Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco uBR7200 シリーズ 概要
Cisco uBR7200 シリーズ概要
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco uBR7200 シリーズ概要

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ

Cisco uBR7225VXR ルータ

Cisco uBR7246ルータ

Cisco uBR7246VXRルータ

Cisco uBR7200 シリーズ ネットワーク インターフェイスの概要

カード スロットおよび論理インターフェイスの番号

Cisco uBR7225VXR

Cisco uBR7246

Cisco uBR7246VXR

MAC レイヤ アドレス

サポート対象システムの設定の概要

基本的なインターネット アクセス サービス

VPN サービス

IP テレフォニー サービス

Telco リターン

ハードウェア コンポーネント

NPE

NPE の比較

I/O コントローラ

シスコ製ケーブル インターフェイス カード

シスコ製ケーブル クロック カード(Cisco uBR7246VXRのみ)

シスコ製ポート アダプタ

シスコ製ポート アダプタ/シャーシ/リリースの関係

電源装置

Cisco uBR7225VXR

Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR のシャーシ

ファン トレイ

Cisco uBR7225VXR シャーシ

Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR のシャーシ

サブシャーシおよびミッドプレーン

Cisco uBR7225VXR、Cisco uBR7246VXR、および Cisco uBR7246 サブシャーシ

フラッシュ メモリ カード

Cisco uBR7200 シリーズ概要

この章では、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータについて説明します。内容は次のとおりです。

「Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ」

「Cisco uBR7200 シリーズ ネットワーク インターフェイスの概要」

「サポート対象システムの設定の概要」

「ハードウェア コンポーネント」

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータにはシスコの Cable Modem Termination System(CMTS; ケーブル モデム ターミネーション システム)ソリューションが含まれています。Cisco uBR7225VXR、Cisco uBR7246、および Cisco uBR7246 VXR の 3 つの異なるシャーシを使用できます。このルータにより、基本的な CATV サービスまたはビデオ サービスと同様の高速データ サービスをパッケージ化できます。

ルータは Data-over-Cable Service Interface Specifications(DOCSIS; データオーバーケーブル サービス インターフェイス仕様)に基づいており、双方向 CATV および IP バックボーン ネットワークを通じてデータおよびパケット化された音声の接続をサポートします。Cisco uBR7200 シリーズ ルータは、通常、CATV ネットワーク上の DOCSIS または EuroDOCSIS 準拠ケーブル インターフェイスおよびケーブル モデム(または統合 DOCSIS または EuroDOCSIS ケーブル モデムを搭載した Set-Top Box [STB] からのトラフィックを収束して、ローカルおよびリモート IP ホストに送信します。双方向ケーブル伝送をサポートするように完全にアップグレードされていないケーブル プラントの場合、ルータはダイヤルアップ アクセス製品と連携することにより、Public Switched Telephone Network(PSTN; 公衆電話交換網)に接続された DOCSIS 準拠ケーブル インターフェイスからのアップストリーム トラフィックをサポートします。ルータは ITU-T J.83 Annex B 動作を使用する 6 MHz 北米チャネル プラン、および ITU-T J.83 Annex A 動作を使用する 8 MHz PAL と SECAM チャネル プランをサポートします。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータの構成は次のとおりです。

CATV ネットワークとのインターフェイスを行うケーブル インターフェイス カード。Cisco uBR7200 シリーズ カード セットは、サポートされている帯域幅および変調方式ごとに、異なるアップストリーム/ダウンストリーム インターフェイス比を使用します。また、複雑なスペクトル管理を動的に実行したり、6 MHz または 8 MHz チャネル帯域幅環境で動作することができます。
「シスコ製ケーブル インターフェイス カード」を参照してください。

IP バックボーンおよび外部ネットワークに接続する Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR で使用するポート アダプタ。
「シスコ製ポート アダプタ」を参照してください。

ルータ ミッドプレーンを通して T1 クロック信号をロックしたり、伝播するためのシスコ製ケーブル クロック。ケーブル クロック カードを使用するのは、Cisco uBR7246VXR のみです。
「シスコ製ケーブル クロック カード(Cisco uBR7246VXRのみ)」を参照してください。

シャーシのシステム管理機能を実行する Network Processing Engine(NPE; ネットワーク処理エンジン)。「NPE」を参照してください。表1-1に、各ユニバーサル ブロードバンド ルータ シャーシでサポートされる NPE を示します。

システム メモリ機能および環境モニタリング機能を NPE と共有する I/O コントローラ。I/O コントローラは Cisco uBR7225VXR では使用されません。「I/O コントローラ」を参照してください。

Cisco uBR7246、Cisco uBR7246VXR、および Cisco uBR7225VXR ルータはオプションの冗長電源装置を 1 つサポートします。「電源装置」を参照してください。

ケーブル インターフェイス カードと他のシステム コンポーネントを相互接続するミッドプレーン。「サブシャーシおよびミッドプレーン」を参照してください。

シャーシに冷気を取り込んで適切な動作温度を保つ内部ファンが格納されたファン トレイ。「ファン トレイ」を参照してください。

ケーブル インターフェイス カード、ポート アダプタ、ケーブル クロック カード、NPE、I/O コントローラ、および電源装置は、対応するシャーシ スロットに差し込んで、ルータのミッドプレーンに直接接続します。接続するための内部ケーブルはありません。ミッドプレーンは電源装置から I/O コントローラ、ケーブル インターフェイス カード、ポート アダプタ、ケーブル クロック カード、ファン トレイ、および NPE に配電します。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは卓上またはラックに取り付けることができます。各ルータにはラックマウント キットが付属しています。ラックマウント キットには、標準 19 インチ型装置ラックまたは Telco タイプ ラックにルータを取り付けるために必要な金具類が含まれています。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、次の機能をサポートします。

環境モニタおよびレポート機能 ― 動作が中断される前に、劣悪な環境条件を改善できます。

活性挿抜(Online Insertion and Removal; OIR) ― シャーシの電源を切断しなくても、主要なシステム コンポーネントを追加したり、取り外すことができます。


注意 ケーブル インターフェイス カードまたはポート アダプタを取り外して、同じタイプのコンポーネント タイプを取り付ける場合は、システムの他の機器の動作を中断したり、システムを再設定する必要はありません。ただし、ケーブル インターフェイス カードまたはポート アダプタをタイプの異なるカードまたはポート アダプタと交換する場合(Cisco MC16B を Cisco MC16C にホットスワップしたり、HSSI [High-Speed Serial Interface] アダプタを Asynchronous Transfer Mode[ATM; 非同期転送モード]アダプタと交換する場合など)は、Cisco uBR7200 シリーズ ルータのスタートアップ コンフィギュレーションを実行コンフィギュレーションにコピーして、新しいケーブル インターフェイス カードまたはポート アダプタのインターフェイスを動作可能にする必要があります。


注意 I/O コントローラ、NPE、およびケーブル クロック カード コンポーネントは活性挿抜をサポートしません。I/O コントローラ、NPE、またはケーブル クロック カードを取り外す前に、シャーシの電源を切断する必要があります。


) システム コンポーネントの取り付け、取り外し、または交換に関する具体的な手順については、Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)付属のコンフィギュレーション ノート、または次の URL にあるマニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cfig_nts/index.htm


Cisco uBR7225VXR ルータ

Cisco uBR7225VXR ルータ シャーシには次のスロットが装備されています。

ケーブル インターフェイス カード用スロット× 2

NPE 用スロット× 1

2 つのケーブル インターフェイス カードは、Cisco uBR7225VXR シャーシの前面から操作できます。図1-1 を参照してください。

NPE および最大 2 つの電源装置は、Cisco uBR7225VXR ルータの背面から操作できます。図1-2 を参照してください。

フル装備の Cisco uBR7225VXR ルータは、電源装置を 1 台搭載するだけで稼働します。ただし、同じタイプの別のオプション電源装置を搭載すると、ホットスワップ可能な負荷分散型冗長電源を実現できます。2 つの電源装置がシャーシに搭載されている場合、1 台の電源装置が故障するか、または取り外されると、冗長電源装置が即座にルータの電源要件を引き継ぎ、中断なしに通常動作を継続します。

電源装置にはルータのメイン電源スイッチと、AC 入力電源レセプタクルが 1 つ含まれます。アース ラグの取り付け穴はシャーシ背面の右側にあり、静電気防止用器具の場合は 1 つのシャーシ アース接続でアースできます。図3-16を参照してください。


図1-2 に、300 W AC 入力電源装置を 2 つ搭載した Cisco uBR7225VXR ルータの背面を示します。



注意 2 つの電源装置を使用している場合は、各電源装置が別々の分岐回路に接続されていることを確認してください。

2 つの電源装置を搭載し、すべてのシャーシ スロットが埋まったフル装備のルータの重量は、約 48 ポンド(21.8 kg)です。スペースに関する要件およびラックマウント インストレーションの考慮事項については、「設置場所の環境」を参照してください。

図1-1 Cisco uBR7225VXR ルータの前面図

 

図1-2 Cisco uBR7225VXR ルータの背面図

 

Cisco uBR7246ルータ


) この製品は販売が終了しています(EOS)。


Cisco uBR7246ルータ シャーシには次のスロットが装備されています。

ケーブル インターフェイス カード用スロット× 4

ポート アダプタ用スロット× 2(デュアル幅ポート アダプタ用スロット× 1)

I/O コントローラ用スロット× 1

NPE 用スロット× 1

フル装備の Cisco uBR7246 ルータは、電源装置を 1 台搭載するだけで稼働します。2 台めの電源装置をシャーシに搭載すると、ホットスワップ可能な負荷分散型冗長電源機能を実現できます。2 つの電源装置がシャーシに搭載されている場合、1 台の電源装置が故障するか、または取り外されると、他の電源装置が即座にルータの電源要件を引き継ぎ、中断なしに通常動作を継続します。図1-3および図1-4を参照してください。


注意 2 つの電源装置を使用している場合は、各電源装置が別々の分岐回路に接続されていることを確認してください。


) Cisco uBR7246 ルータでは、同一シャーシ内に AC 入力および DC 入力電源装置を共存させることはできません。AC 入力電源装置が 1 台搭載されているシャーシに別の冗長電源装置を追加する場合は、AC 入力電源装置を追加する必要があります。冗長 DC 入力電源装置構成が必要な場合は、搭載された AC 入力電源装置を取り外してから、DC 入力電源装置を 2 つ取り付ける必要があります。


2 つの電源装置を搭載し、すべてのシャーシ スロットが埋まったフル装備の Cisco uBR7246 ルータの重量は、約 100 ポンド(45.4 kg)です。スペースに関する要件およびラックマウント インストレーションの考慮事項については、「設置場所の環境」を参照してください。

Cisco uBR7246VXRルータ

Cisco uBR7246VXRルータ シャーシには次のスロットが装備されています。

ケーブル インターフェイス カード用スロット× 4

ポート アダプタ用スロット× 2(デュアル幅ポート アダプタ用スロット× 1)

I/O コントローラ用スロット× 1

NPE 用スロット× 1

ケーブル クロック カード用スロット× 1

フル装備のシャーシの場合、I/O コントローラ、2 つのポート アダプタ、4 つのケーブル インターフェイス カード、およびケーブル クロック カードはシャーシ前面から扱うことができます。図1-3を参照してください。

NPE および最大 2 つの電源装置は、Cisco uBR7246VXR ルータの背面から扱うことができます。図1-4を参照してください。

フル装備の Cisco uBR7246VXR ルータは、電源装置を 1 台搭載するだけで稼働します。ただし、同じタイプの別のオプション電源装置を搭載すると、ホットスワップ可能な負荷分散型冗長電源を実現できます。2 つの電源装置がシャーシに搭載されている場合、1 台の電源装置が故障するか、または取り外されると、冗長電源装置が即座にルータの電源要件を引き継ぎ、中断なしに通常動作を継続します。

電源装置にはルータのメイン電源スイッチと、(搭載された電源装置のタイプに応じて)AC 入力電源レセプタクルが 1 つまたは固定された DC 入力電源コードが 3 本含まれます。下部電源装置ベイの近くにシャーシ アース レセプタクルが 2 つあり、静電気防止用器具または 2 穴アース ラグを接続してシャーシをアースできます(Cisco uBR7246VXR ルータの背面図を参照)。


図1-4 に、280 W AC 入力電源装置を 2 つ搭載した Cisco uBR7246VXR ルータの背面を示します。



注意 2 つの電源装置を使用している場合は、各電源装置が別々の分岐回路に接続されていることを確認してください。

2 つの電源装置を搭載し、すべてのシャーシ スロットが埋まったフル装備のルータの重量は、約 100 ポンド(45.4kg)です。スペースに関する要件およびラックマウント インストレーションの考慮事項については、「設置場所の環境」を参照してください。


) Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR は、同じ形状です。ただし、ケーブル クロック カードを装着するのは Cisco uBR7246VXR ルータのみです。


図1-3 Cisco uBR7246VXR ルータの前面図

 

図1-4 Cisco uBR7246VXR ルータの背面図

 

 

Cisco uBR7200 シリーズ ネットワーク インターフェイスの概要

ここでは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータで使用できるネットワーク インターフェイス機能の概要を示します。ポート アダプタとケーブル インターフェイス カードのスロットおよび論理インターフェイスの番号、およびポート アダプタとケーブル インターフェイス カード インターフェイスの Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレス割り当てを示します。

カード スロットおよび論理インターフェイスの番号

すべての Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータで、スロット番号はポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードが装着されるシャーシ スロットを意味します。論理インターフェイス番号は、ポート アダプタのインターフェイス ポートの物理的な位置を示します。

他のポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードが取り付けられているか、取り外されているかに関係なく、ポート アダプタ スロットおよびケーブル インターフェイス カード スロットの番号は一定です。ただし、ポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードを他のスロットに移すと、論理インターフェイス番号は新しいスロット番号に変わります。

MAC レイヤ アドレスまたはハードウェア アドレスは、特定のネットワーク インターフェイス タイプに必要な、標準データリンク レイヤ アドレスです。これらのアドレスは、各ポートに固有の、一意のアドレスです。Cisco uBR7200 シリーズは特定の方式を使用して、ポート アダプタの MAC レイヤ アドレスの割り当ておよび制御を行います。MAC レイヤ アドレスの説明については、「MAC レイヤ アドレス」を参照してください。

Cisco uBR7225VXR

Cisco uBR7225VXR の 2 つのケーブル インターフェイス カードは、ルータの 2 つの PCI バス(mb1 および mb2)と外部ネットワークを接続します。図1-5 を参照してください。

図1-5 Cisco uBR7255 シャーシおよびケーブル インターフェイス カード

 

Cisco uBR7246

Cisco uBR7246 の 2 つのポート アダプタ(スロット 1 とスロット 2)および 4 つのケーブル インターフェイス カード(スロット 3 ~ 6)は、ルータの 3 つの PCI バス(mb0、mb1、および mb2)と外部ネットワークを接続します。バス mb0 は I/O コントローラ(スロット 0)のオプションのファスト イーサネット ポート用です。バス mb1 はポート アダプタ スロット 1、およびケーブル インターフェイス カード スロット 3 とスロット 5 用です。バス mb2 はポート アダプタ スロット 2 および ケーブル インターフェイス カード スロット 4 とスロット 6 用です。

スロットの位置およびスロット番号については、図1-6を参照してください。論理インターフェイスの番号は、ポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードのタイプによって異なります。

図1-6 Cisco uBR7246ポート アダプタおよびケーブル インターフェイス カード スロットの番号

 

Cisco uBR7246VXR

Cisco uBR7246VXR の 2 つのポート アダプタ カードおよび 4 つのケーブル インターフェイス カードは、ルータの 3 つの PCI バス(mb0、mb1、および mb2)と外部ネットワークを接続します。バス mb0 は I/O コントローラのオプションのファスト イーサネット ポート用です。バス mb1 はポート アダプタ スロット 1、およびケーブル インターフェイス カード スロット 3 とスロット 5 用です。バス mb2 はポート アダプタ スロット 2、およびケーブル インターフェイス カード スロット 4 とスロット 6 用です。

Cisco uBR7246VXR のポート アダプタ スロットには 1 ~ 2 の番号が付いています。ポート アダプタ スロット 0 は I/O コントローラ上のファスト イーサネット ポートに対応します。ケーブル インターフェイス カード スロットには 3 ~ 6 の番号が付いています。ポート アダプタおよびケーブル インターフェイス カード スロットの説明については、図1-7を参照してください。論理インターフェイスの番号は、ポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードのタイプによって異なります。


) Cisco uBR7246VXR で使用可能なポート アダプタの中には、最低限のハードウェア リビジョン要件が満たされていないと機能しないものがあります。詳細については、次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_installation_and_configuration_guides_list.html


図1-7 Cisco uBR7246VXRシャーシ ポートおよびケーブル インターフェイス カードの位置

 

MAC レイヤ アドレス

すべての LAN インターフェイス(ポート)には、一意の MAC レイヤ アドレス(別名 ハードウェア アドレス)が必要です。通常、インターフェイスの MAC アドレスは、インターフェイス回路に直接取り付けられたメモリ コンポーネントに格納されます。ただし、活性挿抜機能には、別の方法が必要となります。活性挿抜の詳細については、「活性挿抜」を参照してください。

活性挿抜機能を使用すると、ポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードを取り外して、同じ設定の別のものと交換できます。新しいポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードのタイプが、取り外したポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードと同じであれば、ただちにオンラインになります。活性挿抜に対応できるように、一意の MAC アドレスを持つアドレス アロケータがユニバーサル ブロードバンド ルータ ミッドプレーンの Erasable Programmable Read-Only Memory(EPROM; 消去可能プログラム可能 ROM)に格納されています。各アドレスは、ルータの各ポートおよびスロット用に予約されています。これらのポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードがスロットに装着されているかどうかには関係しません。

MAC アドレスはスロットに順に割り当てられています。最初のアドレスはポート アダプタ スロット 0 およびスロット 1 に割り当てられています。次のアドレスはポート アダプタ スロット 2 からケーブル インターフェイス カード スロット 6 に割り当てられています。このアドレス方式を使用すると、ポート アダプタまたはケーブル インターフェイス カードを取り外して、別のユニバーサル ブロードバンド ルータに取り付けるときに、MAC アドレスをネットワーク内で移動したり、MAC アドレスが複数のデバイスに割り当てられることがありません。


) 各スロットのMACアドレスを特定の場所に集中的に格納すると、アドレスは格納先のメモリ デバイス内で維持されます。


ご使用の Cisco uBR7200 シリーズの設定に使用するコマンドの詳細については、次の URL にある『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_installation_and_configuration_guides_list.html

次の URL にある『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』も参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_command_reference_list.html

サポート対象システムの設定の概要

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、CATV ヘッドエンドまたは配線ハブに取り付けます。デジタル データ伝送をサポートするには、Cisco uBR7200 シリーズ ルータとともに、関連するネットワーキング機器と RF 機器、サーバ、およびその他のホスト コンピュータを設置します。

CATV システムを通してデータおよび VoIP サービスを配信する場合は、デジタル データを伝達する TV チャネルを割り当てます。データは次のチャネルで変調されるダウンストリームです。

88 ~ 860 MHz 内の 6 MHz チャネル ― シャーシに取り付けられたケーブル インターフェイス カードを介して北米チャネル プランを使用します。双方向ケーブル プラントの場合は、5 ~ 42 MHz の一部がアップストリーム データ伝送に使用されます。1 方向ケーブル プラントの場合、またはケーブル セグメントをアップグレードする場合は、Telco リターン用に設定された DOCSIS 準拠ケーブル インターフェイスもサポートされます。

108 ~ 862 MHz 内の 8 MHz チャネル ― シャーシに取り付けられた Cisco MC16E ケーブル インターフェイス カードを介して PAL/SECAM チャネル プランを使用します。双方向ケーブル プラントの場合、5 ~ 65 MHz のスペクトルの一部がアップストリーム データ伝送に使用されます。

ここでは、サポートされている次のサービスの設定について説明します。

基本的なインターネット アクセス サービス

Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)サービス

IP テレフォニー サービス

Telco リターン

基本的なインターネット アクセス サービス

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータおよび外付け IF/RF アップコンバータは、ヘッドエンドまたは配線ハブに取り付けます。Cisco uBR7200 シリーズのダウンストリーム ポートからアップコンバータに IF 信号が伝送されます。ダウンストリーム信号は、そこでブロードキャストのために RF 信号に変換されます。Cisco uBR7200 シリーズを使用すると、6 MHz 北米チャネル環境と 8 MHz 欧州チャネル環境のどちらの場合も、適切なケーブル インターフェイス カード モデルを使用してダウンストリーム データを伝送できます。

さらに、ブロードキャストの必要性に応じて、レシーバー、スクランブラ、およびデスクランブラはテレビ信号をエンコードまたはデコードします。モジュレータがアナログ テレビおよびデジタル信号をフォーマットする間に、アップコンバータは変調された信号のキャリア周波数を指定された周波数に変換します。アナログ テレビ チャネルおよびデジタル変調キャリアは、RF コンバイナを通して送信されます。

信号は光トランスミッタを経由して、ヘッドエンドから、通常はネットワーク内のファイバ ノードにブロードキャストされます。さらに、増幅器、同軸ケーブル、およびタップにより、信号が加入者宅まで伝送されます。信号は、次のように処理されます。

STB、テレビ、または VCR がアナログおよびデジタル データ信号を受信します。

Customer Premises Equipment(CPE)に接続された DOCSIS 準拠ケーブル インターフェイスおよび STB が、デジタル データ信号を受信します。

双方向ケーブル インターフェイスは増幅器を経由して、ヘッドエンドの光ファイバ レシーバーに RF 信号を戻します。これらのレシーバーは Cisco uBR7200 シリーズのアップストリーム ポートにアップストリーム信号を渡し、信号はそこで処理されます。

Telco リターンのケーブル インターフェイスは、PSTN 経由で信号を伝送します。ダイヤルアップ サーバおよびその他の装置はアップストリーム トラフィックを処理し、
Cisco uBR7200 シリーズ ルータに適切なデータを渡します。Telco リターンの仕様については、「Telco リターン」を参照してください。

図1-8 に、双方向データ通信をサポートするために装備された、一般的な双方向 Hybrid Fiber-Coaxial(HFC; 光ファイバ/同軸ハイブリッド)ネットワークのアーキテクチャを示します。

図1-8 双方向 HFC ケーブル ネットワークの例

 

Cisco Network Registrar(CNR; Cisco ネットワーク レジストラ)というコンフィギュレーション ツールが用意されています。このツールは、ケーブル インターフェイス、PC、およびブロードバンド ネットワーク上の他の装置に、ハイパフォーマンスで自動的に動的 IP アドレス割り当てを実行できるように最適化されています。また、Cisco Subscriber Registration Center(CSRC)と呼ばれる比較的大規模なケーブル ネットワーク用に、CNR を含むコンフィギュレーション ツールの統合スイートも提供されています。CSRC を使用すると、ブロードバンド モデムに関する大規模な設定および管理を実行できます。CSRC では、CNR の拡張性を利用することにより、加入者の自己登録を実行し、これを管理できます。また、CSRC のディレクトリ対応アーキテクチャを使用することにより、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)バージョン 3 ディレクトリ サーバと統合できます。

ケーブル ネットワークに CSRC および CNR を導入する手順については、次の URL にある CSRC および CNR のマニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/sw/netmgtsw/ps1982/tsd_products_support_series_home.html

次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide』も参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_installation_and_configuration_guides_list.html

VPN サービス

Cisco uBR7200 シリーズは VPN サービスをサポートします。図1-9 に一般的な VPN アーキテクチャを示します。VPN は加入者サイトに配置されたケーブル モデムから開始したり、特定の Cisco IOS ソフトウェア イメージに応じてヘッドエンドまたは配電ハブの CMTS から開始することができます。

図1-9 双方向 VPN ネットワークの例

 


) 多くの VPN アーキテクチャでは、暗号化および復号化を使用します。暗号化および復号化は、輸出ライセンスの規制対象になります。詳細については、次の URL にある『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Routers』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_installation_guides_list.html


IP テレフォニー サービス

Cisco uBR7200 シリーズでは、ケーブルおよび IP バックボーン ネットワークを通して、パケット化された音声および Fax トラフィックを伝送できます。図1-10に、VoIP テレフォニー サービスを含む一般的な双方向構成を示します。

図1-10 双方向 IP テレフォニー ネットワークの例

 

Telco リターン

Telco リターン構成では、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータはケーブル システムに接続されたケーブル インターフェイス カードからダウンストリーム データ フローを送信し、Cisco uBR7200 シリーズ ルータで終端するローカル PSTN および IP ネットワーク パスの組み合わせを介して、アップストリーム トラフィックを受信します。アップストリーム データは、アナログ電話回線に接続されている電話モデム(サードパーティ ケーブル インターフェイス ベンダーに応じて、ケーブル インターフェイスの外部または内部モデム、および PC のケーブル インターフェイス カード)で送信されます。図1-11に、Telco リターンの構成を示します。

図1-11 Telco リターン ネットワークの例

 

ハードウェア コンポーネント

ほとんどの Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ コンポーネントは FRU です。これらのユニットは、特に明記されていないかぎり、活性挿抜対応です。「活性挿抜」を参照してください。

次の URL にある FRU のマニュアル(取り付け、取り外し、および交換の手順)を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps341/prod_installation_guides_list.html

ここで説明する内容は次のとおりです。

「NPE」

「I/O コントローラ」

「シスコ製ケーブル インターフェイス カード」

「シスコ製ケーブル クロック カード(Cisco uBR7246VXRのみ)」

「シスコ製ポート アダプタ」

「電源装置」

「Cisco uBR7225VXR シャーシ」

「Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR のシャーシ」

「サブシャーシおよびミッドプレーン」

「フラッシュ メモリ カード」

NPE

NPE は、Cisco uBR7200 シリーズ ルータのシステム管理機能を維持して実行します。また、I/O コントローラと、システム メモリおよび環境モニタ機能も共有しています。NPE が実行するシステム管理機能は、次のとおりです。

ルーティング プロトコル アップデートの送受信

テーブル、キャッシュ、およびバッファの管理

インターフェイスおよび環境ステータスのモニタ

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)管理およびコンソール/Telnet のインターフェイス

データ トラフィックのアカウンティングおよびスイッチング

イメージのブートおよびリロード

ポート アダプタの管理(活性挿抜時の認識および初期化)

これらのコンポーネントの仕様、取り外しおよび取り付け手順については、『 Network Processing Engine and Network Services Engine Installation and Configuration 』を参照してください。このマニュアルは、次の URL からオンラインで入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_installation_guides_list.html

NPE の比較

ルータで使用される NPE は、NPE-150、NPE-200、NPE-225、NPE-300、NPE-400、および Cisco uBR7200-NPE-G1 などです。


) NPE-150、NPE-200、および NPE-300 は販売が終了しています。



) Cisco uBR7225VXR の場合、Cisco uBR7200-NPE-G1 は Cisco IOS 12.3(33) SCA リリース以降で使用できるブートヘルパー イメージ(ubr7200-kboot-mz.122-33.SCA.bin)を使用します。


 

表1-1 ユニバーサル ブロードバンド ルータ シャーシでサポートされる NPE

シャーシ
サポートされる NPE

Cisco uBR7246

NPE-150、NPE-200、NPE-225

Cisco uBR7246VXR

NPE-225、NPE-300、NPE-400、Cisco uBR7200-NPE-G1

Cisco uBR7225VXR

Cisco uBR7200-NPE-G1

NPE コンポーネント:

Reduced instruction set computing(RISC; 縮小命令セット コンピュータ)マイクロプロセッサ

NPE-150 ― 150 MHz の内部クロック速度で動作する R4700 マイクロプロセッサ内蔵

NPE-200 ― 200 MHz の内部クロック速度で動作する RM5270 マイクロプロセッサ内蔵

NPE-225 ― 262 MHz の内部クロック速度で動作する RM5271 マイクロプロセッサ内蔵

NPE-300 ― 262 MHz の内部クロック速度で動作する RM7000 マイクロプロセッサ内蔵

NPE-400 ― 350 MHz の内部クロック速度で動作する RM7000 マイクロプロセッサ内蔵

Cisco uBR7200-NPE-G1 ― 700 MHz Broadcom BCM1250 プロセッサ内蔵

システム コントローラ:

NPE-150、NPE-200、および NPE-225 には、Direct Memory Access(DMA; ダイレクト メモリ アクセス)を使用して、NPE 上の DRAM とパケット SRAM 間でデータを転送するシステム コントローラが搭載されています。

NPE-300 には、2 つのミッドプレーンと 1 つの I/O コントローラ PCI バスにプロセッサ アクセスを実行するシステム コントローラが 2 つ搭載されています。このシステム コントローラにより、2 つのミッドプレーン PCI バスのいずれかを通じてポート アダプタから SDRAM にアクセスすることもできます。

NPE-400 にはシステム コントローラが 1 つ搭載されています。

Cisco uBR7200-NPE-G1 には I/O コントローラは不要です。

アップグレード可能メモリ モジュール:

NPE-150 および NPE-200 は DRAM を使用して、ルーティング テーブル、ネットワーク アカウンティング アプリケーション、プロセス スイッチングのための情報パケット、および SRAM オーバーフローのパケット バッファリングを保存します。標準構成は 32 MB ですが、SIMM をアップグレードして最大 128 MB に増設できます。

NSE-225 は SDRAM を使用して、コード、データ、およびパケットを保管します。

NPE-300 および NPE-400 は SDRAM を使用して、ネットワーク インターフェイスとの間で送受信されるすべてのパケットを保存します。SDRAM には、ルーティング テーブルおよびネットワーク アカウンティング アプリケーションも保管されます。システム内に独立した 2 つの SDRAM メモリ アレイを備えることにより、ポート アダプタおよびプロセッサから並行アクセスが可能になります。

Cisco uBR7200-NPE-G1 ― SDRAM:256 MB(デフォルト)、512 MB、および 1 GB。DRAM メモリ スロットが 2 つ装備されているため、256 MB のメモリ構成にするには 128 MB のメモリ SODIMM を 2 枚、512 MB のメモリ構成にするには 256 MB のメモリ SODIMM を 2 枚、1 GB のメモリ構成にするには 512 MB メモリ SODIMM を 2 枚装着します。NPE-G1 の各メモリ バンクには、同じサイズの SODIMM を装着する必要があります。NPE-G1 で使用される DRAM メモリのタイプは、DDR メモリです。DDR メモリは、ハイパフォーマンスなメモリ アクセス レートを実現します。

高速スイッチング用の情報パケットを格納するパケット SRAM:

NPE-150 には 1 MB の SRAM が搭載されています。

NPE-200 には 4 MB の SRAM が搭載されています。

NPE-225、NPE-300、および NPE-400 には、パケット SRAM は搭載されていません。

Cisco uBR7200-NPE-G1 ― SDRAM:256 MB(デフォルト)、512 MB、および 1 GB。DRAM メモリ スロットが 2 つ装備されているため、256 MB のメモリ構成にするには 128 MB のメモリ SODIMM を 2 枚、512 MB のメモリ構成にするには 256 MB のメモリ SODIMM を 2 枚、1 GB のメモリ構成にするには 512 MB メモリ SODIMM を 2 枚装着します。NPE-G1 の各メモリ バンクには、同じサイズの SODIMM を装着する必要があります。NPE-G1 で使用される DRAM メモリのタイプは、DDR メモリです。DDR メモリは、ハイパフォーマンスなメモリ アクセス レートを実現します。

キャッシュ メモリ:

NPE-150 および NPE-200 には、マイクロプロセッサの 2 次キャッシュとして機能する統合キャッシュ SRAM が搭載されています(1 次キャッシュはマイクロプロセッサに内蔵されています)。

NPE-225、NPE-300、および NPE-400 には、3 つのレベルのキャッシュがあります。マイクロプロセッサに内蔵された 1 次および 2 次キャッシュと、データおよび命令用の高速ストレージとして追加された 2 MB の外部 3 次キャッシュです。

Cisco uBR7200-NPE-G1 ― 256 MB SDRAM には 16 MB のパケット メモリが、512 MB および 1 GB SDRAM には 32 MB のパケット メモリが搭載されています。

シャーシから排出される冷気をモニタする環境センサ× 2

Cisco IOS ソフトウェアの起動に必要なコードを保管するブート ROM


) NPE-150 または NPE-200 で DRAM エラーを防ぎ、システムが起動時に正しく初期化されるようにするには、DRAM のバンク 0(ソケット U18 と U25、または U11 と U25)に同じタイプの SIMM を 2 枚装着する必要があります。バンク 1(ソケット U4 と U12、または U42 と U52)に同じタイプの SIMM を 2 枚装着することもできます。ただし、その場合は、容量が最も大きい 2 つの SIMM を必ずバンク 0 に装着しておく必要があります。



) NPE-225 にはパケット SRAM が搭載されていません。



) NPE-300 および NPE-400 には、Cisco uBR7246 への装着を防止するためのキーが付いています。


I/O コントローラ


) Cisco uBR7200-NPE-G1 では、I/O コントローラを使用する必要がありません。


I/O コントローラは、メモリ機能および環境モニタ機能を NPE または Network Service Engine(NSE; ネットワーク サービス エンジン)と共有しています。I/O コントローラは、次のコンポーネントで構成されます。

ローカル コンソール ポートおよび補助コンソール ポート用のデュアル EIA/TIA-232 チャネル。コンソール ポートには完全な Data Communications Equipment(DCE; データ通信装置)機能および DB-25 レセプタクルが備わっています。補助ポートには完全な Data Terminal Equipment(DTE; データ端末装置)機能および DB-25 プラグが備わっています。

100 Mbps の全二重または半二重(半二重がデフォルト)を使用するように設定可能なオプションのファスト イーサネット ポート。ファスト イーサネット ポートには、Media Independent Interface(MII; メディア独立型インターフェイス)レセプタクルおよび RJ-45 レセプタクルが装備されています。ファスト イーサネット ポートを備えた I/O コントローラと、ファスト イーサネットを備えていない I/O コントローラに、機能上の違いはありません。


) MII レセプタクルおよび RJ-45 レセプタクルを装備した I/O コントローラを使用する場合、設定して使用できるのは一度に 1 つのレセプタクルのみです。



) 初期に出荷された Cisco uBR7246 シャーシのうち、ファスト イーサネット I/O コントローラが搭載された多くのシャーシには、MII レセプタクルを 1 つ備えた I/O コントローラが搭載されています。これらの I/O コントローラはルータと完全に互換性があり、現在でもサポートされていますが、スペアとして使用することはできません。


システム コンフィギュレーションおよび環境モニタ ログを格納するための NVRAM(不揮発性 RAM)。電源が切断されている場合も、NVRAM はリチウム バッテリを使用して内容を保持します。

Type II フラッシュ メモリ カード用の 2 つの Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA; パーソナル コンピュータ メモリ カード国際協会)スロット。

ブート ヘルパー イメージおよびデフォルトの Cisco IOS ソフトウェア イメージを格納するためのフラッシュ メモリ SIMM およびフラッシュ メモリ カード。

Cisco IOS ソフトウェアの起動に必要なコードを保管する EPROM。

Cisco uBR7200 シリーズ シャーシに出入りする冷気をモニタする 2 つの環境センサ。

表1-2 に I/O コントローラのメモリ コンポーネントを示します。

 

表1-2 I/O コントローラのメモリ コンポーネント

メモリ タイプ
サイズ
数量
説明
場所

ブート ROM

256 KB

1

ROM モニタ プログラム用 EPROM

ソケット U20

フラッシュ SIMM

4 MB
または
8 MB

1

デフォルトのブート ヘルパー イメージを格納

ソケット U99 または U10、U11、U12、および U13 または U13 と U25(はんだ付け)

フラッシュ メモリ カード

20 MB

最大2つ

デフォルトの Cisco IOS イメージを格納

PCMCIA スロット 0 およびスロット 1

フラッシュ カード

48 MB
または
128 MB

最大 2 つ

デフォルトの Cisco IOS イメージを格納

PC カード スロット 0 およびスロット 1

NVRAM

128 KB

1

システム コンフィギュレーション ファイル用不揮発性EPROM

ソケット U41 または U14(はんだ付け)

メモリ交換手順については、『 Memory Replacement Instructions for the Network Processing Engine or Network Services Engine and Input/Output Controller 』を参照してください。このマニュアルは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/7200/install_and_upgrade/npe-nse_memory_install/memory.html

I/O コントローラ カードの交換手順については、『 Input/Output Controller Replacement Instructions 』を参照してください。このマニュアルは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/7200/install_and_upgrade/7200_i.o_controller_install/4447io.html

ファスト イーサネット ポートが装備されているかどうかに応じて、I/O コントローラの前面プレートにはシステム ステータスを示す LED が 2 つまたは 4 つ配置されています。その他の 2 つの LED は、PCMCIA スロットのいずれかに搭載されているフラッシュ メモリ カードのステータスを示します。

CPU リセット ボタンは、I/O コントローラ前面プレートの IO PWR OK LED の隣にあります。CPUリセット ボタンを押すと、システム全体がリセットされます。


注意 システム エラーおよび問題の発生を回避するために、サービス担当者から指示がある場合以外は、CPU リセット ボタンを使用しないでください。


ヒント Cisco uBR7200 シリーズのスペアとして I/O コントローラを発注する場合は、製品番号
UBR7200-I/O=(ファスト イーサネット ポートを装備していない)または UBR7200-I/O-FE=(ファスト イーサネット ポートを装備している)を使用します。これらの I/O コントローラのフラッシュ メモリ SIMM には、Cisco uBR7200 シリーズで使用される Cisco IOS ソフトウェア イメージがロードされています。


シスコ製ケーブル インターフェイス カード

シスコ製ケーブル インターフェイス カード(別名ライン カード)と外付け IF/RF アップコンバータを組み合わせたものは、ケーブル ヘッドエンドと、DOCSIS 準拠ケーブル モデムと EuroDOCSIS 準拠ケーブル モデム/STB 間の RF インターフェイスとして機能します。シスコ製ケーブル インターフェイス カードは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ上のダウンストリーム出力とアップストリーム入力ケーブル インターフェイスを分離して、ダウンストリームおよびアップストリーム信号の結合配置および分割配置を可能にします。

シスコ製ケーブル インターフェイス カードは、6 MHz NTSC 標準および 8 MHz PAL/SECAM の両方のチャネル環境で使用できます。

ケーブル インターフェイス カードはユニバーサル ブロードバンド ルータのミッドプレーンに直接接続します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータに搭載されたケーブル インターフェイス カードは、活性挿抜をサポートします。ダウンストリーム ポートは、外付け IF/RF アップコンバータ ハードウェアに接続する必要があります。


注意 内部コンポーネントに冷気が適切に流れるようにするには、空いているシャーシ スロットにブランク ケーブル インターフェイス カード、ブランク ポート アダプタ、およびブランク ケーブル クロック カードを取り付けてください。また、電源装置フィラー プレート(および対応するエア ダム)を、空いている電源装置ベイに搭載してください。

各ケーブル インターフェイス カードの詳細については、『 Cisco uBR7200 Series Cable Interface Line Card Hardware Installation Guide 』を参照してください。このマニュアルは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_installation_guides_list.html

シスコ製ケーブル クロック カード(Cisco uBR7246VXRのみ)

ケーブル クロック カードは、Cisco MC16S または Cisco MC16E ケーブル インターフェイス カードおよび Cisco uBR7246VXR ルータと組み合わせた場合のみ機能します。ケーブル モデムもクロック モードに対応していなければなりません。

シスコ製ケーブル クロック カードは、Cisco uBR7246VXRに信頼性の高いナショナル クロック信号を提供するために設計されたデュアルポート FRU コンポーネントです。ケーブル クロック カード前面のプライマリおよびセカンダリ DB-15 インターフェイスを、外部 T1 クロック信号の送信元に接続します。

Cisco uBR7246VXR シャーシに取り付けられたケーブル クロック カードは、ルータのミッドプレーン全体にナショナル クロック信号を伝播させることができます。そのためには、PSTN を通して送信される外部 T1 信号にロックするか、同じシャーシに取り付けられたポート アダプタから送信される T1 クロック信号にロックするか、または T1 クロック信号を生成する Global Positioning System(GPS)レシーバーに接続します。ケーブル クロック カードは活性挿抜をサポートしません。


注意 ルータのコンポーネントに適切なエアーフローを確保するには、Cisco uBR7246VXR のケーブル クロック カード スロットにケーブル クロック カードまたはブランク ケーブル クロック カード カバー プレートを取り付ける必要があります。

ケーブル クロック カードの詳細については、次の URL にある『 Cisco Cable Clock Card for the Cisco uBR7246VXR Universal Broadband Router 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_1t/12_1t1/feature/guide/natlclck.html


) シスコ推奨の外部 T1 コンポーネントのサプライヤについては、付録 F「ヘッドエンド プロビジョニング要件に対応する製造元」を参照してください。


シスコ製ポート アダプタ

ポート アダプタは WAN インターフェイスとして機能し、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータのミッドプレーンに直接接続されます。Cisco uBR7200 シリーズに搭載されたポート アダプタは活性挿抜をサポートします。各 Cisco uBR7200 シリーズ ルータでサポートされるポート アダプタの詳細リストについては、 表1-3 、『 Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide 』、または最新の IOS リリース ノートを参照してください。


) ポート アダプタは Cisco uBR7225VXR ではサポートされません。


Cisco uBR7200 Series Software Configuration Guide 』は、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Cisco ISO のリリース ノートは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_release_notes_list.html

ポート アダプタおよび HSSI インストレーション情報については、次の URL にあるポート アダプタ コンフィギュレーション ノートを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/port_adapters/install_upgrade/cables_and_attenuator/hssi_cable_install/HSSIcab.html


注意 ルータのポート アダプタに適切なエアーフローを確保するには、各ポート アダプタ スロットにポート アダプタまたはブランク ポート アダプタを装着する必要があります。

シスコ製ポート アダプタ/シャーシ/リリースの関係

表1-3 に、現在の Cisco uBR7200 シリーズ ポート アダプタ、およびそのポート アダプタがサポートされているシャーシとリリース系統を示します。

 

表1-3 Cisco uBR7200 シリーズ ポート アダプタ、シャーシ、および Cisco IOSリリースの互換性

製品番号
Cisco uBR7225VXR
Cisco uBR7246
Cisco uBR7246VXR
イーサネット

PA-4E ― 4 ポート イーサネット 10BASE-T ポート アダプタ

該当なし

11.3(8)NA、12.0(1)T、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC、

12.0(7)SC、12.0(7)T、12.1(1a)T1 1 、12.1 EC

PA-8E ― 8 ポート イーサネット 10BASE-T ポート アダプタ

該当なし

11.3(8)NA、12.0(1)T、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)SC、12.0(7)T、12.1(1a)T1 2 、12.1 EC

PA-FE-FX ― 1 ポート 100BASE-FX ファスト イーサネット ポート アダプタ

該当なし

11.3(8)NA、12.0(1)T、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)SC、12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-FE-TX ― 1 ポート 100BASE-TX ファスト イーサネット ポート アダプタ

該当なし

11.3(8)NA、12.0(1)T、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)S、12.1(1a)T1C、12.0(7)T、12.1 EC

PA-2FEISL-FX ― スイッチ間リンク サポート機能を備えた 2 ポート 100BASE-FX ファスト イーサネット ポート アダプタ

該当なし

12.0(5)T1、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)SC、12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-2FEISL-TX ― スイッチ間リンク サポート機能を備えた 2 ポート 100BASE-TX ファスト イーサネット ポート アダプタ

該当なし

12.0(5)T1、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)SC、12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-12E/2FE ― 12 ポート 10BASE-T および 2 ポート 10/100BASE-TX ポート アダプタ

該当なし

12.0(5)T1、12.0(6)SC、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

ギガビット イーサネット

PA-GE ― 1 ポート、全二重、IEEE 802.3z 準拠のギガビット イーサネット ポート アダプタ 3

該当なし

該当なし

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

シリアル

PA-4T+ ― 4 ポート同期シリアル ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-8T-232 ― 8 ポート EIA/TIA-232 同期シリアル ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-8T-V35 ― 8 ポート V.35 同期シリアル ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-8T-X21 ― 8 ポート X.21 同期シリアル ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-4E1G-75 ― 4 ポート不平衡型(75 Ω)E1-G.703/G.704 同期シリアル ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(3)T、12.1 EC

PA-4E1G-120 ― 4 ポート平衡型(120 Ω)E1-G.703/G.704 同期シリアル ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(3)T、12.1 EC

PA-E3 ― 1 ポート高速シリアル E3 インターフェイス ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(3)T、12.1 EC

PA-T3 ― 1 ポート T3 シリアル インターフェイス ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(3)T、12.1 EC

PA-2E3 ― 2 ポート高速シリアル E3 インターフェイス ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(3)T、12.1 EC

PA-2T3 ― 2 ポート T3 シリアル インターフェイス ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.1(3)T、12.1 EC

PA-MC-E3 ― 1 ポート マルチチャネル E3、中速シリアル インターフェイス ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T、12.1 EC

該当なし

PA-MC-T3 ― 1ポート T3(28 本の独立した T1 データ回線にチャネル化された)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-MC-4T1 ― 4 ポート マルチチャネル DS1 ISDN PRI シングル幅ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-MC-8E1/120 ― 8 ポート マルチチャネル E1 ISDN PRI シングル幅ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-MC-8T1 ― 8 ポート マルチチャネル DS1 ISDN PRI シングル幅ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

HSSI

PA-H ― 1 ポート HSSI ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1 4
12.1 EC

PA-2H ― 2 ポート HSSI ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1 5
12.1 EC

ATM

PA-A1-OC3SMI ― 1 ポート ATM OC-3c/STM-1 Single-Mode Intermediate reach(SMI; シングルモード中距離)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A1-OC3MM ― 1 ポート ATM OC-3c/STM-1 マルチモード ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A2-4E1XC-OC3SM ― 5 ポート ATM CES 6 (E1 120 Ω CBR 7 ポート× 4、OC-3 ATM シングルモード ポート× 1)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A2-4E1XC-E3ATM ― 5 ポート ATM CES
(E 120 Ω CBR ポート× 4、E3 ATM ポート× 1)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T、12.1 EC

該当なし

PA-A2-4T1C-OC3SM ― 5 ポート ATM CES 6 (T1 CBR 7 ポート× 4、OC-3 ATM シングルモード ポート× 1)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A2-4T1C-T3ATM ― 5 ポート ATM CES 6 (T1 CBR 7 ポート× 4、T3 ATM ポート× 1)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A3-E3 ― 1 ポート E3 ATM、PCI ベース ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A3-T3 ― 1ポート T3 ATM、PCI ベース ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

該当なし

PA-A3-OC3MM ― 1 ポート OC-3c ATM、PCI ベース マルチモード ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-A3-OC3SMI ― 1 ポート OC-3c ATM、PCI ベース SMI ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-A3-OC3SML ― 1 ポート OC-3c ATM

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PCI ベース Single-Mode Long reach(SML; シングルモード長距離)ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

Packet-Over-SONET(POS)

PA-POS-OC3SML ― 1 ポート POS OC-3 SML ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-POS-OC3SMI ― 1 ポート OC3 SMI ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

PA-POS-OC3MM ― 1 ポート POS OC3 マルチモード ポート アダプタ

該当なし

12.0(1)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

12.0(7)T、12.1(1a)T1、12.1 EC

ダイナミック パケット トランスポート

PA-SRP-OC12SMX ― 2 ポート SRP 8 OC12 シングルモード超長距離ポート アダプタ

該当なし

12.1(1a)T、12.1 EC

12.1(1a)T1、12.1 EC

1.Cisco uBR7246VXR の PA-4E 4 ポート イーサネット 10BASE-T ポート アダプタを使用するには、必要最低限のハードウェア リビジョン(バージョン 1.14、部品番号 800-02070-04)以降のバージョンのポート アダプタが搭載されていることを確認してください。

2.Cisco uBR7246VXR の PA-8E 8 ポート イーサネット 10BASE-T ポート アダプタを使用するには、必要最低限のハードウェア リビジョン(バージョン 1.14、部品番号 800-02069-04)以降のバージョンのポート アダプタが搭載されていることを確認してください。

3.ギガビット イーサネット ポート アダプタは、適切な光ファイバ ケーブルおよび GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)と組み合わせて使用する必要があります。

4.Cisco uBR7246VXR の PA-H 1 ポート HSSI ポート アダプタを使用するには、必要最低限のハードウェア リビジョン(バージョン 1.17、部品番号 800-02747-06)以降のバージョンのポート アダプタが搭載されていることを確認してください。

5.Cisco uBR7246VXR の PA-2H 2 ポート HSSI ポート アダプタを使用するには、必要最低限のハードウェア リビジョン(バージョン 1.3、部品番号 800-03306-02)以降のバージョンのポート アダプタが搭載されていることを確認してください。

6.CES = 回線エミュレーション サービス

7.CBR = 固定ビット レート

8.SRP = Spatial Reuse Protocol

電源装置

Cisco uBR7225VXR ルータには 300 W AC 入力電源装置が搭載されています。シングルまたはデュアル電源装置構成の場合、最大 AC 入力電力は 300 W になります。

Cisco uBR7225VXR

電源装置にはメイン電源スイッチ、OK LED、AC 入力電源レセプタクル、および AC 入力電源装置の 2 穴アース ラグが含まれています。シャーシの背面下部にあるアース ラグでは、Electrostatic Discharge(ESD; 静電放電)装置へアース接続します。

Cisco uBR7225VXR では、オプションの 2 台めの電源装置を搭載して負荷分散および電源の冗長性を確保できます。Cisco uBR7225VXR を購入した場合に、2 台めの電源装置を取り付けるには、別途発注する必要があります。

AC 入力電源装置のハンドルには、電源装置の取り外しおよび取り付けに使用するグリップ ポイントがあります(図1-12に AC 電源装置の前面プレートを示します)。

1 つの非脱落型ネジは電源装置をシャーシに固定し、ルータのミッドプレーンに装着するためのものです。AC 入力電源装置には AC 入力電源コード用レセプタクルが付いています。モジュール式電源コードを使用して、AC 入力電源装置を設置場所の AC 電源に接続します。

Cisco uBR7225VXR Universal Broadband Router(uBR; ユニバーサル ブロードバンド ルータ)の電源装置の取り扱い手順および交換手順については、『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router AC Power Supply Replacement Instructions 』を参照してください。

上記のマニュアルは、次の URL にある Cisco.com から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_installation_guides_list.html


) Cisco uBR7225VXR の AC 入力電源装置には、4A の定格電流が流れます。


図1-12 Cisco uBR7225VXR AC 入力電源装置

 


注意 Cisco uBR7225VXR、Cisco uBR7246VXR、および Cisco uBR7246 ユニバーサル ブロードバンド ルータの電源装置に適切なエアーフローを確保するには、各電源装置ベイに電源装置または電源装置フィラー プレート(および対応するエア ダム)を取り付ける必要があります。


付録 A「Cisco uBR7200 シリーズ ルータの仕様」に、入力電圧や動作周波数範囲など、AC 入力電源装置のシステム電力要件を示します。


シャーシの入力 AC 電圧や出力 DC 電圧が許容電圧を超えるか、または内部温度が許容温度を超えると、Cisco uBR7225VXR 電源装置が自動的にシャットダウンします。これが発生すると、電源装置の前面パネル LED のいずれかまたは両方がレッドに変わります。Cisco uBR7225VXR 電源装置は、電源スイッチを手動でオフにすることでリセットする必要があります。オンに戻すとルータを復旧できます。

Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR のシャーシ

電源装置にはルータのメイン電源スイッチ、OK LED、および(搭載された電源装置のタイプに応じて)AC 入力電源レセプタクルまたは 2 本の固定された DC 入力電源コードと 3 つの M5 アース コネクタが含まれています。下部電源装置ベイの近くに 2 つの M5 シャーシ アース レセプタクルがあり、ESD 装置の場合は 1 つのシャーシ アース接続または AC 入力電源装置の場合は 2 穴アース ラグでアースできます。

Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 では、オプションの 2 台めの電源装置を搭載して負荷分散および電源の冗長性を確保できます。Cisco uBR7246VXR または Cisco uBR7246 を購入した場合に、2 台めの電源装置を取り付けるには、別途発注する必要があります。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータの電源装置の取り扱い手順および交換手順については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router AC Power Supply Replacement Instructions

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router 550-Watt DC-Input Power Supply Replacement Instructions

上記のマニュアルは、次の URL にある Cisco.com から入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cfig_nts/index.htm

これらのマニュアルは Documentation CD-ROM にも収録されています。

AC 入力または DC 入力電源装置のハンドルには、電源装置の取り外しおよび取り付けに使用するグリップ ポイントがあります(図1-13に AC 電源装置の前面プレートを示します。図1-14に DC 電源装置の前面プレートを示します)。2 つの非脱落型ネジは電源装置をシャーシに固定し、ルータのミッドプレーンに装着するためのものです。POWER OK LED は、電源装置からルータのミッドプレーンに +5 VDC が供給されていることを示します。

AC 入力電源装置には AC 入力電源コード用レセプタクルが付いています。モジュール式電源コードを使用して、AC 入力電源装置を設置場所の AC 電源に接続します。ケーブル固定クリップを使用して、電源コードを AC 入力電源装置に固定します。


) Cisco uBR7426 および Cisco uBR7246VXR の AC 入力電源装置には、7A の定格電流が流れます。


図1-13 Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR の AC 入力電源装置

 

DC 入力電源装置には、2 つの DC 入力電源コードを接続するレセプタクルが付いています。DC 入力前面プレートの前面には、アース線を接続するための M5 アース レセプタクルが 3 つあります。アース線は 2 つのレセプタクルに取り付ける必要があります。垂直に配置された 2 つのレセプタクル、または水平に配置された 2 つのレセプタクルを使用してください。電源装置前面プレートの 2 つのストレイン レリーフ ボルトにカバーを取り付けて、DC 入力電源コードをカバーの下に固定します。


) 各 DC 入力電源装置の定格電流は 14A、700 VA です。各 DC 入力電源装置への入力には、12 AWG(4 mm2)以上の導線を使用してください。



注意 入力電力は、電気に関する各国の規制に適合する 20 A 回路ブレーカーまたはヒューズで保護する必要があります。

図1-14 Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR の DC 入力電源装置

 


注意 Cisco uBR7225VXR、Cisco uBR7246VXR、および Cisco uBR7246 ユニバーサル ブロードバンド ルータの電源装置に適切なエアーフローを確保するには、各電源装置ベイに電源装置または電源装置フィラー プレート(および対応するエア ダム)を取り付ける必要があります。


付録 A「Cisco uBR7200 シリーズ ルータの仕様」に、入力電圧や動作周波数範囲など、AC 入力および DC 入力電源装置のシステム電力要件を示します。


内部 DC 電圧が許容電圧を超えるか、または電源装置の内部温度が許容温度を超えると、POWER OK LED が消灯し、電源装置が自動的にシャットダウンします。電源装置はシャットダウンしてから 10 秒以内に、再起動を試みます。最初の試行で再起動できない場合、電源装置は自動再起動シーケンスを繰り返します。この処理は、電源スイッチを手動でオフに切り替えるか、または電源装置または電源から電源コードを取り外すまで継続します。電源装置のシャットダウンの条件およびしきい値については、「環境モニタおよびレポート機能」を参照してください。


注意 Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ電源装置への入力電力が切断されると、電源装置は 10 秒間のリセット サイクルを開始します。電源装置を再起動するには、10 秒以上待機するか、または電源スイッチを切り替えます。たとえば、電力が切断されたときに、電源装置がオンになっていた場合は、電源スイッチをオフの位置にしてから、オンの位置に戻します。10 秒以上待機するか、または電源スイッチを切り替えないと、電源装置は再起動しません。

ファン トレイ

Cisco uBR7225VXR のファン トレイ(図1-15 を参照)は、金属トレイに取り付けられた 3 つのファンで構成されます。Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 のファン トレイ(図1-16 を参照)は、金属トレイに取り付けられた 7 つのファンで構成されます。

各 Cisco uBR7200 シリーズ ルータでは、ファン トレイは(ルータ前面から向かって)シャーシの左側にあり、ルータのミッドプレーンに直接接続された DC 電源ハーネスを通して 12 VDC が供給されます。

NPE および I/O コントローラ(Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246)の温度センサは内部温度をモニタし、内部温度が指定されたしきい値に近づくと警告メッセージを送信します。内部温度が指定されたしきい値を超えると、システム環境モニタはすべての内部電源をシャットダウンして、過熱による破損から装置を保護します。

シャーシからファン トレイを取り外すには、ファン トレイの前面にある非脱落型ネジを緩め、装備されたハンドルを使用してトレイを引き抜きます。


) Cisco uBR7225VXR ファン トレイは FRU ではありません。


ファン トレイの取り外しおよび取り付け手順については、次の URL にある『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Fan Tray Replacement Instructions 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/ubr7200/installation/4939sbc.html

図1-15 Cisco uBR7225VXR ファン トレイ

 

図1-16 Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 のファン トレイ

 

ファン トレイは(ルータ前面から向かって)シャーシ右側の吸気口から冷気を取り入れ、内部コンポーネントに通風したあと、シャーシ左側の排気口から排出します。図1-17 に、ルータ内のエアーフローを示します。

適正なエアーフローを保ち、シャーシ内部の過熱を防ぐために、シャーシの両側を塞がないように注意してください。3 インチ以上のスペースを空けることを推奨します( 設置環境の条件を参照)。

図1-17 内部のエアーフロー -- 上面図

 

Cisco uBR7225VXR シャーシ

シャーシ前面には、ケーブル インターフェイス カード用スロットが 2 つ、およびサブシャーシ用ベイが 1 つ装備されています。図1-18 を参照してください。

図1-18 Cisco uBR7225VXR シャーシ

 

Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR のシャーシ

シャーシ前面には I/O コントローラ用スロットが 1 つ、シングル幅ポート アダプタを 2 つ(またはデュアル幅ポート アダプタを 1 つ)搭載するためのスロットが 2 つ、ケーブル インターフェイス カード用スロットが 4 つ、ファン トレイ用スロットが 1 つ、およびサブシャーシとミッドプレーン用ベイが 1 つ装備されています。図1-19 を参照してください。

図1-19 Cisco uBR7246 シャーシおよび Cisco uBR7246VXR シャーシ

 


) Cisco uBR7200 シリーズ シャーシを交換するには、内部コンポーネントをすべて取り外す必要があります。シャーシを交換する場合は、Cisco.com の内部コンポーネントの取り外しおよび取り付け手順が記載されたマニュアルを参照してください。


サブシャーシおよびミッドプレーン

サブシャーシおよびミッドプレーンは、Cisco uBR7200 シリーズに次の機能を提供します。

電源装置から I/O コントローラに配電します。

ポート アダプタから NPE-200 のパケット SRAM、または NPE-400 や Cisco uBR7200-NPE-G1 の SDRAM に PCI バスをブリッジします。

PCI バス間でトラフィックを調停します。

PCI バス上でポート アダプタ用のクロック信号を生成します。

Cisco uBR7225VXR、Cisco uBR7246VXR、および Cisco uBR7246 サブシャーシ

Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 サブシャーシ(ルータの背面)には、電源装置用ベイが 2 つ、および NPE エンジン用スロットが 1 つあります(図1-20 を参照)。

Cisco uBR7225VXR ミッドプレーンのケーブル インターフェイス カード側には、ケーブル インターフェイス カード用コネクタが 2 つあります。

Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 ミッドプレーンのケーブル インターフェイス カード側には、ケーブル インターフェイス カード用コネクタが 4 つ、ポート アダプタ用コネクタが 2 つ、I/O コントローラ用コネクタが 1 つ、およびファン トレイ用コネクタが 1 つあります。

Cisco uBR7246VXR もケーブル クロック カード用コネクタの 1 つとして機能します。ミッドプレーンの電源装置側には、電源装置用コネクタが 2 つ、および NPE 用コネクタが 1 つあります。ミッドプレーンはルータの内部コンポーネントに DC 電力を供給します。


) ミッドプレーンを交換する場合は、サブシャーシ、NPE、およびファン トレイを取り外す必要があります。


次の URL にある『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband RouterSubchassis and Midplane Replacement Instructions 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cfig_nts/5193sbm.pdf

図1-20 Cisco uBR7246VXR および Cisco uBR7246 のサブシャーシおよびミッドプレーン

 

フラッシュ メモリ カード

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータには、シスコが提供する Type II PCMCIA フラッシュ メモリ カードを 2 つまで装着できます。

フラッシュ メモリ(フラッシュ メモリ カード、および I/O コントローラ上のフラッシュ SIMM)を使用すると、複数のシステム イメージおよびブート ヘルパー イメージをリモートからロードおよび格納できます。ネットワークを介して新しいイメージをダウンロードして、フラッシュ メモリに追加したり、既存ファイルと置き換えることができます。フラッシュ メモリ カードとオンボード フラッシュ メモリ SIMM 間でイメージを転送することもできます。その後、格納された任意のイメージから手動で、または自動的にルータを起動できます。フラッシュ メモリを TFTP サーバとして機能させることにより、格納されたイメージから他のルータをリモートで起動したり、格納されたイメージを他のルータのフラッシュ メモリにコピーすることもできます。

メモリ交換手順については、次の URL にある『 Memory Replacement Instructions for the Network Processing Engine and Input/Output Controller 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/7200/install_and_upgrade/npe-nse_memory_install/memory.html

フラッシュ ディスク情報については、次の URL にある『 Using the Flash Disk 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/7200vx/72vxfru/5819fdsk.htm

表1-4 に、Cisco uBR7200 シリーズ ルータでサポートされているフラッシュ メモリ カードのオプションを示します。

 

表1-4 フラッシュ メモリ カードのオプション

メモリ サイズ(MB)
製品番号
サポート

20

MEM-I/O-FLD20M 9

Cisco uBR-7200-NPE-G1 を除くすべての NPE

48

MEM-I/O-FLD48M 1

NPE-225、NPE-300、NPE-400

128

MEM-I/O-FLD128M 1

NPE-225、NPE-300、NPE-400

256(128 MB × 2)

MEM-NPE-G1-256MB

Cisco uBR-7200-NPE-G1

512(256 MB × 2)

MEM-NPE-G1-512MB

Cisco uBR-7200-NPE-G1

1 GB(512 MB × 2)

MEM-NPE-G1-1GB

Cisco uBR-7200-NPE-G1

64

MEM-NPE-G1-FLD64

Cisco uBR-7200-NPE-G1

128

MEM-NPE-G1-FLD128

Cisco uBR-7200-NPE-G1

256

MEM-NPE-G1-FLD128

Cisco uBR-7200-NPE-G1

9.これらの製品は、アップグレード用フラッシュ メモリ カードとして入手することもできます。アップグレード用として発注する場合は、製品番号の後ろに等号(=)を加えてください(例:MEM-I/O-FLC16M=)。