリーミング)設定

の展開の確認

テスト 1:ファイル ジョブ送信を使ったジョブの送信

テスト 2:フォルダ アテンダントを使ったジョブの送信

テスト 3:ライセンス機能が有効であることの確認

スタンドアロン設定での Cisco MXE 3500 の展開

この項では、次のトピックを扱います。

「Cisco MXE 3500 のスタンドアロン展開の概要」

「スタンドアロン展開に関するガイドライン」

「Cisco MXE 3500 の展開手順の特定」

「Cisco MXE 3500 の Web ユーザ インターフェイスへのアクセス」

「Cisco MXE 3500 へのライセンスのインストール」

「システム管理 E メール通知の有効化」

「サービス アカウントの確認およびデバイス タイプの特定」

「フォルダ アテンダント ディレクトリおよびウォッチの作成」

「Cisco MXE 3500 ツールへのアクセス」

「管理ツールを使った Cisco MXE 3500 の設定」

「Cisco MXE 3500 の展開の確認」

Cisco MXE 3500 のスタンドアロン展開の概要

スタンドアロン展開は、個々のデバイスとして実行中の 1 つまたは複数の Cisco MXE 3500 で構成されます。各デバイスは、独自のユーザ アカウント、ジョブ プロファイル、ライセンス機能、およびユーザ インターフェイスを持ちます。Resource Manager の展開の詳細については、「Resource Manager 設定での Cisco MXE 3500 の展開」を参照してください。

ライセンス機能を有効にするには、機能ライセンスを購入して Cisco MXE 3500 にインストールする必要があります。ライセンス機能の展開の詳細については、「Cisco MXE 3500 にライセンスされる機能の展開」を参照してください。

スタンドアロン展開に関するガイドライン

スタンドアロン展開には、次の設定に関するガイドラインおよび制約事項が適用されます。

ディレクトリは、ネットワーク共有へのローカル パスまたは UNC パスとして設定できます。マップされたドライブは、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)を使用する展開でのみ使用できます。ディレクトリの場所は、すべてのホストにアクセス可能である必要があります。

MXE-Service は、すべての MXE サービスにログインするために使用するデフォルトのユーザ アカウントです。MXE-Service には、すべての設定された UNC パスおよび IIS への読み取り/書き込みアクセス権がある必要があります。 このアカウントは、削除または変更しないでください。Cisco MXE 3500 が機能しなくなる場合があります

Cisco MXE 3500 は、出荷時に mxe3500 というホスト名が設定されています。ホスト設定を設定する前に、ホスト名をデバイス上で一意の名前に変更する必要があります。

Cisco MXE 3500 は、DHCP が有効の状態で出荷されています。固定 IP アドレスを使用する場合は DHCP を無効にし、デバイスに IP アドレスを割り当ててからホスト設定を設定します。

Cisco MXE 3500 の展開手順の特定

Cisco MXE 3500 は、システムを使用する前に次の手順のみ実行する必要がある状態で出荷されています。また、省略可能な展開手順も含まれています。

必須の展開手順

「Cisco MXE 3500 へのライセンスのインストール」

「入力および出力メディア ディレクトリの設定」

「システム管理 E メール通知の有効化」

「ホスト設定の設定」

省略可能な展開手順

「サービス アカウントの確認およびデバイス タイプの特定」

「フォルダ アテンダント ディレクトリおよびウォッチの作成」

「Cisco MXE 3500 の展開の確認」

「Cisco MXE 3500 にライセンスされる機能の展開」

Cisco MXE 3500 の Web ユーザ インターフェイスへのアクセス


) ユーザ インターフェイスを含む Cisco MXE 3500 のコンポーネントの詳細については、Cisco.com の『User Guide for Cisco Media Experience Engine 3500』を参照するか、UI の [Help] をクリックしてください。


Cisco MXE 3500 の Web ユーザ インターフェイス(UI)は、エンコーダ サーバおよびクライアント設定の設定、ジョブ プロファイルの作成、ジョブの送信などに使用するメイン インターフェイスです。UI の使用の詳細については、 Cisco.com の『 User Guide for Cisco Media Experience Engine 3500 』を参照するか、UI の [Help] をクリックしてください。

手順


ステップ 1 Cisco MXE 3500 の Web UI には、次の方法でアクセスします。

Cisco MXE 3500(スタンドアロンまたは Resource Manager デバイス)のデスクトップのアイコン(図 1-1 を参照)をクリックし、デフォルトの資格情報を入力してログオンします。

ネットワークへ接続可能な任意の PC またはサーバでサポートされている Web ブラウザを開き、 http://TCP-IP-name-or-address/Mxeui と入力します。ここで TCP-IP-name-or-address は、Cisco MXE 3500 の TCP/IP 名または IP アドレスです。デフォルトの資格情報を入力してログオンします。

図 1-1 ユーザ インターフェイスのデスクトップ アイコン

 

ステップ 2 次のデフォルトの資格情報を入力します。

ログイン ユーザ名: admin

パスワード: admin


) 資格情報はデフォルトから変更することを推奨します。



 

Cisco MXE 3500 へのライセンスのインストール

この項では、次のトピックを扱います。

「MAC アドレスの入手」

「新規、アップグレード、または機能ライセンスの入手」

「新規、アップグレード、または機能ライセンスのインストール」

MAC アドレスの入手


) ライセンス処理では、Cisco MXE 3500 の 2 つのイーサネット MAC アドレスのうちどちらかを指定する必要があります。また、使用する MAC アドレスを一度選択すると、初期またはアップグレードのすべてのライセンス要求において、同じ MAC アドレスを使用する必要があります。


手順


ステップ 1 アプライアンスを起動します。

ステップ 2 C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥bin へ移動します。

ステップ 3 Imtools.exe をダブルクリックします。

ステップ 4 [System Settings] タブを選択します(図 1-2 を参照)。

図 1-2 [System Settings] タブ

 

ステップ 5 [Ethernet Address] フィールドで引用符の間に表示されているイーサネット アドレスのうち 1 つをコピーします。この数字を使用して Cisco MXE 3500 のライセンスを生成します。「新規、アップグレード、または機能ライセンスの入手」も参照してください。


ヒント MAC アドレスおよびイーサネット アダプタの状態は、コマンド プロンプトを起動して ipconfig /all コマンドを実行することで確認できます。コマンド プロンプトは、デスクトップの [Command Prompt] ショートカットをダブルクリックして起動します。コマンド出力には、各イーサネット アダプタの状態および MAC アドレス(「Physical Address」の下)が表示されます。


ステップ 6 [LMTOOLS] ウィンドウを閉じます。


 

新規、アップグレード、または機能ライセンスの入手

作業を開始する前に

ライセンス Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントは、 http://www.cisco.com/web/siteassets/account/index.html で登録できます。

Cisco MXE 3500 の MAC アドレスを入手します。「MAC アドレスの入手」も参照してください。


) ライセンス処理では、Cisco MXE 3500 の 2 つのイーサネット MAC アドレスのうちどちらかを指定する必要があります。また、使用する MAC アドレスを一度選択すると、初期またはアップグレードのすべてのライセンス要求において、同じ MAC アドレスを使用する必要があります。


製品認証キー(PAK)を入手します。PAK は、アプライアンスに付属するソフトウェア ライセンス権利証明書に記載されています。

手順


ステップ 1 http://www.cisco.com/go/license にアクセスします。

ステップ 2 PAK を入力します。

ステップ 3 Cisco MXE 3500 を使用して登録 Web サイトへアクセスする場合は、Enter キーを押します。その他の場合は、[Submit] ボタンをクリックします。

ステップ 4 画面上のプロンプトに従います。登録してすぐ後、Cisco MXE 3500 のライセンス ファイルが添付された E メールが届きます。


) ライセンス ファイルは保存しておくことを推奨します。ライセンス ファイルを紛失すると、再度複製を入手するのに最大 1 営業日かかる場合があります。



 

トラブルシューティングに関するヒント

登録 Web サイトに関して問題が発生した場合や、その他の質問がある場合に、すぐに回答を得るには、 http://tools.cisco.com/ServiceRequestTool/create/DefineProblem.do の TAC Service Request ツールを使用して Service Request を開きます。

有効な Cisco ID およびパスワードをお手元にご用意ください。または、以下の電話番号のいずれかに問い合わせることもできます。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)

EMEA:+32 2 704 55 55

米国:1 800 553-2447

Cisco TAC の連絡先一覧は、 http://www.cisco.com/techsupport/contacts で確認できます。

新規、アップグレード、または機能ライセンスのインストール

作業を開始する前に

Cisco MXE 3500 のライセンス ファイルを入手します。「新規、アップグレード、または機能ライセンスの入手」も参照してください。

手順


ステップ 1 スタンドアロンの Cisco MXE 3500 または Resource Manager で、生成された mxe.lic ファイルをライセンス ディレクトリ( C:¥Program Files¥Cisco¥Media Experience Engine¥license )にコピーします。

ステップ 2 デバイスを再起動します。

ステップ 3 デバイスにログインします。

ステップ 4 http://localhost/mxeUI から UI にログインします。または、デスクトップの [Cisco MXE Web Interface] アイコンをクリックして、UI にログインします。

ステップ 5 [Tools] をクリックしてから [Reset License Cache] をクリックし、ライセンスのキャッシュをリセットします。


 

次の手順

 

完了するタスク
参照するセクション

スタンドアロンの Cisco MXE 3500 の展開を完了する

1. 「入力および出力メディア ディレクトリの設定」

2. 「システム管理 E メール通知の有効化」

スタンドアロンから Resource Manager 設定へアップグレードする

「スタンドアロン デバイスからの Cisco MXE 3500 のアップグレード」

スタンドアロンまたは Resource Manager Cisco MXE 3500 で新しい機能ライセンスをテストする

「Cisco MXE 3500 にライセンスされる機能の展開」

入力および出力メディア ディレクトリの設定

Cisco MXE 3500 で入力メディアを取得し、出力メディアを保存するには、入力および出力ディレクトリを設定する必要があります。

作業を開始する前に

設定するディレクトリが存在し、共有されていることを確認します。

手順


ステップ 1 http://localhost/mxeUI から UI にログインします。または、デスクトップの [Cisco MXE Web Interface] アイコンをクリックします。

ステップ 2 ツールボックスで、[Administration] をクリックしてから [System] をクリックします。

ステップ 3 [Input] セクションの以下のフィールドに、Cisco MXE 3500 が入力メディアを取得するディレクトリを、 ¥¥localhost¥media のように入力します。詳細については、「[Input] セクション」を参照してください。

[Bumper]

[common]

[Media]

[Watermark]

ステップ 4 [Output] セクションのすべてのフィールドに、Cisco MXE 3500 が出力メディアを保存するディレクトリを、 ¥¥localhost¥output のように入力します。詳細については、「[Output] セクション」を参照してください。

ステップ 5 [Save] をクリックします。


 

システム管理 E メール通知の有効化

Cisco MXE 3500 でジョブの完了または失敗を通知する E メールを送信するには、E メールを中継できる E メール サーバを指定するように設定する必要があります。

E メールの送信は、トランスコード ジョブの完了には必要ありません。

手順


ステップ 1 http://localhost/mxeUI から UI にログインします。または、デスクトップの [Cisco MXE Web Interface] アイコンをクリックします。

ステップ 2 次の手順に従って、SMTP サーバおよびシステム管理者の E メールを入力します。

a. ツールボックスで、[Administration] をクリックしてから [System] をクリックします。

b. [General Settings] セクションで、以下の設定を入力します。

[SMTP Server] フィールドに、E メール通知メッセージの送信に使用するサーバの名前を入力します。このサーバは、Simple Mail Transport Protocol(SMTP)サービスを実行している必要があります。

[System Administrator Email] フィールドに、システム管理者への連絡に使用する E メール アドレスを入力します。この E メール アドレスは、通常の E メール アカウント、文字対応のポケットベルまたは携帯電話へのメッセージの送信に使用できます。システム管理者の E メール アドレスは、[From Email Address] または [To Email Address] で [System Administrator] オプションが選択されている場合、通知プロファイルで使用されます。「[General Settings] セクション」も参照してください。

c. [Save] をクリックします。

ステップ 3 通知プロファイルを以下のように作成します。

a. ツールボックスで、[Profile Management] をクリックしてから [New Profile] をクリックします。

b. [New Profile] ポップアップの [Profile Class] ドロップダウンから、[Distribution] を選択します。

c. [Notification] を強調表示し、[New Profile] ボタンをクリックします。[New Notification Profile] ページが表示されます。

d. 以下の通知設定を入力し、[Save] をクリックします。

[Common] セクションの [Profile Enabled] チェックボックスをオンにします。

[Notification Criteria] セクションで、通知を送信する状態を選択します。

[Email Notification] セクションで、以下の設定を入力します。

[Enabled] チェックボックスをオンにし、ジョブ処理に対してこのプロファイルを有効にします。

[From] フィールドで、[System Administrator] を選択します。

[To] フィールドで、[System Administrator] を選択します。

ステップ 4 (省略可能)通知を受け取るジョブ プロファイルに、通知プロファイルを追加します。

a. ツールボックスで、[Profile Management] をクリックしてから、[New Profile] 、または [Open Profile] をクリックします。

b. [Profile Class] ドロップダウンから [Job] を選択し、[New Profile] または [Open Profile] をクリックします。

c. [Notification] セクションを展開します。

d. 通知プロファイルを 1 つまたは複数選択します。

e. [Save] をクリックします。


 

ホスト設定の設定

次の手順に従って、スタンドアロンの Cisco MXE 3500 のホスト設定を設定します。

手順


ステップ 1 ツールボックスで、[Administration] をクリックしてから [Host] をクリックします。「ホストの設定」も参照してください。

ステップ 2 次の手順に従って、ホストを変更します。

a. [Host Administration] メニューから、[Host Options] の右にある矢印をクリックしてから、[Edit] をクリックします。[Edit Host] ポップアップが表示されます。

b. [Host Name] フィールドに ホスト 名を入力します。この名前は、スタンドアロンの Cisco MXE 3500 用に設定した、有効なコンピュータ名である必要があります。

c. [Temp Directory] フィールドに、手順 b. で設定した、ホスト上の一時フォルダのローカル パスまたは UNC パスを入力します。

d. [Save] をクリックします。[Hosts] ペインに変更後のホストが表示されます。


) ホスト設定中、Cisco MXE 3500 はホスト名および一時ディレクトリが有効であることの確認を行いません。いずれかの設定が無効だった場合、その設定を使用する必要がある操作の間にエラーが発生します。


ステップ 3 次の手順に従って、ステップ 2 で作成したホストにワーカーを追加します。

a. ホストに割り当てる各ワーカーを選択します。

b. [Permit] をクリックするか、[Permit All] をクリックします。


表示されるワーカーのリストは、ライセンス レベルによって制御されます。[Permit All] オプションを選択した場合、すべての非ライブ ワーカーのみが許可されます。ライブ ワーカーは、追加データを手作業で入力する必要があります。


ステップ 4 次の手順に従って、各ワーカーの [Limit]、[Expense]、およびライブ キャプチャ情報を設定します。

a. ワーカー をクリックし、[Edit] をクリックします。[Edit worker] ポップアップが表示されます。

b. [Limit] および [Expense] を入力します。

c. ライブ キャプチャの場合は、[Capture Name]、[Capture Type]、[Video CH]、および [Audio CH] を入力します。

d. [Save] をクリックします。

ステップ 5 ページ上部の [Apply Configuration] をクリックします。


 

サービス アカウントの確認およびデバイス タイプの特定

この手順は必須ではありませんが、サービス アカウントが有効でネットワークの場所にアクセスできることを確認するために選択できます。サービス アカウントは、Cisco MXE 3500 上のローカル管理者であるアカウントです。このアカウントは、ローカル コンピュータ アカウントまたはドメイン アカウントの場合があります。


ヒント Cisco MXE 3500 のデバイス タイプ(スタンドアロンまたは Resource Manager、または Resource Node)は、どのサービスが開始されたかを確認することで、すぐに判断できます。表 1-1 を参照してください。


手順


ステップ 1 デスクトップまたはコントロール パネルの [Services] アイコンをダブルクリックして、サービスを開きます。

ステップ 2 Cisco MXE 3500 のデバイス タイプの MXE サービスを、一度に 1 つずつ選択します(図 1-3 を参照)。


) それぞれの Cisco MXE 3500 のデバイス タイプのサービスの一覧は、表 1-1 のとおりです。


 

表 1-1 Cisco MXE 3500 のデバイス タイプのサービスの状態

サービス
スタンドアロンまたは Resource Manager
Resource Node

IIS Admin Service

開始

サービスは存在しません

Mxe CAM

開始

サービスは存在しません

Mxe ECS

開始

サービスは存在しません

Mxe Encoder

開始

開始

Mxe Folder Attendant

開始

サービスは存在しません

Mxe Log Service

開始

開始

図 1-3 サービス アカウントの選択

 

ステップ 3 各サービス(IIS 管理サービスを除きます)をダブルクリックし、[Log On] タブを選択します(図 1-4 を参照)。サービス アカウントは、このページでデフォルトから変更できます。


) • この処理は、Cisco MXE 3500 を機能させるためには必要ありません。システムは、デフォルト設定を実行するための正しい権限を持つデフォルトのサービス アカウントで出荷されています。

異なるコンピュータへの出力ファイルのコピーなど、ネットワークを介する一部の機能では、Cisco MXE 3500 はサービス アカウントを使用してそれらのネットワーク リソースに対する認証およびアクセスを行います。これらのサービス アカウントに適切なアクセス権があることを確認する必要があります。


 

図 1-4 [Service Log On] タブ

 


 

フォルダ アテンダント ディレクトリおよびウォッチの作成

フォルダ アテンダントの主要な機能の 1 つは、ディレクトリを監視し、新規または更新されたメディア ファイルまたは XML ファイルが出現した際、自動的にジョブの処理を開始する機能です。監視対象のディレクトリに指定された条件を満たす新規または更新ファイルが出現した際、フォルダ アテンダントは、プロファイルやプライオリティなど設定されているジョブ パラメータ設定に基づき、自動的にジョブの処理を開始します。

最初に、視聴するディレクトリを [Folder Attendant Administration] ページで定義する必要があります。次に、ディレクトリごとに複数のウォッチを設定できます。


) フィールドおよび設定に関する説明、ディレクトリおよびウォッチの作成、編集、削除方法に関する手順の詳細については、Cisco.com またはフォルダ アテンダントのユーザ インターフェイスのメイン メニューから、[Help] をクリックし、『User Guide for Cisco Media Experience Engine 3500』を参照してください。


この項では、次のトピックを扱います。

「ディレクトリの作成」

「ウォッチの作成」

ディレクトリの作成

手順


ステップ 1 ツールボックスで、[Folder Attendant] をクリックします。

ステップ 2 [Directory] ドロップダウンで、[Add] をクリックします(図 1-5 を参照)。[Directory] フィールド(図 1-6 を参照)が [Folder Attendant Administration] ページに表示されます。

図 1-5 ディレクトリの追加

 

図 1-6 [Directory] フィールド

 

 

ステップ 3 各フィールドに適切な情報を入力し、[Save] をクリックします。


) [Directory Path](図 1-6 を参照)にネットワークの場所が指定されている場合、サービス アカウントに、そのネットワークの場所への適切なアクセス権があることを確認してください。



 

ウォッチの作成

手順


ステップ 1 ツールボックスで、[Folder Attendant] をクリックします。

ステップ 2 ウォッチを追加する ディレクトリ を強調表示し、[Watch] ドロップダウンで [Add] をクリックします(図 1-7 を参照)。

図 1-7 ディレクトリの選択およびウォッチの追加

 

[Folder Attendant Administration] ページには、[Directory]、[Watch]、[Custom]、[Metadata]、[Override System Settings] の各セクション(図 1-8図 1-9、および図 1-10 を参照)が表示され、各セクションには一連のフィールドが含まれています。

図 1-8 [Watch] フィールドの入力

 

図 1-9 [Custom Metadata] フィールドの入力

 

図 1-10 [Override System Settings] フィールドの入力

 

ステップ 3 各セクションを展開し、各フィールドに適切な情報を入力します。

ステップ 4 ウォッチを保存します。


 

Cisco MXE 3500 ツールへのアクセス

ほとんどのメンテナンスおよび運用タスクは Cisco MXE 3500 の Web UI を使用して実行します。しかし、以下のタスクは、その他の Cisco MXE 3500 ツールを使用して実行します。

独立したプロファイル スペースの設定

プリプロセッサ クリップのプレビュー

QuickTime エンコーダ プロファイルの作成および編集

追加のデッキ コントロール ツールの使用

これらのツールには、Web ブラウザではなく Cisco MXE 3500 へ直接ログインし、[Start]、[Cisco]、[Media Experience Engine]、[Media Experience Engine Tools] の順にクリックするだけでアクセスできます。


) Cisco MXE 3500 ツールの詳細については、Cisco.com の『User Guide for Cisco Media Experience Engine 3500』を参照するか、UI の [Help] をクリックしてください。


図 1-11 Cisco Media Experience Engine ツール

 

管理ツールを使った Cisco MXE 3500 の設定


) ここにはすべての可能な設定オプションがありますが、システムおよびユーザ設定は事前設定されています。また、一部の設定はスタンドアロンの Cisco MXE 3500 展開では設定できません。スタンドアロン設定で必要な初期設定は、システム管理 E メール通知の有効化だけです。その他の変更は必要ありません。ただし、パスワードの追加とデフォルト ユーザ アカウントの変更を推奨します。


ツールボックスの [Administration] セクションでは、以下の設定を設定できます。

「ホストの設定」

「システム設定」

「ユーザ設定」

「ユーザ メタデータ設定」

「IP キャプチャ(ライブ ストリーミング)設定」


) これらの設定を設定するには、管理ツール権限が必要です。


ホストの設定

管理者は [Host Administration] ページを使用して、ネットワーク上のコンピュータと連係して動作するように Cisco MXE 3500 を設定できます。ホストとは、Cisco MXE 3500 を実行しているコンピュータまたはシステムを言い換えただけの用語です。[Host Administration] ページは、ホストが実行できる機能(マシンの負荷容量およびインストールされているソフトウェア)をエンタープライズ コントロール システム(ECS)に指示するために使用します。

ツールボックス で、[Administration] をクリックしてから [Host] をクリックして、[Host Administration] ページを表示します。そのホスト上で設定されているワーカーの概要情報が表示され、一部のフィールドを編集できます。

図 1-12 は、[Host Administration] ページを示しています。

図 1-12 [Host Administration] ページおよび設定

 

表 1-2 は、ホスト設定を説明しています。

 

表 1-2 ホスト設定および説明

設定
説明

Host

Cisco MXE 3500 LCS を実行しているマシンの名前です。コンピュータ名とホスト名は正確に一致している必要があります。

Windows Server コンピュータの名前を確認するには、デスクトップまたは [Start] メニューの [My Computer] アイコンを右クリックし、[Properties] を選択して、[Computer Name] を選択します。NT コンピュータの場合、[Network Neighborhood] を右クリックし、[Properties] を選択して、[Identification] タブを選択します。または、コマンド プロンプトで hostname コマンドを入力し、コンピュータ名を表示します。

Status

ホストの状態([Enabled] または [Disabled])を表示します。

状態を変更するには、[Host] を右クリックするか [Host Options] をクリックし、[Enabled] または [Disabled] を選択します。

(注) 状態が無効になっている場合、その Cisco MXE 3500 ノードではジョブがスケジュールされません。

Port

LCN がリッスンしている TCP ポートです。デフォルトは 3500 です。

Capacity

表示されているホストの使用可能な合計処理容量に割り当てられている数値(0 ~ 99)を反映しています。

特定のホストの容量は任意の数値にできますが、すべてのホストで同じ基準に従った数値にすることが重要です。たとえば、ある特定のホストについて合計容量が 5 に設定されているか 10 に設定されているかは問題ではありません。ただし、2 倍の容量を持つ別のホストがある場合、両方のホストの容量が同じ条件で指定されている必要があります。つまり、性能が 2 倍のホストは、最初のホストが 5 であれば 10 の容量を持ち、最初のホストが 10 であれば 20 の容量を持つことになります。

容量は、プロセッサ容量に直接関係しますが、ドライブの速度やネットワークの輻輳などその他の要素の影響を受ける場合もあります。容量の値を割り当てる際は、特定のホストが効率的に実行できる作業量に影響するすべての要素を考慮する必要があります。

(注) 一般的に、5 ~ 30 の間の数値が最適です。この設定を 30 より大きな数値に設定すると、システム状態モニタの読み取りが難しくなる場合があります。

Temp Directory (UNC Name)

一時ファイルおよびプリプロセッサ出力を保存するディレクトリを、C:¥Temp のように指定します。

[Output Profile] の [Preprocessor] チェックボックスがオンになっていて、プリプロセッサ ファイルを保存するように指定されていない場合、一時ディレクトリへ書き込まれたファイルは、エンコード完了時に自動的に削除されます。

Permitted?

緑色のチェックマーク:右側に一覧表示されているワーカーが、表示されているホスト上で実行するように設定されており、現在オンラインでタスクを処理可能であることを示します。

赤い X:次のいずれかを示します。

右側に一覧表示されているワーカーが、表示されているホスト上で実行するように設定されているが現在オフラインであり、ECS で連絡を取ることができないことを示します。

または

ワーカーが有効になっていないか、設定されていません。

Worker

表示されているホスト上で実行するように設定されているすべてのワーカーの一覧を表示します。

[Name]、[DV]、[DVCAM]、[Video Channel]、および [Audio Channel] の各フィールドは、ライブ キャプチャ ワーカーの場合のみ表示され、ホスト上のキャプチャ カードの場所を指定します。チャネルには 0 から順番に番号が付きます。

Licensed

このワーカー タイプ(プリフィルタ、エンコーダ、配布)の、システム(その ECS によって制御されるすべてのノード)上で実行可能な同時インスタンス数を示します。この値は、Cisco MXE 3500 ライセンス ファイルで定義されています。

Limit

表示されているホスト上で同時に実行可能な特定のワーカーの最大数を表示します。

最大限可能なパフォーマンスを発揮するため、Cisco MXE 3500 では [Limit] の設定は固定されています。

Expense

ワーカーの費用がホスト容量の割り当てとして表示されます。

最大限可能なパフォーマンスを発揮するため、Cisco MXE 3500 では [Expense] の設定は固定されています。

Capture Name

この設定は、Cisco MXE 3500 Release 3.0 では使用できません。

ライブ キャプチャ ワーカーに関連付けられる名前を定義します。ホストは 2 つ以上のビデオ キャプチャを持つことができ、2 つ以上のライブ キャプチャ ワーカーを実行するように設定できるため、ワーカーが使用する特定のキャプチャ カードを特定するために [Capture Name] が必要です。この設定は、ライブ キャプチャ ワーカーに対してのみ表示されます。

Capture Type

この設定は、Cisco MXE 3500 Release 3.0 では使用できません。

キャプチャ カードのタイプ(DV、DVCAM、AJA-SDI、Custom など)です。カスタム以外の値を選択すると、オーディオおよびビデオ チャネルが事前定義されます。

Video CH/Audio CH

この設定は、Cisco MXE 3500 Release 3.0 では使用できません。

各ライブ キャプチャ ワーカーのビデオ チャネルおよびオーディオ チャネルを表示します。

システム設定

システム管理は、Cisco MXE 3500 で使用するファイルおよびディレクトリの場所とパラメータを定義するために使用します。また、その他のシステム全体に関するパラメータの設定も含んでいます。

このページへは、 ツールボックス で、[Administration] をクリックしてから [System] をクリックしてアクセスできます。


) これらの設定を設定するには、管理ツール権限が必要です。


[System] ページは、以下のセクションで構成されています。

「[Input] セクション」

「[Output] セクション」

「[General Settings] セクション」

「[Status Settings] セクション」

「[Data Purging] セクション」

「[Audio Capture] セクション」

[Input] セクション

図 1-13 は、[Input] セクションの設定を示しています。

図 1-13 入力設定

 

表 1-3 は、これらの設定を説明しています。

 

表 1-3 入力設定および説明

設定
説明

Bumper/Trailer Directory

Cisco MXE 3500 でエンコードされたクリップへのバンパーまたはトレーラとして使用できるファイルの場所を定義します。[Bumper/Trailer Directory] は、Cisco MXE 3500 が [Preprocessing Profile] ページの [Bumper Source] および [Trailer Source] フィールドに表示されるファイルを検索するディレクトリ パスを制御します。

[Bumper/Trailer Directory] の値は、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)を使用した展開または単一ノード展開の場合、ネットワーク共有またはマップされたドライブのいずれかへの UNC パスとして入力できます。[Bumper/Trailer Directory] の場所は、すべてのホストへアクセス可能な場所である必要があります。

Common Directories

メディア ファイルが保存されるディレクトリを定義します。複数のディレクトリを定義できます。セミコロンを使用して、ディレクトリの入力を区切ります。

[Common Directory] の値は、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)を使用した展開または単一ノード展開の場合、ネットワーク共有またはマップされたドライブのいずれかへの UNC パスとして入力できます。[Common Directory] の場所は、すべてのホストにアクセス可能である必要があります。

Media Directory

Cisco MXE 3500 へ送信されるメディア ファイルが保存されるディレクトリを定義します。[Media Directory] は、Cisco MXE 3500 が [File Submission] ページの [Source] ボックスに表示されるファイルを検索するディレクトリ パスを制御します。

[Media Directory] の値は、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)を使用した展開または単一ノード展開の場合、ネットワーク共有またはマップされたドライブのいずれかへの UNC パスとして入力できます。[Media Directory] は、すべてのホストへアクセス可能な共有された場所である必要があります。

入力された値が、推奨される UNC パスではない場合、[System Administration] ページにより警告が示されます。マップされたドライブを使用している場合、Cisco MXE 3500 と動作するように設定されているすべてのノードでは、同じドライブとしてマップされている場所が設定されている必要があります。

Profile Directory

ECS が、送信されたジョブを処理する際にジョブ プロファイルを検索するために使用するデフォルト パスを定義します。

Valid Input Extensions

共通ディレクトリ内のファイルの有効な拡張子の一覧を定義します。このフィールドの一覧にある拡張子を持つファイルのみが、[File Job Submission] フォームの [Input] セクションの [Selection List] ウィンドウに表示されます。ファイル拡張子の入力は、セミコロンで区切ります。

Watermark Directory

Cisco MXE 3500 でエンコードされたクリップへのウォーターマークとして使用できるファイルの場所を定義します。ウォーターマークは、Cisco MXE 3500 が、[Preprocessing Profile] ページの [Watermark] セクションの [Source] ドロップダウンに表示されるファイルを検索するディレクトリ パスを制御します。

[Watermark Directory] の値は、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)を使用した展開または単一ノード展開の場合、ネットワーク共有またはマップされたドライブのいずれかへの UNC パスとして入力できます。[Watermark Directory] の場所は、すべてのホストへアクセス可能な場所である必要があります。

[Output] セクション

出力ディレクトリは、Cisco MXE 3500 が、Cisco MXE 3500 システムのライセンス レベルによってサポートされている各エンコード形式のファイルを保存するために使用する場所を定義します。エンコードされたファイルは、[Distribution] > [Output Profile] がジョブ プロファイルに含まれていないか、[Output Profile] の [Save Local File] のチェックボックスがオンになっているかのいずれかの場合、定義されたディレクトリに保存されます。

[Microsoft Output Directory] の値は、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)を使用した展開または単一ノード展開の場合、ネットワーク共有またはマップされたドライブのいずれかへの UNC パスとして入力できます。

図 1-14 は、[Output] セクションの設定を示しています。

図 1-14 出力設定

 

[General Settings] セクション

図 1-15 は、[General Settings] セクションを示しています。

図 1-15 全般設定

 

表 1-4 は、これらの設定を説明しています。

 

表 1-4 全般設定および説明

設定
説明

Default Copyright

すべてのジョブ送信ページの著作権フィールドに反映される、デフォルトの著作権情報を定義します。[Default Copyright] は、システム全体に対する設定です。ユーザはジョブ送信時に、表示されているデフォルトの情報の上から入力することで、入力されている値を上書きできます。

LCS Disconnect Notifications

[yes] の場合、LCS が ECS から切断された際に、Cisco MXE 3500 は(システム管理者へ送信される)E メールを生成します。

LCS Notification Frequency

複数回切断が発生する場合に、LCS 切断の E メールが生成される頻度(秒)です。

License Expiration Warning

[System Administrator Email] フィールドに定義されている E メール アドレスにライセンスの有効期限の何日前に E メールを送信するか、期間(日)を定義します。

Simultaneous Node Restart Limit

キャプチャまたはストリーミング中に発生した問題による、IP キャプチャ ジョブの再起動可能回数を定義します。この回数を超えるとジョブはエラーになります。

SMTP Server

通知メッセージの送信に使用する E メール サーバを定義します。指定するサーバは、Simple Mail Transport Protocol(SMTP)サービスを実行し、E メール メッセージを処理可能である必要があります。

System Administrator Email

システム管理者への連絡に使用する E メール アドレスを保存します。この E メール アドレスは、通常の E メール アカウント、文字対応のポケットベルまたは携帯電話へのメッセージの送信に使用できます。システム管理者の E メール アドレスは、[From Email Address] または [To Email Address] で [System Administrator] オプションが選択されている場合、通知プロファイルで使用されます。

[Status Settings] セクション

図 1-16 は、[Status Settings] セクションを示しています。

図 1-16 状態設定

 

表 1-5 は、これらの設定を説明しています。

 

表 1-5 状態設定および説明

設定
説明

Monitor Window Display

この設定は、コンソール モードでのみ適用されます。[on] に設定されている場合、プリプロセッサやエンコーダなど一部のワーカーで、モニタ ウィンドウが表示されます。

このウィンドウには、処理中のビデオが表示されます。

(注) このオプションは CPU サイクルやメモリなどのシステム リソースを使用するため、ジョブ処理が全体的に遅くなります。デバッグやエンコード出力の表示に使用できます。

Auto Reap (Minutes)

モニタリング ページのジョブ情報を消去するために使用する、自動リープの間隔を定義します。自動リープに定義されている時間によって、ジョブに関する情報がモニタリング ページに表示され、期限切れになるまでの時間の長さが決まります。自動リープの間隔は、ジョブが完了した時点からカウントされます。

Include Failed Jobs in Auto Reap

[yes]:失敗したジョブを自動リープに含めます。

[no]:失敗したジョブを自動リープに含めません。

[Data Purging] セクション

時間が経過すると、ジョブ、タスク、実行コンテキスト、実行コンテキスト ログ、関連テーブルなどのジョブ データが増え、ディスク領域がいっぱいになります。[Data Purging] セクションでは、適切なレコードが物理的に削除されるよう、自動でのシステム パージを設定できます。


) この機能を有効にしたり、変更をすぐに適用したりするには、[Data Purging] の値を初期設定またはリセットした後、CAM サービスを再起動してください。


図 1-17 は、[Data Purging] セクションを示しています。

図 1-17 データ パージ設定

 

表 1-6 は、これらの設定を説明しています。

 

表 1-6 データ パージ設定および説明

設定
説明

Purge Enabled

[yes]:パージは有効です。

[no]:パージは有効ではありません。

Job Completion Duration

ジョブが完了してから削除されるまでの時間(分)です。

Purge Batch Size

この設定により、削除されるジョブの数を制限します。

Time to Execute Purge

パージを行う時刻を設定します。

Purge Interval

パージとパージの間の日数を設定します。

[Audio Capture] セクション

図 1-18 は、[Audio Capture] セクションを示しています。

図 1-18 オーディオ キャプチャ設定

 

表 1-7 は、これらの設定を説明しています。

 

表 1-7 オーディオ キャプチャ設定および説明

設定
説明

Drift Compensation

ドロップダウンで [on] を選択し、オーディオおよびビデオの同期を有効にします。この設定は、アナログ オーディオ キャプチャ カードを使用し、5 分を超える長さのクリップをキャプチャする場合のみ必要です。デジタル オーディオ入力(内蔵 SDI、AES/EBU、または DV)を使用する場合は必要ありません。

(注) 長いアナログ オーディオ クリップをキャプチャする際、Cisco MXE 3500 によりフレームが挿入または削除され、長時間にわたってオーディオの同期が保たれます。この補正の効果は、一般的なストリーミング メディア出力(320 × 240、15fps 以下のサイズまたはフレーム レート)では簡単には見えませんが、長いクリップを MPEG2 形式にエンコードする場合など、D1 クリップにおいてコマ落ちや音飛びが見られることがあります。デジタル オーディオ入力に切り替えることが、唯一の回避策です。

Sample Rate

オーディオ サンプリング レートを設定し、オーディオ品質、転送帯域幅、ファイル サイズ制限をトレード オフします。

ユーザ設定

Cisco MXE 3500 では、事前にユーザが 1 つ定義されています。

admin :デフォルトのパスワードも admin です。 admin パスワードは、すぐに変更することを推奨します。


) スタンドアロンの Cisco MXE 3500 設定では、1 つの管理ユーザが存在し、追加ユーザを作成するオプションはありません。役割の定義や Web UI 機能へのユーザ アクセスの制限などのユーザ管理は、Resource Manager 設定で利用できます。


ユーザ メタデータ設定

この [User Metadata Administration] ページでは、各ジョブ(およびジョブ内の各タスク)と共に送信できる、カスタム名と値のペアを作成できます。このカスタム メタデータは、HTTP POST ジョブ ステータス XML など、詳細なジョブ ステータスで返されます。(送信する場合)このメタデータは各ジョブのデータベースにも保存され、(送信した組織やジョブのトラッキングなどの)レポートの目的に使用したり、(HTTP POST 経由で)他のシステム(Velocity など)に返す場合に使用できます。

[Data Type] は、[Integer]、[String]、[Decimal]、または [Enum](列挙)として定義できます。このタイプは、[Job Submission] ページでのユーザ メタデータの値の入力時に、検証のために使用されます。

[User Metadata Administration] ページへは、 ツールボックス で [Administration] をクリックしてから [User Metadata] をクリックしてアクセスできます。

[New User Metadataor] または [Edit User Metadata] ポップアップ(図 1-19 を参照)では、ユーザ メタデータ設定を作成および変更できます。

図 1-19 ユーザ メタデータ設定

 

IP キャプチャ(ライブ ストリーミング)設定

Cisco MXE 3500 では、UDP/IP を介してライブの MPEG-2 トランスポート ストリームを、この機能の一般的な使用を可能にする管理、設定、および状態と共に取り込むことができます。IP キャプチャは、MPEG2 ビデオおよび AC3/Layer2/AES3 オーディオ エッセンスでのトランスポート ストリームに限られます。

[IP Capture Configuration] ページは、管理者が IP キャプチャ ソースを追加、編集、または削除するために使用します。

このページへは、 ツールボックス で [Administration] をクリックしてから [IP Capture] をクリックしてアクセスできます。

[New IP Capture Source] または [Edit IP Capture Source] ポップアップ(図 1-20 を参照)では、プロファイル スペースを作成および変更できます。

図 1-20 IP キャプチャ ソース設定

 

表 1-8 は、これらの設定を説明しています。

 

表 1-8 IP キャプチャ ソース設定および説明

設定
説明

Name

一意の IP キャプチャ ソース名です。

IP Address

ソース UDP non-RTP MPEG2 TS ストリームのマルチキャスト IP アドレスです。このために予約されている IP アドレスは、224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 です。

Port

バインドするマルチキャスト ポートです。値は 0 ~ 65535 の範囲です。

Program Map PID

MPEG-2 マルチプログラム トランスポート ストリーム(MPTS)で目的のプログラムのプログラム マップ テーブル パケット ID(PMT PID)を指定します。

MPEG-2 シングル プログラム トランスポート ストリーム(SPTS)の場合、または指定されていない場合、プログラム マップ テーブルの一覧の先頭にあるプログラムが自動的に使用されます。有効な値は 16 ~ 8190 の範囲です。


) ジョブを送信する前に、以下を実行する必要があります。

1. IP キャプチャ ソースを追加します。

2. [Host Administration] ページで、ipCapturePrefilter ワーカーを設定します。「ホストの設定」も参照してください。

3. [Live Submission] ページで、ビデオ形式を IP キャプチャに設定し、定義した IP キャプチャ ソース、開始および終了トリガ タイプを選択します。[Live Submission] ページを表示するには、ツールボックスで [Submission] を展開し、[Live] をクリックします。


 

Cisco MXE 3500 の展開の確認

システムが正しく展開および設定されていることを確認するには、以下のテストを実行します。

「テスト 1:ファイル ジョブ送信を使ったジョブの送信」

「テスト 2:フォルダ アテンダントを使ったジョブの送信」

「テスト 3:ライセンス機能が有効であることの確認」

テスト 1:ファイル ジョブ送信を使ったジョブの送信

作業を開始する前に

C:¥ProgramFiles¥QuickTime フォルダで、 Sample.mov を選択し、このファイルを C:¥Media フォルダへコピーします。

手順


ステップ 1 UI にアクセスします。「Cisco MXE 3500 の Web ユーザ インターフェイスへのアクセス」も参照してください。

ステップ 2 ツールボックスで [Submission] を展開し、[File] をクリックします。[File Job Submission] ページが表示されます。

ステップ 3 [Profile] セクションで、 Cable_Broadband.job.awp を選択します。

ステップ 4 [Input] セクションで、次のタスクを実行します。

a. [Browse] をクリックします。

b. C:¥Media¥Sample.mov を選択します。

c. [Add File(s)] をクリックし、ファイルをメディア ディレクトリからメディア ソース ボックスへ移動します。

ステップ 5 [Submit] をクリックします。

ステップ 6 ツールボックスで、[View]、[Monitoring]、[Job Status] の順に選択します。

ステップ 7 [Job Status] ウィンドウを監視して、ジョブが完了するのを確認します。

ステップ 8 C:¥Output フォルダへ移動し、 Sample.Cable_Broadband.Cable_Broadband.wmv を見つけてファイルを再生します。Windows Media Player で警告メッセージやアラートが表示された場合は承諾します。


 

テスト 2:フォルダ アテンダントを使ったジョブの送信

作業を開始する前に

テスト 1:ファイル ジョブ送信を使ったジョブの送信を完了したら、メディア ファイルを C:¥media および C:¥output フォルダから削除します。

手順


ステップ 1 フォルダ アテンダント にアクセスします。「Cisco MXE 3500 の Web ユーザ インターフェイスへのアクセス」も参照してください。

ステップ 2 フォルダ アテンダントが監視するディレクトリを追加します。

a. ツールボックスで、[Folder Attendant] をクリックします。

b. [Directory] ドロップダウン メニューで、[Add] を選択します。[Directory] フィールドが [Folder Attendant Administration] ページに表示されます。

c. [Directory Path] フィールドに C:¥media と入力し、必要に応じてその他のフィールドを入力します。

ステップ 3 ディレクトリにウォッチを追加します。

a. ツールボックス で、[Folder Attendant] をクリックします。

a. ウォッチを追加するディレクトリを強調表示し、[Watch] ドロップダウンで [Add] をクリックします。[Watch] フィールドが [Folder Attendant Administration] ページに表示されます。

b. [Watch Extensions] フィールドに、 MPEG-4 と入力します。

c. [Job Profile] フィールドで、[Cable_Broadband] を選択します。

d. 必要に応じてその他のフィールドを入力します。

ステップ 4 ツールボックス で、[Monitoring] を選択してから [Job Status] を選択します。

ステップ 5 C:¥ProgramFiles¥QuickTime フォルダで、 Sample.mov を選択し、このファイルを C:¥Media フォルダへコピーします。

ステップ 6 [Job Status] ペインを見て、ジョブが開始して完了するのを確認します。

ステップ 7 C:¥Output フォルダへ移動し、 Sample.Cable_Broadband.Cable_Broadband.wmv ファイルを確認します。

ステップ 8 「テスト 1:ファイル ジョブ送信を使ったジョブの送信」で別のバージョンのファイルを作成した場合は、ファイルが再作成されたことを確かめるためタイム スタンプが最新になっていることを確認し、そのファイルを再生します。


 

テスト 3:ライセンス機能が有効であることの確認

機能ライセンスをインストール後、ライブ取り込み機能が有効であることを確認するには、以下のセクションを参照してください。

「ライブ WMV IP ストリーミングによる Cisco MXE 3500 展開の設定ワークフロー」

「ライブ Flash 8 および H.264 IP ストリーミングによる Cisco MXE 3500 展開の設定ワークフロー」

機能ライセンスをインストール後、音声文字変換機能またはグラフィック オーバーレイ機能が有効であることを確認するには、以下のセクションを参照してください。

「音声文字変換の設定ワークフロー」

「グラフィック オーバーレイ機能の設定ワークフロー」