ビデオ : Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ

Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル インターフェイス ラインカード ハードウェア インストレーション ガイド

Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル インターフェイス ラインカード ハードウェア インストレーション ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/11/13 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル

目的

対象読者

対象範囲

マニュアルの内容

ケーブル インターフェイス ラインカードの概要

Cisco uBR-MC11 ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC11 FPGA

Cisco uBR-MC11C

Cisco uBR-MC12C ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC14C ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC16 ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC16B

Cisco uBR-MC16C

Cisco uBR-MC16E

Cisco uBR-MC16S

Cisco uBR-MC16U/X

Cisco uBR-MC28 ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC28C

Cisco uBR-MC28U/X

Cisco MCxx のインターフェイスとポート名

Cisco uBR-MC16X および Cisco uBR-MC28X ケーブル インターフェイス ラインカードの LED

ケーブル インターフェイス ラインカードの仕様

ソフトウェア最小要件

DOCSIS および EuroDOCSIS のデータ レートおよび変調方式

Cisco uBR7200 シリーズ シャーシのスロット番号

安全に関する注意事項および警告

電気製品を扱う際の注意事項

静電破壊の防止

警告の定義

FCC クラス A 規格との適合

暗号化に関する米国輸出法規制への適合

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外し

インストレーションの準備

工具および部品

必要なソフトウェアおよびハードウェア

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外し

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け

同軸ケーブルの仕様

同軸ケーブルの問題

新しいケーブル インターフェイス ラインカードの配線

減衰の問題

減衰の追加

インストレーションのトラブルシューティング

基本的な Cisco IOS コンフィギュレーション コマンド

関連資料

マニュアルの入手方法

Cisco.com

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

TAC Web サイト

Japan TAC Web サイト

TAC レベル情報の参照

TAC プライオリティの定義

その他の資料および情報の入手方法

Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル
インターフェイス ラインカード ハードウェア インストレーション ガイド

【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。
 
本書は、米国シスコシステムズ発行ドキュメントの参考和訳です。
米国サイト掲載ドキュメントとの差異が生じる場合があるため、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
また、契約等の記述については、弊社販売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。

Text Part Number:OL-4137-02-J
June 2007

製品番号:UBR-MC28C=、UBR-MC28U=、UBR-MC28X、UBR-MC16E=、UBR-MC16S=、UBR-MC16C=、UBR16U=、UBR-MC16X=、UBR-MC16B=、UBR-MC14C=、UBR-MC12C=、UBR-MC11C=、UBR-MC11=

マニュアルの変更履歴

 

日付
リビジョン
内容

1999 年 12 月 10 日

78-10494-xx

初版、78-10494-04 に更新

2003 年 11 月 30 日

OL-4137-01

オンライン ドキュメントに限定し、情報および形式を更新。Cisco uBR-MC16U/X および Cisco uBR-MC28U/X の情報を追加

2007 年 6 月 27 日

OL-4137-02

ケーブル インターフェイス ラインカードのサポートのため、OIR サポートの説明を変更

目的

このマニュアルでは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータのケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け、取り外し、およびトラブルシューティングの手順について説明します。

対象読者

このマニュアルは、シスコ製品およびヘッドエンドのケーブル配線に精通しているサービス担当者を対象にしています。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030


対象範囲

このマニュアルでは、次の内容を取り扱っています。

Cisco uBR7223、Cisco uBR7246、および Cisco uBR7246VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータ上での Cisco uBR-MC11x、Cisco uBR-MC12x、Cisco uBR-MC14x、Cisco uBR-MC16x、および Cisco uBR-MC28x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外し

インストレーションのトラブルシューティング

基本的な IOS コンフィギュレーション コマンド


) このマニュアルは、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide』および『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』と併せてご利用ください。参考となる関連資料のリストは、「関連資料」を参照してください。


マニュアルの内容

このマニュアルで説明する内容は、次のとおりです。

「ケーブル インターフェイス ラインカードの概要」

「同軸ケーブルの仕様」

「Cisco uBR7200 シリーズ シャーシのスロット番号」

「安全に関する注意事項および警告」

「ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外し」

「同軸ケーブルの仕様」

「新しいケーブル インターフェイス ラインカードの配線」

「インストレーションのトラブルシューティング」

「基本的な Cisco IOS コンフィギュレーション コマンド」

「関連資料」

「マニュアルの入手方法」

「テクニカル サポート」

「その他の資料および情報の入手方法」

ケーブル インターフェイス ラインカードの概要

シスコのケーブル インターフェイス ラインカードは、IF/RF アップコンバータと併用することによって、ケーブル ヘッドエンドと、Data over Cable Service Interface Specifications(DOCSIS)準拠ケーブル モデムまたは EuroDOCSIS 準拠ケーブル モデム、および Set-Top Box(STB; セットトップ ボックス)との間の RF(無線周波数)インターフェイスとして機能します。シスコのケーブル インターフェイス ラインカードは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ上のダウンストリーム出力ケーブル インターフェイスとアップストリーム入力ケーブル インターフェイスを分離して、ダウンストリーム信号とアップストリーム信号の結合および分割を調整します。

シスコのケーブル インターフェイス ラインカードは、6 MHz National Television Systems Committee(NTSC)規格、8 MHz Phase Alternating Line(PAL)規格、および Systeme Electronique Couleur Avec Memoire(SECAM)規格のチャネル環境で使用することができます。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、次のケーブル インターフェイス ラインカードをサポートしています。

Cisco uBR-MC11 FPGA(製造終了)

Cisco uBR-MC11C(製造終了)

Cisco uBR-MC12C(製造終了)

Cisco uBR-MC14C

Cisco uBR-MC16B(製造終了)

Cisco uBR-MC16C

Cisco uBR-MC16E(8 MHz の動作をサポート)

Cisco uBR-MC16S(スペクトラム管理をサポート)

Cisco uBR-16U(オンボード アップコンバータ搭載ユニバーサル カード)

Cisco uBR-16X(オンボード アップコンバータ非搭載ユニバーサル カード)

Cisco uBR-MC28C

Cisco uBR-MC28U(オンボード アップコンバータ搭載ユニバーサル カード)

Cisco uBR-MC28X(オンボード アップコンバータ非搭載ユニバーサル カード)

表1 に、ケーブル インターフェイス ラインカード、NPE(ネットワーク処理エンジン)、およびシャーシの互換性を示します。

 

表1 ケーブル インターフェイス ラインカードとシャーシの互換性

ケーブル インターフェイス ラインカード
必要な NPE
(Cisco uBR7223) 1
必要な NPE
(Cisco uBR7246) 1
必要な NPE(Cisco uBR7246VXR)

Cisco uBR-MC11 FPGA 1

Cisco NPE-150 1 Cisco NPE-200

Cisco NPE-150 1 Cisco NPE-200 1

なし

Cisco uBR-MC11C 1

Cisco NPE-150 1
Cisco NPE-200 1
Cisco NPE-225

Cisco NPE-150 1
Cisco NPE-200 1
Cisco NPE-225

Cisco NPE-225
Cisco NPE-300 1
Cisco NPE-400
Cisco uBR7200-NPE-G1 2

Cisco uBR-MC12C 1

Cisco uBR-MC14C

CiscouBR-MC16B

Cisco uBR-MC16C

CiscouBR-MC16E

Cisco uBR-MC16S

Cisco uBR-MC28C 3

Cisco NPE-200 2
Cisco NPE-225

Cisco NPE-200 2
Cisco NPE-225

Cisco uBR-MC16U

--

--

Cisco NPE-400 4
Cisco uBR7200-NPE-G1 5

Cisco uBR-MC16X

--

--

Cisco uBR-MC28U

--

--

Cisco uBR-MC28X

--

--

1.製造終了

2.モジュールをインストールする前に、次の URL にアクセスして『Cisco uBR7200-NPE-G1 Read Me First』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cfig_nts/15066r.pdf

3.NPE-225 には最小限 128 MB の RAM が必要です。

4.NPE-400 には最小限 128 MB の RAM が必要です。

5.NPE-G1 には最小限 256 MB の RAM が必要です。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ関連で、すでに製造終了となっている製品のリストは、Product Bulletin 1438 を参照してください。詳細は、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/prod_eol_notices_list.html

Cisco uBR-MC11 ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC11 ラインカードには、1 つのダウンストリーム モジュレータと 1 つのアップストリーム デモジュレータが付いています。このケーブル インターフェイス ラインカードには、2 種類のハードウェア バージョンがあります。


) これらのケーブル インターフェイス カードは、製造終了となっています。


Cisco uBR-MC11 FPGA


) Cisco uBR-MC11 FPGA ラインカードは、Cisco uBR7246VXRルータではサポートされません。


Cisco uBR-MC11 FPGA ラインカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 27 Mbps での 64 Quadrature Amplitude Modulation(QAM; 直交振幅変調)、アップストリームではデフォルト伝送速度 1.280 kbps での Quadrature Phase Shift Keying(QPSK;4 位相偏移変調)をサポートしています。カード出力は、+32 dBmV +/-2 dB です。


) Cisco uBR-MC11 FPGA ラインカードがサポートするアップストリーム変調およびチャネル幅は 1 つだけなので、カードのアップストリーム変調プロファイルを定義することはできません。アップストリーム値の詳細は、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。Cisco uBR-MC11 FPGA ラインカードを使用する場合、デフォルトの変調プロファイル 1 を変更することはできません。


Cisco uBR-MC11C

Cisco uBR-MC11C ラインカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 40 Mbps での 256 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 5 Mbps での 16 QAM をサポートしています。Cisco uBR-MC11C は、表6に記載されているすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートしています。カード出力は、+42 dBmV +/-2 dB です。

図1 Cisco uBR-MC11C ケーブル インターフェイス ラインカード

 

Cisco uBR-MC12C ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC12C ラインカードには、1 つのダウンストリーム モジュレータと 2 つのアップストリーム デモジュレータが付いています。このカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 40 Mbps での 256 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 5 Mbps での 16 QAM をサポートしています。Cisco uBR-MC12C は、表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートしています。カード出力は、+42 dBmV +/-2 dB です。


) Cisco uBR-MC12C ラインカードは、製造終了となっています。


図2 Cisco uBR-MC12C ケーブル インターフェイス ラインカード

 

Cisco uBR-MC14C ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC14C ラインカードには、1 つのダウンストリーム モジュレータと 4 つのアップストリーム デモジュレータが付いています。このカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 40 Mbps での 256 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 5 Mbps での 16 QAM をサポートしています。Cisco uBR-MC14C ラインカードは、表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートしています。カード出力は、+42 dBmV +/-2 dB です。

図3 Cisco uBR-MC14C ケーブル インターフェイス ラインカード

 

Cisco uBR-MC16 ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC16 ケーブル インターフェイス ラインカードには、1 つのダウンストリーム モジュレータと 6 つのアップストリーム デモジュレータが付いています。このケーブル インターフェイス ラインカードには、4 種類のハードウェア バージョンがあります。

Cisco uBR-MC16B

Cisco uBR-MC16B ラインカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 27 Mbps での 64 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 2.56 Mbps での QPSK をサポートしています。QPSK アップストリーム伝送の場合、Cisco uBR-MC16B ラインカードは、表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートします。16 QAM アップストリーム伝送の場合、Cisco uBR-MC16B ラインカードでは、5 つのアップストリーム シンボル レートのうち、2.56 M および 1.28 M の 2 つはサポートされません。同様に、256 QAM ダウンストリーム伝送の場合にも、Cisco uBR-MC16B ラインカードでは、この 2 つの DOCSIS シンボル レートはサポートされません。Cisco uBR-MC16B ケーブル インターフェイス ラインカードの出力は、+32 dBmV +/-2 dB です。


) Cisco uBR-MC16B ケーブル インターフェイス ラインカードは、製造終了となっています。


Cisco uBR-MC16C

Cisco uBR-MC16C ラインカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 40 Mbps での 256 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 5 Mbps での 16 QAM をサポートしています。Cisco uBR-MC16C ラインカードは、表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートしています。カード出力は、+42 dBmV +/-2 dB です。

図4 Cisco uBR-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカード

 

Cisco uBR-MC16E

Cisco uBR-MC16E ラインカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 40 Mbps での 256 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 5 Mbps での 16 QAM をサポートしています。Cisco uBR-MC16E ラインカードは、表6に示すすべてのアップストリーム チャネル幅をサポートしています。カード出力は、+40 dBmV +/-2 dB です。CiscouBR-MC16E ラインカードは、ITU J.83 Annex A 物理レイヤ、およびケーブル関連各社により提案中の EuroDOCSIS 規格(ECR RFI-R-98036)をサポートしています。

Cisco uBR-MC16E ラインカードは、ダウンストリーム 5 ~ 65 MHz、アップストリーム 85 ~ 860 MHz の欧州 PAL/SECAM 8 MHz チャネル環境において、ヘッドエンドと EuroDOCSIS 準拠ケーブル モデムおよび STB とを接続するケーブル上で、双方向データ伝送をサポートするように設計されています。


) 他のすべてのシスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードは、周波数 44 MHz でダウンストリーム信号をアップコンバータに伝送しますが、Cisco uBR-MC16E ラインカードは、周波数 36.125 MHz でダウンストリーム IF 信号をアップコンバータに伝送します。


図5 Cisco uBR-MC16E ケーブル インターフェイス ラインカード

 


) Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータおよび Cisco uBR-MC16E ラインカードの両方をサポートするには、必ず適正な Cisco IOS リリース ソフトウェア イメージを使用してください。シャーシとケーブル インターフェイス ラインカードのソフトウェア イメージにおける最小要件の詳細については、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。「関連資料」を参照してください。


Cisco uBR-MC16S

Cisco uBR-MC16S ラインカードはマザーボード(Cisco uBR-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードに基づく)および追加の「ピギーバック」スペクトラム管理カードから構成されます。Cisco uBR-MC16S ラインカードは、ダウンストリームではデフォルト伝送速度 40 Mbps での 256 QAM、アップストリームではデフォルト伝送速度 5 Mbps での 16 QAM をサポートしています。Cisco uBR-MC16S ラインカードは、表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートしています。カード出力は、+42 dBmV +/-2 dB です。また、Cisco uBR-MC16S ラインカードは、ハードウェアおよびソフトウェアの拡張により、高度なスペクトラム管理機能を備えています。

Cisco uBR-MC16S の高度なスペクトラム管理機能には、さまざまな幅のクリーン チャネルについて、アップストリーム スペクトラムを階層的にスキャンする機能が含まれています。
Cisco uBR-MC16S の機能およびプログラミングの詳細は、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Software Configuration Guide』を参照してください。

Cisco uBR-MC16S ラインカードのスペクトラム管理ドータカードは、5 ~ 42 MHz のアップストリーム周波数スペクトラムをサンプリングし、その情報に基づいて周波数ホップを開始します。 オフライン ケーブル モデムのしきい値に到達すると、スペクトラム管理カードは使用可能なアップストリーム スペクトラムのスナップショットを取得し、有意な入力およびインパルス雑音が生じているかどうかを分析するために、この情報を Cisco IOS ソフトウェアに渡します。分析結果から、Cisco IOS ソフトウェアは、アップストリーム周波数スペクトラムの最もクリーンな部分の情報を引き出し、クリーンなアップストリーム チャネルへの周波数ホップを自動的に開始します。ユーザ定義のしきい値は、コマンドを使用して、Cisco uBR7200 seriesルータのコンフィギュレーション ファイルに指定します。詳細は、『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』を参照してください。また、『 Cisco uBR7200 Series MC16S Cable Modem Card Spectrum
Management
』および『 Cisco uBR7200 Dynamic Upstream Modulation 』のフィーチャ モジュールを参照してください。

図6 Cisco uBR-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカード

 


) Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータおよび Cisco uBR-MC16S の両方をサポートするには、必ず適正な Cisco IOS リリース ソフトウェア イメージを使用してください。シャーシとケーブル インターフェイス ラインカードのソフトウェア イメージにおける最小要件の詳細については、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。「関連資料」を参照してください。


Cisco uBR-MC16U/X

Cisco uBR-MC16U および Cisco uBR-MC16X(Cisco uBR-MC16U/X)ケーブル インターフェイス ラインカードは、Cisco uBR7246VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータに搭載できる 2 つの新しい Broadband Processing Engine(BPE)シリーズ ケーブル インターフェイスです。BPE カードは、先進的なコンテンツ管理、トラフィック管理、およびネットワーク管理を提供する革新的な統合ツールで、パフォーマンスを向上させ、高度な RF 管理をサポートします。

Cisco uBR-MC16U/X カードには、1 つのダウンストリーム ポートと 6 つのアップストリーム ポートがあり、すべて単一の DOCSIS MAC ドメインに属しています。Cisco uBR-MC16U および Cisco uBR-MC16X の 2 種類のバージョンは同一仕様ですが、ダウンストリーム ポートが使用するアップコンバータのタイプだけが異なります。

Cisco uBR-MC16U カード ― 各ダウンストリーム ポートに、コンバイナ接続および同軸ケーブル伝送に適した RF 信号を生成するオンボード統合アップコンバータが含まれているので、外部アップコンバータを使用する必要はありません。

Cisco uBR-MC16X カード ― ダウンストリーム用の統合アップコンバータは含まれていません。ケーブル ネットワークに伝送する前に、ダウンストリーム ポートが生成する IF 信号を外部アップコンバータを使用して変換する必要があります。既存のラインカードが外部アップコンバータを使用している場合には、Cisco uBR-MC16X カードと簡単に交換できます。

図7 に Cisco uBR-MC16U カードの前面パネル、図8に Cisco uBR-MC16X カードの前面パネルを示します。


ヒント これらのカードには、識別用のカラー タブが付いています。グリーンは U カード、イエローは X カードです。


図7 Cisco uBR-MC16U ケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレート

 

図8 Cisco uBR-MC16 Xケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレート

 


) Cisco uBR-MC16U カードのダウンストリームには、内蔵アップコンバータが RF 信号を出力することを示す [DS0RF] ラベルが付いています。Cisco uBR-MC16X カードのダウンストリームには、IF 信号を出力し、外部アップコンバータが必要なことを示す [DS] ラベルが付いています。


Cisco IOS Release 12.2(15)CX 以上のリリースでは、ダウンストリーム ポートは 64 QAM および 256 QAM をサポートし、アップストリーム ポートは、アップストリームの伝送モードに応じて、QPSK、8 QAM、16 QAM、32 QAM、および 64 QAM 変調をサポートします。

コンフィギュレーションによって、Cisco uBR-MC16U/X ラインカードは、DOCSIS または EuroDOCSIS のいずれかの伝送をサポートします。

DOCSIS ケーブル ネットワークは、ITU J.83 Annex B 物理レイヤ規格および DOCSIS Annex B 規格に基づいて、6 MHz の NTSC チャネル プランを使用します。このモードでは、ダウンストリームは 85 ~ 860 MHz の周波数範囲で 6 MHz のチャネル幅を使用し、アップストリームは 5 ~ 42 MHz の周波数範囲で複数のチャネル幅をサポートします。

EuroDOCSIS ケーブル ネットワークは、ITU J.112 Annex A 物理レイヤ規格および EuroDOCSIS Annex A 規格に基づいて、8 MHz の PAL および SECAM チャネル プランを使用します。このモードでは、ダウンストリームは 85 ~ 860 MHz の周波数範囲で 8 MHz のチャネル幅を使用し、アップストリームは 5 ~ 65 MHz の周波数範囲で複数のチャネル幅をサポートします。

DOCSIS または EuroDOCSIS の伝送モードを使用する場合、Cisco uBR-MC16U/X カードは次のネットワーク タイプをサポートします。

DOCSIS 1.0 および DOCSIS 1.1 準拠ケーブル モデムだけをサポートする TDMA 専用モード

DOCSIS 2.0 準拠ケーブル モデムをサポートする A-TDMA 専用モード

同じアップストリーム上で DOCSIS 1.0 または DOCSIS 1.1 と DOCSIS 2.0 準拠の両方のケーブル モデムをサポートする混合 TDMA/A-TDMA モード

詳細は、『 Configuring the Cisco uBR-MC16U/X Cable Interface Line Card 』を参照してください。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122newft/122limit/122cy/122cx_15/mc16uxfm.htm


) さらに、Cisco uBR-MC16U/X カードは、日本の Annex B ネットワーク規格で使用される70 ~ 860 MHz(ダウンストリーム)および 5 ~ 55 MHz(アップストリーム)の拡張周波数範囲をサポートします。


Cisco uBR-MC28 ケーブル インターフェイス ラインカード

Cisco uBR-MC28 ケーブル インターフェイス ラインカードには、2 つのダウンストリーム モジュレータと 8 つのアップストリーム デモジュレータが付いています。このケーブル インターフェイス ラインカードには、現在、3 種類のハードウェア バージョンがあります。

Cisco uBR-MC28C

Cisco uBR-MC28C ラインカードは、2 つの RF ドメインに分割されています。各ドメインには、1 つのダウンストリーム ポートと 4 つのアップストリーム ポートがあります。Cisco uBR-MC28C は、 表6 に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅と、 表8 に示す 6 MHz の DOCSIS ダウンストリーム チャネル幅をサポートします。カード出力は、+42 dBmV +/-2 dB です。

Cisco uBR-MC28C ラインカードを正常に動作させるには、Cisco uBR7246VXR で NPE-225 以上(128 MB DRAM)、Cisco uBR7223 ルータおよび Cisco uBR7246 ルータで NPE-200 以上を使用する必要があります。

図9 Cisco uBR-MC28C ケーブル インターフェイス ラインカード

 

Cisco uBR-MC28U/X

Cisco uBR-MC28U および Cisco uBR-MC28X(Cisco uBR-MC28U/X)ケーブル インターフェイス ラインカードは、Cisco uBR7246VXR ユニバーサル ブロードバンド ルータに搭載できる 2 つの新しい BPE シリーズ ケーブル インターフェイスです。BPE カードは、先進的なコンテンツ管理、トラフィック管理、およびネットワーク管理を提供する革新的な統合ツールで、パフォーマンスを向上させ、高度な RF 管理をサポートします。

図10 に Cisco uBR-MC28U ラインカードの前面パネル、図11に Cisco uBR-MC28X ラインカードの前面パネルを示します。


ヒント これらのカードには、識別用のカラー タブが付いています。グリーンは U ラインカード、イエローは X ラインカードです。


図10 Cisco uBR-MC28U ケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレート

 

図11 Cisco uBR-MC28X ケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレート

 


) Cisco uBR-MC28U カードのダウンストリームには、内蔵アップコンバータが RF 信号を出力することを示す [DS0 RF] ラベルが付いています。Cisco uBR-MC28X カードのダウンストリームには、IF 信号を出力し、外部アップコンバータが必要なことを示す [DS] ラベルが付いています。


Cisco IOS Release 12.2(15)CX 以上のリリースでは、ダウンストリーム ポートは 64 QAM および 256 QAM をサポートし、アップストリーム ポートは、アップストリームの伝送モードに応じて、QPSK、8 QAM、16 QAM、32 QAM、および 64 QAM 変調をサポートします。

コンフィギュレーションによって、Cisco uBR-MC28U/X ラインカードは、DOCSIS または EuroDOCSIS のいずれかの伝送をサポートします。

DOCSIS ケーブル ネットワークは、ITU J.83 Annex B 物理レイヤ規格および DOCSIS Annex B 規格に基づいて、6 MHz の NTSC チャネル プランを使用します。このモードでは、ダウンストリームは 85 ~ 860 MHz の周波数範囲で 6 MHz のチャネル幅を使用し、アップストリームは 5 ~ 42 MHz の周波数範囲で複数のチャネル幅をサポートします。

EuroDOCSIS ケーブル ネットワークは、ITU J.112 Annex A 物理レイヤ規格および EuroDOCSIS Annex A 規格に基づいて、8 MHz の PAL および SECAM チャネル プランを使用します。このモードでは、ダウンストリームは 85 ~ 860 MHz の周波数範囲で 8 MHz のチャネル幅を使用し、アップストリームは 5 ~ 65 MHz の周波数範囲で複数のチャネル幅をサポートします。

DOCSIS または EuroDOCSIS の伝送モードを使用する場合、Cisco uBR-MC28U/X カードは次のネットワーク タイプをサポートします。

DOCSIS 1.0 および DOCSIS 1.1 準拠ケーブル モデムだけをサポートする TDMA 専用モード

DOCSIS 2.0 準拠ケーブル モデムをサポートする A-TDMA 専用モード

同じアップストリーム上で DOCSIS 1.0 または DOCSIS 1.1 と DOCSIS 2.0 準拠の両方のケーブル モデムをサポートする混合 TDMA/A-TDMA モード


) さらに、Cisco uBR-MC28U/X ライン カードは、日本の Annex B ネットワーク規格で使用される70 ~ 860 MHz(ダウンストリーム)および 5 ~ 55 MHz(アップストリーム)の拡張周波数範囲をサポートします。


詳細は、『 Configuring the Cisco uBR-MC28U/X Cable Interface Line Card 』を参照してください。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122newft/122limit/122cy/122cx_15/mc28uxfm.pdf

Cisco MCxx のインターフェイスとポート名

Cisco uBR-MC11、Cisco uBR-MC12、Cisco uBR-MC14、および Cisco uBR-MC16 ケーブル インターフェイス ラインカードのダウンストリーム ポートには、[DS] というラベルが付いています。Cisco uBR-MC28 カードのダウンストリーム ポートには、[DS0] および [DS1] のラベルが付いています。すべてのケーブル インターフェイス ラインカードのアップストリーム ポートには、[US0] ~ [USn] のラベルが付いています。nは、アップストリーム ポートを示します。各ケーブル インターフェイス ラインカードの名前は、カード上で使用可能なアップストリーム ポートおよびダウンストリーム ポートの数を示します。たとえば、Cisco uBR-MC16C には、1 つのアップストリーム ポートと 6 つのダウンストリーム ポートがあります。Cisco uBR-MC28C には、2 つのダウンストリーム ポートと 8 つのアップストリーム ポートがあり、2 つのドメインで構成されています。

表2 に、ケーブル インターフェイス ラインカードのインターフェイスと物理ポート名の対応を示します。インターフェイスのカラムのNは、ケーブル インターフェイス ラインカードが搭載されたスロット番号を示す変数です。また、このカラムはアップストリーム ポートおよびダウンストリーム ポートのドメイン(0 または 1)も示します。現在、2 つのドメインを使用するのは Cisco uBR-MC28C のみです。Cisco uBR-MC28C には、2 つのダウンストリーム ポートと 8 つのアップストリーム ポートがあり、2 つのドメインに均等に分けられています。つまり、各ドメインに 4 つのアップストリーム ポートと 1 つのダウンストリーム ポートが含まれます。各ドメインはそれぞれ独立して動作します。両ドメインのアップストリーム ポートとダウンストリーム ポートを混在させて使用することはできません。

 

表2 ケーブル インターフェイス ラインカードのインターフェイスとポート名の対応

ケーブル インターフェイス ラインカード
インターフェイス
ポート名

Cisco uBR-MC11

Cable N/0

DS、US0

Cisco uBR-MC12

Cable N/0

DS、US0、US1

Cisco uBR-MC14C

Cable N/0

DS、US0、US1、US2、US3

Cisco uBR-MC16C、E、S、U、X

Cable N/0

DS、US0、US1、US2、US3、US4、US5

Cisco uBR-MC28C、U、X

Cable N/0、

Cable N/1

DS0、US0、US1、US2、US3

DS1、US0、US1、US2、US3


注意 従来のシスコの規約とは異なり、ダウンストリーム ポートとアップストリーム ポートは、個別のインターフェイスではなく、1 つの論理インターフェイスであるとみなされます。

Cisco uBR-MC16X および Cisco uBR-MC28X ケーブル インターフェイス ラインカードの LED

Cisco uBR-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードを除き、ケーブル インターフェイス ラインカードの LED の機能および配置はすべて同じです。図12に、代表例として、Cisco uBR-MC28C ラインカードの LED の配置を示します。Cisco uBR-MC16S ラインカードには、図13に示すように、各アップストリーム ポートにスペクトラム管理の動作を示す追加の LED が付いています。図14に、Cisco uBR-MC16U/X および Cisco uBR-MC28U/X に使用されているカラー タブを示します。また、表3に、カードの LED の機能を示します。

図12 ケーブル インターフェイス ラインカードの LED(Cisco uBR-MC28C の例)

 

図13 Cisco uBR-MC16S のスペクトラム管理 LED

 

図14 Cisco uBR-MC16U/X(および MC28U/X)ラインカードのカラー タブ(uBR-MC16U の例)

 

 

表3 ケーブル インターフェイス ラインカードの LED

LED のラベル
状態
説明

ENABLED

グリーン

点灯

ラインカードは正常に動作しています。ルータのミッドプレーンから DC 電力が供給され、動作可能です。

なし

消灯

カードがシャットダウンしているか、スロットが動作していません。

アップストリーム(US)

グリーン

点灯

各アップストリーム ポートについて、アップストリーム パスがアクティブであることを示します。

なし

消灯

ポートが設定されていないか、シャットダウンしています。または、スロットが動作していません。

ダウンストリーム(DS)

グリーン

点灯

各ダウンストリーム ポートについて、ダウンストリーム パスがアクティブであることを示します。

なし

消灯

ポートが設定されていないか、シャットダウンしています。または、スロットが動作していません。

MGR ACT
(Cisco uBR-MC16S のみ)

グリーン

点灯

Cisco IOS Release 12.0.7 XR2 または Cisco IOS Release 12.1.1 T の場合、スペクトラム グループが設定されていることを示します。

Cisco IOS Release 12.1.2 EC または Cisco IOS Release 12.1.2 T の場合、Cisco uBR-MC16S スペクトラム管理カードが、潜在的に雑音の多いチャネルから、よりクリーンなチャネルに対して、アップストリーム周波数ホップを開始したことを示します。

なし

消灯

ポートが設定されていないか、シャットダウンしています。または、スロットが動作していません。


) 他のすべてのシスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードは、周波数 44 MHz でダウンストリーム信号をアップコンバータに伝送しますが、Cisco uBR-MC16E ラインカードは、周波数 36.125 MHz でダウンストリーム IF 信号をアップコンバータに伝送します。アップコンバータが、PAL または SECAM のチャネル伝送をサポートしている必要があります。


ケーブル インターフェイス ラインカードの仕様

表4 に、各ケーブル インターフェイス ラインカードに関するデフォルトのダウンストリームおよびアップストリームの変調方式と出力を示します。前述したように、ケーブル インターフェイス ラインカードは、表6に示す DOCSIS および EuroDOCSIS 規格のいずれかをサポートします。ケーブル インターフェイス ラインカードの設定の詳細は、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』および対応するフィーチャ モジュールを参照してください。

 

表4 ケーブル インターフェイス ラインカードの仕様

ケーブル インターフェイス ラインカード
ダウンストリーム変調
アップストリーム変調
出力

Cisco uBR-MC11 FPGA 6

64 QAM 7

QPSK 8

+32 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC11C 9
Cisco uBR-MC12C 4
Cisco uBR-MC14C 4

64 QAM

QPSK

+42 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC16B 10

64 QAM

QPSK

+32 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC16E 11

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+40 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC16C 4

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+42 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC16S

64 QAM

QPSK

+42 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC16U

64 QAM、256 QAM

QPSK、8、16、32、64 QAM

+50 ~ 61 dBmV(RF)

Cisco uBR-MC16X

64 QAM、256 QAM

QPSK、8、16、32、64 QAM

+42 dBmV +/-2 dB(IF)

Cisco uBR-MC28C 4

64 QAM

QPSK

+42 dBmV +/-2 dB

Cisco uBR-MC28U

64 QAM、256 QAM

QPSK、8、16、32、64 QAM

+50 ~ 61 dBmV(RF)

Cisco uBR-MC28X

64 QAM、256 QAM

QPSK、8、16、32、64 QAM

+42 dBmV +/-2 dB(IF)

6.FPGA ― Field Programmable Gate Array

7.QAM ― Quadrature Amplitude Modulation :直交振幅変調

8.QPSK ― Quadrature Phase Shift Keying : 4 位相偏移変調

9.表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートしています。

10.QPSK アップストリーム伝送の場合、Cisco uBR-MC16B は、表6に示すすべての DOCSIS アップストリーム チャネル幅をサポートします。16 QAM アップストリーム伝送の場合、Cisco uBR-MC16B では、5 つのアップストリーム シンボル レートのうち、2.56 M および 1.28 M の 2 つはサポートされません。同様に、256 QAM ダウンストリーム伝送の場合にも、Cisco uBR-MC16B では、2.56 M および 1.28 M の 2 つの DOCSIS シンボル レートはサポートされません。

11.ITU J.83 Annex A 物理レイヤ、および Cable Lab により提案中の EuroDOCSIS 規格(ECR RFI-R-98036)をサポートしています。Cisco uBR-MC16E は、ダウンストリーム 5 ~ 65 MHz、アップストリーム 85 ~ 860 MHz の欧州 PAL/SECAM 8 MHz チャネル環境において、ヘッドエンドと EuroDOCSIS 準拠ケーブル インターフェイス ラインおよび STB とを接続するケーブル上で、双方向データ伝送をサポートするように設計されています。

ソフトウェア最小要件

表5 に、各タイプのシスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードをサポートするために最小限必要な Cisco IOS リリース イメージ、および基本的な DOCSIS または EuroDOCSIS 伝送に最小限必要な Cisco IOS リリースを示します。一部の機能は、他のリリースを最小限必要とします。詳細は、対応するフィーチャ モジュールを参照してください。

 

表5 各ケーブル インターフェイス ラインカードに最小限必要な Cisco IOS リリース イメージ

ケーブル インターフェイス ラインカード
最小限必要な Cisco IOS リリース イメージ

Cisco uBR-MC11 FPGA

Cisco IOS Release 12.0 T 以上の Cisco IOS リリース

Cisco uBR-MC16B

Cisco IOS Release 12.0(3)T 以上の Cisco IOS 12.0 T リリース

Cisco uBR-MC11C、Cisco uBR-MC12C、Cisco uBR-MC14C、および Cisco uBR-MC16C

Cisco IOS Release 12.0(5)T1 以上の Cisco IOS 12.0 T リリース、
Cisco IOS Release 12.1(1a)T1 以上の Cisco IOS 12.1 T リリース

Cisco uBR-MC16E

Cisco IOS Release 12.0(8)SC1 以上の Cisco IOS 12.0 SC リリース、
Cisco IOS Release 12.0(7)T 以上の Cisco IOS Release 12.0 T リリース、
Cisco IOS Release 12.1(1a)T1 以上の Cisco IOS 12.1 T リリース

Cisco uBR-MC16S 12

Cisco IOS Release 12.0(7)XR2 以上の Cisco IOS 12.0 XR リリース、
Cisco IOS Release 12.1(1a)T1 以上の Cisco IOS 12.1 T リリース

Cisco uBR-MC28C

Cisco IOS Release 12.1(3a)EC1 以上の Cisco IOS 12.1 EC リリース

Cisco uBR-MC16U/X

Cisco IOS Release 12.2(15)CX

Cisco uBR-MC28U/X

Cisco IOS Release 12.2(15)CX

12.ダイナミック アップストリーム変調などの特定の高度なスペクトラム管理機能を使用するには、Cisco IOS Release 12.1(3a)EC1 以上の Cisco IOS 12.1EC リリースが必要です。

DOCSIS および EuroDOCSIS のデータ レートおよび変調方式

シスコのケーブル インターフェイス ラインカードでは、使用するカード、ケーブル ネットワーク、加入者レベル、およびサービス レベルに基づいて、さまざまなアップストリーム伝送を組み合わせて設定することができます。 表6 に、DOCSIS 1.1 および EuroDOCSIS 1.1 規格のデータ レートと変調方式を示します。表7に、DOCSIS 2.0 および EuroDOCSIS 2.0 規格のデータ レートと変調方式を示します。表8に、ダウンストリームのデータ レートを示します。

 

表6 DOCSIS/EuroDOCSIS 1.1 のアップストリーム データ レート

アップストリーム チャネル幅
変調方式、
ビット/シンボル
ボーレート、
シンボル/秒
Raw ビット レート、Mb/秒
スループット(ビット レート - オーバヘッド)、Mb/秒

3.2 MHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

2.56 M

10.24
5.12

9.0
4.6

1.6 MHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

1.28 M

5.12
2.56

4.5
2.3

800 kHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

640 K

2.56
1.28

2.3
1.2

400 kHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

320 K

1.28
0.64

1.2
0.6

200 kHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

160 K

0.64
0.32

0.6
0.3

 

表7 DOCSIS/EuroDOCSIS 2.0 のアップストリーム データ レート

アップストリーム チャネル幅
変調方式、
ビット/シンボル
ボーレート、
シンボル/秒
Raw ビット レート、Mb/秒
スループット(ビット レート - オーバヘッド)、Mb/秒

6.4 MHz

64 QAM
32 QAM
16 QAM
8 QAM
QPSK

5.12 M

30.96
25.80
20.54
15.48
10.30

27.2
22.3
19.8
13.3
8.9

3.2 MHz

64 QAM
32 QAM
16 QAM
8 QAM
QPSK

2.56 M

15.48
12.90
10.30
7.68
5.12

13.3
11
8.9
6.6
4.4

1.6 MHz

64 QAM
32 QAM
16 QAM
8 QAM
QPSK

1.28 M

7.68
6.45
5.12
3.84
2.56

6.6
5.5
4.4
3.3
2.2

800 kHz

64 QAM
32 QAM
16 QAM
8 QAM
QPSK

640 K

3.84
3.20
2.56
1.92
1.28

3.3
2.75
2.2
1.65
1.1

400 kHz

64 QAM
32 QAM
16 QAM
8 QAM
QPSK

320 K

1.92
1.60
1.28
0.96
0.64

1.65
1.38
1.1
0.83
0.54

200 kHz

64 QAM
32 QAM
16 QAM
8 QAM
QPSK

160 K

0.96
0.80
0.64
0.48
0.32

0.83
0.63
0.54
0.40
0.27

 

表8 DOCSIS および EuroDOCSIS のダウンストリーム データ レート

ダウンストリーム チャネル幅、MHz
変調方式、
ビット/シンボル
ボーレート、
MSym/秒
Raw ビット レート、Mb/秒
スループット(ビット レート - オーバヘッド)、Mb/秒

6

64 QAM(6)
256 QAM(8)

5.056
5.360

30.34
42.88

27
39

8

64 QAM(6)
256 QAM(8)

6.592
6.592

39.55
52.74

36
51

Cisco uBR7200 シリーズ シャーシのスロット番号

図15 に、Cisco uBR7223ルータのシャーシのスロット番号を示します。シャーシのスロット番号は、ポート アダプタ用のスロット 0 から始まります。

図15 Cisco uBR7223シャーシのスロット番号

 

図16 に、Cisco uBR7246およびCisco uBR7246VXRルータのシャーシのスロット番号を示します。シャーシのスロット番号は、ポート アダプタ用のスロット 0 から始まります。

図16 Cisco uBR7246VXR シャーシのスロット番号

 

安全に関する注意事項および警告

ここでは、電源または電話回線に接続する機器を取り扱う場合の安全上の注意事項について説明します。

電気製品を扱う際の注意事項

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

シャーシを動かす前に、すべての電源コードおよび外付けケーブルを外してください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人体や装置に危険なことは行わないでください。床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

静電破壊の防止

ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ケーブル インターフェイス ラインカードには、金属フレームに固定されたプリント基板が組み込まれています。EMI(電磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。基板は金属製フレームによって ESD から保護されていますが、基板を取り扱う際は、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

ストラップの装置側をシャーシ フレームの塗装されていない面に接続します。

コンポーネントを取り付けるときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジがあれば、これらを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンにバス コネクタを固定してください。イジェクト レバーや非脱落型ネジは基板の脱落を防ぐだけでなく、システムに適切なアースを提供し、バス コネクタを確実に固定させるために必要です。

コンポーネントを取り外すときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジがあれば、これらを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを取り外してください。

フレームを取り扱う際は、必ず、ハンドルまたは端だけを持ってください。プリント基板またはコネクタには手を触れないようにしてください。

取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用容器に保管します。コンポーネントを返却する場合は、取り外したあと、ただちに静電気防止用容器に入れてください。

プリント基板と衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは体内の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気が静電破壊の原因となることがあります。

金属製フレームから、プリント基板を取り外さないでください。


注意 静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 Mohm でなければなりません。

図17 に、Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル インターフェイス ラインカードの金属製フレームに取り付けられているプリント基板の位置を示します。コンポーネントを取り扱うときは、プリント基板に触れないでください。

図17 Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル インターフェイス ラインカードの取り扱い(側面図)

 


注意 ケーブル インターフェイス ラインカードの非脱落型ネジを必ず締めてください(No.2 プラス ドライバを使って締めます)。これらのネジは機器の脱落を防ぎ、ルータに適切なアースを提供し、ケーブル インターフェイス ラインカードをルータのミッドプレーンに確実に固定します。

警告の定義


警告 安全上の重要事項

「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。警告の各国語版は、各警告の最後に記載されているステートメント番号を基に、装置に付属の「Translated Safety Warnings」を参照してください。ステートメント 1071

これらの注意事項を保存しておいてください。


FCC クラス A 規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCC ルール Part 15 に規定された仕様のクラス A デジタル装置の制限に準拠していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。

装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

米国シスコシステムズ社では、この製品の変更または改造を認めていません。変更または改造した場合には、FCC 認定が無効になり、さらに製品を操作する権限を失うことになります。

暗号化に関する米国輸出法規制への適合

(使用するソフトウェア イメージにベースライン プライバシ機能が含まれている場合)この製品は暗号化を実行することから、米国政府による輸出規制の対象になります。暗号化に関する米国輸出規制により、この製品には次の条件が適用されます。

この製品は、米政府から輸出ライセンスを許諾されて いない 場合、米国およびカナダ以外の居住者が使用することは許可されていません。

この製品は、米政府から 事前に 書面による承認を得ないかぎり、物理的または電気的な手段によって、米国およびカナダ以外に輸出することは できません

この製品は、米政府から事前に書面による承認を得ないかぎり、米国およびカナダ国外の居住者が、物理的または電気的な手段によって再輸出、再販、または譲渡することは できません

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外し

ここでは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータのケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外しの手順について説明します。また、けがや機器の損傷を防ぐための、安全に関する注意事項および静電破壊の情報が記載されています。

インストレーションの準備

工具および部品

ケーブル インターフェイス ライン カードの取り外しおよび取り付けを行うには、次の工具および部品が必要です。機器を追加する必要がある場合は、発注情報についてサービス担当者にお問い合わせください。

新しいケーブル インターフェイス ラインカード

No.2 のプラス ドライバ

3/16 インチのマイナス ドライバ

ユーザ側で用意した静電気防止用の器具、またはすべてのアップグレード キット、Field-Replaceable Unit(FRU)、およびスペア部品に付属している使い捨ての静電気防止用リスト ストラップ

静電気防止用マットまたはシート

静電気防止用バッグ

必要なソフトウェアおよびハードウェア

対象ネットワークが、信頼性の高いブロードバンド データ伝送をサポートするように設計されているかどうかを確認してください。ネットワークは最小限、次の要件を満たしている必要があります。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの WAN 側にあるコンピュータが、Hybrid Fiber Coaxial(HFC)ネットワーク上のケーブル モデムまたは STB に IP アドレスを割り当てる Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバとして設定されている。

ヘッドエンド サイトのダウンストリーム データ パスに Cisco uBR7200 シリーズと互換性のある IF/RF アップコンバータが設置されている(Cisco uBR-MC16U ケーブル インターフェイス ラインカードおよび Cisco uBR-MC28U ケーブル インターフェイス ラインカードの場合は、アップコンバータは不要です)。アップコンバータは、Cisco uBR7200 シリーズ ルータとコンバイナの間に設置します。コンバイナとは、Cisco uBR7200 シリーズ ルータを HFC ネットワークに接続するヘッドエンドまたはケーブル分配センターのすべてのケーブル、増幅器、およびタップを意味します。


) 北米の 6 MHz チャネル環境では、シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードは、周波数 44 MHz でダウンストリーム IF 信号を IF/RF アップコンバータに伝送します。ヨーロッパの 8 MHz チャネル環境では、シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードは、周波数 36.125 MHz でダウンストリーム IF 信号を IF/RF アップコンバータに伝送します。使用するアップコンバータが、ケーブル インターフェイス ラインカードからの適正な IF 入力信号をサポートしているかどうかを確認してください。


Cisco uBR7200 シリーズ ルータのケーブル インターフェイス ラインカードとケーブル モデムとの間のダウンストリーム RF パスに、ダイプレクス フィルタが設置されている。

最大ブレード(60% + 40% ブレード)が利用でき、ダブル フォイルで、適正なコネクタを使用した EIA/TIA-59 ヘッドエンド同軸ケーブルが設置されている。


) DHCP サーバ、アップコンバータ、および同軸ケーブルの詳細は、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide』を参照してください。


Cisco uBR7200 シリーズ ルータの基本的な設定を完了させておきます。最低限、次の作業を行ってください。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのホスト名およびパスワードの設定

Cisco uBR7200 シリーズでの IP サポートの設定

Cisco uBR7200 シリーズ ルータの適正スロットへの、最低 1 つの Cisco ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け

バックボーン接続用としての最低 1 つのポート アダプタの取り付けおよび設定

ダウンストリーム パスへの、Cisco uBR7200 シリーズと互換性のある IF/RF アップコンバータの設置。使用するアップコンバータが、ケーブル インターフェイス ラインカードからの適正な IF 入力信号をサポートしているかどうかを確認してください。

最小 60% + 40% ブレード、ダブル フォイル、中心コネクタの直径が 0.022 インチ(0.056 mm)~ 0.042 インチ(1.07 mm)の EIA/TIA-59 ヘッドエンド同軸ケーブルの接続。EIA/TIA-59/U および EIA/TIA-6 同軸ケーブルも使用できますが、EIA/TIA-59 ケーブルを推奨します。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータと、使用するケーブル インターフェイス ラインカードの両方をサポートする適正な Cisco IOS リリース ソフトウェア イメージのロード。ケーブル インターフェイス ラインカードのソフトウェア イメージの最小要件の詳細は、「ソフトウェア最小要件」および『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』を参照してください。

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けおよび取り外し

ここでは、Cisco uBR7200 シリーズルータのケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し、取り付け、および交換の手順について説明します。

シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付けまたは取り外しの際は、次の警告および注意に従ってください。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 93



注意 ケーブル インターフェイス ラインカード スロットの上下エッジにフレームがつかえないように、また、ケーブル インターフェイス ラインカード背面のエッジ コネクタがミッドプレーンと確実にかみ合うように、フレームが正しい位置にあることを必ず確認してください(ケーブル インターフェイス ラインカードとスロット ガイドの位置合わせ(Cisco uBR7246VXR)を参照)。


注意 ケーブル インターフェイス ラインカード スロットを使用しない場合には、ルータを EMI 規格に適合させ、すべてのシステム コンポーネント間のエアフローを適切に確保するために、空スロットにブランク ケーブル インターフェイス ラインカードを取り付ける必要があります。

Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、ケーブル インターフェイス ラインカードの Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)をサポートしています。技術的には、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータがケーブル インターフェイス ラインカードの OIR をサポートするのは、ケーブル インターフェイス ラインカードを完全に同一タイプのものと交換する場合(Cisco uBR-MC28U カードを別の Cisco uBR-MC28U カードに交換する場合など)だけです。この状況では、ルータのリロードは必要ありません。


注意 たとえば、Cisco uBR-MC16C カードを Cisco uBR-MC16S カードと交換したり、uBR-MC16C カードを Cisco uBR-MC28U と交換したりするなど、異なるタイプのケーブル インターフェイス ラインカード間で OIR を行う場合は、インターフェイスを再設定する必要があり、この場合はルータをリロードすることが推奨されます。OIR の詳細については、『Cisco uBR7200 Series Universal
Broadband Router Hardware Installation Guide
』を参照してください。

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し

Cisco uBR7200 シリーズルータからケーブル インターフェイス ラインカードを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 身体が適切にアースされていることを確認します。

ステップ 2 カード前面からすべてのケーブルを取り外します。

ステップ 3 非脱落型ネジを緩めます(図18 を参照)。

図18 非脱落型ネジ(Cisco uBR-MC16C の例)

 

ステップ 4 カード前面のハンドルを持ち、シャーシからカードを慎重に引き抜きます。


注意 ケーブル インターフェイス ラインカードを取り扱うときは、常にフレームの端およびハンドル部分だけを持つようにし、カードのコンポーネントまたはコネクタ ピンには絶対に触れないでください(Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル インターフェイス ラインカードの取り扱い(側面図) を参照)。

ステップ 5 コンポーネント側を上向きにして、カードを静電気防止用シート上に置くか、静電気防止用バッグに入れます。カードを返品する場合には、ただちに静電気防止用バッグに保管してください。


 

ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け

Cisco uBR7200 シリーズ ルータにケーブル インターフェイス ラインカードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 身体が適切にアースされていることを確認します。

ステップ 2 ケーブル インターフェイス ラインカードの金属製フレームの端を両手で持ち、カードの左右のエッジをカード スロットのガイドの位置に合わせます。カードのコンポーネント側を上向きにします。

ステップ 3 カードのコネクタがミッドプレーンにかみ合う感触があるまで、カードをスロット内にゆっくり押し込みます。

LED が点灯し、カードが Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)を開始すると、LED は点滅します。POST が完了すると、LED にグリーンが点灯します。

LED が点灯しない場合には、「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。


図19 および図20では、1 つのケーブル インターフェイス ラインカードだけが取り付けられています。もう 1 つのカード スロットは空なので、シャーシ内が見えています。これは、わかりやすく図示するためです。Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、ケーブル インターフェイス ラインカード スロットを空にした状態では、絶対に使用しないでください。シャーシ全体のエアフローを適切に保持するために、すべてのカード スロットに、シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードまたはブランク カードを取り付ける必要があります。


ステップ 4 カードの非脱落型ネジを締めてください。カードの非脱落型ネジが完全に締まらない場合は、カードがミッドプレーンに完全に装着されていません。カードをスロットから慎重に引き出し、再び完全に挿入してから、非脱落型ネジを締めてください。


注意 カードが完全に装着されていないと、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータがリブートする原因になります。


ヒント ケーブル インターフェイス ラインカードの非脱落型ネジが完全に締まらない場合は、ミッドプレーンに完全に装着されていません。カードを引き戻して、シャーシ内に挿入し直す必要があります。


図19 ケーブル インターフェイス ラインカードとスロット ガイドの位置合わせ(Cisco uBR7223)

 

図20 ケーブル インターフェイス ラインカードとスロット ガイドの位置合わせ(Cisco uBR7246VXR)

 

ステップ 5 ケーブル インターフェイス ラインカードの前面に、必要なすべての同軸ケーブルを接続します。


) ケーブル配線の詳細は、「新しいケーブル インターフェイス ラインカードの配線」を参照してください。



 

同軸ケーブルの仕様

ケーブル インターフェイス ラインカードを HFC ネットワークに接続する際は、高品質のヘッドエンド グレード同軸ケーブル、または最小 60% + 40% ブレードのダブル フォイル絶縁された 4 倍シールド同軸ケーブルを使用することを推奨します。中心の導体はまっすぐで、コネクタの端から 1/8 インチ(3.2 mm)突き出たものでなければなりません。コネクタは、ケーブルに確実に固定する必要があります。次のケーブルを推奨します。

EIA/TIA-59 ― 中央導体の直径が 0.034 インチ(0.86 mm)

EIA/TIA-59/U ― 中央導体の直径が 0.0226 インチ(0.57 mm)

EIA/TIA-6 ― 中央導体の直径が 0.041 インチ(1.05 mm)


) シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードと HFC ネットワークの接続には上記の 3 種類の同軸ケーブルを使用できますが、一貫して EIA/TIA-59 ケーブルを使用することを推奨します。以前に EIA/TIA-6 ケーブルを使用して接続していたケーブル インターフェイス ラインカードに EIA/TIA-59 ケーブルを接続すると、中央コネクタの直径の違いによって、接続が断続的に失われる可能性があります。


同軸ケーブルの問題

タイプの異なる同軸ケーブルを使用する場合、次の問題が発生する可能性があります。

チャネル間の干渉 ― 並列配線した長い同軸ケーブルに同じ周波数の信号を伝送すると、信号間に干渉が生じることがあります。干渉を防ぐには、シールド性に優れた高品質ケーブルを使用してください。チャネル間の干渉は、アナログ ビデオ チャネルでは交流障害、デジタル チャネルでは間欠的なデータ損失として反映されます。

Cisco uBR7200 シリーズ ケーブル インターフェイス ラインカードのコネクタへの障害 ― ケーブル インターフェイス ラインカードのコネクタは、EIA/TIA-EIA/TIA または EIA/TIA-6 ケーブルおよびコネクタ用に設計されています。これよりも大きなケーブルを使用すると、コネクタが損傷することがあります。

信号の反射減衰の増大 ― 16 dB 以上の最適な反射減衰量を保持するには、高品質ケーブルおよび適正コネクタを使用する必要があります。


) アナログ RF 信号およびデジタル データの設定に関する詳細および設置環境の条件は、
Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide』を参照してください。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cr72hig/index.htm


新しいケーブル インターフェイス ラインカードの配線

新しくケーブル インターフェイス ラインカードを配線する際は、ダウンストリーム ポートを IF/RF アップコンバータに接続し、アップストリーム ポートにアップストリーム ケーブルを接続します。Cisco uBR-MC28C ケーブル インターフェイス ラインカードの場合には、ドメイン 0 のアップストリーム ポートとドメイン 1 のアップストリーム ポートを混在させて使用しないでください。

図21 に示すように、カードにはすべて同軸ケーブル F コネクタを使用します。

図21 ケーブルと F コネクタの接続(Cisco uBR-MC28C の例)

 

減衰の問題

シスコ製 MC xx ケーブル インターフェイス ラインカード(Cisco uBR-MC11C、Cisco uBR-MC12C、Cisco uBR-MC14C、Cisco uBR-MC16C、Cisco uBR-MC16S、および Cisco uBR-MC28C)は、ケーブル ヘッドエンドの IF/RF アップコンバータに +42dBmV の IF 出力電力を供給します。この電力量は、出力電力が +32 dBmV である旧型の Cisco uBR-MC11 FPGA および Cisco uBR-MC16B カードに比べ、10 dB 増大されています。ダウンストリームのコンフィギュレーションに減衰器を取り付けない場合、アップコンバータの入力電力がオーバロードし、信号対雑音比が許容範囲外に低くなったり、隣接チャネル間で干渉が生じることがあります。ただし、シスコが推奨するすべてのIF/RF アップコンバータが、ダウンストリーム パスに減衰器を必要とするわけではありません。 表9 に、シスコが推奨する IF/RF アップコンバータと、減衰器の必要性を示します。


) Cisco uBR-MC16E ケーブル インターフェイス ラインカードの場合は、ダウンストリーム パスに 10 dB の減衰を適用する必要はありません。


 

表9 推奨する IF/RF アップコンバータ

IF/RF アップコンバータのベンダーおよびモデル番号
10 dB 減衰器の必要性

General Instrument C6U

必要

General Instrument C8U

必要

VCom MA4040B

必要

VCom UC4040B

必要

Scientific Atlanta Continuum 9860

不要

Scientific Atlanta Continuum 9861

不要

Barco Gemini

不要

減衰の追加

ダウンストリームのコンフィギュレーションに 10 dB の減衰が必要な場合には、次の手順で減衰器を追加します。


ステップ 1 IF/RF アップコンバータのダウンストリーム入力 F コネクタから、ケーブル インターフェイス ラインカードに接続している同軸ケーブルを取り外します。

ステップ 2 IF/RF アップコンバータの入力 F コネクタに、10 dB 減衰器を取り付けます。

ステップ 3 ケーブル インターフェイス ラインカードに接続している同軸ケーブルを、10 dB 減衰器のメス コネクタに取り付け、ダウンストリーム IF リンクを再接続します。


 

図22 に、アップコンバータのダウンストリーム IF 入力に 10 dB 減衰器を追加した場合の、ケーブル インターフェイス ラインカードと IF/RF アップコンバータ間のダウンストリーム パスの簡略化した例を示します。

図22 設置例 ― アップコンバータの IF 入力に 10 dB 減衰器を追加

 


 

インストレーションのトラブルシューティング

カードをシャーシのバックプレーンに装着すると、LED が点灯し、カードは POST を開始します。


ヒント POST の実行中は、カードの LED が点滅します。


POST 完了後、Enabled LED が点灯しない場合には、次のことを確認してください。

1. カードがシャーシ内に正しく装着されているかどうかを確認します。

a. イジェクト レバーを開き、非脱落型ネジを緩めます。

b. カードをシャーシから中程まで引き出し、再び挿入して、バックプレーンに完全に装着します。

c. イジェクト レバーを閉じ、非脱落型ネジを締めます。

2. 非脱落型ネジとイジェクト レバーが固定されているかどうかを確認します。

a. 前面プレートの非脱落型ネジが完全に締まっていることを確認します。

b. イジェクト レバーが完全に閉じていることを確認します。

3. カードが挿入したスロット用に設定されていることを確認します。

4. 上記の確認を行っても、なお Enabled LED が点灯しない場合、プロセッサのハードウェア障害が検出されている可能性があります。対応について、シスコの TAC にお問い合わせください。

基本的な Cisco IOS コンフィギュレーション コマンド

シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードを適切に設定するには、対応カードをサポートしている最小要件のソフトウェア リリースを使用する必要があります。各タイプのケーブル インターフェイス ラインカードに最小限必要な Cisco IOS リリース イメージのリストは、表5を参照してください。

表10 に、シスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードのインストレーション時の初期設定およびトラブルシューティングに使用できる基本的な Cisco IOS コンフィギュレーション コマンドと診断コマンドを示します。完全なコマンド構文、使用例、およびコマンドライン機能の詳細は、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cr72scg/index.htm


表10に記載されている Cisco IOS ソフトウェア機能のうち、サポートされるコマンドは、Cisco IOS リリース ソフトウェア イメージのバージョンによって異なります。使用する Cisco IOS イメージが、特定の Cisco ケーブル インターフェイス ラインカードの適切な設定に必要なソフトウェア機能をサポートしているかどうかを確認してください。


 

表10 Cisco IOS のコマンドおよび説明

コマンドライン
説明

cable arp

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したケーブル インターフェイス上で、IP Address Resolution Protocol(ARP)をアクティブにします。

cable bundle

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。複数のアップストリーム ケーブル インターフェイスを指定して、バンドルします。

cable dhcp-giaddr

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズで、ケーブル モデムとリモート ホストの両方にプライマリ アドレスを割り当てるか、またはケーブル モデムにプライマリ アドレスを割り当て、リモート ホストにセカンダリ アドレスを割り当てるかを指定します。

cable downstream

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。他の機能の設定中に、 cable downstream コマンドのサブコマンドを使用して、ダウンストリーム キャリア インターフェイスのアクティブ化、ダウンストリーム IF 出力周波数(Hz)の指定、インターリーブの深さの指定、ダウンストリームのレート制限値の設定、および Cisco uBR-MC16E 上のダウンストリーム キャリアに Annex A(欧州)または Annex B(北米)のどちらのフレーミング形式を適用するかを指定できます。

cable flap-list

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。最大長、記録期間、リスト内の項目のエントリしきい値など、ケーブル フラップ リストの特性を指定します。

cable intercept

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。特定のアップストリーム インターフェイスで受信したデータを、ネットワーク上の 2 つの宛先に自動的に転送できます。

cable interface

設定対象のケーブル インターフェイス ラインカードのスロット番号とインターフェイス番号を指定して、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。たとえば、ルータのスロット 3 に搭載されているケーブル インターフェイス ラインカードのアップストリーム ポート 0 の設定を行うには、 cable interface 3/0 コマンドを入力します。

cable insertion-interval

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したアップストリーム ケーブル インターフェイスに接続しているケーブル モデムの最大挿入インターバルを定義します。

cable ip-broadcast-echo

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したケーブル インターフェイスの IP ブロードキャスト エコーをイネーブルまたはディセーブルにします。

cable ip-multicast-echo

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したケーブル インターフェイスの IP マルチキャスト エコーをイネーブルまたはディセーブルにします。

cable max-hosts

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。ネットワーク上のケーブル モデムに接続可能なホストの最大数を指定します。

cable modem remote-query

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータからの SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)クエリをアクティブにし、SNMP クエリの送信インターバルを指定します。

cable modulation-profile

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。最大 8 つの異なる変調プロファイルを設定してアクティブにし、Cisco uBR7200 シリーズ ルータのアップストリーム ケーブル インターフェイスに割り当てることができます。

変調プロファイルの作成時に、インターバル使用コード、FEC(前方エラー訂正)コードワード値、最大バースト長、変調方式(16 QAM または QPSK)、スクランブラのアクティブ/非アクティブ、ディファレンシャル エンコーディングの使用/不使用などの各種特性を指定できます。

同じガイドラインまたは既定動作を必要とする複数のアップストリーム ケーブル インターフェイスを迅速に設定するには、定義済みの変調プロファイルを使用する方法が最適です。

cable privacy

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。リモート ケーブル モデムとCisco uBR7200 シリーズ ルータ間のプライバシをアクティブまたは非アクティブにします。また、この cable privacy コマンドを使用して、指定したケーブル インターフェイスに Key Encryption Key(KEK; 鍵暗号化鍵)および Traffic Encryption Key(TEK; トラフィック暗号化鍵)の両方の値を設定し、アクティブにできます。

cable proxy-arp

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したケーブル インターフェイス上で、ホスト間通信のケーブル プロキシ ARP をアクティブにします。

cable qos

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータの QoS(サービス品質)プロファイルを作成または変更します。

各 QoS プロファイルに、アップストリーム保証伝送速度(kbps)、最大バースト サイズ、ダウンストリーム最大伝送速度、プライオリティ、Type of Service(ToS; タイプ オブ サービス)マスク(16 進数ビット)の QoS 特性を指定できます。また、 cable qos コマンドを使用して、各種レベルの許可をイネーブルまたはディセーブルに設定できます。

cable registration-timeout

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。ケーブル モデムに非アクティブが宣言されて接続がタイムアウトになるまでの最大時間(分)を指定します。

cable relay-agent-option

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したケーブル インターフェイスのケーブル リレー エージェントをイネーブルまたはディセーブルにします。

cable service-flow

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータとケーブル モデム間のサービス フローが中断した場合のタイムアウトを設定し、アクティブにします。

cable shared-secret

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したアップストリーム ケーブル インターフェイスのケーブル モデム認証をイネーブルまたはディセーブルにします。

cable source-verify

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。指定したアップストリーム ケーブル インターフェイスのケーブル モデム アップストリーム検証をイネーブルまたはディセーブルにします。

cable spectrum-group

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。最大 32 の異なるブラインドおよびスケジュール済みスペクトラム管理グループを設定してアクティブにし、Cisco uBR7200 シリーズ ルータのアップストリーム ケーブル インターフェイスに割り当てることができます。

スペクトラム グループには、自動周波数ホップの定義済み周波数、スケジュール済み周波数ホップの実行日時などの特性を指定できます。

このコマンドを使用する最大の利点は、アップストリーム チャネルを効率的に管理し、より優れた周波数アジリティによって効果的なスペクトラム管理ができることです。

cable sync-interval

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータからの sync メッセージの送信インターバルを指定します。

cable telco-return

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。ケーブル モデムとCisco uBR7200 シリーズ ルータ間の DOCSIS Telco リターン通信特性を設定し、アクティブにします。Telco リターン通信には、TCP パケット伝送インターバル、DHCP 認証情報、PPP(ポイントツーポイント プロトコル)認証タイプ、アクセス用ダイヤルアップ電話番号、ユーザ名、パスワード、最大接続試行回数などのパラメータを指定できます。

cable time-server

グローバル コンフィギュレーション モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータの Time-of-Day(ToD)サービスをアクティブまたは非アクティブにします。

cable upstream

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。 cable upstream コマンドのサブコマンドを使用して、アップストリーム インターフェイスのアクティブ化、アップストリーム チャネル幅の設定、入力電力レベルの設定と調整、アップストリームのレート制限値の設定、アップストリーム インターフェイスの IP ヘルパー アドレスの指定、FEC のアクティブ/非アクティブ化、連結のアクティブ/非アクティブ化、およびアップストリーム スクランブラのアクティブ/非アクティブ化を実行できます。

clear cable modem

ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行します。ステーション メンテナンス リストから 1 つまたは複数のケーブル モデムを削除し、ケーブル ネットワーク上でリセットできます。

debug cable

イネーブル(特権 EXEC)モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータ上の特定のケーブル インターフェイスについて、トラブルシューティングを行います。

debug cable コマンドのサブコマンドの全リストを表示するには、 debug cable ? を入力します。使用できるパラメータのリストが表示されます。

特定のデバッグ メッセージの生成をディセーブルにするには、 debug cable parameter コマンドの先頭にnoキーワードを付けて指定します。たとえば、ケーブル プライバシのデバッグを実行しない場合には、 no debug cable privacy コマンドを入力します。

すべてのデバッグ メッセージの生成をディセーブルにするには、 undebug all コマンドを入力します。

show cable

イネーブル(特権 EXEC)モードで実行します。Cisco uBR7200 シリーズ ルータの各種のケーブル コンフィギュレーションを表示します。

show cable コマンドのサブコマンドの全リストを表示するには、 show cable ? を入力します。使用できるパラメータのリストが表示されます。

show interface

イネーブル(特権 EXEC)モードで実行します。指定したケーブル インターフェイスのコンフィギュレーションを表示します。

show interface コマンドのサブコマンドの全リストを表示するには、 cable show slot
number/interface number
upstream|downstream ? を入力します。使用できるパラメータのリストが表示されます。

関連資料

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cr72hig/index.htm

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cr72scg/index.htm

Cisco Broadband Cable Command Reference Guide

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/bbccmref/

新機能に関する資料

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122newft

Cisco Network Registrar for the Cisco uBR7200 Series

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cabregst/index.htm

Cisco CMTS Error Messages

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ubrerrs.htm

Cisco CMTS Feature Guide

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cmtsfg/index.htm

Cisco uBR7200 Series Software Release Notes

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ub7200rn/index.htm

Cisco uBR7200 Series Software Features

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ub7200sw/index.htm

Upgrading to the Cisco uBR7246VXR Universal Broadband Router

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/13536upg.htm

Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Routers

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ub72rcsi.htm

クイック スタート ガイド

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ubr72qsg/index.htm

マニュアルの入手方法

シスコ製品のマニュアル、テクニカル サポート、およびその他のテクニカル リソースは、さまざまな方法で入手できます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。

Cisco.com

WWW 上の次の URL から、シスコ製品の最新資料を入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm

シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

シスコの Web サイトの各国語版へは、次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属の Cisco Documentation CD-ROM パッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROM は定期的に更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。この CD-ROM パッケージは、単独、年間または 3 カ月契約で入手できます。

Cisco.com 登録ユーザの場合、Cisco Ordering ツールから Documentation CD-ROM(Customer Order Number DOC-CONDOCCD=)を単独で発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/ordering_place_order_ordering_tool_launch.html

また、どなたでも、オンラインの Subscription Store から年間または 3 カ月単位の購読申し込みができます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace

左側のナビゲーション バーの Subscriptions & Promotional Materials をクリックしてください。

マニュアルの発注方法

マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco.com(Cisco Direct Customer)に登録されている場合、Networking Products MarketPlace からシスコ製品のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml

Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

Technical Assistance Center(TAC)では、シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラー、販売店を対象として、評価の高い 24 時間体制のテクニカル サポート サービスをオンラインおよび電話で提供しています。Cisco.com では、技術支援のオンライン窓口として、TAC Web サイトを提供しています。シスコシステムズと有効なサービス契約を結んでいない場合は、製品を購入された代理店にお問い合わせください。

TAC Web サイト

TAC Web サイトでは、オンラインで資料やツールを利用して、トラブルシューティングやシスコの製品およびテクノロジーに関する技術上の問題の解決に役立てることができます。TAC Web サイトは 1 年中いつでも利用できます。TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

TAC Web サイト上のツールにアクセスする際は、いずれも Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログイン ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL で登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do

Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TAC レベル情報の参照

オンライン TAC Case Open ツールでは、P3 および P4 の問題について最も迅速にテクニカル サポートを受けられます(ネットワークの障害が軽微である場合、あるいは製品情報が必要な場合)。TAC Case Open ツールに状況を入力すると、すみやかな問題解決に役立つリソースが自動的に提示されます。これらの推奨リソースを使用しても問題が解決しない場合は、TAC の技術者が対応します。オンライン TAC Case Open ツールには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

問題が P1 または P2(運用中のネットワークがダウンした場合、あるいは重大な障害が発生した場合)であるか、インターネットにアクセスできない場合は、電話で TAC にご連絡ください。P1 および P2 の問題には TAC の技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。

電話でテクニカル サポートを受ける際は、次の番号のいずれかをご使用ください。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
EMEA:+32 2 704 55 55
米国: 1 800 553-2447

TAC の連絡先一覧については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

TAC プライオリティの定義

すべての問題を標準形式で報告するために、問題のプライオリティを定義しました。

プライオリティ 1(P1) ― ネットワークがダウンし、業務に致命的な損害が発生する場合。24 時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。

プライオリティ 2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下、またはシスコ製品のパフォーマンス低下により業務に重大な影響がある場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。

プライオリティ 3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用が機能している場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。

プライオリティ 4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要で、業務への影響がほとんどまたはまったくない場合。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。

Cisco Product Catalog 』には、シスコシステムズが提供するネットワーキング製品のほか、発注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。『 Cisco Product Catalog 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_catalog_links_launch.html

Cisco Press では、ネットワーキング、トレーニング、および認定に関する出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

Packet 』は、シスコシステムズが発行する季刊誌で、業界の専門家向けにネットワーク分野の最新動向、テクノロジーの進展、およびシスコの製品やソリューションに関する情報を提供し、ネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立ちます。ネットワークの配置やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、チュートリアル、教育や認定に関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースを紹介しています。『 Packet 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/packet

iQ Magazine 』は、シスコシステムズが発行する隔月刊誌で、経営幹部向けにネットワーク業界の最新情報を提供します。『 iQ Magazine 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。『 Internet Protocol Journal 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/about/ac123/ac147/about_cisco_the_internet_protocol_journal.html

トレーニング ― シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次の URL からアクセスしてください。

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