Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータ ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco uBR10012ユニバーサル ブロー ドバンド ルータの概要
Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータの概要
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータの概要

CiscouBR10012ルータの特長

他のCisco CMTSプラットフォームとの比較

CiscouBR10012ルータの機能の概要

アップストリームのデータ パス

ダウンストリームのデータ パス

CiscouBR10012ルータおよびCisco IOSソフトウェア

DOCSISおよびEuroDOCSISのデータ レートおよび変調方式

NEBSレベル3の適合性

Cisco uBR10012ルータのハードウェア

Cisco uBR10012シャーシ

Cisco uBR10012ルータのスロット番号

ファン アセンブリ モジュール

ファン アセンブリ ケーブル

LCDモジュール

LCDケーブル

PRE1

冗長PRE1モジュール

PRE1モジュールの説明

コネクタ ポート

PCMCIAカード スロット

LCD画面

PRE1のLED表示およびスイッチ

PRE1モジュールの廃棄

DC PEM

DC PEMのLED

AC PEM

AC PEMのLED

電源コード

エアフロー

CiscouBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、およびCiscouBR10-LCP2-MC16Sケーブル インターフェイス ライン カード

Cisco uBR10-LCP2-MC16xのLED

CiscouBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カード

Cisco uBR10-LCP2-MC28CのLED

シスコ製シングルポート ギガビット イーサネット ライン カード

シスコ製GEライン カードのLED

GBICの仕様

Cisco OC-12 POSライン カード

Cisco OC-12 POSライン カードのLED

Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カード

Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードのLED

減衰

光コネクタおよびケーブル

TCC+カード

TCC+カードのLED

Cisco uBR10012ルータのFRUリソース

FRUモジュールおよび製品番号

FRUのマニュアル

Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータの概要

Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータは、ハイエンド、ハイパフォーマンス、大容量のCable Modem Termination System(CMTS;ケーブル モデム終端システム)ソリューションを提供します。Cisco uBR10012ルータは、ネットワーク エッジにこれまでにない水準のインテリジェンスとパフォーマンスをもたらす集約プラットフォームです。ケーブル サービス プロバイダーは、これまで以上に機能の充実したサービスを顧客に提供することにより、最大限の収益を確保できます。このシステムにより、ケーブル モデムまたはデジタルSet-Top Box(STB;セットトップ ボックス)を使用する家庭または商業環境の加入者に、高速データ、ブロードバンド エンターテイメント、およびIP電話サービスを提供できます。

Cisco uBR10012ルータは、信頼性が高く安全なケーブル データ ネットワークの運用を実現するために、ケーブル業界が作成したData-over-Cable Service Interface Specification(DOCSIS)に基づいています。このルータは、DOCSIS 1.0、DOCSIS 1.0+、およびDOCSIS 1.1バージョンのDOCSIS仕様をサポートするケーブル モデムまたはSTBとの相互運用が可能です。

DOCSISは、ITU J.83 Annex B RF規格を使用する6 MHzの北米チャネル プランをサポートします。ダウンストリームでは、85~860 MHzの周波数範囲で、6 MHzのチャネル幅を使用します。アップストリームでは、5~42 MHzの周波数範囲をサポートします。各シャーシは複数の標準規格と複数のインターフェイスをサポートできるので、事業者は1つのCMTSプラットフォームで、コスト効率の良いサービスと装置を選択できます。

Cisco uBR10012ルータは、双方向ケーブルTVおよびIPバックボーン ネットワーク上でデータおよびデジタル音声接続をサポートします。高度なQuality of Service(QoS;サービス品質)技術を使用して音声などのリアルタイム トラフィックを確実に配信し、また、他のトラフィックはベストエフォート方式で配信します。Cisco uBR10012ルータは、双方向DOCSISベースのケーブル モデムおよびSTBから同軸Cable Television(CATV)ネットワークで送信されるトラフィックを集め、高速ネットワーク アップリンク インターフェイスを介してローカルおよびリモートInternet Protocol(IP)ホストに提供します。

Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータには、Cisco ESR10000エッジ サービス ルータと同じParallel Express Forwarding(PXF)技術が採用されています。PXF技術とシスコシステムズのCMTSソリューションを組み合わせることにより、コスト効率が良く、拡張性があり、業界で定評のあるCMTSが実現します。このCMTSにより、ケーブル ネットワーク上の大容量トラフィックに合わせて最適化された、高性能で安定したスループットが得られます。

このルータはCisco IOSネットワーキング ソフトウェアに基づいて、最先端のネットワーキングおよびルーティング オプションをサポートします。さらに、将来的にも最新のソフトウェアに拡張できるので、規格や顧客ニーズが変化しても、投資が無駄になりません。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


Cisco uBR10012ルータの特長

Cisco uBR10012ルータの特長は、次のとおりです。

19インチ ラックマウント、奥行22.75インチ(Cisco uBR10012シャーシを参照)

高さ31.5インチ、18 Rack Unit(RU;ラック ユニット) ― 7フィート ラックに2台のシャーシ

カード スロット×12

ケーブル インターフェイス ライン カード×8

ネットワーク アップリンク ライン カード×4

LCDモジュール(LCDモジュールを参照)

Performance Routing Engine(PRE1)モジュール×2(冗長構成の場合はPRE1モジュールを2つ使用)(PRE1を参照)


) PREモジュールはEnd of Life(EOL;廃止)になっており、代わりにPRE1モジュールが採用されています。PREおよびPRE1の機能はまったく同じですが、PRE1モジュールはすべてのオンボード メモリに関して、より単純なパリティ エラー アルゴリズムの代わりにError Checking and Correction(ECC)をサポートしています。ただし、同一シャーシ内でPREとPRE1を併用することはできません。PREを2つまたはPRE1を2つ使用する必要があります。


ACおよびDC電源装置オプション:

ホットスワップ対応のデュアル-48/-60 VDC冗長パワー エントリ モジュール(DC PEM)(DC PEMを参照)

ホットスワップ対応のデュアル200~240 VAC冗長パワー エントリ モジュール(AC PEM)(DC PEMを参照)

冗長電源装置をサポートするオプションの外部100~120 VAC入力電源シェルフ(詳細については、次のURLを参照)

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10acsh.htm

アラーム リレー:MINOR、MAJOR、CRITICAL

Timing, Communication, and Ccontrol Plus(TCC+)モジュール×2(冗長構成では2枚のTCC+カードを使用) ― TCC+カードごとに、外部クロック リファレンス ソース用コネクタとバックアップ クロック ソース用に別のコネクタを1つずつ提供します。(TCC+カードを参照)

ファン モジュール ― 強制対流空冷方式(Cisco uBR10012ルータのFRUリソースを参照)

2段速度のファン。公称温度で動作中は低速、推奨動作温度以上で動作中は高速

複数のファンによりファン アセンブリは冗長性を持ち、1つのファンが故障してもサポート可能

ファン アセンブリのステータスLEDが単一または複数のファンの故障を表示

一定時間内であれば、交換時にも停止しないファン アセンブリ モジュール

他のCisco CMTSプラットフォームとの比較

Cisco uBR10012ルータは、次世代のCMTSプラットフォームです。他のCisco CMTSプラットフォーム(Cisco uBR7100シリーズおよびCisco uBR7200シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ)との大きな相違点は、次のとおりです。

Cisco uBR10012ルータは、ケーブル インターフェイス ライン カードに関して、他のプラットフォームより大きいフォーム ファクタをサポートします。Cisco uBR7200シリーズ ルータ用の従来のケーブル インターフェイス ライン カードをCisco uBR10012ルータで使用することはできません。ただし、Cisco uBR-MC28Cは、Cisco Line Card Processorアダプタ カードに取り付けてから、Cisco uBR10012ルータに搭載してください。

Cisco uBR10012ルータでは、プロセッサ カードとして高性能PRE1モジュールを使用します。Cisco uBR7200シリーズ ルータ用のネットワーク プロセッサ カードを使用することはできません。

Cisco uBR10012ルータは、高性能、高スループットのCMTSルータであり、インターネットまたは他のネットワークへのWAN接続用に、高性能なネットワーク アップリンク ライン カードを必要とします。Cisco uBR7100シリーズおよびCisco uBR7200シリーズ ルータ用のポート アダプタは使用しません。

Cisco uBR10012ルータでは、シスコ製ケーブル クロック カードを使用しません。TCC+カードにナショナル クロック サポートが組み込まれているためです。

Cisco uBR10012シャーシの新しいアーキテクチャに対応するために、ルータのスロット番号方式が拡張され、カードおよびサブカード番号方式が含まれるようになりました(1/0、2/0など)。Cisco uBR10012シャーシのスロット番号については、図 1-4を参照してください。

Cisco uBR10012ルータの機能の概要

Cisco uBR10012ルータは、同軸ケーブル接続によってケーブル モデムとSTBに、インターネット、LAN、およびWANのアクセスを提供するCMTSです。このルータにより、基本的なCATVサービスまたはビデオ プログラミングと同様の高速データ サービスをパッケージ化することができます。

CMTSからケーブル モデムまたはSTBへはダウンストリームであり、ケーブル インターフェイス経由のトラフィックの大部分がこのパスで伝送されます。ケーブル モデムまたはSTBからCMTSへはアップストリームであり、通常、ダウンストリームのトラフィックの約10 %がこのパスで伝送されます。多数のユーザを同じダウンストリームに割り当てることができますが、帯域幅を効率的に利用するために、ユーザを複数のアップストリームに分割することもできます。

たとえば、Cisco uBR-LCP-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードを使用してCisco uBR10012ルータに接続するユーザは、通常、2つのダウンストリームに分割します。さらに、各ユーザ グループを4つのアップストリームに分割します。

以下、アップストリームおよびダウンストリームのデータ パスについて概要を示します。

アップストリームのデータ パス

次の例でアップストリームのデータ パスを説明します。

1. 加入者がサービスを要求します。要求は、一連のパケットとしてモデムからCMTSへアップストリームで送信されます。

2. Cisco uBR-LCP-MC28Cケーブル ライン カードがアップストリーム インターフェイスでパケットを受信し、オンボード プロセッサに転送します。

3. ライン カードのプロセッサはHeader Check Sequence(HCS)、Frame Check Sequence(FCS)、およびSystem Identification(SID)番号を検証し、DOCSIS MACヘッダーの全フィールドを処理してから、そのヘッダーを削除します。

a. ライン カードが拡張ヘッダー(要求、Acknowledgement[ACK;確認応答]、プライバシ、PHS、およびUnsolicited Grant Synchronization[UGS]の各ヘッダー要素)を検証して処理します。Baseline Privacy Interface(BPI;ベースライン プライバシ インターフェイス)が使用されている場合、プロセッサは適切なキーを使用して、プライバシEHフレームの復号化も行います。

b. 帯域要求、ACK要求、およびUGSが再フォーマットされ、LCPの要求リングに渡されます。

c. DOCSIS MACヘッダーが削除され、別のヘッダーが追加されます。追加のヘッダーにはSID、アップストリーム ポート情報、およびエラーが検出されたかどうかを示すステータス ビットが含まれます。

4. パケットがバックプレーンを経由してPRE1上のForwarding Processor(FP)またはRouting Processor(RP)に送信されます。

5. PRE1はアクセス リスト処理、分類、スイッチング、QoSなどのパケット操作を実行します。主要なルーティング機能およびIOS管理機能(フィルタリング)もここで実行されます。

6. パケットは適切な出力キューに移され、バックプレーン経由で出力ライン カード(OC-12 POS、GigE、または別のケーブル インターフェイス ライン カード)に送信されます。

7. 出力ライン カードはパケットをさらに、次のインターフェイス ポイントに転送します。

ダウンストリームのデータ パス

次の例でダウンストリームのデータ パスを説明します。

1. インターネットからのデータ パケットをネットワーク アップリンク カード(OC-12 POS、GigE)が受信します。

2. パケットはPRE1モジュール上のFile Processor(FP)に転送されます。

3. FPはMACの分類によって処理するフレームまたはパケットのタイプを判別します。

4. PRE1がアクセス リストのフィルタリング、ポリシング、およびマーキングを実行します。

5. Forwarding Information Base(FIB;転送情報ベース)の検索および書き換えが行われます。

a. 書き換えにはダウンストリーム ヘッダーおよび802.3 MACヘッダーが含まれます。

b. ダウンストリーム ヘッダーには、宛先プライマリSID、物理DSポート番号、PHSルール インデックス、および一部の制御ビットとその他のフィールドが含まれます。

c. パケットはポリシングとシェーピングの後に、キューイング用に準備されます。キューイングは、キューのプライオリティおよびカードからのフロー ビットのステートに基づいて行われます。宛先カード アドレス(ポート)が送信パケット ヘッダーの前に付加されます。

6. パケットがバックプレーン経由で該当するケーブル インターフェイス ライン カードに送信されます。

7. ケーブル インターフェイス ライン カードがパケットを受信し、ライン カード上のすべてのASICに転送します。

a. 各ASICはヘッダーをデコードし、パケットの宛先がそのライン カード上のいずれかのダウンストリーム ポートかどうかを判別し、該当する場合は、ダウンストリーム ヘッダーが削除されて802.3 MACヘッダーが保存されます。

b. MACヘッダー処理により、DOCSIS MACヘッダーの構造およびパケットに対して実行する操作を判別します。DOCSIS MACヘッダーの付加、HCS/FCSの演算、パケット ヘッダー抑制の実行、およびBPI暗号化を伴う場合があります。

8. パケットが送信可能の状態になると、ただちにダウンストリームに送信されます。

Cisco uBR10012ルータおよびCisco IOSソフトウェア

Cisco uBR10012ルータでは、Cisco IOSソフトウェアが稼働します。このソフトウェアは、プライマリPRE1モジュールの2つのPCMCIAスロットに搭載されたType II PCMCIAフラッシュ メモリ ディスクに保存されています。どちらのスロットのPCMCIAフラッシュ メモリ ディスクにも、Cisco IOSイメージまたはコンフィギュレーション ファイルを保存できます。

各PRE1モジュールには、フラッシュ メモリ ディスクのほかに、ブート ローダを保存するオンボード フラッシュ メモリがあります。ブート ローダはシステムのリセット後に、フラッシュ メモリ ディスク上のCisco IOSソフトウェアをリロードして実行します。

PRE1モジュールのオンボード フラッシュ メモリには、システム設定も保存されます。フラッシュ メモリから読み込んだ設定情報は、初期化後に動作メモリのバッファに格納され、設定の保存時にフラッシュ メモリ デバイスに書き込まれます。

各ライン カードにも、ブート ローダを保存するオンボード フラッシュ メモリがあります。機能はPRE1モジュールの場合と同様です。ただし、ライン カードのローダはシステム リセット、ライン カードのリセット、またはライン カードの搭載後に、ライン カード上で実行する必要があるすべてのコードをライン カードにリロードして実行します。

ソフトウェア イメージは、外部のTFTPサーバにも保存できます。Cisco uBR10012ルータでも設定によって、外部のTFTPサーバから適切なイメージをダウンロードし実行します。

DOCSISおよびEuroDOCSISのデータ レートおよび変調方式

シスコ製ケーブル インターフェイス ライン カードは、使用カード、ケーブル ネットワーク、予測される加入者およびサービス レベルに基づいて、さまざまなアップストリームを組み合わせて設定できます。 表 1-1 に、DOCSISとEuroDOCSISの両方の規格用のデータ レートおよび変調方式を示します。

 

表 1-1 DOCSISおよびEuroDOCSISのアップストリーム データ レート

アップストリーム チャネル幅
変調方式
ボー レート シンボル/秒
rawビットレート、Mbit/秒
スループット
(ビットレート - オーバーヘッド)、Mbit/秒

3.2 MHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

2.56 M

10.24
5.12

9.0
4.6

1.6 MHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

1.28 M

5.12
2.56

4.5
2.3

800 kHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

640 k

2.56
1.28

2.3
1.2

400 kHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

320 k

1.28
0.64

1.2
0.6

200 kHz

16 QAM(4)
QPSK(2)

160 k

0.64
0.32

0.6
0.3

NEBSレベル3の適合性

Cisco uBR10012ルータはNetwork Equipment Building System(NEBS)Level 3に適合しています。NEBS Level 3の内容は、次のカテゴリからなります。

エアフィルタおよび前面から背面へのエアフロー

運送および保管

動作温度および湿度

発熱および火の回り

梱包された装置に対する衝撃

地震、設置場所、および運送中の振動

大気汚染および騒音

雷に対する安全性

電気に関する安全性

EMI放射および耐性

Cisco uBR10012ルータのハードウェア

ここでは、Cisco uBR10012ルータ シャーシ、コンポーネント モジュール、ケーブル インターフェイス カード、アップリンク カード、およびAC電源シェルフについて説明します。このシャーシで使用されるFRU、その製品番号、および関連資料の一覧については、「Cisco uBR10012ルータのFRUリソース」を参照してください。

Cisco uBR10012ルータは、標準19インチ型装置ラックまたはTelcoラックに搭載します。各ルータにはシスコ製ラックマウント キットが付属しています。ラックマウント キットには、標準19インチ型装置ラックまたはTelcoラックにルータを搭載するために必要な金具類が含まれています。オプションとしてサードパーティ製の取り付け金具を使用すると、23インチ型装置ラックにも搭載できます。

Cisco uBR10012シャーシ

Cisco uBR10012のシャーシは、前後から操作するようになっています。シャーシの前面から操作できるのは、2台のACまたはDC PEM、2台のPRE1、LCDパネル、およびファン アセンブリ モジュールです。背面から操作できるのは、ケーブル インターフェイス ライン カード用の8スロット、ネットワーク アップリンク ライン カード用の4つのフルスロット、およびTCC+カード用の2スロットです。


) 使用可能電源が100~120 VACのみである場合、Cisco uBR10012ルータは補助2400 WAC入力電源シェルフを使用します。このAC入力電源シェルフは、ACをDCに変換してルータに供給します。電源シェルフの詳細については、次のURLにある『2400W AC-Input Power Shelf for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/index.htm


図 1-1に、前面カバーを取り付けた状態のCisco uBR10012ルータの前面図を示します。

図 1-1 Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータ ― 前面図(前面カバーを取り付けた状態)

 

図 1-2に、前面カバーを取り外した状態での完全装備のシャーシの前面を示します。次のコンポーネントを確認できます。

ファン アセンブリ モジュール

LCDモジュール

PRE1プロセッサ モジュール×2

DC PEM×2

図 1-2 Cisco uBR10012ルータのシャーシ ― 前面図(前面カバーを外した状態)

 

図 1-3に、完全装備したCisco uBR10012ルータの背面を示します。次のコンポーネントが確認できます。

ケーブル インターフェイス ライン カード×8

高速、高パフォーマンスのネットワーク アップリンク ライン カード×4

TCC+カード×2

図 1-3 Cisco uBR10012ルータのシャーシ ― 背面図

 


注意 シャーシの左右にある取っ手は、PEM、ファン アセンブリ モジュール、またはライン カードが一切搭載されていない空のシャーシを持ち上げる場合のみ使用してください。詳細については、「シャーシを持ち運ぶ際の注意事項」を参照してください。

Cisco uBR10012ルータのスロット番号

図 1-4に、シャーシ背面に搭載するライン カードのスロット番号を示します。

図 1-4 Cisco uBR10012シャーシのスロット番号 ― 背面図

 

図 1-5に、アクティブPRE1モジュールのファスト イーサネット インターフェイスのスロット番号を示します。

図 1-5 Cisco uBR10012シャーシのスロット番号 ― 前面図

 


ヒント バックアップPRE1のファスト イーサネット インターフェイスは、プライマリPRE1が故障してバックアップPRE1がアクティブになった場合以外は使用しません。バックアップPRE1がアクティブPRE1モジュールになると、そのファスト イーサネット インターフェイスがスロット0/0で自動的にアクティブ ファスト イーサネット インターフェイスになります。



) Cisco uBR10012ルータには内部イーサネット インターフェイスEthernet0/0/0も装備されています。このインターフェイスは、PREプロセッサおよびライン カードがカード間でパケットを転送するために使用します。このインターフェイスはユーザ設定不可能です。ただし、show interfaceコマンドを使用して、設定および実行時の情報を確認できます。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。


ファン アセンブリ モジュール

Cisco uBR10012ルータでは、4つのファンで構成されるファン アセンブリ モジュール(図 1-6)を使用して、シャーシに冷気を送ります。

図 1-6 ファン アセンブリ モジュール

 

ファン アセンブリはシャーシの上部にあり、ケーブル アセンブリに差し込むとシャーシ バックプレーンに接続されるブラインド メイト コネクタを使用して、シャーシと接続します。

4つの内蔵ファンがシャーシ前面から空気を取り込み、内蔵コンポーネントに行き渡らせます。シャーシ背面の開口部から排気されます。ファン アセンブリ モジュールは、次の2つの速度で動作します。

低速(クリーンなエア フィルタを使用)

高速(クリーンなエア フィルタを使用)

動作速度は、ファン モジュールがモジュールの排気口温度で決定します。ファンの排気口での温度が40°Cになると、ブロワーの速度が上がり始めます。ただし、高速になるのは排気口での温度が50°Cになってからです。

3個のLEDがファン アセンブリの状況を示します。

 

表 1-2 ファン アセンブリのLED

LED
ステータス
説明

SYSTEM OK

グリーン

システムは正常に動作しています。すべてのファンが動作中です。

SINGLE FAN FAILURE

イエロー

ファンが1つ故障し、システムがアラームを出しましたが、ファン アセンブリは引き続き、シャーシを冷却できます。ファン アセンブリをできるだけ速やかに修理するか交換してください。

MULTIPLE FAN FAILURE

イエロー

2つ以上のファンが故障しています。シャーシ内部の動作温度が上昇し過ぎると、システムが自動的にシャットダウンされます。ファン アセンブリをただちに修理するか交換してください。


注意 ファン アセンブリはホットスワップ対応であるため、システム動作を中断させずに交換できますが、過熱防止のために、ファン アセンブリのない状態で数分以上システムを稼働させないでください。

ファン アセンブリ ケーブル

ファン アセンブリ ケーブルは、ファン アセンブリとバックプレーンを接続します。このケーブルはシャーシ内部、ファン アセンブリの下にあります。ファン アセンブリ モジュールをシャーシから取り外す場合でも、通常、このケーブルは取り外しません。


) ケーブルの両端にはそれぞれ異なるコネクタが付いています。図 1-7を参照してください。


図 1-7 ファン ケーブル

 

LCDモジュール

LCDモジュールは、シャーシおよびライン カードの動作状況および設定情報をリアルタイムで表示します。画面下のボタンがメニュー システムになっており、端末を使用しなくてもシステム設定のさまざまな部分を表示できます。図 1-8に、シャーシ前面カバーを取り外した状態のCisco LCDモジュールを示します。

図 1-8 LCDモジュール表示パネル

 


) LCDモジュールの機能は、Cisco uBR10012ルータで稼働しているCisco IOSソフトウェアのリリースに応じて異なります。機能の詳細については、ご使用のCisco IOSリリースのリリース ノートおよび『Cisco uBR10012 Software Configuration Guide』を参照してください。「マニュアルの入手方法」を参照してください。


LCDケーブル

LCDリボン ケーブルは、LCDモジュールとバックプレーンを接続します。折れ曲がっている方の端をLCDモジュールに接続します。図 1-9を参照してください。

図 1-9 LCDケーブル

 

PRE1

PRE1はCisco uBR10012ルータと組み合わせて使用するシングル スロット モジュールです。PRE1はParallel eXpress Forwarding(PXF)という高度な並列処理アーキテクチャを使用して、レイヤ2およびレイヤ3パケットのすべてのルーティングおよび転送を実行します。この処理により、制御プレーンがデータ プレーンから分離されます。PXFアーキテクチャは、あらゆるポートでIPサービスを使用できるようにして、高性能なスループットをサポートします。

汎用RISCプロセッサ(262-300 MHz MIPS RISCMark RM7000)がトラフィックの高性能レイヤ3転送をサポートします。汎用RISCプロセッサと高性能なプログラマブルPXFネットワーク プロセッサの組み合わせにより、アクセス ポリシー フィルタリング、レートベース キューイング、QoSなどのIPアプリケーションのサポート時にも、1台のCisco uBR10012シャーシで数千のアクティブ接続をサポートすることができます。

PRE1モジュールには2つのモデルのモジュールがあります。Cisco uBR10012ルータの初期の出荷時に付属していた最初のPRE1モジュールと、Cisco IOS Release 12.2(4)XF以降に付属しているPRE1モジュールです。


) 特に記載がない限り、このマニュアルではPRE1はPREモジュールとPRE1モジュールの両方を表します。2つのモジュールの機能は基本的に同じです。異なるのは、PRE1モジュールはすべてのオンボード メモリに関して、より単純なパリティ エラー アルゴリズムの代わりにECCをサポートしている点です。PREは現在はEOLであり、PRE1が代わりに使用されています。


Cisco IOS Release 12.2(4)XFでは、PRE1モジュールのECC機能が自動的にイネーブルになります。CLI show version コマンドを使用すると、PREまたはPRE1モジュールがアクティブ プロセッサ モジュールであるかどうかを判別できます。

冗長PRE1モジュール

PRE1モジュールは、冗長運用(Cisco uBR10012シャーシにPRE1モジュールを2台搭載)をサポートします。プライマリPRE1が故障すると、セカンダリPRE1がシャーシの操作を自動的に引き継ぎます。すべてのCisco uBR10012ライン カードがプライマリとセカンダリの両方のPRE1モジュールに物理的に接続されるので、PRE1モジュールを切り替えるために、インターフェイス カードを手動でリセットする必要はありません。冗長PRE1に自動的にフェールオーバーされるためです。シャーシに冗長PRE1モジュールが搭載されている場合、PRE1モジュールはホットスワップ可能です。


注意 システムに2台のPREが搭載されていて、1つをPRE1にアップグレードする必要がある場合は、両方のPREをPRE1にアップグレードしなければなりません。同じシステムにPREおよびPRE1を混在させることはできません。

PRE1モジュールの説明

PRE1には2つのPCMCIAスロット、32 MBのオンボード フラッシュ メモリ、および512 MBのパケット バッファがあり、最大512 MBのSDRAMメモリをサポートします。図 1-10に、PRE1の前面プレートを示します。

図 1-10 PRE1の前面プレート

 

コネクタ ポート

PRE1の前面プレートには、RJ-45コネクタを使用するポートが3つあります(図 1-10を参照)。

コンソール ポート ― この非同期EIA/TIA-232シリアル ポートを使用して、ローカル管理のために端末とPRE1を接続します。

AUXポート ― この非同期EIA/TIA-232シリアル ポートを使用して、リモート管理のためにモデムとPRE1を接続します。

ファスト イーサネット ポート ― このイーサネット ポートを使用して、PRE1と10/100BASE-Tネットワーク管理LANを接続します。


) PRE1モジュールのファスト イーサネット インターフェイスは、ネットワーク管理アクセス用であるため、WAN接続には使用しないでください。WAN接続には、システムの高性能PXF処理サブシステムを完全に利用できる、適切なネットワーク アップリンク カードを使用します。


PCMCIAカード スロット

2つのPCMCIA Type IIカードに搭載したフラッシュ メモリ カード(64 MB以上の容量)に、Cisco IOSイメージまたはシステム コンフィギュレーション ファイルを保管できます。フラッシュ メモリ カードに保管されたソフトウェアからシステムを起動することもできます。PRE1上のフラッシュ カードの取り付けおよび取り外しについては、「PCMCIAフラッシュ カードの取り外し」を参照してください。

LCD画面

PCMCIAカード スロットの下にある2つのLCD画面には、PRE1モジュールのステータスに関する情報が英数値で表示されます。

PRE1のLED表示およびスイッチ

PRE1前面プレートのLEDに、PRE1の動作ステータスが表示されます(PRE1の前面プレートを参照)。LEDはアラーム、ステータス、および障害の3つのカテゴリに分かれています。

アラーム ― Cisco uBR10012ルータのアラーム リレー コンタクトにより、ルータがサイトのアラーム メンテナンス システムに接続されます。その結果、Cisco uBR10012ルータが生成したクリティカル、メジャー、およびマイナー アラームがPRE1前面プレートに表示され、また、システムに接続された外部ビジュアル アラームおよび音声アラームに変換されます。アラーム接続の詳細については、「アラーム インジケータの接続」を参照してください。アラーム状態のときに(プライマリ)PRE1のAlarm Cutoff(ACO;アラーム カットオフ)スイッチを押すと、外部アラームは遮断されますが、PRE1前面プレートのアラームLEDは停止しません。前面プレートのアラームLEDが停止するのは、アラームの原因が解消された場合だけです。

ステータス ― PRE1のステータスを示します。

障害 ― メジャー障害によってPRE1がディセーブルになったことを示します。

表 1-3 に、PRE1のLEDおよびスイッチを示します。

 

表 1-3 Cisco PRE1 LEDおよびカットオフ スイッチ

LED/スイッチ
ステータス
説明

イーサネット ポートLED

ACTIVITY

LINK

グリーン

消灯

グリーン

消灯

パケットの送受信中です。

パケット アクティビティはありません。

キャリアを検知しました。ポートはトラフィックを通すことができます。

キャリアを検知していません。ポートはトラフィックを通しません。

PCMCIAスロット0

PCMCIAスロット1

グリーン

グリーン

スロット0のフラッシュ カードがアクティブです。1

スロット1のフラッシュ カードがアクティブです。

ACOスイッチ

--

このスイッチを押すと、音声アラームがオフになります。

CRITICAL、MAJOR、MINOR LED

消灯

イエロー

アラームはありません。

アラーム状態であることを意味します。

STATUS

グリーン

消灯

PRE1はプライマリPRE1として準備が完了し、アクティブです。

PRE1に電源が供給されていないか、またはセカンダリPRE1として機能しています。

FAIL

消灯

イエロー

PRE1が適切に動作しています。

メジャー障害によりPRE1がディセーブルになっています。

1.Cisco uBR10012ルータは、64 MB以上のPCMCIAフラッシュ メモリ カードをサポートします。

PRE1モジュールの廃棄

PRE1モジュールには小型のリチウム電池が内蔵されています。法律によっては、リチウム電池内蔵製品の廃棄方法を制限しているものもあります。リチウム電池またはリチウム電池内蔵製品を決して火の中に投棄しないでください。その他、地域の規制に従って廃棄してください。


警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。


DC PEM

Cisco uBR10012ルータには、出荷時に2台のDC PEMが付属しています。PEMには各PEMの下にある各端子ブロックから-48/-60 VDC電力が供給されます。2つのDC PEMは、フィルタ済みで、冗長性があり、負荷が分散されたDC電力をCisco uBR10012シャーシに提供します。一方のDC PEMが故障しても、もう一方のPEMがシステムに必要な電力をただちに供給します。


注意 1台のDC PEMでフル装備のCisco uBR10012シャーシに必要な電力を供給できますが、1台のDC PEMだけを搭載した状態でシステムを長期間稼働させないようにしてください。DC PEMが故障した場合は、できるだけ早く交換用DC PEMを入手し、搭載してください。

DC PEMには2つのモデルがあります。図 1-11に、オリジナルの前面プレートを装備したDC PEM(左側)と、電源装置モニタリング ケーブル用コネクタを装備したDC PEM(右側)を示します。電源装置モニタリング ケーブルは、オプションの2400W AC入力電源シェルフに接続します。

DC電源コンセントが使用不可能な場合、またはAC電源が適している場合は、オプションのAC入力電源シェルフからCisco uBR10012ルータにDC電源を供給します。AC入力電源シェルフの詳細については、次のURLにある『 2400W AC-Input Power Shelf for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10acsh.htm.

図 1-11 DC PEM前面プレート(オリジナル モデル)およびDC PEM前面プレート(アラーム コネクタ付き)

 


注意 DC PEMの2つの取っ手は、Cisco uBR10012シャーシからPEMを取り外す場合、またはシャーシにPEMを搭載する場合に使用します。この取っ手でCisco uBR10012シャーシを持ち上げないでください。


ヒント 外部AC入力電源シェルフおよびCisco IOS Release 12.2(4)XF以降のリリースを使用している場合は、show environmentコマンドを使用して、電源シェルフに電源モジュールが搭載されていないか、障害が報告されていないか、過熱状態でないか、またはAC入力電力が供給されていないかを調べます。


オプションの2400W AC入力電源シェルフを使用していない場合は、DC PEMの2つのモデルは同一です。


) Cisco uBR10012ルータDC PEM用の電源装置モニタリング ケーブル(製品番号UBR10-PWR-MON- CAB=、部品番号72-3505-01)は、Cisco AS5850 Universal Gateway(部品番号72-2673-01)で同様に接続する場合に使用されるケーブルとは異なります。


DC PEMのLED

表 1-4 に、DC PEMのLEDを示します。

 

表 1-4 Cisco DC PEMのLED

LED
説明

POWER

グリーン

DC PEMの電源が入っています。外部DC電源から電力を得て、Cisco uBR10012シャーシに電力を供給しています(正常な動作)。

FAULT

イエロー

外部DC電源からDC PEMに電力が供給されていますが、PEMはシャーシに電力を供給していません。これは通常の場合、PEMの電源がオフになっていることが原因です。

電源スイッチがONの位置にあり、FAULT LEDが点灯している場合、PEMは正常に動作していません。

MISWIRE

イエロー

-48/-60VDCおよびRTN(+)の配線が逆です( システムの起動を参照)。

AC PEM

Cisco uBR10012ルータには、システムの電力供給に冗長性を持たせるために、出荷時にオプションとして2台のAC PEMを搭載することができます。1台のAC PEMでフル装備のシャーシに十分な電力を供給できるので、一方のAC PEMが故障すると、システム動作に影響を与えることなく、もう一方が自動的にルータ全体に電力供給を開始します。


) AC PEMを使用する場合は、Cisco IOS Release 12.2(4)XF1、Cisco IOS Release 12.2(4)BC1a、またはそれ以降のリリースを使用する必要があります。古いリリースを使用している場合は、show environmentコマンドを使用した場合に、AC PEMのエラー メッセージが正しく表示されません。



注意 Cisco uBR10012ルータでは、AC PEMとDC PEMを混在させることができません。搭載するPEMは、2台ともAC PEMにするか、または2台ともDC PEMにする必要があります。

AC PEMは、各PEMの前面パネルにある電源レセプタクルから供給される、標準200~240 VAC(50/60 Hz)入力電力を使用します。2台のAC PEMはAC電力を変換し、フィルタ済みで、冗長性があり、負荷が分散されたDC電力をCisco uBR10012シャーシに供給します。


注意 AC PEMには、100~120 VAC入力電源を使用することはできません。


ヒント 冗長AC PEMを交換する場合、Cisco uBR10012ルータをシャットダウンする必要はありません。両方のAC PEMを交換する場合は、1台のPEMを交換してオンラインにした後でもう1台のPEMを交換すれば、システムをシャットダウンする必要はありません。


1台のAC PEMでフル装備のCisco uBR10012シャーシに必要な電力を供給できますが、1台のAC PEMだけを搭載した状態でシステムを長期間稼働させないようにしてください。AC PEMが故障した場合は、できるだけ早く交換用AC PEMを入手し、搭載してください。交換用AC PEMの製品番号は、UBR10-PWR-AC=です。適切な通気(2台のAC PEMが搭載されたCisco uBR10012シャーシ内のエアフローを参照)、冷却、および安全性を保持するために、交換用PEMを取り付ける準備ができるまでは、故障したPEMをシステムから取り外さないでください。


ヒント 冗長電源を完全に保護するには、各AC PEMに、Uninterruptible Power Supply(UPS;無停電電源装置)または個別のAC入力電源を使用してください。


図 1-12に、AC PEMの前面パネルを示します。

図 1-12 AC PEMの前面プレート

 


注意 AC PEMの前面にある2つの取っ手は、Cisco uBR10012シャーシからPEMを取り外す場合、またはシャーシにPEMを搭載する場合に使用します。この取っ手でCisco uBR10012シャーシを持ち上げないでください。

AC PEMのLED

表 1-5 に、AC PEMのLEDを示します。

 

表 1-5 Cisco AC PEMのLEDおよび機能

LED
説明

POWER

グリーン

PEMの電源が入っています。AC電源から電力を得て、Cisco uBR10012シャーシに電力を供給しています(正常な動作)。

FAULT

イエロー

AC入力電源からPEMに電力が供給されていますが、PEMはシャーシに電力を供給していません。これは通常の場合、PEMの電源がスタンバイの位置になっていることが原因です。

電源スイッチがONの位置にある場合、PEMは正常に動作していません。

電源コード

AC PEMの電源コードは、使用する国によって異なります。 表 1-6 に、Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータ用AC PEMに使用できる電源コードの製品番号を示します。

 

表 1-6 Cisco uBR10012ルータ用AC PEMの電源コード

説明
製品番号

アルゼンチン

CAB-UBR10-AC-AR

オーストラリア/ニュージーランド

CAB-UBR10-AC-AU

中国

CAB-UBR10-AC-CH

欧州

CAB-UBR10-AC-EU

イタリア

CAB-UBR10-AC-IT

日本

CAB-UBR10-AC-JP

北米

CAB-UBR10-AC-US

英国

CAB-UBR10-AC-UK

エアフロー

PEM(ACとDCの両方)をファン アセンブリ モジュールと併用することにより、通常動作中にCisco uBR10012シャーシを適切に冷却することができます。

図 1-13に、2台のAC PEMが搭載されたCisco uBR10012シャーシ内のエアフローを示します。

図 1-13 2台のAC PEMが搭載されたCisco uBR10012シャーシ内のエアフロー

 


図 1-13では、前面カバーが装着されていないCisco uBR10012シャーシを示します。ただし、通常動作中は前面カバーを取り付けて、カバー内のエア フィルタによって、シャーシ内への吸気がフィルタにかけられるようにする必要があります。


Cisco uBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、およびCisco uBR10-LCP2-MC16Sケーブル インターフェイス ライン カード

Cisco uBR10-LCP2-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードと外部IF/RFアップコンバータを組み合わせたものは、ケーブル ヘッドエンドとDOCSIS/EuroDOCSIS準拠のケーブル モデム間のRFインターフェイスとして機能します。

Cisco uBR10-LCP2-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードでは、次の2つのコンポーネントが結合されています。

Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カード ― ダウンストリーム チャネル×1およびアップストリーム チャネル×6を装備

Cisco uBR-MC16CおよびCisco uBR-MC16Sは、DOCSISに従って動作するケーブル モデムおよびSTBをサポートしています。DOCSISは、ITU J.83 Annex B RF規格を使用する6 MHzの北米チャネル プランをサポートします。ダウンストリームでは、85~860 MHzの周波数範囲で6 MHzのチャネル幅を使用します。アップストリームでは、5~42 MHzの周波数範囲をサポートします。


) Cisco uBR-MC16Sメイン ボードには、高性能なハードウェアベースのスペクトル管理機能を備えたドータカードも搭載されています。ドータカードはカード アセンブリの内部に統合されているため、取り外すことはできません。


Cisco uBR-MC16Eは、European DOCSIS仕様(EuroDOCSIS)に従って動作するケーブル モデムおよびSTBをサポートしています。EuroDOCSISは、8 MHzのPhase Alternating Line(PAL)、およびITU J.112 Annex A RF規格を使用するSEquential Couleur Avec Memoire(SECAM)チャネル プランをサポートします。ダウンストリームでは、85~860 MHzの周波数範囲で8 MHzのチャネル幅を使用します。アップストリームでは、5~65 MHzの周波数範囲で複数のチャネル幅をサポートします。

Cisco Line Card Processor(Cisco uBR10-LCP2)アダプタ カード ― Cisco uBR10012シリーズ シャーシで使用するフォーム ファクタにCisco uBR-MC16CまたはCisco uBR-MC16Eケーブル インターフェイス ライン カードを適合させるために必要な機械的および電気的変換を行います。


) 現在、LCPアダプタ カードにはLCPとLCP2の2つのタイプがあります。LCPは、Cisco uBR10-LCP-MC16xカードに出荷時に付属している最初のアダプタ カードです(LCPアダプタ カードの取り付けに関する情報は、LCP2アダプタ カードにも適用されます)。従来のLCPアダプタ カードに代わり、Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードが使用されつつあります。Cisco uBR10-LCP2にアップグレードすることで、メモリ容量が64 MBから256 MBに増加します。カードが冗長カードまたは保護カードとして使用される場合、アップグレードすることによりN+1要件がサポートされます。最初のLCPバージョンのカードを動作カードとして使用しても問題はありません。


Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードおよびCisco uBR10-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カード(MC16C、MC16E、およびMC16S)は、ブラケットおよび電源コネクタによって機械的に相互接続されます(図 1-18Cisco uBR-MC28Cを搭載したCisco uBR10-LCP2アダプタ カードを参照)。Cisco uBR10-LCP2はCisco uBR10012シリーズ シャーシのフォーム ファクタにケーブル インターフェイス ライン カードを適合させるだけでなく、次の機能も提供します。

カードおよびシャーシの適切な電圧変換

ケーブル インターフェイス ライン カードを使用するために必要なブート コード

カードとPRE1間で転送されるパケットをバッファリングするためのSDRAM

これらのカードはCisco uBR10012シリーズ シャーシに対して、1つの論理ユニットおよび物理ユニットとして取り付けや取り外しを行います。すべてのCisco uBR10-LCP2-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードは、Online Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)対応です。OIRではCisco uBR10-LCP2アダプタ カードに割り当てられたMACアドレスが使用されるので、アダプタ カードに搭載された任意のCisco uBR10-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードを交換しても、設定情報は失われません。


注意 Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードがCisco uBR10012シリーズ シャーシに搭載されている場合は、このアダプタ カードからケーブル インターフェイス ライン カードを切り離したり、取り外したりしないでください。カードは1つのユニットとしてシャーシから取り外し、そのあとでESDの影響を受けないラボの作業台またはその他の場所で切り離してください。

図 1-14に、Cisco uBR-MC16Cケーブル インターフェイス ライン カードを搭載したCisco uBR10-LCP2アダプタ カードを示します。

図 1-14 Cisco uBR-MC16 x を搭載したCisco uBR10-LCP2アダプタ カード

 

1つのダウンストリーム ポートおよび6つのアップストリーム ポートで、次の変調方式がサポートされます( 表 1-7 )。

 

表 1-7 Cisco uBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、およびCisco uBR10-LCP2-MC16Sケーブル インターフェイス ライン カードの変調および出力仕様

ケーブル インターフェイス ライン カード
ダウンストリーム変調
アップストリーム変調
出力

Cisco uBR10-LCP2-MC16C2

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+42 dBmV +/- 3dB

Cisco uBR10-LCP2-MC16E 1

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+40 dBmV +/- 3dB

Cisco uBR10-LCP2-MC16S 1

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+42 dBmV +/- 2dB

2.Cisco uBR10-LCP2-MC16xカードは、同軸ケーブルを接続するための業界標準のFコネクタをサポートします。

2つのデフォルトの変調があります。

ダウンストリーム用の64 Quadrature Amplitude Modulation(QAM;直交振幅変調)

アップストリーム用のQuadrature amplitude Phase-Shift Keying (QPSK;4位相偏移変調)

図 1-15に、Cisco uBR10-LCP2-MC16Cケーブル インターフェイス ライン カードの前面プレートを示します。

図 1-15 Cisco uBR10-LCP2-MC16Cの前面プレート

 

Cisco uBR10-LCP2-MC16Cケーブル インターフェイス ライン カードには、ダウンストリーム ポートが1つ、アップストリーム ポートが6つ装備されています。アップストリーム ポートにはUS0~US5のラベルが貼付されています。ダウンストリーム ポートにはDSのラベルが貼付されています。アダプタ カードのLEDについては、 表 1-8 を参照し、ケーブル インターフェイス ライン カードのLEDおよび機能については、表 1-9を参照してください。

図 1-16に、Cisco uBR10-LCP2-MC16Eケーブル インターフェイス ライン カードの前面プレートを示します。

図 1-16 Cisco uBR10-LCP2-MC16Eの前面プレート

 

Cisco uBR10-LCP2-MC16Eケーブル インターフェイス ライン カードには、ダウンストリーム ポートが1つ、アップストリーム ポートが6つ装備されています。アップストリーム ポートにはUS0~US5のラベルが貼付されています。ダウンストリーム ポートにはDSのラベルが貼付されています。アダプタ カードのLEDについては、表 1-8を参照し、ケーブル インターフェイス ライン カードのLEDおよび機能については、表 1-9を参照してください。

図 1-17に、Cisco uBR10-LCP2-MC16Sケーブル インターフェイス ライン カードの前面プレートを示します。

図 1-17 Cisco uBR10-LCP2-MC16Sの前面プレート

 

Cisco uBR10-LCP2-MC16Sケーブル インターフェイス ライン カードには、ダウンストリーム ポートが1つ、アップストリーム ポートが6つ装備されています。アップストリーム ポートにはUS0~US5のラベルが貼付されています。ダウンストリーム ポートにはDSのラベルが貼付されています。各アップストリーム ポートの横に、MGR ACT(マネージャ アクティブ)というラベルが貼付されたLEDが6つあります。LCP2アダプタ カードのLEDについては、表 1-8を参照し、ケーブル インターフェイス ライン カードのLEDおよび機能については、表 1-9を参照してください。

Cisco uBR10-LCP2-MC16 x のLED

Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードおよびケーブル インターフェイス ライン カードそれぞれに、専用のステータスLEDがモジュールの前面に1組あります。アダプタ カードのLEDについては、表 1-8を参照してください。Cisco uBR10-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードのLEDについては、表 1-9を参照してください。

表 1-8に、アダプタ カードのLEDおよび機能を示します。

表 1-8 Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードのLED および機能

LED
説明

POWER

グリーン

消灯

LCP2に電力が供給されています。

電源が入っていません。

STATUS



シャーシ内のN+1または冗長カードのSTATUS LED

イエロー

グリーン

グリーン(点滅)

Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードは起動プロセス中、セルフテスト中、またはコードのダウンロード中です。

Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードは、起動、セルフテスト、コードのダウンロード プロセスを正常に完了しています。

ボードはスタンバイまたは保護カード モードです。

MAINTENANCE

消灯

イエロー

通常は消灯しており、メンテナンス処理は不要です。

シャーシからアセンブリ全体(アダプタ カードおよびケーブル インターフェイス ライン カード)を安全に取り外すことができます。

表 1-9 に、ケーブル インターフェイス ライン カードのLEDおよび機能を示します。

表 1-9 Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードのLED および機能

LED
STATUS
説明

ENABLED

グリーン

消灯

ケーブル インターフェイス ライン カードは正常に動作しています。ルータのミッドプレーンからDC電力が供給されていて、動作可能に設定されています。

カードがシャットダウンされているか、スロットが動作していません。

UPSTREAM

グリーン

消灯

各アップストリーム ポートについて、アップストリーム パスがイネーブルであり、設定されていることを示します。

ポートが正しく設定されていないかシャットダウンされている、またはスロットが動作していません。

DOWNSTREAM

グリーン

消灯

各ダウンストリーム ポートについて、ダウンストリーム パスがイネーブルであり、設定されていることを示します。

ポートが正しく設定されていないかシャットダウンされている、またはスロットが動作していません。

MGR ACT(uBR-MC16S専用)

グリーン

消灯

チャネルでスペクトル管理がアクティブであることを示します。

スペクトル管理がアクティブでないことを示します。

Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カード

Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードでは、次の2つのコンポーネントが結合されています。

Cisco uBR-MC28CまたはCisco uBR-MC28C-BNCケーブル インターフェイス ライン カード ― 2つのドメインに分割して、2つのダウンストリームおよび8つのアップストリームを提供します。Cisco uBR-MC28CおよびCisco uBR-MC28C-BNCカードの機能は同一です。ただし、同軸ケーブルを接続するために、Cisco uBR-MC28Cカードは業界標準のFコネクタを使用し、Cisco uBR-MC28C-BNCカードは迅速に接続できるBNCコネクタを使用します。

Cisco Line Card Processor(Cisco uBR10-LCP2)アダプタ カード ― Cisco uBR10012シャーシで使用するフォーム ファクタにCisco uBR-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードを適合させるために必要な機械的および電気的変換を行います。


) 特に指定されていない限り、このマニュアル内のCisco uBR-MC28CおよびCisco uBR10-LCP2-MC28Cライン カードに関する記載事項は、これらのカードのBNCバージョンにも当てはまります。


Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードおよびCisco uBR-MC28Cライン カードは、ブラケットおよびバス コネクタによって機械的に相互接続されます。LCPはCisco uBR-MC28Cライン カードをCisco uBR10012シャーシのフォーム ファクタに合わせて調整するだけではなく、カードとシャーシに適した電圧変換を行い、Cisco uBR-MC28Cを使用するために不可欠なブート コードを提供し、さらに、ライン カードとPRE1間の転送時にパケットをバッファリングするためのSDRAMを提供します。

2枚のカードはCisco uBR10012シャーシに対して、1つの論理ユニットおよび物理ユニットとして取り付けや取り外しを行います。Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードは、OIR対応です。OIRでは、アダプタ カードに割り当てられたMACアドレスが使用されるので、設定情報を失わずに、LCP2アダプタ カード上のCisco uBR-MC28Cを交換できます。


注意 Cisco uBR-MC28CカードとCisco uBR10-LCP2アダプタ カードがCisco uBR10012シャーシに搭載されているときに、Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードからuBR-MC28Cカードを切り離したり取り外してはなりません。カードは1つのユニットとしてシャーシから取り外し、そのあとでESDの影響を受けないラボの作業台またはその他の場所で切り離してください。

図 1-18に、Cisco uBR-MC28Cカードを搭載したCisco uBR10-LCP2アダプタ カードを示します。

図 1-18 Cisco uBR-MC28Cを搭載したCisco uBR10-LCP2アダプタ カード

 


注意 Cisco uBR10012がサポートするのは、Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カード バンドルだけです。Cisco uBR10012シャーシにアダプタ カードまたはCisco uBR-MC28Cカードを別々に搭載しないでください。

Cisco uBR10-LCP2-MC28CおよびCisco uBR10-LCP2-MC28C-BNCケーブル インターフェイス ライン カードと外部IF/RFアップコンバータを組み合わせたものは、ケーブル ヘッドエンドとDOCSIS準拠のケーブル モデム/STB間のRFインターフェイスとして機能します。Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードは、6 MHzのNTSC(全米テレビ放送規格委員会)のチャネル動作をサポートし、EIA-S542に適合するSTD(標準)、Harmonic Related Carrier(HRC)、またはIncremental Related Carrier(IRC)周波数プランを使用します。このカードは、54~860 MHzの範囲でダウンストリーム チャネルを、5~42 MHzの範囲でアップストリーム チャネルをサポートします。

これらのカードの2つのダウンストリーム ポートおよび8つのアップストリーム ポートで、次の変調がサポートされます( 表 1-10 )。

 

表 1-10 Cisco uBR10-LCP2-MC28Cの仕様

ケーブル モデム ライン カード
ダウンストリーム変調
アップストリーム変調
出力

uBR10-LCP2-MC28C

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+42 dBmV +/- 2 dB

uBR10-LCP2-MC28C-BNC

64 QAM、256 QAM

QPSK、16 QAM

+42 dBmV +/- 2 dB

2つのデフォルトの変調があります。

ダウンストリーム用の64 QAM

アップストリーム用のQPSK

ダウンストリームに256 QAM変調、アップストリームに16 QAM変調を使用するのは、これらの変調に必要な、高いCarrier-to-Noise Ratio(CNR;搬送波対雑音比)スレッシュホールドをケーブル プラントがサポートしている場合に限ります。

Cisco uBR10-LCP2-MC28CおよびCisco uBR10-LCP2-MC28C-BNCケーブル インターフェイス ライン カードは、Cisco uBR-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードと同じ設定になっています。Cisco uBR-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードの設定手順については、『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』のChapter 3を参照してください。このマニュアルはCisco.com、Documentation CD-ROM、または次のURLから入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/scg/index.htm

図 1-19に、Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードの前面プレートを示します。

図 1-19 Cisco uBR10-LCP2-MC28Cの前面プレート

 

図 1-20に、Cisco uBR10-LCP2-MC28C-BNCケーブル インターフェイス ライン カードの前面プレートを示します。

図 1-20 Cisco uBR10-LCP2-MC28C-BNCの前面プレート

 

ケーブル インターフェイス カードには、ダウンストリーム ポートが2つ、アップストリーム ポートが8つ装備されています。各ダウンストリーム ポートは、DOCSISドメインの4つのアップストリーム ポートに対応付けられます。各ドメインは独自に稼働します。Cisco uBR10-LCP2-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードでは、色分けされたラベルを使用して、2つのダウンストリーム ドメイン(DS0およびDS1)を識別し、グループ分けしています。対応するアップストリーム ポートのラベルはU0~U3です。

Cisco uBR10-LCP2-MC28CのLED

LCPアダプタ カードおよびケーブル インターフェイス ライン カードには、それぞれモジュールの前面に独自のステータスLEDが1組あります。Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードのLEDについては、 表 1-11 を参照してください。Cisco uBR-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードのLEDについては、 表 1-12 を参照してください。

表 1-11 に、LCP2アダプタ カードのLEDおよび機能を示します。

表 1-11 Cisco uBR10-LCP2アダプタ カードのLEDおよび機能

LED
STATUS
説明

POWER

グリーン

消灯

LCP2アダプタ カードに電力が供給されています。

電源が入っていません。

STATUS

イエロー

グリーン

グリーン(点滅)

アダプタ カードは起動プロセス、セルフテスト、またはコードのダウンロード中です。

アダプタ カードは、起動、セルフテスト、コードのダウンロード プロセスを正常に完了しています。

アダプタ カードは、起動、セルフテスト、コードのダウンロード プロセスを正常に完了しています。

MAINTENANCE

消灯

イエロー

通常は消灯しており、メンテナンス処理は不要です。

シャーシからアセンブリ全体(アダプタ カードおよびライン カード)を安全に取り外すことができます。

Cisco uBR-MC28Cケーブル インターフェイス ライン カードには専用のLEDが付いています。 表 1-12 に、LEDおよびその機能を示します。

表 1-12 Cisco uBR-MC28Cライン カードのLED

LED
STATUS
説明

ENABLED

グリーン

消灯

ケーブル インターフェイス ライン カードは正常に動作しています。ルータのミッドプレーンからDC電力が供給されていて、動作可能な設定がされています。

カードがシャットダウンされているか、スロットが動作していません。

UPSTREAM

グリーン

消灯

各アップストリーム ポートについて、アップストリーム パスがイネーブルであり、設定されていることを示します。

ポートが正しく設定されていないかシャットダウンされている、またはスロットが動作していません。

DOWNSTREAM

グリーン

消灯

各ダウンストリーム ポートについて、ダウンストリーム パスがイネーブルであり、設定されていることを示します。

ポートが正しく設定されていないかシャットダウンされている、またはスロットが動作していません。

シスコ製シングルポート ギガビット イーサネット ライン カード

シングルポートGE(ギガビット イーサネット)ライン カードは、GSRなどの装置にトランク アップリンクを提供するとともに、コンテンツ サーバおよびWebキャッシュへの接続を提供します。GEライン カードはCisco uBR10012ルータに、1 Gbps、全二重モードで稼働するIEEE 802.3z準拠のイーサネット インターフェイスを提供します。

ポートは、各種ギガビット イーサネット インターフェイス タイプ(SX、LX/LH、ZX)でギガビット イーサネット レートをサポートするGBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)を使用します。インターフェイス タイプはいつでも変更またはアップグレードできます(GBICポートのケーブル仕様を参照)。Cisco uBR10012ルータは複数のGEライン カードをサポートするので、複数の宛先への接続およびネットワーク レイヤの冗長性に対応できます。


警告 クラス1レーザー製品です。



警告 目に見えないレーザー光が放射されています。



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


図 1-21に、GEライン カードの前面プレートを示します。

図 1-21 GEライン カードの前面プレート

 

シスコ製GEライン カードのLED

表 1-13 に、GEライン カードのLEDを示します。

 

表 1-13 GEラインカードのLEDおよび機能

LED
色/ステータス
説明

FAIL

イエロー

消灯

メジャー障害によりライン カードがディセーブルになっています。

ライン カードは正常に動作しています。

RX(受信)

グリーン

消灯

トラフィックを受信中です。

トラフィックを受信していません。

TX(送信)

グリーン

消灯

トラフィックを送信中です。

トラフィックを送信していません。

LINK

グリーン

消灯

キャリアを検知しました。ポートはトラフィックを通すことができます。

キャリアを検知していません。ポートはトラフィックを通すことができません。

GBICの仕様

表 1-14 に、GEライン カードのGBIC、対応するケーブル タイプ、およびケーブル長を示します。

 

表 1-14 GBICポートのケーブル仕様

GBIC
波長
(nm)
光ファイバ
タイプ
コア サイズ、
ミクロン
モード帯域幅、MHz/km
ケーブル長、フィート/m

1000BASE-SX
ESR-GBIC-SX

850

MMF

62.5
62.5
50.0
50.0

160
200
400
500

722フィート(220 m)
902フィート(275 m)
1640フィート(500 m)
1804フィート(550 m)

1000BASE-LX/LH
ESR-GBIC-LH

1300

MMF3


SMF

62.5
50.0
50.0
8~10

500
400
500
--

1804フィート(550 m)
1804フィート(550 m)
1804フィート(550 m)
32,808フィート(10 km)

1000BASE-ZX
ESR-GBIC-ZX

1550

SMF

条件なし

該当しない

43.5~62マイル
(70~100 km)4

3.モード調整パッチ コード(CAB-GELX-625または同等のもの)が必要です。通常のパッチ コードをMMF、1000BASE-LX/LH GBIC、および短いリンク距離(数十メートル)の組み合わせで使用すると、トランシーバが飽和状態になり、Bit Error Rate(BER;ビット エラー レート)が上昇することがあります。さらに、直径62.5ミクロンのMMFでLX/LH GBICを使用する場合は、リンクの送信側と受信側の両方で、GBICとMMFケーブルの間にモード調整パッチ コードを取り付ける必要があります。モード調整パッチ コードは、リンク距離が984フィート(300 m)を超える場合に必要になります。

4.プレミアム シングルモード光ファイバまたは分散シフト型シングルモード光ファイバでは100 km

Cisco OC-12 POSライン カード

OC-12 POSカードは、シングルモード光ファイバ中距離SCコネクタを使用し、標準SONET/SDHインターフェイスを介して、622 Mbpsまで可能なトランク アップリンクを提供します。


警告 クラス1レーザー製品です。



警告 目に見えないレーザー光が放射されています。



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


図 1-22に、OC-12 POSライン カードの前面プレートを示します。

図 1-22 Cisco OC-12 POSライン カードの前面プレート

 

表 1-15 に、Cisco OC12 POSカードのケーブル仕様を示します。

 

表 1-15 Cisco OC-12 POSライン カードのケーブル仕様

光ファイバ タイプ
波長、nm
コア サイズ、ミクロン
ケーブル距離

シングルモード光ファイバ

1300

8~10

49,213フィート(15 km)

Cisco OC-12 POSライン カードのLED

表 1-16 に、Cisco OC-12 POSライン カードのLEDおよび機能を示します。

 

表 1-16 Cisco OC-12 POSライン カードのLEDおよび機能

LED
色/ステータス
説明

FAIL

イエロー

消灯

メジャー障害によりライン カードがディセーブルになっています。

ライン カードは正常に動作しています。

RX(受信)

グリーン

消灯

トラフィックを受信中です。

トラフィックを受信していません。

TX(送信)

グリーン

消灯

トラフィックを送信中です。

トラフィックを送信していません。

CARRIER

グリーン

消灯

キャリアを検知しました。ポートはトラフィックを通すことができます。

キャリアを検知していません。ポートはトラフィックを通すことができません。

Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カード

Cisco uBR10 Spatial Reuse Protocol(SRP)OC12 Single-Mode Long reach(SML;シングルモード長距離)Dynamic Packet Transport(DPT)WANライン カードには、Cisco uBR10012ルータ プラットフォームのための共有IP over SONET機能があります。


警告 クラス1レーザー製品です。



警告 目に見えないレーザー光が放射されています。



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。



) Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードには2つのカード スロットが必要です。そのため、2枚のライン カードを使用する場合は、通常、スロット2およびスロット4に搭載します。ライン カードを1枚のみ使用する場合は、スロット2、3、または4に搭載します。


図 1-23にCisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードを示します。図 1-24にこのWANカードの前面プレートを示します。

図 1-23 Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カード

 

カード(UBR10-SRP-OC12SML)の部品番号は、CLEIコード ラベルの横に記載されています。

送受信ポート接続上のラベル(2xOC-12/STM-4/SRP SM-LR)は、このカードの光伝送仕様を定義します。

図 1-24 Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPTの前面プレート

 

Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードのLED

表 1-17 に、uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードのLEDおよび機能を示します。

 

表 1-17 Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードのLEDおよび機能

LED
色/ステータス
説明

POWER

グリーン

消灯

Cisco uBR10-SRP- OC12SML DPT WANライン カードに電力が供給されています。

電源が入っていません。

STATUS(2色)

イエロー

グリーン

CPUは起動プロセス、セルフテスト、またはコードのダウンロード中です。

CPUは、起動、セルフテスト、およびコードのダウンロード プロセスが正常に完了しています。Cisco uBR10-SRP- OC12SML DPT WANライン カードはアクティブ カードです。

MAINTENANCE

消灯

イエロー

通常は消灯しており、メンテナンス処理は不要です。

メンテナンス処理が必要です。Cisco uBR10-SRP- OC12SML DPT WANライン カードはOIR対応です。

RX CARRIER-B

グリーン

消灯

DPTポートWANが、受信キャリア上で有効なSONETまたはSDHフレーミングを検出しました。

有効なSONETまたはSDHフレーミングがありません。

ACTIVE

グリーン

消灯

DPTポート ラインのサイドBが機能しています。

アクティブでありません。

RX PKTS(パケット)

グリーン
(点滅)

消灯

DPTポート ラインがパケットを受信しました。このLEDは通常動作時は点滅し、トラフィックがあることを示します。

トラフィックがありません。

RX CARRIER-A

グリーン

消灯

DPTポート ラインが、受信キャリア上で有効なSONETまたはSDHフレーミングを検出しました。

有効なSONETまたはSDHフレーミングがありません。

ACTIVE

グリーン

消灯

DPTポート ラインのサイドAが機能しています。

アクティブでありません。

RX PKTS(パケット)

グリーン
(点滅)

消灯

DPTポート ラインがパケットを受信しました。このLEDは通常動作時は点滅し、トラフィックがあることを示します。

トラフィックがありません。

PASS-THROUGH

オレンジ

消灯

DPTポート ラインがパススルー状態です。

アクティブでありません。

ENABLED

グリーン

消灯

DPTポート ラインは動作可能ですが、インターフェイス ポートはシャットダウン状態である可能性があります。

アクティブでありません。

減衰

Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カードは、15~40 kmの任意の距離で使用するように設計されています。短距離運用(15 km未満)の場合は、2つのノード間のリンク上で10 dBmの光減衰器を使用して、光レシーバーのクリッピングおよび飽和を防ぎます。減衰器の材質は非金属またはプラスチックでなければなりません。

正確な減衰値は、実際のケーブル長、またはリンク上のカプラやスプライスの数に基づいて決まります。たとえば、7 kmリンクでは5 dBmの減衰器を使用できます。

 

表 1-18 ケーブルの仕様

光ファイバ タイプ
波長、nm
コア サイズ、ミクロン
ケーブル距離

シングルモード ファイバ

1310

8~10

49,213~131,234フィート(15~40 km)


) 最大距離が40 kmの場合は、1310 nm SMF光ケーブル減衰は最大0.5 dB/kmであり、リンク上に光カプラやスプライス(それぞれに0.5 dBの損失が生じる)がないことが前提となります。


Standard Connector/Physical Contact(SC/PC)メス対SC/PCオス光減衰器の使用を推奨します。


ヒント SC/PCは、長方形のコネクタです。コネクタ面はポートに対して平行です(斜めでありません)。Standard Connector Angled Physical Contact(SC/APC)は面が斜めになっています。



注意 光減衰器を購入する場合は、正しいコネクタ タイプ(SC/PC)を購入してください。面が斜めのSC/APCタイプを使用すると、結合面により、Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANライン カード(RXポート)インターフェイスが破損することがあります。

「光コネクタおよびケーブル」を参照してください。

光コネクタおよびケーブル

シングルモードの光ファイバ接続では、デュプレックスSCタイプ ケーブル(図 1-25を参照)を1本使用するか、またはシンプレックスSCタイプ ケーブル(図 1-26を参照)を2本使用します。この場合、TX(送信)に1本、RX(受信)に1本です。

図 1-25 デュプレックスSCタイプ ケーブルおよびコネクタ

 

図 1-26 シンプレックスSCタイプ ケーブルおよびコネクタ

 

次の表に、ルータとネットワークの接続に適したシングルモードまたはマルチモード光ファイバ ケーブルを示します。

表 1-14:GEライン カード

表 1-15:OC-12 POSライン カード

表 1-18:OC12SML DPT WANライン カード

TCC+カード

Cisco uBR10012ルータにおいてTCC+カードは、セカンダリ プロセッサとして動作し、次の機能があります。

10.24 MHzのクロック リファレンスを生成して各ケーブル インターフェイス ライン カードに配信する

32ビットのタイムスタンプ リファレンスを生成して各ケーブル インターフェイス ライン カードに配信する

ソフトウェアでケーブル インターフェイス ライン カードの一部または全部の電源を個々に切断できるようにする

システム設定情報およびステータス情報を表示するためのLCDモジュールを作動させる

シャーシの電源装置の使用状況をモニタする

外部タイミング クロック リファレンス入力(GPS[全地球測位システム]、BITS[Building Integrated Timing Supply]クロックなど)用に2つの冗長RJ-45ポートを提供する

TCC+カードが2枚搭載されている場合、アクティブおよびバックアップ(冗長用)として設定されています。最初のスロットのTCC+カードがシステムの起動時に動作していた場合、そのカードが自動的にアクティブ カードになり、2番目のスロットのTCC+カードがバックアップ カードになります。2枚のTCC+カードは相互に優先情報をモニタし、アクティブ カードで障害が発生すると、アクティブ カードの役割が冗長用のバックアップ カードに引き継がれます。データが失われることはありません。

TCC+カードごとに、前面プレートにRJ-45コネクタが2つずつあり、PrimaryおよびSecondaryのラベルが付いています。これらのコネクタは、第1層クロック ソースまでトレース可能な、プライマリおよびセカンダリ(冗長)の第3層外部クロック リファレンス ソース用です。外部リファレンス ソースにより、Cisco uBR10012リファレンス クロックを第1層のクロック ソースに同期させ、フリーランDOCSIS品質のクロック リファレンスとタイムスタンプをケーブル インターフェイス ライン カードに付与します。


注意 TCC+カードが接続できるのは、GPSレシーバー、BITSクロックなど、国内のクロック ソースに限られます。Cisco uBR10012ルータは、TCC+カードのRJ-45コネクタと外部プラント回線または電話会社が提供するT1/E1クロック ソースとの直接接続をサポートしていません。外部または電話会社が提供するT1/E1クロック ソースを使用できるのは、CSU/DSUまたはPSTN接続に関してFCC Part 68およびANSI/UL1950で承認された他の装置を使用してソースをTCC+カードに接続する場合だけです。

アクティブTCC+カード上にプライマリ外部クロック リファレンスがある場合は、それを使用します。プライマリ クロック リファレンスがない場合、アクティブTCC+カード上のセカンダリ クロック リファレンスを使用します。アクティブTCC+カードの動作が停止すると、バックアップTCC+カードに制御が引き継がれ、そのプライマリおよびセカンダリ クロック リファレンス ソースが使用されます。どちらのカードにも有効なクロック リファレンス ソースがない場合は、アクティブTCC+カードの内部クロックを使用して、DOCSIS品質のクロック リファレンスおよびタイムスタンプが提供されます。


) ユーザがTCC+カードに外部クロック リファレンス ソースを提供する必要はありません。ただし、システムを正常に動作させるには、Cisco uBR10012シャーシに少なくとも1枚の動作するTCC+カードを常時搭載しておく必要があります。


図 1-27に、TCC+カードの前面プレートを示します。カードの取り付け/取り外しには、取っ手を使用してください。


注意 シャーシを持ち上げる場合は、これらの取っ手を使用しないでください。

図 1-27 TCC+カードの前面プレート

 

TCC+カードのLED

TCC+カードの前面プレートには、POWER、STATUS、MAINTENANCE、PRESENT、およびACTIVEのラベルが貼付された7つのLEDがあります。PRESENT LEDおよびACTIVE LEDはプライマリおよびセカンダリの外部クロック リファレンス入力とそれぞれ対応付けられます。

表 1-19 に、TCC+カードのLEDを示します。

 

表 1-19 Cisco TCC+カードのLEDおよび機能

LED
色/ステータス
説明

POWER

グリーン

消灯

TCC+カードに電力が供給されています。

電源が入っていません。

STATUS(2色)

イエロー

グリーン

グリーン
(点滅)

CPUは起動プロセス、セルフテスト、またはコードのダウンロード中です。

CPUは起動、セルフテスト、およびコードのダウンロード プロセスを正常に完了しています。TCC+カードはアクティブ カードです。

CPUは起動、セルフテスト、およびコードのダウンロード プロセスを正常に完了しています。TCC+カードはバックアップ カードです。

MAINTENANCE

消灯

イエロー

通常は消灯しています。メンテナンスは不要です。

メンテナンスが必要です。TCC+カードはホットスワップ可能です。

PRESENT(PRIMARY)

グリーン

消灯

通常は点灯しています。対応する入力に、有効なクロック リファレンス信号が存在しています。

信号が存在しないか、またはTCC+カードが対応する入力の信号と同期できません。

ACTIVE(PRIMARY)

グリーン

消灯

通常は点灯しています。TCC+カードのアクティブ クロック リファレンスとして、対応する入力が選択されています。

対応する入力がアクティブ クロック リファレンスでありません。

PRESENT(SECONDARY)

グリーン

消灯

通常は点灯しています。対応する入力に、有効なクロック リファレンス信号が存在しています。

信号が存在しないか、またはTCC+カードが対応する入力の信号と同期できません。

ACTIVE(SECONDARY)

グリーン

消灯

通常は点灯しています。TCC+カードのアクティブ クロック リファレンスとして、対応する入力が選択されています。

対応する入力がアクティブ クロック リファレンスでありません。

Cisco uBR10012ルータのFRUリソース

ここでは、Field-Replaceable Unit(FRU)、FRUの製品番号、および各FRUのマニュアルのリンクを示します。

FRUモジュールおよび製品番号

表 1-20 に、Cisco uBR10012ルータで使用される主なFRUを示します。

 

表 1-20 Cisco uBR10012のFRUおよび製品番号

FRU
製品番号
シャーシ コンポーネント

512 MB DRAMを搭載したPRE

EOL、ESR-PRE1に代替

PRE 512 MB DRAM(スペア)

EOL、ESR-PRE1/Rに代替

PRE1(プライマリおよび冗長)

ESR-PRE1

PRE1(スペア)

ESR-PRE1/R=

PRE1 PCMCIAフラッシュ ディスク カード ― 64 MB

ESR-PRE-MEM-FD48=

PRE1 PCMCIAフラッシュ ディスク カード ― 128 MB

ESR-PRE-MEM-FD128=

ブランクPRE1スロット カバー

ESR-PRE-COVER=

TCC+カード

UBR10-TCC+-T1、UBR10-TCC+-T1=

ブランクTCC+カード スロット カバー

UBR10-TCC+-COVER、UBR10-TCC+-COVER=

DC PEM

UBR10-PWR-DC、UBR10-PWR-DC=

AC PEM

UBR10-PWR-AC、UBR10-PWR-AC=

ファン アセンブリ モジュール(スペア)

UBR10-FAN-ASSY=

ファン アセンブリ フィルタ(スペア)

UBR10-FAN-FILTER=

前面カバー(スペア)

UBR10-CHAS-COVER=

AC電源シェルフ アラーム用の電源装置モニタリング ケーブル

UB10-PWR-MON-CAB=

各国用AC電源ケーブル

「電源コード」を参照

ケーブル インターフェイス ライン カード

ライン カード プロセッサ(スペア)

UBR10-LCP2=

Cisco uBR10-LCP2-MC16Cライン カード プロセッサ バンドル

UBR10-LCP2-MC16C=

Cisco uBR10-LCP2-MC16Eライン カード プロセッサ バンドル

UBR10-LCP2-MC16E=

Cisco uBR10-LCP2-MC16Sライン カード プロセッサ バンドル

UBR10-LCP2-MC16S=

Cisco uBR10-LCP2-MC28Cライン カード プロセッサ バンドル

UBR10-LCP2-MC28C、UBR10-LCP2-MC28C=

Cisco uBR10-LCP2-MC28C-BNCライン カード プロセッサ バンドル

UBR10-LCP2-MC28CBNC、UBR10-LCP2-MC28CBNC=

ブランク ケーブル インターフェイス ライン カード カバー

UBR10-MC-COVER、UBR10-MC-COVER=

ネットワーク ライン カード

シスコ製シングルポート ギガビット イーサネット ライン カード(GigE)

UBR10-1GE、UBR10-1GE=

Cisco OC12/STS12c/STM4 POS、シングル モード中距離ライン カード

UBR10-OC12/P-SMI、UBR10-OC12/P-SMI=

Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WANアダプタ カード

UBR-SRP-OC12SML=

ブランク ネットワーク ライン カード カバー

ESR-LC-COVER=

FRUのマニュアル

表 1-21 に、Cisco uBR10012ルータで使用されるモジュールおよびインターフェイス ライン カード対応のシスコ製FRUのマニュアル、および各マニュアルを入手するための対応するURLのリストを示します。各モジュールまたはカードの詳細、および取り付け手順に付いては、各FRUのマニュアルを参照してください。

 

表 1-21 シスコ製FRUのマニュアルのタイトルおよびURL

マニュアルのタイトル

URL

『2400W AC-Input Power Shelf for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10acsh.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Cisco uBR10-LCP2-MC28C Cable Interface Line Card for the Cisco uBR10012 Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10clcp.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Fan Assembly Module for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10fanm.htm

マニュアルのタイトル

URL

『LCD Module for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10lcd.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Cisco 10000 ESR Single-Port Gigabit Ethernet Line Card Installation and Configuration』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/aggr/10000/8hwdocs/cardinst/gelc.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Cisco 10000 ESR OC-12 Packet Over SONET Line Card Installation and Configuration』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/aggr/10000/8hwdocs/cardinst/oc12pos.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Cisco uBR10-SRP-OC12SML DPT WAN Line Card for the Cisco uBR10012 Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10oc12.htm

マニュアルのタイトル

URL

『DC Power Entry Module for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10pem.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Performance Routing Engine Module for the Cisco uBR10012 Universal Broadband Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10pre.htm

マニュアルのタイトル

URL

TCC+ Card for the Cisco uBR10012 Series Route r』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10tcc.htm

マニュアルのタイトル

URL

『Cisco uBR-LCP-MC16C/MC16E/MC16S Cable Interface Card for the Cisco uBR10012 Router』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ublcp_16.htm