Cisco uBR 3x10 RF スイッチ ハードウェア インストレーション ケーブリング ガイド
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

インストレーションおよびセットアップのトラブルシューティング

電源サブシステムのトラブルシューティング

イーサネット コントローラのトラブルシューティング

RFswitch App

イーサネット コントローラの LED

イーサネット コントローラのスイッチ設定

アップストリームおよびダウン ストリーム スイッチ モジュールのトラブルシューティング

ステータス LED

Cisco uBR 3x10 RF スイッチのスロット情報

トラブルシューティング

この章では、Cisco uBR 3x10 RF スイッチのトラブルシューティングについて説明します。

インストレーションおよびセットアップのトラブルシューティング

図6-1に、この章で説明する一般的なトラブルシューティング方法を示します。Cisco uBR 3x10 RF スイッチ ハードウェアの取り付けまたは設定が適切でないためにシステムが動作しない状況でトラブルシューティングを行う場合に使用します。必要に応じてこの図を参照し、手順に従ってハードウェアの問題を特定のモジュールに絞り込んで、可能であれば問題を解決してください。

問題解決が困難な場合は、「テクニカル サポート」を参照し、テクニカル サポートを利用してください。

個々の状況に効率的に対応できるように、チェックリスト( 表6-1 )を使用して、テクニカル サポートの担当者に提供しなければならない情報を記録してください。

 

表6-1 情報チェックリスト

説明
情報

Cisco uBR 3x10 RF スイッチの受領日

シャーシのシリアル番号

ソフトウェアのタイプおよびリリース番号

メンテナンス契約または保証内容

問題の概要

問題を特定し、解決するために行った手順の簡単な説明

図6-1 トラブルシューティングのフローチャート

 

電源サブシステムのトラブルシューティング

下記を確認して電源サブシステムの問題を特定します。

システム電源をオンにしたときに、POWER LED が点灯するかどうか。点灯しない場合、

AC -- AC 電源コードが電源装置と電源(壁面または電源ストリップ)に接続されているかどうかを確認します。

DC -- -48 および +48 V 導線が電源装置に正しく取り付けられているかどうかを確認します。

システムが適切にアースされているかどうかを確認します。

電圧選択スイッチが適切な AC 位置または DC 位置になっているかどうかを確認します。

問題を解決できない場合は、「テクニカル サポート」を参照し、テクニカル サポートを利用してください。

イーサネット コントローラのトラブルシューティング

RFswitch App

RFswitchApp(フラッシュ メモリ上)は、メイン システム ファームウェア コンポーネントです。このコンポーネントがすべてのネットワーク機能(Telnet、TFTP、SNMP エージェント)を提供し、ラインカードを制御します。SysLoader(ブート フラッシュ メモリ上)は、通常、システム クラッシュが発生した結果として起動されるので、信頼性を高めるために、SNMP エージェント サポートまたはラインカード制御機能を省いた、特殊な作りのRFswitchAppファームウェアです。SysLOader は、シンプルな UDP パケットとして SNMPv1 トラップを送信できます。また、Telnet および TFTP 動作を全面的にサポートします。

イーサネット コントローラ ファームウェアは、ROMMON、SysLoader、およびメインのRFswitchAppからなります。SysLoader コンポーネントは、ブートフラッシュ メモリとして指定されたオンボード フラッシュ メモリに保管されています。RFswitchAppは、フラッシュ メモリとして指定された別個の領域に保管されています。

ROMMON は、最初に実行されるコンポーネントです。これは起動、システム クラッシュ、またはソフトウェアのリロードによってリセット イベントが発生するたびに起動します。ROMMON はリセット イベントの原因を判別し、次のシステム起動フェーズを制御します。

システム クラッシュが原因でリセット イベントが発生した場合、ROMMON はブートフラッシュ メモリから RAM に SysLoader をロードして実行することを試みます。ブートフラッシュ メモリが無効だった場合、ROMMON は最後の手段として、フラッシュからRFswitchAppをロードしようとします。リセット イベントの原因が通常の起動またはリロードだった場合、RFswitchAppのロードと実行が試行されます。その試行が失敗すると、SysLoader のロードと実行が試行されます。


) SysLoader の実行中は、システム プロンプトが rfswitch>から Sys>に変わります。ROMMON が SysLoader も RFswitchApp もロードできなかった場合、ROMMON の制御下で、コントローラの SYS LED が消灯し、ERR LED が点滅します。


イーサネット コントローラの LED

イーサネット コントローラの LED 表示が予期したものと異なる場合は、下記を確認してください。

SYS LED が点灯し、ERR LED が消灯している

システムは正常に起動しました。

すべての LED が消灯したまま

電源サブシステムのトラブルシューティングが必要です。

SYS LED が消灯し、ERR LED が点灯している

起動エラーまたはシステム クラッシュ イベントが検出されました。 show log コマンドを使用して、システム イベント ログを表示し、問題の原因を突き止めてください。

SYS LED が点灯し、ERR LED が点灯している

スイッチ モジュールの設定または制御に関して、問題が検出されました。1 つまたは複数のスイッチ モジュールで ERROR LED が点灯している場合は、「アップストリームおよびダウン ストリーム スイッチ モジュールのトラブルシューティング」を参照してください。

イーサネット コントローラのスイッチ設定

これらのスイッチは、イーサネット コントローラ モジュールの PC ボード上にあります。

図6-2 イーサネット コントローラの前面プレートおよび PC ボード

 

表6-2 表6-3 、および 表6-4 に、イーサネット コントローラのハードウェア コンフィギュレーション スイッチの設定を示します。いずれも出荷時点で設定されています。変更しないでください。

 

表6-2 SW4 --オプション選択

スイッチ
名前
説明
デフォルト
ボーレート選択
BR1
BR0
レート

1

--

未使用

オフ

0

0

9600

2

--

未使用

オフ

1

0

19200

3

BR1

ボーレート選択

オフ

0

1

38400

4

BR0

ボーレート選択

オフ

1

1

57600

 

表6-3 SW3 --システム コンフィギュレーション

スイッチ
名前
説明
デフォルト
メモリ選択
ロード シーケンスの変更
MR1
MR2
説明
LS1
LS2
説明

1

MS1

メモリ選択

オフ

0

0

標準

0

0

標準シーケンス

2

MS2

メモリ選択

オフ

1

0

外部 ROM カード

1

0

WDOG をディセーブルにして ROMMON を実行

3

LS2

ロード シーケンスの変更

オフ

0

1

エミュレーション モード(予約)

0

1

SysLoader を実行

4

LS1

ロード シーケンスの変更

オフ

1

1

エミュレーション モード(予約)

1

1

WDOG をディセーブルにして標準のシーケンス

 

表6-4 SW2 --シリアル ポートのハードウェア制御

スイッチ
名前
説明
デフォルト

1

CTST

EIA/TIA-422モードCTS終端

OFF -- 終端なし
ON -- 120 Ω で終端

オフ

2

RXDT

EIA/TIA-422モード RXD 終端

OFF -- 終端なし
ON -- 12 Ω で終端

オフ

3

RTSS

EIA/TIA-422モード RTS回線

OFF -- RTS+ の接続なし
ON -- RTS+ の接続あり

オフ

4

MODE

シリアル ポート モード

OFF -- EIA/TIA-232
ON -- EIA/TIA-422

オフ

アップストリームおよびダウン ストリーム スイッチ モジュールのトラブルシューティング

各アップストリームおよびダウンストリーム スイッチ モジュールには、ポートの動作状態を示す LED が 4 つずつあります。アップストリーム スイッチ モジュールは、5 ~ 70 MHz の周波数範囲で動作します。ダウンストリーム(高周波数)スイッチ モジュールは、54 ~ 860 MHz の周波数範囲で動作します。システムが正常に動作している間は、すべてのアップストリーム スイッチがそれぞれ対応するデフォルトの終端インターフェイスにトラフィックを転送します。

各スイッチ モジュールは、パワー スプリッタから 8 つの信号入力を得て、保護出力に信号をルーティングするか、または入力を 4 つずつ 2 つのグループに分けて、スイッチが 4 つの入力からなるグループのどちらか一方を保護出力として選択するように設定します。リレーは電気機械式であり、電源インターフェイス コネクタを介して制御されます。

スイッチ カードは、正常な稼働時はコネクタ ポート間を最低 60 dB で分離し、保護モードで動作しているときは 20 dB 以上で分離します。

ステータス LED

各アップストリームおよびダウンストリーム スイッチ モジュールは、前面プレートにポートの動作状態を示す LED が 4 つずつあります。 表6-5 を参照してください。

 

表6-5 スイッチ ボードの LED

LED 名
説明

PROTECT 1

グリーン/イエロー

CMTS/PROTECT 1を表示

PROTECT 2

グリーン/イエロー

CABLE PLANT/PROTECT 2を表示

ERROR 1

消灯/イエロー

1 のチャネル問題を表示

ERROR 2

消灯/イエロー

2 のチャネル問題を表示

アップストリームまたはダウンストリーム スイッチ モジュールの最初の起動時には、LED が順番に短時間点灯して消灯します。起動後は次のようになります。

PROTECT1/PROTECT2のLEDは、シングル プロテクト モードでは点灯/消灯、デュアル プロテクト モードでは点灯/点灯になります。LED の色は、その時点でのモジュール プロテクト モード スイッチの設定値を表し、グリーンはアイドル状態、イエローはプロテクト位置です。

ERROR1/ERROR2のLEDは、イーサネット コントローラがスイッチ モジュールを検出してカウントするまで点灯状態です。

システムのブート シーケンス終了後もどちらかの LED が点灯(イエロー)している場合は、通信エラーまたはスイッチ位置エラーが発生しています。 test module コマンドを使用して、障害を診断してください。

問題を解決できない場合は、「テクニカル サポート」を参照し、テクニカル サポートを利用してください。

Cisco uBR 3x10 RF スイッチのスロット情報

表6-6 に、RF モジュールと各モジュールに割り当てられたポートを示します。


ヒント モジュールは、RF スイッチの前面から見た状態です。


 

表6-6 Cisco uBR 3x10 RF スイッチのスイッチング対応表(アップストリームおよびダウンストリーム モジュール)

RFS
モジュール
実行ポート
PROTECT ポート
タイプ
RFS
モジュール
実行ポート
PROTECT ポート
タイプ

2

1H~8H

P1H、P2H 1

アップストリーム

1

1A~8A

P1A、P2A

アップストリーム

4

1I~8I

P1I、P2I

アップストリーム

3

1B~8B

P1B、P2B

アップストリーム

6

1J~8J

P1J、P2J

アップストリーム

5

1C~8C

P1C、P2C

アップストリーム

8

1K~8K

P1K、P2K

アップストリーム

7

1D~8D

P1D、P2D

アップストリーム

10

1L~8L

P1L、P2L

アップストリーム

9

1E~8E

P1E、P2E

アップストリーム

12

1M~8M

P1M、P2M

ダウンストリーム

11

1F~8F

P1F、P2F

ダウンストリーム

14

未使用

--

--

13

1G~8G

P1G、P2G

ダウンストリーム

1.P2 はスイッチが 4+1 モードの場合に限って使用します。

図6-3 RF スイッチ(前面から見た状態)