Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータ ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco uBR7225VXR ルータの設置
Cisco uBR7225VXR ルータの設置
発行日;2012/01/30 | 英語版ドキュメント(2011/03/25 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Cisco uBR7225VXR ルータの設置

ルータのインストレーション チェックリスト

ルータ シャーシのラックマウント オプション

ケーブル管理ブラケットの要件

シャーシへのブラケットの取り付け

シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシ前面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け

ラックへのシャーシの取り付け

作業台または卓上へのシャーシの取り付け

作業台または卓上の ルータへのケーブル管理ブラケットの取り付け

ケーブル配線

ケーブル インターフェイス ラインカードのケーブル接続

コンソール ポートおよび補助ポートの接続装置

コンソール ポートの信号

補助ポートの信号

保護アース

電源接続

AC 入力電源装置の接続

ルータの電源投入

インターフェイスの設定

Cisco uBR7225VXR ルータのインストレーション チェックリスト

輸送用コンテナには、ラックマウントおよびケーブル管理キットが付属しています。キット内のラックマウント ブラケットは、標準の 19 インチ幅 4 支柱装置ラック、または Telco タイプ装置ラックに Cisco uBR7225VXR を取り付けるためのものです。ラックマウント ブラケットは、23 インチ Telco ラックなどの他のラックには適しません。ケーブル管理ブラケットは、Cisco uBR7225VXR ルータのケーブル インターフェイス ラインカードに取り付けられたインターフェイス ケーブルにストレイン リリーフを確保するためのものです。

装置シェルフを取り付ける場合、またはシャーシの付属品以外のマウント用金具を使用する場合は、「装置ラック」に記載された注意事項を参照してから、「Cisco uBR7225VXR ルータ シャーシのラックマウント オプション」に進んでください。

Cisco uBR7225VXR ルータを装置ラックに取り付けない場合は、「作業台または卓上へのシャーシの取り付け」に進んでください。

設置作業に役立つように、「Cisco uBR7225VXR ルータのインストレーション チェックリスト」を使用して、作業者および作業内容を記録してください。このチェックリストをコピーして、各手順または検証作業の完了時刻を記入します。チェックリストへの記入が終わったら、新しいルータに関する他の記録とともにサイト ログ( 付録 G「サイト ログ」 を参照)に保管しておいてください。

 

表 3-1 Cisco uBR7225VXR ルータのインストレーション チェックリスト

作業
確認者
日付

ルータおよびすべてのアクセサリの開梱

インターフェイスのタイプおよび個数の確認

梱包内容の確認(「梱包内容」を参照)

ラックへのルータの設置(任意)

ケーブル管理ブラケットの取り付け(任意であるが推奨)

シャーシが適切にアースされているかの確認

AC 電源コードが電源およびルータに接続されていて、ケーブルが固定されているかの確認

Network Processing Engine(NPE; ネットワーク処理エンジン)の非脱落型ネジの確認

ネットワーク インターフェイス ケーブルおよび装置の接続

ASCII 端末とコンソール ポートの接続

コンソール ポートを 9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット(9600 8N1)に設定

システム電源の投入(INPUT OK LEDがオン)

システム ブートの完了

NPE およびすべてのケーブル インターフェイス ラインカードが動作可能

システムのグローバル設定およびインターフェイス固有の設定が完了

Cisco uBR7225VXR ルータ シャーシのラックマウント オプション

シャーシを 2 本のラック支柱に取り付けるには、シャーシの前面、中央、または背面に取り付けられたブラケットを使用します。支柱間およびマウント ストリップ(左右)間の内側の幅は、17.5 インチ(44.45 cm)以上でなければなりません。

装置ラックによっては、いずれかのマウント ストリップに沿ってパワー ストリップが備え付けられている場合があります。図 3-1 に、標準的な 4 支柱の装置ラック(1 本の後部支柱にパワー ストリップを装備)を示します。パワー ストリップを備えたラックを使用する場合は、ストリップの位置に合わせて固定位置を決め、ケーブル インターフェイス ラインカードなどの Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)を各スロットからまっすぐ引き出せることを確認してください。

冷気の吸気口および排気口は、それぞれシャーシの左右にあるため、複数のユニバーサル ブロードバンド ルータをラックに積み重ねる場合に、上下のスペースはほとんど必要ありません。


) 4 支柱ラックの場合は、背面側にブラケットを取り付ける方法を推奨します。この方法では、Cisco uBR7225VXR ルータの前面からケーブルが極端にはみ出すことがなく、ケーブル管理ブラケットでシャーシ前面にケーブルをまとめることができます。


図 3-1 一般的な 4 支柱装置ラックの支柱およびマウント ストリップ

 

取り付けオプションは次のとおりです。

シャーシのケーブル インターフェイス ラインカード側(前面)がラックの奥に引っ込んだ状態にする場合は、図 3-2 の向きで、シャーシの背面にラックマウント ブラケットを取り付けます。

シャーシの前面がラック前面の支柱に揃った状態にする場合は、図 3-3 の向きで、シャーシの前面にラックマウント ブラケットを取り付けます。

シャーシの前面がラックから突き出た状態にする場合は、図 3-4 の向きで、シャーシの前面にラックマウント ブラケットを取り付けます。

Telco タイプ ラックにシャーシを取り付ける場合は、図 3-5 に示した向きで、シャーシの中央にラックマウント ブラケットを取り付けます。

図 3-2 4 支柱ラックへのシャーシの取り付け:背面に取り付ける場合

 

1

ラックマウント ブラケット

「シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

図 3-3 4 支柱ラック フラッシュ マウントへのシャーシの取り付け:前面に取り付ける場合

 

1

ラックマウント ブラケット

ブラケットの取り付け手順については、「シャーシ前面へのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

図 3-4 4 支柱ラックへのシャーシの取り付け:前面を突き出す場合

 

1

ラックマウント ブラケット

ブラケットの取り付け手順については、「シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

図 3-5 Telco タイプ ラックへのシャーシの取り付け

 

1

ラックマウント ブラケット

ケーブル管理ブラケットの要件

Cisco uBR7225VXR ルータのラックマウントでは、2 種類の方法でケーブル管理ブラケットを取り付けることができます。最初の方法(4 支柱ラック用)では、ラックマウント ブラケットをシャーシの背面に、ケーブル管理ブラケットをシャーシの前面右側に取り付けます (図 3-6 を参照)。両方のブラケット セットを取り付けてから、シャーシをラックに設置する必要があります。

別の方法(Telco タイプ ラック用)では、ラックマウント ブラケットをシャーシの中央に、ケーブル管理ブラケットをシャーシの前面右側に取り付けます (図 3-7 を参照)。両方のブラケット セットを取り付けてから、シャーシをラックに設置する必要があります。

図 3-6 4 支柱ラックへのシャーシの取り付け:ケーブル管理ブラケットを取り付ける場合

 

1

ラックマウント ブラケット

2

ケーブル管理ブラケット

図 3-7 Telco タイプ ラックへのシャーシの取り付け:ケーブル管理ブラケットを取り付ける場合

 

1

ラックマウント ブラケット

2

ケーブル管理ブラケット

シャーシへのブラケットの取り付け

ここでは、Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータにラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける方法について説明します。ラックにシャーシを取り付ける前に、シャーシの前面、中央、または背面の両側にケーブル管理ブラケットおよびラックマウント ブラケットを取り付ける必要があります。

ラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットの取り付けに必要な部品および工具については、「必要な工具」を参照してください。

シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシの背面側をラックに取り付けられるように、ラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシ背面のネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 1 つめのラックマウント ブラケットをシャーシの右側のネジ穴に合わせます。図 3-8 を参照してください。

図 3-8 ラックマウント ブラケットの取り付け:シャーシ背面に取り付ける場合

 

1

ラックマウント ブラケット


) Cisco uBR7225VXR ルータのラックマウント ブラケットには、それぞれ 5 つの穴があります。前面および中央に取り付ける場合は 4 つの穴を使用し、背面に取り付ける場合は 5 つの穴を使用します。


ステップ 3 5 本の M4 × 6 mm フラットヘッド ネジをラックマウント ブラケットに通して、シャーシの側面に差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。

ステップ 4 もう片方のラックマウント ブラケットに、ステップ 1ステップ 3 を繰り返します。

ステップ 5 背面取り付け方式でケーブル管理ブラケットを使用する場合は、右側前面の 2 つのネジ穴にこのブラケットを合わせます。

ステップ 6 2 本の M3 × 6 mm なべネジをケーブル管理ブラケットに通して、シャーシに差し込み、ネジを締めます。


 

背面取り付け方式でシャーシにラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順はこれで完了です。「ラックへのシャーシの取り付け」に進んでください。


注意 けがをしないように、第 2 章「Cisco uBR7225VXR ルータの設置準備」に記載されている安全上の注意事項を確認してから、Cisco uBR7225VXR ルータをラックに搭載してください。

シャーシ前面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシの前面側をラックに取り付けられるように、ラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシ前面のネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 シャーシの前面がラック前面に揃った状態にする場合は、図 3-9 に示すようにシャーシ右側のネジ穴に最初のラックマウント ブラケットを合わせます。

シャーシの前面がラックから突き出た状態にする場合は、図 3-10 に示すようにシャーシ右側のネジ穴に最初のラックマウント ブラケットを合わせます。


) Cisco uBR7225VXR のラックマウント ブラケットには、それぞれ 5 つの穴があります。前面および中央に取り付ける場合は 4 つの穴を使用し、背面に取り付ける場合は 5 つの穴を使用します。


図 3-9 ラックマウント ブラケットの取り付け:シャーシ前面をラックに揃える場合

 

1

ラックマウント ブラケット

図 3-10 ラックマウント ブラケットの取り付け:シャーシ前面がラックから突き出た状態にする場合

 

1

ラックマウント ブラケット

ステップ 3 4 本の M4 × 6 mm フラットヘッド ネジをラックマウント ブラケットに通して、シャーシの側面に差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。

ステップ 4 もう片方のラックマウント ブラケットに、ステップ 1 ~ステップ 3 を繰り返します。

ステップ 5 前面取り付け方式でケーブル管理ブラケットを使用する場合は、右側前面の 2 つのネジ穴にこのブラケットを合わせます。

ステップ 6 2 本の M3 × 6 mm なべネジをケーブル管理ブラケットに通して、シャーシに差し込み、ネジを締めます。


 

前面取り付け方式でシャーシにラックマウント ブラケットを取り付ける手順はこれで完了です。「ラックへのシャーシの取り付け」に進んでください。


注意 けがをしないように、第 2 章「Cisco uBR7225VXR ルータの設置準備」に記載されている安全上の注意事項を確認してから、ユニバーサル ブロードバンド ルータをラックに搭載してください。

シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け

Telco タイプ ラックに搭載できるように、シャーシの中央にラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシ両側の中央にあるネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 1 つめのラックマウント ブラケットをシャーシの右側のネジ穴に合わせます。図 3-11 を参照してください。


) Cisco uBR7225VXR ルータのラックマウント ブラケットには、それぞれ 5 つの穴があります。前面および中央に取り付ける場合は 4 つの穴を使用し、背面に取り付ける場合は 5 つの穴を使用します。


図 3-11 シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け:Telco タイプ ラックの場合

 

1

ラックマウント ブラケット

ステップ 3 4 本の M4 × 6 mm フラットヘッド ネジをラックマウント ブラケットに通して、シャーシの側面に差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。

ステップ 4 もう片方のラックマウント ブラケットに、ステップ 1ステップ 3 を繰り返します。

ステップ 5 Telco タイプ ラック用のラックマウントで、ケーブル管理ブラケットを使用する場合は、右側前面ののネジ穴にこのブラケットを合わせます。

ステップ 6 2 本の M3 × 6 mm なべネジをケーブル管理ブラケットに通して、シャーシに差し込み、ネジを締めます。


 

これで、Cisco uBR7225VXR ルータにラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は完了です。次の「 ラックへのシャーシの取り付け 」に進んでください。


注意 けがをしないように、第 2 章「Cisco uBR7225VXR ルータの設置準備」に記載されている安全上の注意事項を確認してから、Cisco uBR7225VXR ルータをラックに搭載してください。

ラックへのシャーシの取り付け

シャーシにブラケットを取り付けたら、付属の溝付きネジを使用して、ラックマウント ブラケットを支柱またはラックのマウント ストリップに固定し、シャーシを取り付けます。


注意 シャーシ全体の重量がブラケットで支えられるため、必要な溝付きネジをすべて使用して、2 つのラックマウント ブラケットをラック支柱に固定してください。図 3-2図 3-3図 3-4、および図 3-5 に、19 インチの 4 支柱装置ラックおよび Telco タイプ装置ラックの一般的な取り付け方法を示します。


警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシの枠を下から両手で持ち上げます。けがをしないように、背中をまっすぐにし、腰ではなく脚に力を入れて持ち上げるようにします。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐため、電源装置やインターフェイス プロセッサのハンドル、またはシャーシ前面のプラスチック パネルを持ってシャーシを持ち上げないでください。これらのハンドルには、シャーシの重量を支える強度はありません。ステートメント 5


 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。ステートメント 1006

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。

ラックにシャーシを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシに搭載された NPE、各ケーブル インターフェイス ラインカード、および各電源装置のすべての非脱落型ネジが締められていることを確認します。

ステップ 2 ラックへの通路に障害物がないことを確認します。ラックにキャスタが付いている場合は、ブレーキをかけるか、またはラックをその他の方法で固定します。


注意 ステップ 3ステップ 6 の手順は、2 人で実行する必要があります

ステップ 3 シャーシの前面が手前になるようにシャーシの向きを変え、シャーシを持ち上げて、ラックに移動します。けがをすることがあるので急に体をひねったり動かしたりしないでください。

ステップ 4 シャーシをラックに差し入れながら、ブラケット(シャーシの前面または背面に取り付け済み)を装置ラックの両側にあるマウント ストリップまたは支柱の位置に合わせます。


) 背面に取り付ける構成の場合は、ラックマウント ブラケットがラック支柱またはマウント ストリップの背後にくるようにしなければなりません (図 3-2 を参照)。


ステップ 5 ブラケットと支柱またはマウント ストリップを揃えたまま、ブラケットの穴とマウント ストリップの穴が合うようにルータの位置を調整します。

ステップ 6 10/32 × 3/8 溝付きネジ(片側に 2 つずつ)をブラケットに通してマウント ストリップに差し込みます(図 3-2図 3-3図 3-4、および図 3-5 に示すように、上下のブラケットの穴を使用します)。7/16 インチのマイナス ドライバを使用して、すべてのネジを締めます。


 

これで、ラックにシャーシを取り付ける手順は完了です。「ケーブル配線」に進んで、設置作業を続けてください。

作業台または卓上へのシャーシの取り付け

事前に Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータの設置場所を決定し、その付近にルータを搬入しておく必要があります。この作業がまだの場合は、「設置環境の条件」を参照してください。

ルータを作業台または卓上に設置する場合は、設置面が清潔であること、および安全な場所にあることを確認したうえで、次の点を考慮してください。

Cisco uBR7225VXR ルータの吸気口および排気口(ルータの左側と右側)にはそれぞれ最低 3 インチ(7.72 cm)のスペースが必要です。

Cisco uBR7225VXR ルータは床から離れた位置に設置する必要があります (床に溜まった埃が、冷却ファンによってルータ内部に吸い込まれる可能性があります。ルータが埃を過度に吸い込むと、過熱状態およびコンポーネント故障の原因になります)。

FRU の取り付けや取り外しを行ったり、ネットワーク ケーブルや装置を扱うためには、Cisco uBR7225VXR ルータの前面に約 23.25 インチ(59.06 cm)、背面に 19 インチ(48.3 cm)のスペースが必要です。

ブランクケーブル インターフェイス ラインカードおよびブランク電源装置フィラー プレートを空きスロットに取り付けてください。

Cisco uBR7225VXR ルータを十分に換気します(換気が不十分な密閉されたキャビネットには設置しないでください)。

シャーシ前面にケーブル管理ブラケットを取り付ける場合は、ケーブル管理ブラケットおよび 4 本の M3 × 6 mm なべネジを用意します。


警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。ステートメント 48


Cisco uBR7225VXR ルータを作業台または卓上に設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 卓上または作業台、およびその周囲から、埃やゴミを取り除きます。また、ルータとその設置場所との間の通路に障害物がないことを確認します。

ステップ 2 シャーシに搭載された NPE、ケーブル インターフェイス ラインカード、および各電源装置のすべての非脱落型ネジが締められていることを確認します。


警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。けがをしないように、背中をまっすぐにし、腰ではなく脚に力を入れて持ち上げるようにします。ステートメント 164


ステップ 3 アクセサリ キットに入っているゴム製の脚 5 個をシャーシ底面に取り付けます。シャーシ底面に目印として示されている 5 つの丸の位置にゴム製の脚を取り付けてください。

ステップ 4 Cisco uBR7225VXR ルータを卓上または作業台に置きます。

ステップ 5 ルータの周囲に適切なスペースを確保してください。


 

Cisco uBR7225VXR ルータにケーブル管理ブラケットを取り付ける場合は、次の「 作業台または卓上の Cisco uBR7225VXR ルータへのケーブル管理ブラケットの取り付け 」に進んでください。それ以外の場合は、「ケーブル配線」に進んでください。

作業台または卓上の Cisco uBR7225VXR ルータへのケーブル管理ブラケットの取り付け

作業台または卓上に設置されたCisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータにケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシの前面右側にあるネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 Cisco uBR7225VXR シャーシの前面側または背面側の 2 つのネジ穴にケーブル管理ブラケットを合わせます (図 3-7図 3-7 を参照)。

ステップ 3 2 本の M3 × 6 mm なべネジをブラケットに通して、シャーシに差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。


 

これで、Cisco uBR7225VXR ルータにケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は完了です。「ケーブル配線」に進んで、設置作業を続けてください。

ケーブル配線

ここでは、ケーブル インターフェイス カード、補助ポート、およびコンソールポートを Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータに接続する手順について説明します。


警告 この製品は、ケーブル ディストリビューション システムに直接接続するように設計されてはいません。ケーブル ディストリビューション システムへの直接接続には、追加の適合認定や法的要件が適用されます。この製品をケーブル ディストリビューション システムに接続する際には、必ず、直接接続が認可されている機器を通す必要があります。ステートメント 1078


ケーブル インターフェイス ラインカードのケーブル接続

Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータに搭載されている各ケーブル インターフェイス ラインカードのケーブル接続手順については、ケーブル インターフェイス ラインカードのインストレーション マニュアルを参照してください。次の URL にある『 Cisco uBR7200 Series Interface Line Card Hardware Installation Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/cable/line_cards/installation/guide/mcxxfru.html

コンソール ポートおよび補助ポートの接続装置

NPE にはコンソール ポートと補助ポートがあります。コンソール ポートは、インターフェイスを設定したり、Cisco uBR7255VXR ルータを起動するためのデータ端末を接続するための RJ-45 レセプタクルです。補助ポートは、モデムまたはその他の DCE 装置(Channel Service Unit/Data Service Unit(CSU/DSU; チャネル サービス ユニット/データ サービス ユニット)など)をルータに接続するためのRJ-45 レセプタクルです (図 3-12 を参照)。


) コンソール ポートと補助ポートは両方とも非同期ポートです。これらのポートに接続する装置には、非同期伝送機能が必要です (一般的なシリアル装置は非同期タイプです。たとえば、ほとんどのモデムは非同期装置です)。


図 3-12 コンソール ポートおよび補助ポートの接続

 

1

コンソール ポート

3

コンソール端末

2

補助ポート

4

モデム

コンソール ポートに端末を接続する前に、Cisco uBR7225VXR ルータのコンソール ポートに合わせて、次のように端末を設定します。

9,600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

1 ストップ ビット(9600 8N1)

コンソール ポートに端末を接続するには、RJ-45 コンソール ケーブルが必要です。ユニバーサル ブロードバンド ルータの正常な動作を確立したあとで、端末を取り外すことができます。

補助ポートと装置を接続するインターフェイス ケーブルはユーザ側でご用意ください。コンソール ポートおよび補助ポートのピン配置については、「コンソール ポートの信号」および「補助ポートの信号」を参照してください。

コンソール ポートの信号

システムが稼動しているときは、Data Set Ready(DSR; データ セット レディ)信号および Data Carrier Detect(DCD; データ キャリア検出)信号が両方ともアクティブです。Request to Send(RTS; 送信要求)信号は、Clear to Send(CTS; クリア ツー センド)入力のステートを追跡します。コンソール ポートはモデム制御またはハードウェア フロー制御をサポートしません。 表 3-2 にコンソール ポートで使用される信号を示します。コンソール ポートには EIA/TIA-232 ストレート ケーブルが必要です。

 

表 3-2 コンソール ポートの信号

ピン
信号
方向
説明

1

GND

-

アース

2

TxD

<--

伝送データ

3

RxD

-->

受信データ

6

DSR

-->

データ セット レディ(常にオン)

7

GND

-

アース

8

DCD

-->

データ キャリア検出(常にオン)

補助ポートの信号

表 3-3 に補助ポートで使用される信号を示します。補助ポートはハードウェア フロー制御およびモデル制御をサポートします。

 

表 3-3 補助ポートの信号

ピン
信号
方向
説明

2

TxD

-->

伝送データ

3

RxD

<--

受信データ

4

RTS

-->

送信要求(ハードウェア フロー制御に使用)

5

CTS

<--

クリア ツー センド(ハードウェア フロー制御に使用)

6

DSR

<--

データ セット レディ

7

信号アース

-

信号アース

8

CD

<--

キャリア検出(モデム制御に使用)

20

DTR

-->

データ ターミナル レディ(モデム制御にのみ使用)

保護アース

設置する建物には保護アースの手段が必要です。次の方法で機器のアース接続を行ってください。

機器の設置作業中、設置担当者は、電源のアースが十分に確保されていることを確認する必要があります。アースが十分でない場合には、建物の保護アース線と機器の間に保護アース導体を取り付ける必要があります。アース ラグの位置については、図 3-13を参照してください。

図 3-13 Cisco uBR7225VXR のアース ラグの位置

1

アース ラグの位置

電源接続

ここでは、Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータに AC 入力電源を接続する手順について説明します。


警告 高リーク電流:システムの電源接続の前にアース接続を行う必要があります。ステートメント 342



警告 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。ステートメント 1018



警告 設置の手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 この装置は、放射およびイミュニティに関する要件に準拠するようにアースされていることが前提になっています。通常の使用時には、必ずスイッチのアース ラグがアースされているようにしてください。ステートメント 1064



警告 この装置は、アース接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



) Cisco uBR7225VXR ルータの電源装置の取り扱い手順および交換手順については、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router AC-Input Power Supply Replacement Instructions』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/ubr7200/installation/4848pwra.html


AC 入力電源装置の接続


警告 この装置は TN 電源システムで動作するように設計されています。ステートメント 19



ステップ 1 Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータの背面で、電源装置の電源スイッチが オフ (0)の位置になっていることを確認します。

ステップ 2 電源コードを差し込みます。

図 3-14 AC 入力電源の接続

 

1

電源スイッチ

4

電源レセプタクル

2

ハンドル

5

非脱落型ネジ

3

AC 電源コード

ステップ 3 AC 電源コードを AC 電源に差し込みます。

ステップ 4 2 番めの電源装置が搭載されている場合は、ステップ 1ステップ 3 を繰り返します。


 

これで、AC入力電源の接続手順は完了です。「Cisco uBR7225VXR ルータの電源投入」に進んでください。

Cisco uBR7225VXR ルータの電源投入

Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータを設置してケーブルを接続したら、次の手順に従ってユニバーサル ブロードバンド ルータに電源を投入します。


ステップ 1 以下をチェックします。

各ケーブル インターフェイス ラインカードがスロットに装着され、非脱落型ネジが締められている。

NPE がシャーシ スロットに装着され、非脱落型ネジが締められている。


) ケーブル インターフェイス ラインカードまたは NPE がしっかり固定されていないか、または所定位置にロックされていない場合、Cisco uBR7225VXR ルータは再起動ループを繰り返すことがあります。ボードが装着されていて、所定位置にロックされていることを確認してください。


Hybrid Fiber-Coaxial(HFC; 光ファイバ/同軸ハイブリッド)ネットワーク同軸ケーブルがケーブル インターフェイス ラインカードに接続されている。

コンパクトフラッシュ ディスクが NPE-G1 または NPE-G2 の前面パネルにあるコンパクトフラッシュ ディスク スロットに取り付けられている。必ずシスコが提供する正規コンパクトフラッシュ ディスクを使用してください。

各 AC 入力電源コードが接続されている。

コンソール端末がオンになっている。

ステップ 2 Cisco uBR7225VXR ルータ背面の電源装置の電源スイッチを、 オン (|)の位置にします。2 番めの電源装置が搭載されている場合は、この手順を繰り返します。電源装置の OK LED が点灯します。

ステップ 3 ファンの音を聞きます。作動音がすぐに聞こえるはずです。騒音の大きい環境では、シャーシ周辺の空気の流れも調べて、ファンが稼動しているか確認してください。スイッチをオフにしたばかりの Cisco uBR7225VXR ルータでは、電源装置を再起動してファンが動作を開始するまでに最大で 90 秒かかることがあります。


) ヘッドエンドへの設置を容易にするために、Cisco uBR7225VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータ ラインカードが 1 つ以上装着された ケーブル インターフェイスは、動作開始時にダウンストリーム IF 搬送波を生成します。

ダウンストリーム IF 搬送波が送信されるのは、ケーブル インターフェイス ラインカードが適切に装着されていて、診断に合格し、なおかつルータに電源を入れてから 2 分以上経過している場合です。ただし、IF ダウンストリーム シャットダウン コマンド(no cable downstream if-output)が設定されている場合、または Cisco uBR7225VXR ルータが ROMMON モードの場合は除きます。non-DOCSIS data rate が設定されていなければ、Cisco uBR7225VXR ルータの設定後、ダウンストリーム IF 搬送波の振幅と波形は変化しません。


ステップ 4 初期化プロセスを確認します。システム ブートが完了すると(数秒間)、NPE はケーブル インターフェイス ラインカードの初期化を開始します。この初期化中の各ケーブル インターフェイス ラインカードの LED の動作は、それぞれ異なります(ほとんどは点滅します)。初期化が完了すると、各ケーブル インターフェイス ラインカードの ENABLED LED が点灯し、コンソール画面に次のようなスクリプトおよびシステム バナーが表示されます。

 
Cisco IOS Software, 7200 Software (UBR7200-K9PU2-M), Version 12.2(33)SCA, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport
Copyright (c) 1986-2008 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 14-Feb-08 13:58 by prod_rel_team


 

インターフェイスの設定

Cisco uBR7225VXR ルータの初回起動時には、自動的に セットアップ 機能(システム コンフィギュレーション ダイアログ)が開始され、搭載されたケーブル インターフェイス カードを判別します。セットアップ機能は、設定情報の入力を求めるプロンプトを表示します。

コンソール端末にシステム バナーとハードウェア コンフィギュレーションが表示されたあと、次のシステム コンフィギュレーション ダイアログ プロンプトが表示されます。

--- System Configuration Dialog ---
 
At any point you may enter a questions mark ‘?’ for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialof at any prompt.
Default settings are in square brackets ‘[]’.
 
continue with configuration dialog? [yes]:
 

セットアップ機能を継続するか、または終了することができます。グローバル(システム全体の)パラメータまたはインターフェイス固有のパラメータを設定するには、コマンド インターフェイスを使用します。


注意 現在、セットアップ機能にはケーブル固有のコンフィギュレーション コマンドが含まれていません。したがって、セットアップ機能実行後のアップストリーム ポートのデフォルト ステートは「シャットダウン」です。アップストリーム パラメータは手動で設定する必要があります。詳細は、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/ubr7200/configuration/guide/cr72scg.html

インターフェイスをすぐに設定する必要はありませんが、設定するまでは、インターフェイスをイネーブルにすることも、インターフェイスをネットワークに接続することもできません。

ケーブル インターフェイス ラインカード LED の多くは、インターフェイスを設定するまで、点灯しません。各インターフェイスが正常に動作しているかどうかを調べるには、初回の起動手順および設定を完了してから、各ケーブル インターフェイス ラインカードのマニュアルにある LED の説明を参照して、インターフェイスのステータスを確認します。

これでCisco uBR7225VXR シャーシの設置は完了です。ケーブル ネットワーク ヘッドエンドを設定する場合は、 第 4 章「Cisco uBR7225VXR ルータとケーブル ヘッドエンドの接続」 に進んでください。Cisco uBR7225VXR ルータの設定手順については、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/ubr7200/configuration/guide/cr72scg.html