Cisco UCS Mini 向け Cisco UCS Manager GUI ユーザ ガイド、リリース 3.0
シャーシの管理
シャーシの管理

シャーシの管理

この章の内容は、次のとおりです。

Cisco UCS Manager GUI のシャーシ管理

Cisco UCS Manager GUI によって Cisco UCS ドメインのすべてのシャーシを管理および監視できます。

シャーシの削除および解放に関するガイドライン

Cisco UCS Manager を使ってシャーシを削除するか解放するかを決定する場合は、次のガイドラインを考慮してください。

シャーシの稼働中止

解放は、シャーシが物理的に存在し接続しているときに、一時的に設定から削除する場合に実行します。 解放されたシャーシは最終的に再稼働することが予測されるので、シャーシの情報部分は、将来の使用に備え、Cisco UCS Manager によって保持されます。

シャーシの削除

削除は、システムから物理的にシャーシを削除する(取り外す)場合に実行します。 シャーシの物理的な削除が完了した後、その設定を Cisco UCS Manager から削除できます。


(注)  


シャーシが物理的に存在し接続しているときは、Cisco UCS Manager から削除できません。


削除したシャーシを再び設定に追加する場合は、それを再び接続して検出する必要があります。 再検出時、Cisco UCS Manager によって以前の ID とは異なる新しい ID がシャーシに割り当てられます。

シャーシの確認

シャーシをファブリック インターコネクトに接続するリンクの数を増減させた場合は、次の手順を実行します。 シャーシを確認することにより、Cisco UCS Manager がリンク数の変化を認識していること、および使用可能なリンクすべてでトラフィックがフローしていることを確認できます。

ファブリック インターコネクト上でポートを有効または無効にした後、1 分以上待ってからシャーシを再認識させます。 シャーシを再認識させるのが早すぎると、シャーシからのサーバ トラフィックのピン接続が、有効または無効にしたポートに対する変更を使用して更新されないことがあります。

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
    ステップ 3   確認するシャーシを選択します。
    ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
    ステップ 5   [Actions] 領域の [Acknowledge Chassis] をクリックします。
    ステップ 6   Cisco UCS Manager に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

    Cisco UCS Manager によって、シャーシの接続が解除され、システム内にシャーシと 1 つまたは複数のファブリック インターコネクトとの接続が再確立されます。


    シャーシの稼働中止

    手順
      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
      ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
      ステップ 3   稼働を停止するシャーシを選択します。
      ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
      ステップ 5   [Actions] 領域で、[Decommission Chassis] をクリックします。
      ステップ 6   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

      稼働が停止するまでには、数分間かかります。 シャーシが構成から削除されたら、Cisco UCS Manager でシャーシが [Decommissioned] タブに追加されます。


      シャーシの削除

      はじめる前に

      次の手順を実行する前に、シャーシを物理的に取り外します。

      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
        ステップ 3   削除するシャーシを選択します。
        ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
        ステップ 5   [Actions] 領域で [Remove Chassis] をクリックします。
        ステップ 6   Cisco UCS Managerに確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

        削除が完了するまでに数分かかる場合があります。


        単一シャーシの再稼動

        この手順により、シャーシがコンフィギュレーションに再度追加され、このシャーシにシャーシ ディスカバリ ポリシーが適用されます。 この手順を実行すると、シャーシおよびシャーシ内のすべてのサーバにアクセスできるようになります。

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Equipment] タブで [Equipment] ノードを展開します。
          ステップ 3   [Chassis] ノードをクリックします。
          ステップ 4   [Work] ペインで [Decommissioned] タブをクリックします。
          ステップ 5   再稼動するシャーシについて、次の手順を実行します。
          1. シャーシを右クリックし、[Re-commission Chassis] を選択します。
          2. [Re-commission Chassis] ダイアログボックスの [Chassis ID] フィールドに、シャーシに割り当てる ID を入力するか、矢印を使用して選択します
          3. [OK] をクリックします。
          ステップ 6   Cisco UCS Manager GUIに確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

          この手順が終 了するまでに数分かかる場合があります。 シャーシが再稼働すると、Cisco UCS Managerはシャーシ ディスカバリ ポリシーを実行し、シャーシを [Navigation] ペインのリストに追加します。


          複数のシャーシの再稼動

          この手順により、シャーシがコンフィギュレーションに再度追加され、このシャーシにシャーシ ディスカバリ ポリシーが適用されます。 この手順を実行すると、シャーシおよびシャーシ内のすべてのサーバにアクセスできるようになります。


          (注)  


          複数のシャーシを同時に再稼動する場合、シャーシに番号を付け直すことはできません。 Cisco UCS Manager はシャーシに前と同じ ID を割り当てます。


          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Equipment] タブで [Equipment] ノードを展開します。
            ステップ 3   [Chassis] ノードをクリックします。
            ステップ 4   [Work] ペインで [Decommissioned] タブをクリックします。
            ステップ 5   再稼動する各シャーシの行で、[Re-commission] チェックボックスをオンにします。
            ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。
            ステップ 7   Cisco UCS Manager GUIに確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

            この手順が終 了するまでに数分かかる場合があります。 シャーシが再稼働すると、Cisco UCS Managerはシャーシ ディスカバリ ポリシーを実行し、シャーシを [Navigation] ペインのリストに追加します。


            シャーシの番号付け直し


            (注)  


            Cisco UCS Manager を通じたブレード サーバの番号の再設定はできません。 ブレード サーバに割り当てられる ID は、シャーシ内のその物理スロットで決まります。 ブレード サーバの番号を再設定するには、サーバをシャーシ内の別のスロットに物理的に移動する必要があります。


            はじめる前に

            シャーシ間で ID を交換する場合は、まず両方のシャーシを解放し、シャーシ解放 FSM が完了するのを待ってから、番号の再設定手順に進みます。

            手順
              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
              ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
              ステップ 3   [Chassis] ノードに以下が含まれていないことを確認してください。
              • 番号を付け直すシャーシ

              • 使用する番号を持つシャーシ

              これらのシャーシのいずれかが [Chassis] ノードにリストされている場合は、これらのシャーシを解放します。 続行前に、解放 FSM が完了し、シャーシが [Chassis] ノードにリストされなくなるまで待機する必要があります。 これには数分かかる場合があります。

              ステップ 4   [Equipment] タブで [Chassis] ノードをクリックします。
              ステップ 5   [Work] ペインで [Decommissioned] タブをクリックします。
              ステップ 6   番号を付け直すシャーシについて、次の手順を実行します。
              1. シャーシを右クリックし、[Re-commission Chassis] を選択します。
              2. [Re-commission Chassis] ダイアログボックスの [Chassis ID] フィールドに、シャーシに割り当てる ID を入力するか、矢印を使用して選択します
              3. [OK] をクリックします。
              ステップ 7   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

              ロケータ LED の切り替え

              シャーシのロケータ LED の電源投入

              手順
                ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                ステップ 3   位置を特定する必要があるシャーシをクリックします。
                ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                ステップ 5   [Actions] 領域で [Turn on Locator LED] をクリックします。

                ロケータ LED の電源がすでにオンになっている場合、この処理は実行できません。

                シャーシの LED が点滅を開始します。


                シャーシのロケータ LED の電源切断

                手順
                  ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                  ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                  ステップ 3   ロケータ LED の電源をオフにするシャーシを選択します。
                  ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                  ステップ 5   [Actions] 領域で [Turn off Locator LED] をクリックします。

                  ロケータ LED の電源がすでにオフになっている場合、この処理は実行できません。

                  シャーシの LED の点滅が停止します。


                  ヘルス LED アラーム

                  ブレード ヘルス LED は、各 Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの前面にあります。 Cisco UCS Manager では、センサー故障が発生すると、ブレード ヘルス LED が緑色からオレンジ色またはオレンジ色の点滅に変化します。

                  ヘルス LED アラームには次の情報が表示されます。

                  名前 説明

                  [Severity] カラム

                  アラームの重大度。 次のいずれかになります。

                  • [Critical]:ブレード ヘルス LED がオレンジで点滅します。 これは赤色のドットで示されます。

                  • [Minor]:ブレード ヘルス LED がオレンジに点灯します。 これはオレンジ色のドットで示されます。

                  [Description] カラム

                  アラームの簡単な説明。

                  [Sensor ID] カラム

                  アラームをトリガーしたセンサーの ID。

                  [Sensor Name] カラム

                  アラームをトリガーしたセンサーの名前。

                  ヘルス LED アラームの表示

                  手順
                    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis Number] > [Servers] を展開します。
                    ステップ 3   ヘルス LED アラームを表示するサーバをクリックします。
                    ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                    ステップ 5   [Actions] 領域で、[View Health LED Alarms] をクリックします。

                    [View Health LED Alarms] ダイアログボックスに、選択したサーバのヘルス LED アラームが一覧表示されます。

                    ステップ 6   [OK] をクリックして、[View Health LED Alarms] ダイアログボックスを閉じます。

                    ヘルス LED ステータスの表示

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 UCS-A# scope server chassis-id / blade-id  

                      指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

                       
                      ステップ 2 UCS-A /chassis/server # show health-led expand  

                      選択したサーバのヘルス LED およびセンサー アラームを表示します。

                       

                      次の例では、シャーシ 1 サーバ 1 のヘルス LED ステータスとセンサー アラームを表示する方法を示します。

                      UCS-A# scope server 1/1
                      UCS-A /chassis/server # show health-led
                      Health LED:
                          Severity: Minor
                          Reason:: P0V75_STBY:Voltage Threshold Crossed;TEMP_SENS_FRONT:Temperature Threshold Crossed;
                          Color: Amber
                          Oper State:: On
                      
                          Sensor Alarm:
                              Severity: Minor
                              Sensor ID: 7
                              Sensor Name: P0V75_STBY
                              Alarm Desc: Voltage Threshold Crossed
                      
                              Severity: Minor
                              Sensor ID: 76
                              Sensor Name: TEMP_SENS_FRONT
                              Alarm Desc: Temperature Threshold Crossed
                      
                              Severity: Minor
                              Sensor ID: 91
                              Sensor Name: DDR3_P1_D2_TMP
                              Alarm Desc: Temperature Threshold Crossed
                      
                      UCS-A /chassis/server # 

                      シャーシの POST 結果の表示

                      シャーシ内のすべてのサーバおよびアダプタに対する Power On Self-Test プロセスで収集されたすべてのエラーを表示できます。

                      手順
                        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                        ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                        ステップ 3   Power On Self-Test(POST)の結果を表示するシャーシを選択します。
                        ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                        ステップ 5   [Actions] 領域で [View POST Results] をクリックします。

                        [POST Results] ダイアログボックスに、シャーシ内の各サーバとそのアダプタに対する POST の結果が一覧表示されます。

                        ステップ 6   (任意)アダプタのプロパティを表示するには、[Affected Object] カラムをクリックします。
                        ステップ 7   [OK] をクリックして [POST Results] ダイアログボックスを閉じます。