Cisco UCS Mini 向け Cisco UCS Manager GUI ユーザ ガイド、リリース 3.0
Cisco UCS での電源管理
Cisco UCS での電源管理

目次

Cisco UCS での電源管理

この章の内容は、次のとおりです。

Cisco UCS での電源管理

次の機能のいずれかを設定することで、Cisco UCS Manager で電源を管理できます。
  • Cisco UCS ドメイン内のすべてのシャーシの電源冗長性

  • ポリシー方式のシャーシ レベルの電力制限

  • 手動によるブレード レベルの電力制限

ラック サーバの電源管理

電力制限はラック サーバではサポートされません。

電源管理の注意事項

CIMC をリセットすると、CIMC がリブートするまでの間、Cisco UCS の電力モニタリング機能が短時間使用不能になります。 通常は 20 秒しかかかりませんが、その間にピーク電力制限を超える可能性があります。 非常に低い電力制限が設定された環境で、設定された電力制限を超えないようにするには、CIMC のリブートまたはアクティブ化を交互に実施することを検討してください。

電源ポリシーの設定

電源ポリシー

電源ポリシーは、Cisco UCS ドメイン内のすべてのシャーシに電源冗長性を指定するグローバル ポリシーです。 このポリシーは PSU ポリシーとも呼ばれます。

電源の冗長性の詳細については、『『Cisco UCS 5108 Server Chassis Hardware Installation Guide』』を参照してください。

電源ポリシーの設定

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
    ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
    ステップ 4   [Global Policies] サブタブをクリックします。
    ステップ 5   [Power Policy] 領域で、[Redundancy] フィールドの次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
    • [Non Redundant]:すべての取り付け済み電源装置がオンになり、負荷が均等に分散されます。 小規模の構成(必要な電力が 2500 W 未満)に限り、1 つの電源装置でも電力を供給できます。

    • [n+1]:非冗長性を満たす電源装置の合計数に、冗長性を与える追加の電源装置を 1 つ加えた数です。これらすべての電源装置がオンになり、シャーシの電力負荷が均等に分担されます。 さらに電源装置を取り付けた場合、それらは Cisco UCS Manager によって「オフ」状態に設定されます。

    • [Grid]:2 つの電源がオンになります。オンにならない場合は、シャーシに N+1 よりも高い冗長性が必要です。 電源の 1 つに障害が発生しても(それにより、1 つまたは 2 つの電源装置への電力供給が失われる)、別の電力回路に接続されている残りの電源装置により、シャーシへの電力供給は継続されます。

    電源の冗長性の詳細については、『Cisco UCS 5108 Server Chassis Hardware Installation Guide』を参照してください。

    ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

    グローバル電力割り当てポリシーの設定

    グローバル電力割り当てポリシー

    グローバル電力割り当てポリシーは、ポリシー方式のシャーシ グループ電力制限または手動によるブレード レベル電力制限のいずれを、シャーシ内のすべてのサーバに適用するか指定するグローバル ポリシーです。

    デフォルトの電力割り当て方法である、ポリシー方式のシャーシ グループ電力制限を使用することを推奨します。
    重要:

    手動によるブレード レベル電力割り当ての設定に変更を加えると、ポリシー方式のシャーシ グループ電力割り当てで設定されたグループや設定オプションが失われます。

    グローバル電力割り当てポリシーの設定

    手順
      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
      ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
      ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
      ステップ 4   [Global Policies] サブタブをクリックします。
      ステップ 5   [Global Power Allocation Policy] 領域で、Cisco UCS ドメインで使用される電力制限管理モードを設定するために [Cap Policy][Allocation Method] フィールドフィールドの以下のオプション ボタンから 1 つをクリックします。
      • [Manual Blade Level Cap]:電力割り当ては、すべてのシャーシの個々のブレード サーバに設定されます。 このオプションを選択した場合、電源グループは作成できません。

      • [Policy Driven Chassis Group Cap]:電力割り当ては、関連付けられたサービス プロファイルに含まれる電力制御ポリシーによって、シャーシ レベルで設定されます。 このオプションを選択すると、Cisco UCS ドメインに 1 つ以上のシャーシを含む電源グループを作成できます。

      デフォルトでは、電力割り当ては電力制御ポリシーによって各シャーシで実行されます。

      ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

      グローバル電力プロファイリング ポリシーの設定

      グローバル電力プロファイリング ポリシーの設定

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 UCS-A# scope power-cap-mgmt  

        電力制限管理モードを開始します。

         
        ステップ 2 UCS-A /power-cap-mgmt # set profile-policy {no | yes}  

        電力プロファイリング ポリシーをイネーブル化またはディセーブル化します。

         
        ステップ 3 UCS-A /power-cap-mgmt # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         
        次の例で、グローバル電力プロファイリング ポリシーをイネーブルにし、トランザクションをコミットする方法を示します。
        UCS-A# scope power-cap-mgmt
        UCS-A /power-cap-mgmt # set profile-policy yes
        UCS-A /power-cap-mgmt* # commit-buffer
        UCS-A /power-cap-mgmt #

        グローバル電力プロファイル ポリシーの設定

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
          ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
          ステップ 4   [Global Policies] サブタブをクリックします。
          ステップ 5   [Global Power Profile Policy] 領域で、グローバル電力プロファイル ポリシーをイネーブルにする [Profile Power] チェックボックスをオンにします。
          ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

          ポリシー方式のシャーシ グループの電力制限の設定

          ポリシー方式のシャーシ グループの電力制限

          グローバル制限ポリシーでポリシー方式の電源シャーシ グループ電力制限を選択すると、費用のかかる電力障害のリスクを冒すことなく、Cisco UCS でサーバのオーバーサブスクリプションを維持できます。 これは、二重のプロセスによって実現されます。 シャーシ レベルでは、Cisco UCS は使用可能な電力量を電源グループのメンバに分配します。 ブレード レベルでは、シャーシに割り当てられた電力量が優先順位に基づいてブレードに分配されます。

          サービス プロファイルの関連付けや関連付け解除が実行されるたびに、UCS Manager はシャーシ内の各ブレード サーバへの電力割り当てを再計算します。 必要に応じて、優先順位の低いサービス プロファイルの電力が優先順位の高いサービス プロファイルに再分配されます。

          データセンターの回路ブレーカーを保護するために、UCS 電源グループは 1 秒未満で電力を制限します。 ブレードは、シャーシの電力配分が最適化されるまで 20 秒間その上限にとどまる必要があります。 これは、必要とされる一時的なスパイクに反応することがないよう、意図的によりゆっくりとしたタイムスケールで実行されます。


          (注)  


          システムは、各スロットのサーバを起動するのに十分な電力をリザーブしています。これは、スロットが空の場合でも同様です。 このリザーブ電力が、より多くの電力を必要とするサーバで使用されることはありません。 電力制限に準拠しないブレードはペナルティを課されるか、シャットダウンされます。


          電源グループの設定

          電源グループ

          電源グループは、すべてが同じ配電ユニット(PDU)から電源を得ているシャーシのセットです。 Cisco UCS Manager では、1 つ以上のシャーシを含む電源グループを作成し、その電源グループに AC ワット単位でピーク電力制限を設定することができます。

          シャーシ レベルの電力制限を設定するには、以下が必要です。
          • IOM、CIMC、および BIOS バージョン 1.4 以上

          • 2 台の PSU

          ピーク電力キャップは、特定の電源グループ内のすべてのブレード サーバで使用可能な最大電力を表すスタティック値です。 電源グループにブレードを追加、または電源グループからブレードを除外し、手動でピーク電力キャップを変更しなかった場合、電源グループはピーク電力キャップを調整して、その電源グループ内のすべてのブレードの基本的な電源投入要件をサポートします。

          最低 AC 1556 ワットが各シャーシに設定されます。 これは、満載したシャーシに電源を供給するために必要な最低電力量である DC 電力 1400 ワットに変換されます。

          シャーシが電源グループに追加されると、シャーシ内のブレードに関連付けられているすべてのサービス プロファイルもその電源グループの一部になります。 同様に、シャーシに新規ブレードを追加すると、そのブレードは、当然のこととして、シャーシの電源グループの一部になります。

          (注)  


          電源グループの作成は、サーバ プールの作成とは異なります。 ただし、電源修飾子を作成してサーバ プール ポリシーに追加することで、サーバ プールに同じ電源グループのメンバを組み入れることができます。


          シャーシを除外または削除すると、そのシャーシは電源グループから削除されます。

          次の表は、電源バジェットの割り当て時および電源グループとの連動時に、表示される可能性のあるエラー メッセージを示しています。
          エラー メッセージ Cause 推奨処置
          Insufficient budget for power group POWERGROUP_NAME

          このメッセージは、シャーシに電力制限を割り当てる際に最小限度を満たしていない場合に表示されます。

          電力制限を AC 1556 ワット(DC 1400 ワット)以上に増加します。

          Insufficient power available to discover server Chassis ID/BladeID

          このメッセージは、新しいブレードの導入時にブレードの検出に使用可能なブート電力が不十分な場合に表示されます。

          次のいずれかを実行して、電源バジェットを再度割り当てることができます。
          • 電源グループ内のシャーシまたはブレードを削除または解放します。

          • グループの電源バジェットを増加します。

          • グループのブレードに関連付けられている優先順位を下げます。

          電源グループの作成

          はじめる前に

          グローバル電力割り当てポリシーが [Global Policies] タブで [Policy Driven Chassis Group Cap] に設定されていることを確認します。

          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
            ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
            ステップ 4   [Power Groups] サブタブをクリックします。
            ステップ 5   テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。

            [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。

            ステップ 6   [Create Power Group] ウィザードの最初のページで、次のフィールドに値を入力します。
            1. 電源グループの一意の名前および説明を入力します。

              この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

            2. [Next] をクリックします。
            ステップ 7   [Create Power Group] ウィザードの [Add Chassis Members] ページで、次の手順を実行します。
            1. [Chassis] テーブルで、電源グループに含める 1 つ以上のシャーシを選択します。
            2. 電源グループに含まれるすべてのシャーシを表示する [Selected Chassis] テーブルにシャーシを追加するには、[>>] ボタンをクリックします。

              電源グループから 1 つ以上のシャーシを除外するには、[<<] ボタンを使用します。

            3. [Next] をクリックします。
            ステップ 8   [Create Group Wizard] の [Power Group Attributes] ページで、次の手順を実行します。
            1. 次のフィールドに入力します。
              名前 説明

              [Power Cap] フィールド

              電源グループで使用可能な最大ピーク時電力(W)。

              0 ~ 10000000 の整数を入力します。

              [Enable Dynamic Reallocation] フィールド

              次のいずれかになります。

              • [Chassis]:Cisco UCS は電力消費量をモニタし、電力使用量の最大化に適合するようにブレードの割り当てを変更します。

              • [None]:ブレードの割り当ては動的に調整されません。

            2. [Finish] をクリックします。

            電源グループへのシャーシの追加

            手順
              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
              ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
              ステップ 3   [Work] ペインで、[Power Groups] タブをクリックします。
              ステップ 4   シャーシを追加する電源グループを右クリックし、[Add Chassis Members] を選択します。
              ステップ 5   [Add Members Chassis] ダイアログ ボックスで、次のようにします。
              1. [Chassis] テーブルで、電源グループに含める 1 つ以上のシャーシを選択します。
              2. 電源グループに含まれるすべてのシャーシを表示する [Selected Chassis] テーブルにシャーシを追加するには、[>>] ボタンをクリックします。

                電源グループから 1 つ以上のシャーシを除外するには、[<<] ボタンを使用します。

              3. [OK] をクリックします。

              電源グループからのシャーシの削除

              手順
                ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
                ステップ 3   [Work] ペインで、[Power Groups] タブをクリックします。
                ステップ 4   シャーシを削除する電源グループを展開します。
                ステップ 5   電源グループから削除するシャーシを右クリックし、[Delete] を選択します。
                ステップ 6   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

                電源グループの削除

                手順
                  ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                  ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
                  ステップ 3   [Work] ペインで、[Power Groups] タブをクリックします。
                  ステップ 4   削除する電源グループを右クリックして、[Delete] を選択します。
                  ステップ 5   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

                  電源制御ポリシーの設定

                  電源制御ポリシー

                  Cisco UCS は、電力制御ポリシーの優先順位設定をブレードのタイプおよび設定と共に使用して、シャーシ内の各ブレードに対する初期電力割り当てを計算します。 通常の動作中、シャーシ内のアクティブなブレードは、同じシャーシ内のアイドル ブレードから電力を借りることができます。 すべてのブレードがアクティブで、電力制限に到達した場合は、優先順位が高い電力制御ポリシーを備えたサービス プロファイルが、優先順位の低い電力制御ポリシーを備えたサービス プロファイルよりも優先されます。

                  優先順位は 1 ~ 10 の段階にランク付けされており、1 が最も高い優先順位、10 が最も低い優先順位を表します。 デフォルトの優先順位 5 です。

                  ミッション クリティカルなアプリケーションには、no-cap という特殊な優先順位も使用できます。 優先順位を no-cap に設定すると、Cisco UCS が特定のサーバの未使用電力を利用するのを回避できます。 この設定を行うと、サーバ タイプに対して許可されている最大の電力容量がサーバに割り当てられます。


                  (注)  


                  このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。


                  電力制御ポリシーの作成

                  手順
                    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。
                    ステップ 2   [Servers] タブで、[Servers] > [Policies] を展開します。
                    ステップ 3   ポリシーを作成する組織のノードを展開します。

                    システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。

                    ステップ 4   [Power Control Policies] を右クリックし、[Create Power Control Policy] を選択します。
                    ステップ 5   [Create Power Control Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
                    名前 説明

                    [名前] フィールド

                    ポリシーの名前。

                    この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                    [説明] フィールド

                    ポリシーの説明。 ポリシーが使用される場所と条件についての情報を含めることを推奨します。

                    256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。

                    [Power Capping] フィールド

                    電源グループ内の電源に対する要求が電源を超える場合のサーバの処理。 次のいずれかになります。

                    • [No Cap]:電源グループ内の他のサーバの所要電力に関係なく、サーバはフル キャパシティで動作します。

                    • [cap]:サーバ グループ内の他のサーバに対するサーバの相対的なプライオリティに基づいて、最小限の電力容量がサーバに割り当てられます。 より多くの電力が使用可能になった場合、Cisco UCS は、電力を制限されていたサーバがそれまで以上の電力を使用することを許可します。 電源グループに供給される総電力量が低下した場合には、割り当てられる電力が低下します。

                    [cap] を選択すると、[Priority] フィールドが Cisco UCS Manager GUI によって表示されます。

                    [Priority] フィールド

                    電源の制限が有効な場合の、電源グループ内におけるサーバのプライオリティ。

                    1 ~ 10 の整数を入力します。ここで、最も高いプライオリティは 1 です。

                    ステップ 6   [OK] をクリックします。

                    次の作業

                    ポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含めます。

                    電力制御ポリシーの削除

                    手順
                      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。
                      ステップ 2   [Servers] タブで、[Servers] > [Policies] > [Organization_Name] を展開します。
                      ステップ 3   [Power Control Policies] ノードを展開します。
                      ステップ 4   削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。
                      ステップ 5   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

                      手動ブレード レベル電力制限の設定

                      手動によるブレード レベルの電力制限

                      手動によるブレード レベルの電力制限がグローバル制限ポリシーで設定されている場合は、Cisco UCS ドメイン ドメインの各ブレード サーバに対して電力制限を設定できます。

                      次の設定オプションを使用できます。

                      イネーブル

                      サーバが一度に消費可能な最大電力量を指定できます。 この最大値には、0 ~ 1100 W の任意の量を指定できます。

                      ディセーブル

                      サーバに対して電力使用量の制限を課しません。 サーバは、必要なだけ電力を使用できます。

                      サーバの電力使用量が瞬間的に上昇し、設定されている最大値以上になった場合でも、Cisco UCS Manager によってサーバが切断またはシャットダウンされることはありません。 代わりに、Cisco UCS Manager は、サーバにとって適切な量まで電力を低減します。 この削減により、サーバの速度(CPU 速度など)が低下する可能性があります。


                      (注)  


                      手動によるブレード レベル電力制限は、[Equipment] > [Policies] > [Global Policies] > [Global Power Allocation Policy] の順に設定します。電力制御ポリシーで設定された優先順位は関係ありません。


                      サーバのブレード レベル電力制限の設定

                      はじめる前に

                      グローバル電力割り当てポリシーが [Global Policies] タブで [Manual Blade Level Cap] に設定されていることを確認してください。

                      手順
                        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                        ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis Number] > [Servers] を展開します。
                        ステップ 3   電力使用量を設定するサーバを選択します。
                        ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                        ステップ 5   [Power Budget] 領域で次の手順を実行します。
                        1. 見出しの右側の [Expand] アイコンをクリックしてフィールドを表示します。
                        2. 次のフィールドに入力します。
                          名前 説明

                          [Admin Status] フィールド

                          このサーバが電力制限されているかどうか。 次のいずれかになります。

                          • [Unbounded]:どのような場合でもサーバは電力制限されません。

                          • [Enabled]:Cisco UCS Manager GUI に [Watts] フィールドが表示されます。

                          (注)     

                          電力制限は、要求を満たす十分な電力がシャーシにない場合にのみ有効になります。 十分な電力がある場合、サーバは必要なだけ電力を使用できます。

                          [Watts] フィールド

                          要求を満たす十分な電力がシャーシにない場合に、サーバが使用できる最大ワット数です。

                          0 ~ 10000000 の整数を入力します。

                        ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

                        ブレード レベル電力制限の表示

                        手順
                          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                          ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                          ステップ 3   サーバ電力使用量を表示するシャーシを選択します。
                          ステップ 4   次のどちらかを実行します。
                          • シャーシ内のすべてのサーバの電力使用量を表示するには、[Work] ペインの [Power] タブをクリックします。
                          • シャーシ内の 1 台のサーバの電力使用量を表示するには、シャーシを展開して目的のサーバをクリックします。 その後、[Work] ペインの [Power] タブをクリックします。
                          ステップ 5   必要に応じて [Motherboards] ノードを展開し、電力カウンタを表示します。