Cisco Cable Modem Termination System (CMTS) の概要
Cisco CMTS のケーブル インターフェ イス バンドリングと仮想インターフェ イス バンドリング
Cisco CMTS のケーブル インターフェイス バンドリングと仮想インターフェイス バンドリング
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

Cisco CMTS のケーブル インターフェイス バンドリングと仮想インターフェイス バンドリング

内容

Cisco CMTS のケーブル インターフェイス バンドリング

ケーブル バンドリングの前提条件

ケーブル バンドリングの制約事項

ケーブル バンドリングの概要

利点

ケーブル バンドリングの設定

前提条件

制限事項

ケーブル インターフェイス バンドリングのモニタリング

show running-config interface cable コマンド

show cable bundle コマンド

ケーブル インターフェイス バンドリングの設定例

ケーブル インターフェイス バンドリングの基本例

Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング

仮想インターフェイス バンドリングの概要

仮想インターフェイス バンドリングのガイドライン

仮想インターフェイスの Bundle-aware および Bundle-unaware 機能のサポート

IGMPv3 SSM および仮想インターフェイス バンドリングのマルチキャスト サポート

Cisco IOS アップグレード時にバンドル情報を移行

仮想インターフェイス バンドリングの設定

次に行う作業

仮想インターフェイス バンドリングのモニタリング

仮想インターフェイス バンドリングの例

仮想インターフェイス バンドリングの show コマンド

show cable bundle forwarding-table

show cable bundle multicast

show ip interface brief

show pxf cable feature

参考資料

関連資料

標準規格

MIB

RFC

テクニカル サポート

Cisco CMTS のケーブル インターフェイス バンドリングと仮想インターフェイス バンドリング

改訂: February 5, 2007, OL-1467-08-J

ここでは、Cisco Cable Modem Termination System(CMTS; ケーブル モデム終端システム)ユニバーサル ブロードバンド ルータの複数のケーブル インターフェイスを 1 つの論理的なまとまりに統合し、IP アドレス空間を節約してネットワーク管理を単純化する方法を説明します。


) Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以降のリリースでは、すべてのケーブル バンドルが自動的に仮想バンドルに変換されます。


ケーブル インターフェイス バンドリング機能の履歴

 

リリース
変更

12.0(7)XR

この機能が Cisco uBR7200 シリーズ ルータに導入されました。

12.1(5)EC1

この機能が Cisco uBR7100 シリーズ ルータ用に追加されました。

12.2(4)BC1

この機能が Cisco uBR710012 シリーズ ルータ用に追加されました。MPLS へのサポートも、すべての Cisco CMTS ルータのケーブル インターフェイス バンドルに追加されました。

12.1(20)EC

この機能が強化され、インターフェイスをスレーブとして追加すると、レイヤ 3 パラメータである IP アドレス、IP アクセス グループ、Protocol Independent Multicast(PIM)がインターフェイスに設定されている場合は、自動的に削除されます。

12.2(15)BC2

この機能が強化され、インターフェイスをスレーブとして追加すると、レイヤ 3 パラメータである IP アドレス、IP ヘルパー アドレス、IP アクセス グループ、PIM コンフィギュレーション、および IP ポリシーベース ルーティングがインターフェイスに設定されている場合は、自動的に削除されます。

また、スレーブ インターフェイスにサブインターフェイスを作成することができなくなりました。以前は、サブインターフェイスの削除を求める警告メッセージが表示されても、スレーブ インターフェイスにサブインターフェイスを作成することができました。

12.3(13a)BC

ケーブル バンドリングは仮想インターフェイス バンドリングに更新され、ケーブル バンドルは仮想インターフェイス バンドルに自動的に変換されるようになりました。マスターおよびスレーブ ラインカードなどのケーブル バンドリングの概念は、現在はサポートされていません。「Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング」を参照してください。

12.3(21)BC

すべてのケーブル バンドルは、仮想バンドルとして自動的に変換および設定されます。スタンドアロンのケーブル インターフェイスは、正常に動作させるために、手動で仮想バンドルに設定する必要があります。以前は、新たに仮想インターフェイス バンドルとバンドル メンバーを設定し直す必要があり、スタンドアロン インターフェイスはバンドルの一部として設定できませんでした。「Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング」を参照してください。

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージのサポート情報

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージのサポート情報を調べるには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator は、 http://www.cisco.com/go/fn からアクセスできます。Feature Navigator にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを登録していない場合、またはユーザ名とパスワードを忘れた場合には、ログイン ダイアログ ボックスで Cancel をクリックして表示される手順に従います。

内容

Cisco CMTS のケーブル インターフェイス バンドリング

ケーブル バンドリングの前提条件

ケーブル バンドリングの制約事項

ケーブル バンドリングの概要

ケーブル バンドリングの設定

ケーブル インターフェイス バンドリングの設定例

Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング

仮想インターフェイス バンドリングの概要

仮想インターフェイス バンドリングのガイドライン

Cisco IOS アップグレード時にバンドル情報を移行

仮想インターフェイス バンドリングの設定

仮想インターフェイス バンドリングのモニタリング

仮想インターフェイス バンドリングの例

仮想インターフェイス バンドリングの show コマンド

参考資料

Cisco CMTS のケーブル インターフェイス バンドリング

ケーブル バンドリングの前提条件

バンドルを形成するケーブル インターフェイスは、すべて同じ Cisco CMTS シャーシ ルータに装着されている必要があります。他のルータに装着されているケーブル インターフェイスはバンドルできません。

すべてのケーブル インターフェイスは常に、必要な DOCSIS アップストリームおよびダウンストリーム RF(Radio Frequency)パラメータを使って設定する必要があります。さらに、マスター ケーブル インターフェイスは、IP アドレスや他のヘルパー アドレスなど必要なレイヤ 3 パラメータをすべて使って設定する必要があります。

ケーブル インターフェイス バンドリングとダウンストリームのロードバランシングをどちらも使用する場合、それぞれのロードバランス グループには同じケーブル インターフェイス バンドル グループのダウンストリームだけを含める必要があります。

ケーブル バンドリングは、Cisco IOS Release 12.3(13a)BC より前のリリースに適用されます。Release 12.3(13a)BC 以上の場合は、「Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング」を参照してください。

ケーブル バンドリングの制約事項

ケーブル インターフェイス バンドリングはケーブル インターフェイスだけでサポートされます。他のインターフェイスではサポートされません。

ケーブル インターフェイス バンドリングは双方向ケーブルの取り付けだけに使用できます。Telco リターン設定ではサポートされません。

各ケーブル バンドルには、マスター インターフェイスに指定されたインターフェイスが 1 つだけあります。他のケーブル インターフェイスはすべてスレーブ インターフェイスです。

レイヤ 3 コンフィギュレーション(IP アドレス、アクセス リスト、Dynamic Host Configuration Protocol [DHCP] リレー、Address Resolution Protocol[ARP; アドレス解決プロトコル]の処理方法、送信元確認検査など)は、すべてマスター インターフェイスで指定します。バンドルのこれらのパラメータはスレーブ インターフェイスでは設定できません(ただし、DOCSIS アップストリーム パラメータおよびダウンストリーム パラメータは各インターフェイスで設定する必要があります)。

サブインターフェイスを使用する場合はマスター インターフェイスだけに作成し、IP アドレスやアクセス リストなどレイヤ 3 の情報のサブインターフェイスだけを設定します(ケーブル モデムはマスター サブインターフェイスだけに関連付け、マスター メイン インターフェイスには関連付けません)。

サブインターフェイスは、スレーブ インターフェイスに作成できません。Cisco IOS Release 12.2(15)BC2 以降のリリースでは特に禁止されています。これ以前のリリースでは、スレーブ インターフェイスにサブインターフェイスを作成しようとすると警告メッセージが表示されましたが、作成することはできました。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータに N+1 冗長機能とケーブル インターフェイス バンドリングの両方を設定すると、1 つのインターフェイスにエラーが発生した場合はバンドル全体にフェールオーバーが発生します。Cisco uBR10200 シリーズ ルータに N+1 冗長機能とケーブル インターフェイス バンドリングの両方を設定すると、1 つのインターフェイスにエラーが発生した場合はそのインターフェイスだけにフェールオーバーが発生します。Cisco uBR10012 では、(必要に応じて)JIB ベースでスイッチオーバー イベントが実行されます。

インターフェイス バンドルは CLI コマンドだけを使って設定します。MIB(管理情報ベース)オブジェクトを SNMP セットで使用してケーブル インターフェイス バンドルを設定することはできません。

バンドルしたケーブル インターフェイスでのマルチキャスト ブロードキャストには、次のような制約事項があります。

マルチキャスト アドレスの場合、マルチキャスト MAC アドレスの宛先はそのバンドルで Internet Group Management Protocol(IGMP)加入を受信したインターフェイスのグループになります。

マルチキャスト IP から MAC アドレスへのマッピングは一意ではないので、複数のマルチキャスト IP アドレスが MAC 転送テーブルの 1 つのエントリを共有します。

Cisco 7200 シリーズ ルータでバンドル済みのケーブル インターフェイスを使用する場合、マスター インターフェイスの入力パケット ss にはスレーブ インターフェイスのパケット カウントも含まれます。ただし、Broadband Processing Engine(BPE)ケーブル インターフェイス(Cisco uBR-MC16U/X や Cisco uBR-MC28U/X など)を使用する場合を除きます。BPE カードおよび Cisco uBR10012 ルータのマスター ケーブル インターフェイスとスレーブ ケーブル インターフェイスの入力カウンタは統合されません。

ケーブル バンドリングの概要

ケーブル バンドリングを行うと複数のケーブル インターフェイスで同じ IP サブネットを使用することができ、サービス プロバイダーは限られた IP アドレス空間を節約できます。この機能を使用すると、複数の物理ケーブル インターフェイスを単一のレイヤ 3 インターフェイスに論理的にまとめることができます。

バンドルしたインターフェイスのうち 1 つをマスター インターフェイスに指定します。残りのインターフェイスはすべてスレーブ インターフェイスになります。そして、マスター インターフェイスにだけレイヤ 3 の情報(IP アドレス、アクセス リスト、 cable source-verify など)を設定します。この情報はスレーブ インターフェイスに伝えられます。

バンドルの任意のインターフェイスでケーブル モデムがオンラインになると、Cisco CMTS ルータは MAC ベースの転送テーブルを作成し、それぞれのモデム(または Customer Premises Equipment [CPE; 顧客宅内機器] 装置)を、実際に使用している物理ケーブル インターフェイスとマッピングします。このテーブルはルータで自動的に作成されるので、Cisco CMTS ルータのケーブル モデムやルーティング テーブルを再設定する必要はありません。

Cisco CMTS ルータのインターフェイス バンドルで受信されたマルチキャスト パケットは、バンドル転送テーブルで該当アドレスに関連付けられているすべてのインターフェイスに転送されます。マルチキャスト MAC アドレスがバンドル転送テーブルにない場合、そのマルチキャスト トラフィックはルータからバンドル内のすべてのインターフェイスに転送されます。

マルチキャスト MAC アドレスは、次の 2 つの場合にバンドル転送テーブルに追加されます。

インターフェイスに静的グループを設定する。この場合、マルチキャスト MAC アドレスはバンドル内のすべてのケーブル インターフェイスに追加されます。静的グループが削除されると、MAC アドレスがテーブルから削除されます。

インターフェイスが IGMP 加入要求を受け取る。この場合、マルチキャスト MAC アドレスはそのインターフェイスだけに追加されます。インターフェイスが IGMP 脱退要求を受信すると、MAC アドレスがテーブルから削除されます。

スレーブ インターフェイスは、バンドルの他のインターフェイスに影響を与えずに追加、削除、シャット ダウンできます。ただしバンドルのマスター インターフェイスをシャットダウンまたは削除すると、スレーブ インターフェイスはオンライン状態のままですが、これらのスレーブ インターフェイスにはデータ パケットが送信されません。

スレーブ インターフェイスがパケットを受信中にマスター インターフェイスをシャットダウンするとインターフェイスはパケットを受信し続けますが、マスター インターフェイスがシャットダウンしたままであればこれらのパケットは廃棄されます。この場合、スレーブ インターフェイスに接続しているケーブル モデムは一定時間はオンライン状態のままですが、DHCP リース期間が満了すると DHCP サーバの IP アドレスを更新できなくなります。他のケーブル モデムも、IP アドレスを取得したり DOCSIS コンフィギュレーション ファイルをダウンロードできないのでオンラインにはなりません。

利点

ケーブル インターフェイス バンドリングではケーブル インターフェイスのバンドルごとに 1 つの IP サブネットを使用するので、ケーブル インターフェイスごとの IP サブネットは不要になります。その結果ネットワーク管理が容易になり、IP アドレス空間が節約されます。

ケーブル バンドリングを使用すると、新しいケーブル インターフェイス ライン カードが簡単に追加できます。ケーブル インターフェイス ライン カードを新しく追加するときはケーブル バンドルに新しいインターフェイスを割り当てるだけで済みます。IP アドレスを再び割り当てたり、新しいインターフェイスのセットに新しいサブネットを作成する必要はありません。

ケーブル バンドリングによりスケーラビリティへの対応とネットワーク管理が容易になります。ケーブル モデムに新しい IP アドレスを設定したりモデム プロビジョニング システムを変更したりすることなく、バンドルに新しいケーブル インターフェイス カードを追加し、ケーブル モデムを新しいインターフェイスに接続できるからです。またケーブル モデムをいつでも別のインターフェイスに移すことができ、設定を変更する必要がありません。特に、静的 IP アドレスを割り当てられているケーブル モデムは、バンドルの一部であるインターフェイスであればどれにでも接続できます。

ケーブル バンドリングの設定

ケーブル バンドルを作成して 1 つのケーブル インターフェイスをマスター インターフェイスに設定し、他のケーブル インターフェイスをスレーブ インターフェイスに設定するには、次の手順を実行します。

前提条件

マスター ケーブル インターフェイスには適切なレイヤ 3 動作パラメータを設定する必要があります。たとえば、IP アドレス、アクセス リスト、DHCP リレー情報などです。

スレーブ ケーブル インターフェイスには、IP アドレス、IP ヘルパー アドレス、その他のレイヤ 3 情報を設定することはできません。スレーブ インターフェイスとしてバンドルする場合は、あらかじめすべてのレイヤ 3 設定パラメータを削除しておく必要があります。


) Cisco IOS Release 12.2(15)BC2 以降のリリースでは、ケーブル インターフェイスをスレーブ インターフェイスとして設定すると、IP アドレス、ヘルパー アドレス、アクセス グループ、PIM 設定、PBR といったレイヤ 3 情報が自動的に削除されます。


すべてのケーブル インターフェイスは常に、必要な DOCSIS アップストリームおよびダウンストリーム RF パラメータを使って設定する必要があります。


) バンドルのスレーブ インターフェイスに IP アドレス、IP ヘルパー アドレス、またはその他のレイヤ 3 設定を行おうとすると、設定の削除を求める警告メッセージが表示されます。インターフェイス バンドルが正しく動作するようにスレーブ インターフェイスからレイヤ 3 設定情報を削除する必要があります。


制限事項

ケーブル インターフェイスをバンドルに組み込むとインターフェイスが自動的にシャットダウンされ、再びイネーブル化されます。その結果、そのインターフェイスのケーブル モデムはすべて強制的にオフラインになり、CMTS に登録されます。

ステップの概略

1. enable

2. configure terminal

3. interface cable x/y/z

4. cable bundle n master

5. ip address ip-address subnet

6. (その他のレイヤ 3 設定パラメータ)

7. interface cable x/y/z

8. no ip address

9. cable bundle n

10. end

ステップの詳細

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

Router#

特権 EXEC モードを開始します。必要な場合は、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

Router(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface cable x/y/z

 

Router(config)# interface cable 5/1/0

Router(config-if)#

示されたケーブル インターフェイスに対して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

cable bundle n master

 

Router(config-if)# cable bundle 1 master

Router(config-if)#

ケーブル インターフェイスを指定したバンドル グループのマスター インターフェイスに設定します。

n = バンドル グループの番号。有効範囲は 1 ~ 255 で、デフォルトはありません。

ステップ 5

ip address ip-address subnet

 

Router(config-if)# ip address 192.168.100.1 255.255.255.0

Router(config-if)#

指定した IP アドレスとサブネット マスクを、そのバンドルのマスター インターフェイスに割り当てます。

ステップ 6

<any other Layer 3 configuration parameters>

 

Router(config-if)# ip address 10.10.1.1 255.255.255.0 secondary

Router(config-if)#

(任意)マスター インターフェイスに、その他の必要なレイヤ 3 設定パラメータを設定します。

ステップ 7

interface cable x/y/z

 

Router(config-if)# interface cable 5/1/1

Router(config-if)#

示されたケーブル インターフェイスに対して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

no ip address

 

Router(config-if)# no ip address

Router(config-if)#

(任意)このケーブル インターフェイスに割り当てられている IP アドレスがある場合は削除します。このコマンドは任意ですが推奨されています。なぜなら show ip interface brief コマンドでは、いずれかの形式の ip address コマンドがコンフィギュレーションに含まれていないと、インターフェイスは異常であるという応答を返すからです。 no ip address を指定すると取り消されます。


) Cisco IOS Release 12.2(15)BC2 以降のリリースでは、ケーブル インターフェイスをスレーブ インターフェイスとして設定すると、IP アドレス、IP ヘルパー アドレス、IP アクセス グループ、IP PBR といったレイヤ 3 情報が自動的に削除されます。


ステップ 9

cable bundle n

 

Router(config-if)# cable bundle 1

Router(config-if)#

ケーブル インターフェイスを、指定したバンドル グループのスレーブ バンドルとして設定します。

n = バンドル グループの番号。有効範囲は 1 ~ 255 で、デフォルトはありません。


) ケーブル インターフェイスをケーブル バンドルのスレーブ インターフェイスとして設定すると、ルータはこのインターフェイスのすべてのレイヤ 3 情報とその他の生成情報(IP アドレスやアクセス リストなど)を自動的に削除します。



) このバンドルのメンバーにするケーブル インターフェイスごとに、ステップ 7ステップ 9 を繰り返します。ルータに作成するケーブル バンドルごとに、ステップ 3ステップ 9 を繰り返します。


ステップ 10

end

 

Router(config-if)# end

Router#

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。


) バンドルのケーブル インターフェイスを削除するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no cable bundle コマンドを使用します。ケーブル モデムをバンドルされていないインターフェイスと再度オンライン接続する前に、必ずすべてのインターフェイスのレイヤ 3 IP 情報を再設定しておきます。


ケーブル インターフェイス バンドリングのモニタリング

表3-1 に、ケーブル インターフェイス バンドリング機能のモニタリングに有用なコマンドを示します。

 

表3-1 ケーブル インターフェイス バンドリングのモニタリング用コマンド

コマンド
説明

show arp

ルータの ARP テーブルのエントリを表示します。

show cable bundle number forwarding-table

指定したバンドルの MAC 転送テーブルを表示します。バンドル内のケーブル モデムごとの MAC アドレスと、使用中の物理ケーブル インターフェイスが表示されます。

show cable modem

ケーブル インターフェイス バンドリングの設定前および設定後にオンライン状態にあるケーブル モデムを表示します。

show running-config interface cable [ slot/subslot | slot/subslot/port ]

指定したケーブル インターフェイスのコンフィギュレーションを表示します。

show running-config interface cable コマンド

Cisco CMTS ルータに設定するバンドルを表示するには、次に示すコマンドと同様のコマンドを使用して、ケーブル インターフェイスごとに実行コンフィギュレーションを表示します。

show running-config interface cable slot/subslot
or
show running-config interface cable slot/subslot/port
 

たとえば、ケーブル インターフェイス 3/0 がバンドル 1 のマスター インターフェイス、ケーブル インターフェイス 4/0 がスレーブ インターフェイスの場合の典型的な画面の抜粋を次に示します。

Router# show running-config interface cable 3/0
 
!
interface Cable3/0
ip address 10.13.0.1 255.255.0.0 secondary
ip address 10.12.0.1 255.255.0.0
ip pim dense-mode
ip igmp static-group 225.2.2.2
no ip mroute-cache
cable spectrum-group 5
cable enable-trap cmonoff-notification
cable max-hosts 2
cable bundle 1 master
 
...
 
cable helper-address 172.22.127.2 cable-modem
cable helper-address 10.1.1.1
cable helper-address 10.2.2.2 host
no keepalive
 
Router# show running-config interface cable 4/0
 
interface Cable4/0
no ip address
cable bundle 1
 
...
 
cable helper-address 172.22.85.86
no keepalive
 

show cable bundle コマンド

Cisco CMTS ルータに設定されているケーブル インターフェイス バンドルの MAC 転送情報テーブルの内容を表示するには、 show cable bundle コマンドを使用します。このコマンドには次の構文があります。

show cable bundle n forwarding-table
 

一般的な show cable bundle fowarding-table コマンドの出力例を示します。

Router# show cable bundle 1 forwarding-table
 
MAC address Interface Flags Location link sublink
00c0.5e01.0203 Cable8/0/0 3 64E5BF60 0 64E5BE00
00c0.5e01.0203 Cable7/0/0 3 64E5BE00 0 0
00c0.5e01.0101 Cable8/0/0 3 64E5BEE0 0 64E5BE40
00c0.5e01.0101 Cable7/0/0 3 64E5BE40 0 0
00c0.a375.cc1c Cable8/0/0 1 64E5BEC0 0 0
00c0.0e01.a835 Cable8/0/0 1 64E5BEA0 0 0
00c0.0e01.a799 Cable8/0/0 1 64E5BDE0 0 0
00c0.0e01.a405 Cable8/0/0 1 64E5BF00 0 0
00c0.0e01.a5d1 Cable7/0/0 1 64E5BE20 0 0
00c0.0e01.a5d9 Cable8/0/0 1 64E5BE60 0 0
00c0.0e01.a5e1 Cable7/0/0 1 64E5BF40 0 0
00c0.0e01.a5f1 Cable7/0/0 1 64E5BE80 0 0
00c0.0eb4.0a41 Cable5/0/0 1 63704D1C 0 0
00c0.f03b.ed59 Cable6/1/0 1 6370427C 0 0
00c0.f03b.ed97 Cable6/1/0 1 63703F3C 0 0
00c0.0eb4.1373 Cable5/0/0 1 6370479C 0 0
00c0.f03b.edd3 Cable6/1/0 1 637042BC 0 0
00c0.7371.6df6 Cable5/0/0 1 63703DFC 0 0
 
Total = 18, sublink total = 2
Free = 1016, low_mark = 1016
 
Router#
 

show bundle コマンドで表示されるのは次の内容です。

MAC address ― バンドルのインターフェイスが使用するケーブル モデムの MAC(ハードウェア)アドレスです。

Interface ― ケーブル インターフェイス スロットおよびポート番号です。

Flag ― このバンドル エントリの現在のフラグ タイプの値を示すビットマスク。次のビットが設定できます。

Bit 0 (0x01) = バンドルはアクティブです。

Bit 1 (0x02) = バンドルは静的マルチキャスト グループです。

複数のビットが設定できます。値が 3 の場合は、アクティブな静的マルチキャスト グループであることを表します。

ケーブル インターフェイス バンドリングの設定例

ここでは、次のようなケーブル インターフェイス バンドリング機能の設定例を示します。

「ケーブル インターフェイス バンドリングの基本例」

ケーブル インターフェイス バンドリングの基本例

次に、ケーブル インターフェイス 4/0 にバンドル 1 のマスター インターフェイスが設定され、インターフェイス 5/0 に同じバンドルの最初のスレーブ インターフェイスが設定されている場合のコンフィギュレーション ファイルの抜粋を示します。レイヤ 3 情報はすべてマスター インターフェイスだけに設定されていますが、DOCSIS RF コンフィギュレーションなどのレイヤ 2 情報はそれぞれのインターフェイスに設定されている点に注意してください。

!
interface Ethernet2/0
ip address 172.16.135.11 255.255.255.128
no ip mroute-cache
half-duplex
!
 
interface Cable4/0
ip address 172.16.30.1 255.255.255.0
ip helper-address 172.16.135.20
no ip route-cache cef
no keepalive
cable bundle 1 master
cable downstream rate-limit token-bucket shaping
cable downstream annex B
cable downstream modulation 64qam
cable downstream interleave-depth 32
cable downstream frequency 555000000
cable upstream 0 frequency 40000000
cable upstream 0 power-level 0
no cable upstream 0 shutdown
cable upstream 1 shutdown
cable upstream 2 shutdown
cable upstream 3 shutdown
cable upstream 4 shutdown
cable upstream 5 shutdown
cable dhcp-giaddr policy
!
interface Cable5/0
no ip address
load-interval 30
no keepalive
cable bundle 1
cable downstream rate-limit token-bucket shaping
cable downstream annex B
cable downstream modulation 64qam
cable downstream interleave-depth 32
cable downstream frequency 620000000
cable upstream 0 frequency 25008000
cable upstream 0 power-level 0
cable upstream 0 channel-width 1600000 3200000
no cable upstream 0 shutdown
no cable upstream 1 shutdown
no cable upstream 2 shutdown
cable upstream 3 shutdown
cable upstream 4 shutdown
cable upstream 5 shutdown
cable dhcp-giaddr policy
!

Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング

ここでは、Cisco IOS 12.3(13a)BC 以降のリリースの仮想インターフェイス バンドリング機能を、コンフィギュレーション、ガイドライン、サンプル、その他の情報について説明します。

「仮想インターフェイス バンドリングの概要」

「仮想インターフェイス バンドリングのガイドライン」

「Cisco IOS アップグレード時にバンドル情報を移行」

「仮想インターフェイス バンドリングの設定」

「仮想インターフェイス バンドリングのモニタリング」

「仮想インターフェイス バンドリングの例」

「仮想インターフェイス バンドリングの show コマンド」

仮想インターフェイス バンドリングの概要


) Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以降のリリースでは、すべてのケーブル バンドルが仮想バンドルとして自動的に変換および設定されます。スタンドアロン ケーブル インターフェイスは、正常に動作させるために、手動で仮想バンドルに設定する必要があります。


Cisco IOS Release 12.3(13a)BC から、Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータと Cisco uBR10-MC5X20S/U/H Broadband Processing Engine(BPE)、および Cisco uBR7246VXR ルータでの仮想インターフェイス バンドリングのサポートが導入されました。

従来の Cisco IOS リリースでは、ケーブル インターフェイス バンドリングでのマスターまたはスレーブ インターフェイスは物理インターフェイスに制限されていました。また、 show コマンドではバンドル情報が確認できませんでした。

仮想インターフェイス バンドリングでは従来のマスターおよびスレーブ インターフェイスの考え方がなくなり、次のような変更が追加されました。

仮想インターフェイス バンドリングでは bundle interface bundle members が使用され、マスター インターフェイスとスレーブ インターフェイスは使用されません。

仮想バンドル インターフェイスは、IP ループバック アドレスなどのように仮想的に定義されます。

仮想インターフェイス バンドリングは、複数の show コマンドでのバンドル情報をサポートします。

仮想インターフェイス バンドリングは、物理インターフェイスにエラーが発生した場合、バンドルのライン カードに Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)エラーが発生した場合、またはマスター インターフェイスの設定が削除できなかった場合に、接続が失われないようにします。

仮想インターフェイス バンドリングは、バンドル メンバー インターフェイスに次のレイヤ 3 設定をサポートし、管理します。

IP アドレス

IP ヘルパー アドレス

source-verify 機能および lease-timer 機能

cable dhcp-giaddr(DHCP クライアントの IP アドレスに giaddr フィールドを設定)

PIM

Access control list(ACL; アクセス制御リスト)

サブインターフェイス


) このバンドルの仮想インターフェイスは、必ずオンのままにしておく必要があります(no shutdown を使用してイネーブル化)。Cisco IOS Release 12.3(13a)BC より前のリリースでは、Cisco CMTS は、shutdown コマンドの実行前に警告メッセージを表示します。Cisco 12.3(13a)BC 以降のリリースでは、警告メッセージは表示されません。


仮想インターフェイス バンドリングのガイドライン

ここでは、仮想インターフェイス バンドリングについて(該当箇所がある場合は)従来のケーブル インターフェイス バンドリング機能と比較しながら説明します。

従来のバンドル マスター に適用されていた規則は、 仮想バンドル インターフェイス に適用されます。

従来のバンドル スレーブ に適用されていた規則は、仮想バンドル メンバー に適用されます。

Cisco IOS Release 12.3(13a)BC では、最初の仮想バンドル メンバー を初期設定すると、自動的に仮想バンドル インターフェイスが作成されます。

Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以降では、ソフトウェア イメージのロード後に、すべてのケーブル バンドルが、仮想バンドルとして自動的に変換および設定されます。

Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以降では、スタンドアロン ケーブル インターフェイスは、正常の動作させるために、手動で仮想バンドルに設定する必要があります。

仮想バンドルは、メンバーのカウンタの値を累計します。メンバー リンクのカウンタは、それらの値がバンドルに追加されてもクリアされません。バンドル専用のカウンタが必要な場合は、メンバーのバンドル カウンタの値をバンドルに追加する前、またはイメージをロードする前(Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以上の場合)に、各カウンタをクリアします。

Cisco IOS Release 12.3(13a)BC 以降のリリースは、1 ~ 255 の仮想インターフェイス バンドルを 40 個までサポートします。

Cisco IOS Release 12.3(21)BC より前のリリースでは、仮想バンドル インターフェイスを削除すると、仮想バンドルも消去されます。

仮想バンドル インターフェイスの設定は、特に削除しないかぎり、バンドル内のすべてのメンバーが削除されても残ります。

この機能は仮想バンドル インターフェイスのサブインターフェイスをサポートします。

Bundle-aware コンフィギュレーションは仮想バンドル インターフェイスでサポートされます。

Bundle-unaware コンフィギュレーションはバンドル メンバーごとにサポートされます。

仮想バンドル インターフェイスを作成しているとき、バンドル インターフェイスが旧版の Cisco IOS リリースに存在すると、アップグレード後は以前のケーブル コンフィギュレーションが再び表示されます。

仮想インターフェイスの Bundle-aware および Bundle-unaware 機能のサポート

仮想インターフェイス バンドリングでは 2 つのコンフィギュレーションが使用されます。仮想 バンドル 自体と、仮想バンドルのインターフェイス( バンドル メンバー )です。仮想インターフェイス バンドルとバンドル メンバーは、バンドルを認識している場合(Bundle-aware)とバンドルを認識していない場合(Bundle-unaware)があります。

Bundle-aware 機能は仮想 バンドル で保持されます。

IP アドレス

IP ヘルパー、ケーブル ヘルパー

Dhcp-giaddr

サブインターフェイス

送信元確認

リース照会

ARP(ケーブル ARP フィルタリング[ケーブル インターフェイスもバンドリング]および Proxy ARP)

ケーブル マッチ

ACL

PIM

ケーブル代行受信(PRE2 モジュールを搭載した Cisco uBR10012 ルータのみでサポート)

Bundle-unaware 機能は仮想 バンドル メンバー で保持されます。

DS/US コンフィギュレーション

HCCP 冗長機能

ロードバランシング

DMIC、tftp-enforce、shared-secret

スペクトル管理

アドミッション制御

Max-host

代行受信(Cisco uBR7200 シリーズ ルータ、およびPRE1 モジュールを搭載した Cisco uBR10012 ルータでのみサポート)

IGMPv3 SSM および仮想インターフェイス バンドリングのマルチキャスト サポート

Cisco IOS Release 12.3(13a)BC では、IGMPv3 Source Specific Multicast(SSM)のサポートが導入されました。この強化機能により、Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリングがサポートされるようになりました。

IGMP は IPv4 システムで使用され、自身の IP マルチキャスト グループ メンバーシップを近接するマルチキャスト ルータに報告します。最新の IGMPv3 では個別メンバーを特定のチャンネルに加入させることができます。これは、グループベース機能(グループ別機能)とともに追加された新しいチャネル別機能です。このチャネル ベースのメンバーシップを SSM と呼びます。IGMPv3 SSM により、マルチキャスト クライアントは通常のグループ別マルチキャストトラフィック以外を指定するだけではなく、受信しようとする IP ソースも指定できます。

IGMPv3 と仮想インターフェイス バンドリングの使い方について詳しくは、このマニュアルの show コマンドの強化機能および Cisco.com の次のマニュアルを参照してください。

Virtual Interfaces and Frequency Stacking Configuration on MC5x20S and MC28U Line Cards

http://www.cisco.com/en/US/tech/tk86/tk804/technologies_white_paper09186a0080232b49.shtml

Configuring Virtual Interfaces on the Cisco uBR10-MC5X20S/U Card

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122newft/122limit/122bc/122bc_15/mc5x2vif.htm

Cisco IOS アップグレード時にバンドル情報を移行

仮想インターフェイス バンドリングへの移行は、サポートする Cisco IOS イメージを最初に Cisco CMTS にロードしたときに自動的に行われます。

以前に設定したケーブル マスターおよびスレーブは、新しい仮想バンドル インターフェイスのメンバーとして変換されます。

Cisco IOS Release 12.3(13a)BC より前のリリースで設定されたケーブル インターフェイス バンドリングの場合は、1 ~ 255 までのバンドル番号を持つ新しい仮想バンドルが作成されます。ただし、仮想バンドルは 40 までしかサポートされません。

Bundle-aware コンフィギュレーションは仮想バンドル インターフェイスに変換されます。

Cisco IOS Release 12.3(21)BC より前のリリースでは、新しい変更を保存できますが、
startup-config を running-config にコピーしても、ケーブル インターフェイス バンドリングが仮想インターフェイス バンドリングに自動的に変換されることはありません。


) Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以降のリリースでは、スタンドアロン ケーブル インターフェイスは、正常に動作させるために、仮想バンドルのメンバーとして手動で設定する必要があります。


仮想インターフェイス バンドリングの設定


) 以前のリリースから Cisco IOS Release 12.3(21)BC 以上にアップグレードすると、仮想バンドルとバンドル メンバーは自動的に作成され設定されます。スタンドアロン ケーブル インターフェイスは、正常に動作させるために、手動で仮想バンドルに設定する必要があります。


Cisco IOS Release 12.3(13a)BC を以前のリリースからアップグレードして Cisco IOS ソフトウェア イメージをロードしたら、すべてのケーブル インターフェイス バンドリング情報を再設定することが必要な場合があります。この場合、ケーブル インターフェイスとケーブル インターフェイス バンドリングを再設定するまでは、ケーブル モデムは Cisco CMTS の IP アドレスを受信しません。

仮想インターフェイス バンドリングをイネーブルにし、必要に応じて Cisco CMTS のインターフェイス情報を再設定するには、まず仮想インターフェイス バンドルを設定し、次にその仮想バンドルのバンドル メンバーを追加します。以上のステップを、必要に応じてすべての仮想インターフェイス バンドルについて、インターフェイスごとに行います。

ステップの概略

次に設定例を示します。

1. enable

2. configure terminal

3. interface bundle n

4. ip address mask

5. interface cable slot/subslot/port

6. cable bundle n

7. cable upstream max-ports n

8. cable upstream logical-port connector physical-port

9. cable upstream n frequency up-freq-hz

10. no cable upstream n shut

11. Ctrl-Z (終了)

ステップの詳細

 

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを開始します。

必要な場合は、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface bundle n
 

Router(config-if)# interface bundle 1

指定したインターフェイスを仮想バンドルに追加します。このインターフェイスが対象となる仮想バンドルで最初に設定するインターフェイスの場合は、このコマンドを実行すると指定したインターフェイスでバンドルが有効になります。

Cisco IOS リリースの cable bundle master コマンドでサポートされていた従来の master キーワードは、Cisco IOS release 12.3(13a)BC 以降のリリースの仮想インターフェイス バンドリングでは使用されません。

Cisco CMTS には最大 40 の仮想インターフェイス バンドルが設定でき、1 ~ 255 の ID を指定できます。

ステップ 4

ip address mask
 
Router(config-if)# ip address 7.7.7.7 255.255.255.0

Cisco IOS アップグレード後に必要に応じて使用します。

指定したインターフェイスと仮想バンドルの IP アドレスを設定します。

ステップ 5

interface cable { slot/port | slot/subslot/port}

 

Router#

Router(config-if)#

指定したインターフェイスでインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、仮想インターフェイス バンドリングをイネーブルにします。

slot/port ― Cisco uBR7100 シリーズまたは Cisco uBR7200 シリーズのケーブル インターフェイスです。Cisco uBR7100 シリーズ ルータの有効な値は 1/0 だけです。Cisco uBR7200 シリーズ ルータでは、ケーブル インターフェイスに応じて、スロットは 3 ~ 6、ポートは 0 または 1 です。

slot/subslot/port ― Cisco uBR10012 ルータのケーブル インターフェイスです。有効な値は次のとおりです。

slot = 5 ~ 8

subslot = 0 または 1

port = 0 ~ 4(ケーブル インターフェイスによって異なる)

ステップ 6

cable bundle n

 

Router(config-if)# cable bundle 1

ケーブル インターフェイスをインターフェイス バンドルのメンバーとして設定します。 n はバンドル番号です。

ステップ 7

cable upstream max-ports n
 
Router(config-if)# cable upstream max-ports 6

 

Cisco IOS アップグレード後に必要に応じて使用します。

Cisco ケーブル インターフェイス ライン カードのダウンストリーム(MAC ドメイン)に最大個数のアップストリームを設定します。カードの各ダウンストリームのアップストリームをデフォルトの 4 に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

n ― アップストリームの数。範囲は 1 ~ 8 で、デフォルトは 4 です。

ステップ 8

cable upstream logical-port connector physical-port
 
Router(config-if)# cable upstream 4 connector 16

 

Cisco IOS アップグレード後に必要に応じて使用します。

Cisco ケーブル インターフェイス ラインカードの物理ポートにアップストリーム ポートをマッピングして、特定のダウンストリームで使用します。マッピングを削除してアップストリーム ポートをシャットダウンするには、このコマンドの no 形式を使用します。

logical-port ― 論理ポートの引数にアップストリーム ポート番号を指定します。論理ポートの数は cable
modulation-profile コマンドを使って設定します。有効な範囲は 0 ~ cable modulation-profile コマンドで設定した現在の値 - 1 です。


ヒント max-ports コマンドのデフォルト値は 4 です。これは、論理ポートのデフォルト値が 0 ~ 3 であることを意味します。

physical-port ― 実際の物理ポートに割り当てるアップストリーム ポート番号を指定します。有効範囲は 0 ~ 19 で、デフォルトはありません。

ステップ 9

cable upstream n frequency up-freq-hz
 
Router(config-if)# cable upstream 4 frequency 15000000

 

Cisco IOS アップグレード後に必要に応じて使用します。

アップストリーム ポートにアップストリーム RF の固定周波数を入力します。このコマンドのデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

n ― アップストリーム周波数を割り当てるケーブル インターフェイス ライン カードのアップストリーム ポート番号を指定します。有効な値は、ケーブル インターフェイス ライン カードの最初のアップストリーム ポートの場合、0 から始まります。

up-freq-hz ― アップストリーム中心周波数は固定 Hz に設定されます。有効なアップストリーム中心周波数の範囲は 5 MHz(5000000 Hz)~ 42 MHz(42000000 Hz)、55 MHz(55000000 Hz)、または 65 MHz(65000000 Hz)で、使用するケーブル インターフェイス ライン カードによって異なります。所定のアップストリーム インターフェイスの中心周波数を Cisco CMTS で動的に指定したい場合は、周波数を指定しないでください。

ステップ 10

no cable upstream n shut
 
Router(config-if)# no cable upstream 4 shut

 

Cisco IOS アップグレード後に必要に応じて使用します。

ケーブル インターフェイスは、指定したケーブル インターフェイスの no shutdown コマンドを使ってイネーブルにする必要があります。

n ― 仮想バンドルをイネーブルにするケーブル インターフェイスを指定します。

ステップ 11

Ctrl-Z

 

Router(config-if)# Ctrl^Z

Router#

特権 EXEC モードに戻ります。

 

次に行う作業

インターフェイスから仮想バンドルを削除するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no interface bundle コマンドを使用します。 n にはバンドル ID を指定します。

no interface bundle n

バンドルのメンバーを削除すると、そのバンドル自体を削除するまでバンドルは(空であっても)インターフェイスに残ります。

Cisco IOS Release 12.3(21)BC より前のリリースでは、アクティブ メンバーが残っていても、バンドルをインターフェイスから削除すると、そのバンドル自体が削除されます。

仮想インターフェイス バンドリングのモニタリング

Cisco IOS Release 12.3(13a)BC は、仮想バンドル情報を表示する複数の強化 show コマンドをサポートするようになりました。詳細と例については、「仮想インターフェイス バンドリングの show コマンド」を参照してください。

仮想インターフェイス バンドリングの例

次に、 show ip interface brief コマンドを使った仮想インターフェイス バンドルの例を示します。

Router# show ip interface brief
Interface IP-Address OK? Method Status Protocol
FastEthernet0/0/0 1.8.44.1 YES NVRAM up up
POS1/0/0 unassigned YES NVRAM up up
GigabitEthernet2/0/0 11.0.0.2 YES NVRAM up up
GigabitEthernet3/0/0 10.1.1.101 YES NVRAM up up
GigabitEthernet4/0/0 1.1.1.1 YES NVRAM down down
Cable8/1/0 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/1 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/2 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/3 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/4 unassigned YES NVRAM up up
Bundle1 10.44.50.1 YES TFTP up up
Router#
 

次に、指定したバンドルの仮想バンドル情報の例を示します。

Router# show running-config interface Bundle 1
Building configuration...
 
Current configuration : 189 bytes
!
interface Bundle1
ip address 10.44.51.1 255.255.255.0 secondary
ip address 10.44.50.1 255.255.255.0
ip access-group 130 in
ip helper-address 1.8.35.200
cable source-verify dhcp
end
 

次に、Cisco uBR10012 ルータの指定したバンドルのサブインターフェイス情報を示します。

Router# sh ip int br | include Bundle
Bundle1 10.44.50.1 YES TFTP up up
Bundle150 unassigned YES unset up up
Bundle150.1 30.0.0.1 YES manual up up
Bundle200 unassigned YES unset up up
Bundle255 unassigned YES unset up up
 
Router# sh run int Bundle150.1
Building configuration...
 
Current configuration : 93 bytes
!
interface Bundle150.1
ip address 30.0.0.1 255.0.0.0
cable helper-address 1.8.35.200
end
 

仮想インターフェイス バンドリングの show コマンド

Cisco IOS Release 12.3(13a)BC には、Cisco CMTS の仮想インターフェイス バンドリング情報をサポートする強化 show コマンドが導入されました。仮想インターフェイス バンドリングとマルチキャスト機能の情報を表示するには、特権 EXEC モードで次のコマンドを使用します。

show cable bundle forwarding-table

show cable bundle multicast

show ip interface brief

show pxf cable feature

show cable bundle forwarding-table

Cisco CMTS の現在のマルチキャスト ルーティング テーブルを表示して、仮想インターフェイス バンドリング情報、グループ別の情報、およびグループ別のマルチキャスト情報を含めるには、特権 EXEC モードで show cable bundle forwarding table コマンドを使用します。

show cable bundle < bundle# > forwarding-table

 
シンタックスの説明

bundle#

仮想インターフェイス バンドルの英数字の ID です。

group

マルチキャスト グループ メンバーシップ ID です。

MAC addr

動作パラメータは、情報を返す MAC アドレスを指定します。

IP addr

動作パラメータは、情報を返す IP アドレスを指定します。

 
使用上のガイドライン

従来の Cisco IOS リリースとは異なり、このコマンドを使って表示される MAC アドレスは RFC1112 形式に基づいていません。従来のリリースの MAC アドレスは RFC1112 形式に基づいていました。

show cable bundle multicast

指定した仮想インターフェイス バンドルのマルチキャスト情報を IGMPv3 に基づいて表示するには、特権 EXEC モードで show cable bundle multicast コマンドを使用します。

show cable bundle < bundle# > multicast < group >

show cable bundle bundle# multicast [ < MAC addr | IP addr > ]

 
シンタックスの説明

bundle#

仮想インターフェイス バンドルの英数字の ID です。

group

マルチキャスト グループ メンバーシップ ID です。

MAC addr

動作パラメータは、情報を返す MAC アドレスを指定します。

IP addr

動作パラメータは、情報を返す IP アドレスを指定します。

次に、この新しいコマンドの例を示します。このコマンドは、バンドルのマルチキャスト MAC アドレス情報を、マルチキャスト IP アドレス情報と関連するマルチキャスト送信元に変換します。

Router# show cable bundle bundle1.1 multicast
 
CableBundle Interface Source IP Multicast IP MAC Address
1 Bundle1.1 * 230.1.1.1 0100.5e00.0001
 

次に、指定したバンドルのマルチキャスト情報の例を示します。

Router# sh cable bundle 1 multicast
CableBundle Interface Source IP Multicast IP MAC Address
1 Bundle1 * 239.0.0.100 0100.5e00.0001
 

MAC アドレスをマルチキャスト IP アドレスに戻すには、次の構文を任意で使用します。

show cable bundle bundle# multicast [ < MAC addr | IP addr > ]

次に、この強化された show コマンドの例を示します。

Router# show cable bundle bundleID multicast 0100.5e00.0001
MAC address Interface Flags Location link sublink
0100.5e00.0001 Bundle1 1 646FE4D8 0 646FE4EC
0100.5e00.0001 Cable6/0/0 1 646FE4EC 0 0
^^^^^^^^^^^^^^
 
 
 

show ip interface brief

インターフェイスの IP 情報とステータスの概略を表示し、仮想インターフェイス バンドル情報を含めるには、特権 EXEC モードで show ip interface brief コマンドを使用します。

show ip interface brief

次に、 show ip interface brief コマンドを使った仮想インターフェイス バンドルの例を示します。

Router# show ip interface brief
Interface IP-Address OK? Method Status Protocol
FastEthernet0/0/0 1.8.44.1 YES NVRAM up up
POS1/0/0 unassigned YES NVRAM up up
GigabitEthernet2/0/0 11.0.0.2 YES NVRAM up up
GigabitEthernet3/0/0 10.1.1.101 YES NVRAM up up
GigabitEthernet4/0/0 1.1.1.1 YES NVRAM down down
Cable8/1/0 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/1 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/2 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/3 unassigned YES NVRAM up up
Cable8/1/4 unassigned YES NVRAM up up
Bundle1 10.44.50.1 YES TFTP up up
Router#
 

 

show pxf cable feature

1 つまたはすべてのケーブル インターフェイスのマルチキャスト エコー、パケット代行受信、または送信元確認機能を表示し、仮想インターフェイス バンドルの情報を含めるには、特権 EXEC モードで show pxf cable feature コマンドを使用します。

show pxf cable feature

次に、Cisco uBR10012 ルータのマルチキャスト エコーと仮想インターフェイス バンドリング情報の例を示します。

Router# show pxf cable feature
Interface SWInterface VCCI McastEcho Intercept SrcVfy DHCP DSGrp InterceptGrp
Cable5/0/0 Bundle1 36 On Off On On 0
Cable5/0/1 Cable5/0/1 15 On Off Off Off 11
Cable5/1/0 Bundle1 36 On Off On On 0
Cable5/1/1 Cable5/1/1 17 On Off Off Off 9
Cable6/0/0 Bundle1 36 On Off On On 0
Cable6/0/1 Cable6/0/1 19 On Off Off Off 12
Cable6/1/0 Cable6/1/0 20 On Off Off Off 7
Cable6/1/1 Cable6/1/1 21 On Off Off Off 8
Cable7/0/0 Cable7/0/0 22 On Off Off Off 255
Cable7/0/0 Cable7/0/0.1 42 On Off Off Off 255
Cable7/0/1 Bundle200 38 On Off Off Off 3
 

参考資料

ここでは、ケーブル インターフェイス バンドリング機能に関する参考資料を示します。

関連資料

 

関連項目
資料名

仮想インターフェイス バンドリング

『Virtual Interfaces and Frequency Stacking Configuration on MC5x20S and MC28U Linecards』

http://www.cisco.com/en/US/tech/tk86/tk804/technologies_white_paper09186a0080232b49.shtml

『Virtual Interfaces on the Cisco uBR-MC5X20S/U Card』

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps4969/products_feature_guide09186a00801b17cd.html

CMTS コマンド リファレンス

次の URL で『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/bbccmref/index.htm

Cisco IOS Release 12.2 コマンド リファレンス

次の URL で『 Cisco IOS Release 12.2 Configuration Guides and Command References 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122cgcr/index.htm

ケーブル機能コンフィギュレーション ガイド

次の URL で『 Cisco CMTS Feature Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cmtsfg/index.htm

Cisco uBR7100 シリーズ ルータのインストレーション

Cisco uBR7100 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide

Cisco uBR7100 シリーズ ルータのコンフィギュレーション

Cisco uBR7100 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインストレーション

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Cable Modem Card Installation and Configuration publication

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Port Adapter Installation and Configuration publication

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router 550-Watt DC-Input Power Supply Replacement Instructions

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Subchassis and Midplane Replacement Instructions

Cisco uBR7200 Series Rack-Mount and Cable-Management Kit Installation Instructions

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Fan Tray Replacement Instructions

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのコンフィギュレーション

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide

Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Feature Enhancements publication

Cisco uBR10012 ルータのインストレーション

Cisco uBR10012 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide

2400W AC-Input Power Shelf for the Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router

Cable Interface Line Card Processor Hardware Installation for the Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router

Fan Assembly Module for the Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router

DC Power Entry Module for the Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router

Performance Routing Engine Card Hardware Installation for the Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router

TCC+ Card for the Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router

Cisco uBR10012 ルータのコンフィギュレーション

Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide

標準規格

標準規格
タイトル

SP-RFIv1.1-I09-020830

Data-over-Cable Service Interface Specifications Radio Frequency Interface Specification, version 1.1

SP-RFIv2.0-I03-021218

Data-over-Cable Service Interface Specifications Radio Frequency Interface Specification, version 2.0

SP-OSSIv2.0-I03-021218

Data-over-Cable Service Interface Specifications Operations Support System Interface Specification, version 2.0

SP-BPI+-I09-020830

Data-over-Cable Service Interface Specifications Baseline Privacy Plus Interface Specification, version 2.0

MIB

MIB
MIB リンク

この機能でサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットの MIB を検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

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RFC

この機能でサポートされる新しい Request for Comments(RFC)または変更された RFC はありません。

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