ビデオ : Cisco uBR10000 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータ用 AC PEM

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータ用 AC PEM
発行日;2012/01/20 | 英語版ドキュメント(2011/04/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータ用 AC PEM

機能の概要

物理特性

LED

エアーフロー

電源コード

安全に関する情報および警告

安全上の警告

電気機器を扱う際の注意事項

静電破壊の防止

AC PEM の取り外しと取り付け

必要な工具と部品

AC PEM の開梱および準備

DC 電源コネクタの切断の確認

冗長 AC PEM の交換

両方の AC PEM の交換

PEM のトラブルシューティング

技術仕様

マニュアルの入手方法

WWW

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC

TAC Web サイト

Japan TAC Web サイト

TAC Escalation Center

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータ用 AC PEM

UBR10-PWR-AC、UBR10-PWR-AC=、
78-13996-01B0-J
June 10, 2002

このマニュアルでは、Cisco uBR10012 AC Power Entry Module(AC PEM; AC パワー エントリ モジュール)の概要、および Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータへの取り付け手順について説明します。このマニュアルの内容は、次のとおりです。

「機能の概要」

「安全に関する情報および警告」

「AC PEM の取り外しと取り付け」

「技術仕様」

「マニュアルの入手方法」

「テクニカル サポート」

機能の概要

Cisco uBR10012 ルータには、システムに冗長電源装置を提供するために出荷時にオプションで 2 台の AC PEM を搭載できます。フル装備のシャーシに必要な電力は、1 台の AC PEM だけで供給することができます。一方の AC PEM に障害が発生した場合、もう一方の AC PEM がルータ全体の電力供給を自動的に引き継ぐので、システムの運用に支障が生じることはありません。


) AC PEM を使用する場合、Cisco IOS Release 12.2(4)XF1、Cisco IOS Release 12.2(4)BC1a 以降を使用してください。それ以前のリリースを使用すると、show environment コマンドで AC PEM のエラー メッセージを正しく認識できません。



注意 Cisco uBR10012 ルータは、AC PEM または DC PEM をサポートしますが、AC PEM と DC PEM を混在させることはできません。搭載する PEM は、2 台とも AC PEM または DC PEM にする必要があります。

AC PEM は、各 PEM の前面パネルにある電源プラグから供給される、標準 200 ~ 240 VAC(50/60 Hz)入力電力を使用します。2 台の AC PEM は、AC 電力を変換し、負荷分散されたフィルタ済みの冗長 DC 電力を Cisco uBR10012 シャーシに供給します。


注意 AC PEM には、100 ~ 120 VAC 入力電源は使用できません。


ヒント 電源の完全冗長を保護するため、各 AC PEM に、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)または個別の AC 入力電源装置を使用してください。


このマニュアルでは、既存の第 2(冗長)AC PEM を交換する手順、および両方の AC PEM を交換する手順について説明します。


) 冗長 AC PEM を交換する場合、Cisco uBR10012 ルータをシャットダウンする必要はありません。両方の AC PEM を交換する場合は、一方の PEM を交換してオンラインにしたあとでもう一方の PEM を交換すれば、システムをシャットダウンせずに交換できます。



注意 1 台の AC PEM でフル装備の Cisco uBR10012 シャーシに必要な電力を供給できますが、1 台の AC PEM だけを搭載した状態で、システムを長期間稼働させないようにしてください。AC PEM に障害が発生した場合は、できるだけ早く交換用の AC PEM を入手して取り付けてください。交換用 AC PEM の製品番号は、UBR10-PWR-AC= です。適切なエアーフロー、冷却、および安全性を保持するために、交換用 PEM を取り付ける準備ができるまでは、障害のある PEM をシステムから取り外さないでください。

物理特性

図1 に、Cisco uBR10012 ルータ用の AC PEM の前面パネルを示します。

図1 AC PEM の前面パネル

 

図2 に、2 台の AC PEM を搭載した Cisco uBR10012 ルータを示します。

図2 2 台の AC PEM モジュールを搭載した Cisco uBR10012 ルータ

 


注意 AC PEM の前面にある 2 つのハンドルで Cisco uBR10012 シャーシを持ち上げることは絶対に避けてください。AC PEM の 2 つのハンドルは、Cisco uBR10012 シャーシから PEM を取り外す場合、またはシャーシに PEM を取り付ける場合に使用します。

LED

表1 に、AC PEM の LED を示します。

表1 AC PEM の LED とその機能

LED
カラー
項目

POWER

グリーン

PEM の電源がオンです。外部 AC 電源から電力が供給され、Cisco uBR10012 シャーシに電力を供給しています(正常な動作)。

FAULT

イエロー

PEM は外部 AC 電源から電力が供給されていますが、シャーシに電力を供給していません。PEM の電源スイッチがスタンバイの位置になっている可能性があります。

電源スイッチがオンの位置になっている場合、PEM は正常に動作していません。

エアーフロー

正常に動作している時に Cisco uBR10012 シャーシが適切に冷却されるよう、AC PEM はファン アセンブリと同時に動作します。図3 に、2 台の AC PEM を搭載した状態での Cisco uBR10012 シャーシのエアーフローを示します。

図3 2 台の AC PEM 搭載時の Cisco uBR10012 シャーシのエアーフロー

 


図3 では、Cisco uBR10012 シャーシに前面ベゼルが取り付けられていませんが、通常の稼働時には前面ベゼルを取り付け、シャーシに入る空気がベゼルのエアー フィルタを通るようにします。


電源コード

AC PEM の電源コードは、使用する国によって異なります。 表2 に、Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータ用 AC PEM に使用できる電源コードの製品番号を示します。

 

表2 Cisco uBR10012 ルータ用 AC PEM の電源コード

製品番号
項目

CAB-UBR10-AC-US

北米 ― ロッキング NEMA L6-20 コネクタを使用して AC 電源に差し込みます。

CAB-UBR10-AC-AR

アルゼンチン

CAB-UBR10-AC-AU

オーストラリア/ニュージーランド

CAB-UBR10-AC-CH

中国

CAB-UBR10-AC-EU

欧州

CAB-UBR10-AC-IT

イタリア

CAB-UBR10-AC-JP

日本

CAB-UBR10-AC-UK

英国

安全に関する情報および警告

ここでは、電気機器を取り扱う際に従うべき安全に関する注意事項を示します。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


安全上の警告


警告危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。



警告 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 この装置の設置およびメンテナンスは、AS/NZS 3260 に定義されているサービス担当者が行う必要があります。この装置を誤って一般電源コンセントに接続すると、事故の原因になります。電話回線は、1)主電源コネクタを取り外す前、および 2)ハウジングが開いているあいだは、切断しておく必要があります。



警告 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。


電気機器を扱う際の注意事項

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

シャーシの取り外しを行う前に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを外してください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

静電破壊の防止

ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。AC PEM の金属フレームには、プリント基板が固定されています。EMI(電磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。金属フレームは、ESD からカードを保護しますが、モジュールを扱うときには必ず、静電気防止用ストラップを着用してください。

静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。シャーシからカードを取り外す前に、ストラップの装置側をシャーシまたはラックマウントの塗装されていない金属面に固定します。

フレームは端だけを持ち、カード コンポーネントまたはコネクタ ピンには決して触れないでください。

取り外したモジュールは、静電気防止用シートの上に置くか、または静電気防止用袋に入れてください。モジュールを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

モジュールと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気からカードを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 M Ω でなければなりません。

AC PEM の取り外しと取り付け

ここでは、Cisco uBR10012 シャーシから AC PEM モジュールを取り外す手順、およびシャーシに AC PEM モジュールを取り付ける手順について説明します。


ヒント POWER LED がグリーンに点灯している場合、AC PEM は正常に動作しています。FAULT LED がイエローに点灯している場合、AC PEM に AC 電力が供給されていますが、システムには電力が供給されていません。AC PEM が電源ベイに完全に挿入されているかどうか、非脱落型ネジが適切に締められているかどうかを確認してください。その後、AC PEM の電源スイッチをスタンバイの位置にし、数秒たってからオンの位置に戻します。なお、FAULT LED が点灯し、POWER LED が点灯しない場合には、AC PEC を交換してください。


必要な工具と部品

電源モジュールの取り外しおよび取り付け作業を行うには、次の工具および部品が必要です。

交換用 AC PEM(UBR10-PWR-AC=)

静電気防止用リスト ストラップ

フラットヘッド ドライバ

AC PEM の開梱および準備

AC PEM を開梱する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 輸送用の箱の上面に貼られた梱包用テープを切り、箱を開けます。

ステップ 2 箱から PEM を取り出し、静電気防止用シートの上に置きます。

ステップ 3 交換後の古い装置を返却するときに使用できるように、梱包用の箱は保管しておいてください。詳細については、「マニュアルの入手方法」を参照してください。


 

DC 電源コネクタの切断の確認

Cisco uBR10012 シャーシの 2 つの電源ベイは、いずれも DC 端子ブロックの上部にあります。これらの端子ブロックは、DC PEM モジュールの搭載時に電力を供給するために使用します。AC PEM を搭載する場合には、DC 端子ブロックは使用しません。

Cisco uBR10012 ルータに DC PEM を搭載していた場合には、AC PEM の取り付けまたは交換を行う前に、DC 端子ブロックが切断されていることを確認してください。図4 に、2 つの DC 端子ブロックの位置、および端子に配線が接続されている場合の確認方法を示します。

図4 DC 電源コネクタおよび DC 電源コードの位置

 


) DC 端子ブロックの詳細については、『Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Hardware Installation Guide』または『DC Power Entry Module for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』を参照してください。この資料は、Cisco.com または Documentation CD-ROM から入手できます。


冗長 AC PEM の交換

ここでは、冗長用 AC PEM を交換する手順について説明します。FAULT LED が点灯し、「PEM のトラブルシューティング」に記載されているトラブルシューティングの手順に従っても問題を解決できない場合には、AC PEM を交換する必要があります。


ヒント ルータをシャットダウンさせずに、2 台の AC PEM の両方を交換したい場合には、1 台の交換作業を完了させてから、次の AC PEM の交換を行ってください。両方の AC PEM が故障した場合には、この手順ではなく、次の手順(両方の AC PEM の交換)を参照してください。



ステップ 1 前面カバーを少し持ち上げ、手前に引いて取り外します。

ステップ 2 電源スイッチをスタンバイの位置に下げて、交換する AC PEM の電源をオフにします(図5)。

図5 AC PEM の電源切断

 


注意 両方の AC PEM の電源をオフにしないでください。両方ともオフにすると、システムがシャットダウンし、すべてのデータ トラフィックが停止します。交換する AC PEM の電源だけをオフにします。

ステップ 3 AC PEM の前面パネルにある電源プラグから、AC 入力電源コードを取り外します。安全のために、電源コードの他端も AC 入力電源から取り外してください。


ヒント 冗長電源をサポートするには、各 AC PEM に個別の AC 入力電源を使用する必要があります。


ステップ 4 ドライバを使用して、取り外す AC PEM の非脱落型ネジを緩めます。前面プレートのハンドルを持ち、PEM をシャーシからゆっくり引き出します(図6)。AC PEM を脇に置きます。

図6 AC PEM の取り外し

 

ステップ 5 交換用 AC PEM の電源スイッチがスタンバイの位置になっていることを確認します(図5)。

ステップ 6 交換用 AC PEM を電源ベイに載せて押し込み、バックプレーンと確実に噛み合わせます。

ステップ 7 ドライバを使用して非脱落型ネジを締め、AC PEM をシャーシに固定します(図7)。

図7 AC PEM の取り付け

 

ステップ 8 AC PEM の前面パネルにある電源プラグに、AC 入力電源コードを接続します。

ステップ 9 電源コードを持ち上げ、AC PEM の前面に取り付けられている 2 つの固定用プラスチック クリップに通します。電源コードを右側に寄せ、前面ベゼル カバーの右側の溝に通します(図8)。

図8 AC 電源コードの固定

 

ステップ 10 AC 入力電源コードの他端を、200 ~ 240 VAC 電源コンセントに接続します。完全な冗長性をサポートするには、各 AC PEM を個別の電源に接続するか、UPS を使用してください。

AC PEM の FAULT LED がイエローに点灯します。これは、電源から AC PEM に電力が供給されていますが、AC PEM から Cisco uBR10012 シャーシには電力が供給されていない状態を示しています。

ステップ 11 交換用 AC PEM の電源スイッチを ON(|)の位置に切り替えます(図9)。

図9 AC 電源スイッチのオン位置への切り替え

 

ステップ 12 AC PEM の電源スイッチをオンにすると、FAULT LED が消灯し、POWER LED がグリーンに点灯します。

ステップ 13 シャーシの四隅の突起に前面ベゼル カバーを重ね、カバーの穴の上にある溝に突起が噛み合うようにします。AC 電源コードは、カバーの右側の溝に沿って配線します。


 

両方の AC PEM の交換

ここでは、2 台の AC PEM を両方とも交換(または再搭載)する手順について説明します。この手順を使用するのは、通常、シャーシを移動したり、別の場所に設置する必要がある場合だけです。


ヒント この手順は、通常はほとんど行いません。Cisco uBR10012 ルータをシャットダウンし、システムの運用を停止する必要があるためです。「冗長 AC PEM の交換」の手順で、1 台ずつ AC PEM を交換すれば、システムをシャットダウンする必要はありません。



ステップ 1 前面カバーを取り外します。

ステップ 2 次の手順で、システムをシャットダウンします。

a. システムをシャットダウンする予定であり、シャットダウンによってサービスが全面的に停止することを関係者に通知します。この 関係者 には、地域のアラーム/ネットワーク モニタ センタ、セントラル オフィスの担当者、主要なお客様が含まれます。

b. ルータをシャットダウンする前に、copy コマンドを使用して、NVRAM に変更したコンフィギュレーションを保存し、場合によっては PCMCIA フラッシュ カードにも保存します。copy コマンドの使用方法については、『Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。

c. 各 AC PEM の電源スイッチをスタンバイの位置にします(図10)。

図10 AC PEM の電源切断

 

ステップ 3 各 AC PEM の前面パネルにある電源プラグから、AC 入力電源コードを取り外します。安全のために、電源コードの他端も、それぞれの AC 入力電源から取り外してください。


ヒント 冗長電源をサポートするには、各 AC PEM に個別の AC 入力電源を使用する必要があります。


ステップ 4 ドライバを使用して、各 AC PEM の非脱落型ネジを緩めます。前面プレートのハンドルを持ち、各 AC PEM をシャーシからゆっくり引き出します(図11)。2 台の AC PEM を脇へ置きます。

図11 AC PEM の取り外し

 

ステップ 5 交換用 AC PEM の電源スイッチがスタンバイの位置になっていることを確認します(図10)。

ステップ 6 1 台めの交換用 AC PEM を電源ベイに挿入して押し込み、バックプレーンと確実に噛み合わせます。

ステップ 7 ドライバを使用して非脱落型ネジを締め、AC PEM をシャーシに固定します(図12)。

図12 AC PEM の取り付け

 

ステップ 8 2 台めの交換用 AC PEM を電源ベイに載せて押し込み、バックプレーンと確実に噛み合わせます。ドライバを使用して非脱落型ネジを締め、各 AC PEM をシャーシに固定します(図12)。


注意 1 台の AC PEM だけでもフル装備のシャーシに必要な電力を供給できますが、冗長電源を確保するには、Cisco uBR10012 ルータに 2 台の AC PEM を搭載する必要があります。

ステップ 9 各 AC PEM の前面パネルにある電源プラグに、AC 入力電源コードを接続します。

ステップ 10 電源コードを持ち上げ、AC PEM の前面に取り付けられている 2 つの固定用プラスチック クリップに通します。電源コードを右側に寄せ、前面カバーの上部の溝にはめこむようにします(図13)。

図13 AC 電源コードの固定

 

ステップ 11 AC 入力電源コードの他端を、200 ~ 240 VAC 電源コンセントに接続します。完全な冗長性をサポートするには、各 AC PEM を個別の電源に接続するか、UPS(無停電電源装置)を使用してください。

各交換用 AC PEM の FAULT LED がイエローに点灯します。AC PEM は電源から電力を供給されていますが、AC PEM から Cisco uBR10012 シャーシには電力が供給されていない状態を示しています。

ステップ 12 交換用 AC PEM の電源スイッチを ON(|)の位置に切り替えます(図14)。

図14 AC 電源スイッチのオン位置への切り替え

 

ステップ 13 各 AC PEM の電源スイッチをオンにすると、FAULT LED が消灯し、POWER LED がグリーンに点灯します。

ステップ 14 シャーシの四隅の突起に前面カバーを重ね、カバーの穴の上にある溝に突起が噛み合うようにします。AC 電源コードは、カバーの右側の溝に沿って配線されています。


 

PEM のトラブルシューティング

電源サブシステムに問題が発生した場合には、次の手順で原因を特定してください。

各 AC PEM の POWER LED がグリーンに点灯しているか確認します。

点灯している場合、PEM は正常な 240 VAC AC 電源に接続されていて、シャーシに電力を供給しています。

POWER LED が点灯しない場合、および他の LED がいずれも点灯しない場合には、AC 電源が正常に電力を供給しているかを確認します。必要に応じて、AC PEM を他の壁面コンセントまたは電源に接続します。

FAULT LED がイエローに点灯しているかを確認します。

点灯している場合、PEM は正常な 240 VAC AC 電源に接続されていますが、シャーシに電力を供給していません。AC PEM がシャーシに正しく搭載されていて、電源スイッチがオンになっているかどうかを確認します。

show environment コマンドを使用して、AC PEM の状態を確認します。


show environment コマンドは、Cisco IOS Release 12.2(4)XF1、12.2(4)BC1a 以降を使用した場合のみ、AC PEM の正確な情報を提供します。それより前のリリースを使用すると、show environment コマンドで AC PEM のエラー メッセージを正しく認識できません。


上記の作業で問題を解決できなかった場合は、AC PEM に障害があると考えられます。製品を購入した代理店に連絡してください。

技術仕様

表3 に、AC PEM の仕様を示します。

 

表3 Cisco uBR10000 AC PEM の仕様

項目
仕様

製品番号

uBR10-PWR-AC(プライマリ)

uBR10-PWR-AC\R(冗長用)

UBR10-PWR-AC=(スペア)

寸法

高さ:19.25 インチ(48.894 cm)

幅:6 インチ(15.24 cm)

奥行:5 インチ(12.4 cm)

重量

14.7 ポンド(6.65 kg)

AC 入力電圧

200~240 VAC @ 50/60Hz


) 100 ~ 120 VAC はサポートしていません。


AC 動作電圧

180 ~ 255 VAC @ 50/60Hz


) 100 ~ 120 VAC はサポートしていません。


AC 入力電流

13 A

DC 出力電圧

-54 VDC(最大)

DC 出力電流

45.3 A(最大)

消費電力

2,650 W(最大)

熱放散

熱放散:8,200 Btu 1 /Hr

温度範囲

動作時:23 ~ 122°F(-5 ~ 50°C)

保管時:-13 ~ 158°F(-25 ~ 70°C)

相対湿度

動作時:10 ~ 90%、結露しないこと

保管時:10 ~ 95%、結露しないこと

動作高度

-197 ~ 9,843 フィート(-60 ~ 3000 m)

1.Btu = 英国式熱量単位

マニュアルの入手方法

ここでは、シスコ製品のマニュアルを入手する方法について説明します。

WWW

WWW 上の次の URL から、シスコ製品の最新資料を入手できます。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

各国語版のマニュアルは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属の Cisco Documentation CD-ROM パッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROM は毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。この CD-ROM パッケージは、単独または年間契約で入手できます。

マニュアルの発注方法

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco.com(Cisco Direct Customer)に登録されている場合、Networking Products MarketPlace からシスコ製品のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl

Cisco.com 登録ユーザの場合、Subscription Store からオンラインで Documentation CD-ROM を発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace

Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

シスコシステムズでは、技術上のあらゆる問題の支援窓口として Cisco.com を運営しています。お客様およびパートナーは、Technical Assistance Center(TAC)Web サイトのオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.com にご登録済みのお客様は、TAC Web サイトで提供するすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco.com へのご登録については、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

Cisco.com

Cisco.com は、いつでもどこからでも、シスコシステムズの情報、ネットワーキング ソリューション、サービス、プログラム、およびリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。

Cisco.com は統合インターネット アプリケーションであり、優れた使いやすいツールとして、広範囲の機能やサービスを通してお客様に次のような利点を提供します。

業務の円滑化と生産性の向上

オンライン サポートによる技術上の問題の解決

ソフトウェア パッケージのダウンロードおよびテスト

シスコのトレーニング資料および製品の発注

スキル査定、トレーニング、認定プログラムへのオンライン登録

また、Cisco.com に登録することにより、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.com には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp

TAC

シスコの製品、テクノロジー、またはソリューションについて技術的な支援が必要な場合には、TAC をご利用いただくことができます。TAC では、2 種類のサポートを提供しています。TAC Web サイトと TAC Escalation Center です。

TAC への問い合わせは、問題の緊急性に応じて分類されます。

プライオリティ レベル 4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。

プライオリティ レベル 3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる場合。

プライオリティ レベル 2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

プライオリティ レベル 1(P1) ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

問題のプライオリティおよびサービス契約の内容に応じて、適切な TAC サービスを選択してください。

TAC Web サイト

P3 および P4 レベルの問題については、TAC Web サイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決し、コストと時間を節約できます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Web サイトのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログイン ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com 登録ユーザは、TAC Web サイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Open ツールのオンライン サービスを利用できます。TAC Case Open ツールの URL は次のとおりです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

インターネットでアクセスする場合には、TAC Web サイトで P3 および P4 レベルの情報を参照することを推奨します。

Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TAC Escalation Center

TAC Escalation Center では P1 および P2 レベルの問題に対応しています。 このレベルに分類されるのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Center にお問い合わせいただいた P1 または P2 の問題には、TAC エンジニアが対応します。

TAC フリーダイヤルの国別電話番号は、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となっているか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、または Network Supported Accounts [NSA; ネットワーク サポート アカウント] など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。また、お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。