サービス エクスチェンジ : Cisco SCE 1000 シリーズ サービス コントロール エンジン

Cisco Service Control Engine 1000 2xGBE クイック スタート ガイド、リリース 3.6.x

クイック スタート ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/03/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Service Control Engine 1000 2xGBE クイック スタート ガイド、リリース 3.6.x

インストレーションの準備

インストレーションの準備に関する情報

設置場所の準備と開梱

工具と部品

ラックマウントの取り付けの準備

作業台または卓上への設置

SCE 1000 のラックマウント

SCE 1000 マウント ブラケット

SCE 1000 へのブラケットの取り付け

クロスレール支持バーの取り付け(4 支柱ラックの場合に限る)

クロスレール支持バーの組み立て

ラックへのクロスレール支持バーの取り付け

ラックへのシステムの取り付け

手順の概要

手順の詳細

電源装置の接続

シャーシ アースの接続

電源の接続

DC 入力電源装置の接続

AC 入力電源装置の接続

管理インターフェイスの接続および初期システム設定の実行

ローカル コンソールの接続

初期システム設定の実行

初期システム設定

ステップ 1:初期設定の設定

ステップ 2:ホスト名の設定

ステップ 3:パスワードの設定

ステップ 4:時間設定の設定

ステップ 5:DNS 設定の設定

ステップ 6:RDR フォーマッタ送信先の設定

ステップ 7:アクセス コントロール リスト(ACL)の設定

ステップ 8:SNMP の設定

ステップ 9:トポロジ依存パラメータの設定

ステップ 10:設定の完了と保存

管理インターフェイスの接続

例:

回線ポートのケーブル接続

ケーブル接続に関する情報

単一リンク:インライン トポロジ

単一リンク:受信専用トポロジ

ライン インターフェイスのケーブル接続

GigabitEthernet オートネゴシエーションの設定

GBE ライン インターフェイス ポートの接続

インストレーションの完了

LED の確認

最終テスト

動作ステータスの確認

ユーザ ログ カウンタの表示

コンフィギュレーションの表示

コンフィギュレーション設定の保存

Service Control アプリケーションのインストール

SCE プラットフォームの高度な設定

Service Control アプリケーションのロードと有効化

起動時の問題に関するトラブルシューティング

SCE 1000 動作ステータス

起動時の問題の特定

トラブルシューティング用の CLI コマンド

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

クイック スタート ガイド

Cisco Service Control Engine 1000 2xGBE クイック スタート ガイド、リリース 3.6.x

OL-21093-01-J

 

インストレーションの準備

ここでは、作業台または卓上への取り付けおよびラックマウントの取り付けに必要な工具および部品、警告、設置環境情報、およびその他の情報について説明します。


警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。このマニュアルに記載されている警告の各国語版については、デバイスに付属する翻訳された安全上の警告を参照してください。


この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。

インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。

この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、保守担当者が特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できず、この場所に責任を持つ部門によって出入りが管理されている場所です。

システムの稼動中は、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防ぐために、電源装置ベイおよびバックプレーン領域には手や指を触れないでください。

雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。

SCE 1000 のインストレーションを開始する前に、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Service Control Engines (SCE) 』をお読みください。

設置場所の準備と開梱

SCE 1000 プラットフォームを持ち上げて梱包コンテナから安全に取り出します。

設置場所の供給電源が SCE 1000 プラットフォームに適していることを確認します。

梱包伝票をチェックして、すべてのコンポーネントが揃っていることを確認します。

このインストレーションの情報を記録するために、サイト ログの場所を確認し、利用できるようにします。

工具と部品

SCE 1000 プラットフォームのインストレーションを準備するために、次の工具および部品の一覧をチェックリストとして使用します。

SCE 1000 をネットワークおよびコンソール端末に接続するための適切なケーブル

巻尺(任意)

水準器(任意)

No.1 のプラス ドライバ

No.2 のプラス ドライバ

1/4 インチのマイナス ドライバ

1/4 インチの六角レンチ

アース キット(SCE 1000 に同梱)

DC 電源導線用の六角コネクタまたはループ コネクタの付いた 12 AWG または 2.5 mm 銅線(DC 電源の場合だけ)。リング端子は、UL で承認された、12 AWG に適したものでなければなりません。

AC 電源コード(AC 電源の場合だけ、SCE 1000 に同梱)

ラックマウント キット(SCE 1000 に同梱)

ブラケットの位置を変更するためのスペアのネジ

ラックマウントの取り付けの準備

ラックマウントの作業を開始する前に、使用するラックの種類(4 本支柱または 2 本支柱)を決定します。

作業台または卓上への設置

図 1 SCE 1000 プラットフォームの卓上への設置

 

作業台または卓上へ設置する場合、SCE 1000 プラットフォームを設置する前に次のことを確認してください。

SCE 1000 プラットフォームが床から離れていて、十分な通気が確保されること

SCE 1000 プラットフォーム用に適切なシャーシのアース接続が存在すること

適切なエアーフローを確保するために、SCE 1000 プラットフォームの左右に少なくとも 5 cm(2 インチ)の隙間、背面に少なくとも 12.7 cm(5 インチ)の隙間があること


ステップ 1 ゴム製の脚から粘着シールをはがし、装置の底面パネル上のマークの付いた 4 つの場所に貼り付けます。

ステップ 2 SCE 1000 プラットフォームを卓上または作業台の上に置きます。


 

SCE 1000 のラックマウント

ここでは、SCE 1000 プラットフォームのラックマウントに関する情報について説明します。

「SCE 1000 マウント ブラケット」

「SCE 1000 へのブラケットの取り付け」

「クロスレール支持バーの取り付け(4 支柱ラックの場合に限る)」

「ラックへのシステムの取り付け」

SCE 1000 マウント ブラケット

装置ラックには 2 つの標準タイプがあり、それぞれに適したブラケットが付属キットに収納されています。

19 インチ ラック(前面ラック支柱付き):マウント キットには、下図のような 2 つのマウント ブラケットが含まれています。

図 2 2 支柱ラック用のマウント ブラケット

 

19 インチ ラック(前面および背面ラック支柱付き):下図のマウント ブラケットの他に、マウント キットには装置をスライドさせる 2 つのクロスレール支持バーが含まれています。

図 3 4 支柱ラック用のマウント ブラケット

 

SCE 1000 は、その前面にブラケットが取り付けられ、それにより前面ラック支柱に取り付けられます。2 本の支柱またはマウント ストリップ(左と右)の間の内幅は、少なくとも 44 cm(17.3 インチ)必要です。


) 吸気口と排気口のエアーフローを十分確保するために、SCE 1000 の両側および背面に 5 cm(2 インチ)の隙間を設けてください。


SCE 1000 へのブラケットの取り付け

SCE 1000 をラックに取り付ける前に、まず、SCE 1000 の前面両側に適切なラックマウント ブラケットを取り付ける必要があります(次の図を参照)。

図 4 マウント ブラケットの取り付け(4 支柱)

 

図 5 マウント ブラケットの取り付け(2 支柱)

 

SCE 1000 シャーシにラックマウント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。

SCE 1000 をラックに取り付ける前に、まず、SCE 1000 の前面両側にラックマウント ブラケットを取り付ける必要があります。


ステップ 1 ラックマウント ブラケットを SCE 1000 の側面に合わせます。「SCE 1000 のラックマウント」の説明に従って、設置条件(2 支柱ラックまたは 4 支柱ラック)に合ったブラケットを選択します。

ステップ 2 3 本のネジを差し込んで締めます。

ステップ 3 SCE 1000 の反対側でステップ 1 と 2 を繰り返します。

SCE 1000 を 2 本の支柱だけでラックに取り付ける場合は、「ラックへのシステムの取り付け」に進みます。

SCE 1000 を 4 本の支柱でラックに取り付ける場合は、次のステップ「クロスレール支持バーの取り付け(4 支柱ラックの場合に限る)」に進みます。

クロスレール支持バーの取り付け(4 支柱ラックの場合に限る)

ここでは、クロスレール支持バーの組み立ておよびラックへの取り付けに関する情報について説明します。

4 本の支柱(前面および背面)でラックに取り付ける場合、2 本のクロスレール支持バーをラックの両側に 1 本ずつ取り付けます。次に、SCE 1000 をクロスレールにスライドさせて入れます。装置の重量は、クロスレールによって支えられます。

「クロスレール支持バーの組み立て」

「ラックへのクロスレール支持バーの取り付け」

クロスレール支持バーの組み立て


ステップ 1 2 本のクロスレール支持バーを組み立てます。クロスレール アセンブリごとに 3 本のネジを使用します。

図 6 スライダ ブラケットの組み立て

 

ステップ 2 ラックに取り付けた場合に、両方のクロスレールが SCE 1000 を支えるように、クロスレールの向きを設定します。


 

ラックへのクロスレール支持バーの取り付け


ステップ 1 クロスレール支持バーを床と平行にして、ラックの側面に合わせます。

図 7 ラックへのクロスレールの取り付け

 

ステップ 2 2 本のネジをラックの前面支柱またはマウント ストリップに差し込んで締めます。

ステップ 3 2 本のネジをラックの背面支柱に差し込んで締めます。

ステップ 4 ラックの反対側でステップ 2 と 3 を繰り返して、ブラケットを支柱に密着させたまま、ラックの最初の側のサポート ブラケットと平行になるように取り付けます。


 

ラックへのシステムの取り付け

適切なマウント ブラケットをしっかりと取り付けていれば、SCE 1000 をラックに設置できます。

手順の概要

1. ラックのブレーキがロックされているか、あるいはそれ以外の方法でラックが固定されているか確認します。

2. 前面が手前になるように SCE 1000 の向きを合わせ、慎重に持ち上げて、ラックに格納します。けがをすることがあるので、急に体をひねったり動かしたりしないでください。

3. SCE 1000 をラックに差し入れながら、ブラケット(SCE 1000 の前面に取り付け済み)をラックの両側にあるマウント ストリップまたは支柱の位置に合わせます。

4. ブラケットを支柱またはマウント ストリップに密着させたまま、ブラケットの穴をラックまたはマウント ストリップの穴に合わせます。

5. ブラケットごとに、2 本の適切なネジをラックに差し込んで締めます。

手順の詳細


ステップ 1 ラックのブレーキがロックされているか、あるいはそれ以外の方法でラックが固定されているか確認します。

図 8 ラックへの SCE プラットフォームの差し入れ

 

ステップ 2 前面が手前になるように SCE 1000 の向きを合わせ、慎重に持ち上げて、ラックに格納します。けがをすることがあるので、急に体をひねったり動かしたりしないでください。

ステップ 3 SCE 1000 をラックに差し入れながら、ブラケット(SCE 1000 の前面に取り付け済み)をラックの両側にあるマウント ストリップまたは支柱の位置に合わせます。

前面と背面の両方に支柱があるラックには、クロスレール支持バーが取り付けられます。SCE 1000 をこれらのクロスレール上で滑らせて奥まで完全に差し込みます。

ステップ 4 ブラケットを支柱またはマウント ストリップに密着させたまま、ブラケットの穴をラックまたはマウント ストリップの穴に合わせます。

図 9 ラックへの SCE プラットフォームの固定

 

ステップ 5 ブラケットごとに、2 本の適切なネジをラックに差し込んで締めます。


) SCE 1000 シャーシ全体の重量がブラケットで支えられるため、4 本すべてのネジを使用して、2 つのラックマウント ブラケットをラック支柱に固定してください。



 

電源装置の接続

ここでは、SCE 1000 プラットフォームのアース接続および AC または DC 電源装置の接続に関する情報について説明します。

「シャーシ アースの接続」

「電源の接続」

シャーシ アースの接続

図 10 装置のアース接続(AC)

 

図 11 装置のアース接続(DC)

 

アース キットは、各 SCE 1000 に同梱されています。このアース キットを使用して、SCE 1000 シャーシを適切にアース接続します。

装置の取り付け作業時は、シャーシのアース接続を必ず最初に行い、接続の取り外しは必ず最後に行います。


ステップ 1 SCE 1000 の背面パネル上で、シャーシのアース接続コネクタの位置を確認します(上の AC 電源または DC 電源の SCE 1000 の図のうち該当するものを参照)。

ステップ 2 アース接続ケーブル(グリーンおよびイエローのケーブル)を取り付けて、(同梱の)六角ナットとスプリング ワッシャを 1/4 インチ六角レンチでしっかりと固定します(上の AC 電源または DC 電源の SCE 1000 の図のうち該当するものを参照)。

アース接続ケーブルの反対側は、AC アースと同等な場所に接続する必要があります。


 

電源の接続

ここでは、AC 電源または DC 電源を再接続する方法について説明します。

「DC 入力電源装置の接続」

「AC 入力電源装置の接続」

DC 入力電源装置の接続

図 12 DC 電源の接続

 

以下の手順を行う前に、回路短絡や感電事故を防ぐため、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。電源装置へのすべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。

配線は、国および地域の電気規格に従って、専門家が行う必要があります。


ステップ 1 DC 電源入力導線が電源から外れていることを確認します。

ステップ 2 No.2 プラス ドライバを使用して、端子ブロックから保護プレートを取り外します。

ステップ 3 1 本の電源入力導線の六角コネクタまたはループ コネクタにレセプタクル ネジを 1 本通し、そのネジをコネクタと一緒に対応する導線レセプタクルに差し込んで、No.2 プラス ドライバでレセプタクル ネジを締めます。残りの電源入力導線にも、同じ作業を繰り返します。


) DC 入力電源装置の導線の色分け方式は、設置場所の DC 入力電源の色分け方式によって異なります。DC 入力電源装置に選んだ導線の色分け方式が、DC 電源に使用されている導線の色分け方式と一致していることを確認してください。



) 六角コネクタまたはループ コネクタを持つ 12 AWG(2.5 mm)銅線だけを使用してください。リング端子は、UL で承認された、12 AWG に適したものでなければなりません。


ステップ 4 No.2 プラス ドライバを使用して、端子ブロックに保護プレートをしっかりと固定します。

ステップ 5 Fast 10A 回路ブレーカーを通して、DC 電源入力導線を DC 電源に接続します。

ステップ 6 オン/オフ スイッチをオンの位置にします。

ステップ 7 電源装置の IN LED および OK LED、および前面パネルの対応する Power LED を調べます。DC 入力電源装置が正常に動作している場合、これらの LED はグリーンに点灯します。

ステップ 8 電源装置の向きが正しいこと、および取り付けネジが締められていることを確認します。


 

AC 入力電源装置の接続


ステップ 1 AC 入力電源装置の AC 入力電源レセプタクルに、AC 入力電源コードを差し込みます。

AC 入力電源の場合、米国では 120 VAC、15A のレセプタクル(その他の地域では 240 VAC、10A)の電源から SCE 1000 プラットフォームに電力を供給することを推奨します。

図 13 AC 電源の接続

 

ステップ 2 AC 電源コードを AC 電源に差し込みます。

ステップ 3 オン/オフ スイッチをオンの位置にします。

ステップ 4 電源装置の IN LED および OK LED、および前面パネルの対応する Power LED を調べます。AC 入力電源装置が正常に動作している場合、これらの LED はグリーンに点灯します。

ステップ 5 電源装置の向きが正しいこと、および取り付けネジが締められていることを確認します。


 

管理インターフェイスの接続および初期システム設定の実行

ここでは、SCE 1000 プラットフォームをローカル コンソールに接続し、自動実行されるセットアップ ウィザードを通して初期システム設定を行う方法について説明します。また、ファスト イーサネット管理インターフェイスのケーブル接続手順も示します。

「ローカル コンソールの接続」

「初期システム設定の実行」

「管理インターフェイスの接続」

ローカル コンソールの接続

図 14 ローカル コンソールへの接続

 

最初に、装置をローカル コンソールに接続し、リモート管理に対応するための SCE 1000 の初期設定を行う必要があります。初めて接続が確立されると、セットアップ ユーティリティが自動的に起動し、初期システム設定の実行を求めるプロンプトが表示されます。

端末が次のように設定されていることを確認します。

9,600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

1 ストップ ビット

フロー制御なし

上記の SCE 1000 ポート パラメータは固定であり、設定の変更はできません。


ステップ 1 SCE 1000 に付属の <SKIP> シリアル ケーブルを、SCE 1000 の前面パネルにある CON ポートに差し込みます。

ステップ 2 シリアル ケーブルの他端(DB-9 コネクタが装着されている)を VT100 互換ローカル(シリアル)端末に接続します。

ステップ 3 コンソールにおいて、ローカル端末にシスコ ロゴが表示され、設定ダイアログが開始するまで、Enter キーを数回押します。

--- System Configuration Dialog ---
At any point you may enter a question mark ‘?’ followed by ‘Enter’ for help.
Use ctrl-C to abort configuration dialog at any prompt.
Use ctrl-Z to jump to the end of the configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets ‘[]’.
Would you like to continue with the System Configuration Dialog? [yes/no]: y
 

ステップ 4 y を入力し、Enter キーを押します。

システム設定ダイアログが開始します。


 

セットアップ コマンド

上記の説明に従ってローカル端末との最初の接続を確立すると、システム設定ウィザードが自動的に起動し、セットアップ プロセス全体の手順が示されます。このウィザードでは、すべての必須パラメータの入力が求められ、デフォルト値を適用できる場合にはその値が表示されます。デフォルト値をそのまま使用するか、他の値を定義できます。

ダイアログの入力が完了すると、新しい設定を適用する前に、その内容を確認できます。システムによって設定が表示され、そのなかには変更されなかったパラメータも含まれます。また、この設定で検出されたエラーも表示されます。設定が満足のいくものである場合は、新しい設定を適用し、保存することができます。

次の表に、初期設定に含まれるパラメータをすべて示します。この時点で設定するすべてのパラメータ値は、セットアップを開始する前に取得しておくことを推奨します。


) 設定手順または特定のパラメータの詳細については、『Cisco SCE 2000 and SCE 1000 Software Configuration Guide』の関連する項を参照してください。


セットアップ コマンド パラメータ

 

表 1 セットアップ コマンド パラメータ

パラメータ
定義

IP address

SCE 1000 の IP アドレス

subnet mask

SCE 1000 のサブネット マスク

default gateway

デフォルト ゲートウェイ

hostname

SCE 1000 を識別するために使用される文字列。最大で 20 文字まで。

admin password

Admin レベル パスワード。

英文字で開始する 4 ~ 100 文字の文字列。

root password

Root レベル パスワード。

英文字で開始する 4 ~ 100 文字の文字列。

password encryption status

パスワード暗号化のイネーブル化/ディセーブル化

時間設定

time zone name and offset

標準タイム ゾーンの省略形および UTC からのオフセット(分)

local time and date

現在のローカル時刻および日付。フォーマットは次のとおりです。

00:00:00 1 January 2002

SNTP 設定

broadcast client status

SNTP ブロードキャスト クライアントのステータスを設定します。

イネーブルにした場合、SCE のローカル時刻は、SNTP ブロードキャスト サーバから受信したアップデートと同期されます。

unicast query interval

アップデートに関するユニキャスト要求の秒単位のインターバル(64 ~ 1024)

unicast server IP address

SNTP ユニキャスト サーバの IP アドレス

DNS の設定

DNS lookup status

IP DNS ベース ホスト名変換のイネーブル化/ディセーブル化

default domain name

非修飾ホスト名を完全修飾ホスト名にするために使用されるデフォルト ドメイン名

IP address

ドメイン ネーム サーバの IP アドレス(最大で 3 台のサーバまで)

TCP port number

RDR フォーマッタ送信先の TCP ポート番号

アクセス コントロール リスト

Access Control List number

必要な数の ACL に対して定義します。管理インターフェイスごとにアクセスを許可/拒否する IP アドレスを指定します。ACL は次に対して設定できます。

すべての IP アクセス

Telnet アクセス

SNMP GET アクセス

SNMP SET アクセス

list entries (リストごとに最大 20)

IP アドレス、およびアクセスの許可/拒否

IP access ACL

IP アクセスを制御する ACL の ID 番号

Telnet ACL

Telnet アクセスを制御する ACL の ID 番号

SNMP agent status

SNMP 管理のイネーブル化/ディセーブル化

GET community names

GET アクセスを許可するコミュニティ ストリング、および対応する ACL(最大 20)

SET community names

SET アクセスを許可するコミュニティ ストリング、および対応する ACL(最大 20)

trap managers (最大 20)

トラップ マネージャの IP アドレス、コミュニティ ストリング、および SNMP バージョン

Authentication Failure trap status

認証失敗トラップのステータスを設定します。

enterprise traps status

エンタープライズ トラップのステータスを設定します。

system administrator

システム管理者の名前

トポロジの設定

connection mode

SCE 1000 の設置は、インライン トポロジか、光スプリッタを使用した受信専用トポロジか。

link bypass mode on operational status

SCE 1000 が動作時にトラフィックをバイパスするかどうか。

link bypass mode on non-operational status

SCE 1000 が非動作時にトラフィックをバイパスするか、廃棄するか。

priority

(カスケード トポロジの場合だけ)

カスケード トポロジの場合、この SCE 1000 がプライマリとセカンダリのいずれであるか。

operational status of the SCE after abnormal boot

障害発生によるリブート後、SCE 1000 を障害ステータスのままにするか、他に問題が検出されなければ動作ステータスに移行するか。

設定ダイアログに関する一般的な手順を次に示します。

すべてのデフォルト値は、角カッコ内に表示されます([ default ])。

角カッコ内に値がない場合([])、または複数のオプションが表示される場合([ yes/no ] など)、このパラメータにデフォルト値はありません。

デフォルト値を受け入れるには、 Enter キーを押します。

パラメータの詳細が必要な場合は、? を入力して、 Enter キーを押します。

パラメータの想定フォーマットおよびその他の要件を示すヘルプ メッセージが表示されます。

任意の時点で、残りすべてのデフォルト値を受け入れ、設定ダイアログの最後までジャンプするには、 Ctrl+z キーを押します。

場合によっては、メニュー内に複数の論理的に関連性のあるパラメータが存在することがあります。こうした状況では、関連性のあるすべてのパラメータを設定しなければ、設定ダイアログの最後にジャンプできません。設定ダイアログの最後にジャンプしようとすると、次のメッセージが表示されます。
Sorry, Skipping is not allowed at this stage.

関連性のあるパラメータ(時刻、日付、SNTP 設定など)のグループは、設定ダイアログ内でサブダイアログまたはメニューを形成しています。メニュー単位で設定を省略することができ、それにより、そのメニュー内のパラメータに対するすべてのデフォルト値がそのまま設定されます。

関連性のあるパラメータの各グループでは、最初にメニューを開始するかどうかを確認されます。そのメニューの設定を省略するには、質問に対して、いいえ(「n」)と答えます。

Would you like to enter the SNMP configuration menu? n
 

任意の時点で、設定の変更を行わずに設定ダイアログを打ち切る場合は、 Ctrl+c キーを押します。入力済みの変更は、時間設定を除いてすべて失われます。

ステップ 1:初期設定の設定

SCE 1000 の次の初期設定を確認します。

IP アドレス

サブネット マスク

デフォルト ゲートウェイ

すべての値は、「 X.X.X.X 」形式のインターネット アドレスです。各文字は 0 ~ 255 の 10 進数に対応しています。


ステップ 1 IP アドレスを設定します。

現在の IP アドレスが表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、「 x.x.x.x 」形式で目的の値を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 2 サブネット マスクを設定します。

現在のサブネット マスクが表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、「 x.x.x.x 」形式で目的の値を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 3 デフォルト ゲートウェイを設定します。

デフォルト ゲートウェイの現在の IP アドレスが表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、「 x.x.x.x 」形式で目的の値を入力し、Enter キーを押します。


 

次の例では、IP アドレス(10.1.5.109)、サブネット マスク(255.255.0.0)、およびデフォルト ゲートウェイ(10.1.1.3)の一般的な設定を示します。

IP アドレスとサブネット マスクには関連性があるので、IP アドレスを変更すると、サブネット マスクのデフォルト値はなくなり、明示的に入力する必要があります。

Enter IP address [10.1.1.201]:10.1.5.109
Enter IP subnet mask:255.255.0.0
Enter IP address of default gateway [10.1.1.3]:

ステップ 2:ホスト名の設定

ホスト名は、SCE 1000 を識別するために使用されます。CLI プロンプトの一部として表示され、MIB-II オブジェクト sysName の戻り値にもなります。

最大長は 20 文字です。

デフォルトのホスト名は SCE 1000 です。


ステップ 1 SCE プラットフォームのホスト名を指定します。

デフォルトのホスト名が表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、目的の文字列を入力し、Enter キーを押します。

Enter hostname [SCE 1000]:


 

ステップ 3:パスワードの設定

パスワードを次のように設定します。

認証レベル(User、Admin、Root)ごとにパスワードを設定します。

パスワード暗号化をイネーブルまたはディセーブルにします。パスワード暗号化をイネーブルにすると、入力済みのパスワードが暗号化されます。


) パスワードは、許可されていないユーザによる SCE 1000 へのアクセスを防止するために、あらゆる認証レベルで必要になります。Admin レベルは、ネットワーク管理者が使用するものです。Root レベルは、シスコの技術者が使用します。


パスワードは、次の基準を満たす必要があります。

最小長:4 文字

最大長:100 文字

最初の文字は英字

出力可能な文字だけを使用


) パスワードは大文字と小文字が区別されます。



) すべてのレベルのデフォルトのパスワードは、「Cisco」です。



ステップ 1 User パスワードを設定します。

デフォルトの User パスワードが表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、目的の文字列を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 2 Admin パスワードを設定します。

デフォルトの Admin パスワードが表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、目的の文字列を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 3 Root パスワードを設定します。

デフォルトの Root パスワードが表示されます。

表示された値を受け入れるには、Enter キーを押します。

値を変更するには、目的の文字列を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 4 パスワード暗号化を設定します。デフォルトでは、パスワード暗号化はディセーブルです。

パスワード暗号化をディセーブルにするには、 Enter キーを押します。

パスワード暗号化をイネーブルにするには、y を入力し、 Enter キーを押します。


 

例:

次に、すべてのパスワードを変更する例を示します。パスワード暗号化はディセーブルです(デフォルト)。

Enter a User password [Cisco]: userin
Enter an Admin password [Cisco]: mng123
Enter a Root password [Cisco]: cistech
Enable passwords encryption? [no]:

ステップ 4:時間設定の設定

時間設定メニューは、システム内の時刻と日付に関連するすべてのパラメータを設定します。時間設定メニューには、次のものが含まれます。

タイム ゾーン

ローカル時刻

日付

SNTP メニュー

SNTP 設定を設定するには、時間設定メニューを開始する必要があります。すべてのデフォルト値を受け入れる場合は、時間設定メニューを省略できます。


) 時間の設定は、システム設定で定義される他のどの設定とも異なり、設定プロセスの終了時ではなく、ただちに適用されます。


手順の概要

1. 時間設定メニューを開始します。

2. タイム ゾーン名を設定します。

3. UTC からのオフセットを指定します。

4. ローカルの時刻と日付を確認します。

5. SNTP 設定メニューを開始します。

6. SNTP ブロードキャスト クライアントを設定します。デフォルトでは、SNTP ブロードキャスト クライアントはディセーブルです。

7. ユニキャスト アップデート間の時間インターバルを定義します。

8. SNTP ユニキャスト サーバの IP アドレスを指定します。

手順の詳細


ステップ 1 時間設定メニューを開始します。

Would you like to enter the Time settings menu? [no]: y
 

y を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 2 タイム ゾーン名を設定します。

タイム ゾーンの省略形を入力し、Enter キーを押します。

Enter time zone name [UTC]: CET
 

ステップ 3 UTC からのオフセットを指定します。

UTC からのオフセットを分単位で入力し、Enter キーを押します。

Enter time zone minutes offset from UTC: 60
 

ステップ 4 ローカルの時刻と日付を確認します。

ローカルの時刻と日付が表示され、それらを変更するかどうか確認されます。

The local time and date is 15:00:01 CET FRI 01 July 2002
Would you like to set a new time and date? [no]:
 

時刻と日付が正しい場合は、Enter キーを押し、ステップ 5 に進みます。

時刻と日付が間違っている場合は、上の質問に、はい(y)と回答し、Enter キーを押します。

Would you like to set a new time and date? [no]: y
Confirm your response and type the new time and date.
This change will take effect immediately both on the system clock and calendar;
it will also set the time zone you entered. Are you sure? [yes/no]: y
Enter new local time and date: 14:00:01 1 July 2002
Time zone was successfully set.
The system clock and the calendar were successfully set.
 

ステップ 5 SNTP 設定メニューを開始します。

SNTP を設定しない場合は、この項の残りの手順を省略し、「ステップ 5:DNS 設定の設定」に進みます。

SNTP 設定ダイアログを開始するには、y を入力し、Enter キーを押します。

Would you like to enter the SNTP configuration menu? [no]: y
 

ステップ 6 SNTP ブロードキャスト クライアントを設定します。デフォルトでは、SNTP ブロードキャスト クライアントはディセーブルです。

SNTP ブロードキャスト クライアントをディセーブルにするには、Enter キーを押します。

SNTP ブロードキャスト クライアントをイネーブルにするには、y を入力し、Enter キーを押します。

Enable SNTP broadcast client? [no]:
 

ステップ 7 ユニキャスト アップデート間の時間インターバルを定義します。

表示されたデフォルト値を受け入れるには、Enter キーを押します。

Enter time interval in seconds between unicast updates [1024]:
 

ステップ 8 SNTP ユニキャスト サーバの IP アドレスを指定します。

ホスト名または IP アドレス( x.x.x.x 形式)を入力し、Enter キーを押します。

Would you like to configure SNTP unicast servers? [no]: y
Enter IP address or hostname of SNTP unicast server: 10.1.1.1


 

例:

次に、時間設定ダイアログの例を示します。タイム ゾーンの設定に加え、時刻と日付の変更および SNTP ユニキャスト アップデートの設定も行います。

Would you like to enter the Time settings menu? [no]: y
Enter time zone name [UTC]: ISR
Enter time zone minutes offset from UTC: 120
The local time and date is 15:35:23 ISR FRI July 19 2002
Would you like to set a new time and date? [no]: y
This change will take effect immediately both on the system clock
and the calendar; it will also set the time zone you entered.
Are you sure? [yes/no]: y
Enter new local time and date: 14:35:23 19 July 2002
Time zone was successfully set.
The system clock and the calendar were successfully set.
Would you like to enter the SNTP configuration menu? [no]: y
Enable SNTP broadcast client? [no]: y
Enter time interval in seconds between unicast updates [900]:
Would you like to configure SNTP unicast servers? [no]: y
Enter IP address or hostname of SNTP unicast server: 10.1.1.1

ステップ 5:DNS 設定の設定

DNS 設定メニューでは、ドメイン ネーム サーバの IP アドレス(DNS lookup に使用)およびデフォルト ドメイン名(非修飾ホスト名を完全修飾ホスト名にするために使用)を定義します。

すべてのデフォルト値を受け入れる場合は、DNS 設定メニューを省略できます。

手順の概要

1. DNS 設定メニューを開始します。

2. DNS lookup をイネーブルまたはディセーブルにします。

3. 使用するデフォルト ドメイン名を入力し、Enter キーを押します。

4. プライマリ ドメイン ネーム サーバを設定します。

5. 追加のドメイン ネーム サーバを設定します。

6. ダイアログを終了します。

手順の詳細


ステップ 1 DNS 設定メニューを開始します。

Would you like to enter the DNS configuration menu? [no]: y
 

y を入力し、Enter キーを押します。

DNS 設定ダイアログが開始されます。

ステップ 2 DNS lookup をイネーブルまたはディセーブルにします。

DNS lookup をイネーブルにするには、Enter キーを押します。

DNS lookup をディセーブルにするには、 n を入力し、Enter キーを押します。

Enable IP DNS-based hostname translation? [yes]:
 

DNS lookup をディセーブルにした場合は、この項の残りの手順を省略し、「ステップ 6:RDR フォーマッタ送信先の設定」に進みます。DNS lookup をディセーブルにすると、このダイアログの残りは意味がないため表示されません。

ステップ 3 使用するデフォルト ドメイン名を入力し、Enter キーを押します。

デフォルト ドメイン名がないことに注意してください。

現在のデフォルト ドメイン名を受け入れるか、新しいデフォルト ドメイン名を入力します。

Enter default domain name []:
 

ステップ 4 プライマリ ドメイン ネーム サーバを設定します。

プライマリ ドメイン ネーム サーバの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。

Enter Primary DNS IP address:
 

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

ステップ 5 追加のドメイン ネーム サーバを設定します。

3 台までのドメイン サーバを設定できます。

Would you like to add another Name Server? [no]:
 

DNS 設定ダイアログを終了するには、Enter キーを押します。

別のドメイン サーバを追加するには、y を入力し、Enter キーを押します。

次のドメイン ネーム サーバの IP アドレスを入力するように求められます。

Enter Secondary DNS IP address:
 

ステップ 6 ダイアログを終了します。

すべてのサーバの IP アドレスを入力したら、Enter キーを押してダイアログを終了します。

Would you like to add another Name Server? [no]:


 

例:

次に、DNS 設定ダイアログの例を示します。デフォルト ドメイン名は pcube.com、ドメイン ネーム サーバの IP アドレスは 10.1.1.230 です。

Would you like to enter the DNS configuration menu? [no]: y
Enable IP DNS-based hostname translation? [yes]:
Enter default domain name []: pcube.com
Enter Primary DNS IP address: 10.1.1.230
Would you like to add another Name Server? [no]:

ステップ 6:RDR フォーマッタ送信先の設定

SCE 1000 では、RDR フォーマッタを介して Raw Data Record(RDR; 未加工データ レコード)が外部の収集システムに渡されます。データが正しい場所に到達するように、外部収集システムの IP アドレスとそのポート番号を設定する必要があります。


ステップ 1 RDR フォーマッタ設定メニューを開始します。

Would you like to enter the RDR-formatter configuration menu? [no]: y
 

y を入力し、Enter キーを押します。

RDR フォーマッタ送信先ダイアログが開始されます。

ステップ 2 RDR フォーマッタ送信先の IP アドレスを指定します。

RDR フォーマッタ送信先の IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。

Enter RDR-formatter destination’s IP address:
 

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

ステップ 3 RDR フォーマッタ送信先の TCP ポート番号を指定します。

RDR フォーマッタ送信先の TCP ポート番号を入力し、Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

Enter RDR-formatter destination’s TCP port number:


 

例:

次に、IP アドレスと TCP ポート番号を割り当てる、RDR フォーマッタ設定ダイアログの例を示します。

Would you like to enter the RDR-formatter configuration menu? [no]: y
Enter RDR-formatter destination’s IP address: 10.1.1.230
Enter RDR-formatter destination’s TCP port number: 33000

ステップ 7:アクセス コントロール リスト(ACL)の設定

「アクセス コントロール リストに関する情報」

「例」

アクセス コントロール リストに関する情報

「ACL の設定」

「エントリのフォーマット」

「エントリの順序」

ACL の設定

SCE 1000 は、アクセス コントロール リスト(ACL)で設定できます。ACL は、任意の管理インターフェイスに対する着信接続を許可または拒否するために使用します。


) ACL #0 は、すべての IP アドレスに対してアクセスを許可する定義済みリストです。


アクセス コントロール リストの設定は、2 段階で行われます。

1. アクセス コントロール リストを作成します。

ACL は 99 まで作成でき、各リストには最大で 20 のエントリを含められます。各エントリは、IP アドレスと、その IP アドレスに対してアクセスを許可するか拒否するかの指示で構成されます。

2. ACL を適切な管理インターフェイスに割り当てます。

このダイアログでは、ACL の作成/編集を省略し、管理インターフェイスへの ACL の割り当てに直接進むこともできます。

エントリのフォーマット

各 ACL では、すべての IP アドレス、1 つ以上の IP アドレス範囲、または 1 つ以上の個別 IP アドレスに対してアクセスを許可または拒否できます。これらのオプションをサポートするために、3 つのエントリ フォーマットが用意されています。

すべての IP アドレス:「any」と入力します。すべての IP アドレスに対してアクセスが許可または拒否されます。

IP アドレス範囲:目的の範囲の先頭 IP アドレスを入力してから、範囲を定義するワイルドカード ビットを入力します。

このワイルドカードは、逆マスクのように機能します。ワイルドカード内のすべての「1」ビットは、IP アドレス内の対応するビットを無視することを示します。その他のすべてのビットは、指定された IP アドレス内の対応するビットと一致する必要があります。例については、次の表を参照してください。

各 IP アドレス範囲に対してアクセスを許可または拒否するように設定できます。

個別の IP アドレス:目的の IP アドレスを入力してから、ワイルドカード ビット 0.0.0.0 を入力します。

各個別 IP アドレスに対してアクセスを許可または拒否するように設定できます。

 

表 2 IP アドレス/ワイルドカード ビット

最初の IP アドレス
ワイルドカード ビット
範囲

10.1.1.0

0.0.0.255

10.1.1.0 ~ 10.1.1.255

10.1.1.0

0.0.0.63

10.1.1.0 ~ 10.1.1.63

10.1.1.0

0.0.0.0

10.1.1.0(個別エントリ)

エントリの順序

リスト内のエントリの順序は重要です。リスト内のエントリは順にテストされ、接続先 IP アドレスと一致する最初のエントリによってアクションが決定されます。したがって、アクセス コントロール リスト内にエントリ「any」が存在する場合、それ以降のすべてのエントリは無意味になります。

同じエントリが異なる順序で含まれている 2 つの仮想の ACL について考えてみます。

次のリストでは、10.1.1.0 も含め、すべての IP アドレスに対してアクセスが許可されます。

permit any

deny 10.1.1.0

なお、このセットアップ ユーティリティでは、リスト内で「any」エントリの後に他のエントリを追加できないため、上記リストを実際に作成できません。

次のリストでは、IP アドレス 10.1.1.0 に対してアクセスが拒否され、それ以外のアドレスに対してはアクセスが許可されます。

deny 10.1.1.0

permit any

割り当てられたアクセス コントロール リストに接続と一致するエントリがない場合、またはアクセス コントロール リストが空の場合、デフォルトのアクションは deny です。

アクセス コントロール リストを作成する手順は、次のとおりです。

手順の概要

1. アクセス コントロール リスト設定メニューを開始します。

2. アクセス コントロール リストを設定または変更することができます。また、この項を省略して、目的の管理インターフェイスに既存の ACL を割り当てる作業にただちに進むこともできます。

3. 設定するアクセス コントロール リストの番号(1 ~ 99)を入力し、 Enter キーを押します。

4. 選択したリストへのエントリの追加を開始します。

5. このリストに追加する IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。

6. 特定の IP アドレスを入力した場合は、IP アドレス範囲を定義するワイルドカード ビットを入力し、 Enter キーを押します(「エントリのフォーマット」 を参照)。

7. 1 つの ACL 内での最大エントリ数は 20 です。

8. リストにすべてのエントリを追加し終わると、別の ACL を作成するかどうか確認されます。最大で 99 の ACL を定義できます。

9. 適切な ACL を割り当てることにより、SCE 1000 への IP アクセスを制限します。

10. 適切な ACL を割り当てることにより、SCE 1000 への Telnet アクセスを制限します。

手順の詳細


ステップ 1 アクセス コントロール リスト設定メニューを開始します。

Would you like to enter the Access lists configuration menu? [no]:y
 

y を入力し、Enter キーを押します。

アクセス コントロール リスト設定ダイアログが開始されます。

ステップ 2 アクセス コントロール リストを設定または変更することができます。また、この項を省略して、目的の管理インターフェイスに既存の ACL を割り当てる作業にただちに進むこともできます。

Would you like to create new Access lists or modify existing lists? [no]: y
 

アクセス コントロール リストの作成や編集を行わない場合は、「ステップ 8:SNMP の設定」に進みます。

ステップ 3 設定するアクセス コントロール リストの番号(1 ~ 99)を入力し、 Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

ステップ 4 選択したリストへのエントリの追加を開始します。

このエントリにアクセスを許可するのか、拒否するのかを指定します。

アクセスを許可するには、Enter キーを押します。

アクセスを拒否するには、 n を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 5 このリストに追加する IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

Enter IP address or the word ‘any’ to denote any IP address:
 

ステップ 6 特定の IP アドレスを入力した場合は、IP アドレス範囲を定義するワイルドカード ビットを入力し、 Enter キーを押します(「エントリのフォーマット」 を参照)。

個別の IP アドレスを定義するには、 0.0.0.0 を入力し、 Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトはありません。

Enter wildcard bits:
 

ステップ 7 1 つの ACL 内での最大エントリ数は 20 です。

「any」オプションを使用した場合、IP アドレスをリストにさらに追加できません。

エントリをさらに追加するには、 y を入力し、Enter キーを押します。

Would you like to add another entry to this list? [no]:y
 

ステップ 5 と 6 の説明に従って、エントリを最大で 20 まで入力します。

すべてのエントリの追加が終わったら、Enter キーを押します。

Would you like to add another entry to this list? [no]:
 

ステップ 8 リストにすべてのエントリを追加し終わると、別の ACL を作成するかどうか確認されます。最大で 99 の ACL を定義できます。

別の ACL を作成するには、 y を入力し、Enter キーを押します。

Would you like to configure another list? [no]: y
 

ステップ 5 と 6 の説明に従って、この新しい ACL に IP アドレスを最大で 20 個まで入力します。

すべての ACL の作成が終わったら、Enter キーを押します。

Would you like to configure another list? [no]:
 

これで、IP アクセスと Telnet アクセスを制限するために、目的の ACL を割り当てるように要求されます。

ステップ 9 適切な ACL を割り当てることにより、SCE 1000 への IP アクセスを制限します。

IP アクセスに割り当てる ACL の番号を入力し、Enter キーを押します。

デフォルト ACL を受け入れるには、Enter キーを押します。

Enter IP access-class [0]:
 

ステップ 10 適切な ACL を割り当てることにより、SCE 1000 への Telnet アクセスを制限します。

Telnet インターフェイスに割り当てる ACL の番号を入力し、Enter キーを押します。

デフォルト ACL を受け入れるには、 Enter キーを押します。

Enter Telnet access-class [0]: 2


 

例 1:

この例では、アクセス コントロールの一般的なシナリオを説明します。次の条件を仮定します。

すべてのステーションから SCE プラットフォームに管理ポート上でアクセスできるようにする(ping、SNMP ポーリングなど)。

Telnet アクセスを少数の許可されたステーションに制限する。

結果として、2 つのアクセス コントロール リストを作成する必要があります。

一般的な IP アクセスの場合:すべての IP アドレスに対してアクセスを許可します。

Telnet の場合:指定された IP アドレスに対してアクセスを許可し、それ以外はすべて拒否します。

ACL #1 = すべての IP アドレスを許可します。IP アクセスに割り当てます。

ACL #2 = 10.1.1.0、10.10.10.1 にアクセスを許可し、それ以外のすべてに対してアクセスを拒否します。Telnet アクセスに割り当てます。

Would you like to enter the Access lists configuration menu? [no]: y
Would you like to create new Access lists or modify existing lists? [no]: y
Enter ACL number: 1
Does this entry permit access? [yes]:
Enter IP address or the word ‘any’ to denote any IP address: any
This entry matches every IP address, no use in adding more entries to this list.
Would you like to configure another list? [no]: y
Enter ACL number: 2
Does this entry permit access? [yes]:
Enter IP address or the word ‘any’ to denote any IP address: 10.1.1.0
Enter wildcard bits: 0.0.0.0
Would you like to add another entry to this list? [no]:y
Does this entry permit access? [yes]:
Enter IP address or the word ‘any’ to denote any IP address: 10.10.10.1
Enter wildcard bits: 0.0.0.0
Would you like to add another entry to this list? [no]:y
Does this entry permit access? [yes]:n
Enter IP address or the word ‘any’ to denote any IP address: any
This entry matches every IP address, no use in adding more entries to this list.
Would you like to configure another list? [no]:
Enter IP access-class [0]: 1
Enter Telnet access-class [0]: 2

例 2:

この例では、ダイアログの最初の部分(作成/変更)を省略し、直接先に進んで既存の ACL を割り当てます。

Would you like to enter the Access lists configuration menu? [no]: y
Would you like to create new Access lists or modify existing lists? [no]:
Enter IP access-class [0]: 10
Enter Telnet access-class [0]: 22

ステップ 8:SNMP の設定

SCE 1000 の管理は、SNMP に対応した Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)によっても可能です。デフォルトでは、SNMP は SCE 1000 上でディセーブルになっています。

SNMP 管理をイネーブルにするには、次の基本的な SNMP パラメータを設定する必要があります。

SNMP トラップ ステータスおよびマネージャ

コミュニティ ストリング(SNMP コミュニティ ストリングは、SCE 1000 上の SNMP エージェントへのアクセスを許可するパスワードと同様に機能するテキスト ストリング)

手順の概要

1. SNMP 設定メニューを開始します。

2. SNMP 管理をイネーブルにします。

3. SNMP GET コミュニティを設定します。

4. SNMP GET コミュニティ名を入力し、Enter キーを押します。

5. アクセス リストを割り当てて、この GET コミュニティを使用できる SNMP 管理ステーションを制限します。

6. 追加の GET コミュニティを設定します。

7. エントリをさらに追加するには、デフォルトを受け入れないでください。

8. ステップ 3 の説明に従って、SNMP GET コミュニティを最大で 20 まで入力します。

9. すべてのエントリの追加が終わったら、デフォルトを受け入れます。

10. SNMP SET コミュニティを設定します。

11. SNMP SET コミュニティ名を入力し、Enter キーを押します。

12. アクセス リストを割り当てて、この SET コミュニティを使用できる SNMP 管理ステーションを制限します。

13. 追加の SET コミュニティを設定します。

14. エントリをさらに追加するには、デフォルトを受け入れないでください。

15. ステップ 5 の説明に従って、SNMP SET コミュニティを最大で 20 まで入力します。

16. すべてのエントリの追加が終わったら、デフォルトを受け入れます。

17. SNMP トラップ マネージャを設定します。

18. SNMP トラップ マネージャ メニューを開始します。

19. トラップ マネージャ IP アドレスを設定します。

20. トラップ マネージャ コミュニティ ストリングを設定します。

21. トラップ マネージャ SNMP バージョンを設定します。

22. 追加のトラップ マネージャを設定します。

23. エントリをさらに追加するには、デフォルトを受け入れないでください。

24. ステップ 7 の説明に従って、トラップ マネージャを最大で 20 まで入力します。

25. すべてのエントリの追加が終わったら、デフォルトを受け入れます。

26. 認証失敗トラップ ステータスを設定します。

27. SCE エンタープライズ トラップ ステータスを設定します。

28. システム管理者を指定します。

手順の詳細


ステップ 1 SNMP 設定メニューを開始します。

Would you like to enter the SNMP configuration menu? [no]: y
 

y を入力し、Enter キーを押します。

SNMP 設定ダイアログが開始されます。

ステップ 2 SNMP 管理をイネーブルにします。

y を入力し、Enter キーを押します。

Enable SNMP management? [no]: y
 

SNMP 管理をディセーブルにした場合は、この項の残りの手順を省略し、「ステップ 9:トポロジ依存パラメータの設定」に進みます。SNMP 管理をディセーブルにすると、このダイアログの残りは意味がないため表示されません。

ステップ 3 SNMP GET コミュニティを設定します。

a. SNMP GET コミュニティ名を入力し、Enter キーを押します。

SCE 1000 内に常駐する SNMP エージェントは、このコミュニティ ストリングを使用する GET 要求にだけ応答します。

Enter SNMP GET community name:
 

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

b. アクセス リストを割り当てて、この GET コミュニティを使用できる SNMP 管理ステーションを制限します。

番号(1 ~ 99)を入力するか、すべての IP アドレスにアクセスを許可する「0」を入力し、Enter キーを押します。

Enter Access list number allowing access with this community string, use ‘0’ to allow all:
 

ステップ 4 追加の GET コミュニティを設定します。

GET コミュニティの最大数は 20 です。

a. エントリをさらに追加するには、デフォルトを受け入れないでください。

Would you like to add another SNMP GET community? [no]:
 

y を入力し、Enter キーを押します。

b. ステップ 3 の説明に従って、SNMP GET コミュニティを最大で 20 まで入力します。

c. すべてのエントリの追加が終わったら、デフォルトを受け入れます。

Would you like to add another SNMP GET community? [no]:
 

Enter キーを押して受け入れます。

ステップ 5 SNMP SET コミュニティを設定します。

a. SNMP SET コミュニティ名を入力し、Enter キーを押します。

SCE 1000 内に常駐する SNMP エージェントは、このコミュニティ ストリングを使用する SET 要求にだけ応答します。

Enter SNMP SET community name:
 

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

b. アクセス リストを割り当てて、この SET コミュニティを使用できる SNMP 管理ステーションを制限します。

番号(1 ~ 99)を入力するか、すべての IP アドレスにアクセスを許可する「0」を入力し、Enter キーを押します。

Enter Access list number allowing access with this community string, use ‘0’ to allow all:
 

ステップ 6 追加の SET コミュニティを設定します。

a. エントリをさらに追加するには、デフォルトを受け入れないでください。

Would you like to add another SNMP SET community? [no]:
 

y を入力し、Enter キーを押します。

b. ステップ 5 の説明に従って、SNMP SET コミュニティを最大で 20 まで入力します。

c. すべてのエントリの追加が終わったら、デフォルトを受け入れます。

Would you like to add another SNMP SET community? [no]:
 

Enter キーを押して受け入れます。

ステップ 7 SNMP トラップ マネージャを設定します。

a. SNMP トラップ マネージャ メニューを開始します。

Would you like to configure SNMP trap managers? [no]: y
 

y を入力し、Enter キーを押します。

SNMP トラップ マネージャ ダイアログが開始されます。

SNMP トラップ マネージャを設定しないことを選択すると、ダイアログは認証失敗トラップ ステータスまで省略されます(ステップ 9 を参照)。

b. トラップ マネージャ IP アドレスを設定します。

Enter SNMP trap manager IP address:
 

トラップ マネージャ コミュニティ ストリングを入力し、Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

c. トラップ マネージャ コミュニティ ストリングを設定します。

Enter SNMP trap manager community string:
 

トラップ マネージャ コミュニティ ストリングを入力し、Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

d. トラップ マネージャ SNMP バージョンを設定します。

Enter trap manager SNMP version:
 

トラップ マネージャ SNMP バージョンの番号(1 または 2c)を入力し、Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

ステップ 8 追加のトラップ マネージャを設定します。

トラップ マネージャの最大数は 20 です。

a. エントリをさらに追加するには、デフォルトを受け入れないでください。

Would you like to add another SNMP trap manager? [no]:
 

y を入力し、Enter キーを押します。

b. ステップ 7 の説明に従って、トラップ マネージャを最大で 20 まで入力します。

c. すべてのエントリの追加が終わったら、デフォルトを受け入れます。

Would you like to add another SNMP trap manager? [no]:
 

Enter キーを押して受け入れます。

ステップ 9 認証失敗トラップ ステータスを設定します。

認証失敗トラップをディセーブルにするには、Enter キーを押します。

認証失敗トラップをイネーブルにするには、y を入力し、Enter キーを押します。

Enable the ‘Authentication Failure’ trap [no]:
 

ステップ 10 SCE エンタープライズ トラップ ステータスを設定します。

SCE エンタープライズ トラップをディセーブルにするには、 n を入力し、Enter キーを押します。

SCE エンタープライズ トラップをイネーブルにするには、 y を入力し、Enter キーを押します。

Enable the SCE enterprise traps []:
 

ステップ 11 システム管理者を指定します。

システム管理者の名前を入力し、Enter キーを押します。

このパラメータにはデフォルトがないことに注意してください。

Enter system administrator contact name []:


 

例:

次に、トラップ マネージャ、GET コミュニティ、および SET コミュニティをそれぞれ 1 つ設定し、認証失敗トラップおよびすべてのエンタープライズ トラップをイネーブルにする SNMP 設定の例を示します。

Would you like to enter the SNMP configuration menu? [no]: y
Enable SNMP management? [no]: y
Enter SNMP GET community name[]: public
Enter Access list number allowing access with this community string, use ‘0’ to allow all: 0
Would you like to add another SNMP GET community? [no]:
Enter SNMP SET community name[]: private
Enter Access list number allowing access with this community string, use ‘0’ to allow all: 2
Would you like to add another SNMP SET community? [no]:
Would you like to configure SNMP trap managers? [no]: y
Enter SNMP trap manager IP address: 10.1.1.253
Enter SNMP trap manager community string: public
Enter trap manager SNMP version: 2c
Would you like to add another SNMP trap manager? [no]:
Enable the ‘Authentication Failure’ trap [no]: y
Enable SCE enterprise traps []: y
Enter system administrator contact name []: John Smith

ステップ 9:トポロジ依存パラメータの設定

「トポロジ依存パラメータについて」

「例」

トポロジ依存パラメータについて

トポロジ設定メニューは、SCE 1000 のネットワーク内での配置およびその動作モードに関連した一連のガイド形式の質問で構成されます。パラメータの値は、ユーザの回答に基づいて設定されます。

システムを意図したとおりに機能させるには、各パラメータの正しい値を確認してからシステムを設定する必要があります。

トポロジ関連のパラメータは 3 つあります。

接続モード :SCE 1000 の物理的なインストレーションに応じて、Inline または Receive-only のいずれかに設定できます。

SCE 1000 が動作していないとき(障害時)のバイパス ステート :このパラメータにより、SCE 1000 の障害発生中にトラフィックを廃棄するかバイパスするかが決定されます。

重大エラーまたは異常シャットダウンによるリブート後のステータス :このパラメータにより、SCE 1000 が障害発生後に通常の動作ステータスに復帰するかどうかが決定されます。

次に説明する手順では、便宜上、トポロジ設定におけるすべての質問を示しています。実際には、1 つの設定ですべての質問が行われることはありません。この部分のダイアログは、入力したパラメータ値に応じて分岐します。他の項のように連続的ではありません。

後に続く例を調べて、さまざまなトポロジに対する手順を確認してください。


ステップ 1 トポロジ設定メニューを開始します。

Would you like to enter the Topology configuration menu? [no]: y
 

要求された場合には、パスワードを入力します。

y を入力し、Enter キーを押します。

トポロジ設定ダイアログが開始されます。

ステップ 2 接続モードを指定します。

[inline] 接続モードを定義するには、Enter キーを押します。

[receive-only] 接続モードを定義するには、2 を入力し、Enter キーを押します。

Enter Connection mode:
1- inline
2- receive-only
Enter your choice [1]:
 

ステップ 3 障害時のリンク動作を指定します。

[Bypass] を指定するには、Enter キーを押します。

[Cutoff] を指定するには、 2 を入力し、Enter キーを押します。

Enter On-failure behavior:
1- bypass
2- cutoff
Enter your choice [1]:
 

ステップ 4 異常ブート後の SCE 1000 の admin ステータスを指定します。

異常ブート後のステータスとして [Not-Operational] を指定するには、Enter キーを押します。

異常ブート後のステータスとして [Operational] を指定するには、 1 を入力し、Enter キーを押します。

Enter admin status of the SCe after abnormal boot:
1- Operational
2- Not-Operational
Enter your choice [1]:


 

次の例では、さまざまなトポロジのトポロジ関連パラメータを設定するための手順を示しています。各トポロジのパラメータの適切な値の概要については、「セットアップ コマンド パラメータ」を参照してください。

「例 1:」

「例 2:」

「例 3:」

例 1:

次に、外部スイッチを使用するトポロジのトポロジ設定例を示します。

他のすべてのパラメータ値は、システムによって次のように自動で割り当てられます。

障害時のリンク バイパス モード:Bypass

異常ブート後の SCE の admin ステータス:Operational

Would you like to enter the Topology configuration menu? [no]: y
Enter Connection mode:
1- inline
2- receive-only
Enter your choice [1]: 2

例 2:

次に、非冗長 Bump In The Wire(インライン)トポロジのトポロジ設定例を示します。値はすべてシステムのデフォルト値です。したがって、値を入力する必要はありません。各行で Enter キーを押すだけです。

接続モード:Inline

非冗長トポロジの場合、障害時のリンク バイパスを Bypass にして、トラフィックが継続してリンク内を流れるようにする必要があります。

システムの動作が回復し、SCE 1000 がリブートした後、SCE 1000 は動作を再開します(異常リブート後の admin ステータスは Operational です)。

Would you like to enter the Topology configuration menu? [no]: y
Enter Connection mode:
1- inline
2- receive-only
Enter your choice [1]:
Enter On-failure behavior:
1- Bypass
2- Cutoff
Enter your choice [1]:
Enter admin status of the SCe after abnormal boot:
1- Operational
2- Not-Operational
Enter your choice [1]:
Data collection for the system configuration is completed.

例 3:

次に、冗長インライン トポロジのトポロジ設定例を示します。

接続モード:Inline

冗長トポロジの場合、障害時のリンク バイパスを Cutoff にして、動作がバックアップ リンクに切り替わるようにする必要があります。

システムの動作が回復し、SCE 1000 がリブートした後、SCE 1000 は動作を再開します(異常リブート後の admin ステータスは Operational です)。

Would you like to enter the Topology configuration menu? [no]: y
Enter Connection mode:
1- inline
2- receive-only
Enter your choice [1]: 2
Enter On-failure behavior:
1- Bypass
2- Cutoff
Enter your choice [1]:2
Enter admin status of the SCE after abnormal boot:
1- Operational
2- Not-Operational
Enter your choice [1]:
Data collection for the system configuration is completed.

ステップ 10:設定の完了と保存

設定をすべて完了すると、システムによってエラーがチェックされます。エラーが見つかると、警告メッセージが表示されます。設定にエラーがなければ、その設定を適用し、保存できます。

設定を完了し、保存する手順は、次のとおりです。

手順の概要

1. 新しい設定を確認します。

2. エラーを表示します(存在する場合)。

3. 設定を適用し、保存します。

4. 設定の保存と適用を確認します。

5. 設定を離れた場所に保存します。

6. これで、SCE 1000 プラットフォームの初期設定の手順は完了です。

手順の詳細


ステップ 1 新しい設定を確認します。

データの収集が完了したことをシステムから通知されます。

新しい設定を適用する前に、その全設定を表示することを推奨します。

y を入力し、Enter キーを押します。

デフォルトがないことに注意してください。

エラーがない場合は、ステップ 3 に進みます。

Data collection for the system configuration is completed.
Would you like to view the new configuration before it is applied? [yes/no]: y
 

ステップ 2 エラーを表示します(存在する場合)。

エラーが検出された場合は、それらを表示できます。

Enter キーを押します。

Found errors in the new configuration, would you like to view them? [yes]:
The following errors were found:
Warning - RDR formatter destination 10.1.1.1 is not allowed in the IP access-class.
 

ステップ 3 設定を適用し、保存します。

設定の適用と保存を行うかどうか確認されます。

Apply and Save this configuration? [yes/no]:
 

設定の適用と保存を行うには、 y を入力し、Enter キーを押します。

Setup procedure aborted, no configuration changes made.
 

セットアップが打ち切られると、ダイアログは終了します。

ステップ 4 設定の保存と適用を確認します。

エラーがなければ、間違いを防止するために、yes/no の回答による確認がシステムから求められます。

適切な回答(y または n)を入力し、Enter キーを押します。

The running configuration would be overwritten by the changes you have just entered, are you sure? [yes/no]:
The selected action is carried out by the system.
 

選択したアクションが、システムにより実行されます。

適用と保存のアクションを承認しなければ( no )、セットアップは打ち切られます。

Setup procedure aborted, no configuration changes made.
 

適用と保存のアクションを承認すれば( yes )、設定の適用と保存が実行されます。

The new running configuration will be saved to the startup configuration.
 

ステップ 5 設定を離れた場所に保存します。

設定の適用と保存を行った場合、バックアップ コピーをリモート ステーションにあるファイルに保存することもできます。

Do you want to save a copy of the startup configuration file in a remote station? [no]:
 

設定をリモート ステーションに保存するには、 y を入力し、Enter キーを押します。

システムから FTP パスの入力が要求されます。

Enter a full FTP path of the remote destination:
 

ステップ 6 これで、SCE 1000 プラットフォームの初期設定の手順は完了です。

設定が完了したことをシステムから通知されます。

Committing configuration...
Configuration completed successfully.
Saving configuration...
Writing general configuration file to temporary location...
Backing-up general configuration file...
Copy temporary file to final location...
Done!


 

「例 1:」

「例 2:」

「例 3:」

例 1:

次に、設定からエラーが検出されたため、ユーザが設定を打ち切った例を示します。

セットアップを打ち切る決定に対して確認が行われていないことに注意してください。エラーが存在しなかった場合は、打ち切る前に確認が行われます。

Data collection for the system configuration is completed.
Would you like to view the new configuration before it is applied? [yes/no]: n
Found errors in the new configuration, would you like to view them? [yes]: y
The following errors were found:
Warning - RDR formatter destination 10.1.1.1 is not allowed in the IP access-class.
Warning - default Gateway 10.1.1.1 is not allowed in the IP access-class.
Warning - IP Access list (1) conflicts with Telnet Access list (2) as follows:
Access list 2 permits all addresses while Access list 1 denies it.
Apply and Save this configuration? [yes/no]: n
Setup procedure aborted, no configuration changes made.

例 2:

次に、スタートアップ コンフィギュレーションと FTP サイトに設定の適用と保存を行った例を示します。

この例では行っていませんが、常に設定を適用前に表示することを推奨します。

Data collection for the system configuration is completed.
Would you like to view the new configuration before it is applied? [yes/no]:
Apply and Save this configuration? [yes/no]: y
(New configuration would be displayed here)
The running configuration would be overwritten by the changes you have just entered, are you sure? [yes/no]:y
The new running configuration will be saved to the startup configuration.
Do you want to save a copy of the startup configuration file in a remote station? [no]:y
Enter a full FTP path of the remote destination: ftp://vk:vk@10.1.1.253/h:/copyofstartup.txt
Committing configuration...
Configuration completed successfully.
Saving configuration...
Writing general configuration file to temporary location...
Backing-up general configuration file...
Copy temporary file to final location...
Done!

例 3:

次に、エラーは検出されていないが、設定を打ち切った例を示します。

Data collection for the system configuration is completed.
Would you like to view the new configuration before it is applied? [yes/no]:
Apply and Save this configuration? [yes/no]: n
The changes you have just entered would be discarded, are you sure? [yes/no]:y
Setup procedure aborted, no configuration changes made.

管理インターフェイスの接続

図 15 管理ポートのケーブル接続

 


) デフォルトでは、管理ポートは、オートネゴシエーションがイネーブルに設定されます。


SCE 1000 には、管理ポートが 2 つあります。それぞれ、Mng1 と Mng 2 というラベルが付けられています。Mng 1 ポートを使用します。


ステップ 1 付属のイーサネット ケーブル(RJ-45 コネクタを装備)を SCE 1000 の前面パネル上の Mng 1 ポートに差し込みます。

ステップ 2 イーサネット ケーブルの他端を管理ネットワークに接続します。

SCE 1000 管理ポート上の Link LED が点灯します。

ステップ 3 接続をテストします。リモート管理に使用するホストから、 ping と SCE 1000 の IP アドレスを入力し、Enter キーを押すことで、SCE 1000 へ ping します(次の例を参照)。

これにより、指定したステーションと管理ポートの間にアクティブな接続が存在することを確認します。


 

例:

次に、ターゲット IP アドレスが 10.1.1.201 の場合の一般的な ping 応答の例を示します。

C:\>ping 10.1.1.201
pinging 10.1.1.201...
PING 10.1.1.201: 56 data bytes
64 bytes from host (10.1.1.201): icmp_seq=0. time=0. ms
64 bytes from host (10.1.1.201): icmp_seq=1. time=0. ms
64 bytes from host (10.1.1.201): icmp_seq=2. time=0. ms
64 bytes from host (10.1.1.201): icmp_seq=3. time=0. ms
----10.1.1.201 PING Statistics----
4 packets transmitted, 4 packets received, 0% packet loss
round-trip (ms) min/avg/max = 0/0/0

回線ポートのケーブル接続

ここでは、ギガビット イーサネット ポートのケーブル接続および Gigabit Ethernet(GBE; ギガビット イーサネット)インターフェイス パラメータの設定の手順について説明します。


) 外部光バイパス モジュールを取り付ける場合は、SCE 1000 回線ポートをそのモジュールに接続します。手順の詳細については、『Cisco SCE 1000 2xGBE Installation and Configuration Guide』の「External Optical Bypass Module」を参照してください。


「ケーブル接続に関する情報」

「ライン インターフェイスのケーブル接続」

単一リンク:インライン トポロジ

インラインまたは Bump In The Wire トポロジでは、下の図に示されているように、SCE 1000 が、加入者側(一般に BRAS(DSL アクセス)、PDSN(無線アクセス)、CMTS(ケーブル アクセス)、またはスイッチやルータのアグリゲータ(他のトポロジ)のいずれか)とネットワーク側(一般にルータまたはレイヤ 3 スイッチ ネットワーク要素)との間のデータ リンク上に物理的に存在します。これはインライン トポロジであり、トラフィックのモニタリング機能と制御機能の両方を実現します。

このトポロジでは、SCE 1000 のすべてのトラフィックが、透過的なレイヤ 2 オーバーレイとしてお客様の既存のネットワーク上に展開されます。

図 16 Bump In The Wire インストレーション

 

単一リンク:受信専用トポロジ

このトポロジでは、外部光スプリッタが、加入者側とネットワーク側の間の GBE リンク上に物理的に存在します。外部スプリッタは、Rx リンクだけで SCE 1000 に接続されます。

このトポロジでは、トラフィックは外部スプリッタ内を通過します。そのとき、トラフィックが SCE 1000 に分岐されます。したがって、SCE 1000 は、受信専用トポロジであり、トラフィック モニタリング機能だけを提供します。


) 受信専用トポロジは、スイッチを使用して実装することもできます。その場合のスイッチは、入出力トラフィックと複数の SPAN ポート宛先の分離を含む SPAN 機能をサポートしている必要があります。


図 17 外部分岐トポロジ

 

GigabitEthernet オートネゴシエーションの設定

デフォルトでは、SCE 1000 GBE ライン インターフェイス ポートは、オートネゴシエーションがディセーブルの状態で設定されます。


) パラメータを変更する場合は、新しいコンフィギュレーション設定を保存する必要があります。copy running-config startup-config を入力し、Enter キーを押します。



ステップ 1 SCE 1000# プロンプトにおいて、 configure を入力し、Enter キーを押します。

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2 SCE 1000(config)# プロンプトにおいて、 interface GigabitEthernet 0/ portnumber を入力し、Enter キーを押します。

指定した GBE ポートに対して GigabitEthernet インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

portnumber は、選択したポートの番号(1 または 2)です。

ステップ 3 SCE 1000(config if)# プロンプトにおいて、 auto-negotiate を入力し、Enter キーを押します。

GBE インターフェイスのオートネゴシエーションをイネーブルにします。

ステップ 4 SCE 1000(config if)# プロンプトにおいて、 exit を入力し、Enter キーを押します。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。このモードから、残りの GBE ポートに対して GigabitEthernet インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始できます。

この手順を繰り返して、もう 1 つの GBE ポート インターフェイスにオートネゴシエーションを設定します。


 

GBE ライン インターフェイス ポートの接続

「ケーブル接続に関する情報」を参照して、ご使用のシステムに適したケーブル接続図を見つけます。

図 18 GBE インターフェイスのケーブル接続

 

次の表にファイバ仕様を示します。SCE 1000 は、マルチモード トランシーバまたはシングル モード トランシーバのいずれかのタイプで発注できます。トランシーバのタイプは、前面パネルのポートの下に表示されています。なお、個々の SCE 1000 上では、両方のトランシーバとも 850 nm マルチモードまたは 1310 nm シングル モードのいずれかに統一されます。

 

表 3 ファイバ仕様

SCE モデル
トランシーバ
送信パワー
受信パワー
一般的な(最大)距離

SCE 1000 2xGBE MM

850 nm マルチモード

-9.5 ~ -4 dBm

-17 ~ 0 dBm

750 m(50 μm コア直径の MMF)

400 m(62.5 μm コア直径の MMF)

SCE 1000 2xGBE SM

1310 nm FRP レーザー シングル モード

-9.5 ~ -3 dBm

-20 ~ 3 dBm

10 km(9.0 μm コア直径の SMF)


ステップ 1 指定した光ファイバ ケーブル(上の表を参照)を SCE 1000 の前面パネルにある適切な GBE ポートに差し込みます。

ステップ 2 リンク LED がグリーンに点灯していることを確認します。

リンク LED が点灯しない場合は、ネットワーク ケーブルのプラグを外してから、もう一度モジュール ソケットにしっかりと差し込んでください。


 

インストレーションの完了

ここでは、リンク接続の検証方法および Service Control アプリケーションのインストール方法について説明します。

「LED の確認」

「最終テスト」

「コンフィギュレーションの表示」

「コンフィギュレーション設定の保存」

LED の確認

GBE Link LED は、アクティブな接続の存在を確認するとグリーンに点灯します。

GBE Rx および Tx LED(グリーンに点滅している場合)は、SCE 1000 プラットフォームによってトラフィックがそれぞれ受信または送信されていることを示します。

なお、インライン トポロジでは、Rx および Tx LED により、SCE 1000 プラットフォームがパケットを受信/送信していることが示されます。

光スプリッタ トポロジでは、Rx LED が唯一のインジケータとなります。このトポロジでは Tx がポートに接続されないので、Tx LED は「点滅」しません。

最終テスト

ここでは、SCE 1000 が正常に機能していることを確認する最終テストの実行手順について説明します。

「動作ステータスの確認」

「ユーザ ログ カウンタの表示」

動作ステータスの確認

すべてのポートを接続した後、SCE 1000 が警告ステートでないことを確認します。

SCE 1000 が警告ステートではないことを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 SCE 1000 の前面パネル上で、ステータス LED がグリーンに点滅していることを確認します。


 


ステップ 1 システムの動作ステータスを表示するために、SCE 1000# プロンプトにおいて、 show system operation-status を入力し、Enter キーを押します。

システムの動作ステータスを示すメッセージが表示されます。システムが正常に動作している場合は、次のメッセージが表示されます。

System Operation status is Operational.


 

例:

次に、LED がレッドまたはオレンジに点灯している場合の出力例を示します。

SCE 1000number show system operation-status System Operation status is Operational

ユーザ ログ カウンタの表示

インストレーション プロセス中に発生したエラーのユーザ ログを表示します。

ユーザ ログ デバイス カウンタを表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 SCE 1000# プロンプトにおいて、 show logger device User-File-Log counters を入力し、Enter キーを押します。


 

例:

次に、現在の User-File-Log デバイス カウンタを表示する例を示します。

SCE 1000number show logger device user-file-log counters Logger device User-File-Log counters:
Total info messages: 1
Total warning messages: 0
Total error messages: 0
Total fatal messages: 0
 

「Total error messages」または「Total fatal messages」が存在する場合は、show logger device User-File-Log コマンドを使用して、エラーの詳細を表示します。

コンフィギュレーションの表示

コンフィギュレーション コマンドを入力すると、SCE プラットフォームの動作およびコンフィギュレーションにただちに反映されます。このコンフィギュレーション( running-config と呼ぶ)は、SCE プラットフォームの揮発性メモリに保存され、SCE プラットフォームが起動している間は有効です。リブートすると、SCE プラットフォームは startup-config (ユーザが保存したデフォルト以外のコンフィギュレーションを含む)を running-config にロードします。

SCE プラットフォームでは、コマンドにより次のことを行うことができます。

実行コンフィギュレーションの表示

スタートアップ コンフィギュレーションの表示

SCE プラットフォームを設定した後、show running-config コマンドを使用して実行コンフィギュレーションを問い合わせることができます。このコマンドにより、デフォルト以外の実行コンフィギュレーションが表示されます。SCE プラットフォームのすべての実行コンフィギュレーションをデフォルトかそうでないかに関係なく表示するには、show running-config コマンドで all-data オプションを使用します。

実行コンフィギュレーションを表示するには、次のコマンドを使用します。


ステップ 1 SCE 1000# プロンプトにおいて、show running-config を入力します。

システムにより実行コンフィギュレーションが表示されます。

SCE 1000number show running-config #This is a general configuration file (running-config).
#Created on 15:50:56 CET MON December 11 2005
#cli-type 1
#version 1
clock timezone CET 1
snmp-server community “public” ro
snmp-server host 10.1.1.253 traps version 1 “public”
interface LineCard 0
connection-mode active
no silent
no shutdown
flow-aging default-timeout UDP 60
interface FastEthernet 0/0
ip address 10.1.5.109 255.255.0.0
interface FastEthernet 0/1
interface FastEthernet 0/2
exit
line vty 0 4
no timeout
exit
SCE 1000number


 

コンフィギュレーション設定の保存

現在の実行コンフィギュレーションを変更し、システムの再起動後もそれらの変更が有効になるようにするには、管理セッションを終了する前に変更を保存する必要があります。つまり、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存する必要があります。

SCE プラットフォームでは、設定と管理のために複数のインターフェイスが用意されています。すべてのインターフェイスは、SCE プラットフォームの同じデータベースに対して API を提供します。そのため、1 つのインターフェイスを介して行われた変更は、すべてのインターフェイスに反映されます。さらに、いずれかの管理インターフェイスから実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存すると、そのコンフィギュレーションの設定にどの管理インターフェイスを使用したかに関係なく、すべてのコンフィギュレーション設定が保存されます。

コンフィギュレーションの変更を保存する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 SCE 1000# プロンプトにおいて、 show running-config を入力して実行コンフィギュレーションを表示します。

実行コンフィギュレーションが表示されます。

ステップ 2 表示されたコンフィギュレーションをチェックして、正しく設定されていることを確認します。誤りがある場合は、保存する前に修正します。

ステップ 3 copy running-config startup-config を入力します。

システムにより、すべての実行コンフィギュレーション情報がコンフィギュレーション ファイルに保存されます。このファイルは、システムがリブートするときに使用されます。

コンフィギュレーション ファイルには、システムのデフォルトとは異なる情報がすべて保持されます。システムのデフォルトは、tffs0:system ディレクトリにある config.txt ファイルに保存されています。


 

例 1:

次に、実行コンフィギュレーション ファイルの表示例を示します。

SCE 1000number show running-config #This is a general configuration file (running-config).
#Created on 15:50:56 CET MON February 11 2006
#cli-type 1
#version 1
clock timezone CET 1
snmp-server community “public” ro
snmp-server host 10.1.1.253 traps version 1 “public”
interface LineCard 0
connection-mode active
no silent
no shutdown
flow-aging default-timeout UDP 60
interface FastEthernet 0/0
ip address 10.1.5.109 255.255.0.0
interface FastEthernet 0/1
interface FastEthernet 0/2
exit
line vty 0 4
no timeout
exit
SCE 1000#
SCE 1000#copy running-config startup-config
Writing general configuration file to temporary location...
Backing-up general configuration file...
Copy temporary file to final location...
SCE 1000number
 

バックアップ用に、旧 startup-config ファイルが tffs0:system/prevconf ディレクトリに保存されます。

running-config からコンフィギュレーション コマンドを削除するには、削除するコマンドの no 形式を使用します。

例 2:

次に、すべての DNS 設定を実行コンフィギュレーションから削除する例を示します。

SCE 1000(config)#no ip name-server
SCE 1000(config)#

Service Control アプリケーションのインストール

「SCE プラットフォームの高度な設定」

「Service Control アプリケーションのロードと有効化」

SCE プラットフォームの高度な設定

SCE 1000 プラットフォーム ハードウェアを取り付け、外部接続をチェックし、システムの電源を投入し、システムを起動させ、初期システム設定を完了した後、Service Control アプリケーションをインストールできます。しかし、アプリケーションをインストールする前に、より複雑な設定を行わなければならない場合があります。そのような設定の方法は、このマニュアルでは説明しません。

システムとインターフェイスの設定に関する詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Cisco SCE 2000 and SCE 1000 Software Configuration Guide』

『Cisco SCE 2000 and SCE 1000 CLI Command Reference』

Service Control アプリケーションのロードと有効化

SCE 1000 プラットフォームでは、Service Control の分析および実施の基本的な機能が提供されます。Service Control ソリューションは、SCE プラットフォームの独自機能を利用するために、Service Control アプリケーションがプラットフォームにロードされる必要があります。

アプリケーションをロードし、有効化する作業には、次の段階があります。

SLI ファイルとして提供されるアプリケーションを SCE 1000 のディスクにダウンロード

アプリケーションの有効化

アプリケーションの設定

これらの作業を行う手順の詳細については、このマニュアルでは説明しません。詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Cisco Service Control Application for Broadband User Guide』

『Cisco Service Control Application for Broadband Reference Guide』

起動時の問題に関するトラブルシューティング

「SCE 1000 動作ステータス」

「起動時の問題の特定」

「トラブルシューティング用の CLI コマンド」

SCE 1000 動作ステータス

次の表に、SCE 1000 の動作状態の一覧を示します。SCE 1000 の前面パネル上のステータス LED は、SCE 1000 の現在の動作ステータスを反映しています。動作ステータスは、CLI コマンド show system operation-status を使用して表示できます。

 

表 4 SCE 1000 の動作状態

SCE 1000 動作ステータス
説明
ステータス LED の状態

起動中

リセット後の初期状態

オレンジ

動作中

SCE 1000 は、次のプロセスが完了した後に動作中になります。

ブートが完了

電源投入時セルフテストが障害なしで完了

プラットフォーム設定の適用

グリーンに点滅

警告

SCE 1000 は運転中ですが(上と同様)、次のいずれかが発生しています。

リンクへの回線ポート(GBE ポート)がダウン

管理ポート リンクがダウン

温度がしきい値を超過

電圧が必要範囲外

ファンに関する問題

電源に関する問題

ディスクの容量不足

SCE 1000 が警告状態になった原因が解消されると(リンクがアップするなど)、SCE 1000 は運転中状態に戻ります。

オレンジに点滅

障害

次のいずれかが原因で、システムがブート後に障害状態になっています。

電源投入時テストの失敗

20 分未満の間に 3 回の異常リブート

障害によるリブートの結果として障害モードを開始するように設定されたプラットフォーム(CLI コマンドを使用して設定可能)

管理インターフェイスとプラットフォーム設定は、障害の原因次第でアクティブ/使用可能になることもならないこともあります。

レッド

起動時の問題の特定

起動時の問題は、一般に、電源に原因があるか、ケーブルが正しく接続されていないことに原因があります。

ここでは、通常の起動シーケンスを詳細に説明し、そのシーケンスがシステムで予測どおりに実行されないときの対処の手順を説明します。LED により、起動シーケンスにおけるすべてのシステム状態が示されます。LED の状態を確認することによって、起動シーケンスでシステム障害が発生した場所と時刻を特定できます。次の説明に従って問題のあるサブシステムを特定し、該当する項に進んで問題を解決してください。

電源スイッチをオンにしてシステムを起動すると、次のことが起こります。

すぐにファンの動作音が聞こえます。

すべての LED が点灯してシステムの起動に成功したことが示されると、初期システム バナーがコンソール画面に表示されます。バナーが表示されない場合は、「ローカル コンソールの接続」を参照して、端末が正しく設定され、コンソール ポートに適切に接続されていることを確認します。

バナーが表示されても、ステータス LED がオレンジに点滅して警告状態を示している場合は、ユーザ ログを調べます。

プロンプトにおいて、 more user log を入力します。

次の警告メッセージのいずれかが表示される場合は、SCE 1000 プラットフォームの電源をオフにし、テクニカル サポートに問い合わせます。

「voltage problem」

「fans problem」

「abnormal raise in interior temperature」

次の警告メッセージが表示される場合は、ディスクから不要なファイルを削除します。

「insufficient disk space:」

トラブルシューティング用の CLI コマンド

次のコマンドを使用して、SCE 1000 プラットフォームのインストレーションをトラブルシューティングするのに役立つ情報を表示します。詳細については、『 Cisco SCE 2000 and SCE 1000 Software Configuration Guide 』または『 Cisco SCE 2000 and SCE 1000 CLI Command Reference 』を参照してください。


) 管理インターフェイスが動作しない場合は、トラブルシューティングのために CLI コマンドを入力できるように、SCE 1000 プラットフォームをローカル コンソールに接続する必要があります。


ファームウェア パッケージのインストールに関するトラブルシューティング

boot system <filename> :インストールするパッケージ ファイルを指定し、検証します。エラー メッセージなどの出力により、パッケージ ファイルに関する問題が特定されます。

次に、 boot system コマンドの出力例を示します。

SCE 1000(config)#boot system ftp://vk:vk@10.1.1.230/downloads/SENum.pkg.pkg
Verifying package file SENum.pkg.pkg...
Package file verified OK.
 

管理サブシステムのトラブルシューティング

show interface Mng :管理インターフェイスの IP アドレスとオートネゴシエーション情報を表示します。次に、show interface Mng コマンドの出力例を示します。

次に、 show interface Mng コマンドの出力例を示します。

ip address: 10.1.6.145
subnet mask: 255.255.0.0
Configured speed: auto, configured duplex: auto
AutoNegotiation is On, link is Up, actual speed: 100, actual duplex: half
 

show ip default-gateway :設定されているデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを表示します。

次に、 show ip default-gateway コマンドの出力例を示します。

Default gateway: 10.1.1.1
 

show ip route :ルーティング テーブル全体、および最終的な宛先(デフォルト ゲートウェイ)を表示します。

次に、 show ip route コマンドの出力例を示します。

gateway of last resort is 10.1.1.1
 

show access-lists :すべてのアクセス リストまたは特定のアクセス リストを表示します。

次に、 show access-lists コマンドの出力例を示します。

Standard IP access list 1
Permit 10.1.1.0, wildcard bits 0.0.0.255
deny any
 

show telnet :Telnet サーバ デーモンのステータス( status )またはアクティブな Telnet セッション( sessions )を表示します。

次に、 show telnet コマンドの出力例を示します。

show telnet sessions
There is 1 active telnet session:
Index | Source
================
0 | 10.1.1.201
show telnet status
Telnet deamon is enabled.
 

show line vty timeout :Telnet セッションに設定されているタイムアウトを表示します。

次に、 show line vty timeout コマンドの出力例を示します。

Timeout is 30 minutes
 

リンク インターフェイス サブシステムのトラブルシューティング

show interface GigabitEthernet 0/# :特定の GBE インターフェイスの情報を表示します。

次に、 show interface コマンドの出力例を示します。

ip address: 10.1.6.145
subnet mask: 255.255.0.0
Configured duplex: auto
AutoNegotiation is On, link is Up, actual duplex: half
 

show interface GigabitEthernet 0/# counters :GBE インターフェイスのカウンタ値を表示します。

次に、 show interface counters コマンドの出力例を示します。

In total octets: 191520
In good unicast packets: 560
In good multicast packets: 0
In good broadcast packets: 0
In packets discarded: 0
In packets with CRC/Alignment error: 0
In undersized packets: 0
In oversized packets: 0
Out total octets: 0
Out unicast packets: 0
Out non unicast packets: 0
Out packets discarded: 0
 

ユーザ ログ関連のコマンドの説明については、ユーザ ログに関する項を参照してください。

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

What's New in Cisco Product Documentation 』は RSS フィードとして購読できます。また、リーダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定することもできます。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。