Cisco コンテンツ デリバリ エンジン 100/200/300/400 ハードウェア インストレーション ガイド
DC 電源の接続
DC 電源の接続
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

DC 電源の接続

DC 電源の概要

CDE200 への DC 電源の接続

電源の切断および CDE200 の PM の交換

CDE300 への DC 電源の接続

電源の切断および CDE300 の PM の交換

CDE400 への DC 電源の接続

電源の切断および CDE400 の PM の交換

DC 電源ケーブル コネクタおよびピン割り当て

DC 電源の接続

この付録では、コンテンツ デリバリ エンジン(CDE)に DC 電源を接続する方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。

「DC 電源の概要」

「CDE200 への DC 電源の接続」

「CDE300 への DC 電源の接続」

「CDE400 への DC 電源の接続」

「DC 電源ケーブル コネクタおよびピン割り当て」


) CDE に DC 電源を接続する前に、重要な規定および安全性について記述されている『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Content Delivery Engine 100/200/300/400』を参照してください。


DC 電源の概要

CDE200、CDE300、および CDE400 は DC 電源を使用できます(CDE100 には DC 電源オプションはありません)。CDE は、1 つ(プライマリ)または 2 つ(セカンダリ/冗長)の -48 VDC Power Module(PM; 電源モジュール)に接続している -48 VDC(-42 ~ -56 VDC)の電源から電力を得ることができます。各 DC PM は、調節された専用の 60 A 電源に接続する必要があります。図D-1 に、CDE200 の DC PM を示します。

図D-1 CDE200 の DC 電源モジュール

 


) この付録では、電源装置のことを「電源モジュール」と呼びます。


CDE200 への DC 電源の接続

CDE200 は、シャーシ背面の PM スロットに 2 つの DC PM が実装された状態で出荷されます(2 本の DC 電源ケーブルは別途出荷されます)。シャーシには、建物側のアース スタッドが 1 つと、PM 側のアース スタッドが 1 つ搭載されています。DC 電源を CDE 200 に接続するためには、最低限 1 本の PM 側の接続が必要ですが、両方の PM 側の接続を使用することを推奨します。図D-2 に、両方を接続した CDE200 の背面図を示し、アース スタッドと PM の場所を説明します。

図D-2 CDE200 の背面パネル

 

1

PM 1

6

PM 側のアース スタッド

2

PM 2

7

建物側のアース スタッド

3

-48 VDC

8

建物側のアース線

4

+リターン

9

DC 電源コード

5

PM 側のアース

次の手順に従って、DC 電源を CDE200 に接続します。


注意 DC 電源ケーブルは、CDE のすべてのアース線が接続されるまで、DC 電源に接続しないでください。


ステップ 1 DC 電源ケーブル コネクタを各 PM の青いポートにしっかりと挿入します。

ステップ 2 PM 1 および PM 2 からのアース線を PM 側のアース スタッドに接続します。

a. ナットおよび歯付きワッシャを PM 側のアース スタッドから取り外します。

b. DC電源ケーブル コネクタに接続されているアース線端のリング型のラグ端子(緑と黄色)を、PM 側のアース スタッドの上に次のような手順で重ねて置き、ナットで固定します(図D-3 を参照)。

歯付きワッシャ

PM 側のアース リング型ラグ端子 1

PM 側のアース リング型ラグ端子 2

歯付きワッシャ

ナット


) リング型ラグ端子とシャーシのアース接続の間に歯付きワッシャを取り付け、歯付きワッシャが金属部分に押し付けられるような形にしてください(アースに密着させます)。レンチを使用してナットを締め、接続を固定してください。


図D-3 CDE200 PM 側のアース スタッドへの取り付け順

 

1

ナット

3

PM 側のアース リング型ラグ端子

2

歯付きワッシャ

4

PM 側のアース スタッド

ステップ 3 建物側のアース線を建物のアース スタッドに接続します(図D-4 を参照)。


警告 CDE の DC アース接続はアースの接点として機能し、装置の Electromagnetic Interference(EMI; 電磁干渉)および Electromagnetic Compatibility(EMC; 電磁適合性)を維持します。アースの目的は、Electrostatic Discharge(ESD; 静電放電)の影響を軽減することにあります。この接続は、訓練を受けた保守担当者が実行してください。また、地域ごとの規則または地域の Authority Having Jurisdiction(AHJ)に基づいて装置を設置してください。建物側のアース線は、長さ 3 m を越えないようにしてください。また、DC 電源接続(-48 VDC および +リターン)に使用するコンダクタのサイズに合わせてください。


図D-4 CDE200 建物側のアース スタッドへの取り付け順

 

1

ナット

3

建物側のアース リング型ラグ端子

2

歯付きワッシャ

4

建物側のアース スタッド

ステップ 4 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源に接続します。

これで、CDE200 を使用する準備が完了しました。


 

電源の切断および CDE200 の PM の交換


警告 PM コネクタおよび PM はホットスワップに対応していません。PM 線を取り外す前、または CDE から PM を取り外す前に、建物からの電源を切断する必要があります。


PM を交換する必要がある場合、はじめに DC 電源を切断してから PM を CDE シャーシから取り外します。次の手順に従ってください。


ステップ 1 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源から取り外します。

ステップ 2 PM 側のアース線(緑および黄色)を PM 側のアース スタッドから取り外します。

ステップ 3 ネジを緩め、ラッチを押して PM をシャーシから取り外します。ハンドルを持ち、ゆっくりとスロットから PM を引き出してください。

ステップ 4 新しい PM を CDE のスロットにしっかりと挿入します。

ステップ 5 PM 側のアース線(緑および黄色)を PM 側のアース スタッドに再度接続します(CDE200 への DC 電源の接続ステップ 2 を参照)。

ステップ 6 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源に再度接続します。


 

CDE300 への DC 電源の接続

CDE300 は、シャーシ背面の PM スロットに 3 つの DC PM が実装された状態で出荷されます(3 本の DC 電源ケーブルは別途出荷されます)。シャーシには、建物側と PM 側のアースを提供するアース スタッドが 1 つ搭載されています。DC 電源を CDE300 に接続するためには、最低限 2 本の PM 側の接続が必要ですが、PM 側の接続 3 つすべてを使用することを推奨します。図D-5 に、すべての接続を使用した CDE300 の背面図を示し、アース スタッドと PM の場所を説明します。

図D-5 CDE300 の背面パネル

 

1

PM 1

5

+リターン

2

PM 2

6

PM 側のアース

3

PM 3

7

建物側/PM 側のアース スタッド

4

-48 VDC

8

建物側のアース線

次の手順に従って、DC 電源を CDE300 に接続します。


注意 DC 電源ケーブルは、CDE のすべてのアース線が接続されるまで、DC 電源に接続しないでください。


ステップ 1 DC 電源ケーブル コネクタを各 PM の青いポートにしっかりと挿入します。

ステップ 2 ナットおよび歯付きワッシャを建物側/PM 側のアース スタッドから取り外します。

ステップ 3 DC 電源ケーブル コネクタに接続されているアース線端のリング型のラグ端子(緑と黄色)を、建物側/PM 側のアース スタッドの上に次のような手順で重ねて置き、ナットで固定します(図D-6 を参照)。


) 円筒の芯を中心としてリング型ラグ端子をファン状(プロペラのように)に取り付け、建物側/PM 側のアース スタッドを密着させてください(図D-6 を参照)。


歯付きワッシャ

建物側のアース リング型ラグ端子

歯付きワッシャ

ナット

PM 1 アース リング型ラグ端子 1

PM 2 アース リング型ラグ端子 1

PM 3 アース リング型ラグ端子 1

歯付きワッシャ

ナット

図D-6 CDE300 建物側/PM 側のアース スタッドへの取り付け順

 

1

ナット

4

建物側のアース リング型ラグ端子

2

歯付きワッシャ

5

建物側/PM 側のアース スタッド

3

PM 側のアース リング型ラグ端子


) リング型ラグ端子とシャーシのアース接続の間に歯付きワッシャを取り付け、歯付きワッシャが金属部分に押し付けられるような形にしてください(アースに密着させます)。レンチを使用してナットを締め、接続を固定してください。



警告 CDE の DC アース接続はアースの接点として機能し、装置の EMI および EMC を維持します。アースの目的は、ESD の影響を軽減することにあります。この接続は、訓練を受けた保守担当者が実行してください。また、地域ごとの規則または地域の AHJ に基づいて装置を設置してください。建物側のアース線は、長さ 3 m を越えないようにしてください。また、DC 電源接続(-48 VDC および +リターン)に使用するコンダクタのサイズに合わせてください。


ステップ 4 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源に接続します。

これで、CDE300 を使用する準備が完了しました。


 

電源の切断および CDE300 の PM の交換


警告 PM コネクタおよび PM はホットスワップに対応していません。PM 線を取り外す前、または CDE から PM を取り外す前に、建物からの電源を切断する必要があります。


PM を交換する必要がある場合、はじめに DC 電源を切断してから PM を CDE シャーシから取り外します。次の手順に従ってください。


ステップ 1 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源から取り外します。

ステップ 2 PM 側のアース線(緑および黄色)を建物側/PM 側のアース スタッドから取り外します。

ステップ 3 バタフライ型レバーを押して、シャーシから CDE を取り外します。ハンドルを持ち、ゆっくりとスロットから PM を引き出してください。

ステップ 4 新しい PM を CDE のスロットにしっかりと挿入します。

ステップ 5 PM 側のアース線(緑および黄色)を PM 側のアース スタッドに再度接続します(CDE300 への DC 電源の接続ステップ 3 を参照)。

ステップ 6 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源に再度接続します。


 

CDE400 への DC 電源の接続

CDE400 は、シャーシ背面の PM スロットに 4 つの DC PM が実装された状態で出荷されます(4 本の DC 電源ケーブルは別途出荷されます)。シャーシには、建物側のアース スタッドが 1 つと、PM 側のアース スタッドが 2 つ搭載されています。DC 電源を CDE400 に接続するためには、最低限 3 本の PM 側の接続が必要ですが、PM 側の接続 4 つすべてを使用することを推奨します。図D-7 に、すべての接続を使用した CDE400 の背面図を示し、アース スタッドと PM の場所を説明します。

図D-7 CDE400 の背面パネル

 

1

PM 4

7

PM 側のアース

2

PM 3

8

-48 VDC

3

建物側のアース線

9

PM 側のアース スタッド 1

4

PM 2

10

建物側のアース スタッド

5

PM 1

11

PM 側のアース スタッド 2

6

+リターン

次の手順に従って、DC 電源を CDE400 に接続します。


注意 DC 電源ケーブルは、CDE のすべてのアース線が接続されるまで、DC 電源に接続しないでください。


ステップ 1 DC 電源ケーブル コネクタを各 PM の青いポートにしっかりと挿入します。

ステップ 2 PM からのアース線を PM 側のアース スタッドに接続します。

a. ナットおよび歯付きワッシャを PM 1 側のアース スタッドから取り外します。

b. PM 1 および PM 2 の DC 電源ケーブル コネクタに接続されているアース線端のリング型のラグ端子(緑と黄色)を、PM 側のアース スタッド 1 の上に次のような手順で重ねて置き、ナットで固定します(図D-8 を参照)。

歯付きワッシャ

PM 1 アース リング型ラグ端子 1

PM 2 アース リング型ラグ端子 1

歯付きワッシャ

ナット


) リング型ラグ端子とシャーシのアース接続の間に歯付きワッシャを取り付け、歯付きワッシャが金属部分に押し付けられるような形にしてください(アースに密着させます)。レンチを使用してナットを締め、接続を固定してください。


図D-8 CDE400 PM 側のアース スタッドへの取り付け順

 

1

ナット

3

PM 側のアース リング型ラグ端子

2

歯付きワッシャ

4

PM 側のアース スタッド

c. ナットおよび歯付きワッシャを PM 2 側のアース スタッドから取り外します。

d. PM 3 および PM 4 の DC 電源ケーブル コネクタに接続されているアース線端のリング型のラグ端子(緑と黄色)を、PM 側のアース スタッド 2 の上に次のような手順で重ねて置き、ナットで固定します(図D-8 を参照)。

歯付きワッシャ

PM 3 アース リング型ラグ端子

PM 4 アース リング型ラグ端子

歯付きワッシャ

ナット

ステップ 3 建物側のアース線を建物のアース スタッドに接続します(CDE200 建物側のアース スタッドへの取り付け順を参照)。


警告 CDE の DC アース接続はアースの接点として機能し、装置の EMI および EMC を維持します。アースの目的は、ESD の影響を軽減することにあります。この接続は、訓練を受けた保守担当者が実行してください。また、地域ごとの規則または地域の AHJ に基づいて装置を設置してください。建物側のアース線は、長さ 3 m を越えないようにしてください。また、DC 電源接続(-48 VDC および +リターン)に使用するコンダクタのサイズに合わせてください。


ステップ 4 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源に接続します。

これで、CDE400 を使用する準備が完了しました。


 

電源の切断および CDE400 の PM の交換


警告 PM コネクタおよび PM はホットスワップに対応していません。PM 線を取り外す前、または CDE から PM を取り外す前に、建物からの電源を切断する必要があります。


PM を交換する必要がある場合、はじめに DC 電源を切断してから PM を CDE シャーシから取り外します。次の手順に従ってください。


ステップ 1 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)電源コードを電源から取り外します。

ステップ 2 PM 側のアース線(緑および黄色)を PM 側のアース スタッドから取り外します。

ステップ 3 PM のネジを緩め、PM をシャーシから取り外します。ハンドルを持ち、ゆっくりとスロットから PM を引き出してください。

ステップ 4 新しい PM を CDE のスロットにしっかりと挿入します。

ステップ 5 PM 側のアース線(緑および黄色)を PM 側のアース スタッドに再度接続します(CDE400 への DC 電源の接続ステップ 2 を参照)。

ステップ 6 + リターン(赤)および -48 VDC(黒)DC 電源コードを電源に再度接続します。


 

DC 電源ケーブル コネクタおよびピン割り当て

DC 電源オプションを発注した場合、DC 電源ケーブル コネクタ(図D-9 を参照)は CDE と一緒に出荷されます。システムの CDE への電源接続には、この DC 電源コネクタ以外使用しないでください。

図D-9 DC 電源ケーブルおよびピン割り当て

 

1

+リターン

4

PM 側のアース線とリング型ラグ端子

2

-48 VDC

5

-48 VDC 線とリング型ラグ端子

3

PM 側のアース

6

+ リターン線とリング型ラグ端子