Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco uBR7200 シリーズ ルータの 設置
Cisco uBR7200 シリーズ ルータの設置
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの設置

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション チェックリスト

Cisco uBR7200 シリーズ シャーシのラックマウント オプション

ケーブル管理ブラケットの要件

シャーシへのブラケットの取り付け

シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシ前面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け

ラックへのシャーシの取り付け

作業台または卓上へのシャーシの取り付け

作業台または卓上の Cisco uBR7200 シリーズ ルータへのケーブル管理ブラケットの取り付け

ケーブル配線

ポート アダプタ ケーブルの接続

シスコ製ケーブル クロック カードのケーブル接続(Cisco uBR7246VXRのみ)

ケーブル インターフェイス カードのケーブル接続

I/O コントローラのケーブル接続

コンソール ポートおよび補助ポートの接続装置

コンソール ポートの信号

補助ポートの信号

ファスト イーサネット MII 接続装置

Cisco uBR7225VXR の保護接地

電源接続

AC 入力電源装置の接続

DC 入力電源装置の接続

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの電源投入

インターフェイスの設定

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション チェックリスト

輸送用コンテナには、ラックマウント キットおよびケーブル管理キットが付属しています。キット内のラックマウント ブラケットは、標準の 19 インチ幅 4 支柱装置ラック、または Telco タイプ装置ラックに Cisco uBR7200 シリーズを取り付けるためのものです。ラックマウント ブラケットは、23 インチ Telco ラックなどの他のラックには適しません。ケーブル管理ブラケットは、Cisco uBR7200 シリーズのポート アダプタに取り付けられたポート アダプタ インターフェイス ケーブルにストレイン レリーフを確保するためのものです。

装置シェルフを取り付ける場合、またはシャーシの付属品以外のマウント用金具を使用する場合は、「装置ラック」に記載された注意事項を参照してから、「Cisco uBR7200 シリーズ シャーシのラックマウント オプション」に進んでください。

Cisco uBR7200 シリーズを装置ラックに取り付けない場合は、「作業台または卓上へのシャーシの取り付け」に進んでください。

設置作業に役立つように、「Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション チェックリスト」を使用して、作業者および作業内容を記録してください。このチェックリストをコピーして、各手順または検証作業の完了時刻を記入します。チェックリストへの記入が終わったら、新しいルータに関する他の記録とともにサイト ログ( 付録 G「サイト ログ」 を参照)に保管しておいてください。

 

表3-1 Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション チェックリスト

作業
確認者
日付

ルータおよびすべてのアクセサリの開梱

インターフェイスのタイプおよび個数の確認

梱包内容の確認( 梱包内容を参照)

ラックへのルータの設置(任意)

ケーブル管理ブラケットの取り付け(任意であるが推奨)

シャーシが適切にアースされているかの確認

AC または DC 電源コードが電源およびルータに接続されていて、ケーブルが固定されているかの確認

I/O コントローラおよび Network Processing Engine(NPE; ネットワーク処理エンジン)の非脱落型ネジの確認

ネットワーク インターフェイス ケーブルおよび装置の接続

ASCII端末とコンソール ポートの接続

コンソール ポートを9600ボー、8データ ビット、パリティなし、1ストップ ビット(9600 8N1)に設定

システム電源の投入(DC OK LEDがオン)

システム ブートの完了(I/OコントローラのENABLED LEDがオン)

I/O コントローラ、NPE、すべてのケーブル インターフェイス カード、すべてのポート アダプタ、およびケーブル クロック カードが動作可能(ポート アダプタおよび I/O コントローラの ENABLED LED が点灯)

システムのグローバル設定およびインターフェイス固有の設定が完了

Cisco uBR7200 シリーズ シャーシのラックマウント オプション

シャーシを 2 本のラック支柱に取り付けるには、シャーシの前面、中央、または背面に取り付けられたブラケットを使用します。支柱間およびマウント ストリップ(左右)間の内側の幅は、17.5 インチ(44.45 cm)以上でなければなりません。

装置ラックによっては、いずれかのマウント ストリップに沿ってパワー ストリップが備え付けられている場合があります。図3-1 に、標準的な 4 支柱の装置ラック(1 本の後部支柱にパワー ストリップを装備)を示します。パワー ストリップを備えたラックを使用する場合は、ストリップの位置に合わせて固定位置を決め、ポート アダプタなどの Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)を各スロットからまっすぐ引き出せることを確認してください。

冷気の吸気口および排気口は、それぞれシャーシの左右にあるため、複数のユニバーサル ブロードバンド ルータをラックに積み重ねる場合に、上下のスペースはほとんど必要ありません。


) Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータのさまざまなラックマウント方法を示すために、ここでは Cisco uBR7246 の図を示します。Cisco uBR7225VXR または
Cisco uBR7246VXR ルータのラックマウントに必要な設定は、Cisco uBR7246 ルータとまったく同じです。



) 4 支柱ラックの場合は、背面側にブラケットを取り付ける方法を推奨します。この方法では、
Cisco uBR7200 シリーズ ルータの前面からケーブルが極端にはみ出すことがなく、ケーブル管理ブラケットでシャーシ前面にケーブルをまとめることができます。


図3-1 一般的な 4 支柱装置ラックの支柱およびマウント ストリップ

 

取り付けオプションは次のとおりです。

シャーシのポート アダプタおよびケーブル インターフェイス カード側(前面)がラックの奥に引っ込んだ状態にする場合は、図3-2の向きで、シャーシの背面にラックマウント ブラケットを取り付けます。

シャーシの前面がラック前面の支柱に揃った状態にする場合は、図3-3の向きで、シャーシの前面にラックマウント ブラケットを取り付けます。

シャーシの前面がラックから突き出た状態にする場合は、図3-4の向きで、シャーシの前面にラックマウント ブラケットを取り付けます。

Telco タイプ ラックにシャーシを取り付ける場合は、図3-5に示した向きで、シャーシの中央にラックマウント ブラケットを取り付けます。

図3-2 4 支柱ラックへのシャーシの取り付け -- 背面に取り付ける場合

 

「シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

図3-3 4 支柱ラック フラッシュ マウントへのシャーシの取り付け -- 前面に取り付ける場合

 

ブラケットの取り付け手順については、「シャーシ前面へのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

図3-4 4 支柱ラックへのシャーシの取り付け -- 前面を突き出す場合

 

ブラケットの取り付け手順については、「シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

図3-5 Telco タイプ ラックへのシャーシの取り付け

 

ケーブル管理ブラケットの要件

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのラックマウントでは、2 種類の方法でケーブル管理ブラケットを取り付けることができます。最初の方法(4 支柱ラック用)では、ラックマウント ブラケットをシャーシの背面に、ケーブル管理ブラケットをシャーシの前面右側に取り付けます(図3-6を参照)。両方のブラケット セットを取り付けてから、シャーシをラックに設置する必要があります。


) Cisco uBR7246 または Cisco uBR7246VXR ルータの前面側をラックに取り付ける場合は、ケーブル管理ブラケットを取り付けることはできません。Cisco uBR7225VXR は、前面側を取り付ける場合も、ケーブル管理ブラケットを取り付けることができます。


別の方法(Telco タイプ ラック用)では、ラックマウント ブラケットをシャーシの中央に、ケーブル管理ブラケットをシャーシの前面右側に取り付けます(図3-7を参照)。両方のブラケット セットを取り付けてから、シャーシをラックに設置する必要があります。


) Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR の場合、ケーブル管理ブラケットは、前面から向かって、シャーシの右側に取り付ける必要があります。


図3-6 4 支柱ラックへのシャーシの取り付け -- ケーブル管理ブラケットを取り付ける場合

 

図3-7 Telco タイプ ラックへのシャーシの取り付け -- ケーブル管理ブラケットを取り付ける場合

 

シャーシへのブラケットの取り付け

ここでは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータにラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける方法について説明します。ラックにシャーシを取り付ける前に、シャーシの前面、中央、または背面の両側にラックマウント ブラケットを取り付ける必要があります。Cisco uBR7246 または Cisco uBR7246VXR は、シャーシの前面をラックに取り付ける場合、ケーブル管理ブラケットは使用できません。

Cisco uBR7246 または Cisco uBR7246VXR シャーシの背面側または中央をラックに取り付ける場合は、ラックマウント ブラケットとケーブル管理ブラケットを別々に取り付けることができます。ただし、シャーシをラックに取り付ける前に、両方のラックマウント ブラケットと 1 つのケーブル管理ブラケット(Cisco uBR7225VXR の場合は 2 つのケーブル管理ブラケット)をシャーシに取り付けておく必要があります。

ラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットの取り付けに必要な部品および工具については、「必要な工具」を参照してください。


) Cisco uBR7225VXR は、シャーシの前面側をラックに取り付ける場合もケーブル管理ブラケットを使用できます。


シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシの背面側をラックに取り付けられるように、ラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシ背面のネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 1つめのラックマウント ブラケットをシャーシの右側のネジ穴に合わせます。図3-8 を参照してください。

図3-8 ラックマウント ブラケットの取り付け -- シャーシ背面に取り付ける場合

 


) Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 シャーシのラックマウント ブラケットには、それぞれ 8 つの穴があります。片側の 4つの穴を使用して、シャーシの両側のネジ穴にブラケットを合わせることができます。Cisco uBR7225VXR のラックマウント ブラケットには、それぞれ 5 つの穴があります。前面および中央に取り付ける場合は 4 つの穴を使用し、背面に取り付ける場合は 5 つの穴を使用します。


ステップ 3 4 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジをラックマウント ブラケットに通して、シャーシの側面に差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。


) Cisco uBR7225VXR の背面取り付けでは、5 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジを通します。


ステップ 4 もう片方のラックマウント ブラケットに、ステップ 1 3 を繰り返します。

ステップ 5 背面取り付け方式でケーブル管理ブラケットも使用する場合は、右側前面の 2 つ(Cisco uBR7225VXR)または 4 つ(Cisco uBR7246VXR または Cisco uBR7246)のネジ穴にケーブル管理ブラケットを合わせます。


) Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR の場合、ケーブル管理ブラケットは、前面から向かって、シャーシの右側に取り付ける必要があります。


ステップ 6 2 本(Cisco uBR7225VXR)または 4 本(Cisco uBR7246VXR または Cisco uBR7246)の M3 x 6 mm なべネジをケーブル管理ブラケットに通して、シャーシに差し込み、ネジを締めます。


 

背面取り付け方式でシャーシにラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順はこれで完了です。「ラックへのシャーシの取り付け」に進んでください。


注意 けがをしないように、第 2 章「Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション準備」に記載されている安全上の注意事項を確認してから、ユニバーサル ブロードバンド ルータをラックに搭載してください。

シャーシ前面へのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシの前面側をラックに取り付けられるようにラックマウント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


) Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR のラックマウントで、ケーブル管理ブラケットも使用する場合は、シャーシ背面にラックマウント ブラケットを取り付ける必要があります。「シャーシ背面へのラックマウント ブラケットの取り付け」に進んでください。



ステップ 1 シャーシ前面のネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 シャーシの前面がラック前面に揃った状態にする場合は、図3-9に示すようにシャーシ右側のネジ穴に最初のラックマウント ブラケットを合わせます。

シャーシの前面がラックから突き出た状態にする場合は、図3-10に示すようにシャーシ右側のネジ穴に最初のラックマウント ブラケットを合わせます。


) Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 シャーシのラックマウント ブラケットには、それぞれ 8 つの穴があります。片側の 4つの穴を使用して、シャーシの両側のネジ穴にブラケットを合わせることができます。Cisco uBR7225VXR のラックマウント ブラケットには、それぞれ 5 つの穴があります。前面に取り付ける場合および中央に取り付ける場合は 4 つの穴を使用し、背面に取り付ける場合は 5 つの穴を使用します。


図3-9 ラックマウント ブラケットの取り付け -- シャーシ前面をラックに揃える場合

 

図3-10 ラックマウント ブラケットの取り付け -- シャーシ前面がラックから突き出た状態にする場合

 

ステップ 3 4 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジをラックマウント ブラケットに通して、シャーシの側面に差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。


) Cisco uBR7225VXR の前面取り付けでは、5 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジを通します。


ステップ 4 もう片方のラックマウント ブラケットに、ステップ 1 3 を繰り返します。


 

前面取り付け方式でシャーシにラックマウント ブラケットを取り付ける手順はこれで完了です。「ラックへのシャーシの取り付け」に進んでください。


注意 けがをしないように、第 2 章「Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション準備」に記載されている安全上の注意事項を確認してから、ユニバーサル ブロードバンド ルータをラックに搭載してください。

シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け

Telco タイプ ラックに搭載できるように、シャーシの中央にラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシ両側の中央にあるネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 1つめのラックマウント ブラケットをシャーシの右側のネジ穴に合わせます。図3-11を参照してください。


) Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR シャーシ用のラックマウント ブラケットにはそれぞれ 8 つの穴があります。片側の 4つの穴を使用して、シャーシの両側のネジ穴にブラケットを合わせることができます。Cisco uBR7225VXR のラックマウント ブラケットには、それぞれ 5 つの穴があります。前面に取り付ける場合および中央に取り付ける場合は 4 つの穴を使用し、背面に取り付ける場合は 5 つの穴を使用します。


図3-11 シャーシ中央へのラックマウント ブラケットの取り付け -- Telco タイプ ラックの場合

 

ステップ 3 4 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジをラックマウント ブラケットに通して、シャーシの側面に差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。


) Cisco uBR7225VXR の中央部をラックに取り付ける場合は、5 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジを通します。


ステップ 4 もう片方のラックマウント ブラケットに、ステップ 1 3 を繰り返します。

ステップ 5 Telco タイプ ラック用のラックマウントで、ケーブル管理ブラケットを使用する場合は、右側前面の 4 つ(Cisco uBR7246VXR または Cisco uBR7246)のネジ穴にこのブラケットを合わせます。Cisco uBR7225VXR の場合は、各ブラケットに 2 本のネジを使用して、前面側と背面側のいずれかにケーブル管理ブラケットを取り付けることができます。


) Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR の場合、ケーブル管理ブラケットは、前面から向かって、シャーシの右側に取り付ける必要があります。


ステップ 6 2 本(Cisco uBR7225VXR)または 4 本(Cisco uBR7246VXR または Cisco uBR7246)の M3 x 6 mm なべネジをケーブル管理ブラケットに通して、シャーシに差し込み、ネジを締めます。


 

これで、Cisco uBR7200 シリーズ ルータにラックマウント ブラケットおよびケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は完了です。次の「 ラックへのシャーシの取り付け 」に進んでください。


注意 けがをしないように、第 2 章「Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション準備」に記載されている安全上の注意事項を確認してから、ユニバーサル ブロードバンド ルータをラックに搭載してください。

ラックへのシャーシの取り付け

シャーシにブラケットを取り付けたら、付属の溝付きネジを使用して、ラックマウント ブラケットを支柱またはラックのマウント ストリップに固定し、シャーシを取り付けます。


注意 シャーシ全体の重量がブラケットで支えられるため、必要な溝付きネジをすべて使用して、2つのラックマウント ブラケットをラック支柱に固定してください。図3-2図3-3図3-4、および図3-5に、19 インチの 4 支柱ラック、および Telco タイプ装置ラックの一般的な取り付け方法を示します。


警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシの枠を下から両手で持ち上げます。けがをしないように、背中をまっすぐにし、腰ではなく脚に力を入れて持ち上げるようにします。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐため、電源装置やインターフェイス プロセッサのハンドル、またはシャーシ前面のプラスチック パネルを持ってシャーシを持ち上げないでください。これらのハンドルには、シャーシの重量を支える強度はありません。



警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


 

ラックにシャーシを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシに搭載された NPE、I/O コントローラ、各ケーブル インターフェイス カード、および各電源装置のすべての非脱落型ネジが締められていること、およびポート アダプタの固定クリップがロック位置になっていることを確認します。

ステップ 2 ラックへの通路に障害物がないことを確認します。ラックにキャスタが付いている場合は、ブレーキをかけるか、またはラックをその他の方法で固定します。


注意 ステップ 36 の手順は、2 人で実行する必要があります。

ステップ 3 シャーシの前面が手前になるようにシャーシの向きを変え、シャーシを持ち上げて、ラックに移動します。けがをすることがあるので急に体をひねったり動かしたりしないでください。

ステップ 4 シャーシをラックに差し入れながら、ブラケット(シャーシの前面または背面に取り付け済み)を装置ラックの両側にあるマウント ストリップまたは支柱の位置に合わせます。


) 背面に取り付ける構成の場合は、ラックマウント ブラケットがラック支柱またはマウント ストリップの背後にくるようにしなければなりません(図3-2を参照)。


ステップ 5 ブラケットと支柱またはマウント ストリップを揃えたまま、ブラケットの穴とマウント ストリップの穴が合うように Cisco uBR7200 シリーズの位置を調整します。

ステップ 6 10/32 x 3/8 溝付きネジ(片側に 2 つずつ)をブラケットに通してマウント ストリップに差し込みます(図3-2図3-3図3-4、および図3-5に示すように、上下のブラケットの穴を使用します)。7/16 インチのマイナス ドライバを使用して、すべてのネジを締めます。


 

これで、ラックにシャーシを取り付ける手順は完了です。「ケーブル配線」に進んで、設置作業を続けてください。

作業台または卓上へのシャーシの取り付け

事前に Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータの設置場所を決定し、その付近にルータを搬入しておく必要があります。この作業がまだの場合は、「設置環境の条件」を参照してください。

ルータを作業台または卓上に設置する場合は、設置面が清潔であること、および安全な場所にあることを確認したうえで、次の点を考慮してください。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの吸気口および排気口(ユニバーサル ブロードバンド ルータの左側と右側)にはそれぞれ最低 3 インチ(7.72 cm)のスペースが必要です。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータは床から離れた位置に設置する必要があります(床に溜まった埃が、冷却ファンによってルータ内部に吸い込まれる可能性があります。ユニバーサル ブロードバンド ルータが埃を過度に吸い込むと、過熱状態およびコンポーネント故障の原因になります)。

FRU の取り付けや取り外しを行ったり、ネットワーク ケーブルや装置を扱うためには、
Cisco uBR7200 シリーズ ルータの前面に約 23.25 インチ(59.06 cm)、背面に 19 インチ(48.3 cm)のスペースが必要です。

ブランク ポート アダプタ(Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246)、ケーブル インターフェイス カード、ケーブル クロック カード(Cisco uBR7246VXR のみ)、および電源装置パネルを取り付けます。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータを十分に換気します(換気が不十分な密閉されたキャビネットには設置しないでください)。

シャーシ前面にケーブル管理ブラケットを取り付ける場合は、ケーブル管理ブラケット、4 本の M4 x 6 mm なべネジ(Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR)または 4 本の M3 x 6 mm なべネジ(Cisco uBR7225VXR)を用意します。


警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。


Cisco uBR7200 シリーズ ルータを作業台または卓上に設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 卓上または作業台、およびその周囲から、埃やゴミを取り除きます。また、ルータとその設置場所との間の通路に障害物がないことを確認します。

ステップ 2 シャーシに搭載された NPE、I/O コントローラ、ケーブル インターフェイス カード、ケーブル クロック カード、および各電源装置のすべての非脱落型ネジが締められていること、およびポート アダプタの固定クリップがロック位置になっていることを確認します。


警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。けがをしないように、背中をまっすぐにし、腰ではなく脚に力を入れて持ち上げるようにします。


ステップ 3 Cisco uBR7200 シリーズ ルータを卓上または作業台に置きます。

ステップ 4 ルータの周囲に適切なスペースを確保してください。

ステップ 5 アクセサリ キットに入っているゴム製の脚 5 個をシャーシ底面に取り付けます。シャーシ底面に目印として示されている 5 つの丸の位置にゴム製の脚を取り付けてください。


 

Cisco uBR7200 シリーズ ルータにケーブル管理ブラケットを取り付ける場合は、次の「 作業台または卓上の Cisco uBR7200 シリーズ ルータへのケーブル管理ブラケットの取り付け 」に進んでください。それ以外の場合は、「ケーブル配線」に進んでください。

作業台または卓上の Cisco uBR7200 シリーズ ルータへのケーブル管理ブラケットの取り付け

作業台または卓上に取り付けられたCisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータにケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシの前面右側にあるネジ穴の位置を確認します。

ステップ 2 Cisco uBR7246 または Cisco uBR7246VXR のシャーシ前面右側の 4 つのネジ穴、または
Cisco uBR7225VXR シャーシの前面側または背面側の 2 つのネジ穴にケーブル管理ブラケットを合わせます(Telco タイプ ラックへのシャーシの取り付け -- ケーブル管理ブラケットを取り付ける場合 を参照)。


) Cisco uBR7246 と Cisco uBR7246VXR のシャーシでは、ケーブル管理ブラケットを、前面から向かって、シャーシの右側に取り付ける必要があります。


ステップ 3 2 本(Cisco uBR7225VXR)または 4 本(Cisco uBR7246VXR または Cisco uBR7246)の M3 x 6 mm フラットヘッド ネジをブラケットに通して、シャーシに差し込みます。No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを締めます。


 

これで、Cisco uBR7200 シリーズにケーブル管理ブラケットを取り付ける手順は完了です。次の「ケーブル配線」に進み、設置作業を続けます。

ケーブル配線

ここでは、ポート アダプタ、ケーブル クロック カード、ケーブル インターフェイス カード、および I/O コントローラのケーブルを Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータに接続する手順について説明します。


警告 この製品は、ケーブル ディストリビューション システムに直接接続するように設計されてはいません。ケーブル ディストリビューション システムへの直接接続には、追加の適合認定や法的要件が適用されます。この製品をケーブル ディストリビューション システムに接続する際には、必ず、直接接続が認可されている機器を通す必要があります。


ポート アダプタ ケーブルの接続


警告 感電する危険性があるので、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を
Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路があり、WAN ポートには TNV 回路があります。LAN ポートと WAN ポートの中には、RJ-45 コネクタを使用するものがあります。ケーブルの接続には十分注意してください。


Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータに搭載されている各ポート アダプタのケーブル接続手順については、各ポート アダプタに対応するインストレーション マニュアルを参照してください。たとえば、HSSI ポート アダプタにケーブルを接続する場合は、次の URL にある『 PA-H HSSI Port Adapter Installation and Configuration 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/port_adapters/install_upgrade/cables_and_attenuator/hssi_cable_install/HSSIcab.html

シスコ製ケーブル クロック カードのケーブル接続(Cisco uBR7246VXRのみ)

Cisco uBR7246VXR ルータに搭載されているシスコ製ケーブル クロック カードのケーブル接続手順については、ケーブル クロック カードのインストレーション マニュアルを参照してください。

次の URL にある『 Cisco Cable Clock Card Hardware Installation 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/cable/clock_card/installation/guide/clk_card.html

ケーブル インターフェイス カードのケーブル接続

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータに搭載されている各ケーブル インターフェイス カードのケーブル接続手順については、ケーブル インターフェイス カードのインストレーション マニュアルを参照してください。次の URL にある『 Cisco uBR7200 Series Interface Line Card Hardware Installation 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/cable/line_cards/installation/guide/mcxxfru.html

I/O コントローラのケーブル接続


警告 感電する危険性があるので、SELV回路をTNV回路に接続しないでください。LANポートにはSELV回路があり、WANポートにはTNV回路があります。LAN ポートと WAN ポートの中には、RJ-45 コネクタを使用するものがあります。ケーブルの接続には十分注意してください。


Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータのコンソール ポートおよび補助ポートは、I/O コントローラ上にあります。I/O コントローラには、Media-Independent Interface(MII; メディア独立型インターフェイス)レセプタクルと RJ-45 レセプタクルを装備したオプションのファスト イーサネット ポートもあります(図3-12 を参照)。ここでは、I/Oコントローラ上のコンソール、補助、およびファスト イーサネットの各ポートの接続装置およびピン割り当てについて説明します。


) Cisco uBR7225VXR は、I/O コントローラの接続をサポートしていません。


図3-12 Cisco uBR7246VXRおよびCisco uBR7246 I/O コントローラの接続

 


) MII レセプタクルと RJ-45 レセプタクルを装備したオプションのファスト イーサネット ポートがある I/O コントローラが取り付けられている場合は、いずれか一方のファスト イーサネット レセプタクルにのみ接続できます。両方には接続できません。


コンソール ポートおよび補助ポートの接続装置

I/O コントローラには EIA/TIA-232 ポートが 2 つあります。1 つは Data Communications Equipment(DCE;データ通信装置)モード コンソール ポート、もう 1 つは Data Terminal Equipment(DTE;データ端末装置)モード補助ポートです。コンソール ポートは、インターフェイスを設定したり Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータを起動するためのデータ端末を接続する DCE DB-25 コネクタです。補助ポートは、モデムまたはその他の DCE 装置(CSU/DSU[チャネル サービス ユニット/データ サービス ユニット]やその他のルータなど)をCisco uBR7200 シリーズ ルータに接続するための DTE DB-25 プラグです(図3-13を参照)。


) コンソール ポートと補助ポートは両方とも非同期シリアル ポートです。これらのポートに接続する装置には、非同期伝送機能が必要です(一般的なシリアル装置は非同期タイプです。たとえば、ほとんどのモデムは非同期装置です)。


図3-13 コンソール ポートおよび補助ポートの接続

 

コンソール ポートに端末を接続する前に、Cisco uBR7200 シリーズ ルータのコンソール ポートに合わせて、次のように端末を設定します。

9,600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

1 ストップ ビット(9600 8N1)

コンソール ポートに端末を接続するには、EIA/TIA-232 DCEコンソール ケーブルが必要です。ユニバーサル ブロードバンド ルータの正常な動作を確立したあとで、端末を取り外すことができます。

補助ポートと装置を接続するインターフェイス ケーブルはユーザ側でご用意ください。コンソール ポートおよび補助ポートのピン配置については、「コンソール ポートの信号」および「補助ポートの信号」を参照してください。

コンソール ポートの信号

システムが稼働しているときは、Data Set Ready(DSR; データ セット レディ)信号および Data Carrier Detect(DCD; データ キャリア検出)信号が両方ともアクティブです。Request to Send(RTS; 送信要求)信号は、Clear to Send(CTS; クリア ツー センド)入力のステートを追跡します。コンソール ポートはモデム制御またはハードウェア フロー制御をサポートしません。 表3-2 に、コンソール ポートで使用される信号を示します。コンソール ポートにはEIA/TIA-232ストレート ケーブルが必要です。

 

表3-2 コンソール ポートの信号

ピン
信号
方向
説明

1

GND

-

アース

2

TxD

<--

伝送データ

3

RxD

-->

受信データ

6

DSR

-->

データ セット レディ(常にオン)

7

GND

-

アース

8

DCD

-->

データ キャリア検出(常にオン)

補助ポートの信号

表3-3 に補助ポートで使用される信号を示します。補助ポートはハードウェア フロー制御およびモデル制御をサポートします。

 

表3-3 補助ポートの信号

ピン
信号
方向
説明

2

TxD

-->

伝送データ

3

RxD

<--

受信データ

4

RTS

-->

送信要求(ハードウェア フロー制御に使用)

5

CTS

<--

クリア ツー センド(ハードウェア フロー制御に使用)

6

DSR

<--

データ セット レディ

7

信号アース

-

信号アース

8

CD

<--

キャリア検出(モデム制御に使用)

20

DTR

-->

データ ターミナル レディ(モデム制御にのみ使用)

ファスト イーサネット MII 接続装置

I/O コントローラのファスト イーサネット ポートには、100 Mbps(メガビット/秒)に設定可能な MII、40 ピン、D シェルタイプ コネクタが 1 つ装備されています。MII コネクタは、100BASE-X および 100BASE-T 標準に準拠している IEEE 802.3u インターフェイスをサポートします。この MII 接続には、100BASE-FXまたは100BASE-T物理メディア対応のマルチモード ファイバに接続できる外付けのトランシーバが必要です(図3-14を参照)。


) このポートは 100 Mbps ファスト イーサネット接続のみをサポートし、10 Mbps イーサネット接続はサポートしません。


図3-14 ファスト イーサネット ポートの接続

 


注意 Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータへの入力電力がオフになっていること、およびルータの電源が完全に切断されていることを確認してから、I/O コントローラのファスト イーサネット ポートに外付けトランシーバを接続してください。Cisco uBR7200 シリーズ ルータの電源がオンの状態で外付けトランシーバをファスト イーサネット ポートに取り付けると、システムがリセットされデータが失われることがあります。I/O コントローラは活性挿抜(online insertion and removal; OIR)をサポートしません。

MII とスイッチまたはハブを接続するメディア タイプによっては、100BASE-T トランシーバのネットワーク側に ST タイプ コネクタ(光ファイバ用)、BNC コネクタなどが適切に装備されている必要があります。

図3-15 に、ファスト イーサネット ポートのメス MII レセプタクルのピン方向を示します。

MII レセプタクルはネジジャッキと呼ばれる 2 つの 56 スクリュータイプ ロックを使用して、ケーブルまたはトランシーバを MII ポートに固定します。MII ケーブルおよびトランシーバには、ネジジャッキを MII コネクタに固定して指で締めるための取り付けネジが付いています。ネジジャッキを使用して、MII ケーブルを MII レセプタクルに固定します。

図3-15 MII レセプタクル

 

表3-4 に、I/O コントローラの MII レセプタクルのピン配置および信号を示します。

 

表3-4 MII コネクタのピン配置

ピン 1
入力
出力
入出力
説明

14 ~ 17

-

使用

-

伝送データ(TxD)

12

使用

-

-

伝送クロック(Tx_CLK) 2

11

-

使用

-

伝送エラー(Tx_ER)

13

-

使用

-

伝送イネーブル(Tx_EN)

3

-

使用

-

MII データ クロック(MDC)

4 ~ 7

使用

-

-

受信データ(RxD)

9

使用

-

-

受信クロック(Rx_CLK) 3

10

使用

-

-

受信エラー(Rx_ER)

8

使用

-

-

受信データ有効(Rx_DV)

18

使用

-

-

コリジョン(COL)

19

使用

-

-

キャリア検知(CRS)

2

-

-

使用

MIIデータ入出力(MDIO)

22 ~ 39

-

-

-

共通(アース)

1、20、21、40

-

-

-

+5.0ボルト(V)

1.記載されていないピンは未使用です。

2.Tx_CLK は、外付けトランシーバから送信されます。

3.Rx_CLK は、外付けトランシーバから送信されます。

Cisco uBR7225VXR の保護接地

設置する建物には保護接地の手段が必要です。次の方法で機器の接地を行ってください。

機器の設置作業中、設置担当者は、電源の接地が十分に確保されていることを確認する必要があります。接地が十分でない場合には、建物の保護アース線と機器の間に保護接地導体を取り付ける必要があります。アース ラグの位置については、図3-16 を参照してください。

図3-16 Cisco uBR7225VXR のアース ラグの位置

 

電源接続

ここでは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータに AC 入力および DC 入力電源を接続する手順について説明します。


警告 高リーク電流 ― システムの電源接続の前にアース接続を行う必要があります。



警告 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 この装置は、放射およびイミュニティに関する要件に準拠するようにアースされていることが前提になっています。通常の使用時には、必ずスイッチのアース ラグがアースされているようにしてください。



警告 この装置は、アース接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



) Cisco uBR7200 シリーズ ルータの電源装置の取り扱いおよび交換に関する詳細は、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router AC-Input Power Supply Replacement Instructions』および『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router 550-Watt DC-Input Power Supply Replacement Instructions』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/tsd_products_support_series_home.html

AC 入力電源装置が搭載されている場合は、次の「AC 入力電源装置の接続」に進んでください。DC 入力電源装置が搭載されている場合は、「DC 入力電源装置の接続」に進んでください。


AC 入力電源装置の接続


警告 この装置は TN 電源システムで動作するように設計されています。



ステップ 1 Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータの背面で、電源装置の電源スイッチがオフ(O)の位置になっていることを確認します。

ステップ 2 ケーブル固定クリップを左に寄せて AC レセプタクルから外し、電源コードを差し込みます。


) Cisco uBR7225VXR には、ケーブル固定クリップはありません。


ステップ 3 ケーブル固定クリップを右に寄せてコネクタにはめこみ、電源装置の AC レセプタクルに電源コードを固定します。ケーブル固定クリップは、AC 電源コードのストレイン レリーフを確保します。AC電源コードのストレイン レリーフをさらに確保するには、ナイロン製のケーブル タイを電源装置のハンドルの穴およびケーブルの周りに通して、電源コードをハンドルに固定します。図3-17を参照してください。

図3-17 AC 入力電源の接続

 

ステップ 4 AC 電源コードを AC 電源に差し込みます。

ステップ 5 2 番めの電源装置が搭載されている場合は、ステップ 1 4 を繰り返します。


 

これで、AC入力電源の接続手順は完了です。「Cisco uBR7200 シリーズ ルータの電源投入」に進んでください。

DC 入力電源装置の接続


警告 シャーシにアース線や電源コードを取り付けたり、取り外す前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。電圧計を使用してシャーシの電源端子が 0(ゼロ)V であるかをテストします。



警告 装置を設置するか、または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



警告 固定配線に、操作が簡単な 2 支柱の切断装置を組み込む必要があります。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。



) DC 入力電源装置の導線の色分け方式は、設置場所の DC 電源の色分け方式によって異なります。通常、グリーンまたはグリーン/イエローはアースに、ブラックは +48V(戻り線)に、レッドまたはホワイトは -48V に使用されます。DC 入力電源装置に選んだ導線の色分け方式が、DC電源に使用されている導線の色分け方式と一致していることを確認してください。



) Cisco uBR7225VXR には、DC 電源装置は使用できません。



ステップ 1 -48V と +48V 導線が電源から外れていることを確認します。

ステップ 2 ルータの背面で、電源装置の電源スイッチがオフ(O)の位置になっていることを確認します。

ステップ 3 2 個の M5 ナットを使用して、アース線の 2 穴のアース ラグを M5 アース レセプタクルに接続します。8 mm レンチまたはナット ドライバ(または調整レンチ)を使用して、ナットを締めます(図3-19を参照)。


図3-20に、垂直に並んだ 2 つの M5 アース レセプタクルに接続されたアース ラグを示します。水平に並んだ M5 アース レセプタクルにアース ラグを接続することもできます。


ステップ 4 ワイヤ ストリッパを使用して、-48V および +48V 導線の被覆を約 0.55 インチ(14 mm)取り除きます図3-18を参照してください。

図3-18 DC 入力導線の被覆の除去

 

ステップ 5 +48V 導線の被覆のない部分を +48V 導線レセプタクルにすべて差し込み、3/16 インチのマイナス ドライバを使用して、レセプタクルのネジを締めます。-48V 導線にも同様の手順を繰り返します。


ヒント 各導線の被覆のない部分がレセプタクルに完全に挿入されていることを確認してください。レセプタクルに導線を差し込んだあとに、導線の被覆のない部分のワイヤが見えている場合は、レセプタクルから導線を外し、ワイヤ ストリッパで被覆のない部分を切ってから、再度、ステップ 45を行ってください。


ステップ 6 アース、+48V、および -48V の DC 入力導線のレセプタクル ネジおよびナットを締めたあと、電源装置前面プレートの 2 つのストレイン レリーフ ボルトの間に +48V および -48V 導線を通します(図3-20を参照)。


警告 次の図は DC 電源装置の端子ブロックを示しています。この図に示すように、ワイヤの端に適切な処置を施したうえで、DC 電源装置の配線を行ってください。正しい配線順序は、アースとアース、プラスとプラス(ラインと L)、マイナスとマイナス(ニュートラルと N)です。アース線は、必ず最初に接続し、最後に取り外してください。


図3-19 DC 入力電源の接続

 

ステップ 7 +48V および -48V 導線の上にストレイン レリーフ カバーを取り付け、7 mm レンチまたはナット ドライバ(または調整レンチ)で 2 つの M4 ナットを締め、カバーをストレイン レリーフ ボルトに固定します。図3-20を参照してください。

図3-20 DC 入力電源装置のストレイン レリーフ カバーの取り付け

 

ステップ 8 アース、+48V、-48V の導線を電源に接続します。


) 各 DC 入力電源装置の定格電流は 14A、700 VA です。各 DC 入力電源装置への入力には、12 AWG(4 mm2)以上の導線を使用してください。入力電力は、電気に関する各国の規制に適合する 20 A 回路ブレーカーまたはヒューズで保護する必要があります。



 

これで、DC入力電源の接続手順は完了です。「Cisco uBR7200 シリーズ ルータの電源投入」に進んで、ユニバーサル ブロードバンド ルータを起動してください。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの電源投入

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータを設置してケーブルを接続したら、次の手順に従ってユニバーサル ブロードバンド ルータに電源を投入します。


ステップ 1 以下をチェックします。

各ポート アダプタがスロットに装着され、ポート アダプタ レバーまたは固定クリップがロックの位置になっている(Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246)。

シスコ製ケーブル クロック カードがスロットに装着され、非脱落型ネジが締められている(Cisco uBR7246VXR)。

各ケーブル インターフェイス カードがスロットに装着され、非脱落型ネジが締められている。

NPE および I/O コントローラ(Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246)がスロットに装着されていて、非脱落型ネジが締められている。


) ポート アダプタ、ケーブル インターフェイス カード、NPE、または I/O コントローラがしっかり固定されていないか、または所定位置に完全にロックされていない場合、Cisco uBR7200 シリーズ ルータは再起動ループを繰り返すことがあります。ボードが装着されていて、所定位置にロックされていることを確認してください。


すべてのネットワーク インターフェイス ケーブルがポート アダプタに接続されている(Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246)

プライマリおよびセカンダリの DB-15 T1 インターフェイス ケーブルがケーブル クロック カードに接続されている(Cisco uBR7246VXRのみ)

Hybrid Fiber-Coaxial(HFC; 光ファイバ/同軸ハイブリッド)ネットワーク同軸ケーブルがケーブル インターフェイス カードに接続されている

フラッシュ メモリ カードが専用スロットに搭載されている

各 AC 入力電源コードが接続されていて、ケーブル固定クリップで固定されている(Cisco uBR7225VXR 以外)。

各 DC 入力導線が接続されていて、+48V および -48V DC 導線が電源装置の前面プレートを覆っているストレイン レリーフ カバーの下に固定されている。

各 DC 導線が接続され、電源に固定されている。

回路ブレーカーのスイッチ ハンドルの固定に使用したテープがはがされ、回路ブレーカーのハンドルをオンの位置に戻し、電力が復旧されている(DC 入力電源装置が搭載されている場合)。

コンソール端末がオンになっている。

ステップ 2 Cisco uBR7200 シリーズ ルータ背面の電源装置の電源スイッチを、オン(|)の位置にします。2 番めの電源装置が搭載されている場合は、この手順を繰り返します。電源装置のグリーンの OK LED が点灯します。

ステップ 3 ファンの音を聞きます。作動音がすぐに聞こえるはずです。騒音の大きい環境では、シャーシ周辺の空気の流れも調べて、ファンが稼働しているか確認してください。スイッチをオフにしたばかりの Cisco uBR7200 シリーズ ルータでは、電源装置を再起動してファンが動作を開始するまでに最大で 90 秒かかることがあります。


) ヘッドエンドへの設置を容易にするために、ケーブル インターフェイス カードが 1 つ以上装着された Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、動作開始時にダウンストリーム IF 搬送波を生成します。

ダウンストリーム IF 搬送波が送信されるのは、ケーブル インターフェイス カードが適切に装着されていて、診断に合格し、なおかつルータに電源を入れてから 2 分以上経過している場合です。ただし、IF ダウンストリーム シャットダウン コマンド(no cable downstream if-output)が設定されている場合、または Cisco uBR7200 シリーズ ルータが ROMMON モードの場合は除きます。

non-DOCSIS data rate が設定されていなければ、Cisco uBR7200 シリーズ ルータの設定後、ダウンストリーム IF 搬送波の振幅と波形は変化しません。


ステップ 4 起動プロセス中に、システム LED を観察します。ほとんどのポート アダプタの LED は、不規則に点滅します。短時間に点灯して消灯し、再度点灯する LED もあります。I/O コントローラの IO POWER OK LED は即座に点灯します。

ステップ 5 初期化プロセスを確認します。システム ブートが完了すると(数秒間)、NPE はポート アダプタ、ケーブル インターフェイス カード、および I/O コントローラの初期化を開始します。この初期化中の各ポート アダプタのLEDの動作は、それぞれ異なります(ほとんどは点滅します)。初期化が完了すると、各ポート アダプタおよびケーブル インターフェイス カードの ENABLED LED が点灯し、コンソール画面に次のようなスクリプトおよびシステム バナーが表示されます。

Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) uBR7200 Software (uBR7200-I-M), Version 12.0(5)T [smith 100]
Copyright (c) 1986-1999 by cisco Systems, Inc.
Compiled Mon 12-Jul-99 04:10 by smith
 


 

インターフェイスの設定

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの初回起動時には、自動的に セットアップ 機能(システム コンフィギュレーション ダイアログ)が開始され、搭載されたポート アダプタおよびケーブル インターフェイス カードが判別されます。セットアップ機能は、設定情報の入力を求めるプロンプトを表示します。

コンソール端末にシステム バナーとハードウェア コンフィギュレーションが表示されたあと、次のシステム コンフィギュレーション ダイアログ プロンプトが表示されます。

--- System Configuration Dialog ---
 
At any point you may enter a questions mark ‘?’ for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialof at any prompt.
Default settings are in square brackets ‘[]’.
 
continue with configuration dialog? [yes]:
 

セットアップ機能を継続するか、または終了することができます。グローバル(システム全体の)パラメータまたはインターフェイス固有のパラメータを設定するには、コマンド インターフェイスを使用します。


注意 現在、セットアップ機能にはケーブル固有のコンフィギュレーション コマンドが含まれていません。したがって、セットアップ機能実行後のアップストリーム ポートのデフォルト ステートは「シャットダウン」です。アップストリーム パラメータは手動で設定する必要があります。詳細は、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/ubr7200/configuration/guide/cr72scg.html

インターフェイスをすぐに設定する必要はありませんが、設定するまでは、インターフェイスをイネーブルにすることも、インターフェイスをネットワークに接続することもできません。

ポート アダプタ LED の多くは、インターフェイスを設定するまで、点灯しません。各インターフェイスが正常に動作しているかどうかを調べるには、初回の起動手順および設定を完了してから、各ポート アダプタのマニュアルにある LED の説明を参照して、インターフェイスのステータスを確認します。

これでCisco uBR7200 シリーズ シャーシの設置は完了です。ケーブル ネットワーク ヘッドエンドを設定する場合は、 第 4 章「Cisco uBR7200 シリーズ ルータとケーブル ヘッドエンドの接続」 に進んでください。Cisco uBR7200 シリーズの設定手順については、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_installation_and_configuration_guides_list.html