Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロード バンド ルータ SIP and SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド - For Cisco IOS Release 12.3(23) BC
Wideband SIP の設定
Wideband SIP の設定
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Wideband SIP の設定

設定作業

Wideband SIP および Wideband SPA の場所の識別

Wideband SIP の場所の指定

Wideband SPA の場所の指定

必要な設定作業

オプションの設定作業

SIP のリセット

Wideband SIP の設定

この章では、Cisco uBR10012 ルータの Wideband SIP を設定する方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「設定作業」

「SIP のリセット」

システム イメージおよびコンフィギュレーション ファイルの管理については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals and Network Management Configuration Guide 』Release 12.3 および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals and Network Management Command Reference 』Release 12.3 を参照してください。

この章で使用するコマンドの詳細については、新規コマンドおよび変更されたコマンドについて説明している 「SIP および SPA コマンド」 を参照してから、『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。

Cisco IOS Release 12.3 のコマンド リファレンスおよびマスター インデックスのマニュアルも参照してください。これらのマニュアルへのアクセス方法については、「関連資料」を参照してください。

設定作業

ここでは、Wideband SIP の設定方法、および設定の確認方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「Wideband SIP および Wideband SPA の場所の識別」

「必要な設定作業」

「オプションの設定作業」

Cisco uBR10012 ルータでサポートされているにもかかわらず、このマニュアルに記載されていないその他の機能の設定方法については、次の URL にある『 Cisco Cable Modem Termination System Feature Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_feature_guide_book09186a008019b6bd.html

さらに、次の URL にある Cisco uBR10012 の各種コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2209/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Wideband SIP および Wideband SPA の場所の識別

ここでは、Cisco IOS CLI(コマンドライン インターフェイス)に、Cisco uBR10012 ルータに搭載された Wideband SIP および Wideband SPA の物理的な場所を指定し、これらのデバイスを設定または監視する方法を示します。

Wideband SIP の場所の指定

Cisco IOS コマンドでは、Wideband SIP は Cisco uBR10012 シャーシの場所によって指定されます。場所は、 スロット / サブスロット の形式で表します。

Cisco uBR10012 ルータでは、Wideband SIP は隣接する 2 つのフルハイト ラインカード スロット(スロット 1/0 および 2/0、またはスロット 3/0 および 4/0)を占有します。Cisco IOS CLI では、Wideband SIP の場所は次のように指定されます。

Wideband SIP がスロット 1/0 および 2/0 を占有している場合、Cisco IOS CLI での場所はスロット/サブスロット 1/0 として指定されます。

Wideband SIP がスロット 3/0 および 4/0 を占有している場合、Cisco IOS CLI での場所はスロット/サブスロット 3/0 として指定されます。


) Wideband SIP をスロット 1/0 および 2/0 からスロット 3/0 および 4/0 へ移動すると、活性挿抜(online insertion and removal; OIR)が機能しません。この障害を防ぐには、スロット/サブスロット 1/0 の Wideband SIP とスロット/サブスロット 1/0 の Wideband SPA のカード コマンドを削除する必要があります。

Wideband SIP をスロット 3/0 および 4/0 からスロット 1/0 および 2/0 に移動すると、OIR が機能しません。この障害を防ぐには、スロット/サブスロット 3/0 の Wideband SIP とスロット/サブスロット 3/0 の Wideband SPA のカード コマンドを削除する必要があります。

カード コマンドの詳細については、「オプションの設定作業」を参照してください。



) Cisco uBR10012 ルータがワイドバンド CMTS として使用されている場合、Half-Height Gigabit Ethernet(HHGE)ラインカードおよび関連するスロット スプリッタをルータのスロット 3 またはスロット 4 に設置する必要があります。したがって、Wideband SIP がスロット 1/0 と 2/0 に設置されます。


図4-1 に、Cisco uBR10012 ルータのスロット番号を示します。

図4-1 Cisco uBR10012 ルータのスロット番号

 

Cisco IOS コマンドの中には、 show diag のように、Wideband SIP に関する情報を表示できるものがあります。これらのコマンドでは、情報を表示する SIP のシャーシの場所を指定する必要があります。たとえば、スロット/サブスロット 1/0 に設置された Wideband SIP のステータスおよび情報を表示するには、次のコマンドを入力します。

Router# show diag 1/0
 

SIP に使用できる Cisco IOS コマンドについては、「SIP および SPA コマンド」を参照してください。

Wideband SPA の場所の指定

Cisco IOS コマンドでは、Wideband SPA は、 スロット / サブスロット / ベイ の形式で、次のように Cisco uBR10012 シャーシおよび Wideband SIP 内での場所によって指定されます。

ベイ 番号は、Wideband SIP 内での各 Wideband SPA の場所を特定します。図4-2 に、Wideband SIP 内でのベイ番号を示します。Wideband SPA はベイ 0 またはベイ 1 に設置できます。したがって、Cisco uBR10012 ルータにおいて、Wideband SIP を スロット/サブスロット 1/0 に設置すると、2 つの Wideband SPA の スロット/サブスロット/ベイ の場所は、それぞれ 1/0/0 と 1/0/1 になります。

図4-2 Wideband SIP 内での Wideband SPA の ベイ 番号

 

Wideband SPA は、それぞれ 2 つのギガビット イーサネット ポート(1 つはアクティブ、もう 1 つは冗長用)を備えています。アクティブ ポートは、ダウンストリーム トラフィックを 1 つまたは複数のエッジ QAM デバイスへ送信するために使用されます。Cisco IOS CLI では、Wideband SPA 上の個々のギガビット イーサネット ポートを 指定することはありません

Cisco IOS コマンドの中には、 show diag のように、Wideband SPA に関する情報を表示できるものがあります。これらのコマンドでは、情報を表示する SPA のシャーシの場所を指定する必要があります。たとえば、スロット/サブスロット/ベイ 1/0/1 に設置された Wideband SPA のステータスおよび情報を表示するには、次のコマンドを入力します。

Router# show diag 1/0/1
 

SPA に使用できる Cisco IOS コマンドについては、「SIP および SPA コマンド」を参照してください。

必要な設定作業

Wideband SIP に必要な設定作業はありません。

オプションの設定作業

事前プロビジョニングは、Wideband SIP と Wideband SPA のオプションの設定作業です。Cisco uBR10012 ルータの事前プロビジョニングでは、物理的に存在しなくても Wideband SIP と Wideband SPA を設定できます。

Wideband SIP および Wideband SPA の事前プロビジョニングには、2 つのステップが必要になります。

1. Wideband SIP は、 card コマンド(カード タイプは 2jacket-1 )を使用して事前プロビジョニングされます。

card slot / subslot 2jacket-1

例:

Router# configure terminal
Router(config)# card 1/0 2jacket-1
 

2. Wideband SPA は、 card コマンド(カード タイプは 24rfchannel-spa-1 )を使用して事前プロビジョニングされます。

card slot / subslot / bay 24rfchannel-spa-1

例:

Router# configure terminal
Router(config)# card 1/0/0 24rfchannel-spa-1
 

前述の card コマンドは、Wideband SPA ごとに 12 のワイドバンド チャネルを作成します。

SIP のリセット

Wideband SIP をリセットするには、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

Router# hw-module subslot slot/subslot reset

指定したスロットおよびサブスロットにある SIP の電源をオフおよびオンにします。

slot ― Wideband SIP が装着されたスロットを指定します。Cisco uBR10012 ルータの場合、スロット 1 とスロット 3 を Wideband SIP に使用できます。

subslot ― Wideband SIP が装着されたサブスロットを指定します。Cisco uBR10012 ルータの場合、サブスロット 0 が常に指定されます。

Wideband SIP のリセットは通常行われませんが、故障した SIP をトラブルシューティングするのに役立つ場合があります。