Cisco Digital Media Encoder 2200 ユーザ ガイド
Cisco Digital Media Encoder 2200 のイン ストール
Cisco Digital Media Encoder 2200 のインストール
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2011/10/12 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

Cisco Digital Media Encoder 2200 のインストール

はじめに

安全の手引き

警告

保証

パッケージの中身

インストール

の接続

電源への接続

背面パネル図

前面パネル図

の設定

初期開始設定の実施

を IP ネットワークに接続するための設定

のネットワーク設定の変更

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

Cisco Digital Media Encoder 2200 のインストール

この章は、次の項で構成されています。

「はじめに」

「安全の手引き」

「パッケージの中身」

「インストール」

「マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート」

はじめに

Cisco Digital Media Encoder 2200 をご購入いただきありがとうございます。最先端のストリーミング メディア システムのオーナーになられますと、インターネットや任意のローカルまたは広域の IP ネットワークを経由して、AV コンテンツを取り込んだり、ストリーミングすることが可能になります。他に必要なものは、カメラやデッキなどの AV ソース、ストリーミング メディア サーバまたはホスティング プロバイダー、および視聴者のための IP 接続だけです。

このマニュアルでは、Cisco Digital Media Encoder 2200 をエンコーダまたはデバイスとして参照します。

IP ネットワーク経由の AV ストリーミングについては、「ストリーミング インフラストラクチャ」を参照してください。ここでは、ストリーミング メディアの機能について説明します。

Cisco Digital Media Encoder 2200 は、簡単に使えるストリーミング デバイスです。AV ソースをエンコーダに接続して、対象の再生デバイスを選択し、ストリーミング サーバ情報を入力して、<STREAM> ボタンを押すだけです。これでストリーミングが始まります。

Cisco Digital Media Encoder 2200 は、箱から出してすぐに、ほとんどのストリーミング用途用に設定して使用できます。他のネットワーク コンピュータからエンコーダをより高度に設定または管理する場合は、 Niagara SCX Web Interface を使用します。

エンコーダの前面パネルは、 Configuration Web Browser Interface を使用してカスタマイズできます。この設定ツールでは、デバイスに関するその他のシステム パラメータを設定することもできます。

Cisco Digital Media Encoder 2200 をお楽しみください。


警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


安全の手引き

ここでは、次の内容について説明します。

「警告」

「保証」

警告

Cisco Digital Media Encoder 2200 をインストールする前に、機器の故障や人身被害が起きないように、次の安全警告に目を通して順守するようにしてください。


警告 装置の設置時には、一般および地域の電気規格に準拠する必要があります。



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。



警告 電源は室内に設置する必要があります。



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 感電を回避するために、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには、SELV 回路、WAN ポートには TNV 回路が搭載されています。LAN および WAN ポートによっては、両方 RJ-45 コネクタを使用する場合があります。ケーブルは慎重に接続してください。


保証

保証の詳細については、それぞれの製品に添付された保証書を参照してください。

パッケージの中身

すべての内容物を箱から出して、1 つ 1 つの損傷をチェックし、次のコンポーネントが揃っていることを確認してください。

Cisco Digital Media Encoder 2200

電源ケーブル

BNC/RCA 変換器、オス/メス 8 ピン

75 Ω BNC ターミネータ

1 組のラック スライド レール

2 個のラック ハンドル

Cisco Digital Media Encoder 2200ドキュメント CD

これらのコンポーネントで不足しているものや損傷しているものがあった場合は、インストールを中断してください。エンコーダ システムを購入したリセラーに連絡して、不足部品の送付や部品の交換を依頼してください。

エンコーダのシリアル番号がシャーシの右側に印字されています。


警告 装置の設置時には、一般および地域の電気規格に準拠する必要があります。


インストール

ここでは、Cisco Digital Media Encoder 2200 システムの物理的な接続および設定方法について説明します。

エンコーダのインストール手順は次の 2 つの部分で構成されます。

1. Cisco Digital Media Encoder 2200 の接続

2. Cisco Digital Media Encoder 2200 の設定

頻繁に使用する基本的な操作のほとんどは、図 1-2 に示す前面パネルから行います。

 

高度な設定や操作は、エンコーダと同じネットワーク上に存在するコンピュータから SCX Web Interface にアクセスする必要があります。

このような高度な操作はほとんどのストリーミング アプリケーションで必要ありませんが、符号化設定をカスタマイズしたり、特定の符号化プロファイルを EZStream® ABC ボタンに割り当てる場合に使用します。エンコーダとコンピュータが別々の部屋にあったり、または大陸をまたがっていたりしても、エンコーダとコンピュータの両方でインターネットにアクセスして相互に通信することができれば、コンピュータから SCX Web Interface を経由してエンコーダをリモート制御できます。

最初に、エンコーダを接続する必要があります。接続に関する情報は、「Cisco Digital Media Encoder 2200 の接続」を参照してください。

Cisco Digital Media Encoder 2200 の接続

エンコーダには多くの機能や能力がありますが、その最も基本的な機能は、アナログの AV 入力を受け取って、その信号を処理し、デジタル IP ビデオ形式に符号化することです。その後で、IP AV コンテンツを記憶装置に保存したり、IP ネットワーク経由でストリーミングします。

ビデオのストリーミングや取り込み用にエンコーダを設定するには、次の 4 つの要件があります。

AC 電源(100~240V)

AV ソース(カメラ、ビデオ プレーヤー、またはその他の AV 出力デバイス)

IP ネットワークまたはインターネット接続

コンテンツを多数の視聴者にストリーミングするためのストリーミング メディア サーバ

電源への接続

ユニットの注文時に適切な電源ケーブルを指定します。エンコーダの背面パネルの左上隅にある電源入力にブロック端を取り付けます(図 1-1)。

もう一方の端を壁コンセント、または、壁コンセントやその他の共通の電源に接続された電力サージ保護対応の電源ストリップに差し込みます。


警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。


背面パネル図

図 1-1 表 1-1 は、エンコーダ背面パネルのすべてのコネクタとその他のコンポーネントを示しています。

図 1-1 背面パネル図

 

図 1-1 は、エンコーダの背面パネルを示しています。 表 1-1 の一覧表とイラストを使用して、適切なデバイスと電源をエンコーダに接続します。

表 1-1 背面パネルの説明

項番
ポート
説明
1

AC 電源入力

システムに電源を供給します。

2

ビデオ テスト ポート

合成ビデオ入出力用の BNC コネクタ。カラー バー発生器などのビデオ テスト信号を接続して、ビデオ取り込み期間のビデオ設定をキャリブレートできます。

3

チャネル A および B の AV 入力

それぞれの AV 入力チャネルで次の入力ポートが提供されます。

1. 平衡型音源のための左/右 XLR コネクタと、AES/EBU オーディオ用の右 XLR コネクタ

2. S ビデオ ソース用のミニ DIN コネクタ

3. 合成ビデオ ソース用の BNC コネクタ

4. エンベデッド SDI オーディオ付き SDI ビデオ ソース用の BNC コネクタ

5. 非平衡型音源用の左/右 BNC コネクタ

4

アラーム リレー コネクタ

このポートは、システム障害時に可聴音を鳴らすための外部デバイス(ベル音やブザーなど)を接続するために使用します。

5

ネットワーク ポート(Line 1 と Line 2)

イーサネット ポートが 2 系統あることによって、ネットワークの接続範囲が広がります。

6

補助 VGA コネクタ

このポートは、外部の VGA モニタを接続して、オペレーティング システム インターフェイスを表示するために使用します。

7

RS-422 制御コネクタ

9 ピン D コネクタ。RS-422 プロトコル経由のエンコーダ制御が可能になり、放送スタジオのマスター コントロール センターに統合できます。このポートは、デッキ制御ソフトウェアで使用可能な標準の RS-422 ポートです。

8

USB 2.0 コネクタ

これらのポートは、キーボート、マウス、USB メモリなどの USB 制御デバイスを接続するために使用します。

前面パネル図

Cisco Digital Media Encoder 2200 の前面パネル制御をよく理解する必要があります。電源、開始/停止、上下移動、およびメニュー アクセス用の基本的なボタンの他に、いくつかのインジケータ ライトが付いています。図 1-2 表 1-2 は、すべてのボタンとライトを示しています。前面パネルの機能とインターフェイスが確認できます。

図 1-2 前面パネル図

 

表 1-2 前面パネルのボタンとライト

項目
説明
制御ボタン

電源

このボタンを 1 回押すと Niagara Pro II が起動します。Niagara Pro II が起動してから、このボタンを 1 回押すとシステムの電源が切れます。5 秒間押したままにすると、即時電源オフが実行されます。

EZStream ボタン

エンコーダ プロファイルがこれらのボタンのいずれかに割り当てられている場合に、そのボタンを押してから <STREAM> ボタンを押すとエンコーダが開始します。割り当てられたボタンを押してから <STOP> ボタンを押すとエンコーダが停止します。

アラーム情報

アラーム ライト インジケータが点灯した場合にこのボタンを押すと、最近記録されたアラームのログが表示されます。<ENTER> ボタンを押すと、これらのアラームがログから消去されます。

メニュー

このボタンを押すと、LCD ディスプレイ上のエンコーダ メニューがアクティブになります。

<ENTER> ボタン

このボタンを押すと、LCD ディスプレイで強調表示されたメニュー選択が確定されます。メニュー操作に使用します。

<UP>/<DOWN> ボタン

これらのボタンは、LCD ディスプレイ上のメニュー移動に使用します。

ストリーム

LCD ディスプレイ上でエンコーダ プロファイルが強調表示されているときにこのボタンを押すと、エンコーダが開始します。

停止

LCD ディスプレイ上でエンコーダ プロファイルが強調表示されているときにこのボタンを押すと、エンコーダが停止します。

アラーム

このライトは、アプリケーション アラートが発生したことを示します。

リモート制御

このライトは、別のユーザがネットワーク上のコンピュータからエンコーダにアクセスしていることを示します。

オーディオ アクティビティ

これらのライトは、オーディオ入力の有無を示します。

ヘッドフォン ジャックと音量ボタン

このジャックは、ヘッドフォンをエンコーダに接続してオーディオをモニタリングするために使用します。音量ボタンは、ヘッドフォンのオーディオ レベルを制御します。

USB ポート

USB ポートを使用すれば、USB デバイスにファイルをエクスポートできます。

初期開始設定の実施

初めてエンコーダの電源を入れた場合は、LCD ディスプレイに、システム クロック、日付、およびビデオ入力形式(NTSC [北米/日本] または PAL)の設定を支援する一連のメニューが表示されます。

1. エンコーダを開始するには、前面パネルの電源ボタンを押します。

 

2. 起動プロセス中に、エンコーダの LCD ディスプレイに次のメッセージが表示されます。

 

 

3. エンコーダの起動プロセスが完了すると、次のメッセージが表示されます。

 

 

4. <ENTER> ボタンを押して、初期設定を開始します。

 

5. ここで、エンコーダから日付の設定が要求されます。

 

6. 日付を設定するには、<UP> または <DOWN> の矢印キーを使用して月の数値を増減させます。

 

7. 月の数値が設定されたら、<STREAM> ボタンを押して日フィールドに移動します。

 

8. もう一度、<UP> または <DOWN> の矢印キーを使用して日の数値を増減させます。

9. <STREAM> ボタンを押して値を確定し、年フィールドに移動します。

10. 月日の設定と同じプロセスを使用して年を設定します。

11. 設定をやり直す場合は、カーソルがそのフィールドに移動するまで <STREAM> ボタンを押し続けます。

12. 日付の設定が完了したら、<ENTER> ボタンを押して設定を確定し、次の画面に移動してシステム クロックを設定します。

13. エンコーダでは、システム クロック入力として 24 時間形式の軍隊式時刻が使用されます。

 

14. <UP>、<DOWN>、<STREAM>、および <ENTER> ボタンを使用して、システム クロックの時間と分を設定します。

15. 最後の設定は、エンコーダに入力するビデオ形式の選択です。

16. 次のプロンプト メッセージが表示されます。

 

17. <ENTER> ボタンを押して先に進みます。

18. ビデオ ソース形式として NTSC と PAL のどちらかを選択します。

 

19. <ENTER> ボタンを押して形式を確定します。エンコーダの設定が完了したかどうかを確認するための最終画面が表示されます。

 

20. <ENTER> ボタンを押して、設定メニューを終了し、エンコーダの使用を開始します。

Cisco Digital Media Encoder 2200 を IP ネットワークに接続するための設定


) ネットワーク プロトコルに精通していない場合は、ネットワーク管理者に支援を要請してください。


Cisco Digital Media Encoder 2200 の 2 つのギガビット ネットワーク インターフェイスは、デフォルトで、ネットワーク上の DHCP サーバから動的に IP アドレスを取得するように設定されています。

DHCP サーバが使用できない、またはネットワーク上で見つからなかった場合は、エンコーダが独自の IP アドレスを割り当てます。

ほとんどのネットワーク環境では、デフォルト設定を変更する必要がありません。ただし、エンコーダのネットワーク インターフェイス カード(NIC)に固定 IP アドレスを割り当てる場合は、エンコーダの前面パネル メニューを使用してネットワーク設定を変更します。

Cisco Digital Media Encoder 2200 のネットワーク設定の変更

1. <MENU> ボタンを押して、エンコーダの [EASE] メニューにアクセスします。

 

2. [EASE] メニュー オプションは次のとおりです。

 

3. <UP> ボタンまたは <DOWN> ボタンを使用して、メニュー内の選択矢印が [Setup System] オプションを指すまで移動します。

 

4. ここで、<ENTER> ボタンを押します。

 

5. エンコーダの LCD ディスプレイに [Setup] メニューが表示されます。<UP> ボタンまたは <DOWN> ボタンを使用して、[Network] を選択し、<ENTER> ボタンを押します。

 

6. 変更するネットワーク インターフェイスを選択して、<ENTER> ボタンを押します。

 

7. [Change Settings] を選択して、<ENTER> ボタンを押します。

 

次のメニューにさまざまなネットワーク設定が表示されます。これらのメニュー項目の 1 つを選択することによって、その設定を変更できます。


) 設定を変更したら、設定をやり直すか、元の工場出荷時設定に戻すまで、その変更が保存されます。


8. [DHCP On/Off] を選択してから、<ENTER> ボタンを押します。このプロセスをキャンセルする場合は、<MENU> ボタンを押してメイン メニューに戻ります。

 

9. 次のボタン操作によって動作が異なります。

選択して続行するには、<ENTER> ボタンを押します。

キャンセルして終了するには、<MENU> ボタンを押します。

10. 次のメニューでは、ネットワーク インターフェイスに対して DHCP を有効にするための選択肢が提供されます。

 

11. <UP> ボタンまたは <DOWN> ボタンを使用して、選択肢を [No] から [Yes] に変更できます。選択したら、<ENTER> ボタンを押して変更を確定します。エンコーダから設定の確認が要求されます。

 

12. <ENTER> ボタンを押して選択を確定します。変更する他の設定を選択するためのメニューに戻ります。

 

13. IP アドレスまたはゲートウェイの固定アドレスを入力するには、メニューでどちらかを選択して、<ENTER> ボタンを押します。

 

 

14. <UP> と <DOWN> の矢印キーを使用して数値を増減し、固定 IP アドレスを入力します。

15. <STREAM> ボタンを押して、次のフィールドに移動します。

 

16. 正しい IP アドレスまたはゲートウェイ アドレスを設定したら、<ENTER> ボタンを押してデータをエンコーダに保存します。固定 IP アドレスを設定した場合は、サブネット アドレスを設定するための画面が表示されます。

 

17. エンコーダ上で過去に設定した固定 IP アドレスまたはゲートウェイ アドレスを削除するには、手順 10. で説明した方法を使用して DHCP を有効にするだけです。過去に設定したすべての固定アドレスが削除されます。

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

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