Cisco Show and Share 5.3.x 管理者ガイド
ファイルのホスティング ロケーションの設定
ファイルのホスティング ロケーションの設定
発行日;2012/06/01 | 英語版ドキュメント(2012/03/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

ファイルのホスティング ロケーションの設定

ファイルのホスティング ロケーションについて

ローカルにパブリッシュしたファイルを提供する方法

外部のファイル ホスティング ロケーションのサーバ タイプ

デフォルトのホスティング ロケーションについて

ガイドラインと制限事項

手順

外部のファイル ホスティング ロケーションの定義

外部でホストするトランスクリプト ファイルの Web サーバの準備

ファイル ホスティング ロケーションの削除

ローカル ファイル ホスティングの設定

トラブルシューティング

ファイルのホスティング ロケーションについて

ファイルのホスティング ロケーションとは、Cisco Show and Share がパブリッシュしたファイルを格納する場所です。デフォルトでは、Cisco Show and Share は、アップロードしたビデオ、トランスクリプト、ファイル、およびスライドをアプライアンス上にローカルに格納します。この設定では、Cisco Show and Share は、ビデオの開始元サーバになります。

ベスト プラクティスとして、ファイルを外部サーバに格納するように Cisco Show and Share を設定することが推奨されています。サポートする各ファイル タイプに対して外部サーバを定義できます。

あるファイル タイプは Cisco Show and Share アプライアンスにローカルにパブリッシュし、別のファイル タイプは外部サーバにパブリッシュする ハイブリッド配置 もサポートされています。

ファイル ホスティング ロケーションの詳細については、次の項目を参照してください。

「ローカルにパブリッシュしたファイルを提供する方法」

「外部のファイル ホスティング ロケーションのサーバ タイプ」

「デフォルトのホスティング ロケーションについて」

ローカルにパブリッシュしたファイルを提供する方法

すべてのファイルをローカルにパブリッシュすると、Cisco Show and Share は、次の方法を使用して、アプライアンスからファイルを直接提供します。

FLV および MP4/H.264 用に RTMP(ストリーミング)を使用

WMV、MP3、および他のすべてのアセット(添付ファイルやテキスト トランスクリプトなど)用に HTTP(プログレッシブ ダウンロード)を使用。Cisco Show and Share モバイル アプリケーションから表示する場合には、MP4/H.264 用に HTTP も使用します。

外部のファイル ホスティング ロケーションのサーバ タイプ

ビデオおよび関連付けられたファイルをホストするには、ストリーミング サーバまたは Web サーバを使用できます。

FLV および MP4/H.264 ビデオの外部ファイル ホスティング ロケーションには、適切なストリーミング サーバを使用することが強く推奨されています。それ以外の場合、Cisco Show and Share のビデオ編集機能が動作しません。Cisco Show and Share ビデオ エディタは、非破壊的な編集を行います。これは、元のビデオは変更されないまま残り、ポインタとマーカーを使用して編集バージョンが作成されることを意味しています。このタイプの編集では、ストリーミング サーバが、ビデオを正確に再生する必要があります。編集したファイルを非ストリーミング サーバにパブリッシュすると、ファイルは、未編集の形式で再生されます。

表 3-1 に、各ファイル タイプに推奨される外部サーバ タイプを示します。

 

表 3-1

ファイル タイプ
推奨サーバ

FLV

次の Flash ストリーミング サーバが、当社のテストに合格しています。

Wowza Media Server Pro 1.7.2
http://www.wowzamedia.com

Adobe Flash Media Server
http://www.adobe.com/products/flashmediaserver/

Cisco ECDS 2.5.x
http://www.cisco.com/go/ecds

(注) また、HTTP サーバを使用して FLV ファイルをホストすることもできますが、推奨されていません。

MP4/H.264

次のストリーミング サーバをテストしました。

Wowza Media Server Pro 1.7.2
http://www.wowzamedia.com

Adobe Flash Media Server
http://www.adobe.com/products/flashmediaserver/

Cisco ECDS 2.5.x
http://www.cisco.com/go/ecds

MP4 ストリーミング用 Cisco ACNS
http://www.cisco.com/go/acns

WMV

Microsoft Windows Media サービス
http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/forpros/server/server.aspx

Cisco ECDS 2.5.x
http://www.cisco.com/go/ecds

WMV ストリーミング用 Cisco ACNS
http://www.cisco.com/go/acns

(注) また、HTTP サーバを使用して WMV ファイルをホストすることもできますが、推奨されていません。

MP3

HTTP サーバ

Wowza Media Server Pro 1.7.2
http://www.wowzamedia.com

Adobe Flash Media Server
http://www.adobe.com/products/flashmediaserver/

Cisco ECDS 2.5.x
http://www.cisco.com/go/ecds

MP4 ストリーミング用 Cisco ACNS
http://www.cisco.com/go/acns

その他のファイル

添付ファイルとしてアップロードされる .zip ファイル、テキスト トランスクリプトなど、その他のすべてのファイル タイプに対しては、HTTP サーバの使用が推奨されています。

一般に、これらのファイルはデフォルトのホスティング ロケーションで処理されます。

外部のファイル ホスティング ロケーションを定義する際には、ロケーションが定義されていないすべてのファイルをパブリッシュする、デフォルトのホスティング ロケーションを定義する必要もあります。

デフォルトのホスティング ロケーションについて

いくつかのファイルまたはすべてのファイルを外部ホスティング ロケーションにパブリッシュする場合、デフォルトのホスティング ロケーションを定義する必要があります。デフォルトのホスティング ロケーションは、ホスティング ロケーションが具体的に定義されていないすべてのファイル タイプに対して使用されるロケーションです。ホスティング ロケーションの定義で、ファイル タイプに *.* を指定します。

一般に、デフォルトのホスティング ロケーションは HTTP サーバになります。

ガイドラインと制限事項

モバイル クライアントと外部ホスティング ロケーションを使用する場合には、H.264 ファイル用に RTMP サーバと HTTP サーバを定義する必要があります。その理由は、モバイル クライアントが HTTP サーバからビデオにアクセスするためです。これは、ストリーミング ビデオをサポートしていません。Web クライアントを通して Cisco Show and Share にアクセスするユーザは、ストリーミング サーバからビデオを受信します。最初に外部ファイル ホスティングを有効にするときに、H.264 ファイル用に RTMP テンプレートと HTTP テンプレートが作成されます。

Flash および MPEG-4(.flv, .mp4, .m4v)用に外部サーバを指定する場合であっても、Cisco Show and Share は、ビデオを将来編集する場合に備えて、そのビデオのローカル コピーを維持します。大規模な配置では、これによって Cisco Show and Share ドライブが一杯になる可能性があります。これを回避するために、ビデオを外部サーバに直接アップロードし、それを Cisco Show and Share に追加するときに URL を使用してビデオを参照することができます。この方法でアップロードしたビデオは、編集できなくなります。


) また、Flash および MPEG-4 ビデオのパブリッシュされたビデオがローカル ストレージに設定された場合、Cisco Show and Share は、パブリッシュ バージョンと将来の編集用のコピーとして 2 つのコピーを維持します。


Cisco Show and Share に既存コンテンツが存在する場合に、ファイル ホスティング ロケーションを変更すると、そのコンテンツが引き続きビデオ リストに表示されます。しかし、サムネールはデフォルトのイメージに戻り、ビデオが見つからないことがシステムから報告されます。その理由は、Cisco Show and Share が新しいホスティング ロケーションでビデオを検索するためです。ホスティング ロケーションを変更する前に、ビデオを新しいロケーションに移行する必要があります。Cisco Show and Share を組織に導入する前に、最終的なホスティング ロケーションを設定するよう強く推奨します。

FLV および MP4 ビデオ用にストリーミング サーバを使用していない場合、ビデオ エディタを無効にする必要があります(「ビデオの編集の無効化」を参照)。

手順

「外部のファイル ホスティング ロケーションの定義」

「外部でホストするトランスクリプト ファイルの Web サーバの準備」

「ファイル ホスティング ロケーションの削除」

「ローカル ファイル ホスティングの設定」

外部のファイル ホスティング ロケーションの定義

ローカル ファイル ホスティングから外部ファイル ホスティングに切り替える場合、Cisco Show and Share は、使用されている大部分のファイル タイプに対してテンプレートを自動的に作成します。これらのテンプレートを自分の外部サーバ情報で修正することも、また新しいファイル ホスティング ロケーションを作成することもできます。

定義する必要のあるロケーションの 1 つとして、デフォルトのホスティング ロケーションがあります。[DeployLocalConfig Hosting Location] トレイに、デフォルトのホスティング ロケーション設定が含まれています。このロケーションは、HTTP サーバにする必要があります。

.zip ファイルや .doc ファイル、テキスト トランスクリプト(.txt)、ビデオ サムネール(.jpg)など、ビデオの添付ファイルとしてアップロードされたファイルも、これらのファイル タイプに対して定義されたロケーションに従って外部に格納されます。これらの特定のファイル タイプに対してロケーションが定義されていない場合には、デフォルトのホスティング ロケーション設定で定義されたサーバに格納されます。

手順


ステップ 1 管理者ロールを持つアカウントまたはスーパーユーザで、Cisco Show and Share にログインします。

ステップ 2 グローバル ナビゲーションから [Administration] を選択します。

 

ステップ 3 [Setup] > [Show and Share] を選択します。

ブラウザに [File Hosting Locations] ページがロードされます。このページのデフォルトの状態では、[Publish locally to < Show_and_Share_appliance_FQDN >] というラベルのチェックボックスがオンになっています。

 

ステップ 4 [Publish locally to] チェックボックスをオフにします。

[File Hosting Locations] ページに、トレイのセットがロードされます。最も一般的に使用されるファイル タイプのホスティング ロケーション用テンプレートには、事前に値が入力されています。

 


ヒント トレイを開く場合、または閉じる場合には、その切り替え()をクリックします。


ステップ 5 指定されたファイル タイプのファイル ホスティング ロケーションを定義するには、各ホスティング ロケーションの次のフィールドに入力します。


) Cisco Media Experience Engine と Cisco Show and Share を統合した場合、アップロードされたすべてのビデオが MP4 ラッパーの H.264 にトランスコーディングされます。ユーザによってバイパスが選択された場合、Windows メディア ファイルがトランスコーディングから除外されることがあり、したがって H.264 と WMV の両方に対してホスティング ロケーションを定義する必要があります。


 

表 3-2 外部ホスティング ロケーションの設定

設定
説明

File Hosting Location Name

読み取り可能な名前。関連するファイル タイプと同じにすることができます。

ファイル ホスティング サーバの設定

Accepts files with extensions

特定のファイル タイプを識別するファイル名の識別子。この情報により、各種のファイルを格納する場所と、再生のために取り出す方法を判断できます。デフォルト値は次のとおりです。

[H.264 Hosting Location]: *.mp4 *.m4v 、および *.mpv4

[MP3 HostingLocation]: *.mp3

[Windows Media Hosting Location]: *.wmv *.asf *.asx *.wma

[FLV Hosting Location]: *.flv

File upload protocol

ファイル転送のプロトコルまたは方法。FTP または SFTP のいずれか。SFTP を使用することをお勧めします。

Host address

関連するファイル タイプのファイルを展開するリモート サーバの解決可能な DNS FQDN またはルーティング可能な IP アドレス。FQDN を使用することをお勧めします。

Login name

リモート サーバを使用するのに十分な権限を持つユーザ アカウント。

Login password

指定したログイン名に割り当てられたパスワード。

Directory root location

配信するファイルへの相対ディレクトリ パス。たとえば、サーバのルート ディレクトリが /data/ftproot に設定されており、展開サイトの絶対パスが /data/ftproot/vp/flash で終わる場合、ここに入力する相対値は /vp/flash になります。

Directory root URL path

Cisco Show and Share がユーザのファイルをホストし、参照する絶対 URL。これには、プロトコル、FQDN、ポート番号、およびパスが含まれます。


) [Create an additional file hosting location] をクリックすることにより、ファイル ホスティング ロケーションを追加できます。[Delete] をクリックすることにより、未使用のテンプレートを削除できます。


ステップ 6 ページ下部の [Save] をクリックします。


 

外部でホストするトランスクリプト ファイルの Web サーバの準備

テキスト トランスクリプトを Cisco Show and Share サーバから外部に格納する場合は、テキスト トランスクリプト用の Web サーバを設定して使用する必要があります。デフォルトのファイル ロケーション(*.*)が外部サーバを指している場合、または *.txt ファイル用に外部サーバを定義した場合は、トランスクリプト ファイルは外部でホストされます。

Web サーバのルート ディレクトリに、CROSSDOMAIN.XML というファイル名の XML ファイルを保存する必要があります。

ファイル構文の例

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE cross-domain-policy SYSTEM "http://www.adobe.com/xml/dtds/cross-domain-policy.dtd">
 
<cross-domain-policy>
<site-control permitted-cross-domain-policies="master-only"/>
<allow-access-from domain="*"/>
<allow-http-request-headers-from domain="*" headers="SOAPAction"/>
</cross-domain-policy>
 

crossdomain.xml ファイルを持つ Web サーバを使用しないと、Cisco Show and Share はトランスクリプトを取得できません。


) CROSSDOMAIN.XML ファイルとその目的については、次の URL を参照してください。
http://www.adobe.com/devnet/flashplayer/articles/fplayer9_security.html
http://www.adobe.com/devnet/articles/crossdomain_policy_file_spec.html
http://developer.yahoo.com/javascript/howto-proxy.html


ファイル ホスティング ロケーションの削除

ローカル ファイル ホスティングから外部ファイル ホスティングに切り替える場合、Cisco Show and Share は、使用されている大部分のファイル タイプに対してテンプレートを自動的に作成します。それらのすべてが必要とは限りません。たとえば、リリース 3.3 ソフトウェアが稼働する Cisco MXE 3500 を使用している場合は、FLV ホスティング ロケーションは必要ありません。したがって、削除しても問題ありません。

すでにパブリッシュされているファイル タイプのファイル ホスティング ロケーションを削除すると、そのロケーションにパブリッシュされたファイルが使用できなくなります。視聴者に、ファイルがもう利用できないことを示す警告が送られます。

手順


ステップ 1 ファイル ホスティング ロケーション名の右側にある [Delete] をクリックします。

 

ステップ 2 確認ダイアログボックスで [Yes] をクリックします。


 

ローカル ファイル ホスティングの設定

デフォルトでは、Cisco Show and Share はローカル ファイル ホスティングを使用します。通常、ローカル ファイル ホスティングを使用する際に AAI パスワードを変更しない限り、この手順を実行する必要はありません。この手順では、ローカル ファイル ホスティングを再び有効にする方法を示します。

手順


ステップ 1 管理者アカウントを使用して Cisco Show and Share にログインします。

ステップ 2 グローバル ナビゲーションから [Administration] を選択します。

 

ステップ 3 存在しない場合は、[Setup] > [Show and Share] をクリックします。

 

ステップ 4 [Publish locally to] チェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [Password] フィールドに AAI admin パスワード を入力します。

ステップ 6 [Verify Password] をクリックします。

正しくないパスワードを入力した場合は、「URL Test Failed」というメッセージが表示されます。パスワードを再入力して、もう一度実行してください。正しいパスワードを入力すると、「URL Test Pass」というメッセージが表示されます。


 

トラブルシューティング

特定のファイル タイプのパブリッシングが失敗する

あるファイル タイプのパブリッシングが成功する場合で、別のファイル タイプでは失敗する場合は、一般にファイル ホスティング ロケーションの設定が不適切であることを示しています。失敗するファイル タイプのファイル ホスティング ロケーションの設定を確認します。また、Cisco Show and Share とファイル ホスティング ロケーションの間のネットワーク接続も確認します。

すべてのビデオのアップロードに失敗する

ファイル ホスティング ロケーションで FQDN を使用している場合、DNS サーバ上で同じ IP アドレスに複数の FQDN が関連付けられていないことを確認します。